JP2010091648A - 電子機器用送風装置及び送風装置付き電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷却対象(電子機器や熱を伴う部品)の冷却のための風を、風の流路内で適切な方向に、効率的に送ることができるようにする。
【解決手段】冷却のための風を発生させるシロッコファン20と、シロッコファン20に接続され、シロッコファン20によって発生した風を進行方向を変えて案内する送風ダクト30とを備え、送風ダクト30は、シロッコファン20からの風を取り入れる取入れ部33と、風を排出する第1排気孔31R、第2排気孔31G、及び第3排気孔31Bと、取入れ部33から取り入れた風の流れが第1排気孔31R、第2排気孔31G、及び第3排気孔31Bに向かうように、取入れ部33からの風を斜めに当てて反射させる平面によって風の進行方向を変える反射板34とを有する。
【選択図】図4
【解決手段】冷却のための風を発生させるシロッコファン20と、シロッコファン20に接続され、シロッコファン20によって発生した風を進行方向を変えて案内する送風ダクト30とを備え、送風ダクト30は、シロッコファン20からの風を取り入れる取入れ部33と、風を排出する第1排気孔31R、第2排気孔31G、及び第3排気孔31Bと、取入れ部33から取り入れた風の流れが第1排気孔31R、第2排気孔31G、及び第3排気孔31Bに向かうように、取入れ部33からの風を斜めに当てて反射させる平面によって風の進行方向を変える反射板34とを有する。
【選択図】図4
Description
本発明は、光を投射することによって映像をスクリーン等に映し出す投射型表示装置等の電子機器に使用する電子機器用送風装置及び送風装置付き電子機器に係るものである。そして、詳しくは、冷却対象(電子機器や熱を伴う部品)の冷却のための風を、風の流路内で、目的とする排気部に向かって一直線状に、効率的に送ることができるようにした技術に関するものである。
従来から、電子機器として、例えば、リフレクタに支持されたランプユニット等の光源と、光源から出射された光の変調を行うライトバルブと、映像を投射する投射レンズとを備えた投射型表示装置(液晶プロジェクタ等)が知られている。この投射型表示装置は、ランプユニットから出射された光をライトバルブに照射することによって映像を得て、その映像を投射レンズを介してスクリーン等に映し出すものである。そして、投射型表示装置の使用時に熱を伴う各種の光学部品(ライトバルブ等)は、投射型表示装置に備えられた送風装置からの風によって冷却することで、その光学部品の限界保証温度以下に保持されている。
ここで、送風装置としては、例えば、冷却のための風を発生させる回転翼と、回転翼を回転自在に収納する回転翼収納部と、回転翼によって発生した風を吐出する吐出部とを有する冷却ファンに送風ダクトを接続したものが知られている。そして、渦流の発生を防止し、送風効率を向上させるため、吐出部から吐出される風の進行方向と同じ方向に送風ダクトの壁面を形成した技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭61−46498号公報
しかし、上記した特許文献1の技術は、送風ダクトが風の進行方向を変えない場合は、送風効率が向上するが、冷却対象に向けて風の進行方向を変える場合は、送風に偏りが発生し、適切な風量の送風が困難となる。例えば、投射型表示装置における冷却対象となるライトバルブには、ランプユニットから出射された光の中の赤色(R)の波長域の光を変調する第1のライトバルブと、緑色(G)の波長域の光を変調する第2のライトバルブと、青色(B)の波長域の光を変調する第3のライトバルブとがある。そして、各ライトバルブに向けて風の進行方向を変える場合には、各ライトバルブに適切な風量の送風ができないという問題がある。
図7は、従来の送風装置の一例としての、シロッコファン120及び送風ダクト130の内部構造を示す平面図である。
図7に示すように、送風ダクト130は、シロッコファン120に接続されている。そして、シロッコファン120との接続部においては、風の進行方向と同じ方向に外壁130a及び内壁130bが形成されている。そのため、シロッコファン120との接続部近辺で渦流が発生することはない。
図7に示すように、送風ダクト130は、シロッコファン120に接続されている。そして、シロッコファン120との接続部においては、風の進行方向と同じ方向に外壁130a及び内壁130bが形成されている。そのため、シロッコファン120との接続部近辺で渦流が発生することはない。
また、この送風ダクト130は、シロッコファン120の反対側に、第1のライトバルブに対応する第1排気孔131Rと、第2のライトバルブに対応する第2排気孔131Gと、第3のライトバルブに対応する第3排気孔131Bとがそれぞれ別々に設けられている。そして、外壁130a及び内壁130bは、風の進行方向を変えて案内するように曲がっている。
ここで、図7(a)に示すように、外壁130aと内壁130bとの間の全体が風の流路132となっている場合には、シロッコファン120から直進する風が矢印のように外壁130a側に集まり、外壁130aに沿って流れるようになる。そのため、第1排気孔131Rから排出される風量が多くなり、第2排気孔131Gから排出される風量が少なく、第3排気孔131Bからはほとんど排出されない状況となる。その結果、各ライトバルブの冷却が適切でなくなってしまう。
そこで、図7(b)に示すように、外壁130aと内壁130bとの間に第1仕切り板133及び第2仕切り板134を設けることがある。これにより、第1排気孔131Rへの第1流路132Rと、第2排気孔131Gへの第2流路132Gと、第3排気孔131Bへの第3流路132Bとが形成される。そのため、シロッコファン120から第1流路132Rに吐出された風は、第1排気孔131Rから排気され、第2流路132Gに吐出された風は、第2排気孔131Gから排気され、第3流路132Bに吐出された風は、第3排気孔131Bから排気されるようになる。
しかし、第1仕切り板133及び第2仕切り板134を設けると、その摩擦抵抗によって風速が低下するという問題が発生してしまう。具体的には、第1流路132Rに吐出された風は、外壁130aの他、第1仕切り板133によって摩擦を生じる。また、第2流路132Gに吐出された風は、第1仕切り板133及び第2仕切り板134によって摩擦を生じる。さらにまた、第3流路132Bに吐出された風は、内壁130bの他、第2仕切り板134によって摩擦を生じる。そのため、風速が徐々に低下し、第1排気孔131R、第2排気孔131G、及び第3排気孔131Bから排気される全体的な風量が減少して送風効率が悪くなる。その結果、各ライトバルブの冷却効果が不足してしまう。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、冷却対象(電子機器や熱を伴う部品)の冷却のための風を、風の流路内で適切な方向に、効率的に送ることができるようにすることである。
本発明は、以下の解決手段によって上述の課題を解決する。
本発明の請求項1に記載の発明は、電子機器の冷却のための風を発生させる冷却ファンと、前記冷却ファンに接続され、前記冷却ファンによって発生した風を前記電子機器に向けて進行方向を変えて案内する送風ダクトとを備え、前記送風ダクトは、前記冷却ファンからの風を取り入れる取入れ部と、前記電子機器に向けて風を排出する排気部と、前記取入れ部から取り入れた風の流れが前記排気部に向かうように、前記取入れ部からの風を斜めに当てて反射させる平面によって風の進行方向を変える反射部とを有する電子機器用送風装置である。
本発明の請求項1に記載の発明は、電子機器の冷却のための風を発生させる冷却ファンと、前記冷却ファンに接続され、前記冷却ファンによって発生した風を前記電子機器に向けて進行方向を変えて案内する送風ダクトとを備え、前記送風ダクトは、前記冷却ファンからの風を取り入れる取入れ部と、前記電子機器に向けて風を排出する排気部と、前記取入れ部から取り入れた風の流れが前記排気部に向かうように、前記取入れ部からの風を斜めに当てて反射させる平面によって風の進行方向を変える反射部とを有する電子機器用送風装置である。
また、本発明の請求項4に記載の発明は、熱を伴う部品の冷却のための風を発生させる冷却ファンと、前記冷却ファンに接続され、前記冷却ファンによって発生した風を前記部品に向けて進行方向を変えて案内する送風ダクトとからなる送風装置を備え、前記送風ダクトは、前記冷却ファンからの風を取り入れる取入れ部と、前記部品に向けて風を排出する排気部と、前記取入れ部から取り入れた風の流れが前記排気部に向かうように、前記取入れ部からの風を斜めに当てて反射させる平面によって風の進行方向を変える反射部とを有する送風装置付き電子機器である。
(作用)
上記の請求項1及び請求項4に記載の発明は、送風ダクトの取入れ部から取り入れた風の流れが排気部に向かうように、取入れ部からの風を斜めに当てて反射させる平面によって風の進行方向を変える反射部を有している。そのため、反射部によって風が反射され、進行方向が変わって排気部に向かうので、仕切り板を設けることなく、風が外壁側に集中することを防止できる。
上記の請求項1及び請求項4に記載の発明は、送風ダクトの取入れ部から取り入れた風の流れが排気部に向かうように、取入れ部からの風を斜めに当てて反射させる平面によって風の進行方向を変える反射部を有している。そのため、反射部によって風が反射され、進行方向が変わって排気部に向かうので、仕切り板を設けることなく、風が外壁側に集中することを防止できる。
上記の発明によれば、送風ダクトの反射部によって風が反射され、進行方向が変わって排気部に向かうので、仕切り板を設けることなく(仕切り板との摩擦抵抗によって風速を低下させることなく)、風が外壁側に集中することを防止できる。そのため、冷却対象(電子機器や熱を伴う部品)の冷却のための風を、風の流路内で適切な方向に、効率的に送ることができるようになる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態とする)について説明する。
ここで、本発明における電子機器は、以下の実施の形態では、投射型表示装置である液晶プロジェクタ10とする。また、本発明の送風装置は、以下の実施の形態では、液晶プロジェクタ10に組み込まれたシロッコファン20(本発明における冷却ファンに相当するもの)及び送風ダクト30,60であるとする。なお、説明は、以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(送風ダクト30:内部に反射板34を設けた例)
2.第2の実施の形態(送風ダクト60:外壁60aの一部を反射部とした例)
ここで、本発明における電子機器は、以下の実施の形態では、投射型表示装置である液晶プロジェクタ10とする。また、本発明の送風装置は、以下の実施の形態では、液晶プロジェクタ10に組み込まれたシロッコファン20(本発明における冷却ファンに相当するもの)及び送風ダクト30,60であるとする。なお、説明は、以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(送風ダクト30:内部に反射板34を設けた例)
2.第2の実施の形態(送風ダクト60:外壁60aの一部を反射部とした例)
[電子機器(液晶プロジェクタ10)の構成例]
図1は、本発明の電子機器の一実施形態としての、液晶プロジェクタ10の内部構造を示す斜視図である。
また、図2は、図1に示す液晶プロジェクタ10における光学ユニット40の内部構造を示す平面図である。
さらにまた、図3は、本発明の電子機器の一実施形態としての、液晶プロジェクタ10の内部構造を示す正面図である。
なお、この液晶プロジェクタ10には、本発明の送風装置の一実施形態としての、シロッコファン20及び送風ダクト30が組み込まれている。
図1は、本発明の電子機器の一実施形態としての、液晶プロジェクタ10の内部構造を示す斜視図である。
また、図2は、図1に示す液晶プロジェクタ10における光学ユニット40の内部構造を示す平面図である。
さらにまた、図3は、本発明の電子機器の一実施形態としての、液晶プロジェクタ10の内部構造を示す正面図である。
なお、この液晶プロジェクタ10には、本発明の送風装置の一実施形態としての、シロッコファン20及び送風ダクト30が組み込まれている。
液晶プロジェクタ10は、図1に示すように、直方体状のケース11の内部に、平面形状が略L字状の光学ユニット40を収納したものである。この光学ユニット40は、映像を映し出すための光を出射するランプユニット41(本発明における光源に相当するもの)と、ランプユニット41から出射された光の変調を行うライトバルブ42とを有している。そして、光学ユニット40のライトバルブ42に近い側面に、レンズ保持枠12が取り付けられている。また、レンズ保持枠12には、先端部がケース11の側面から突出するようにして、映像を投射する投射レンズ13が保持されている。そのため、ランプユニット41から出射された光をライトバルブ42に照射することによって得られた映像は、投射レンズ13を介してスクリーン等に映し出されることとなる。
また、光学ユニット40の下面側には、ユニットフレーム14を介して、偏平な箱状の送風ダクト30が配置されている。そして、送風ダクト30には、同じく偏平な箱状のシロッコファン20が接続されている。このシロッコファン20は、ライトバルブ42等の熱を伴う部品を冷却するための風を発生させるものである。一方、送風ダクト30は、シロッコファン20によって発生した風をライトバルブ42等に向けて進行方向を変えて案内するものである。さらにまた、ケース11の側面には、投射レンズ13に隣接するようにして2つの排気用ファン15が配置されている。そのため、シロッコファン20からの風により、光学ユニット40内のライトバルブ42等を限界保証温度以下に保持することができる。そして、光学ユニット40内を流れた風は、排気用ファン15によってケース11の外部に排出される。
ここで、光学ユニット40内には、図2に示すように、ランプユニット41やライトバルブ42(42R,42G,42B)の他、フライアイレンズ43、PS変換素子44、コンデンサレンズ45、全反射ミラー46a,46b,46c,46d、ダイクロイックミラー47a,47b、リレーレンズ48a,48b、フィールドレンズ49(49R,49G,49B)、入射側偏光板50(50R,50G,50B)、出射側偏光板51(51R,51G,51B)、及びクロスプリズム52が設けられている。なお、ライトバルブ42Rは、本発明における第1のライトバルブに相当し、ランプユニット41から出射された光の中で、赤色(R)の波長域の光を変調するものである。また、ライトバルブ42Gは、本発明における第2のライトバルブに相当し、緑色(G)の波長域の光を変調するものである。さらにまた、ライトバルブ42Bは、本発明における第3のライトバルブに相当し、青色(B)の波長域の光を変調するものである。そして、フィールドレンズ49、入射側偏光板50、及び出射側偏光板51は、ライトバルブ42R,42G,42Bに対応してそれぞれ設けられている。
このような光学ユニット40において、光の出射側から各光学部品を順に説明すると、ランプユニット41は、リフレクタ41aに放電ランプ41bを取り付けたものである。そして、リフレクタ41aの開口面には、防護ガラス41cが取り付けられている。そのため、放電ランプ41bが放射する光は、リフレクタ41aに反射され、防護ガラス41cから出射する。
次に、フライアイレンズ43は、ランプユニット41から離間した位置に2つ配置されている。このフライアイレンズ43は、強度分布を有するランプユニット41からの光を多数の光スポットに分割し、ライトバルブ42(42R,42G,42B)の画面全体の輝度分布を均一にするためのものである。
また、フライアイレンズ43に近接して、PS変換素子44及びコンデンサレンズ45が順に配置されている。このPS変換素子44は、短冊状に配列された偏光ビームスプリッタと、これに対応して間欠的に設けられた位相差板とからなり、入射光の偏光方向の変換を行うものである。
さらにまた、最初の全反射ミラー46aは、コンデンサレンズ45を挟んでPS変換素子44の反対側に位置し、コンデンサレンズ45から所定の距離だけ離間して配置されている。この全反射ミラー46aは、ランプユニット41からの光を90°反射し、ダイクロイックミラー47a,47bに導くためのものである。
ダイクロイックミラー47a,47bは、所定の距離だけ離間して、それぞれ同じ向きに45°傾斜するように配置されている。そして、ダイクロイックミラー47aは、全反射ミラー46aで反射された光の中で、青色(B)の波長域の光だけを90°反射する。一方、ダイクロイックミラー47aで反射されない波長域の光の中で、緑色(G)の波長域の光は、ダイクロイックミラー47bによって90°反射される。なお、ダイクロイックミラー47aによって反射された青色(B)の波長域の光は、離間して配置されている全反射ミラー46bによって再び90°反射される。
したがって、全反射ミラー46aで反射された光の中で、赤色(R)の波長域の光だけは、ダイクロイックミラー47a及びダイクロイックミラー47bで反射されず、そのまま直進する。そのため、ダイクロイックミラー47bの後方には、リレーレンズ48a及び全反射ミラー46cがそれぞれ離間して配置されており、全反射ミラー46cによって赤色(R)の波長域の光が90°反射される。さらに、赤色(R)の波長域の光は、離間して配置されているリレーレンズ48bを透過し、最後の全反射ミラー46dによって再び90°反射される。
このように、ダイクロイックミラー47a,47bによって赤色(R)の波長域の光、緑色(G)の波長域の光、及び青色(B)の波長域の光が分離される。そして、全反射ミラー46bによって反射された青色(B)の波長域の光は、 離間して配置されているフィールドレンズ49Bに入射する。また、ダイクロイックミラー47bによって反射された緑色(G)の波長域の光は、フィールドレンズ49Gに入射する。さらにまた、全反射ミラー46dによって反射された赤色(R)の波長域の光は、フィールドレンズ49Rに入射する。
フィールドレンズ49R,49G,49Bの出射側には、それぞれに対応する入射側偏光板50R,50G,50Bが離間して配置されている。さらに、入射側偏光板50R,50G,50Bに対向して、光変調素子であるライトバルブ42R,42G,42Bが離間して配置されている。そして、このライトバルブ42R,42G,42Bは、離間して配置された出射側偏光板51R,51G,51Bを介して、それぞれがクロスプリズム52の各入射面(投射レンズ13が配置されていない3側面)に対向している。
したがって、このような光学ユニット40において、ランプユニット41から出射された光(放電ランプ41bが放射した光)は、フライアイレンズ43によって多数の光スポットに分割された後、PS変換素子44に入射する。そして、PS変換素子44によって光の偏光方向がそろえられ、コンデンサレンズ45を透過した後、全反射ミラー46aによって90°反射される。
全反射ミラー46aによって反射された光は、ダイクロイックミラー47aに入射し、入射した光の中で、青色(B)の波長域の光は、ダイクロイックミラー47aによって90°反射される。そして、全反射ミラー46bによって再び90°反射され、フィールドレンズ49Bに入射する。
また、ダイクロイックミラー47aに入射した光の中で、ダイクロイックミラー47aを透過した光(青色(B)の波長域以外の光)は、ダイクロイックミラー47bに入射する。そして、ダイクロイックミラー47bに入射した光の中で、緑色(G)の波長域の光は、ダイクロイックミラー47bによって90°反射され、フィールドレンズ49Gに入射する。
さらにまた、ダイクロイックミラー47bに入射した光の中で、ダイクロイックミラー47bを透過した赤色(R)の波長域の光は、リレーレンズ48aを経て、全反射ミラー46cによって90°反射される。この赤色(R)の波長域の光は、さらに、リレーレンズ48bを経て、全反射ミラー46dによって再び90°反射され、フィールドレンズ49Rに入射する。
各フィールドレンズ49R,49G,49Bにそれぞれ入射した赤色(R)、緑色(G)、及び青色(B)の波長域の光は、入射側偏光板50R,50G,50Bを透過して所定の偏光方向の光となる。そして、ライトバルブ42R,42G,42Bにおいて、印加された画像信号に基づいて、その偏光面が回転される。偏光面が回転された光の所定の偏光成分は、出射側偏光板51R,51G,51Bを透過し、映像光として、クロスプリズム52に入射して色合成される。そのため、色合成された光が投射レンズ13から出射され、スクリーン等にフルカラーの映像が映し出されることとなる。
このように、ランプユニット41から出射された光は、ライトバルブ42R,42G,42B等によって映像光となるが、ライトバルブ42R,42G,42B等は、映像の投射時に熱を伴う部品である。そのため、各ライトバルブ42R,42G,42B等にそれぞれ風を当てて冷却し、限界保証温度以下に保持する必要が生じる。そこで、図3に示すように、液晶プロジェクタ10において、ケース11内の光学ユニット40の下面側に、送風装置を構成するシロッコファン20及び送風ダクト30が配置されている。
シロッコファン20は、ファンケース21の内部に、風を発生させる回転翼22を回転自在に取り付けたものである。そして、ファンケース21に、送風ダクト30が接続されている。また、送風ダクト30は、ユニットフレーム14を介して、光学ユニット40の下面側に取り付けられている。さらにまた、送風ダクト30は、光学ユニット40内のライトバルブ42、入射側偏光板50、及び出射側偏光板51に対応する位置に、それぞれ排気孔31(本発明における排気部に相当するもの)が形成されている。そのため、シロッコファン20を駆動(回転翼22を回転)させれば、風が送風ダクト30を通って各排気孔31から排出され、各ライトバルブ42、各入射側偏光板50、及び各出射側偏光板51を冷却できる。
<1.第1の実施の形態>
[送風装置(シロッコファン20及び送風ダクト30)の構成例]
図4は、本発明の送風装置の一実施形態(第1の実施の形態)としての、シロッコファン20及び送風ダクト30を示す平面図である。なお、図4(a)は、シロッコファン20及び送風ダクト30の内部構造を示し、図4(b)は、シロッコファン20及び送風ダクト30の外観を示している。
また、図5は、本発明の送風装置の一実施形態(第1の実施の形態)としての、シロッコファン20及び送風ダクト30を示す斜視図である。なお、図5(a)は、シロッコファン20の外観及び送風ダクト30の内部構造を示し、図5(b)は、シロッコファン20及び送風ダクト30の外観を示している。
[送風装置(シロッコファン20及び送風ダクト30)の構成例]
図4は、本発明の送風装置の一実施形態(第1の実施の形態)としての、シロッコファン20及び送風ダクト30を示す平面図である。なお、図4(a)は、シロッコファン20及び送風ダクト30の内部構造を示し、図4(b)は、シロッコファン20及び送風ダクト30の外観を示している。
また、図5は、本発明の送風装置の一実施形態(第1の実施の形態)としての、シロッコファン20及び送風ダクト30を示す斜視図である。なお、図5(a)は、シロッコファン20の外観及び送風ダクト30の内部構造を示し、図5(b)は、シロッコファン20及び送風ダクト30の外観を示している。
ここで、シロッコファン20は、風を発生させる偏平な箱状のものであり、図4(a)に示すように、ファンケース21の内部に回転自在の回転翼22を収納したものである。そして、ファンケース21は、回転翼22の回転中心軸と直交する平面で見て円弧状の円弧壁23a(本発明における周面部に相当するもの)が形成され、円弧壁23aの内側に回転翼22を回転自在に収納する回転翼収納部23を有している。さらに、回転翼収納部23から回転翼22の回転方向に直線状に突出し、回転翼22によって発生した風を吐出する吐出部24を有している。
また、回転翼22の外周部と回転翼収納部23の円弧壁23aとの間の空間が送風空間25として形成されている。この送風空間25は、回転翼22の回転駆動方向(実施形態では、時計回りの方向)において、吐出部24に近づくにつれて徐々に幅が広くなるように形成されている。具体的には、吐出部24から離れた部分が最も幅の狭い最小幅部25aとなり、吐出部24に近い部分が最も幅の広い最大幅部25bとなっている。そして、最大幅部25b側の円弧壁23aは、吐出部24の直線壁24aと接続されている。
このようなシロッコファン20は、回転翼22を時計回りに回転駆動させることによって送風空間25内に風が発生し、その風は、回転翼収納部23の円弧壁23aに沿って矢印のように流れる。また、送風空間25の最小幅部25aから最大幅部25bに向かうにつれて風量が多くなる。そして、最大幅部25bから吐出部24に風が入ると、風は、吐出部24の直線壁24aに沿って矢印のように流れ、吐出部24の全体から真っ直ぐに(直線壁24aと平行に)吐出されるようになる。
シロッコファン20の吐出部24には、送風ダクト30が接続されている。この送風ダクト30は、シロッコファン20によって発生した風をライトバルブ42(図3参照)に向けて進行方向を変えて案内するものである。具体的には、送風ダクト30は、光学ユニット40(図3参照)の下面側に配置されており、シロッコファン20と同様の偏平な箱状のものとなっている。そして、ライトバルブ42に風を導くように曲がった外壁30a及び30bを有している。
ここで、送風ダクト30は、図4(b)及び図5(b)に示すように、第1排気孔31R(本発明における第1の排気部に相当するもの)、第2排気孔31G(本発明における第2の排気部に相当するもの)、及び第3排気孔31B(本発明における第3の排気部に相当するもの)を有している。そして、第1排気孔31Rは、図2に示すライトバルブ42R、入射側偏光板50R、及び出射側偏光板51Rの両面に向けて風を排出するための開口によって構成されている。また、第2排気孔31Gは、図2に示すライトバルブ42G、入射側偏光板50G、及び出射側偏光板51Gの両面に向けて風を排出するための開口によって構成されている。さらにまた、第3排気孔31Bは、図2に示すライトバルブ42B、入射側偏光板50B、及び出射側偏光板51Bの両面に向けて風を排出するための開口によって構成されている。
したがって、第1排気孔31Rの開口は、それぞれが図2に示すライトバルブ42R、入射側偏光板50R、及び出射側偏光板51Rの真下に位置するように取り付けられる。また、第2排気孔31Gの開口は、それぞれが図2に示すライトバルブ42G、入射側偏光板50G、及び出射側偏光板51Gの真下に位置するように取り付けられる。さらにまた、第3排気孔31Bの開口は、それぞれが図2に示すライトバルブ42B、入射側偏光板 50B、及び出射側偏光板51Bの真下に位置するように取り付けられる。
また、第1排気孔31R、第2排気孔31G、及び第3排気孔31Bの下方は、図4(a)及び図5(a)に示すように、それぞれ第1流路32R、第2流路32G、及び第3流路32Bとなっている。そして、第1排気孔31R、第2排気孔31G、及び第3排気孔31Bの反対側は、シロッコファン20の吐出部24から吐出される風を取り入れるための取入れ部33となっている。この取入れ部33の開口面積及び形状は、シロッコファン20の吐出部24の開口面積及び形状と同一に形成されている。そのため、吐出部24の全体から吐出された風は、取入れ部33の全体から取り入れられる。
さらにまた、外壁30aの内側には、取入れ部33側から第1流路32R側に向かって斜めに伸びる反射板34(本発明における反射部に相当するもの)が設けられている。この反射板34は、取入れ部33から取り入れた風の流れが第1排気孔31R、第2排気孔31G、及び第3排気孔31Bに一直線状に向かうように、取入れ部33からの風を斜めに当てて反射させる平面によって風の進行方向を変えるものである。
このような第1の実施の形態の送風装置(シロッコファン20及び送風ダクト30)を備える液晶プロジェクタ10(図1参照)は、映像の投射時に、シロッコファン20の回転翼22が回転駆動される。そして、ケース11(図1参照)の底面から外気が取り入れられる。取り入れられた外気は、回転翼22の時計回りの回転により、送風空間25内を図4(a)に示す矢印のように流れ、風が発生する。この風は、吐出部24の直線壁24aに沿って矢印のように流れ、吐出部24の全体から真っ直ぐに(直線壁24aと平行に)吐出される。
シロッコファン20の吐出部24から吐出された風は、送風ダクト30の取入れ部33の全体から真っ直ぐに取り入れられる。そして、取入れ部33に入った風は、平面の反射板34に入射角θ(実施形態では、θ=35°)で入射して当たり、反射角θ(入射角θと同一の角度)で反射されて矢印のように真っ直ぐに流れる。この際、反射板34は、取入れ部33から取り入れた風の流れが第1排気孔31R、第2排気孔31G、及び第3排気孔31Bに一直線状に向かう(反射角θで反射された風が第1流路32R、第2流路32G、及び第3流路32Bを流れる)ような角度で設置されている。
したがって、反射板34によって反射された風は、反射板34に入射する位置に応じ、矢印のように第1流路32R、第2流路32G、及び第3流路32Bを偏りなく流れる。その結果、第1排気孔31R、第2排気孔31G、及び第3排気孔31Bに到達する風量が適切化され、図2に示すライトバルブ42R,42G,42B、入射側偏光板50R,50G,50B、及び出射側偏光板51R,51G,51Bをそれぞれ効果的に冷却できるようになる。また、この風は、反射板34に当たって反射されるだけで、摩擦抵抗による風速の低下がないので、効率的に風を送ることができる。
ここで、一般的に、図2に示すライトバルブ42R,42G,42B、入射側偏光板50R,50G,50B、及び出射側偏光板51R,51G,51Bの温度は、高い順にB>G>Rとなる。そのため、一番高温になるライトバルブ42B、入射側偏光板50B、及び出射側偏光板51Bに対して風を排気する第3排気孔31B(図4参照)は、一番大きい開口となっている。また、次に高温になるライトバルブ42G、入射側偏光板50G、及び出射側偏光板51Gに対して風を排気する第2排気孔31G(図4参照)は、次に大きい開口となっている。さらにまた、一番低温のライトバルブ42R、入射側偏光板50R、及び出射側偏光板51Rに対して風を排気する第1排気孔31R(図4参照)は、一番小さい開口となっている。
したがって、排気される風量は、一番高温のライトバルブ42B、入射側偏光板50B、及び出射側偏光板51Bが一番多くなる。そして、ライトバルブ42G、入射側偏光板50G、及び出射側偏光板51Gが次に多く、一番低温のライトバルブ42R、入射側偏光板50R、及び出射側偏光板51Rは、一番少なくなる。その結果、ライトバルブ42R,42G,42B、入射側偏光板50R,50G,50B、及び出射側偏光板51R,51G,51Bの温度に応じた効率的な冷却が可能となる。また、これらの光学部品がすべて限界保証温度以下に保持される。なお、これらの光学部品を冷却した風は、排気ファン15(図1参照)によって外部に排気される。
<2.第2の実施の形態>
[送風装置(シロッコファン20及び送風ダクト60)の構成例]
図6は、本発明の送風装置の一実施形態(第2の実施の形態)としての、シロッコファン20及び送風ダクト60を示す平面図である。なお、図6(a)は、シロッコファン20及び送風ダクト60の内部構造を示し、図6(b)は、シロッコファン20及び送風ダクト60の外観を示している。
[送風装置(シロッコファン20及び送風ダクト60)の構成例]
図6は、本発明の送風装置の一実施形態(第2の実施の形態)としての、シロッコファン20及び送風ダクト60を示す平面図である。なお、図6(a)は、シロッコファン20及び送風ダクト60の内部構造を示し、図6(b)は、シロッコファン20及び送風ダクト60の外観を示している。
ここで、シロッコファン20は、第1の実施の形態のものと同一となっている。そのため、ファンケース21の内部に回転翼22が収納されており、ファンケース21は、円弧壁23aが形成された回転翼収納部23と、直線壁24aが形成された吐出部24とを有している。そして、回転翼22を時計回りに回転駆動させると、回転翼収納部23の円弧壁23aに沿って風が矢印のように流れる。また、その風量は、送風空間25の最小幅部25aから最大幅部25bに向かうにつれて多くなる。その後、風は、吐出部24の直線壁24aに沿って矢印のように流れ、吐出部24の全体から真っ直ぐに(直線壁24aと平行に)吐出される。
シロッコファン20の吐出部24には、送風ダクト60の取入れ部63が接続されている。この送風ダクト60は、シロッコファン20によって発生し、吐出部24から吐出された風を取入れ部63から取り入れるとともに、ライトバルブ42(図3参照)に向けて進行方向を変えて案内するものである。そのため、ライトバルブ42に風を導くように形成された外壁60a及び60bを有している。そして、外壁60aの取入れ部63側は、第1流路62R側に向かって斜めに伸びる反射部となっている。この外壁(反射部)60aは、具体的には、取入れ部63から取り入れた風の流れが第1排気孔61R、第2排気孔61G、及び第3排気孔61Bに一直線状に向かう(反射角θで反射された風が第1流路62R、第2流路62G、及び第3流路62Bを流れる)ような角度で形成されている。
したがって、取入れ部63に入った風は、平面の外壁(反射部)60aに入射角θ(実施形態では、θ=35°)で入射して当たり、反射角θ(入射角θと同一の角度)で反射されて矢印のように真っ直ぐに流れる。具体的には、外壁(反射部)60aによって反射された風は、反射部に入射する位置に応じ、矢印のように第1流路62R、第2流路62G、及び第3流路62Bを偏りなく流れる。その結果、第1排気孔61R、第2排気孔61G、及び第3排気孔61Bに到達する風量が適切化され、図2に示すライトバルブ42R,42G,42B、入射側偏光板50R,50G,50B、及び出射側偏光板51R,51G,51Bをそれぞれ効果的に冷却できるようになる。また、この風は、外壁(反射部)60aに反射されるだけで、摩擦抵抗による風速の低下がないので、効率的に風を送ることができる。
また、第3排気孔61Bが一番大きい開口で、第2排気孔31Gが次に大きい開口で、第1排気孔61Rは、一番小さい開口となっている。そのため、排気される風量は、一番高温になるライトバルブ42B、入射側偏光板50B、及び出射側偏光板51Bが一番多くなる。そして、次に高温になるライトバルブ42G、入射側偏光板50G、及び出射側偏光板51Gが次に多く、一番低温のライトバルブ42R、入射側偏光板50R、及び出射側偏光板51Rは、一番少なくなる。その結果、ライトバルブ42R,42G,42B、入射側偏光板50R,50G,50B、及び出射側偏光板51R,51G,51Bの温度に応じた効率的な冷却が可能となる。また、これらの光学部品がすべて限界保証温度以下に保持される。なお、これらの光学部品を冷却した風は、排気ファン15(図1参照)によって外部に排気される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々の変形が可能である。例えば、実施形態では、電子機器として、投射型表示装置である液晶プロジェクタ10を例に挙げるとともに、熱を伴うライトバルブ42R,42G,42B、入射側偏光板50R,50G,50B、及び出射側偏光板51R,51G,51Bを冷却対象とした。しかし、これに限らず、ランプユニット41等の熱を伴う部品を冷却対象とすることもできる。また、液晶プロジェクタ10に限らず、液晶ディスプレイ(バックライト)、ノート型パーソナルコンピュータ(CPU)等の各種の電子機器(熱を伴う部品)に広く適用可能である。
10 液晶プロジェクタ(電子機器)
13 投射レンズ
20 シロッコファン(冷却ファン)
22 回転翼
23 回転翼収納部
23a 円弧壁(周面部)
24 吐出部
30 送風ダクト
31 排気孔(排気部)
31R 第1排気孔(第1の排気部)
31G 第2排気孔(第2の排気部)
31B 第3排気孔(第3の排気部)
33 取入れ部
34 反射板(反射部)
41 ランプユニット(光源)
42 ライトバルブ(熱を伴う部品)
42R ライトバルブ(第1のライトバルブ)
42G ライトバルブ(第2のライトバルブ)
42B ライトバルブ(第2のライトバルブ)
60 送風ダクト
60a 外壁(反射部)
61R 第1排気孔(第1の排気部)
61G 第2排気孔(第2の排気部)
61B 第3排気孔(第3の排気部)
63 取入れ部
13 投射レンズ
20 シロッコファン(冷却ファン)
22 回転翼
23 回転翼収納部
23a 円弧壁(周面部)
24 吐出部
30 送風ダクト
31 排気孔(排気部)
31R 第1排気孔(第1の排気部)
31G 第2排気孔(第2の排気部)
31B 第3排気孔(第3の排気部)
33 取入れ部
34 反射板(反射部)
41 ランプユニット(光源)
42 ライトバルブ(熱を伴う部品)
42R ライトバルブ(第1のライトバルブ)
42G ライトバルブ(第2のライトバルブ)
42B ライトバルブ(第2のライトバルブ)
60 送風ダクト
60a 外壁(反射部)
61R 第1排気孔(第1の排気部)
61G 第2排気孔(第2の排気部)
61B 第3排気孔(第3の排気部)
63 取入れ部
Claims (6)
- 電子機器の冷却のための風を発生させる冷却ファンと、
前記冷却ファンに接続され、前記冷却ファンによって発生した風を前記電子機器に向けて進行方向を変えて案内する送風ダクトと
を備え、
前記送風ダクトは、
前記冷却ファンからの風を取り入れる取入れ部と、
前記電子機器に向けて風を排出する排気部と、
前記取入れ部から取り入れた風の流れが前記排気部に向かうように、前記取入れ部からの風を斜めに当てて反射させる平面によって風の進行方向を変える反射部と
を有する電子機器用送風装置。 - 請求項1に記載の電子機器用送風装置において、
前記送風ダクトは、前記排気部を複数有しており、
前記送風ダクトの前記反射部は、風の流れが各前記排気部に一直線状に向かうように、風の進行方向を変える
電子機器用送風装置。 - 請求項1に記載の電子機器用送風装置において、
前記冷却ファンは、
風を発生させる回転翼と、
前記回転翼の回転中心軸と直交する平面で見て円弧状の周面部が形成され、前記周面部の内側に前記回転翼を回転自在に収納する回転翼収納部と、
前記回転翼収納部から前記回転翼の回転方向に直線状に突出し、前記回転翼によって発生した風を吐出する吐出部と
を有する電子機器用送風装置。 - 熱を伴う部品の冷却のための風を発生させる冷却ファンと、
前記冷却ファンに接続され、前記冷却ファンによって発生した風を前記部品に向けて進行方向を変えて案内する送風ダクトと
からなる送風装置を備え、
前記送風ダクトは、
前記冷却ファンからの風を取り入れる取入れ部と、
前記部品に向けて風を排出する排気部と、
前記取入れ部から取り入れた風の流れが前記排気部に向かうように、前記取入れ部からの風を斜めに当てて反射させる平面によって風の進行方向を変える反射部と
を有する送風装置付き電子機器。 - 請求項4に記載の送風装置付き電子機器において、
映像を映し出すための光を出射する光源と、
前記光源から出射された光の変調を行うライトバルブと、
前記ライトバルブに光を照射して得られた映像を投射する投射レンズと
を備え、
前記送風ダクトの前記排気部は、前記ライトバルブに向けて風を排出する
送風装置付き電子機器。 - 請求項4に記載の送風装置付き電子機器において、
映像を映し出すための光を出射する光源と、
前記光源から出射された光の中で、赤色の波長域の光を変調する第1のライトバルブ、緑色の波長域の光を変調する第2のライトバルブ、及び青色の波長域の光を変調する第3のライトバルブと、
各前記ライトバルブに光を照射して得られた映像を投射する投射レンズと
を備え、
前記送風ダクトの前記排気部は、各前記ライトバルブに向けて別々に風を排出するように、第1の排気部、第2の排気部、及び第3の排気部からなり、
前記送風ダクトの前記反射部は、風の流れが各前記排気部に一直線状に向かうように、風の進行方向を変える
送風装置付き電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008259375A JP2010091648A (ja) | 2008-10-06 | 2008-10-06 | 電子機器用送風装置及び送風装置付き電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008259375A JP2010091648A (ja) | 2008-10-06 | 2008-10-06 | 電子機器用送風装置及び送風装置付き電子機器 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2008259375A Pending JP2010091648A (ja) | 2008-10-06 | 2008-10-06 | 電子機器用送風装置及び送風装置付き電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010091648A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013171162A (ja) * | 2012-02-21 | 2013-09-02 | Seiko Epson Corp | プロジェクター |
JPWO2013069039A1 (ja) * | 2011-11-07 | 2015-04-02 | 日立マクセル株式会社 | 投射型映像表示装置 |
-
2008
- 2008-10-06 JP JP2008259375A patent/JP2010091648A/ja active Pending
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