JPH09196086A - 発進クラッチの制御装置 - Google Patents

発進クラッチの制御装置

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JPH09196086A
JPH09196086A JP8009267A JP926796A JPH09196086A JP H09196086 A JPH09196086 A JP H09196086A JP 8009267 A JP8009267 A JP 8009267A JP 926796 A JP926796 A JP 926796A JP H09196086 A JPH09196086 A JP H09196086A
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JP
Japan
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starting clutch
speed
control device
engine speed
engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP8009267A
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English (en)
Inventor
Hidehiro Oba
秀洋 大庭
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP8009267A priority Critical patent/JPH09196086A/ja
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイドル回転数制御装置の影響をうけない発
進クラッチの制御装置を提供すること。 【解決手段】 シフトポジションが、発進可能なD,
2,L,Rレンジにあり車両が停止中であるときには、
アイドルスピードコントロールバルブ15の開度を固定
しておいて、エンジン回転数がN、Pレンジのエンジン
回転数よりも所定の回転数だけ低い目標回転数となるよ
うに発進クラッチ20の供給油圧をフィードバック制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発進クラッチの制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発進クラッチを弱係合状態に待機せしめ
ておきアクセルペダルが踏み込まれたら係合力を上げて
いき、ある車速に達したところで完全係合をおこなう発
進クラッチの制御装置が公知である(特開昭63−11
0044号公報、特開昭62−9031号公報参照)。
上記公報の装置では、弱係合状態に待機するに際し、ク
ラッチピストンのストロークのばらつき、クラッチリタ
ーンスプリングのばらつき、調圧バルブのばらつき等に
起因する発進クラッチの伝達トルク容量のばらつきを防
止するために、発進クラッチの弱係合状態の判定にエン
ジン回転数を用い、エンジン回転数が目標回転数となる
ように発進クラッチの伝達トルク容量をフィードバック
制御することが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジンに
は、アイドル時にエンジン回転数を目標回転数にフィー
ドバック制御するアイドル回転数制御装置が備えられ
(特開平5−312076号公報参照)、上記のように
発進クラッチを制御すると、アイドル回転数制御装置が
作動した場合に、両者が干渉するという問題が発生し、
例えば、発進クラッチの制御装置の目標値と、アイドル
回転数制御装置の目標値が同じ場合、アイドル回転数制
御装置側で目標値に合わされてしまうと発進クラッチが
弱係合状態にならず、また、発進クラッチの制御装置の
目標値とアイドル回転数制御装置の目標値が異なる場合
は両者が異なった目標値に合わせようとするために制御
量を動かすが目標値にはならず、やはり発進クラッチが
弱係合状態にならないという問題がある。
【0004】本発明は上記問題に鑑み、アイドル回転数
制御装置の影響をうけない発進クラッチの制御装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、アイドル時にエンジン回転数を目標回転数にフィー
ドバック制御するアイドル回転数制御装置を備えたエン
ジンと変速機の間に介装され、前記エンジンの動力を変
速機に伝達する車両用の発進クラッチの制御装置であっ
て、車両発進前の待機状態においてエンジン回転数が目
標回転数になるように前記発進クラッチの伝達トルク容
量をフィードバック制御するトルク容量制御手段と、該
トルク容量制御手段によるフィードバック制御をおこな
う時には前記アイドル回転数制御装置によるエンジン回
転数のフィードバック制御を停止する停止手段とを備え
ることを特徴とする発進クラッチの制御装置が提供され
る。
【0006】この様に構成された発進クラッチの制御装
置では、発進前の待機状態において前記発進クラッチの
伝達トルク容量をフィードバック制御している時には、
前記アイドル回転数制御装置によるエンジン回転数のフ
ィードバック制御が停止される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態の全
体の構成を模式的に示した図であって、エンジン10の
出力軸11に、発進クラッチ20の入力軸21が連結さ
れ、発進クラッチ20の出力軸22に変速機30の入力
軸31が連結されている。エンジン10の吸気管12の
途中にはスロットルバルブ13が配設され、また、この
スロットルバルブ13をバイパスするバイパス空気通路
14が配設され、該バイパス空気通路14の途中にはア
イドル時の空気流量を制御するアイドルスピードコント
ロールバルブ(ISCV)15が配設されている。
【0008】発進クラッチ20は、入力軸21に入力デ
ィスク23を介して結合された入力プレート25と、出
力軸22に出力ディスク24を介して結合された出力プ
レート26と、油圧により移動せしめられて前記入力プ
レート25を出力プレート26に係合せしめるピストン
27により構成される。前記油圧は図示しない油圧供給
源から供給油圧制御弁(以下OPCVという)28を介
して入力ディスク23とピストン27の間に供給され
る。変速機30はP,R,N,D,2,Lの6個のシフ
トポジションを有する前進4段、後進1段のギヤ段を備
えた自動変速機である。
【0009】40はコントロールユニット(以下ECU
という)であって、ECU40は、デジタルコンピュー
タからなり、相互に接続された入力インターフェイス回
路41、ADC(アナログデジタル変換器)42、CP
U(マイクロプロセッサ)43、RAM(ランダムアク
セスメモリ)44、ROM(リードオンリメモリ)4
5、出力インターフェイス回路46を具備している。
【0010】CPU43には、エンジン10の回転数を
検出するエンジン回転数センサ51、スロットルバルブ
13の軸に取り付けられエンジンがアイドル運転状態か
否かを検出するアイドルスィッチ52、車速を検出する
車速センサ53、現在使用されているシフトポジション
を検出するシフトポジションセンサ54等からの各セン
サの出力信号が、入力インターフェイス回路41を介し
て、あるいはさらにADC42を介して入力される。C
PU43は上記各種センサの値を基に後述する演算をお
こない発進時に、発進クラッチ30が弱係合するよう
に、ISCV15とOPCV28を最適に制御する信号
を出力し、この信号は出力インターフェイス回路46を
介して送達される。
【0011】次に図2に示すタイムチャートを参照しな
がら、上記の様に構成された本実施の形態の考え方を説
明する。図2の(A)に示されるように、発進前の待機
状態、すなわち車両停止状態において、Nレンジ(Pレ
ンジも同じ)から、ある時に、発進可能なDレンジ
(2,L,Rレンジも同じ)にシフトされると図2の
(B)に示されるNレンジにおけるエンジンの回転数N
Enを記憶しておいて、Dレンジにシフトされたとき
に、エンジン回転数が前記回転数NEnから予め定めた
分だけ低下したNEn−αになるように、例えば、発進
クラッチ20のピストン27に作用する油圧が図2の
(C)に示されるようにOPCV28を制御して発進ク
ラッチ20の入力プレート23と出力プレート25を弱
係合せしめる。ここで、エンジンそのものの出力を一定
にしておかないと弱係合の度合いが変わってしまうの
で、上記の制御をおこなう間はISCV15の開度を固
定する。
【0012】図3および図4は上記の考え方による発進
前の待機状態における制御を実行するためのフローチャ
ートである。この制御ルーチンは規定の周期毎に実行さ
れる。初めに、ステップ301で現在のエンジン回転数
NEと車速Vを読み込み、ステップ302、303で発
進前の待機状態にあるか否かを判別する。すなわち、ス
テップ302ではV=0か否かを判別し、ステップ30
3ではアイドルスィッチ52がONかどうかを判別す
る。そして、ステップ302、303でともにYESと
判別された場合に発進前の待機状態にあるとしてステッ
プ304に進むが、ステップ302またはステップ30
3でNOと判別された場合には、発進前の待機状態では
ないとして本ルーチンをリターンする。
【0013】ステップ304では、現在のシフトレンジ
が走行レンジ(D,2,L,Rレンジ)にあるか否かを
判別する。そして、ステップ304で、NO、すなわち
中立レンジ(P,Nレンジ)にあると判別されたときに
は、ステップ305でOPCV28を制御して発進クラ
ッチの係合油圧PCLを0にし、ステップ306から31
0の処理をおこないエンジン回転数がアイドルの目標回
転数NE1に合うようにISCV15の開度をフィード
バック制御する。
【0014】すなわち、ステップ306で、エンジン回
転数NEが、エンジン冷却水温や、エアコンのON,O
FFに応じて設定される目標回転数NE1に対して許容
差βを超えて低下しているか否かを判別し、その結果、
YESの場合はステップ307に進みISCV15の開
度θISC をΔθだけ増大してエンジン回転数を上げる処
理をしてステップ311に進む。
【0015】一方、NOの場合にはステップ308に進
んでエンジン回転数NEが目標回転数NE1に対して許
容差βを超えて上昇しているか否かを判別し、その結
果、YESの場合はステップ307に進みISCV15
の開度θISC をΔθだけ減少してエンジン回転数を下げ
る処理をしてステップ311に進む。NOの場合は、エ
ンジン回転数NEが目標回転数NE1に対して許容差β
内にあることを示しているのでステップ310において
ISCV15の開度θISC をそのまま変えない処理をし
てステップ311に進む。そして、ステップ311では
アイドルの基準のエンジン回転数NEをNEnとして記
憶してリターンする。
【0016】このようにして、中立レンジでは、アイド
ル回転数が目標回転数NE1になるようにISCV15
のフィードバック制御がおこなわれ、このフィードバッ
ク制御によって得られたエンジン回転数NEnが記憶さ
れる。
【0017】次に、上記のような中立レンジの状態から
車両停止のまま走行レンジ、例えば、図2に示されるよ
うに、Dレンジにシフトされると、ステップ304で
は、YESと判定され、以降、ステップ401から40
6の処理をおこないエンジン回転数が上述の回転数NE
nから設定される目標回転数NEn−αに合うように発
進クラッチの係合度合いをフィードバック制御をする。
【0018】まず、ステップ401ではエンジンが発生
する出力が変動しないようにISCV15の開度が固定
される。次いで、ステップ402ではエンジン回転数N
Eが、上述の回転数NEnから設定される目標回転数N
En−αから許容差γを超えて低下しているか否かを判
定し、その結果、YESの場合はステップ403に進
み、エンジン回転数が上昇するように発進クラッチの係
合油圧PCLをΔPだけ減少するようにOPCV28に減
圧指令を出力してリターンする。NOの場合はステップ
404に進んで目標回転数NEn−αから許容差γを超
えて上昇しているか否かを判定する。
【0019】その結果、YESの場合は、ステップ40
5に進みエンジン回転数が低下するように発進クラッチ
の係合油圧PCLをΔPだけ増加するようにOPCV28
に増圧指令を出力してリターンする。NOの場合は、エ
ンジン回転数NEが目標回転数NE1の許容差β内にあ
ることを示しているのでステップ406において発進ク
ラッチの係合油圧PCLを固定する。
【0020】このようにして、走行レンジにおいては、
ISCV15によるフィードバック制御が停止されるの
で、発進クラッチはその干渉を受けないので、常に最適
に弱係合状態で待機させられる。
【0021】なお、運転者による発進操作がおこなわ
れ、アイドルスィッチ52がOFFになると本ルーチン
は直接リターンに進み、図示しない別の発進ルーチンに
よって、上述した待機のための制御から、例えば、図5
に示すようにエンジン回転数の上昇に応じて発進クラッ
チの係合油圧を徐々に増大するようにOPCV28が制
御される。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、車両発進前、アイドル
回転数制御装置の干渉を受けることなく、常に安定した
待機状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の構成を示す図である。
【図2】作動を説明するタイムチャートである。
【図3】発進クラッチの制御のフローチャートである。
【図4】発進クラッチの制御のフローチャートである。
【図5】発進時のエンジン回転数に対する供給油圧制御
弁の指令値を示した図である。
【符号の説明】
10…エンジン 13…スロットルバルブ 15…アイドルスピードコントロールバルブ(ISC
V) 20…発進クラッチ 25…入力プレート 26…出力プレート 27…ピストン 28…供給油圧制御弁(OPCV) 30…変速機 40…電子制御ユニット(ECU) 51…エンジン回転数センサ 52…アイドルスィッチ 53…車速センサ 54…シフトポジションセンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイドル時にエンジン回転数を目標回転
    数にフィードバック制御するアイドル回転数制御装置を
    備えたエンジンと変速機の間に介装され、前記エンジン
    の動力を変速機に伝達する車両用の発進クラッチの制御
    装置であって、 車両発進前の待機状態においてエンジン回転数が目標回
    転数になるように前記発進クラッチの伝達トルク容量を
    フィードバック制御するトルク容量制御手段と、 該トルク容量制御手段によるフィードバック制御をおこ
    なう時には前記アイドル回転数制御装置によるエンジン
    回転数のフィードバック制御を停止する停止手段とを備
    えることを特徴とする発進クラッチの制御装置。
JP8009267A 1996-01-23 1996-01-23 発進クラッチの制御装置 Pending JPH09196086A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8009267A JPH09196086A (ja) 1996-01-23 1996-01-23 発進クラッチの制御装置

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JP8009267A JPH09196086A (ja) 1996-01-23 1996-01-23 発進クラッチの制御装置

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JPH09196086A true JPH09196086A (ja) 1997-07-29

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ID=11715679

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JP8009267A Pending JPH09196086A (ja) 1996-01-23 1996-01-23 発進クラッチの制御装置

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JP (1) JPH09196086A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004052643A (ja) * 2002-07-18 2004-02-19 Toyota Motor Corp 車両のニュートラル制御装置
US7214162B2 (en) * 2004-04-27 2007-05-08 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle control apparatus
JP2008075709A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Jatco Ltd 車両の制御装置
JP2009180201A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Honda Motor Co Ltd 副吸気流路の流量制御方法

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