JPH09195489A - 二重床用床板支持具 - Google Patents

二重床用床板支持具

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JPH09195489A
JPH09195489A JP3702496A JP3702496A JPH09195489A JP H09195489 A JPH09195489 A JP H09195489A JP 3702496 A JP3702496 A JP 3702496A JP 3702496 A JP3702496 A JP 3702496A JP H09195489 A JPH09195489 A JP H09195489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedestal
cap
column body
floor
column
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Pending
Application number
JP3702496A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Inose
善文 猪瀬
Hisaharu Otaki
久治 大滝
Seigo Imamaki
省悟 今牧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYODO KIZAI KK
OOTAKI SEIKEI KOGYO KK
OTAKI SEIKEI KOGYO KK
Original Assignee
KYODO KIZAI KK
OOTAKI SEIKEI KOGYO KK
OTAKI SEIKEI KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KYODO KIZAI KK, OOTAKI SEIKEI KOGYO KK, OTAKI SEIKEI KOGYO KK filed Critical KYODO KIZAI KK
Priority to JP3702496A priority Critical patent/JPH09195489A/ja
Publication of JPH09195489A publication Critical patent/JPH09195489A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高さ調節を可能としつつ、受け台のがたつき
を防止する。 【解決手段】 台座から直立する柱体17に、高さ調節
可能に、床板11を載せる受け台18を取付ける。受け
台上の柱体外周に弾性材リング19を嵌める。柱体の先
端部にキャップ21を螺着し、キャップ下端で弾性材リ
ングを押して、受け台と柱体とに密接させ、受け台のが
たつきを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフィス等で床下に配
線を設けるために使用される二重床において、床板を支
えるために利用される床板支持具に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の二重床用床板
支持具として、床面上に設けられる台座に柱体を立設
し、この柱体に床板を載せる受け台を高さ調節可能に取
付けたものが多く用いられている。
【0003】この床板支持具では、高さ調節をするた
め、柱体と受け台との間に遊びが必要である。このた
め、受け台にがたつきを生じ、床板上を歩いたときに騒
音を発生することが起こりやすい。
【0004】このがたつきを防止するには、受け台と柱
体を接着剤やねじを用いて完全に固定すればよい。しか
し、こうすると、二重床使用中に歪み等を生じたとき、
受け台の高さ調節によりこの歪みを解消することができ
なくなってしまう。
【0005】そこで、本発明は、高さ調節を可能な状態
に保ったまま、受け台のがたつきを防止することを目的
として案出されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、床面上に設け
られる台座と、この台座に対して取付けられ、床面に対
し直立する柱体と、この柱体に、高さ調節可能に取付け
られ、床板を載せる受け台と、前記柱体の先端部に螺合
し、前記柱体上端部を被うキャップと、前記受け台上の
前記柱体外周に嵌められ、前記キャップを取付けたと
き、キャップ下端により押され、受け台と柱体とに密接
し、受け台のがたつきを防止する弾性材リングとを有す
る二重床用床板支持具である。
【0007】また本発明は、床面上に設けられる台座
と、この台座に対して回転可能に取付けられ、床面に対
し直立する柱体と、この柱体の外周に形成された雄ねじ
と、この雄ねじに螺合し、床板を載せる受け台と、前記
柱体の先端に形成され、ねじ回し等の工具と係合し、こ
の柱体を上方から回転させて受け台の高さ調節を可能と
する工具受けと、前記柱体の先端部に螺合し、前記柱体
上端部を被うキャップと、前記受け台上の前記柱体外周
に嵌められ、前記キャップを取付けたとき、キャップ下
端により押され、受け台と柱体とに密接し、受け台のが
たつきを防止する弾性材リングとを有する二重床用床板
支持具を包含する。
【0008】さらに本発明は、上記において、受け台上
面に、弾性材リングを嵌入させる凹溝を有する二重床用
床板支持具を含む。
【0009】また本発明は、上記において、キャップ下
端に、弾性材リングを柱体方向へ押付ける斜面を有する
二重床用床板支持具を含む。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施の形
態について、具体的に説明する。
【0011】この床板支持具10は、床板11と共に二
重床12を構成する。すなわち、この床板支持具10
は、床面13上に置かれ、並べて設けられる床板11の
突き合わせ部を支えるようにして形成される。
【0012】床板11は、四角形の板であって、例え
ば、図示のように2枚の金属板を、中間に間隙を設けな
がら重ね合わせ、周囲を接合して形成される。この床板
11の隅部付近の裏面には、突起14が形成されてい
る。床板11の突き合わせ隅部には、引っ掛け片15が
設けられている。この引っ掛け片15は、床板を形成す
る金属板を接合させ、上面よりやや低下せさせて突出さ
せ、先端を下方へ曲げ、かつ平面形は、隅部先端部がわ
ずかに幅狭となり、さらに先端が4分の1円弧状に切り
欠いた形状となるようにしたものである。
【0013】床板支持具10は、主として、台座16、
柱体17、受け台18、弾性材リング19、リング体2
0及びキャップ21とからなる。
【0014】台座16は、略逆皿状であり、床面13上
に設けられ、通常接着剤22で固定される。この台座1
6の周囲には、位置決めの目印となる切り欠き23及び
接着剤22を溢れ出させる小孔24が形成されている。
【0015】柱体17は、台座16の中央に緩くカシメ
止めされ、回転可能に直立している。この柱体17の周
囲には雄ねじ25が形成され、さらに上端にはマイナス
ねじ回しと係合する工具受け26が形成されている。な
お、この工具受け26は、柱体17を上方から回転させ
ることができるようにするものであるから、六角孔等の
他の形状としてもよい。
【0016】受け台18は、主として床板11を載せる
略四角形の板体27よりなる。この板体27の中央下部
にはナット28が溶接され、このナット28は柱体17
の雄ねじ25と螺合する。板体27の隅部付近には、係
合孔29が形成され、床板11を載せると、ここに床板
11裏面の突起14が嵌合し、係合する。板体11の表
面には、柱体11を中心とする円環状の凹型にプレス成
形してなる嵌合部30が設けられている。さらに、板体
27表面の嵌合部30外側部分には、ゴムシート31が
設けられている。
【0017】弾性材リング19は、ゴム、軟質プラスチ
ック等の弾性材よりなり、ナット28上部の、板体27
と柱体17との間に形成される凹溝32上に設けられ
る。
【0018】リング体20は、プラスチック製の大小2
の筒体33.34を同軸に接続してなり、受け台18の
嵌合部30に嵌合させて置くことにより、柱体11を中
心とするように位置決めされる。このリング体20は、
床板11の引っ掛け片15が大きな筒体33に引っ掛け
られるよう、形状、寸法が設定されている。
【0019】キャップ21は、雌ねじを有する中心部3
5の上部に平面状部36を設け、さらに表面にコイン等
により回転させることのできる溝37を形成してなる。
このキャップ20は、溝37を用いて柱体11先端にね
じ込まれ、平面状部36が柱体11上端部、床板11の
引っ掛け片15部分を被い、床板11上面をほぼ平面と
することができる。また、中心部35の下端には、斜め
中心方向を向いた斜面38が設けられ、柱体11にねじ
込まれたとき、弾性材リング29を凹溝28に押込むと
ともに、柱体11方向へ押付けることができる。
【0020】この二重床用床板支持具10は、以上の構
成であり、次のように使用され、作用する。
【0021】初めに、床板支持具10を、接着剤22で
床面13に固定し、嵌合部30にリング体20を嵌合さ
せて置く。次に、床板11を、引っ掛け片15をリング
体20に引っ掛けるようにして受け台18上に載せ、こ
の引っ掛けを案内として、床板11裏面の突起14を受
け台18の係合孔29に係合させる。こうして床板11
をすべて載せた後、工具受け部26を用いて、柱体11
を回転させ、受け台18の高さを調節する。この後、キ
ャップ21を柱体11先端にねじ込んで施工を終える。
【0022】こうすると、弾性材リング19は、キャッ
プ21下端の斜面38に押され、凹溝32内に嵌入し、
柱体11と受け台18とに密接させられ、受け台18の
がたつきが防止される。
【0022】床板が水平からずれて歪み等を生じたとき
には、キャップ21を取外して、柱体11を回転させて
高さを再調節すればよい。このとき、弾性リング19
は、キャップ21を外しただけで、あるいは柱体11の
回転により、緩んで凹溝32から浮上がり、高さ調節を
阻害することはない。高さ調節後、キャップ21を取付
ければ、弾性リング19は、再び柱体11、受け台18
に密接する。
【0023】上記形態は、柱体を回転させて受け台の高
さ調節をする構成であるが、他の構成により高さ調節を
するものにも本発明を応用することができることはいう
までもない。しかし、上記形態の構成では、螺合のた
め、がたつきが生じやすいので、本発明は特に有効であ
る。なお、柱体の回転により高さ調節をする構成も、図
示のもの以外の任意の構成とすることができる。
【0024】上記形態に示したように、受け台上面に、
弾性材リングを嵌入させる凹溝を設けておくと、弾性材
リングが柱体、受け台により良好に密接するようになる
が、弾性材リングが十分大きければ、これを省くことも
できる。また、キャップ下端に、弾性材リングを柱体方
向へ押付ける斜面を設ける構成も、これにより密接をよ
り良好にするものであり、弾性材リングの寸法等により
省くことも可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明の二重床用床板支持部は、上述の
ように、柱体外周に弾性材リングが設けられ、キャップ
を取付けたとき、この弾性材リングがキャップ下端によ
り押されて受け台と柱体とに密接し、これらの間の遊び
を塞ぐので、受け台のがたつきを防止し、歩いたときの
騒音等を防ぐことができる。また、単に弾性材リングを
押付けているだけであるので、高さを再調節する場合に
は、キャップを外すだけで、支障なく高さ調節ができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床板支持具を使用した二重床の一形態
の分解斜視図である。
【図2】同形態の縦断面図である。
【図3】同形態のキャップを取外した状態の弾性材リン
グ部分の拡大縦断面図である。
【図4】同形熊のキャップを取付けた状態の弾性材リン
グ部分の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
10…床板支持具、11…床板、12…二重床、13…
床面、16…台座、17…柱体、18…受け台、19…
弾性材リング、21…キャップ、25…雄ねじ、26…
工具受け、28…ナット、32…凹溝、38…斜面。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面上に設けられる台座と、この台座に
    対して取付けられ、床面に対し直立する柱体と、この柱
    体に、高さ調節可能に取付けられ、床板を載せる受け台
    と、前記柱体の先端部に螺合し、前記柱体上端部を被う
    キャップと、前記受け台上の前記柱体外周に嵌められ、
    前記キャップを取付けたとき、キャップ下端により押さ
    れ、受け台と柱体とに密接し、受け台のがたつきを防止
    する弾性材リングとを有する二重床用床板支持具。
  2. 【請求項2】 床面上に設けられる台座と、この台座に
    対して回転可能に取付けられ、床面に対し直立する柱体
    と、この柱体の外周に形成された雄ねじと、この雄ねじ
    に螺合し、床板を載せる受け台と、前記柱体の先端に形
    成され、ねじ回し等の工具と係合し、この柱体を上方か
    ら回転させて受け台の高さ調節を可能とする工具受け
    と、前記柱体の先端部に螺合し、前記柱体上端部を被う
    キャップと、前記受け台上の前記柱体外周に嵌められ、
    前記キャップを取付けたとき、キャップ下端により押さ
    れ、受け台と柱体とに密接し、受け台のがたつきを防止
    する弾性材リングとを有する二重床用床板支持具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、受け台上面
    に、弾性材リングを嵌入させる凹溝を有する二重床用床
    板支持具。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3において、キャップ
    下端に、弾性材リングを柱体方向へ押付ける斜面を有す
    る二重床用床板支持具。
JP3702496A 1996-01-18 1996-01-18 二重床用床板支持具 Pending JPH09195489A (ja)

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JP3702496A JPH09195489A (ja) 1996-01-18 1996-01-18 二重床用床板支持具

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JP3702496A JPH09195489A (ja) 1996-01-18 1996-01-18 二重床用床板支持具

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JPH09195489A true JPH09195489A (ja) 1997-07-29

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ID=12486091

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JP3702496A Pending JPH09195489A (ja) 1996-01-18 1996-01-18 二重床用床板支持具

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JP (1) JPH09195489A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009144378A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Om Kiki Corp 床パネルの支持構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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