JP2018071319A - ユニットルームの天井パネルおよびこれを用いたユニットルーム - Google Patents

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【課題】天井面形成部の変形を防止したユニットルームの天井パネルおよびこれを用いたユニットルームの提供。
【解決手段】ユニットルームの天井面を形成する天井面形成部2Aと、天井面形成部2Aの周縁から天井裏側に立ち上がる立上り壁部2Bとを有する天井パネル本体2と、天井面形成部2Aの周縁に沿って枠組みされたフレーム3であり、天井面形成部2Aの周縁部の天井裏側面と立上り壁部2Bの内側面との2面に接着されたフレーム3とを含む天井パネル1A,1Bとした。
【選択図】図2

Description

本発明は、ユニット式浴室やユニット式シャワー室等のユニットルームの天井パネルおよびこれを用いたユニットルームに関する。
従来、図4に示すような天井面形成部101の端縁に上方に向けて立ち上がる立上り壁部102を備え、天井面形成部101の上面に石膏ボードや発泡樹脂等の裏打ち材103が貼り付けられたユニット式浴室やユニット式シャワー室等のユニットルームの天井パネル100が知られている。天井パネル100は、横に複数並べて施工され、隣接する天井パネル100の立上り壁部102同士を突き合わせて連結される(例えば、特許文献1参照。)。
また、このような天井パネル100同士を連結する構造としては、図5に示すように、隣接する立上り壁部102と立上り壁部102との間に天井パネル100の自重による撓みを押さえる補強材110を挟み込んだ状態で、両立上り壁部102を長手方向の両端部と中間部の複数箇所でボルト111およびナット112で挟着固定する構造がよく用いられている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2009−52354号公報(段落0002−0003、図1,2) 特開2014−136936号公報(段落0002−0003、図21)
上記従来の天井パネル100は、一般的に塩ビ鋼板などの樹脂被覆鋼板を折り曲げることによって、天井面形成部101と立上り壁部102とを一体的に形成しているが、塩ビ鋼板が薄いため、特に天井面形成部101が変形しやすいという問題がある。そのため、石膏ボード等の裏打ち材103が貼り付けられているが、この裏打ち材103の重量が天井面形成部101の全体に掛かるため、やはり天井面形成部101が変形しやすい。
そこで、本発明においては、天井面形成部の変形を防止したユニットルームの天井パネルおよびこれを用いたユニットルームを提供することを目的とする。
本発明のユニットルームの天井パネルは、ユニットルームの天井面を形成する天井面形成部と、天井面形成部の周縁から天井裏側に立ち上がる立上り壁部とを有する天井パネル本体と、天井面形成部の周縁に沿って枠組みされたフレームであり、天井面形成部の周縁部の天井裏側面と立上り壁部の内側面との2面に接着されたフレームとを含むものである。
本発明のユニットルームの天井パネルでは、ユニットルームの天井面を形成する天井面形成部の周縁に沿って枠組みされたフレームが天井面形成部の周縁部の天井裏側面と立上り壁の内側面との2面に接着されており、このフレームが天井面形成部の重量を支持して立上り壁部に分散させるため、天井面形成部の変形が防止される。
また、本発明のユニットルームは、上記複数の天井パネルの立上り壁部同士を隣接させて配置した天井部と、隣接した立上り壁部同士を当該立上り壁部に接着されたフレームを貫通して固定するボルトおよびナットとを有するものである。
本発明のユニットルームでは、隣接配置された天井部のそれぞれの立上り壁部同士が、当該立上り壁部に接着されたフレームを貫通してボルトおよびナットにより固定されているため、隣接配置された天井部のそれぞれの天井パネルの天井面形成部の重量が、隣接配置された天井部の複数のフレームにより分散支持されるため、より天井面形成部の変形が防止される。
(1)ユニットルームの天井面を形成する天井面形成部と、天井面形成部の周縁から天井裏側に立ち上がる立上り壁部とを有する天井パネル本体と、天井面形成部の周縁に沿って枠組みされたフレームであり、天井面形成部の周縁部の天井裏側面と立上り壁部の内側面との2面に接着されたフレームとを含む構成により、天井面形成部の変形が防止された天井パネルが得られる。
(2)上記複数の天井パネルの立上り壁部同士を隣接させて配置した天井部と、隣接した立上り壁部同士を当該立上り壁部に接着されたフレームを貫通して固定するボルトおよびナットとを有する構成により、天井面形成部の変形がより防止されたユニットルームが得られる。
本発明の実施の形態におけるユニットルームの天井部を天井裏側からみた平面図である。 図1のII−II断面図である。 図1のIII−III断面図である。 従来のユニットルームの天井パネルの断面図である。 従来のユニットルームの天井パネルの連結構造の一例を示す断面図である。
図1は本発明の実施の形態におけるユニットルームの天井部を天井裏側からみた平面図、図2は図1のII−II断面図、図3は図1のIII−III断面図である。
本発明の実施の形態におけるユニットルームは、図1に示すように複数の天井パネル1A,1Bを隣接させて配置した天井部1を有する。天井パネル1A,1Bは、図2に示すように、それぞれユニットルームの天井面を形成する天井面形成部2Aと、天井面形成部2Aの周縁から天井裏側(上側)に立ち上がる立上り壁部2Bとを有する天井パネル本体2と、天井面形成部2Aの周縁に沿って枠組みされたフレーム3とから構成されている。
天井パネル本体2は、2枚のアルミニウム板の間に不燃ボードが挟み込まれた厚さ3mmのアルミニウム複合板からなる。天井パネル本体2の天井面形成部2Aは天井裏側面からみて矩形状である。立上り壁部2Bは、天井面形成部2Aの周縁の4辺をそれぞれ鉛直上方へ折り曲げることによって形成されたものである。
フレーム3は、天井面形成部2Aの周縁に沿ってアルミニウム製の角パイプ3A,3B,3C,3Dを配設し、互いに溶接したものである。また、天井面形成部2Aの長手方向には適宜角パイプ3E,3Fを配設し、両端を角パイプ3A,3Cに溶接している。フレーム3は、天井面形成部2Aの周縁部の天井裏側面と立上り壁部2Bの内側面との2面にそれぞれ両面粘着テープ4により接着されている。
ユニットルームの天井部1は、上記構成の天井パネル1A,1Bの立上り壁部2B同士を隣接させて配置し、隣接した立上り壁部2B同士を、図3に示すようにフレーム3を貫通してボルト5Aおよびナット5Bによって固定することにより形成される。そして、隣接する立上り壁部2Bの間には、防水のために天井表側(下側)からコーキング材6を充填する。
上記構成のユニットルームの天井パネル1A,1Bでは、ユニットルームの天井面を形成する天井面形成部2Aの周縁に沿って角パイプ3A〜3Fにより枠組みされたフレーム3が天井面形成部2Aの周縁部の天井裏側面と立上り壁部2Bの内側面に両面粘着テープ4により接着されており、このフレーム3が天井面形成部2Aの重量を支持して立上り壁部2Bに分散させるため、天井面形成部2Aの変形が防止される。なお、天井パネル本体2とフレーム3との接着は、両面粘着テープ4に代えて接着剤により接着した構成とすることも可能である。
また、本実施形態におけるユニットルームでは、隣接配置された天井部2のそれぞれの立上り壁部2B同士が、当該立上り壁部2Bに接着されたフレーム3を貫通してボルト5Aおよびナット5Bにより固定されているため、隣接配置された天井部2のそれぞれの天井パネル1A,1Bの天井面形成部2Aの重量が、隣接配置された天井部2の複数のフレーム3により分散支持されるため、より天井面形成部2Aの変形が防止される。
本発明の天井パネルは、ユニット式浴室やユニット式シャワー室等のユニットルームの天井パネルおよびこれを用いたユニットルームとして有用である。
1 天井部
1A,1B 天井パネル
2 天井パネル本体
2A 天井面形成部
2B 立上り壁部
3 フレーム
4 両面粘着テープ
5A ボルト
5B ナット
6 コーキング材

Claims (4)

  1. ユニットルームの天井面を形成する天井面形成部と、前記天井面形成部の周縁から天井裏側に立ち上がる立上り壁部とを有する天井パネル本体と、
    前記天井面形成部の周縁に沿って枠組みされたフレームであり、前記天井面形成部の周縁部の天井裏側面と前記立上り壁部の内側面との2面に接着されたフレームと
    を含むユニットルームの天井パネル。
  2. 前記フレームは角パイプである請求項1記載のユニットルームの天井パネル。
  3. 前記天井パネル本体と前記フレームとは両面粘着テープにより接着されたものである請求項1または2に記載のユニットルームの天井パネル。
  4. 複数の請求項1から3のいずれか1項に記載のユニットルームの天井パネルの前記立上り壁部同士を隣接させて配置した天井部と、
    隣接した前記立上り壁部同士を当該立上り壁部に接着されたフレームを貫通して固定するボルトおよびナットと
    を有するユニットルーム。
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