JPH09197364A - 液晶プロジェクタ及び液晶プロジェクタの冷却方法 - Google Patents

液晶プロジェクタ及び液晶プロジェクタの冷却方法

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JPH09197364A
JPH09197364A JP8009471A JP947196A JPH09197364A JP H09197364 A JPH09197364 A JP H09197364A JP 8009471 A JP8009471 A JP 8009471A JP 947196 A JP947196 A JP 947196A JP H09197364 A JPH09197364 A JP H09197364A
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liquid crystal
air
optical device
polarization
polarizing
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JP8009471A
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Keiji Hayashi
啓二 林
Toshihiro Suzuki
敏弘 鈴木
Tetsuya Hamada
哲也 浜田
Takeshi Goto
猛 後藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は液晶プロジェクタに関し、液晶・偏
光光学装置に対する強制空冷を効率的に行ない、出力の
より大きいランプを使用して、スクリーンの画面の明る
さを上げて、表示画面の品質の向上をはかることを課題
とする。 【解決手段】 投写光を発するメタルハライドランプ5
3と、一の光軸上に、一の入射側偏光板81と、投写光
を空間変調する一の液晶パネル82と、一の出射側偏光
板83とが並んで配してある液晶・偏光光学装置54
R,54G,54Bと、強制空冷すべく、液晶・偏光光
学装置54R,54G,54Bに風を送る送風装置55
と、液晶パネル82により空間変調された投写光をスク
リーン上に投写する投射レンズ52とを有する。入射側
偏光板81と出射側偏光板83とは、両者の間隔が、風
の風上の方向に向かって広くなるように約3度傾斜させ
て配してある。送風装置55は、一の吸気ファン65
と、ダクト66とよりなる。ダクト66の空気吹き出し
口より吹き出した風が、入射側偏光板81及び出射側偏
光板83の全面にあたるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶プロジェクタ及
び液晶プロジェクタの冷却方法に関する。液晶プロジェ
クタにおいては、スクリーンの画面の明るさを上げて、
表示画面の品質の向上をはかることが望まれている。そ
のためには、熱に弱い性質を有する偏光板を熱から守る
ため、偏光板を強制空冷して十分に冷却することが必要
とされる。一方、液晶プロジェクタにおいては、小型で
あること、消費電力が低いこと、及び、動作音が耳障り
とならない程度に小さいことが要求される。よって、偏
光板の強制空冷が効率良く行われる構成が望まれてい
る。
【0002】
【従来の技術】図10は、特開平5−249411号公
報に開示されている従来の一例の液晶プロジェクタ10
を示す。液晶プロジェクタ10は、ハウジング11と、
投射レンズ12とを有する。ハウジング11内には、光
源13と、R,G,B3つの液晶・偏光光学装置14
と、3つの強制空冷装置15とが設けてある。強制空冷
装置15は、各光学装置14毎に設けてある。
【0003】強制空冷装置15は、モータ21により回
転される軸流ファン22と、送風口部材23とよりな
る。光学装置14は、光30が進む方向に、順に、コン
デンサレンズ31と、入射側偏光膜32と、液晶パネル
33と、出射側偏光板34とが、共に光軸20に垂直と
されて並んだ構成である。コンデンサレンズ31と液晶
パネル33とは、平行に配されており、両者間には、空
間部36が存在する。空間部36の幅W1は、数mmで
ある。送風口部材23は、ファン22が発生した風を、
符号32で示すように、光学装置14の光軸35に直交
する方向37に対して小さい角度θ傾斜した方向から送
るようにガイドする。風が、液晶パネル33の面33a
に斜めから当たって、液晶パネル33等を効率良く空冷
するためである。風は、符号38で示すように、上記空
間部36の下側の入口39を通って空間部36内に斜め
に入り込み、液晶パネル33の面33aに当たる。これ
により、液晶パネル33が直接的に、液晶パネル33の
裏側の出射側偏光板34が間接的に空冷される。更に
は、液晶パネル33の面33aに当たって跳ね返った、
符号40で示す風によって、コンデンサレンズ31の裏
面の入射側偏光膜32が空冷される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の液晶
プロジェクタにおいては、入口39が狭い上に、風38
の方向が光軸35に直交する方向37に対して少し斜め
の方向であるため、空間部36内に送りこまれる風の量
が少なく、よって、出射側偏光板34及び入射側偏光膜
32の一部は空冷の程度が弱く、異常に高温となってし
まう恐れがある。出射側偏光板34及び入射側偏光膜3
2のうちに異常に高温となってしまう部位が出現する
と、出射側偏光板34及び入射側偏光膜32の寿命が短
くなり、結果的には、液晶プロジェクタの寿命が短くな
ってしまう。
【0005】また、出射側偏光板34及び入射側偏光膜
32が均一に冷却されないことによって、スクリーンの
画面に表示ムラが発生して、表示品質が劣化してしま
う。また、強制空冷装置15は、各光学装置14毎に設
けてある。一般に液晶プロジェクタは、三つの光学装置
を有する。よって、液晶プロジェクタは、計、3つのフ
ァン22と3つのモータ21とを必要とする。よって、
液晶プロジェクタは、小型化が難しくなり、また、消費
電力も多くなってしまう。
【0006】なお、出射側偏光板及び入射側偏光膜の冷
却不足及び冷却ムラは、出射側偏光板及び入射側偏光膜
が液晶パネルと平行に配してあり、空冷風が出射側偏光
板及び入射側偏光膜と平行に送風する構成の液晶プロジ
ェクタにおいても起きている。
【0007】そこで、本発明は、上記課題を解決した液
晶プロジェクタ及び液晶プロジェクタの冷却方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、投写
光を発する光源と、光軸上に、該投写光を空間変調する
液晶パネルと、該投写光を照射される偏光素子とが並ん
で配してある液晶・偏光光学装置と、該液晶・偏光光学
装置を空冷すべく、該液晶・偏光光学装置に風を送る送
風手段と、該液晶パネルにより空間変調された投写光を
スクリーン上に投写する投写光学手段とよりなる液晶プ
ロジェクタにおいて、上記液晶・偏光光学装置を、該偏
光素子を該液晶パネルに対して傾斜させて配した構成と
し、上記送風手段を、空冷風を該偏光素子の面に対して
斜め方向より送風する構成としたものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の前記送風手
段は、空冷風を前記液晶・偏光光学装置に、上記光軸に
略直角の方向から送風する構成としたものである。請求
項3の発明は、請求項1の前記液晶・偏光光学装置は、
入射側偏光素子と、液晶パネルと、出射側偏光素子とを
有する構成としたものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項3の前記入射側
偏光素子と出射側偏光素子との間隔が、前記空冷風の風
上の方向に向かって広くなるように傾斜させて配した構
成としたものである。請求項5の発明は、請求項1の前
記液晶・偏光光学装置は、前記空冷風の一部が前記液晶
パネルの面に斜めにあたるように、空冷風の向きを変え
る導風板を有する構成としたものである。
【0011】請求項6の発明は、請求項3の前記液晶・
偏光光学装置は、前記液晶パネルの入射側に前記光源か
らの投写光を集光するレンズをさらに備え、前記入射側
偏光素子を該レンズの平面側に設ける構成としたもので
ある。請求項7の発明は、請求項3の前記入射側偏光素
子は、2つの異なる偏光膜を有する構成としたものであ
る。
【0012】請求項8の発明は、請求項1の前記送風手
段は、吸気ファンと、複数の空気吹き出し口を有し、各
空気吹き出し口を液晶・偏光光学装置に対向させて設け
てあり、該吸気ファンにより液晶プロジェクタの外部よ
り吸気された空気を導き、空気を該空気吹き出し口より
前記液晶・偏光光学装置に向かって吹き出すダクトとよ
りなる構成としたものである。
【0013】請求項9の発明は、光源からの投写光を空
間変調する液晶パネルと、該液晶パネルと並んで配置し
てあり該投写光が照射される偏光素子とを少なくとも備
える液晶プロジェクタの冷却方法であって、該偏光素子
を該液晶パネルに対して傾斜させて配し、空冷風の送風
方向が該偏光素子の面に対して斜め方向となるように、
該空冷風を該偏光素子と該液晶パネルとの間隔が広くな
っている側より送風する構成としたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1及び図2(A),(B)は本
発明の一実施例の液晶プロジェクタ50を示す。液晶プ
ロジェクタ50は、ハウジング51と、投射レンズ52
とを有する。ハウジング51内には、250Wのメタル
ハライドランプ53と、液晶・偏光光学装置54と、送
風装置55、フィルタ56と、ダイクロイックミラー5
7−1〜57−4と、全反射ミラー58−1、58−2
等が設けてある。液晶・偏光光学装置54は、R光用液
晶・偏光光学装置54Rと、G光用液晶・偏光光学装置
54Gと、B光用液晶・偏光光学装置54Bとを有す
る。
【0015】図2(A)に示すように、ランプ53より
出てフィルタ56を透過した投射光60は、ダイクロイ
ックミラー57−1でB光60Bと、R光60R、G光
60Gとに色分離される。R光60R、G光60Gは、
ダイクロイックミラー57−2で、R光60RとG光6
0Gとに色分離される。R光60Rは、映像を再生して
いるR光用液晶・偏光光学装置54Rを透過し、空間的
に変調された変調R光60Rmとなる。B光60Bは、
全反射ミラー58−1で反射され、映像を再生している
B光用液晶・偏光光学装置54Bを透過し、空間的に変
調された変調B光60Bmとなる。G光60Gは、映像
を再生しているG光用液晶・偏光光学装置54Gを透過
し、空間的に変調された変調G光60Gmとなる。変調
R光60Rmとなる。その後、変調R光60Rmと、変
調B光60Bmと、変調G光60Gmとが合成されて、
投射レンズ52を通って、スクリーン61上に投射さ
れ、スクリーン61上に拡大された画像が表示される。
【0016】図1及び図2(B)に示すように、送風装
置55は、ハウジング51の側面側の一の吸気ファン6
5と、ダクト66とを有する。ダクト66は、3つの空
気吹き出し口67R,67G,67Bを有し、空気吹き
出し口66RをR光用液晶・偏光光学装置54Rに対向
させ、空気吹き出し口66GをG光用液晶・偏光光学装
置54Gに対向させ、空気吹き出し口66BをB光用液
晶・偏光光学装置54Bに対向させて設けてある。
【0017】吸気ファン65によって、外部の空気が矢
印68で示すように吸い込まれ、吸い込まれた空気は、
ダクト66を通って、各空気吹き出し口67R,67
G,67Bより、符号69、70、71で示すように、
各液晶・偏光光学装置54R、54G54Bに向かって
吹き出す。空気吹き出し口67Rから吹き出した空冷風
69は、図1に拡大して併せて示すように、R光用液晶
・偏光光学装置54Rの光軸72に対して直角の方向か
ら送風される。風69は、R光用液晶・偏光光学装置5
4R内を通過する過程で、R光用液晶・偏光光学装置5
4Rの熱を奪い、符号69aで示すようにR光用液晶・
偏光光学装置54Rより出て、開口94を通って、ハウ
ジング51外に出る。
【0018】空気吹き出し口67Gから吹き出した空冷
風70は、G光用液晶・偏光光学装置54Gの光軸73
に対して直角の方向から送風され、G光用液晶・偏光光
学装置54G内を通過する過程で、G光用液晶・偏光光
学装置54Gの熱を奪い、符号70aで示すようにR光
用液晶・偏光光学装置54Gより出て、開口94を通っ
てハウジング51外に出る。空気吹き出し口67Bから
吹き出した空冷風71も、B光用液晶・偏光光学装置5
4Bの光軸74に対して直角の方向から送風され,B光
用液晶・偏光光学装置54B内を通過する過程で、B光
用液晶・偏光光学装置54Bの熱を奪い、符号71aで
示すようにB光用液晶・偏光光学装置54Bより出て、
開口94を通ってハウジング51外に出る。
【0019】上記のように、送風装置55は、ハウジン
グ51の側面側の一の吸気ファン65と、ダクト66と
を有する構成であるため、各液晶・偏光光学装置毎にフ
ァン及びモータを設けている構成の従来の送風装置に比
べて、小型であり、且つ消費電力も少ない。
【0020】図1に拡大して示すように、R光用液晶・
偏光光学装置54Rは、R光60Rが進む方向に、順
に、コンデンサレンズ80と、入射側偏光板81と、液
晶パネル82と、出射側偏光板83とが並んだ構成であ
る。入射側偏光板81は、ガラス基板85と、ガラス基
板85のうち液晶パネル82側の面上の入射側偏光膜8
6とよりなる。出射側偏光板83も、ガラス基板87
と、ガラス基板87のうち液晶パネル82側の面上の出
射側偏光膜88とよりなる。入射側偏光板81と液晶パ
ネル82の間には、空間部90がある。出射側偏光板8
3と液晶パネル82の間には、空間部91がある。空間
部90及び91は、風69の流れの通路として機能す
る。
【0021】92は、R光用液晶・偏光光学装置54R
のうち、風69の送風の方向上、風上側の位置である。
93は、風下側の位置である。次に、R光用液晶・偏光
光学装置54Rの構成について説明するが、それに先立
って、R光用液晶・偏光光学装置54Rの構成を以下に
説明する構成とした根拠となる実験について説明する。
【0022】本発明者は、R光用液晶・偏光光学装置5
4Rについて、図4(A)に示すように、熱電対110
をを複数箇所にはりつけた入射側偏光板81及び出射側
偏光板83を、光軸72に対して垂直の位置を基準の位
置として、風の来る方向側が広がるように対称に少しず
つ傾斜させては固定し、その状態における、入射側偏光
板81(出射側偏光板83)の複数点の温度を測定する
とともに、スクリーン61上の画面のコントラストを測
定する実験をおこなった。
【0023】風速は、約2m/sであり、光源は、25
0Wのランプである。実験の結果、入射側偏光板81
(出射側偏光板83)の基準の位置に対する傾斜角α
と、(入射側偏光板81(出射側偏光板83)の最高温
度−室温)、即ち、室温に対する温度の最大上昇との関
係は、図4(B)の線Iで示すようになった。
【0024】このことから、入射側偏光板81(出射側
偏光板83)を僅かに傾斜させただけで(傾斜角αを2
〜3度としただけで)、入射側偏光板81(出射側偏光
板83)を傾斜させない場合に比べて、最高温度が5度
も低下し、入射側偏光板81(出射側偏光板83)を傾
斜させることは、強制空冷の効果を上げるのに効果があ
ることが分かる。
【0025】また、実験の結果、入射側偏光板81(出
射側偏光板83)の基準の位置に対する傾斜角αと、ス
クリーン61上の画面のコントラストとの関係は、図4
(C)の線IIで示すようになった。このことから、入射
側偏光板81(出射側偏光板83)を2〜3度程度傾斜
させても、スクリーン61上の画面のコントラストは殆
ど低下しないことが分かる。
【0026】本発明者らの実験によると、偏光板の傾斜
角αは、コントラストを考慮して(コントラストが90
以上)、4度以下、好ましくは、3度以下が良く、更
に、空冷効果を考慮すると、2〜3度が好ましいことが
明らかになった。なお、この傾斜角αの値は、偏光膜の
材質等で変化することも考えられ、上記の値に限定され
るものではない。
【0027】上記の実験の結果に基づいて、R光用液晶
・偏光光学装置54Rは、図1に示すように、以下に説
明する構成となっている。コンデンサレンズ80、入射
側偏光板81、液晶パネル82、出射側偏光板83の姿
勢(向き)についてみる。
【0028】コンデンサレンズ80及び液晶パネル82
は、従来と同じく、光軸72に対して垂直である。入射
側偏光板81と出射側偏光板83との姿勢については、
冷却効率を高めるために工夫してある。即ち、入射側偏
光板81は、光軸72に垂直な面89(液晶パネル8
2)に対して、図1中反時計方向に角度α1(例えば、
3度)傾斜している。出射側偏光板83は、上記面89
に対して、入射側偏光板81の場合とは逆に時計方向に
角度α2(例えば、3度)傾斜している。よって、入射
側偏光板81と出射側偏光板83とは、風69の風上側
92に向かってV字状をなしている。
【0029】入射側偏光板81のうち風下側93の部位
81aと液晶パネル82との間隔W2は、3mmであ
る。この間隔W2は、入射側偏光板81を、従来と同じ
く、光軸72に対して垂直の向きとした場合に、入射側
偏光板81と液晶パネル82との間に形成される空間部
の間隔W1と同じである。入射側偏光板81のうち風上
側92の部位81bと液晶パネル82との間隔W3は、
7mmである。この間隔W3は、入射側偏光板81を、
従来と同じく、光軸72に対して垂直の向きとした場合
に、入射側偏光板81と液晶パネル82との間に形成さ
れる空間部の間隔W1の約2倍と広い。
【0030】空間部90は、風69の流れ方向上、入口
部95と出口部96とを有する。出口部96の広さは、
通常の構成の場合と同じ広さである。入口部95の広さ
は、通常の構成の場合の、約2倍の広さである。出射側
偏光板83と液晶パネル82との関係は、入射側偏光板
81と液晶パネル82との関係と略同じである。即ち、
出射側偏光板83のうち風下側93の部位83aと液晶
パネル82との間隔W4は、3mmである。この間隔W
4は、出射側偏光板83を、従来と同じく、光軸72に
対して垂直の向きとした場合に、出射側偏光板83と液
晶パネル82との間に形成される空間部の間隔W1(図
10参照)と同じである。出射側偏光板83のうち風上
側92の部位83bと液晶パネル82との間隔W5は、
7mmである。この間隔W5は、出射側偏光板83を、
従来と同じく、光軸72に対して垂直の向きとした場合
に、出射側偏光板83と液晶パネル82との間に形成さ
れる空間部の間隔W1の約2倍と広い。
【0031】空間部91は、風69の流れ方向上、入口
部97と出口部98とを有する。出口部98の広さは、
通常の構成の場合と同じ広さである。入口部97の広さ
は、通常の構成の場合の、約2倍の広さである。次に、
R光用液晶・偏光光学装置54Rの強制空冷状態につい
て、図3を参照して説明する。
【0032】先ず、入射側偏光板81(入射側偏光膜8
6)及び出射側偏光板83(出射側偏光膜88)の強制
空冷状態について説明する。 風69は、光軸74に対して直角の方向から送風さ
れる。よって、風69は、空間部90、91の奥部まで
円滑に届く。
【0033】 空間部90、91の入口部95、97
の広さは、通常の構成の場合の約2倍と広い。よって、
空間部90、91内に入り込む風の量は、通常の倍と多
い。 空間部90、91の出口部96、98の広さは、通
常の構成の場合と同じである。よって、空間部90、9
1内に入り込んだ風は、空間部90、91より円滑に抜
け出る。
【0034】 入射側偏光板81は、傾斜している。
よって、入射側偏光板81の熱を奪う風は、符号100
で示すように、入射側偏光膜86に斜めにあたる。ここ
で、上記により風69が空間部90の奥部まで円滑に
届くため、風は、符号100aで示すように、入射側偏
光膜86のうち空間部90の出口部96の部位にも確実
にあたる。よって、風は、入射側偏光膜86の全面に略
一様にあたる。しかも、上記、により、従来より多
くの風量があたる。
【0035】 出射側偏光板83は、傾斜している。
よって、よって、出射側偏光板83の熱を奪う風は、符
号101で示すように、出射側偏光膜88に斜めにあた
る。ここで、上記により風69が空間部91の奥部ま
で円滑に届くため、風は、符号101aで示すように、
出射側偏光膜88のうち空間部91の出口部98の部位
にも確実にあたる。よって、風は、出射側偏光膜88の
全面に略一様にあたる。しかも、上記、により、従
来より多くの風量があたる。
【0036】従って、入射側偏光板81(入射側偏光膜
86)及び出射側偏光板83(出射側偏光膜88)は、
従来に比べて、最高点の温度が5度程度低くされ、ムラ
なく且つ効率良く冷却される。よって、入射側偏光板8
1(入射側偏光膜86)及び出射側偏光板83(出射側
偏光膜88)は、従来に比べて、長い寿命を有する。ま
た、特に、入射側偏光板81(入射側偏光膜86)及び
出射側偏光板83(出射側偏光膜88)が、従来に比べ
て、ムラなく冷却されるため、スクリーン上の画面に表
示ムラがなくなり、スクリーン上の画面の表示品質を向
上させることが出来る。
【0037】なお、前記の図4(C)の実験結果より分
かるように、入射側偏光板81及び出射側偏光板83
が、3度程度傾斜していても、スクリーン61上にはコ
ントラストが殆ど低下しない画面が表示される。次に、
液晶パネル82の強制空冷状態について説明する。
【0038】図3に示すように、液晶パネル82の熱を
奪う風は、符号102、103で示すように、液晶パネ
ル82の面82a,82bに沿う。しかし、上記の、
、の構成により、風は、符号102a、103aで
示すように、液晶パネル82のうち、空間部90、91
の出口部96、98の部分まで届き、且つ、従来より多
くの風量となる。
【0039】従って、液晶パネル82は、従来に比べ
て、最高点の温度が少し低くされ、ムラなく且つ効率良
く冷却される。よって、液晶パネル82は、従来に比べ
て、長い寿命を有する。G光用液晶・偏光光学装置54
G、及びB光用液晶・偏光光学装置54Bも、上記のR
光用液晶・偏光光学装置54Rと同様に、ムラなく且つ
効率良く冷却され、従来に比べて、長い寿命を有する。
【0040】従って、本実施例の液晶プロジェクタ50
は、従来の液晶プロジェクタに比べて、長い寿命を有
し、且つ、小型であり、且つ、消費電力も少ない。ま
た、本実施例の液晶プロジェクタ50は、スクリーン6
1に従来に比べてより明るい画面を表示出来る。R光用
液晶・偏光光学装置54R等が効率良く空冷されること
により、従来より出力の大きいランプ53を使用するこ
とが出来るからである。
【0041】次に、上記の液晶プロジェクタの変形例に
ついて説明する。各液晶プロジェクタは、上記の送風装
置55と同じ構成の送風装置を備え、R光用液晶・偏光
光学装置等が、上記のR光用液晶・偏光光学装置54R
と少し違えた構造を有する構成である。よって、R光用
液晶・偏光光学装置の変形例について説明する。
【0042】図5は、R光用液晶・偏光光学装置の第1
の変形例を示す。R光用液晶・偏光光学装置54R−1
は、図1に示すR光用液晶・偏光光学装置54Rに、導
風板120、121を追加して設けた構成である。図5
中、図1に示す構成部分と同一部分には同一符号を付
し、その説明は省略する。以下の変形例についても同様
である。
【0043】導風板120は、風の流れの方向上、空間
部90の入口部95の手前の部位に、面89に対して入
射側偏光板81と同じ方向に、角度α10傾斜して設け
てある。風69の一部が、導風板120によって、符号
121で示すように、向きを少し変えられ、液晶パネル
82の面82aに斜めにあたるようになる。
【0044】導風板122は、風の流れの方向上、空間
部91の入口部97の手前の部位に、面89に対して出
射側偏光板83と同じ方向に、角度α11傾斜して設け
てある。風69の一部が、導風板122によって、符号
123で示すように、向きを少し変えられ、液晶パネル
82の面82bに斜めにあたるようになる。
【0045】よって、図1のR光用液晶・偏光光学装置
54Rに比べて、入射側偏光板81及び出射側偏光板8
3の冷却が少し抑えられ、その代わりに、液晶パネル8
2がより良く冷却される。上記角度α10、α11を適
宜定めることにより、入射側偏光板81、出射側偏光板
83及び液晶パネル82の冷却の程度が定まる。即ち、
適当な角度の範囲では、角度α10、α11を大きくす
るほど、液晶パネル82がより効率良く冷却される。
【0046】図6は、R光用液晶・偏光光学装置の第2
の変形例を示す。R光用液晶・偏光光学装置54R−2
は、図1に示すR光用液晶・偏光光学装置54Rのう
ち、入射側偏光板81を省略し、これに代えて、コンデ
ンサレンズ80をその平面80aに入射側偏光膜86を
設けた構成とし、コンデンサレンズ80を図1の入射側
偏光板81と同じく傾斜させて配した構成である。
【0047】入射側偏光膜86は、図1のR光用液晶・
偏光光学装置54Rの場合と同じく空冷される。図7
は、R光用液晶・偏光光学装置の第3の変形例であるR
光用液晶・偏光光学装置54R−3を示し、図8は、第
4の変形例であるR光用液晶・偏光光学装置54R−4
を示し、図9は、第5の変形例であるR光用液晶・偏光
光学装置54R−5を示す。
【0048】R光用液晶・偏光光学装置54R−3、5
4R−4、54R−5は、液晶パネル82より入射側に
二つの入射側偏光膜86−1,86−2を有する構成で
ある。ランプよりの光を最初に通す入射側偏光膜86−
1は、染料系の分子を分散させた樹脂製である。入射側
偏光膜86−1を通った光を通す入射側偏光膜86−2
は、ヨウ素系の分子を分散させた樹脂製である。この二
つの入射側偏光膜86−1,86−2を有することによ
り、熱が効率良く分散して、局部的な温度上昇が制限さ
れる。
【0049】図7は、R光用液晶・偏光光学装置の第3
の変形例であるR光用液晶・偏光光学装置54R−3を
示す。入射側偏光膜86−1を有する入射側偏光板81
−1及び入射側偏光膜86−2を有する入射側偏光板8
1−2は、共に、図1に示すR光用液晶・偏光光学装置
54Rのうちの入射側偏光板81と同様に傾斜して配し
てある。
【0050】風69は、入射側偏光板81−1と入射側
偏光板81−2の間の空間部90−1に入り、入射側偏
光膜86−1に斜めにあたる。また、風69は、入射側
偏光板81−2と液晶パネル82との間の空間部90−
2に入り、入射側偏光膜86−2に斜めにあたる。よっ
て、入射側偏光膜86−1、86−2は、効率良く空冷
される。
【0051】図8は、第4の変形例であるR光用液晶・
偏光光学装置54R−4を示す。入射側偏光板81−1
と入射側偏光板81−2とは、風上に向かってV字状を
形成している。入射側偏光膜86−1と入射側偏光膜8
6−2とは、対向している。風69は、入射側偏光板8
1−1と入射側偏光板81−2の間の空間部90−1に
入り、入射側偏光膜86−1、86−2に斜めにあた
る。よって、入射側偏光膜86−1、86−2は、効率
良く空冷される。
【0052】図9は、第4の変形例であるR光用液晶・
偏光光学装置54R−5を示す。このR光用液晶・偏光
光学装置54R−2は、図8に示すR光用液晶・偏光光
学装置54Rのうち、入射側偏光板81−1を省略し、
これに代えて、コンデンサレンズ80をその平面80a
に入射側偏光膜86−1を設けた構成とし、コンデンサ
レンズ80を図8の入射側偏光板81−1と同じく傾斜
させて配した構成である。コンデンサレンズ80と入射
側偏光板81−2とは、風上に向かってV字状を形成し
ている。入射側偏光膜86−1と入射側偏光膜86−2
とは、対向している。
【0053】入射側偏光膜86−1、86−2は、第4
の変形例であるR光用液晶・偏光光学装置54R−4の
場合と同じく効率良く空冷される。なお、特許請求の範
囲の欄記載の「偏光素子」は、偏光膜、偏光フィルム、
偏光板等を包含するものである。
【0054】また、送風装置55が、特許請求の範囲の
欄記載の「送風手段」を構成する。投射レンズ52が、
特許請求の範囲の欄記載の「投写光学手段」を構成す
る。なお、入射側偏光板81及び出射側偏光板83の光
軸72に垂直な面89に対する傾斜角α1、α2は3度
に限るものではなく、スクリーン61上の画面のコント
ラストを損ねない範囲で適宜定められる。
【0055】また、入射側偏光板81及び出射側偏光板
83が光軸72に垂直な面89に対して傾斜しているこ
とは、入射側偏光板81及び出射側偏光板83が風の送
風の方向に対して傾斜していることを意味する。
【0056】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明によれば、
液晶・偏光光学装置を、該偏光素子を該液晶パネルに対
して傾斜させて配した構成とし、送風手段を、空冷風を
該偏光素子の面に対して斜め方向より送風する構成とし
たため、空冷風が偏光素子の全面に斜めにあたり、よっ
て、偏光素子の全面をムラなく、且つ効率良く空冷出
来、よって、偏光素子が熱によって損傷する恐れをなく
して、光源の出力を上げることが出来る。よって、従来
に比べて、スクリーンの画面の明るさを上げて、表示画
面の品質の向上が図られた液晶プロジェクタを実現出来
る。また、偏光素子の全面が均一に冷却されるため、ス
クリーン上の画面の表示ムラを抑えることが出来、表示
品質を向上させることが出来る。
【0057】請求項2の発明によれば、送風手段は、空
冷風を前記液晶・偏光光学装置に、上記光軸に略直角の
方向から送風する構成であるため、送風手段を特別の構
成とする必要はなく、よって、液晶プロジェクタを簡単
な構成と出来る。請求項3の発明によれば、液晶・偏光
光学装置は、入射側偏光素子と、液晶パネルと、出射側
偏光素子とを有する構成としたものであるため、入射側
偏光素子と、液晶パネルと、出射側偏光素子とを効率良
く冷却出来る。また、入射側偏光素子、液晶パネル、出
射側偏光素子の全部について面全体が均一に冷却される
ため、スクリーン上の画面の表示ムラを抑えることが出
来、表示品質を向上させることが出来る。
【0058】請求項4の発明によれば、入射側偏光素子
と出射側偏光素子との間隔が、前記空冷風の風上の方向
に向かって広くなるように傾斜させて配した構成とした
ため、空冷風が偏光板の全面に斜めにあたり、よって、
入射側偏光素子及び出射側偏光素子の全面をムラなく、
且つ効率良く空冷出来る。
【0059】請求項5の発明によれば、前記液晶・偏光
光学装置は、前記空冷風の一部が前記液晶パネルの面に
斜めにあたるように、空冷風の向きを変える導風板を有
する構成としたため、入射側偏光素子及び出射側偏光素
子の空冷を支障がでるほどには損ねることなく、液晶パ
ネルを効率よく空冷することが出来る。
【0060】請求項6の発明によれば、入射側偏光素子
をレンズの平面に設けた構成であるため、入射側偏光板
を省略出来る。また、レンズの平面側に設けた入射側偏
光素子の全面をムラなく、且つ効率良く空冷出来る。請
求項7の発明によれば、2つの異なる偏光膜の全面をム
ラなく、且つ効率良く空冷出来る。
【0061】請求項8の発明によれば、送風手段は、吸
気ファンと、複数の空気吹き出し口を有し、各空気吹き
出し口を液晶・偏光光学装置に対向させて設けてあり、
該吸気ファンにより液晶プロジェクタの外部より吸気さ
れた空気を導き、空気を空気吹き出し口より液晶・偏光
光学装置に向かって吹き出すダクトとよりなる構成とし
たため、液晶・偏光光学装置毎に吸気ファンを設けた従
来の液晶プロジェクタに比べて、小型に出来、且つ、消
費電力を少なく出来る。
【0062】請求項9の発明によれば、偏光素子を液晶
パネルに対して傾斜させて配し、空冷風の送風方向が偏
光素子の面に対して斜め方向となるように、空冷風を偏
光素子と液晶パネルとの間隔が広くなっている側より送
風する構成であるため、偏光素子の全面をムラなく、且
つ効率良く空冷出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の液晶プロジェクタの全体
と、内部の液晶・偏光光学装置を取り出して示す図であ
る。
【図2】図1の液晶プロジェクタを示す図である。
【図3】R光用液晶・偏光光学装置に対する強制空冷状
態を示す図である。
【図4】本発明者が行った実験を説明する図である。
【図5】R光用液晶・偏光光学装置の第1の変形例を示
す図である。
【図6】R光用液晶・偏光光学装置の第2の変形例を示
す図である。
【図7】R光用液晶・偏光光学装置の第3の変形例を示
す図である。
【図8】R光用液晶・偏光光学装置の第4の変形例を示
す図である。
【図9】R光用液晶・偏光光学装置の第5の変形例を示
す図である。
【図10】従来の1例の液晶プロジェクタを示す図であ
る。
【符号の説明】
50 液晶プロジェクタ 51 ハウジング 52 投射レンズ 53 メタルハライドランプ 54 液晶・偏光光学装置 54R R光用液晶・偏光光学装置 54G G光用液晶・偏光光学装置 54B B光用液晶・偏光光学装置 55 送風装置 61 スクリーン 65 一の吸気ファン 66 ダクト 67R,67G,67B 空気吹き出し口 69 風 80 コンデンサレンズ 81,81−1,81−2 入射側偏光板 82 液晶パネル 83 出射側偏光板 85,87 ガラス基板 86 入射側偏光膜 88 出射側偏光膜 90,91 空間部 92 風上側の位置 93 風下側の位置 95、97 入口部 96、98 出口部 100 入射側偏光膜に斜めにあたる風 101 出射側偏光膜に斜めにあたる風 102、103 液晶パネルの面に沿う風 120、122 導風板 121、123 向きを少し変えられた風
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜田 哲也 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 後藤 猛 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投写光を発する光源と、 光軸上に、該投写光を空間変調する液晶パネルと、該投
    写光を照射される偏光素子とが並んで配してある液晶・
    偏光光学装置と、 該液晶・偏光光学装置を空冷すべく、該液晶・偏光光学
    装置に風を送る送風手段と、 該液晶パネルにより空間変調された投写光をスクリーン
    上に投写する投写光学手段とよりなる液晶プロジェクタ
    において、 上記液晶・偏光光学装置を、該偏光素子を該液晶パネル
    に対して傾斜させて配した構成とし、 上記送風手段を、空冷風を該偏光素子の面に対して斜め
    方向より送風する構成としたことを特徴とする液晶プロ
    ジェクタ。
  2. 【請求項2】 前記送風手段は、空冷風を前記液晶・偏
    光光学装置に、上記光軸に略直角の方向から送風するこ
    とを特徴とする請求項1記載の液晶プロジェクタ。
  3. 【請求項3】 前記液晶・偏光光学装置は、入射側偏光
    素子と、液晶パネルと、出射側偏光素子とを有する構成
    としたことを特徴とする請求項1記載の液晶プロジェク
    タ。
  4. 【請求項4】 前記入射側偏光素子と出射側偏光素子と
    の間隔が、前記空冷風の風上の方向に向かって広くなる
    ように傾斜させて配した構成としたことを特徴とする請
    求項3記載の液晶プロジェクタ。
  5. 【請求項5】 前記液晶・偏光光学装置は、前記空冷風
    の一部が前記液晶パネルの面に斜めにあたるように、空
    冷風の向きを変える導風板を有する構成としたことを特
    徴とする請求項1記載の液晶プロジェクタ。
  6. 【請求項6】 前記液晶・偏光光学装置は、前記液晶パ
    ネルの入射側に前記光源からの投写光を集光するレンズ
    をさらに備え、前記入射側偏光素子を該レンズの平面側
    に設ける構成としたことを特徴とする請求項3記載の液
    晶プロジェクタ。
  7. 【請求項7】 前記入射側偏光素子は、2つの異なる偏
    光膜を有する構成としたことを特徴とする請求項3記載
    の液晶プロジェクタ。
  8. 【請求項8】 前記送風手段は、 吸気ファンと、 複数の空気吹き出し口を有し、各空気吹き出し口を液晶
    ・偏光光学装置に対向させて設けてあり、該吸気ファン
    により液晶プロジェクタの外部より吸気された空気を導
    き、空気を該空気吹き出し口より前記液晶・偏光光学装
    置に向かって吹き出すダクトとよりなる構成としたこと
    を特徴とする請求項1記載の液晶プロジェクタ。
  9. 【請求項9】 光源からの投写光を空間変調する液晶パ
    ネルと、該液晶パネルと並んで配置してあり該投写光が
    照射される偏光素子とを少なくとも備える液晶プロジェ
    クタの冷却方法であって、 該偏光素子を該液晶パネルに対して傾斜させて配し、空
    冷風の送風方向が該偏光素子の面に対して斜め方向とな
    るように、該空冷風を該偏光素子と該液晶パネルとの間
    隔が広くなっている側より送風することを特徴とする液
    晶プロジェクタの冷却方法。
JP8009471A 1995-10-18 1996-01-23 液晶プロジェクタ及び液晶プロジェクタの冷却方法 Withdrawn JPH09197364A (ja)

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