JP2005131016A - 電動ゴルフカート - Google Patents

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Abstract

【課題】 充電が完了するまで人が監視または待機することなく確実にバッテリを満充電とすることができ、また、充電完了後、カート本体電源を自動的にOFFにすることができる電動ゴルフカートを提供する。
【解決手段】 バッテリを電源として駆動される走行モータと、前記バッテリを充電するエンジン駆動の発電機を備えた電動ゴルフカートにおいて、前記バッテリの満充電を目的として発電機を連続動作させる充電モードを備えると共に、カート本体電源スイッチOFF信号を検出すると前記充電モードを開始する制御手段を備えた。さらに、前記制御手段は、前記充電モードにおいて所定の充電処理を完了するとカート本体電源をOFFする。
【選択図】 図5

Description

本願発明は、ゴルフ場でプレーヤーやゴルフバック等を運搬する電動ゴルフカートに関するものである。
ゴルフ場のゴルフカートとしては、従来から種々のタイプのものが提供されている。例えば、手押しタイプから電動タイプあるいはエンジンを駆動力とした非乗用タイプと乗用タイプのものが多用されている。そして、電動ゴルフカートは他の電動車とは異なり、コースに沿って走行するとはいえ、路面状態の不安定な広いエリアを、時にはリモコン操作により無人で運転されるものである。
図1に、本願出願人が開発した2人乗りタイプの電動乗用ゴルフカートの外観側面図を示す。この電動ゴルフカートは、自動走行と手動走行の切替手段のある電動駆動タイプであって、後部にゴルフバツクを積載でき、上部には日除けや雨よけのためのルーフが設けられている。
図1に示すゴルフカ−ト1は、左右一対の前輪2及び後輪3により支持された車体フレーム4の上部を、フロントカウル4a及びリアカウル4bにより覆うと共に、リアカウル4bの前側に着座の座席5aとステップ5bとを設置して乗車部5を構成し、座席5aの前側に支持されたステアリングコラム6aの上部に突出するステアリングシャフト6bの先端部に、座席5aへの着座姿勢で操作可能にステアリングホイール(ハンドル)6を取り付けて構成されている。車体前部には、走行路に埋設された誘導線8の誘導電流を検出する誘導センサ7や、誘導線8の近傍に速度制御等のために埋設されたマグネット9を検出するマグネットセンサ10が取り付けられている。
電動ゴルフカート1の制御系統は、概略的に、コントロールボックスのマイコンと、操作部、ステアリング部、センサ部、電源部、モータ部、パーキング部およびメインブレーキ部等から構成される。
このような構成の電動ゴルフカート1において、手動運転を行う場合には図示しない自動運転切替レバーを「手動」にすると、手動走行モードになり、通常の乗用カートと同じようにハンドル(ステアリングホイール)6の操作とアクセルやブレーキの操作によって、プレーヤー自身による操作で前進、後進の運転ができる。
また、自動走行する場合は、自動運転切替レバーを「自動」にすると、自動走行モードとなる。そのとき、カート道(走行路)に沿って埋設された誘導線8に流れる誘導電流を検知して左右の走行方向の操縦を行い、同様に、埋設されたマグネット9の配列による速度,停止等の制御情報を読み取ることにより、自動操縦と自動増・減速、自動停止を行いながらカート道に沿って走行する。そして、ゴルフカート本体部またはリモコン送信機に設けられた発進/停止スイッチで任意の場所で発進、停止することもできる。
また、自動走行する場合、前方方向の障害物や停止あるいは走行中のゴルフカ−トのカートガードアンテナからの出力をカートガード検出手段により検出したら衝突を防止するために自動的にブレーキをかけて停止する等、各種安全装置により危険を察知すると緊急停止する。
ところで、これら従来の電動ゴルフカートは、電源としてはバッテリのみであって、自己充電装置を有しないものであった。そのため、長時間プレーや特殊な走行運転時には電源容量に不足が生じることもあるが、コースにはプレー中に電源であるバッテリに充電する場所は設置されていないのが普通であり、電源容量不足で立ち往生を起こす可能性があった。そこで、バッテリ電源より電力を継続的に供給して走行させるために、ゴルフ場においてその日のラウンド、例えば1ラウンド終了後にカートハウスで夜の間に充電する必要があり、その日は走行させることができなくなる。
また、カートハウスで充電するとしても、通常、カートハウスにはゴルフカートに充電するための1台1台毎のステーションを設ける必要があり、ゴルフ場が保有するゴルフカートの全台数分のステーションを設置するには広い場所を必要とする。
このような問題を解決するために、本願出願人は、走行中、停止中にかかわらず、電源であるバッテリの放電電流と充電電流を常に監視し、バッテリの充電をゴルフカートに搭載の発電機と充電装置よりなる発電・充電装置によってプレイ中のコースにて随時行なうことにより、プレイ中の電源容量不足を防止すると共に、ゴルフ場での省力化と合理化を図ることができる電動ゴルフカートを既に提案している(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載された電動ゴルフカートには、バッテリの充電をコースにて発電機を随時動作させて行なう「通常走行モード」以外に、発電機を動作させずに走行できる「発電機停止モード」と発電機を連続動作させる「充電モード」とを備えており、バッテリを満充電にするには、上記「通常走行モード」,「発電機停止モード」,「充電モード」の3つのモードの中から「充電モード」を人為的に選択するようになっている。
特開2001−79129号公報(図5,図6)
しかしながら、上記特許文献1に記載されたようなものでは、バッテリを満充電にするための「充電モード」を選択すると、充電が完了するまで人が監視または待機する必要があった。
また、充電完了後、カート本体電源スイッチ(キースイッチ)を人為的にOFFする必要があった。
そこで、本願発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、充電が完了するまで人が監視または待機することなく確実にバッテリを満充電とすることができ、また、充電完了後、カート本体電源を自動的にOFFにすることができる電動ゴルフカートを提供することを目的とするものである。
上記のような目的を達成するために、本願発明は、バッテリを電源として駆動される走行モータと、前記バッテリを充電するエンジン駆動の発電機を備えた電動ゴルフカートにおいて、前記バッテリの満充電を目的として発電機を連続動作させる充電モードを備えると共に、カート本体電源スイッチOFF信号を検出すると前記充電モードを開始する制御手段を備えたことを特徴とするものである。
さらに、前記制御手段は、前記充電モードにおいて所定の充電処理を完了するとカート本体電源をOFFすることを特徴とするものである。
また、前記所定の充電処理は、発電機の回転数を固定してバッテリへの充電を開始し、バッテリの所定電圧を検出すると発電機の回転数を段階的に下げて行う補充電を所定回数繰り返し行ってから発電機を停止することを特徴とするものである。
さらに、前記発電機を動作させずに走行できる発電停止モードを備えたことを特徴とするものである。
また、前記カート本体電源スイッチOFF信号に同期してカート本体電源をOFFするモードを備えることを特徴とするものである。
また、前記各モードの動作は、カート本体のキースイッチの切替操作と連動することを特徴とするものである。
本願発明によれば、バッテリの満充電を目的として発電機を連続動作させる充電モードを備えると共に、カート本体電源スイッチOFF信号を検出すると前記充電モードを開始する制御手段を備えたことにより、カート本体電源スイッチのOFF信号(カート本体電源はON状態を維持)に基づいて充電モードへ自動的に移行するので、充電が完了するまで人が監視または待機することなく確実にバッテリを満充電とすることができる。
さらに、前記制御手段は、前記充電モードにおいて所定の充電処理を完了するとカート本体電源をOFFするようにしたことにより、充電完了後、カート本体電源が自動的にOFFになるため無人で充電が行える。
また、前記所定の充電処理は、発電機の回転数を固定してバッテリへの充電を開始し、バッテリの所定電圧を検出すると発電機の回転数を段階的に下げて行う補充電を所定回数繰り返し行ってから発電機を停止するものであるから、長時間充電(ラウンド終了後から翌朝まで)が可能であるため、バッテリに対し低電流による高効率な補充電を実施でき、理想的な満充電状態を得ることができる。
さらに、前記発電機を動作させずに走行できる発電機停止モードを備えることにより、発電機のエンジン騒音を防止して、プレーヤーが全ラウンド、あるいは特定のホールを静かな雰囲気で精神を集中してプレイすることを可能にする。
また、前記カート本体電源スイッチOFF信号に同期してカート本体電源をOFFするモードを備えることにより、ラウンド中やむを得ずカート本体電源をOFFにする場合や、メンテナンス時など充電モードへの移行が不要な場合にも対応できる。
また、前記各モードの動作は、カート本体のキースイッチの切替操作と連動するものであるから、モード選択用のスイッチとキースイッチ(カートの走行開始、停止等のスイッチとは別に電源用のメインスイッチ)とを共通にして連動するので、簡単な構成でモードの切り替えができる。
以下、本願発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
ここでは、自動走行及び手動走行が選択可能な電動乗用ゴルフカートに本願発明を適用した実施形態を示す。図1は、本願発明が適用される電動ゴルフカートの一実施形態の外観を示す側面図、図2は同じくその内部の構成を示す平面図、図3は同じくその制御系構成を示すブロック図である。
図1に示す電動ゴルフカート1の外観側面構成は前述したので省略する。
一方、図2に示すように、車体フレーム4には、走行モータ11やその他のモータ用のバッテリ12が複数個取り付けられている。後輪3の車軸3aには、減速機13に走行モータ11を取り付けた構成としている。
また、走行モータ11とその他のモータの電源であるバッテリ12の充電用の発電・充電装置14を搭載している。そして、全体の制御を行う制御回路部(コントロールボックス)15を車体フレーム4上に配置している。
上記電動ゴルフカート1の制御系構成を図3により説明する。動力部であるモータ部は、走行モータ11、メインブレーキ(MB)モータ16、パーキングブレーキ用(PB)モータ17、自動/手動切替用(HM)モータ18、ステアリング制御用(SM)モータ19で構成している。
走行モータ11の制御部20には、走行モータ制御回路と電流検出回路が設けられている。また、メインブレーキモータ16の制御部21には、メインブレーキモータ制御回路と電流検出回路とブレーキ位置センサが設けられている。パーキングブレーキモータ17の制御部22には、パーキングブレーキモータ制御回路と電流検出回路が設けられている。自動/手動切替モータ18の制御部23には、自動/手動切替モータ制御回路と自動/手動検知スイッチが設けられている。ステアリング制御用モータ19の制御部24には、ステアリング制御用モータ制御回路が設られている。各モータはメインCPU(マイコン)25により制御される。
電源となるバッテリ12は、電圧検出回路26を介して動力系に接続されている。バッテリ12の電圧を電圧検出回路26で検出し、メインCPU25の指令により発電・充電装置14の発電機14aを発電機制御回路27で制御を行っている。
発電・充電装置14は、エンジン駆動の発電機14aと充電器14b及び発電機14aのエンジンを起動するセルモータ14cやチョーク制御部14dやセルモータ電源14eで構成している。発電機14aからの交流出力は直流に変換したのち充電器14bの端子に接続されている。また、メインCPU25には、電圧検出回路26で定期的に検出したバッテリ電圧を記憶するためのメモリ28が配置されている。
また、キースイッチ29、発進/停止スイッチ30、前/後検出スイッチ31、マグネットセンサ10が取り付けられたマグネットセンサ回路32、リモコン受信器33、送信アンテナ34aや受信アンテナ34bが取り付けられた衝突防止装置であるカートガード34等がメインCPU25に接続されている。
ステアリング部の制御系は、誘導センサ7が取り付けられたステアリング回路35、ハンドル(ステアリングホイール)6に連動されたトルクセンサ36、ステアリング制御用モータ19等を有し、トルクセンサ36はステアリング操作量を検出する手段として配置されている。
ここで、本実施形態におけるカート本体電源スイッチである上記キースイッチ29は、モード選択用のスイッチと共通にして連動して配置されている。すなわち、図4に一例を示すが、キースイッチ29は、摘み29aと一緒に回動する回動軸29bを有している。摘み29aは、実線の位置の「通常走行モード」、点線で示される「発電機停止モード」と「OFF」が選択できる。このキースイッチ29によって、動力源や制御回路部等への電気回路をON/OFFすると共に、上記各モードを選択できる。
このような構成の電動ゴルフカート1の手動運転を行う場合には、前述したように自動運転切替レバーを「手動」にすると、手動走行モードになり、通常の乗用ゴルフカートと同じようにハンドル6を操作することにより、ハンドル6の左方向または右方向への回転に応動するトルクセンサ36のステアリング操作量を検出する手段が作動し、メインCPU25を介してステアリング制御用モータ19を左方向または右方向に回転させる。そして、ハンドル6の操作量とアクセルやブレーキの操作によって、プレーヤー自身による操作で前進、後進の運転ができる。
一方、自動走行する場合には、自動運転切替レバーを「自動」にすると、自動走行モードとなる。そのとき、カート道(走行路)に沿って埋設された誘導線8に流れる誘導電流を誘導信号として左右の誘導センサ7で検出し、ステアリング回路35によって増幅,検波した後、差動増幅器を通して差動出力を得て、メインCPU25にアナログ入力される。また、カート道に埋設されたマグネット配列による速度,停止等の情報がマグネットセンサ10からマグネットセンサ回路32を介してメインCPU25に入力される。
そして、メインCPU25の指令により自動操縦と自動増・減速、自動停止を行いながらカート道を走行する。さらに、リモコンまたはゴルフカート本体の発進/停止スイッチ30の操作で任意の場所で発進、停止することもできる。また、カートガード34等の各種安全装置により衝突等の危険を察知すると緊急停止する。
本実施形態のゴルフカート1は、走行中(下り坂も含む)、停止中にかかわらず、電源であるバッテリ12の電圧を電圧検出回路26で常に監視すると共に、検出したバッテリ電圧をメモリ28に定期的に記憶する。
そして、プレーヤーが図4のキースイッチ29の摘み29aを実線の位置にして「通常走行モード」を選択すると、これと一緒に回動する回動軸29bのポジション信号により、メインCPU25が通常走行モードであると判断し、ゴルフカート1は以下の通常の充電動作を行ないながら走行する。
すなわち、ゴルフカート1が走行中において、電圧検出回路26で検出されるバッテリ電圧が低下してバッテリ12の充電量が減少してきたとメインCPU25で判断されると、発電・充電装置14の発電機14aを駆動するエンジンを始動(ON)し、充電器14bを介してバッテリ12を充電する。その後、バッテリ電圧を電圧検出回路26でチェックし、所定電圧以上になると発電機エンジンを停止して充電動作を終了する。こうしてゴルフカート1の走行が開始される毎に、バッテリ電圧を電圧検出回路26でチェックして同様な充電動作を行なう。なお、通常走行モードでは、バッテリの充電は、発電・充電装置14によること以外にも、ゴルフカート1の下り坂等におけるブレーキ時での走行モータ11の回生制動によっても幾分かは行なわれる。
また、発電・充電装置14の発電機エンジンは駆動中において騒音を発生するので、プレー中のゴルファーが全ラウンド、あるいは特定のホールを通して静粛にして精神を集中したいと希望するときは、キースイッチ29の摘み29aを操作して点線で示される「発電機停止モード」を選択すると、これと一緒に回動する回動軸29bのポジション信号により、メインCPU25が、走行中での随時の充電動作は停止して、既に充電されているバッテリ12の電源のみに依存して走行するように制御する。このため、エンジン音に邪魔されることなく、静かなプレイを楽しむことができる。
このような「発電機停止モード」でラウンドを終了すると、当然のことであるが、バッテリ12の充電量はかなり減少しているので、次の走行のために充電しておく必要がある。そこで、カートハウスに収納する前又は収納してから、キースイッチ29の摘み29aを操作して点線で示される「OFF」を選択すると、これと一緒に回動する回動軸29bのポジション信号(カート本体電源OFF信号)により、メインCPU25がカート本体電源OFF信号(カート本体電源はON状態を維持)を検出し、これに基づき、図5のフローチャートで示す処理を起動して「充電モード」へ移行する。
すなわち、メインCPU25がカート本体電源OFF信号を検出すると、「充電モード」へ移行し(ステップS1)、発電・充電装置14の発電機14aを駆動するエンジンを始動(ON)し、発電機エンジン回転数を固定して充電電流大の定電流でバッテリ12への充電を開始する(ステップS2)。その後、バッテリ電圧を電圧検出回路26でチェックし、所定電圧が検出されれば、発電機エンジンの回転数を低下させることにより充電電流量を下げ、定電流で充電を継続する。図5の点線で囲んだ繰り返し部を所定回数a回(具体的には3〜5回ぐらい)繰り返すことにより、充分な補充電を実施でき、高効率な充電が行える(ステップS3のY→ステップS4のN→ステップS5→ステップS3のループ)。
上記充電処理が終了することによる充電完了を検出後、発電機エンジンをOFFすると(ステップS4のY→ステップS6)、自動的にカート本体電源がOFFになる。これにより、翌朝には確実にバッテリ12は満充電状態となっている。しかも、長時間充電(ラウンド終了後から翌朝まで)が可能であるため、低電流による補充電が実施でき、理想的な満充電状態を得ることができる。
以上のように、本実施形態によれば、キースイッチ(カート本体電源スイッチ)30のOFF信号に基づいて充電モードへ自動的に移行するので、充電が完了するまで人が監視または待機することなく確実にバッテリ12を満充電とすることができる。
さらに、上記充電モードにおいて所定の充電処理を完了するとカート本体電源をOFFするようになっており、充電完了後、カート本体電源が自動的にOFFになるため無人で充電が行える。
また、発電機14aの回転数を固定してバッテリ12への充電を開始し、バッテリ12の所定電圧を検出すると発電機14aの回転数を段階的に下げて行う補充電を所定回数繰り返し行ってから発電機14aを停止するものであるから、長時間充電(ラウンド終了後から翌朝まで)が可能であるため、バッテリ12に対し低電流による高効率な補充電を実施でき、理想的な満充電状態を得ることができる。
さらに、発電機14aを動作させずに走行できる「発電機停止モード」を備えたことにより、発電機14aのエンジン騒音を防止して、プレーヤーが全ラウンド、あるいは特定のホールを静かな雰囲気で精神を集中してプレイすることが可能になる。
また、上述した各モードの動作は、カート本体のキースイッチ29の切替操作と連動するものであるから、モード選択用のスイッチとキースイッチ29とを共通にして連動するので、簡単な構成でモードの切り替えができる。
なお、上記実施形態のものに加えて、カート本体電源スイッチOFF信号に同期してカート本体電源をOFFするモードを備えようにすれば、ラウンド中やむを得ずカート本体電源をOFFにする場合や、メンテナンス時など充電モードへの移行が不要な場合にも対応できる。
本願発明が適用される電動ゴルフカートの一実施形態の外観を示す側面図。 同じくその内部の構成を示す平面図。 同じくその制御系構成を示すブロック図。 上記図3のキースイッチの構成図。 本実施形態の充電モードの制御を示すフローチャート。
符号の説明
1 電動ゴルフカート
6 ステアリングホイール(ハンドル)
7 誘導センサ
8 誘導線
9 マグネット
10 マグネットセンサ
11 走行モータ
12 バッテリ
14 発電・充電装置
14a 発電機
15 制御回路部
25 メインCPU(マイコン)
26 電圧検出回路
27 発電機制御回路
29 キースイッチ(カート本体電源スイッチ)
29a 摘み
29b 回動軸
32 マグネットセンサ回路
34 カートガード

Claims (6)

  1. バッテリを電源として駆動される走行モータと、前記バッテリを充電するエンジン駆動の発電機を備えた電動ゴルフカートにおいて、前記バッテリの満充電を目的として発電機を連続動作させる充電モードを備えると共に、カート本体電源スイッチOFF信号を検出すると前記充電モードを開始する制御手段を備えたことを特徴とする電動ゴルフカート。
  2. 前記制御手段は、前記充電モードにおいて所定の充電処理を完了するとカート本体電源をOFFすることを特徴とする請求項1記載の電動ゴルフカート。
  3. 前記所定の充電処理は、発電機の回転数を固定してバッテリへの充電を開始し、バッテリの所定電圧を検出すると発電機の回転数を段階的に下げて行う補充電を所定回数繰り返し行ってから発電機を停止することを特徴とする請求項2記載の電動ゴルフカート。
  4. 前記発電機を動作させずに走行できる発電機停止モードを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電動ゴルフカート。
  5. 前記カート本体電源スイッチOFF信号に同期してカート本体電源をOFFするモードを備えることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電動ゴルフカート。
  6. 前記各モードの動作は、カート本体のキースイッチの切替操作と連動することを特徴とする請求項4又は請求項5記載の電動ゴルフカート。
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