JPH09193675A - ハイブリッド車両 - Google Patents
ハイブリッド車両Info
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- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
公害を図る。 【解決手段】エンジン11と発電機16と駆動出力軸3
1とをプラネタリギヤユニット13の各歯車要素に連結
し、駆動出力軸31に連結された電気モータ25の出力
とエンジン出力によって走行するハイブリッド車両にお
いて、電気モータ25のみの走行モード、電気モータ2
5とエンジン11を駆動させ、エンジン11の出力の一
部を発電機16へ伝達し、残りを駆動出力軸31に伝達
した走行モードとを、走行負荷に応じて走行モード選択
手段が選択する構成とし、エンジン11を常時最高効率
域で駆動可能とし、また高負荷走行時にはバッテリの消
耗を軽減する構成とした。
Description
とを駆動源として走行するハイブリッド車両に関するも
のである。
ンジン、ディーゼルエンジン等の内燃エンジンを搭載
し、ガソリンや軽油を燃焼させてエネルギーを得て走行
している。これらの駆動源は、高出力を得ることがで
き、かつ長距離走行が可能であるといった利点を有する
が、上記燃料の燃焼によって排出される、CO2 、NO
x などのガスが環境に悪影響を及ぼすといった問題があ
る。
境問題の高まりとともに、低騒音、低公害の車両の開発
が望まれており、その中で最も注目されているものに電
気自動車が挙げられている。この電気自動車は、電気モ
ータを駆動源とし、バッテリに充電された電力によって
電気モータを駆動させ、走行するものであり、排ガスが
なく、低騒音であるといった利点がある。
バッテリを搭載するため、車両重量が重くなり、走行効
率が低下するととも、バッテリに充電されている電力の
みでは、十分な出力が得られず、急加速や長距離走行な
どをすることはできないといった欠点がある。さらに一
度使い切ったバッテリを再度使用するためには、長い充
電時間が必要となり、その使用範囲は限られたものとな
らざるをえない。
したハイブリッド車両が提案されている。このハイブリ
ッド車両は各種提供されており、例えば、エンジンを駆
動することによって発生させられた回転を発電機に伝達
して発電機を駆動し、該発電機によって得られた電力を
バッテリに送って充電し、さらに該バッテリの電力によ
って電気モータを駆動するようにしたシリーズ(直列)
式のハイブリッド車両や、エンジンと電気モータの駆動
力をそれぞれ出力軸に伝達して車両を走行させるパラレ
ル(並列)式のハイブリッド車両などがある。
最大効率領域と最良燃費曲線を示す図である。パラレル
式ハイブリッド車両であっても、低速走行が多い市街地
での走行では、平均して10kwのエネルギが必要で、
同一の車両で高速走行時には、例えば平均で30kwの
エネルギが必要となる。図23に示されているように、
パラレル式ハイブリッド車両において、エンジンを最適
燃費ラインで運転したとしても、高速走行時には(図中
B点)、高効率領域でエンジンを駆動させることができ
るが、市街地などにおいて低速走行させる場合には(図
中A点)、エンジンの効率を挙げることはできないとい
った問題がある。
きな出力が必要とされるが、その出力をモータで賄う
と、バッテリが過放電されてしまい、バッテリ寿命を縮
めてしまうといった問題がある。
状態、エンジン・モータ走行状態などに適宜切り換える
ことによって、常時高効率、低燃費でエンジンを駆動さ
せることができるハイブリッド車両を提供することを目
的としている。
の本発明によって達成される。
電機と、駆動輪の駆動力を出力する駆動出力軸と、第1
の歯車要素が前記エンジンの出力軸に連結され、第2の
歯車要素が前記発電機のロータに連結され、第3の歯車
要素が前記駆動出力軸に連結された差動歯車装置と、前
記駆動出力軸に連結された電気モータと、前記エンジン
の出力を制御するエンジン制御手段と、前記発電機の回
転を制御する発電機制御手段と、走行負荷を検出する走
行負荷検出手段と、前記走行負荷検出手段で検出された
走行負荷に応じて、前記駆動出力軸に前記電気モータの
出力のみが伝達されている第1の走行モードと、エンジ
ンの出力の一部が前記発電機に伝達され残りが前記駆動
出力軸に伝達されいている第2の走行モードとを選択す
る走行モード選択手段を有することを特徴とするハイブ
リッド車両。
電力及び前記駆動出力軸からの回生電力を蓄積し、前記
電気モータに電力を供給する蓄電手段を有する上記
(1)に記載のハイブリッド車両。
する発電機停止手段を有し、前記走行モード選択手段
は、発電機停止状態で前記エンジンと前記電気モータの
出力が前記駆動出力軸に出力されている第3の走行モー
ドを選択し得る上記(1)または(2)に記載のハイブ
リッド車両。
前記走行負荷検出手段で検出された走行負荷に応じて走
行モードを選択する上記(1)ないし(3)のいずれか
に記載のハイブリッド車両。
定された負荷以上でエンジンを駆動するよう制御し、前
記蓄電手段の容量に応じて前記負荷を変動させることを
特徴とする上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の
ハイブリッド車両。
機のロータをケースに固定する摩擦係合手段である上記
(3)ないし(5)のいずれかに記載のハイブリッド車
両。
し、前記電気モータのモータトルクを補正するモータト
ルク補正手段を有する上記(1)ないし(6)のいずれ
かに記載のハイブリッド車両。
1実施形態について、添付図面に基づいて詳細に説明す
る。図1は、本発明の第1実施形態のハイブリッド車両
の駆動装置を示す概念図である。図において、第1軸線
上には、エンジン11と、エンジン11を駆動させるこ
とによって発生する回転を出力するエンジン出力軸12
と、該エンジン出力軸12を介して入力された回転に対
して変速を行う差動歯車装置であるプラネタリギヤユニ
ット13と、該プラネタリギヤユニット13における変
速後の回転が出力されるユニット出力軸14と、該ユニ
ット出力軸14に固定された第1カウンタドライブギヤ
15と、通常走行状態では主として発電機として作用す
る発電機16と、該発電機16とプラネタリギヤユニッ
ト13とを連結する伝達軸17とが配置されている。ユ
ニット出力軸14は、スリーブ形状を有し、エンジン出
力軸12を包囲して配設されている。また、第1カウン
タドライブギヤ15は、プラネタリギヤユニット13よ
りエンジン11側に配設されている。
車要素であるサンギヤSと、サンギヤSと噛合するピニ
オンPと、該ピニオンPと噛合する第3の歯車要素であ
るリングギヤRと、ピニオンPを回転自在に支持する第
1の歯車要素であるキャリヤCRとを備えている。
16と連結され、リングギヤRは、ユニット出力軸14
を介して第1カウンタドライブギヤ15と連結され、キ
ャリヤCRは、エンジン出力軸12を介してエンジン1
1と連結されている。
れ、回転自在に配設されたロータ21と、該ロータ21
の周囲に配設されたステータ22と、該ステータ22に
巻装されたコイル23とを備えている。発電機16は、
伝達軸17を介して伝達される回転によって電力を発生
させる。前記コイル23は蓄電手段であるバッテリ19
(図4)に接続され、該バッテリ19に電力を供給して
充電する。
ータ25と、電気モータ25の回転が出力されるモータ
出力軸26と、モータ出力軸26に固定された第2カウ
ンタドライブギヤ27とが配置されている。
定され、回転自在に配設されたロータ37と、該ロータ
37の周囲に配設されたステータ38と、該ステータ3
8に巻装されたコイル39とを備えている。電気モータ
25は、コイル39に供給される電流によってトルクを
発生させる。そのために、コイル39はバッテリ19に
接続され、該バッテリ19から電流が供給されるように
構成されている。
いて、電気モータ25は、図示しない駆動輪から回転を
受けて回生電力を発生させ、該回生電力をバッテリ19
に供給して充電する。
向に図示しない駆動輪を回転させるために、第1軸線及
び第2軸線と平行な第3軸線上には、駆動出力軸として
カウンタシャフト31が配設されている。該カウンタシ
ャフト31にはカウンタドリブンギヤ32が固定されて
いる。
カウンタドライブギヤ15とが、及びカウンタドリブン
ギヤ32と第2カウンタドライブギヤ27とが噛合させ
られ、第1カウンタドライブギヤ15の回転及び第2カ
ウンタドライブギヤ27の回転が反転されてカウンタド
リブンギヤ32に伝達されるようになっている。さら
に、カウンタシャフト31には、カウンタドリブンギヤ
32より歯数が小さなデフピニオンギヤ33が固定され
る。
に平行な第4軸線上にデフリングギヤ35が配設され、
該デフリングギヤ35と前記デフピニオンギヤ33とが
噛合させられる。また、前記デフリングギヤ35にディ
ファレンシャル装置36が固定され、デフリングギヤ3
5に伝達された回転が前記ディファレンシャル装置36
によって差動させられ、駆動輪に伝達される。
せられた回転をカウンタドリブンギヤ32に伝達するこ
とができるだけでなく、電気モータ25によって発生さ
せられた回転をカウンタドリブンギヤ32に伝達するこ
とができるので、電気モータ25だけを駆動する状態で
あるモータ駆動モード、エンジン11及び電気モータ2
5を駆動する状態であるエンジン・モータ駆動モードで
ハイブリッド車両を走行させることができる。また、発
電機16において発生させられる電力を制御することに
よって、前記伝達軸17の回転数を制御することがで
き、発電機16の回転を止めれば、エンジン11の出力
はすべて駆動出力軸へ伝達される。
ギヤユニット13の動作について説明する。図2(A)
は、本発明の第1実施形態のプラネタリギヤユニット1
3(図1)の概念図、図2(B)は、本発明の第1実施
形態におけるプラネタリギヤユニット13の通常走行時
の速度線図、図3は、本発明の第1実施形態におけるプ
ラネタリギヤユニット13の通常走行時のトルク線図で
ある。
れているように、プラネタリギヤユニット13のリング
ギヤRの歯数がサンギヤSの歯数の2倍となっている。
従って、リングギヤRに接続されるユニット出力軸14
の回転数(以下「リングギヤ回転数」という。)をNR
とし、キャリヤCRに接続されるエンジン出力軸12の
回転数(以下「エンジン回転数」という。)をNEと
し、サンギヤSに接続される伝達軸17の回転数(以下
「発電機回転数」という。)をNGとした時、NR、N
E、NGの関係は、図2(B)に示されているように、
出力軸14に出力されるトルク(以下「リングギヤトル
ク」という。)をTRとし、エンジン11のトルク(以
下「エンジントルク」という。)をTEとし、発電機ト
ルクをTGとしたとき、TR、TE、TGの関係は、図
3に示されているように、
走行時においては、リングギヤR、キャリヤCRおよび
サンギヤSは、いずれも正方向に回転させられ、図2
(B)に示されるように、リングギヤ回転数NR(=出
力回転数NOUT)、エンジンの回転数NE、発電機回
転数NGは、いずれも正の値を採る。
CRに入力され、このエンジントルクTEが、図1に示
されている第1カウンタドライブギヤ15および発電機
16の反力によって受けられる。その結果、図3に示さ
れているように、リングギヤRからユニット出力軸14
にリングギヤトルクTRが、サンギヤSから伝達軸17
に発電機トルクTGが出力される。
ルクTGは、プラネタリギヤユニット13の歯数によっ
て決定されるトルク比でエンジントルクTEを按分する
ことによって得られ、トルク線図上において、リングギ
ヤトルクTRと発電機トルクTGとを加えたものがエン
ジントルクTEとなる。
について、図4のブロック図に基づいて詳細に説明す
る。本実施形態の制御系を構成する制御手段は、車両制
御装置41と、エンジン制御装置42と、モータ制御装
置43と、発電機制御装置44とを有している。これら
の制御装置41、42、43、44は、例えばCPU
(中央処理装置)、各種プログラムやデータが格納され
たROM(リード・オンリー・メモリ)、ワーキングエ
リアとして使用されるRAM(ランダム・アクセス・メ
モリ)等を備えたマイクロコンピュータによって構成す
ることができる。
42によってエンジン制御手段が構成され、車両制御装
置41と発電機制御装置44によって発電機制御手段と
発電機停止手段が構成され、車両制御装置41によって
走行モード選択手段が構成される。
として、運転者の車両駆動力への要求度を示すアクセル
開度αを検出するアクセルセンサ45と、車速Vを検出
する車速センサ46と、バッテリ19のバッテリ残量S
OCを検出するバッテリセンサ48を備えている。それ
ぞれのセンサ45、46、48で検出された検出値は車
両制御装置41へ供給される。
全体を制御するもので、電気モータ25の出力のみで走
行する第1走行モードと、電気モータ25とエンジン1
1と発電機16とを回転させながら走行する第2走行モ
ードとを選択し、供給されたアクセル開度α、車速V、
バッテリ残量SOCとに基づいて、前記モードの変更を
行う。この変更の判断は、図5および図6に示されたマ
ップに基づいて行われる。
テリ残量SOCが30%未満の場合には、停車時も含め
てすべて第2走行モードとし、エンジン11は常に駆動
している状態となる。このエンジン11の駆動によって
発電機16において発電された電力はバッテリ19に蓄
積され、バッテリ残量SOCが上昇するように制御され
る。
未満の場合には、モード切替車速V*1を0km/hと
し、停車時のみエンジン11を停止させ、また、補機を
駆動する必要がある場合には、アイドリングさせ、走行
開始後は、直ちにエンジン11を始動して第2走行モー
ドで走行する。
未満の場合には、モード切替車速V*1を20km/h
とし、車速が20km/h未満の場合には、第1モード
で走行し、20km/h以上の場合には第2走行モード
で走行する。
は、原則としてモード切替車速V*1を80km/hと
し、モードの切替は、図6に基づいて行われる。つま
り、アクセル開度αが、70%以上の場合には、モード
切替車速V*1を20km/hとし、車速が20km/
h未満の場合には、第1走行モードで走行し、20km
/h以上の場合には、第2走行モードで走行する。第2
走行モードで走行することによって、エンジン11駆動
による発電機16のからの電力が供給され、バッテリ1
9からの過度の放電が抑制される。また、車速が20k
m/h以下では、速度が低いため高い電力を必要としな
いので、電気モータで走行する。
グを防止するために、第1走行モードから第2走行モー
ドへ切り替わる時の値よりも、第2走行モードから第1
走行モードへ切り替わる時の値を小さくしてヒステリシ
スを設けてもよい。このヒステリシスは、モード切替車
速V*1を変更するバッテリ残量SOCの切替値(30
%、50%、80%)、およびアクセル開度αの切替値
(70%)についても同様に設けることができる。
の出力がバッテリ許容出力を越える場合に、第2走行モ
ードとし、バッテリ19からの過度の放電を抑制するよ
うに制御するものとしてもよい。バッテリ許容出力は、
バッテリ残量SOCとバッテリ19の温度によって決定
され、例えば図7に示されるマップによって決められ
る。上記バッテリ許容出力に基づく判断は、電気モータ
25の出力を検出して行う場合の他、電気モータ25の
出力の変化に応じて変化する、バッテリ出力やバッテリ
電圧降下量を検出して行ってもよい。
装置42に対して、スロットル開度信号θと、エンジン
ON/OFF信号を供給し、第2走行モードへ切り替え
る場合には、エンジンON信号を、第1走行モードへ切
り替える場合にエンジンOFF信号を供給する。
ンサ45からのアクセル開度αと、車速センサ46から
の車速Vに応じた目標モータトルクTM*を、図8に示
されているマップに基づいて決定し、これをモータトル
ク指令値TM*としてモータ制御装置43へ供給する。
1走行モードから第2走行モードへ切り替わる際には、
エンジン11の始動に伴うトルク変動を吸収し駆動輪伝
達されるトルクが変動しないように、予め補正された値
とされる。つまり、既述のように、プラネタリギヤユニ
ット13におけるリングギヤRとサンギヤSのギヤ比か
ら、TE:TG:TR(TOUT;エンジンによる出力
トルク)=3:1:2となり、エンジンの始動や停止に
よって駆動輪に伝わるトルク変動ΔTMは、カウンタギ
ヤ比をiとすると、ΔTM=TOUT×i=TG×2×
iとして求めることができる。
える際に、モータトルク指令値TM*を、エンジンの始
動や停止によって生ずるトルク変動分ΔTMを補正し
て、モータ制御装置43へ供給する。さらに、発電機回
転数NGの変動によって生じたトルク変動も、モータト
ルク指令値TM*を補正することによって吸収する。
は、発電機制御装置44に対して、発電機16の制御目
標回転数NG*を供給する。目標回転数NG*の決定
は、図9に示されているマップに基づいて行われる。つ
まり、負荷が大きい程、発電機16の回転数を上げて、
発電する電力を大きくするように制御される。本実施形
態では、アクセル開度αが大きい程回転数を高くし、ま
た、バッテリ残量SOCが少ないほど回転数が高くなる
ようにマップが設定されている。
ドから第2走行モードへ切り替える場合において、エン
ジン11を始動させるために、発電機トルクTGを加え
て発電機回転数NGを下げる制御を行う。つまり、図1
0に示されているように、電気モータのみで走行する第
1走行モード(図中破線)において、発電機16に発電
機回転数NGを小さくする方向に発電機トルクを加える
と、エンジン11を回転させる方向にトルクが加わり、
エンジン11が回転させられる(図中実線)。これによ
り、エンジン11を始動させることができる。
1から入力される選択指令信号に基づいて、エンジン1
1を、エンジントルクを出力している駆動状態(ON状
態)と、エンジントルクを発生させていない非駆動状態
(OFF状態)とに切換える。また、エンジン11に設
けられた回転数センサから入力される実際のエンジン回
転数NEに応じてスロットル開度θを制御することで、
エンジン11が高効率で駆動するよう制御する。
るように、電気モータ25の電流(トルク)IMを制御
する。
数NGを制御し、車両制御装置41から入力される制御
目標回転数NG*となるように、電流(トルク)IGを
制御する。また、発電機制御装置44は、発電機16の
出力トルクTGと、発電機16の実回転数NGをモニタ
ーし、その値をそれぞれ車両制御装置41へ入力する。
て、図11ないし図13に示されているフローチャート
に基づいて説明する。アクセル開度αを読み込み(ステ
ップS101)、さらに、バッテリ残量SOCと車速V
を読み込む(ステップS102)。そして、アクセル開
度αが70%より大きいか否かを判断する(ステップS
103)。
は、読み込んだバッテリ残量SOCから、図5に示され
ているマップに基づき、モード切替車速V*1を決定す
し(ステップS104)、決定されたモード切替車速V
*1と読み取った車速Vとを比較する(ステップS10
6)。
場合には、車速Vが20km/hより大きいか否かを判
断する(ステップS105)。車速Vが20km/h以
下である場合には、ステップS104を実行する。
ド切替車速V*1以下である場合には、現在の走行モー
ドを判断する(ステップS107)。モータのみで走行
する第1走行モードである場合には、第1走行モードル
ーチンへ移行する。第1走行モードでない場合には、ス
ロットル開度θを0%とする信号をエンジン制御装置4
2に供給し(ステップS108)、さらに燃料カット信
号(OFF信号)をエンジン制御装置42に供給する
(ステップS109)。次に、発電機16の制御をOF
Fして空転させた後(ステップS120)、第1走行モ
ードルーチンへ移行する。
がモード切替車速V*1より大きい場合、およびステッ
プS105において、車速Vが20km/hより大きい
場合には、まず現在の走行モードを判断し(ステップS
121)、第2走行モードである場合には、第2走行モ
ードルーチンを実行する。第1走行モードである場合に
は、発電機16をONして発電機トルクTGを発生さ
せ、図10に示されている方法で発電機16によりエン
ジン11を始動し(ステップS122)、さらに燃料供
給信号(ON信号)をエンジン制御装置42に供給して
エンジン11を始動させた(ステップS123)後、第
2走行モードルーチンを実行する。
フローチャートである。第1走行モードでは、まずアク
セル開度αと車速Vを読み込み(ステップS124)、
目標モータトルクTM*を、図8に示されているマップ
から計算する(ステップS125)。算出されたTM*
は、モータ制御装置43へ供給される(ステップS12
6)。
フローチャートである。第2走行モードでは、エンジン
11と発電機16が駆動する。まず、アクセル開度αと
車速Vを読み込み(ステップS131)、該アクセル開
度αと車速Vに応じた目標モータトルクTM*を、図8
に示されているマップから計算する(ステップS13
2)。さらに、発電機制御装置44から発電機トルクT
Gを読み込み(ステップS133)、該発電機トルクT
Gからトルク補正値ΔTMを算出する(ステップS13
4)。ステップS132で算出された目標モータトルク
TM*から、補正値ΔTMを補正して最終的に目標モー
タトルクTM*を決定する(ステップS135)。
トルクTM*をモータ制御装置43へ供給する(ステッ
プS136)。次に、バッテリ残量SOCを読み込み
(ステップS137)、読み込んだバッテリ残量SOC
と図9に示されているマップに基づいて発電機の目標回
転数NG*を算出する(ステップS138)。そして、
算出された目標回転数NG*を発電機制御装置44へ供
給する(ステップS139)。発電機トルクから計算す
ることにより、トルクセンサを用いることなくエンジン
トルクが推定される。
装置41の他の制御動作例を示すもので、電気モータ2
5の出力とバッテリ許容出力を比較して、第2走行モー
ドへの切替を判断する制御を行う場合のフローチャート
である。
ップS151)、読み込んだアクセル開度αと車速Vの
値から、図8に示されているマップに基づいて、目標モ
ータトルクを算出する(ステップS152)。
S153)。モータ出力WKWは、ステップS152で
求めた目標モータトルクTM*と電気モータ25の回転
数NMとの積によって求められる(WKW=TM*×N
M)。ここで、モータ回転数NMは、車速Vから求めら
れる。
込み(ステップS154)、これらの値から、図7に示
されているマップに基づいて、バッテリ許容出力BKW
を算出する(ステップS155)。
WKWと、ステップS155で算出されたバッテリ許容
出力BKWとを比較し、モータ出力WKWよりもバッテ
リ許容出力BKWが大きい場合には、ステップS154
で読み込んだバッテリ残量S0Cと、図5に示されてい
るマップとによって、モード切替車速V*1を決定し、
該モード切替車速V*1と、ステップS151で読み込
んだアクセル開度αと車速Vとによって、走行状態を第
1走行モードとするか、第2走行モードとするかを判断
する(ステップS157)。
出力BKWがモータ出力WKW以下である場合には、発
電機16の出力WGを求める(ステップS158)。発
電機出力WGは、モータ出力WKWからバッテリ許容出
力BKWを差し引いて求められる(WG=WKW−BK
W)。そして、この発電機出力WGが得られるように、
発電機16の回転が制御され、図13に示されている第
2走行モードルーチンが実行される。また、ステップS
158における発電機制御に伴って変動するトルクは、
第2走行モードルーチンにおけるステップS134とス
テップS135において補正される。
行モードとされた場合にも同様に第2走行モードルーチ
ンが実行される。ステップS157において、第1走行
モードとされた場合には、図12に示されている第1走
行モードルーチンが実行される。以上説明した制御動作
によって、バッテリ19の過放電が防止され、バッテリ
寿命を延ばすことができるとともに、走行距離を延ば
し、効率の高い走行が可能となる。
形態について説明する。図15は、第2実施形態の駆動
装置の構成を示す概念図である。本実施形態のハイブリ
ッド車両では、発電機16のロータ21とケースの間に
発電機停止手段としての摩擦係合手段であるブレーキB
が介設されている。このブレーキBを係合状態とするこ
とで、ロータ21が固定され、発電機16とサンギヤS
の回転が停止される構成となっている。
ブロック図である。ブレーキBは、車両制御装置41か
らON/OFF信号が供給されるアクチュエータ58に
よって係合と解除が制御される。アクチュエータ58
は、車両制御装置41からON信号が供給されると、ブ
レーキBを係合させ、OFF信号が供給されるとブレー
キBを解除させる。この実施形態におけるブレーキB
は、湿式ブレーキであり、圧油源から供給される油圧に
よって作動する。圧油源としては、例えば電動の油圧ポ
ンプ、エンジン出力軸12の回転によって駆動する油圧
ポンプなどを用いることができる。他の構成について
は、第1実施形態と同様であるので、図1と同一構成要
素には同一符号を付し、説明を省略する。
用について説明する。本実施形態は、走行負荷に応じ
て、電気モータ25のみを駆動源とするモータ走行と、
電気モータ25とエンジン11とを駆動源とするハイブ
リッド走行とに切り替わる構成であって、さらにハイブ
リッド走行時では、発電機16を回転させて発電しなが
ら走行する場合と、発電機16は発電しない状態で走行
する場合とに切り替わる構成となっている。
の出力によって走行する第1走行モードと、発電機16
において発電しながら、電気モータ25とエンジン11
との出力によって走行する第2走行モードと、発電機1
6のロータ21を固定した状態で、電気モータ25とエ
ンジン11との出力によって走行する第3走行モードの
3つのモードに切り替わる。
走行時には第1走行モード、高速走行などのように高負
荷走行時には第3走行モード、高速で加速する場合のよ
うに、さらに高負荷で走行する時には第2走行モードに
切り替えて走行する。
第1実施形態における動作と同様に、第1走行モードか
ら切り替えるためのモード切替車速V*1が、図5に示
されるマップから定められ、低負荷時には第1走行モー
ドで走行するように制御される。そして、高負荷時に
は、図17に示されているマップに基づき、モード切替
アクセル開度α1*が決定され、アクセル開度αに応じ
て第2走行モードと第3走行モードとの間でモードが切
り替えられる。図17に示されているマップは、バッテ
リ残量S0Cが少なくなるに従って第2走行モードの領
域が広がるように、またアクセル開度αが大きくなるに
従って第2走行モードの領域が広がるように設定されて
いる。
ある時のモード切替車速V*1と、モード切替アクセル
開度α1*が示されたマップで、各モードで走行する領
域を示すものである。バッテリ残量S0Cが60%であ
る時は、図5に示されたマップからモード切替車速V*
1は20km/hに設定され、図17に示されているマ
ップからモード切替アクセル開度α1*は40%に設定
される。また、30km/h以下では発電機16を回転
させていないと、エンジン11の回転数が小さくなり過
ぎ、効率と振動が悪化するので、バッテリ残量S0Cや
アクセル開度αによらず、30km/h以下では第2走
行モードで走行するように制御される。
替わる時には、アクチュエータ58にON信号を供給
し、発電機16の回転を停止させ、逆に切り替わる時に
はOFF信号を供給して発電機16を回転可能な状態と
する。ここで、アクチュエータ58は、ON/OFF信
号が供給されて開閉する電磁バルブと、電磁バルブの開
閉によって圧油源からの圧油が供給される油圧シリンダ
とを備えており、油圧シリンダの駆動によってブレーキ
Bの摩擦板が係合され、また解除される。
量S0Cとアクセル開度αから、図19に示されている
マップに基づき、発電機16の目標回転数NG*を決定
する。このマップは、バッテリ残量S0Cが少なくなる
に従って、またアクセル開度αが大きくなるに従って目
標回転数NG*が大きくなるように設定されている。つ
まり、バッテリ残量S0Cが少なくなれば、発電量を上
げて充電量の回復を図り、アクセル開度αが大きくなれ
ばバッテリの消耗が激しくなるので、発電量を増やして
充電量の減少を抑制している。
16の効率が低下するため、目標回転数NG*が150
0rpm以下となる場合には、ブレーキBを係合して、
第3走行モードで走行する。
御動作の他、第1実施形態の場合と同様に、電気モータ
25の出力がバッテリ許容出力を越える場合に、第1ま
たは第3走行モードから第2走行モードへ切り替え、バ
ッテリ19からの過度の放電を抑制するように制御する
ものとしてもよい。バッテリ許容出力の算出は、第1実
施形態で説明した内容と同様であるので説明を省略す
る。電気モータ25の出力がバッテリ許容出力を越えな
い場合には、上記制御動作が行われ、図5および図17
に示されるマップに基づき、各モードが選択される。
行とハイブリッド走行との間の切り替えは、モード切替
車速によって判断されているが、モード切替アクセル開
度によって判断することもできる。例えば、アクセル開
度αが小さい場合には、第1走行モードとし、アクセル
開度αが大きい場合には、第2走行モードとする。ま
た、バッテリ残量S0Cに応じて各モードが選択される
領域を変更し、バッテリ残量S0Cが多い場合には、第
1走行モードが選択される領域が大きくなるように、少
ない場合には第2走行モードが選択される領域が大きく
なるように設定することができる。
切替アクセル開度α2*を算出するマップである。この
マップでは、バッテリ残量SOCが30%以上、55%
未満の場合には、モード切替アクセル開度α2*1を0
とし、アクセル開放時のみエンジン11を停止させ、ま
たはアイドリングさせ、少しでもアクセルを踏み込んだ
場合には、直ちにエンジン11を始動して第2走行モー
ドで走行する。また、バッテリ残量SOCが55%以
上、80%未満の場合には、モード切替アクセル開度α
2*は、バッテリ残量S0Cに応じて上昇し、バッテリ
残量S0Cが80%以上では常時第1走行モードとなる
ように設定されている。
ある時のモード切替アクセル開度α1*と、モード切替
アクセル開度α2*が示されたマップで、各モードで走
行する領域が示されたものである。モード切替アクセル
開度α2*は、図20から20%となり、モード切替ア
クセル開度α1*は、図17から40%に設定される。
バッテリ残量S0Cの値が小さくなると、図17および
図20のマップから明らかなように、モード切替アクセ
ル開度α1*,α2*の値が小さくなり、図21のマッ
プにおける第2走行モードの領域が広がる。なお、図2
2のプラネタリギヤユニットの速度線図に示されている
ように、エンジン11を停止したまま(NE=0)高速
走行すると(NOUT大)、発電機16が高速で回転し
てしまい(NG大)、発電機16に過大な負担が生じて
しまうので、車速が80km/h以上ではエンジン11
を停止せず、ハイブリッド走行が行われる。
3走行モードへ切り替える際には、発電機16を駆動さ
せることによりエンジン11を始動させた後、ブレーキ
Bを係合させて第3走行モードとし、あるいは、ブレー
キBを係合することによりエンジン11を始動させて第
3走行モードとしてもよい。
して、車速Vとアクセル開度αを用いているが、車速の
代わりに、例えば電気モータ25の回転数、エンジン1
1の回転数などを用いることもできる。また、アクセル
開度の代わりに、モータトルク指令値TM*を用いても
よい。
ル開度θを制御し、エンジンを駆動することを述べた
が、図23に示されている最適燃焼ラインでエンジンを
駆動させることが望ましい。また、バッテリ残量S0C
に応じて図23中のラインCを変化させてもよい。例え
ば、バッテリ残量SOCが小さくなると、ラインCを上
げてエンジン出力を大きくすることができる。このた
め、発電機で発電するエネルギを多くすることができ
る。
ては、バッテリ電圧、バッテリ電力の積算値、バッテリ
電流の積算値などが挙げられる。また、バッテリ残量S
0Cは、走行による消費が大きいほど低下するため、バ
ッテリ残量S0Cの代わりに、走行消費エネルギの積算
値を用いることもできる。このような走行消費エネルギ
は、例えば出力回転数と出力トルクの積により求めるこ
とができる。具体的には、出力回転数は車速に比例する
ので、車速センサから算出することができ、出力トルク
は、駆動モータトルクと発電機トルクから計算すること
ができる。
おいては、走行消費エネルギの積算値が大きくなるの
で、第2走行モードの領域が広がり、走行時の発電量が
大きくなる。
られているバッテリーの他、キャパシタ、フライホイー
ル・バッテリー、油圧(空圧)アキュムレータなどが挙
げられる。キャパシタは、大容量コンデンサであり、残
存電力容量は、キャパシタの電圧を検出することで知る
ことができる。フライホイール・バッテリーは、フライ
ホイールに同軸に配置されたモータでフライホイールを
駆動・回生させることにより、電力を出し入れするバッ
テリーであり、残存電力容量は、フライホイールの回転
数を検出することにより知ることができる。油圧(空
圧)アキュムレータは、アキュムレータに連結された油
圧(空圧)ポンプによりアキュムレータに油圧(空圧)
を出し入れすることにより、電力を出し入れするバッテ
リーであり、残存電力容量は、油圧(空圧)を検出する
ことにより知ることができる。
池、ニッケル・カドミウム電池、ニッケル・鉄電池、ニ
ッケル・亜鉛電池、リチウム電池などが挙げられる。本
発明において、第2走行モードにおいて発電機16で発
電された電力は、バッテリ19に蓄積せず、電気モータ
25に直接供給する構成とし、発電機から供給される電
力の不足分をバッテリ19から補い、また供給過剰な分
をバッテリ19に蓄積することとすることもできる。こ
の場合には、バッテリの蓄電、放電の際のエネルギロス
を抑制することができる。
は、エンジンの駆動効率が向上し、低燃費、低公害、長
距離走行が実現できる。つまり、走行負荷に応じて走行
モードを選択することによって、エンジンを間欠的に運
転することができ、エンジンを高効率で駆動させること
ができる。例えば、低負荷の市街地走行時には、第1走
行モードが多く選択され、エンジンが停止していること
が多くなるが、走行に必要とされるエネルギの総量は変
わらないので、エンジン駆動時には高い出力が要求さ
れ、図23中のA点のようにエンジンを低効率領域で駆
動させる必要がなくなり、同図のB点のように高効率領
域での常時駆動が可能となる。
蓄電手段の過剰放電が抑制され、また充電量を常時適正
な値に維持することが可能となるため、蓄電手段の寿命
を延ばすことができる。第3の走行モードの選択を可能
とすれば、さらにエネルギ消費効率を向上させることが
でき、発電機停止手段として摩擦係合手段を用いること
によって不要な電力消費を抑制することができる。ま
た、発電機の駆動に応じて、モータトルクを補正する構
成とすれば、良好な走行感覚を維持することができる。
両の駆動装置を示す概念図である。
ユニットの概念図および速度線図である。
ユニットのトルク線図である。
示すブロック図である。
を決定するマップである。
領域を示すマップである。
力を求めるマップである。
クを求めるマップである。
転数を求めるマップである。
動する際のプラネタリギヤユニットの各要素の回転状態
をしめす速度線図である。
置の制御動作を示すフローチャートである。
置の制御動作を示すフローチャートである。
置の制御動作を示すフローチャートである。
置の制御動作を示すフローチャートである。
車両の駆動装置を示す概念図である。
を示すブロック図である。
クセル開度を決定するマップである。
動領域を示すマップである。
回転数を求めるマップである。
クセル開度を決定するマップである。
動領域を示すマップである。
止している際のプラネタリギヤユニットの各要素の回転
状態をしめす速度線図である。
置) 16 発電機 21 ロータ 25 電気モータ 31 カウンタシャフト(駆動出力軸) 41 車両制御装置 42 エンジン制御装置 43 モータ制御装置 44 発電機制御装置 45 アクセルセンサ 46 車速センサ 58 アクチュエータ B ブレーキ(摩擦係合手段) CR キャリヤ(第1歯車要素) S サンギヤ(第2歯車要素) R リングギヤ(第3歯車要素)
Claims (7)
- 【請求項1】 エンジンと、 回転数制御可能な発電機と、 駆動輪の駆動力を出力する駆動出力軸と、 第1の歯車要素が前記エンジンの出力軸に連結され、第
2の歯車要素が前記発電機のロータに連結され、第3の
歯車要素が前記駆動出力軸に連結された差動歯車装置
と、 前記駆動出力軸に連結された電気モータと、 前記エンジンの出力を制御するエンジン制御手段と、 前記発電機の回転を制御する発電機制御手段と、 走行負荷を検出する走行負荷検出手段と、 前記走行負荷検出手段で検出された走行負荷に応じて、
前記駆動出力軸に前記電気モータの出力のみが伝達され
ている第1の走行モードと、エンジンの出力の一部が前
記発電機に伝達され残りが前記駆動出力軸に伝達されい
ている第2の走行モードとを選択する走行モード選択手
段を有することを特徴とするハイブリッド車両。 - 【請求項2】 さらに、前記発電機で発電された電力及
び前記駆動出力軸からの回生電力を蓄積し、前記電気モ
ータに電力を供給する蓄電手段を有する請求項1に記載
のハイブリッド車両。 - 【請求項3】 さらに、前記発電機の回転を停止する発
電機停止手段を有し、前記走行モード選択手段は、発電
機停止状態で前記エンジンと前記電気モータの出力が前
記駆動出力軸に出力されている第3の走行モードを選択
し得る請求項1または2に記載のハイブリッド車両。 - 【請求項4】 さらに、前記蓄電手段の容量と、前記走
行負荷検出手段で検出された走行負荷に応じて走行モー
ドを選択する請求項1ないし3のいずれかに記載のハイ
ブリッド車両。 - 【請求項5】 前記エンジン制御手段は、予め決定され
た負荷以上でエンジンを駆動するよう制御し、前記蓄電
手段の容量に応じて前記負荷を変動させることを特徴と
する請求項1ないし4のいずれかに記載のハイブリッド
車両。 - 【請求項6】 前記発電機停止手段は、前記発電機のロ
ータをケースに固定する摩擦係合手段である請求項3な
いし5のいずれかに記載のハイブリッド車両。 - 【請求項7】 前記発電機のトルク変動を検出し、前記
電気モータのモータトルクを補正するモータトルク補正
手段を有する請求項1ないし6のいずれかに記載のハイ
ブリッド車両。
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