JPH09195436A - 天井パネルの接続構造 - Google Patents

天井パネルの接続構造

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Publication number
JPH09195436A
JPH09195436A JP8004803A JP480396A JPH09195436A JP H09195436 A JPH09195436 A JP H09195436A JP 8004803 A JP8004803 A JP 8004803A JP 480396 A JP480396 A JP 480396A JP H09195436 A JPH09195436 A JP H09195436A
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JP
Japan
Prior art keywords
ceiling panel
ceiling
locking piece
bent
receiving portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP8004803A
Other languages
English (en)
Inventor
Hachiro Fukumoto
八郎 福本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニット室の内側から天井パネルを容易に組
み立て取り外しのできる天井パネルの接続構造を提供す
る。 【解決手段】一方の天井パネル11に、その端縁部をユ
ニット室1の外方に折り曲げ、その先端に係止片32を
形成した挿入部3を設けるとともに、他方の天井パネル
12には、その端縁部をユニット室1の外方に折り曲げ
て形成した受部5と、この受部5に沿って固定された補
強柱材6を設け、一端部をこの補強柱材6に固定したバ
ネ材7と前記受部5とよりなる嵌合口に前記挿入部3を
嵌め込み、前記バネ材7の他端部に設けた係止片部72
aを前記挿入部3の係止片32に弾性係止させて両天井
パネル11,12が一体に固定されるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室などのユニッ
ト室の天井パネルの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、浴室などは、施工性および防水等
の確実性などから、浴槽,防水パン,複数の壁パネル及
び天井パネル等を建物本体の仕切り壁の内側に沿って組
み立てる、所謂ユニット室化されている。従来、このよ
うなユニット室の天井は、特に大きな強度を要しないた
め、図2に示すように、隣接する天井パネル100,1
01をその側縁の折曲部100a,101aで密着させ
るとともに、クランプ状の締め付け固定具102で両折
曲部100aを挟み込み、両天井パネル100,101
を一体に固定することによって天井壁を形成する簡易な
構造になっていた(たとえば、実開昭54−14476
2号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
天井パネルの接続構造では、天井パネルの上方に作業者
が入るスペースのない場合、ユニット室内から天井パネ
ルの点検口越しに手を入れて締め付け固定具102の締
め付け作業を行わなければならず、非常に作業性が悪
い。したがって、ユニット室を優先的に組み立てたのち
に、建物本体の仕切り壁を施工しなければならず、大工
職人の手配の順序などのタイミングを図る必要があり、
施工効率も悪かった。
【0004】また、施工後、不具合などにより天井パネ
ルを取り外す必要が生じた場合には、天井パネルをユニ
ット室の内側から容易に取り外すことができず、補修作
業に時間を要していた。本発明は、このような事情に鑑
みて、ユニット室の内側から天井パネルを容易に組み立
て取り外しのできる天井パネルの接続構造を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の天井パネルの接続構造は、天井パネ
ルの側縁部を折り曲げ加工し、この折曲部同士を略密着
させて天井パネル同士をほぼ面一に配置するようように
構成した天井パネルの接続構造において、一方の天井パ
ネルには、その側縁部がユニット室の外方に折り曲げら
れ、その先端に係止片が形成された挿入部が設けられて
いるとともに、他方の天井パネルには、その側縁部をユ
ニット室の外方に折り曲げられて形成された受部と、該
受部に沿って固定された補強柱材が設けられており、一
端部をこの補強柱材に固定されたバネ材と前記受部とよ
りなる嵌合口に前記挿入部が嵌まり込み、前記バネ材の
他端部に設けられた係止片部に前記挿入部の係止片が弾
性係止されて両天井パネルが一体に固定されるように構
成した。
【0006】(作用)上記天井パネルの接続構造の構成
によれば、他方の天井パネルの受部に沿って補強柱材を
固定するとともに、補強柱材にバネ材の一端部を固定し
た状態で、他方の天井パネルをユニット室の所定位置に
設置する。
【0007】つぎに、一方の天井パネルを、その挿入部
を前記他方の天井パネルの嵌合部の前方に臨ませて押し
込むと、一方の天井パネルの挿入部の係止片がバネ材の
係止片部を押し広げながら嵌合部の奥に進み、一方の天
井パネルが両天井パネルの天井パネル本体が面一な位置
まで押し込まれると、挿入部の係止片がバネ材の係止片
部に弾性係止され、両天井パネルが一体に固定される。
この時、他方の天井パネルの受部に沿って補強柱材が設
けられて他方の天井パネルの剛性が向上してるので、天
井パネルの接合部が変形して外れたりすることなく、し
っかりとした接合状態が得られる。
【0008】また、このようにして組み立てられたユニ
ット室の天井パネルを取り替えるなどの必要が生じた場
合には、一方の天井パネルの挿入部の部分をユニット室
内側に強く引くと、挿入部の係止片がバネ材の係止片部
の弾性力に抗して係止片部を押し広げるため、係止片部
による係止片の係止が解除され、一方の天井パネルが他
方の天井パネルから分離される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明の天井パネルの接続構造
の一例を示す断面図である。
【0010】図1に示すように、ユニット室1の天井壁
は、天井パネル11,12を接続することによって形成
されている。一方の天井パネル11は、平板状の天井パ
ネル本体2とその側縁部をユニット室1の外方に折り曲
げ加工された挿入部3とより構成されている。挿入部3
は、塩化ビニル樹脂化粧鋼板の側縁部がユニット室1の
外方に直角に折り曲げられさらに天井パネル11の内方
に直角に折り曲げられて形成された断面略コ字形の当接
部31と、さらにその先端を天井パネル11の表面方向
に折り曲げられて形成された係止片32とより構成され
ている。
【0011】他方の天井パネル12は、同様に、平板状
の天井パネル本体4と、その側縁部をユニット室1の外
方に折り曲げ加工された、天井パネル11の位置を規制
する受部5とより構成されている。受部5は、塩化ビニ
ル樹脂化粧鋼板の側縁部をユニット室1の外方に直角に
折り曲げられて形成された側壁51と、その先端で側壁
51の外面に沿って側壁51の中間部分まで折り返され
た重合部52と、さらにその先端を天井パネル12の外
方に直角に折り曲げられた折曲片部53とより構成され
ている。
【0012】さらに、他方の天井パネル12には、側壁
51の内壁面51aに沿って補強柱材としての鋼鉄製の
角パイプ6が添設されていて、天井パネル12の側壁5
1に沿って所定間隔毎に設けられたバネ材(図では1つ
しかあらわれていない)7とともに側壁51に固定され
ている。
【0013】バネ材7は、鋼鉄の弾性部材で形成された
断面略コ字形をしており、その一端部の1辺71は受部
5の重合部52とともにネジ8を介して角パイプ6に挟
着固定され、他端部の1辺72は、天井パネル12の受
部5の折曲片部53の先端の下方まで延設されて、受部
5とともに嵌合口を構成している。他端部の1辺72の
先端部は突条状に折り曲げられて係止片部72aが設け
られており、さらにその先端で外側に向かって折り曲げ
られて挿入案内部72bが形成されている。尚、両天井
パネル本体2,4の裏面には、石膏ボードよりなる補強
材21,41が貼着されている。
【0014】そして、両天井パネル11,12は、以下
のようにして一体に固定されるようになっている。ま
ず、他方の天井パネル12を所定の設置位置にセットす
る。つぎに、一方の天井パネル11の挿入部3を他方の
天井パネル12の受部5及びバネ材7より構成された嵌
合口の前方に臨ませ、天井パネル11を挿入部3の上面
が受部5の折曲片部53に当接するまで背面側に向かっ
て押し込む。
【0015】すなわち、挿入部3が嵌合口に嵌まり込
み、その上面が受部5の折曲片部53に当接すると、天
井パネル11の挿入部3の係止片32の先端が天井パネ
ル12のバネ材7の係止片部72aに弾性係止されて、
両天井パネル11,12の挿入部3と受部5とが密着す
るとともに、天井パネル本体2,4が面一に配置された
状態で一体固定されるようになっている。なお、両天井
パネル11,12の天井パネル本体2,4の継ぎ目部分
には、図1に示すようにシリコン樹脂製のシール材9が
充填されるようになっている。
【0016】また、一方の天井パネル11の挿入部3側
をユニット室1内側に強く引けば、天井パネル12のバ
ネ材7の係止片部72aが天井パネル11の挿入部3の
係止片32で押し広げられ、バネ材7の係止片部72a
による係止が解除され、一方の天井パネル11が他方の
天井パネル12から分離される。したがって、建物の仕
切り壁の施工前でも施工後でも天井パネルの取り外しが
比較的容易に行える。
【0017】また、他方の天井パネル12の受部5が内
側から角パイプ6によって補強されているから、一方の
天井パネルを一体固定したり、取り外したりする際に、
他方の天井パネルが歪んだりすることがない。
【0018】
【発明の効果】本発明にかかる天井パネルの接続構造
は、以上のように構成されているので、ユニット室内側
から天井パネルの接続組み立ておよび取り外し作業を簡
単に行うことができる。したがって、建物の仕切り壁が
完成する前でも後でも作業を行うことができ、ユニット
室の施工時期が自由に選択できる。
【0019】しかも、天井パネルの側縁部が補強柱材で
補強されているので、天井パネルが剛性の弱い材質で形
成されていても、剛性が向上し、接続作業時に天井パネ
ルの接続部が変形したりすることがなく、しっかりとし
た接続状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる天井パネルの接続構造の実施例
を示し、その両天井パネルを接続した状態の断面図であ
る。
【図2】従来の天井パネルの接続構造をあらわし、その
両天井パネルを接続した状態の断面図である。
【符号の説明】
1 ユニット室 11 天井パネル 12 天井パネル 2 天井パネル本体 21 補強材 4 天井パネル本体 41 補強材 3 挿入部 31 当接部 32 係止片 5 受部 51 側壁 51a 内壁面 52 重合部 53 折曲片部 6 角パイプ 7 バネ材 71 一端部の1辺 72 他端部の1辺 72a 係止片部 72b 挿入案内部 8 ネジ 9 シール材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井パネルの側縁部を折り曲げ加工し、
    この折曲部同士を略密着させて天井パネル同士をほぼ面
    一に配置するようように構成した天井パネルの接続構造
    において、 一方の天井パネルには、その側縁部がユニット室の外方
    に折り曲げられ、その先端に係止片が形成された挿入部
    が設けられているとともに、他方の天井パネルには、そ
    の側縁部をユニット室の外方に折り曲げられて形成され
    た受部と、該受部に沿って固定された補強柱材が設けら
    れており、一端部をこの補強柱材に固定されたバネ材と
    前記受部とよりなる嵌合口に前記挿入部が嵌まり込み、
    前記バネ材の他端部に設けられた係止片部に前記挿入部
    の係止片が弾性係止されて両天井パネルが一体に固定さ
    れるように構成したことを特徴とする天井パネルの接続
    構造。
JP8004803A 1996-01-16 1996-01-16 天井パネルの接続構造 Pending JPH09195436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8004803A JPH09195436A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 天井パネルの接続構造

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JP8004803A JPH09195436A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 天井パネルの接続構造

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JPH09195436A true JPH09195436A (ja) 1997-07-29

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ID=11593933

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JP8004803A Pending JPH09195436A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 天井パネルの接続構造

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JP (1) JPH09195436A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018071319A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 ダイワ化成株式会社 ユニットルームの天井パネルおよびこれを用いたユニットルーム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018071319A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 ダイワ化成株式会社 ユニットルームの天井パネルおよびこれを用いたユニットルーム

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