JPH09201558A - 塗布装置 - Google Patents

塗布装置

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Publication number
JPH09201558A
JPH09201558A JP8012605A JP1260596A JPH09201558A JP H09201558 A JPH09201558 A JP H09201558A JP 8012605 A JP8012605 A JP 8012605A JP 1260596 A JP1260596 A JP 1260596A JP H09201558 A JPH09201558 A JP H09201558A
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JP
Japan
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container
attached
holder
support base
upper holder
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Application number
JP8012605A
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English (en)
Inventor
Tadao Okazaki
忠雄 岡崎
Yoshikazu Maehara
由和 前原
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TECHNO KAPURA KK
Original Assignee
TECHNO KAPURA KK
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Publication date
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Priority to KR1019960033533A priority patent/KR970060440A/ko
Priority to KR1019960033534A priority patent/KR100205334B1/ko
Priority to US08/788,498 priority patent/US5829689A/en
Priority to CN97101899A priority patent/CN1080599C/zh
Publication of JPH09201558A publication Critical patent/JPH09201558A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K3/00Tools, devices, or special appurtenances for soldering, e.g. brazing, or unsoldering, not specially adapted for particular methods
    • B23K3/06Solder feeding devices; Solder melting pans
    • B23K3/0607Solder feeding devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2101/00Articles made by soldering, welding or cutting
    • B23K2101/36Electric or electronic devices

Abstract

(57)【要約】 【課題】 はんだや接着剤などの流動物質を収容する容
器を高速で上下動し得るようにして、塗布作業の作業能
率を向上する。 【解決手段】 流動物を塗布する塗布位置とこれから離
れた位置との間を水平方向に移動自在の支持台30を有
し、この支持台30には下ホルダー36が上下方向に摺
動自在に取り付けられており、先端に流動物を吐出する
ニードル26を有し内部に流動物を収容する容器44の
先端部が下ホルダー36に支持される。支持台30には
上下方向に摺動自在かつ回転自在に上ホルダー42が取
り付けられ、この上ホルダー42により容器44の基端
部が固定される。容器44は上下動手段によって上下動
自在となっており、上ホルダー42に取り付けられた従
動歯車43と噛み合う駆動歯車軸を回転することにより
回転自在となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置などの電
子部品をプリント基板に接着するためのクリームはんだ
や接着剤などの流動物質を塗布する塗布技術に関する。
【0002】
【従来の技術】実装基板を構成するためのプリント基板
に対してICやLSI等の半導体装置、ダイオード、コ
ンデンサ、さらに抵抗などの電子部品を自動的に搭載す
るために電子部品搭載装置が使用される。これらの電子
部品をプリント基板に固定するために、接着剤やクリー
ムはんだが使用され、クリームはんだをプリント基板に
塗布した後に、塗布によって盛り付けられたはんだの部
分に半導体装置などの電子部品を押し付けることによ
り、電子部品はプリント基板に固定されることになる。
【0003】クリームはんだは、はんだペーストとも言
われ、微粉末はんだと活性フラックスとを配合し、混合
させることによって形成されたペースト状のはんだであ
り、電子部品を接着固定する前の状態にあっては所定の
粘着性と、流動性とを有している。このようなクリーム
はんだを用いて電子部品をプリント基板に固定するに
は、容器からプリント基板に滴下して塗布した後に、滴
下されたクリームはんだに電子部品を押し付けることに
より、リフローはんだ付けが達成される。
【0004】プリント基板に自動的にクリームはんだを
塗布するために、はんだが収容されたはんだ容器を搭載
ヘッドとともに部品搭載装置に装着するようにしてい
る。部品搭載装置は、プリント基板を案内して所定の位
置でこれを位置決めするガイドレールと、プリント基板
に搭載される複数の電子部品を保持する部品ステージと
を有しており、はんだ容器と搭載ヘッドはガイドレール
の上方でXY二軸方向に水平移動するようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年にあっては、プリ
ント基板に対して多数の電子部品を迅速に搭載し得るよ
うにして、電子機器の製造効率を向上することが望まれ
ている。これまでに開発されたはんだ塗布装置は、搭載
ヘッドの移動に伴ってはんだの容器が塗布位置まで移動
する過程では容器を上昇移動させておき、塗布位置とな
ったときに容器を下降移動するために、空気圧シリンダ
が用いられていた。しかしながら、空気圧シリンダによ
って容器を上下動する場合には、容器を高速で上下動す
ることができず、容器の上下動速度に限度があった。
【0006】容器にはその下端部にクリームはんだを塗
布する針つまりニードルが設けられており、塗布装置に
よっては容器に2本のニードルが設けられたものがあ
る。そのような容器からはんだを塗布する場合には、容
器を回転させる必要があり、従来技術では、その回転手
段を空気圧シリンダによって上下動する部材に取り付け
るようにしている。このため、上下動する部材の重量が
かさみ、容器の高速移動を妨げている。このような点か
ら、電子機器の製造効率を向上する上で、容器の上下動
速度を向上し得るようにすることが重要な解決課題であ
った。
【0007】また、はんだを収容する容器は、はんだの
種類などに応じて種々のサイズのものが使用されてお
り、搭載ヘッドに装着される容器の種類に応じて、支持
部品などを交換するようにしており、その交換作業にも
時間がかかっている。
【0008】本発明の目的は、はんだや接着剤などの流
動物質を収容する容器を高速で上下動し得るようにし
て、塗布作業の作業能率を向上することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、次の通
りである。
【0011】すなわち、本発明の塗布装置は流動物を塗
布する塗布位置とこれから離れた位置との間を水平方向
に移動自在の支持台を有し、この支持台には下ホルダー
が上下方向に摺動自在に取り付けられており、先端に流
動物を吐出するニードルを有し内部に流動物を収容する
容器の先端部が下ホルダーに支持される。支持台には上
下方向に摺動自在かつ回転自在に上ホルダーが取り付け
られ、この上ホルダーによって容器の基端部が固定され
る。容器は上下動手段によって上下動自在となってお
り、上ホルダーに取り付けられた従動歯車と噛み合う駆
動歯車軸を回転することによって回転自在となってい
る。また、上ホルダーと下ホルダーはタイロッドにより
相互間の距離を調整自在に連結されるようになってい
る。
【0012】容器は相互に独立した上下のホルダーの間
に挟まれるように保持されるので、長さが相違する複数
の種類の容器を保持することができる。容器の上下動は
上ホルダーに連結されたタイミングベルトを電動モータ
によって駆動することにより迅速になされる。容器を回
転するための電動モータは支持台に取り付けられてお
り、容器の上下動時には容器を回転するための電動モー
タは容器とともに上下動することなく、容器を含めた上
下動部は軽量化され、高速で移動することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施の形態である塗布装
置を有する電子部品搭載装置を示す平面図であり、図2
は図1の正面図である。この電子部品搭載装置は、平行
に配置された2つの水平支持部材1,2を有し、それぞ
れの水平支持部材1,2には図2に示すようにガイドレ
ール3,4が取り付けられている。水平支持部材1,2
に対して直角方向に延びるクロスバー5はその両端部で
ガイドレール3,4に装着されており、ガイドレール
3,4に案内されて水平支持部材1,2に沿ってY方向
に移動自在となっている。このクロスバー5にはこれに
案内されてヘッドユニット6が摺動自在に装着されてお
り、ヘッドユニット6はクロスバー5の延びる方向つま
りX方向に移動自在となっている。
【0015】クロスバー5をY方向に駆動するために、
一方の水平支持部材2にはモータ7により駆動されるボ
ールねじ8が回転自在に取り付けられており、このボー
ルねじ8はクロスバー5の一端部にねじ結合されてい
る。クロスバー5にはこれに平行に連動シャフト10が
設けられており、この連動シャフト10の両端に固定さ
れたピニオンギヤ11,12は、水平支持部材1,2に
固定されたラックギヤ13,14に噛み合っている。し
たがって、モータ7によってボールねじ8を駆動する
と、クロスバー5はY方向に移動することになり、この
移動に伴ってそれぞれのラックギヤ13,14と噛み合
うピニオンギヤ11,12が回転することから、クロス
バー5は水平支持部材1,2に対して所定の直角度を維
持しながらY方向に移動することになる。なお、ラック
ギヤ13は図2に示すガイドレール4の上方に位置して
いる。
【0016】クロスバー5にはヘッドユニット6をX方
向に駆動するためのボールねじ15が回転自在に設けら
れており、このボールねじ15はヘッドユニット6にね
じ結合されている。このボールねじ15はモータ16の
主軸に設けられたプーリーとボールねじ15に設けられ
たプーリーとに掛け渡されたタイミングベルトを介して
駆動されるようになっている。
【0017】水平支持部材1,2の下方には、水平支持
部材1,2に対して直角の方向に相互に平行となって延
びる2本のガイド部材21,22が設けられており、こ
れらのガイド部材21,22はプリント基板20を搬送
するコンベアを形成し、これらのガイド部材21,22
に案内されてプリント基板20がX方向に搬送されるよ
うになっている。プリント基板20はガイド部材21,
22に案内されて所定の基板支持ステージの位置に位置
決めされるようになっている。プリント基板20のサイ
ズに対応させて、一方のガイド部材21は他方のガイド
部材22に対して接近離反移動し得るようになってい
る。
【0018】ガイド部材21,22により形成されるコ
ンベアの両側には、電子部品Wを保持する複数の部品ス
テージ23が設けられている。それぞれの部品ステージ
23における電子部品をプリント基板20に搭載するた
めに、ヘッドユニット6には複数の搭載ヘッド24とプ
リント基板20の所定の位置にクリームはんだを塗布す
るための塗布装置25が設けられている。
【0019】図2に示すように、塗布装置25はクリー
ムはんだを塗布するニードル26を有し、搭載ヘッド2
4は上下方向に摺動自在となった吸着ノズルつまり吸着
ビット27を有している。ニードル26および吸着ビッ
ト27は、クロスバー5を水平支持部材1,2に沿って
Y方向に移動するとともに、ヘッドユニット6をクロス
バー5に沿ってX方向に移動させることにより、結果的
にX,Y二軸の平面内を移動するようになっている。
【0020】したがって、電子部品Wをプリント基板2
0の所定の位置に搭載するには、まず、ニードル26を
上昇させた状態で塗布装置25を搭載位置まで移動し、
この状態でニードル26を下降移動させてクリームはん
だを所定の位置に塗布する。次いで、任意の部品ステー
ジ23における電子部品Wを吸着し、プリント基板20
の所定の位置に搭載する。電子部品Wを吸着する際に
は、吸着ビット27を所定の部品ステージ23に向けて
下降移動させて吸着した後に、吸着ビット27を上昇移
動させながら、吸着ビット27をプリント基板20に塗
布されたクリームはんだの位置に移動する。その位置で
吸着ビット27を下降移動させることにより、電子部品
Wはプリント基板20の所定の位置に接着固定される。
【0021】図3〜図6は図1および図2に示された塗
布装置を拡大して示す図であり、クロスバー5にこれに
沿って摺動自在に装着されたユニット本体6aには支持
台30が固定されており、この支持台30は図6に示さ
れるように上下方向に延びる2つのリブ31を有してい
る。それぞれのリブ31の外側にはガイドレール32が
固定されており、それぞれのガイドレール32に案内さ
れて下側スライダー33と上側スライダー34の上下2
つのスライダーが上下方向に摺動自在に取り付けられて
いる。
【0022】支持台30に固定されたブラケット35a
と下側スライダー33との間には図3に示すように圧縮
コイルばね35が設けられており、このばね35によっ
て下側スライダー33には上方に向かうばね力が付勢さ
れている。この下側スライダー33には図3に示すよう
に下ホルダー36が固定されており、この下側ホルダー
36には図4に示すように、支持ブロック37とラジア
ル軸受38が設けられている。
【0023】一方、上側スライダー34には環状部を有
するリテーナ39が固定され、このリテーナ39の内側
に設けられたラジアル軸受41の内側には、図4に示す
ように、円筒形状の上ホルダー42が回転自在に組み付
けられ、この上ホルダー42には環状の従動歯車43が
固定されている。
【0024】クリームはんだや接着剤が収容された容器
44はシリンジとも言われ、小径の先端部にはクリーム
はんだを吐出するためのニードル26が設けられ、先端
部を下向きとして上下両方のホルダー42,36に装填
して支持されるようになっている。上ホルダー42には
クランプ部材45が取り付けられており、容器44の基
端部に設けられた開口に嵌合する加圧キャップ46がク
ランプ部材45により締結されるようになっている。
【0025】したがって、容器44は基端部が上側とな
って上ホルダー42に支持され、先端部が下ホルダー3
6によって支持された状態となって装填され、装填され
た状態にあっては下ホルダー36は圧縮コイルばね35
によって上方に付勢される。加圧キャップ46には加圧
空気供給用の配管47が接続されており、図外からこの
配管47を介して容器44内には圧縮空気のパルスが供
給され、ニードル26から所定の量のはんだや接着剤が
吐出されるようになっている。
【0026】容器44は相互に分離された上下のホルダ
ー42,36によって支持されるようになっているの
で、相互に長さが相違する複数種類の容器を支持するこ
とができる。下ホルダー36には円筒状のカバー48が
固定されており、このカバー48の内径よりも小さい外
径を有する容器であれば、相互に外径が相違する複数種
類の容器を支持することができる。
【0027】リテーナ39には下方に向けて突出して、
図6に示すようにタイロッド49が取り付けられてお
り、このタイロッド49はねじ部材50によって下側ス
ライダー33に締結されるようになっている。ねじ部材
50を緩めて上ホルダー42と下ホルダー36との距離
を調整することができる。
【0028】容器44を回転するために、図4に示すよ
うに、支持台30には上下方向に延びる駆動歯車軸51
が上下の軸受52,53によって回転自在に取り付けら
れており、駆動歯車軸51にはその全長にわたり歯車が
形成されており、軸方向の任意の位置で従動歯車43が
噛み合うようになっている。支持台30にはモータ54
が取り付けられ、このモータ54のシャフトに固定され
た駆動歯車55はアイドル歯車56を介して駆動歯車軸
51の下端部に噛み合っている。
【0029】したがって、このモータ54を駆動するこ
とによって、駆動歯車軸51、従動歯車43を介して上
ホルダー42が回転し、この上ホルダー42の部分で締
結された容器44が回転することになる。駆動歯車55
の回転角度を検出するために、支持台30にはセンサ5
7が設けられ、駆動歯車55の回転角度を検出すること
よって容器44の回転角度が検出される。
【0030】容器44を上下方向に駆動するために、支
持台30の上端部には電動モータ61が固定されてお
り、このモータ61のシャフトに固定されたプーリー6
2と、このプーリー62の下方に位置させて支持台30
に回転自在に設けられたプーリー63とにはタイミング
ベルト64が掛け渡されている。このタイミングベルト
64には、図5に示すように、締結具65がねじ止めさ
れており、この締結具65は連結部材65aによって上
ホルダー42に連結されている。
【0031】したがって、モータ61によりタイミング
ベルト64を駆動することにより、締結具65を介して
上ホルダー42を上下方向に駆動すると、容器44は上
下方向に駆動されることになる。このように、空気圧シ
リンダによることなく、モータ61によって容器44を
上下動することにより、高速で容器44を上下動するこ
とが可能となり、特に、容器44を回転させるためのモ
ータ54は容器44とともに上下動することがないの
で、容器44を含めて上下動する部材は上下のホルダー
42,36のみであり、全体的に軽量となることから
も、迅速に容器44を上下動させることが可能となる。
【0032】前記した塗布装置によってプリント基板2
0の所定の位置にクリームはんだや接着剤を塗布する手
順について説明する。
【0033】プリント基板20の所定の位置にクリーム
はんだや接着剤を塗布するには、図3および図4に示す
ように、容器44を上昇させた状態のもとで、図1に示
すクロスバー5をY軸方向に移動させるとともに、ヘッ
ドユニット6をX軸方向に移動させる。このようにして
ヘッドユニット6に設けられた塗布装置25のニードル
26が塗布位置まで位置決めされたならば、モータ61
を駆動して容器44を下降移動させる。容器44が下降
移動してニードル26が下降限位置となった状態は、図
4において二点鎖線で示されている。
【0034】なお、図3および図4は図示する長さの容
器44が上下のホルダー42,36に保持されるととも
に上昇限位置となった状態を示し、この状態で水平方向
に容器44は搬送される。図5は図3および図4に示す
場合と相違して、タイロッド49と下側スライダー33
との締結が解かれ、下ホルダー36が上ホルダー42か
ら分離されて、ほぼ下降限位置まで下降した状態を示
す。
【0035】容器44はニードル26の先端がプリント
基板20の被塗布面との間に0.1〜0.3mm程度の隙間
となるまで下降移動される。この状態で容器44内に図
示しない空気圧源からパルス状に圧縮空気を供給するこ
とにより、所定の量のクリームはんだが被塗布面に塗布
される。塗布終了後は容器44をモータ61の駆動によ
って上昇限位置まで移動する。
【0036】容器44の上下動に際しては、容器44を
回転させるためのモータ54が支持台30に取り付けら
れており、容器44とともに上下動することがないの
で、容器44の上下動に際してこれとともに上下動する
部材の全重量は軽くなり、高速かつ迅速に上下動するこ
とが可能となる。しかも、その上下動のために空気圧シ
リンダを使用することなく、電動モータを使用するよう
にしたので、高速かつ迅速に上下動することが可能とな
り、塗布作業の迅速化が達成される。
【0037】はんだが塗布された部分に電子部品を固定
するには、ヘッドユニット6を図1に示された複数の部
品ステージのいずれかに移動する。たとえば、図示する
場合には、ヘッドユニット6には2つの搭載ヘッド24
が設けられており、いずれか一方の搭載ヘッド24が特
定の部品ステージの真上になるまでヘッドユニット6を
移動する。この状態で吸着ビット27を下降移動させ
て、部品ステージに保持されている電子部品を吸着し
て、既に塗布されたはんだの位置にまで電子部品を搬送
して、その電子部品をプリント基板20に固定する。
【0038】プリント基板に設けられたソケットの部分
に止め付けられるリードを有する電子部品をプリント基
板20に搭載する場合であって、はんだや接着剤を使用
しない場合には、塗布装置25を作動させることなく、
吸着ビット27のみによって搭載作業がなされる。
【0039】容器44として2本のニードル26を有す
るタイプのものが装着されることがあり、その場合には
容器44の回転姿勢が所定の姿勢に設定されることにな
り、容器44を回転させて2本のニードル26の位置を
変更させるには、モータ54が駆動される。容器44の
回転は駆動歯車軸51と従動歯車43との噛み合いによ
ってなされ、駆動歯車軸51にはその全長にわたって歯
車が形成されているので、従動歯車43と駆動歯車軸5
1の回転比率は従動歯車43が駆動歯車軸51のどの位
置に噛み合っていても同一となる。したがって、容器4
4の回転は容器44を上下方向任意の位置で行うことが
できる。
【0040】空となった容器を新たなものに交換した
り、容器の種類を交換する際には、加圧キャップ46を
外すことにより、容易に容器44を上下のホルダー4
2,36から取り外すことができる。そして、相互に分
離された上下2つのホルダー42,36によって容器4
4を支持するようになっているので、容器44の長さが
相違しても、そのままのホルダー42,36に対して容
器44を装填することができる。また、加圧キャップ4
6で容器44の中心が設定されるので、外径が相違した
複数種類の容器44全てについても、確実にホルダー4
2,36の中心に容器を装填することができる。しか
も、容器44は上下のホルダー42,36によって挟み
付けられるようにして保持されることになるので、容器
44は安定した状態で保持される。
【0041】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
たとえば、図示する塗布装置は水平支持部材1,2に沿
ってY軸方向に移動するクロスバー5に対してX軸方向
に移動するようになっており、平面方向の任意の位置に
移動するようになっているが、直線方向にのみ移動する
ように塗布装置を案内部材に取り付けるようにしても良
い。また、ヘッドユニット6に取り付けられる搭載ヘッ
ド24の数は2つに限られず、任意の数とすることがで
きる。
【0042】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下の通りである。
【0043】(1).電動モータによって容器を上下動する
ようにしたことから、高速に容器を作動させることがで
きる。
【0044】(2).容器の上下動に際しては容器を回転さ
せるモータが容器とともに上下動しないので、容器を高
速に作動させることができる。
【0045】(3).容器は上下に分離独立したホルダーに
よって挟まれた状態となって保持されるので、容器は安
定して保持されることになり、高速で移動させることが
可能となる。
【0046】(4).また、分離独立した上下のホルダーに
よって容器を保持するようにしたので、相互に長さなど
が相違した複数の種類の容器をホルダーを交換すること
なく、保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である電子部品搭載装置
の概略構造を示す平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1および図2に示された塗布装置を示す拡大
側面図である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】図3におけるV−V線に沿う断面図である。
【図6】図3におけるVI−VI線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1,2 水平支持部材 3,4 ガイドレール 5 クロスバー 6 ヘッドユニット 7 モータ 8 ボールねじ 10 連動シャフト 11,12 ピニオンギヤ 13,14 ラックギヤ 15 ボールねじ 16 モータ 20 プリント基板 21,22 ガイド部材 23 部品ステージ 24 搭載ヘッド 25 塗布装置 26 ニードル 27 吸着ビット(吸着ノズル) 30 支持台 31 リブ 32 ガイドレール 33 下側スライダー 34 上側スライダー 35 圧縮コイルばね 36 下ホルダー 37 支持ブロック 38 ラジアル軸受 39 リテーナ 41 ラジアル軸受 42 上ホルダー 43 従動歯車 44 容器 45 クランプ部材 46 加圧キャップ 47 配管 48 カバー 49 タイロッド 50 ねじ部材 51 駆動歯車軸 52,53 軸受 54 モータ 55 駆動歯車 56 アイドル歯車 57 センサ 61 モータ 62,63 プーリー 64 タイミングベルト 65 締結具 W 電子部品

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリームはんだや接着剤などの流動物を
    塗布する塗布位置とこれから離れた位置との間を水平方
    向に移動自在の支持台と、 先端に流動物を吐出するニードルを有し内部に前記流動
    物を収容する容器の先端部を回転自在に支持し、かつ前
    記支持台に上下方向に摺動自在に取り付けられた下ホル
    ダーと、 前記支持台に上下方向に摺動自在かつ回転自在に取り付
    けられ、前記容器の基端部を固定する上ホルダーと、 前記支持台に取り付けられ、前記容器を上下方向に駆動
    する上下動手段と、 前記支持台に上下方向に延びて回転自在に設けられ、前
    記上ホルダーに取り付けられた従動歯車と噛み合う駆動
    歯車軸と、 前記支持台に取り付けられ、前記駆動歯車軸を駆動する
    回転手段とを有することを特徴とする塗布装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の塗布装置であって、前記
    上ホルダーと前記下ホルダーはタイロッドにより相互間
    の距離を調整自在に連結し得るようにしたことを特徴と
    する塗布装置。
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