JP3409172B2 - 二重床 - Google Patents
二重床Info
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- Japan
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- abutting
- pedestal
- column body
- floor plate
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Description
て、床下に配線を設けるために利用される二重床に関す
る。
て、並べて設けられる床板の突き合わせ隅部を、床面上
に置かれた床板支持具で支えるようにした構造が広く用
いられている。このとき、各床板の間に狭い間隙を設け
ることが望まれている。この間隙を設けないと、温度変
化による床板の伸縮変形、荷重による床板の変形、ある
いは、支持部を固定するとき、接着剤が硬化時に伴い収
縮して位置ずれを生じること等により、床板が強く突き
合わせられ、キシミ音を生じたり、甚だしい場合は、床
板が膨出することが起こる。
床板の端縁の一部に突片を設けたり、施工時に小片を床
板間に介在させることが行なわれている。これらの手段
では、床板を設けるとき、床板が互いに端縁平行方向に
ずれを生じやすく、施工性が良好とはいえない。
せられるので、この係合により床板を厳格に位置決めす
ることも考えられる。しかし、こうすると、係合作業が
困難になり、やはり、施工性に問題を生じる。
る作業を、容易に行い、優れた施工性の得られる新たな
構成の二重床を実現することを目的としたものである。
れる床板と、床面上に置かれ、前記床板の突き合わせ隅
部を載せて支える床板支持具とからなり、前記床板が、
突き合わせ隅部の先端部に当接部を有し、前記床板支持
具が、前記床板の当接部を当接させ、床板相互間に間隙
を形成させる中心部材を有することを特徴とする二重床
である。
四角形、八角形等、各種の形状とすることができるが、
特に、円形が適している。
れる床板と、床面上に置かれ、前記床板の突き合わせ隅
部を載せて支える床板支持具とからなり、前記床板が、
突き合わせ隅部付近の裏面に係合部と、突き合わせ隅部
の先端部に当接部とを有し、前記床板支持具が、床面上
に設けられる台座と、この台座に取付けられて直立する
柱体と、この柱体に取付けられ、前記床板の突き合わせ
隅部を載せ、床板裏面の係合部と係合する係合部を有す
る受け台と、前記受け台上に、柱体を中心とするよう位
置決めされて設けられ、前記床板の当接部を当接させ、
床板相互間に間隙を形成させる中心部材と、前記柱体の
上端部及び床板の突き合わせ隅部分を被うキャップとを
有することを特徴とする二重床である。
端が下方へ向いた引っ掛け部を有し、中心部材が、前記
当接部を当接させる円環体よりなり、かつこの中心部材
の外周に、前記引っ掛け部を引っ掛けさせる外側円環体
を有する構成とすることができる。
に対して回転可能となり、受け台が柱体に螺合し、柱体
上端に、柱体を上方から回転させることを可能とする工
具受けが形成され、受け台に床板を載せたのち、柱体を
回転させて受け台の高さ調節が可能となった構成とする
ことができる。
態について、具体的に説明する。
12とからなり、床面13上に床板支持具12を置き、
この床板支持具12上に床板11を並べて設け、床板支
持具12が床板11の突き合わせ隅部を支えるようにし
て形成される。
ば、図示のように2枚の金属板を、中間に間隙を設けな
がら重ね合わせ、周囲を接合して形成される。この床板
11の隅部付近の裏面には、突起よりなる係合部14が
形成されている。なお、表面には、保管時等に複数の床
板11を重ねたとき、この係合部14と嵌合する孔15
が設けられている。
当接部16が設けられている。この当接部16は、床板
を形成する金属板を接合させ、上面よりやや低下せさせ
て突出させ、先端を下方へ曲げ、かつ平面形は、隅部先
端部がわずかに幅狭となり、さらに先端が4分の1円弧
状に切り欠いた形状となるようにしたものである。この
当接部16の先端が下方へ向いた部分は、引っ掛け部1
7となっている。
19、受け台20、中心部材21及びキャップ22とか
らなる。
に設けられ、通常、接着剤23で固定される。この台座
18の周囲には、位置決めの目印となる切り欠き24及
び接着剤23を溢れ出させる小孔25が形成されてい
る。
止めされ、回転可能に直立している。この柱体19の周
囲には雄ねじ26が形成され、さらに上端にはマイナス
ねじ回しと係合する工具受け27が形成されている。な
お、この工具受け27は、柱体19を上方から回転させ
ることができるようにするものであるから、六角孔等の
他の形状としてもよい。
略四角形の板体28よりなる。この板体28の中央下部
にはナット29が溶接され、このナット29は柱体19
の雄ねじ26と螺合する。このナット29上部の、板体
28と柱体19との間には、凹溝30が形成され、ここ
にゴム、軟質プラスチック等よりなる弾性材リング31
が設けられる。板体28の隅部付近には、係合孔よりな
る係合部32が形成され、床板11を載せると、ここに
床板11裏面の突起よりなる係合部14が嵌合し、係合
する。なお、これら係合部14、32は、互いに係合す
ればよいので、突起と小孔とを反対にすることも、ある
いは他の形状とすることもできる。板体28の表面に
は、柱体19を中心とする円環状の凹型にプレス成形し
てなる嵌合部33が設けられている。さらに、板体28
表面の嵌合部33外側部分には、ゴムシート34が設け
られている。
よりなり、この外側に外側円環体35が同軸に接続して
形成されている。外側円環体35を受け台20の嵌合部
33に嵌合させて置くことにより、柱体11を中心とす
るように位置決めされる。この中心部材21、外側円環
体35は、床板11の引っ掛け部17が外側円環体35
に引っ掛けられ、当接部16が中心部材21に当接させ
られるよう、形状、寸法が設定されている。
6の上部に平面状部37を設け、さらに表面にコイン等
により回転させることのできる溝38を形成してなる。
このキャップ22は、溝38を用いて回転させることに
より柱体11先端にねじ込まれ、平面状部37が柱体1
1上端部、床板11の突き合わせ隅部の先端部を被い、
床板11上面をほぼ平面とすることができる。また、中
心部36の下端は、柱体11にねじ込まれたとき、弾性
材リング31を凹溝30に押込み、柱体11と受け台2
0を、がたつきが生じないように結合させる。
のように使用され、作用する。
嵌合部33に中心部材21の外側円環体35を嵌合させ
た床板支持具12を、床面13に置き、接着剤23で固
定する。このとき、床面に多数置かれる床板支持具12
の間隔を、床板11の一辺の長さよりわずかに大きく設
定しておく。
円環体35に引っ掛けるようにして受け台20上に載
せ、この引っ掛けを案内として、床板11裏面の係合部
14を受け台20の係合部32に係合させる。すなわ
ち、1枚目の床板11は引っ掛け部17を外側円環体3
5に引っ掛けた後、受け台18を手で持って回転させる
と係合部14、32を係合させることができる。2枚目
以後の床板11については、引っ掛け部17を外側円環
体35に引っ掛けるだけで、係合部14、32は係合す
る。こうして床板11を順次載せていき、新たに置いた
床板11を既に設けた床板11に押付けるようにする、
こうすると、当接部16は中心部材21に当接させら
れ、これにより、各床板11間に所定の間隙39が形成
される。
7を用いて、柱体19を回転させ、受け台20の高さを
調節する。この後、キャップ22を柱体19先端にねじ
込んで、弾性材リング31を凹溝30に押込み、柱体1
9と受け台20とに押付けて、施工を終える。なお、部
屋を使用する際には、この床板上に、さらに絨毯等が敷
かれる。
ャップ22を取外すだけでよい。また、床板が水平から
ずれたときには、キャップ22を取外して、柱体19を
回転させて高さを再調節すればよい。なおこのとき、弾
性リング31は、緩んで柱体19の回転を阻害すること
はない。
円形の円環体を用いているが、既述のように、当接部が
当接するものであれば任意の形状とすることができる。
しかし、外径が円形であると、当接部を当接させる方向
を考慮する必要がないので、施工がより容易となる。
意であるが、図示のように、柱体を用いた構成が最も一
般的なものである。
これを中心部材に設けた外側円環体に引っ掛ける構成
は、上述のように、床板を載せる作業を容易化するもの
であるが、これを省略することも可能である。
を回転させて高さ調節を行なうものであるが、他の構成
であってもよいことはいうまでもない。
部材を設け、これに床板の当接部を当接させることによ
り、床板相互間に間隙を形成するものであるので、施工
時には、単に床板を支柱部材に押付けるようにするだけ
でよく、施工がきわめて容易である。
と、方向を考慮することなく、単に当接部を押付けるだ
けでよいので、施工は著しく容易化される。
構成とすると、さらに床板と床板支持具の受け台との係
合操作も容易化される。
転させて高さ調節を可能とする構成とともに採用するこ
とができる。
る。
る。
床面、14…係合部、16…当接部、17…引っ掛け
部、18…台座、19…柱体、20…受け台、21…中
心部材、22…キャップ、26…雄ねじ、27…工具受
け、29…ナット、32…係合部、33…嵌合部、35
…外側円環体、39…間隙。
Claims (5)
- 【請求項1】 並べて設けられる床板と、床面上に置か
れ、前記床板の突き合わせ隅部を載せて支える床板支持
具とからなり、 前記床板が、突き合わせ隅部の先端部に当接部を有し、 前記床板支持具が、前記床板の当接部を当接させ、床板
相互間に間隙を形成させる中心部材を有することを特徴
とする二重床。 - 【請求項2】 請求項1において、 中心部材の外形が円形であることを特徴とする二重床。
- 【請求項3】 並べて設けられる床板と、床面上に置か
れ、前記床板の突き合わせ隅部を載せて支える床板支持
具とからなり、 前記床板が、突き合わせ隅部付近の裏面に係合部と、突
き合わせ隅部の先端部に当接部とを有し、 前記床板支持具が、床面上に設けられる台座と、この台
座に取付けられて直立する柱体と、この柱体に取付けら
れ、前記床板の突き合わせ隅部を載せ、床板裏面の係合
部と係合する係合部を有する受け台と、前記受け台上
に、柱体を中心とするよう位置決めされて設けられ、前
記床板の当接部を当接させ、床板相互間に間隙を形成さ
せる中心部材と、前記柱体の上端部及び床板の突き合わ
せ隅部分を被うキャップとを有することを特徴とする二
重床。 - 【請求項4】 請求項3において、 床板の当接部が、先端が下方へ向いた引っ掛け部を有
し、 中心部材が、前記当接部を当接させる円環体よりなり、
かつこの中心部材の外周に、前記引っ掛け部を引っ掛け
させる外側円環体を有することを特徴とする二重床。 - 【請求項5】 請求項3又は4において、 柱体が台座に対して回転可能となり、受け台が柱体に螺
合し、柱体上端に、柱体を上方から回転させることを可
能とする工具受けが形成され、受け台に床板を載せたの
ち、柱体を回転させて受け台の高さ調節が可能となった
ことを特徴とする二重床。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26224496A JP3409172B2 (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 二重床 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26224496A JP3409172B2 (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 二重床 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1068214A JPH1068214A (ja) | 1998-03-10 |
JP3409172B2 true JP3409172B2 (ja) | 2003-05-26 |
Family
ID=17373084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26224496A Expired - Lifetime JP3409172B2 (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 二重床 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3409172B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5234908B2 (ja) * | 2007-12-13 | 2013-07-10 | オーエム機器株式会社 | 床パネルの支持構造 |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP26224496A patent/JP3409172B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1068214A (ja) | 1998-03-10 |
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