JPH1016620A - リヤシ−トバックのヒンジ構造 - Google Patents

リヤシ−トバックのヒンジ構造

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JPH1016620A
JPH1016620A JP17627496A JP17627496A JPH1016620A JP H1016620 A JPH1016620 A JP H1016620A JP 17627496 A JP17627496 A JP 17627496A JP 17627496 A JP17627496 A JP 17627496A JP H1016620 A JPH1016620 A JP H1016620A
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JP
Japan
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hinge shaft
side hinge
seat back
bracket
frame
Prior art date
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JP17627496A
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English (en)
Inventor
Akemasa Aoyama
明正 青山
Kazunori Kuse
和則 久瀬
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Araco Co Ltd
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Araco Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両ボディに対するシ−トバックの組付け性
の向上を図る。 【解決手段】 シ−トバック1のフレ−ム2には、その
下部のサイド側にサイドヒンジ軸4が突設される一方、
サイドヒンジ軸4に対するサイドヒンジブラケット31
は、車両ボディのサイド部30に取付けられるブラケット
本体32と、そのブラケット本体32に取付けられる支持プ
レ−ト41とを備える。ブラケット本体32にはサイドヒン
ジ軸4が上方から差込まれる開口部を有する第1軸受凹
部36が形成される。支持プレ−ト41には第1軸受凹部36
と協働してサイドヒンジ軸4を回動可能に支持する第2
軸受凹部42が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両ボディに対
しリヤシ−トのシ−トバックを起倒可能に組付けるため
のヒンジ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両ボディに対しリヤシ−トのシ
−トバックを起倒可能に組付けるためのヒンジ構造とし
ては、図10に示すものがある。これにおいては、シ−
トバックが左右に二分割され、そのフレ−ム102 が合成
樹脂材のブロ−成形によって所要とする形状に形成され
ている。そして、各フレ−ム102 がそれぞれクッション
パッドを介してカバ−によって被覆されることで、左右
に独立したシ−トバックが構成される。前記シ−トバッ
クを、そのフレ−ム102 において車両ボディに起倒可能
に取付けるために、フレ−ム102 の背面下部の幅方向両
端部には、図11に示すように取付用ナット103 を有す
る取付プレ−ト104 がそれぞれ内設されている。
【0003】前記両フレ−ム102 のセンタ側の取付プレ
−ト104 には、センタヒンジプレ−ト105 がボルト106
によってそれぞれ取付けられ、その両センタヒンジプレ
−ト105 には横方向のセンタヒンジ軸107 によって左右
の両センタヒンジブラケット108 がそれぞれ組付けられ
る。そして、両センタヒンジブラケット108 はボルト10
9 によって車両ボディの床面にそれぞれ取付けられる。
また、両フレ−ム102 のサイド側の取付プレ−ト104 に
は、サイドヒンジプレ−ト110 がボルト111 によってそ
れぞれ取付けられ、これら両サイドヒンジプレ−ト110
には、センタヒンジ軸107 と同一中心線上に位置合せし
ながらサイドヒンジ軸112 によってサイドヒンジブラケ
ット113 が取付けられる。そして、車両ボディのサイド
部に対し、前記サイドブラケット113 がボルト114 によ
って取付けられることで、車両ボディに対しシ−トバッ
クが起倒可能に組付けられるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来のヒンジ構造にあってはまず、シ−トバックにおける
フレ−ム102 のサイド側の取付プレ−ト104 にサイドヒ
ンジプレ−ト110 をボルト111 によって取付けるととも
に、そのサイドヒンジプレ−ト110 に対しセンタヒンジ
軸107 と同一中心線上に位置合せしながらサイドヒンジ
軸112 によってサイドヒンジブラケット113 を組付けた
後、そのサイドヒンジブラケット113 をボルト114 によ
って車両ボディのサイド部に取付けなければならず、前
記サイドヒンジ軸112 の位置合せ作業が厄介であり、し
かも車両ボディのサイド部に対しサイドヒンジブラケッ
ト113 をボルト114 によって取付ける際、シ−トバック
が妨害物となり、その作業が困難となった。この発明の
目的は、前記従来の問題点に鑑み、車両ボディに対する
シ−トバックの組付け性の向上を図ることができるリヤ
シ−トバックのヒンジ構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係るリヤシ−トバックのヒンジ構
造は、車両ボディに対しリヤシ−トのシ−トバックを起
倒可能に組付けるためのヒンジ構造であって、前記シ−
トバックのフレ−ムには、その下部のサイド側にサイド
ヒンジ軸が突設される一方、前記サイドヒンジ軸に対す
るサイドヒンジブラケットは、前記車両ボディのサイド
部に取付けられるブラケット本体と、そのブラケット本
体に取付けられる支持プレ−トとを備え、前記ブラケッ
ト本体には前記サイドヒンジ軸が上方から差込まれる開
口部を有する第1軸受凹部が形成され、前記支持プレ−
トには前記第1軸受凹部と協働して前記サイドヒンジ軸
を回動可能に支持する第2軸受凹部が形成されているこ
とを特徴とする。
【0006】したがって、車両ボディに対しリヤシ−ト
のシ−トバックを起倒可能に組付ける場合、あらかじ
め、車両ボディのサイド部の所定位置にサイドヒンジブ
ラケットのブラケット本体が取付けられる。次に、シ−
トバックのフレ−ムの下部サイド側に突設された、サイ
ドヒンジ軸が、前記ブラケット本体の第1軸受凹部の開
口部の上方から差込まれた後、ブラケット本体に支持プ
レ−トが取付けられることで、その支持プレ−トの第2
軸受凹部と前記第1軸受凹部によってサイドヒンジ軸が
回動可能に支持される。
【0007】このようにして、あらかじめ、車両ボディ
のサイド部に取付けられたサイドヒンジブラケットにお
けるブラケット本体の第1軸受凹部の開口部の上方から
その第1軸受凹部にサイドヒンジ軸を容易に差込むこと
ができるとともに、サイドヒンジ軸をシ−トバックのフ
レ−ムに一体状に突設することができる。このため、従
来と異なり、シ−トバックのフレ−ムに内設された取付
プレ−トに対し、サイドヒンジプレ−ト、サイドヒンジ
軸及びサイドヒンジブラケットを位置合せして取付ける
必要性を解消することができるとともに、サイドヒンジ
ブラケットを車両ボディのサイド部に取付ける際、シ−
トバックが妨害物となる不具合も解消することができ
る。
【0008】また請求項2の発明に係るリヤシ−トバッ
クのヒンジ構造は、請求項1の記載のリヤシ−トバック
のヒンジ構造において、ブラケット本体及び支持プレ−
トとサイドヒンジ軸との間にはそのサイドヒンジ軸の抜
止めをなす抜止め手段が設けられていることを特徴とす
る。したがって、抜止め手段によってサイドヒンジ軸が
不測に抜出る不具合を防止することができる。
【0009】請求項3の発明に係るリヤシ−トバックの
ヒンジ構造は、請求項2に記載のリヤシ−トバックのヒ
ンジ構造において、シ−トバックのフレ−ムの下部幅方
向には、補強兼用パイプ材が内設され、そのパイプ材の
端部が前記フレ−ムのサイド側に所定長さだけ突出さ
れ、そのパイプ材の突出部分をサイドヒンジ軸とし、そ
のサイドヒンジ軸の端部外周に抜止め手段としてのフラ
ンジが形成されていることを特徴とする。したがって、
シ−トバックのフレ−ムに内設された補強兼用のパイプ
材の突出部分によってサイドヒンジ軸が構成されること
で、部品点数を軽減することができるとともに、フレ−
ムの剛性を高めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1〜図9にしたがって説明する。図1〜図3において、
車両のリヤシ−トのシ−トバック1は左右に分割構成さ
れ、これらシ−トバック1のフレ−ム2は、合成樹脂材
のブロ−成形によってそれぞれ個別に形成されている。
これら両フレ−ム2の下部には、補強兼用の断面円形の
パイプ材3が各フレ−ム2のブロ−成形と同時に、その
幅方向の全幅にわたってインサ−トされている。各パイ
プ材3の長手方向両端部は、各フレ−ム2の幅方向両端
面より、それぞれ所定長さだけ突設されており、各フレ
−ム2のサイド側に突出された部分によってサイドヒン
ジ軸4が構成され、各フレ−ム2の対向するセンタ側に
突出された部分によってセンタヒンジ軸5が構成されて
いる。 さらに、サイドヒンジ軸4及びセンタヒンジ軸
5の各軸端部外周面には、抜止め手段としてのフランジ
6,7がそれぞれ形成されている。
【0011】また、図1と図3に示すように、前記各パ
イプ材3の外周面には、所定の間隔ピッチで平坦面3aが
形成され、各平坦面3aが形成される部分ではパイプ材3
の全周囲を被覆するようにしてフレ−ム2がブロ−成形
されることで、フレ−ム2に対し回り止め及び抜け止め
されてパイプ材3がインサ−トされている。
【0012】前記各フレ−ム2は、図示しないクッショ
ンパッド及びシ−トカバ−(図1において鎖線に示す)
8によって被覆され、これによってシ−トバック1が左
右に分割構成される。そして、シ−トバック1は、セン
タヒンジ軸5に対するセンタヒンジ機構11と、サイドヒ
ンジ軸4に対する左右のサイドヒンジブラケット31によ
って車両ボディに組付けられ、センタヒンジ軸5及びサ
イドヒンジ軸4を中心として回動操作されることで、リ
ヤシ−トのシ−トクッション(図示しない)上に倒され
る位置と、シ−トクッションの後部に起立される位置と
に起倒可能になっている。
【0013】図7〜図9に示すように、前記センタヒン
ジ機構11は、センタヒンジベ−ス12、センタヒンジケ−
ス19及びスライドブロック24を主体として構成されてい
る。センタヒンジベ−ス12は、脚部13と、脚部13の左右
両側部下端に張出された取付フランジ14と、脚部13の上
端に設けられたベ−スプレ−ト15とを備えている。そし
て、センタヒンジベ−ス12は、その取付フランジ14にお
いて、ボルト16によって車両ボディの床面の所定位置に
取付けられる。センタヒンジベ−ス12のベ−スプレ−ト
15の上面には、センタヒンジケ−ス19が、その下端部の
左右に張出された取付フランジ20においてボルト・ナッ
ト17,18によって取付けられている。センタヒンジケ−
ス19には、左右2つに独立したケ−ス部21を有し、各ケ
−ス部21には、下端が開口された収納室22がそれぞれ形
成されている。さらに、各ケ−ス部21の後側上部には、
各センタヒンジ軸5が挿脱可能に差込まれる切欠き状の
軸受凹部23がそれぞれ形成されている。これら軸受凹部
23は後方に向けて上抜き傾斜状をなして開口され、その
底部23a は、センタヒンジ軸5の外径に対応する半円弧
状に形成されている。
【0014】前記各ケ−ス部21の収納室22には、センタ
ヒンジ軸5が挿脱可能に嵌込まれる後方開口の嵌込み部
25を有して略コの字状をなすスライドブロック24が同収
納室22の下端開口部からそれぞれ嵌込まれて前後方向に
移動可能に収納される。さらに、スライドブロック24
は、各ケ−ス部21の側壁に貫設された長孔26と、その長
孔26及びスライドブロック24の貫通孔24a にわたって嵌
挿されたストッパピン27によって前後方向に移動案内さ
れるとともに、ばね28によって後方に向けて弾発されて
いる。そして、スライドブロック24がストッパピン27と
長孔26を介してばね28の弾発力に抗して前方位置に配置
されることで、センタヒンジ軸5がケ−ス部21の軸受凹
部23に差込み可能とされている。さらに、スライドブロ
ック24がばね28の弾発力によって後方位置に配置保持さ
れることで、そのスライドブロック24の嵌込み凹部25内
にセンタヒンジ軸5が嵌込まれ、前記軸受凹部23と嵌込
み凹部25との協働によって前記センタヒンジ軸5が抜止
めされて回動可能に支持されるようになっている。
【0015】図4〜図6に示すように、シ−トバック1
のサイドヒンジ軸4を回動可能に支持するためのサイド
ヒンジブラケット31は、ブラケット本体32と支持プレ−
ト41とを主体として構成されている。ブラケット本体32
は、車両ボディのサイドパネル(タイヤハウス部)30に
平行する基板部33と、その基板部33の前後両端からサイ
ドパネル30に向けて直角状に折曲げられた壁部34と、そ
の壁部34の先端からサイドパネル30に沿って張出された
取付フランジ35とを一体に備え、基板部33には、サイド
ヒンジ軸4が上方から差込まれる開口部を有する第1軸
受凹部36が切欠き状に形成されている。この第1軸受凹
部36の床面36a はサイドヒンジ軸4の下半部外周面に対
応する半円形に形成されている。さらに、両取付フラン
ジ35は、基板部22の上端から所定長さだけ上方に延出さ
れており、その取付フランジ35の延長部分には、支持プ
レ−ト41を取付けるための前後一対の取付片37が対向状
に形成されている。
【0016】前記一対の取付片37の間に跨がってボルト
40によって取付けられる支持プレ−ト41は、略方形の平
板材によって形成され、その中央部には、前記第1軸受
凹部36と協働してサイドヒンジ軸4を回動可能に支持す
るための下端開口の第2軸受凹部42が切欠き状に形成さ
れている。この第2軸受凹部42の上面42a はサイドヒン
ジ軸4の上半部外周面に対応する半円形に形成されてい
る。
【0017】この実施の形態は上述したように構成され
る。したがって、車両ボディに対しリヤシ−トのシ−ト
バック1を組付ける場合、まず、車両ボディの床面の所
定位置にセンタヒンジ機構11が、そのセンタベ−ス12の
取付フランジ14においてボルト16によって取付けられ
る。また、車両ボディのサイドパネル30に、サイドヒン
ジブラケット31のブラケット本体32が、その取付フラン
ジ35においてボルト・ナット38,39によって取付けられ
る。このとき、センタヒンジ機構11の両ケ−ス部21に形
成された軸受凹部23の中心と、ブラケット本体32の第1
軸受凹部36の中心が同一中心線上において位置合せされ
る。前記車両ボディのサイドパネル30に対するブラケッ
ト本体32の取付け及び位置合せ作業は、シ−トバック1
に関係することなく容易にかつ正確に行うことができ
る。
【0018】次に、シ−トバック1のセンタヒンジ軸5
がセンタヒンジ機構11におけるセンタヒンジケ−ス19の
軸受凹部23に差込まれる。このとき、スライドブロック
24がばね28の弾発力に抗して前方位置に配置され、前記
センタヒンジ軸5が軸受凹部23の底面23a まで差込まれ
たところで、スライドブロック24が解放される。する
と、スライドブロック24がばね28の弾発力によって後方
位置まで移動され、そのスライドブロック24の嵌込み部
25が前記センタヒンジ軸5に嵌込まれる。そして前記軸
受凹部23と嵌込み部25によってセンタヒンジ軸5が抜止
めされて回動可能に支持される。
【0019】一方、前記シ−トバック1のサイドヒンジ
軸4は、サイドヒンジブラケット31におけるブラケット
本体32の第1軸受凹部36に対し、その上方開口部から差
込まれる。その後、支持プレ−ト41の第2軸受凹部42が
前記サイドヒンジ軸4の上半部外周面に差込まれて、同
支持プレ−ト41が前記ブラケット本体32の取付片37にボ
ルト40によって取付けられることで、サイドヒンジ軸4
が回動可能に支持され、これによって、車両ボディに対
するシ−トバック1の組付け作業が完了する。
【0020】前記したように、車両ボディに対しシ−ト
バック1が組付けられた状態において、図9に示すよう
に、センタヒンジ軸5のフランジ7は、センタヒンジケ
−ス19の側壁面に当接して係合する一方、図6に示すよ
うに、サイドヒンジ軸4のフランジ6が支持プレ−ト41
の側面に当接して係合することで、各ヒンジ軸4,5の
軸方向の移動を確実に防止することができ、軸方向に抜
出る不具合が生じない。さらに、センタヒンジ軸5及び
サイドヒンジ軸4は、シ−トバック1のフレ−ム2の下
部に内設された補強兼用のパイプ材3の両端の突出部分
によってそれぞれ構成されるため、センタヒンジ軸5と
サイドヒンジ軸4とを中心合せする必要性がなく、かつ
部品点数や組付け工数も減らすことができ、コスト低減
を図ることができる。
【0021】また、シ−トバック1のフレ−ム2の下部
に内設されたパイプ材3によって、そのフレ−ム2の剛
性を高めることができるため、車両の急停止等におい
て、荷室側に搭載された荷物がシ−トバック1の下部に
衝突しても、そのシ−トバック1を荷物の衝突荷重に充
分耐える強度になすことができる。また、サイドヒンジ
軸4が車両の幅方向に貫通状態で設定されているため側
面衝突に対応可能な強度にすることができる。
【0022】なお、前記実施の形態においては、シ−ト
バック1が左右に分割構成される場合を例示したが、こ
れに限るものではなく、シ−トバック1が車幅方向に一
体に形成される構造であってもよい。この場合には、セ
ンタヒンジ軸5やセンタヒンジ機構11は設けなくてもよ
い。また、前記実施の形態では、サイドヒンジブラケッ
ト31に対するサイドヒンジ軸4の抜止め手段として、サ
イドヒンジ軸4の端部外周面にフランジ6が形成される
場合を例示したがこれに限るものではない。例えば、サ
イドヒンジ軸4を中実軸によって構成し、その外周面に
抜止め手段としての溝を凹設してもよい。ただし、この
場合には、サイドヒンジブラケット31の支持プレ−ト41
又はブラケット本体32の一部が前記溝に差込まれる構造
とする。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
車両ボディのサイド部にサイドヒンジブラケットを取付
けるときに、シ−トバックが妨害物となる不具合を解消
することができるとともに、サイドヒンジ軸をシ−トバ
ックのフレ−ムに一体に突設することができ、車両ボデ
ィに対するシ−トバックの組付け性の向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態におけるリヤシ−トバッ
クとそのヒンジ構造を分離した状態を示す斜視図であ
る。
【図2】同じく図1のII−II線に基づく断面図である。
【図3】同じく図1のIII −III 線に基づく断面図であ
る。
【図4】同じくサイドヒンジブラケットとシ−トバック
のフレ−ムのサイドヒンジ軸とを分離して示す斜視図で
ある。
【図5】同じくサイドヒンジブラケットとサイドヒンジ
軸とを組付けた状態を示す斜視図である。
【図6】同じくサイドヒンジブラケットとサイドヒンジ
軸とを組付けた状態を示す断面図である。
【図7】同じくセンタヒンジ機構を分離して示す斜視図
である。
【図8】同じくセンタヒンジ機構とセンタヒンジ軸とを
組付けた状態を示す縦断面図である。
【図9】同じくセンタヒンジ機構とセンタヒンジ軸とを
組付けた状態を示す横断面図である。
【図10】従来のリヤシ−トバックフレ−ムとそのヒン
ジ構造を分離した状態を示す斜視図である。
【図11】同じく図10のXI−XI線に基づく断面図であ
る。
【符号の説明】
1 シ−トバック 2 フレ−ム 3 パイプ材 4 サイドヒンジ軸 6 フランジ 11 センタヒンジ機構 31 サイドヒンジブラケット 32 ブラケット本体 36 第1軸受凹部 41 支持プレ−ト 42 第2軸受凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ボディに対しリヤシ−トのシ−トバ
    ックを起倒可能に組付けるためのヒンジ構造であって、 前記シ−トバックのフレ−ムには、その下部のサイド側
    にサイドヒンジ軸が突設される一方、 前記サイドヒンジ軸に対するサイドヒンジブラケット
    は、前記車両ボディのサイド部に取付けられるブラケッ
    ト本体と、そのブラケット本体に取付けられる支持プレ
    −トとを備え、前記ブラケット本体には前記サイドヒン
    ジ軸が上方から差込まれる開口部を有する第1軸受凹部
    が形成され、 前記支持プレ−トには前記第1軸受凹部と協働して前記
    サイドヒンジ軸を回動可能に支持する第2軸受凹部が形
    成されていることを特徴とするリヤシ−トバックのヒン
    ジ構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載のリヤシ−トバックのヒ
    ンジ構造において、ブラケット本体及び支持プレ−トと
    サイドヒンジ軸との間にはそのサイドヒンジ軸の抜止め
    をなす抜止め手段が設けられていることを特徴とするリ
    ヤシ−トバックのヒンジ構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のリヤシ−トバックのヒ
    ンジ構造において、シ−トバックのフレ−ムの下部幅方
    向には、補強兼用パイプ材が内設され、そのパイプ材の
    端部が前記フレ−ムのサイド側に所定長さだけ突出さ
    れ、そのパイプ材の突出部分をサイドヒンジ軸とし、そ
    のサイドヒンジ軸の端部外周に抜止め手段としてのフラ
    ンジが形成されていることを特徴とするリヤシ−トバッ
    クのヒンジ構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006247066A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Mazda Motor Corp 車両のシートバックフレーム構造
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