JPH09195899A - 乗用ゴルフカート - Google Patents
乗用ゴルフカートInfo
- Publication number
- JPH09195899A JPH09195899A JP8023016A JP2301696A JPH09195899A JP H09195899 A JPH09195899 A JP H09195899A JP 8023016 A JP8023016 A JP 8023016A JP 2301696 A JP2301696 A JP 2301696A JP H09195899 A JPH09195899 A JP H09195899A
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- engine
- solenoid
- motor
- choke
- starter motor
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 いかなる環境状況であっても確実にエンジン
の始動を可能とした乗用ゴルフカートを提供する。 【解決手段】 自動的にチョークレバーを引くソレノイ
ドまたはモータを具備したエンジン式乗用ゴルフカート
において、エンジン始動の時スタータモータを回転させ
るに先行してソレノイドまたはチョーク作動用モータを
動作させ、先行する時間を50m秒から1秒間となるよ
う制御してエンジンの始動を確実にする。
の始動を可能とした乗用ゴルフカートを提供する。 【解決手段】 自動的にチョークレバーを引くソレノイ
ドまたはモータを具備したエンジン式乗用ゴルフカート
において、エンジン始動の時スタータモータを回転させ
るに先行してソレノイドまたはチョーク作動用モータを
動作させ、先行する時間を50m秒から1秒間となるよ
う制御してエンジンの始動を確実にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動、手動の切替
手段のある自動走行および手動走行が可能な乗用ゴルフ
カートに関する。
手段のある自動走行および手動走行が可能な乗用ゴルフ
カートに関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ場のゴルフカートとしては、従来
から種々のタイプのものが提供されている。例えば、キ
ャディによる人力を動力源とする手押しタイプから電動
機あるいはエンジンを駆動力とする非乗用タイプまたは
乗用タイプのものが多用されている。
から種々のタイプのものが提供されている。例えば、キ
ャディによる人力を動力源とする手押しタイプから電動
機あるいはエンジンを駆動力とする非乗用タイプまたは
乗用タイプのものが多用されている。
【0003】また、このところのキャディ不足に対応し
て、プレイヤーが自分でゴルフカートを操作してラウン
ドする、所謂、セルフによるプレイが多くなっている。
一方、ゴルフ場の立地条件はますます厳しくなり、山間
部に開設されるケースが多くなっていてコースがアップ
ダウンしている場合が多い。そのためにセルフプレイの
場合は、プレイヤー自身がゴルフカートに乗車して移動
できることが望まれている。特に、高齢者のプレイヤー
の場合は乗用ゴルフカートは不可欠である。そこで最近
は、2人乗り乗用ゴルフカートあるいは4人乗りゴルフ
カートが供用されるようになってきた。
て、プレイヤーが自分でゴルフカートを操作してラウン
ドする、所謂、セルフによるプレイが多くなっている。
一方、ゴルフ場の立地条件はますます厳しくなり、山間
部に開設されるケースが多くなっていてコースがアップ
ダウンしている場合が多い。そのためにセルフプレイの
場合は、プレイヤー自身がゴルフカートに乗車して移動
できることが望まれている。特に、高齢者のプレイヤー
の場合は乗用ゴルフカートは不可欠である。そこで最近
は、2人乗り乗用ゴルフカートあるいは4人乗りゴルフ
カートが供用されるようになってきた。
【0004】図1には本出願人が開発したタイプの4人
乗りの乗用ゴルフカートの外観図を示す。この乗用ゴル
フカートは自動、手動の切替手段のあるエンジン駆動タ
イプであって、前後にそれぞれ2人が乗れるようになっ
ている。そして、後部にゴルフバックを積載でき、上部
には日除け、雨除けのためのルーフが設置されている。
乗用ゴルフカートの制御系系統図を図2、図3に示す。
図2、図3はコントロールボックス1のマイコン2を中
心に左右に分割した図であり、両図を合成したものが制
御系系統図の全体図となる。
乗りの乗用ゴルフカートの外観図を示す。この乗用ゴル
フカートは自動、手動の切替手段のあるエンジン駆動タ
イプであって、前後にそれぞれ2人が乗れるようになっ
ている。そして、後部にゴルフバックを積載でき、上部
には日除け、雨除けのためのルーフが設置されている。
乗用ゴルフカートの制御系系統図を図2、図3に示す。
図2、図3はコントロールボックス1のマイコン2を中
心に左右に分割した図であり、両図を合成したものが制
御系系統図の全体図となる。
【0005】制御系統は、概略的に、コントロールボッ
クス1のマイコン2と、操作部3、ステアリング部4、
センサー部5、電源部6、エンジン部7、パーキング部
8およびメインブレーキ部9から構成される。
クス1のマイコン2と、操作部3、ステアリング部4、
センサー部5、電源部6、エンジン部7、パーキング部
8およびメインブレーキ部9から構成される。
【0006】このような構成の乗用ゴルフカーを自動走
行する場合は、自動運転切替レバーを「自動」にする
と、自動走行モードとなる。そのとき、カート道に沿っ
て埋設されたループ線に流れる誘導電流を検知し、マグ
ネットを読み取って、自動操縦と自動増・減速、自動停
止を行いながらカート道を走行する。リモコンまたは発
信/停止ボタンで任意の場所で発進、停止することもで
きる。また、各種安全装置により危険を察知すると緊急
停止する。
行する場合は、自動運転切替レバーを「自動」にする
と、自動走行モードとなる。そのとき、カート道に沿っ
て埋設されたループ線に流れる誘導電流を検知し、マグ
ネットを読み取って、自動操縦と自動増・減速、自動停
止を行いながらカート道を走行する。リモコンまたは発
信/停止ボタンで任意の場所で発進、停止することもで
きる。また、各種安全装置により危険を察知すると緊急
停止する。
【0007】自動運転切替レバーを「手動」にすると、
手動走行モードになり、通常の乗用カートと同じように
ハンドル(ステアリング)の操作によってプレイヤー自
身による操作で前進、後進の運転ができる。
手動走行モードになり、通常の乗用カートと同じように
ハンドル(ステアリング)の操作によってプレイヤー自
身による操作で前進、後進の運転ができる。
【0008】
【発明が解決しようする課題】これらの乗用ゴルフカー
トは、駆動源には主としてエンジンを使用しており、最
初の始動はもとより、ラウンド中は一打一打のプレーの
たびに発進、停止を繰り返す状況で使用される。そし
て、どのような状況であろうとも必ず始動し、発進でき
る状態でなければならない。
トは、駆動源には主としてエンジンを使用しており、最
初の始動はもとより、ラウンド中は一打一打のプレーの
たびに発進、停止を繰り返す状況で使用される。そし
て、どのような状況であろうとも必ず始動し、発進でき
る状態でなければならない。
【0009】通常、エンジンの始動はスタータモータに
よるが、エンジンを始動する時、スタータモータへの入
力電流は数十アンペア以上となり、その負荷によりバッ
テリの電圧は低下する。特に寒冷時には、エンジンが冷
えており、エンジンオイルの粘性が下がり、スタータモ
ータへの入力電流は100アンペア以上に増大すること
がある。
よるが、エンジンを始動する時、スタータモータへの入
力電流は数十アンペア以上となり、その負荷によりバッ
テリの電圧は低下する。特に寒冷時には、エンジンが冷
えており、エンジンオイルの粘性が下がり、スタータモ
ータへの入力電流は100アンペア以上に増大すること
がある。
【0010】さらに、このような寒冷時は、バッテリの
特性も著しく低下し、その負荷によりバッテリー電圧の
低下も著しくなる。このような寒冷時には、エンジン始
動時にチョークレバーを引く必要がある。温度を検出
し、チョークを自動的に引くよう制御するとき、ソレノ
イドまたはモータが使用されるが、スタータモータとチ
ョーク作動用のソレノイドまたはモータを同時に通電す
ると、バッテリ電圧の低下のためソレノイドまたはモー
タが動作しないことが起こり、その結果、エンジンが始
動できないことがあった。
特性も著しく低下し、その負荷によりバッテリー電圧の
低下も著しくなる。このような寒冷時には、エンジン始
動時にチョークレバーを引く必要がある。温度を検出
し、チョークを自動的に引くよう制御するとき、ソレノ
イドまたはモータが使用されるが、スタータモータとチ
ョーク作動用のソレノイドまたはモータを同時に通電す
ると、バッテリ電圧の低下のためソレノイドまたはモー
タが動作しないことが起こり、その結果、エンジンが始
動できないことがあった。
【0011】本発明は、上記不都合を除去するものであ
り、その目的は、アップダウンの厳しいゴルフ場、即ち
環境変化の激しいゴルフ場において、どのような環境状
況であっても確実にエンジンの始動を可能とした乗用ゴ
ルフカートを提供することである。
り、その目的は、アップダウンの厳しいゴルフ場、即ち
環境変化の激しいゴルフ場において、どのような環境状
況であっても確実にエンジンの始動を可能とした乗用ゴ
ルフカートを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
乗用ゴルフカートは、自動的にチョークレバーを引くソ
レノイドを具備したエンジン式乗用ゴルフカートにおい
て、エンジン始動の時スタータモータを回転させるに先
行してソレノイドを動作させるよう制御することを特徴
とする。
乗用ゴルフカートは、自動的にチョークレバーを引くソ
レノイドを具備したエンジン式乗用ゴルフカートにおい
て、エンジン始動の時スタータモータを回転させるに先
行してソレノイドを動作させるよう制御することを特徴
とする。
【0013】本発明の請求項2に係る乗用ゴルフカート
は、自動的にチョークレバーを引くソレノイドを具備し
たエンジン式乗用ゴルフカートにおいて、エンジン始動
の時スタータモータを回転させるに先行してソレノイド
を動作させ、先行する時間を50m秒から1秒間となる
よう制御することを特徴とする。
は、自動的にチョークレバーを引くソレノイドを具備し
たエンジン式乗用ゴルフカートにおいて、エンジン始動
の時スタータモータを回転させるに先行してソレノイド
を動作させ、先行する時間を50m秒から1秒間となる
よう制御することを特徴とする。
【0014】本発明の請求項3に係る乗用ゴルフカート
は、自動的にチョークレバーを引くモータを具備したエ
ンジン式乗用ゴルフカートにおいて、エンジン始動の時
スタータモータを回転させるに先行してチョーク作動用
モータを動作させるよう制御することを特徴とする。
は、自動的にチョークレバーを引くモータを具備したエ
ンジン式乗用ゴルフカートにおいて、エンジン始動の時
スタータモータを回転させるに先行してチョーク作動用
モータを動作させるよう制御することを特徴とする。
【0015】本発明の請求項4に係る乗用ゴルフカート
は、自動的にチョークレバーを引くモータを具備したエ
ンジン式乗用ゴルフカートにおいて、エンジン始動の時
スタータモータを回転させるに先行してチョーク作動用
モータを動作させ、先行する時間を50m秒から1秒間
となるよう制御することを特徴とする。
は、自動的にチョークレバーを引くモータを具備したエ
ンジン式乗用ゴルフカートにおいて、エンジン始動の時
スタータモータを回転させるに先行してチョーク作動用
モータを動作させ、先行する時間を50m秒から1秒間
となるよう制御することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図4、図5を用いて本発明
を説明する。なお、図4および図5において同じ機能も
のには同一の符号を付している。図4は電源部6におけ
るスタータモータの駆動回路を示す。同図において、2
はマイコン、10はバッテリー、11はダイナモ兼用の
スタータモータ、12はキースイッチ、13はパワーリ
レー、14はスタータリレードライバ、15はスタータ
リレー、16はコンタクタである。
を説明する。なお、図4および図5において同じ機能も
のには同一の符号を付している。図4は電源部6におけ
るスタータモータの駆動回路を示す。同図において、2
はマイコン、10はバッテリー、11はダイナモ兼用の
スタータモータ、12はキースイッチ、13はパワーリ
レー、14はスタータリレードライバ、15はスタータ
リレー、16はコンタクタである。
【0017】キースイッチ12を「ON」側に回すとパ
ワーリレー13を介して制御回路に通電されマイコン2
が起動する。マイコン2は、ブレーキ系統(ワイヤの伸
び、モータ動作、ホームスイッチ、リミットスイッチ等
の確認)、アクセル系統(モータの動作確認)各センサ
ー(カートガード、バンパスイッチ等の状態確認)など
の起動時チェックを行う。ここでダイオードはバッテリ
ーを逆接続した時の制御回路保護用である。
ワーリレー13を介して制御回路に通電されマイコン2
が起動する。マイコン2は、ブレーキ系統(ワイヤの伸
び、モータ動作、ホームスイッチ、リミットスイッチ等
の確認)、アクセル系統(モータの動作確認)各センサ
ー(カートガード、バンパスイッチ等の状態確認)など
の起動時チェックを行う。ここでダイオードはバッテリ
ーを逆接続した時の制御回路保護用である。
【0018】発進操作があると、マイコン2の指令によ
り、スタータリレーを介してコンタクタを作動させ、ス
タータを回してエンジンを始動させる。エンジン回転数
が上がると、スタータは3000rpm以上でダイナモ
動作に移行し、バッテリーを充電しながら制御系に電源
供給する。
り、スタータリレーを介してコンタクタを作動させ、ス
タータを回してエンジンを始動させる。エンジン回転数
が上がると、スタータは3000rpm以上でダイナモ
動作に移行し、バッテリーを充電しながら制御系に電源
供給する。
【0019】次に、図5においてエンジン部7の概要図
により、その動作について説明する。エンジン17の停
止、起動のためメインリレー20でプラグ端子(E端
子)をフレーム(0V)へ短絡、開放制御する。E端子
はエンジン17内部でスパークプラグの点火回路に接続
されており、E端子をフレームに短絡すると点火が止ま
ってエンジンが停止し、解放すると点火可能となりスタ
ータでエンジン始動を行うことができる状態となる。
により、その動作について説明する。エンジン17の停
止、起動のためメインリレー20でプラグ端子(E端
子)をフレーム(0V)へ短絡、開放制御する。E端子
はエンジン17内部でスパークプラグの点火回路に接続
されており、E端子をフレームに短絡すると点火が止ま
ってエンジンが停止し、解放すると点火可能となりスタ
ータでエンジン始動を行うことができる状態となる。
【0020】E端子にはキースイッチ12とメインリレ
ー20が接続されている。キースイッチ12「OFF」
の時はフレームに短絡してエンジンは停止し、「ON」
の時はメインリレー20の制御によってエンジン始動、
停止の動作が可能になる。
ー20が接続されている。キースイッチ12「OFF」
の時はフレームに短絡してエンジンは停止し、「ON」
の時はメインリレー20の制御によってエンジン始動、
停止の動作が可能になる。
【0021】チョークレバーは、外気温に応じてマイコ
ン2で判定してチョークドライバ19を介してソレノイ
ド18によって引かれて点火を確実なものとする。この
ように、スタータモータ11とチョークレバー作動用ソ
レノイド18の動作は関連をもってなされる必要がある
が、上記したように、スタータモータ11とチョーク作
動用のソレノイド18(またはモータ)を同時に通電す
ると、バッテリ電圧の低下のためソレノイド18(また
はモータ)が動作しないことが起こり、その結果、エン
ジンが始動できなくなる。
ン2で判定してチョークドライバ19を介してソレノイ
ド18によって引かれて点火を確実なものとする。この
ように、スタータモータ11とチョークレバー作動用ソ
レノイド18の動作は関連をもってなされる必要がある
が、上記したように、スタータモータ11とチョーク作
動用のソレノイド18(またはモータ)を同時に通電す
ると、バッテリ電圧の低下のためソレノイド18(また
はモータ)が動作しないことが起こり、その結果、エン
ジンが始動できなくなる。
【0022】このような事態を回避するために、本発明
では、大きい始動電流を要するスタータモータの駆動に
先だってソレノイド(またはモータ)をまず作動させて
チョークレバーを引くようにするものである。即ち、ソ
レノイドの作動時間以上またはモータの始動時間以上の
時間、50m秒から1秒間、チョーク作動をスタータモ
ータの始動に先行させることにより、スタータモータの
始動電流によるバッテリー電圧が低下するまでにチョー
クを引くことができる。
では、大きい始動電流を要するスタータモータの駆動に
先だってソレノイド(またはモータ)をまず作動させて
チョークレバーを引くようにするものである。即ち、ソ
レノイドの作動時間以上またはモータの始動時間以上の
時間、50m秒から1秒間、チョーク作動をスタータモ
ータの始動に先行させることにより、スタータモータの
始動電流によるバッテリー電圧が低下するまでにチョー
クを引くことができる。
【0023】その後、バッテリー電圧が低下しても、ソ
レノイドの作動保持電圧は動作電圧よりも低くてすみ、
またソレノイド作動用のモータの回転も始動電圧よりも
低くても保持されるので、チョークの動作は確実にな
る。また、上記先行時間を長くとると、発進の操作に対
しエンジンの始動が遅れるために、反って、ゴルフカー
トの操作上不都合が生じる。したがって、先行時間は5
0m秒から1秒間に選ぶほうがよい。
レノイドの作動保持電圧は動作電圧よりも低くてすみ、
またソレノイド作動用のモータの回転も始動電圧よりも
低くても保持されるので、チョークの動作は確実にな
る。また、上記先行時間を長くとると、発進の操作に対
しエンジンの始動が遅れるために、反って、ゴルフカー
トの操作上不都合が生じる。したがって、先行時間は5
0m秒から1秒間に選ぶほうがよい。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明では、アップダウ
ンの厳しいゴルフ場、即ち環境変化の激しいゴルフ場に
おいて、エンジンを始動する時、その負荷によりバッテ
リの電圧は低下し、特に寒冷時には、バッテリの特性も
著しく低下すると共に、エンジンが冷えているため、エ
ンジンオイルの粘性が下がり、スタータモータへの入力
電流は増大してバッテリー電圧の低下も著しくなるが、
チョークレバーをスタータモータの始動に先行して引く
ことにより、エンジンの始動を確実にする。そして、最
初の始動はもとより、ラウンド中におけるように一打一
打のプレーのたびに発進、停止を繰り返す状況であろう
とも必ず始動し、発進できるものであり、どのような環
境状況であっても確実にエンジンの始動を可能とした乗
用ゴルフカートを提供することができる。
ンの厳しいゴルフ場、即ち環境変化の激しいゴルフ場に
おいて、エンジンを始動する時、その負荷によりバッテ
リの電圧は低下し、特に寒冷時には、バッテリの特性も
著しく低下すると共に、エンジンが冷えているため、エ
ンジンオイルの粘性が下がり、スタータモータへの入力
電流は増大してバッテリー電圧の低下も著しくなるが、
チョークレバーをスタータモータの始動に先行して引く
ことにより、エンジンの始動を確実にする。そして、最
初の始動はもとより、ラウンド中におけるように一打一
打のプレーのたびに発進、停止を繰り返す状況であろう
とも必ず始動し、発進できるものであり、どのような環
境状況であっても確実にエンジンの始動を可能とした乗
用ゴルフカートを提供することができる。
【図1】乗用ゴルフカートの外観図。
【図2】乗用ゴルフカートの制御系系統図。
【図3】乗用ゴルフカートの制御系系統図。
【図4】電源部におけるスタータモータの駆動回路。
【図5】エンジン部の概要図。
1・・・コントロールボックス 2・・・マイコン 3・・・操作部 4・・・ステアリング部 5・・・センサー部 6・・・電源部 7・・・エンジン部 8・・・パーキング部 9・・・メインブレーキ部 10・・バッテリー 11・・ダイナモ兼用のスタータモータ 12・・キースイッチ 13・・パワーリレー 14・・スタータリレードライバ 15・・スタータリレー 16・・コンタクト 17・・エンジン 18・・ソレノイド 19・・チョークドライバ 20・・メインリレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 好弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 森本 耕二 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松本 和久 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小路 三千男 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 自動的にチョークレバーを引くソレノイ
ドを具備したエンジン式乗用ゴルフカートにおいて、エ
ンジン始動の時スタータモータを回転させるに先行して
ソレノイドを動作させるよう制御する乗用ゴルフカー
ト。 - 【請求項2】 先行する時間を50m秒から1秒とした
ことを特徴とする請求項1記載の乗用ゴルフカート。 - 【請求項3】 自動的にチョークレバーを引くモータを
具備したエンジン式乗用ゴルフカートにおいて、エンジ
ン始動の時スタータモータを回転させるに先行してチョ
ーク作動用モータを動作させるよう制御する乗用ゴルフ
カート。 - 【請求項4】 先行する時間を50m秒から1秒とした
ことを特徴とする請求項3記載の乗用ゴルフカート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8023016A JPH09195899A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 乗用ゴルフカート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8023016A JPH09195899A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 乗用ゴルフカート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09195899A true JPH09195899A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=12098702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8023016A Pending JPH09195899A (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 乗用ゴルフカート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09195899A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016158227A1 (ja) * | 2015-04-02 | 2016-10-06 | 日立建機株式会社 | ハイブリッド式建設機械の始動装置 |
WO2022138419A1 (ja) * | 2020-12-25 | 2022-06-30 | 三菱重工メイキエンジン株式会社 | エンジンの始動制御装置 |
-
1996
- 1996-01-17 JP JP8023016A patent/JPH09195899A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016158227A1 (ja) * | 2015-04-02 | 2016-10-06 | 日立建機株式会社 | ハイブリッド式建設機械の始動装置 |
WO2022138419A1 (ja) * | 2020-12-25 | 2022-06-30 | 三菱重工メイキエンジン株式会社 | エンジンの始動制御装置 |
KR20230037633A (ko) * | 2020-12-25 | 2023-03-16 | 미츠비시 쥬코 메이키 엔진 가부시키가이샤 | 엔진의 시동 제어 장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060207 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060725 |