JPH09193667A - 自動車用リヤドア - Google Patents

自動車用リヤドア

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JPH09193667A
JPH09193667A JP8007006A JP700696A JPH09193667A JP H09193667 A JPH09193667 A JP H09193667A JP 8007006 A JP8007006 A JP 8007006A JP 700696 A JP700696 A JP 700696A JP H09193667 A JPH09193667 A JP H09193667A
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water
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    • B60J1/08Windows; Windscreens; Accessories therefor arranged at vehicle sides
    • B60J1/10Windows; Windscreens; Accessories therefor arranged at vehicle sides fixedly mounted
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/20Sealing arrangements characterised by the shape
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60J5/00Doors
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 パーテションサッシュの前後で外観を同じに
できるリヤドアを提供する。 【解決手段】 コーナウインドウパネル8の周囲に配設
されたウエザストリップ19の下縁部19aには、コー
ナウインドウパネル8より車外側部分に、車外側に突出
してブラケット20の車外側縦壁部20aに当接する棚
部19bを形成して、棚部19b上を水が流れるように
設定し、棚部19bには、ドアロック装置より車両前側
位置に、棚部19b上の水がブラケット底面部20b上
に流れ落ちるように切欠き部19cを形成し、ブラケッ
ト底面部20bには、車両前後方向において切欠き部1
9cとドアロック装置との間に、底面部20b上の水を
ドア本体内に流れ落とす水抜き穴20fを形成し、ドア
本体のウエスト部にアウトサイドモールディングを配設
し、アウトサイドモールディングには、前側リップと後
側リップを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のコーナ
ウインドウパネルが設けられたリヤドアに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のものとしては、例えば図
6及び図7に示すようなものがある。図6中符号1はリ
ヤドアで、このリヤドア1はドア本体2を有し、このド
ア本体2は、ドアアウタパネル3及びドアインナパネル
4が接合されると共に、ドアインナパネル4の車室内側
にはドアトリム5が配設されている。
【0003】そして、このドア本体2には、ウインドウ
開口6を前後に仕切るパーテションサッシュ7が上下方
向に沿って配設されると共に、このサッシュ7の前側に
は、図示省略のリヤドアウインドウパネルが昇降動自在
に配設される一方、そのサッシュ7の後ろ側には、固定
式のコーナウインドウパネル8が配設されている。
【0004】詳しくは、このコーナウインドウパネル8
の周囲には、ウエザストリップ9が配設され、このコー
ナウインドウパネル8の下縁部8a配設部分(ドアウエ
スト部)は、図7に示すような断面形状を呈している。
【0005】すなわち、ドアアウタパネル3の上端部3
aの車室内側には、アウターウエストレインフォース1
0が固定され、更に、このレインフォース10とドアイ
ンナパネル上端部4aとの間に上方が解放された断面コ
字状のブラケット11がウエストラインに沿って配設さ
れている。勿論、このブラケット11はパーテションサ
ッシュ7の後ろ側に配設されている。
【0006】そして、このブラケット11内には、コー
ナウインドウパネル下縁部8aがウエザストリップ9の
下縁部9aで保持された状態で挿入されると共に、この
コーナウインドウパネル下縁部8aの車内側にはドアト
リム上端部5aが挿入され、その下縁部8aの車外側に
は、アウトサイドモールディング12が挿入されてい
る。
【0007】このモールディング12やドアトリム5の
配設状態で、ウエザストリップ下縁部9aの車内及び車
外側に形成されたリップ9bが、それらモールディング
12やドアトリム5の上に載ってシール状態となってお
り、このコーナウインドウパネル8の配設部分からは、
ドア本体12a内に水が流れ落ちることがなく、ドアロ
ック装置22へ水がかかるのを防止できる。
【0008】また、そのアウトサイドモールディング1
2は、モールディング本体12aを有し、この本体12
aには、パーテションサッシュ7より前側において、図
示省略のリヤドアウインドウパネルに摺接するリップ1
2aが形成されている。
【0009】なお、この種のものとしては、例えば実開
昭61ー117717号公報に記載されたようなものが
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、パーテションサッシュ7よ
り前側では、モールディング12にリップ12aが設け
られているのに対し、後ろ側では設けられておらず、ド
アロック装置22に水がかかるのを防止すべくウエザス
トリップ9のリップ9bが配設されているため、そのパ
ーテションサッシュ7の前後で外観が異なるものであっ
た。
【0011】そこで、この発明は、ドアロック装置に水
がかかるのを防止した上で、ドアウエストラインにおい
て、パーテションサッシュの前後で外観を同じにできる
リヤドアを提供することを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、昇降動するリヤドアウ
インドウパネルの後ろ側に、上下方向に沿うパーテショ
ンサッシュを介在させてコーナウインドウパネルが配設
され、該コーナウインドウパネルの周囲に、ウエザスト
リップが配設され、更に、該コーナウインドウパネルの
下縁部を保持するように上方が開口された断面コ字状の
ブラケットが、ドア本体ウエスト部内に車両前後方向に
沿って配設された自動車用リヤドアにおいて、前記ウエ
ザストリップの前記コーナウインドウパネル下縁部に装
着された下縁部には、該コーナウインドウパネルより車
外側部分に、車外側に突出して前記パネルストッパブラ
ケットの車外側縦壁部に当接する棚部を形成して、該棚
部上を水が流れるように設定し、該棚部には、ドアロッ
ク装置より車両前側位置に、該棚部上の水が前記ブラケ
ット底面部上に流れ落ちるように切欠き部を形成し、前
記ブラケット底面部には、車両前後方向において前記切
欠き部とドアロック装置との間に、該底面部上の水をド
ア本体内に流れ落とす水抜き穴を形成し、更に、該ドア
本体のウエスト部にアウトサイドモールディングを配設
し、該アウトサイドモールディングには、前記パーテシ
ョンサッシュの前側に、前記リヤドアウインドウパネル
に摺接する前側リップを、前記パーテションサッシュの
後ろ側に、前記コーナウインドウパネルに当接し、前記
棚部を覆う前記前側リップと略同形状の後側リップを形
成した自動車用リヤドアとしたことを特徴とする。
【0013】かかる構成によれば、パーテションサッシ
ュの前後において、アウトサイドモールディングに略同
形状の前側リップと後側リップが形成されているため、
従来と異なり、その前後において同様の外観を呈してい
ることから、従来よりも外観品質を向上させることがで
きる。
【0014】このようにモールディングに後側リップを
設けることにより、従来のようにウエザストリップ下縁
部9aにリップ9bを設けるものと異なり、ドア本体内
に水が侵入して、このドア本体内に設けられたドアロッ
ク装置に水がかかる虞がある。しかし、この発明によれ
ば以下のようにして、それを防止できる。
【0015】すなわち、モールディングの後側リップの
後端とウエザストリップとの間からドアウエスト部内に
浸入した水は、棚部上を車両前方に向かって流れる。そ
して、この棚部の切欠き部からブラケットの底面部上に
流れ落ちる。この際、切欠き部以外の部位では、棚部の
先端部がブラケットの車外側縦壁部に当接しているた
め、ブラケットの底面部上には流れ落ちないようになっ
ている。
【0016】この水は、ブラケットの底面部上を流れ、
水抜き穴からドア本体内に落下して排水されることとな
る。そして、この水抜き穴は、ドアロック装置より前側
に形成されているため、水がドアロック装置にかかるよ
うなことがない。
【0017】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載の構成に加え、前記ブラケット底面部には、下方に
凹むエンボス部が形成され、該エンボス部の底面部に前
記水抜き穴が形成されたことを特徴としている。
【0018】かかる構成によれば、エンボス部を形成す
ることにより、ブラケット底面部上を流れる水は、この
エンボス部に溜まり、これよりドアロック装置の上方ま
で流れるようなことがなく、このエンボス部の水抜き穴
から排水することができるため、排水性が向上すること
となる。しかも、このエンボス部を形成することによ
り、ブラケット自体の剛性が向上することとなる。
【0019】請求項3に記載された発明は、請求項2に
記載の構成に加え、前記ブラケット底面部には、前記切
欠き部より前側位置に、下方に凹むエンボス部が形成さ
れ、該エンボス部の底面部に、該底面部上の水を前記ド
ア本体内に流れ落とす水抜き穴を形成したことを特徴と
している。
【0020】かかる構成によれば、切欠き部より前側位
置にも、エンボス部及び水抜き穴を形成することによ
り、切欠き部から落ちてブラケット底面部上を前方に向
かって流れる水をその水抜き穴からドア本体内に流れ落
とすことができる。従って、切欠き部より前側及び後側
の水抜き穴の位置を任意の位置に設定することにより、
ドアロック装置以外の装置類へも水がかかるのを防止す
ることができる。
【0021】請求項4に記載された発明は、請求項1乃
至3に記載の構成に加え、前記ウエザストリップの前記
コーナウインドウパネル下縁部に装着された下縁部に
は、該コーナウインドウパネルより車内側部分に、車内
側に突出して前記ブラケットの車内側縦壁部に当接する
スペーサ部を形成したことを特徴としている。
【0022】かかる構成によれば、ウエザストリップに
スペーサ部を形成し、このスペーサ部をブラケットの車
内側縦壁部に当接させることにより、反対側に形成され
た棚部の車外側縦壁部への当接力を向上させることがで
き、棚部としての機能をより安定させることができると
同時に、コーナウインドウパネル下縁部の安定性を一層
確保することができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、パーテ
ションサッシュの前後において、アウトサイドモールデ
ィングに略同形状の前側リップと後側リップが形成され
ているため、従来と異なり、その前後において同様の外
観を呈していることから、従来よりも外観品質を向上さ
せることができる。
【0024】しかも、そのようにしても、棚部、切欠き
部及び水抜き穴等を形成することにより、ドアロック装
置へ水がかかるのを防止することができる。
【0025】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果に加え、エンボス部を形成することによ
り、ブラケット底面部上を流れる水は、このエンボス部
に溜まり、これよりドアロック装置の上方まで流れるよ
うなことがなく、このエンボス部の水抜き穴から排水す
ることができるため、排水性を向上させることができ
る。また、エンボス部を形成することにより、ブラケッ
ト自体の剛性を向上させることができる。
【0026】請求項3に記載された発明によれば、請求
項2に記載の効果に加え、切欠き部より前側位置にも、
エンボス部及び水抜き穴を形成することにより、切欠き
部から落ちてブラケット底面部上を前方に向かって流れ
る水をその水抜き穴からドア本体内に流れ落とすことが
できる。従って、切欠き部より前側及び後側の水抜き穴
の位置を任意の位置に設定することにより、ドアロック
装置以外の装置類へも水がかかるのを防止することがで
きる。
【0027】請求項4に記載された発明は、請求項1乃
至3に記載の効果に加え、ウエザストリップにスペーサ
部を形成し、このスペーサ部をブラケットの車内側縦壁
部に当接させることにより、反対側に形成された棚部の
車外側縦壁部への当接力を向上させることができ、棚部
としての機能をより安定させることができると同時に、
コーナウインドウパネル下縁部の安定性を一層確保する
ことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0029】図1乃至図5には、この発明の実施の形態
を示す。従来と同一乃至均等な部材は同一符号を付して
説明する。
【0030】まず構成を説明すると、図1中符号1はリ
ヤドアで、このリヤドア1はドア本体2を有し、このド
ア本体2は、ドアアウタパネル3及びドアインナパネル
4が接合されると共に、ドアインナパネル4の車室内側
にはドアトリム5が配設されている。
【0031】そして、このドア本体2には、ウインドウ
開口6を前後に仕切るパーテションサッシュ7が上下方
向に沿って配設されると共に、このサッシュ7の前側に
は、図示省略のリヤドアウインドウパネルが昇降動自在
に配設される一方、そのサッシュ7の後ろ側には、固定
式のコーナウインドウパネル8が配設されている。
【0032】詳しくは、このコーナウインドウパネル8
の周囲には、ウエザストリップ19が配設され、このコ
ーナウインドウパネル8の下縁部8a配設部分(ドアウ
エスト部)は、図2に示すような断面形状を呈してい
る。
【0033】すなわち、ドアアウタパネル3の上端部3
aの車室内側には、アウターウエストレインフォース1
0が固定され、更に、このレインフォース10とドアイ
ンナパネル上端部4aとの間に上方が解放された断面コ
字状のブラケット20がウエストラインに沿って配設さ
れている。勿論、このブラケット20はパーテションサ
ッシュ7の後ろ側に配設されている。
【0034】そして、このブラケット20内には、コー
ナウインドウパネル下縁部8aがウエザストリップ19
の下縁部19aで保持された状態で挿入されると共に、
このコーナウインドウパネル下縁部8aの車内側にはド
アトリム上端部5aが挿入され、その下縁部8aの車外
側には、アウトサイドモールディング21が挿入されて
いる。
【0035】そのウエザストリップ下縁部19aには、
コーナウインドウパネル8より車外側部分に、車外側に
突出してブラケット20の車外側縦壁部20aに当接す
る棚部19bが形成されている。この棚部19bは、コ
ーナウインドウパネル下縁部8aの車両前後方向の略全
長に渡って形成され、この棚部19b上を水が流れるよ
うに設定されている。そして、この棚部19b上の水が
ブラケット20の底面部20b上に流れ落ちるように切
欠き部19cが形成されている。この切欠き部19cの
位置は、ドアロック装置22より車両前側位置に設定さ
れている。また、ウエザストリップ下縁部19aには、
コーナウインドウパネル8より車内側部分に、車内側に
突出してブラケット20の車内側縦壁部20cに当接す
るスペーサ部19dが図2及び図5に示すように複数突
設されている。
【0036】また、ブラケット底面部20bには、前記
切欠き部19cの後ろ側で、ドアロック装置22との
間、及び、切欠き部19cの前側に、下方に凹むエンボ
ス部20d,20eが形成されている。これらエンボス
部20d,20eには、それぞれ、その底面部20b上
の水をドア本体2内に流れ落とす水抜き穴20f,20
gが形成されている。
【0037】さらに、アウトサイドモールディング21
は、モールディング本体21aを有し、この本体21a
には、パーテションサッシュ7の前側に、図示省略のリ
ヤドアウインドウパネルに摺接する前側リップ21bが
設けられ、パーテションサッシュ7の後ろ側に、その前
側リップ21bと同形状を呈し、コーナウインドウパネ
ル8に当接する後側リップ21cが設けられ、この後側
リップ21cにより、前記ウエザストリップ下縁部19
aが覆われている。
【0038】次に、作用について説明する。
【0039】上記のようにパーテションサッシュ7の前
後において、モールディング21には、同形状の前側リ
ップ21b及び後側リップ21cが設けられているた
め、従来と異なり、その前後において同様の外観を呈し
ていることから、従来よりも外観品質を向上させること
ができる。
【0040】このようにモールディング21に後側リッ
プ21cを設けることにより、従来のようにウエザスト
リップ下縁部9aにリップ9bを設けるものと異なり、
図1中矢印に示すようにドア本体2内に水が侵入して、
このドア本体2内に設けられたドアロック装置22に水
がかかる虞がある。しかし、この発明によれば以下のよ
うにして、それを防止できる。
【0041】すなわち、図1中矢印に示すように、モー
ルディング21の後側リップ21cの後端とウエザスト
リップ19との間からドアウエスト部内に浸入した水
は、棚部19b上を車両前方に向かって流れる。そし
て、この棚部19bの切欠き部19cからブラケット2
0の底面部20b上に流れ落ちる。切欠き部19c以外
の部位では、棚部19bの先端部がブラケット20の車
外側縦壁部20aに当接しているため、ブラケット20
の底面部20b上には流れ落ちないようになっている。
【0042】この水は、車体の傾きや走行時の慣性力等
により、その底面部20b上を前側又は後ろ側に流れ、
エンボス部20d又は20eに溜まり、ここに形成され
た水抜き穴20f又は20gからドア本体2内に落下し
て、このドア本体2下部に形成された図示省略の排水孔
から車外に排水される。
【0043】このようにすれば、ドアロック装置22の
前側に切欠き部19cを形成し、この切欠き部19cと
ドアロック装置22との間に水抜き穴20fを形成する
ことにより、ドアロック装置22へ水がかかるのを防止
することができる。そして、その切欠き部19cよりも
前側にも水抜き穴20gを形成することにより、切欠き
部19cよりも前方に向けて水が流れたとしても、その
水抜き穴20gより前側においてドア本体2内に水が流
れ落ちることがない。従って、水の流れ落ちる位置を任
意の位置に設定でき、ドアロック装置22以外の装置類
に水がかかるのを防止することができる。
【0044】また、この実施の形態では、水抜き穴20
f,20gが小さいため、エンボス部20d ,20e
を形成して、水がこのエンボス部20d,20eより前
側又は後ろ側に流れないようにしているが、その水抜き
穴20f,20gがブラケット20の底面部20bの車
幅方向に全体に渡って形成されていれば、そのエンボス
部20d,20eを水の流れを止めるという点では形成
する必要がない。
【0045】しかし、このエンボス部20d,20eを
形成することにより、ブラケット20の剛性を有効に向
上させることができ、両縦壁部20a,20cの開きを
防止することができる。
【0046】さらに、そのウエザストリップ19にスペ
ーサ部19dを形成し、このスペーサ部19dをブラケ
ット20の車内側縦壁部20cに当接させることによ
り、反対側に形成された棚部19bの車外側縦壁部20
aへの当接力を向上させることができ、棚部19bとし
ての機能をより安定させることができると同時に、コー
ナウインドウパネル下縁部8aの安定性を一層確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す、リヤドアの後部
側を示す斜視図である。
【図2】同実施の形態を示す、図1のA−A線に沿う断
面図である。
【図3】同実施の形態を示す、コーナウインドウパネル
とウエザストリップを示す斜視図である。
【図4】同実施の形態を示す、図3のB−B線に沿う断
面図である。
【図5】同実施の形態を示す、ウエザストリップを車室
内側から見た斜視図である。
【図6】従来例を示す、図1に相当する斜視図である。
【図7】従来例を示す、図6のC−C線に沿う断面図で
ある。
【符号の説明】
1 リヤドア 2 ドア本体 7 パーテションサッシュ 8 コーナウインドウパネル 8a 下縁部 19 ウエザストリップ 19a 下縁部 19b 棚部 19c 切欠き部 19d スペーサ部 20 ブラケット 20a 車外側縦壁部 20b 底面部 20c 車内側縦壁部 20d,20e エンボス部 20f,20g 水抜き穴 21 アウトサイドモールディング 21b 前側リップ 21c 後側リップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降動するリヤドアウインドウパネルの
    後ろ側に、上下方向に沿うパーテションサッシュを介在
    させてコーナウインドウパネルが配設され、該コーナウ
    インドウパネルの周囲に、ウエザストリップが配設さ
    れ、更に、該コーナウインドウパネルの下縁部を保持す
    るように上方が開口された断面コ字状のブラケットが、
    ドア本体ウエスト部内に車両前後方向に沿って配設され
    た自動車用リヤドアにおいて、 前記ウエザストリップの前記コーナウインドウパネル下
    縁部に装着された下縁部には、該コーナウインドウパネ
    ルより車外側部分に、車外側に突出して前記ブラケット
    の車外側縦壁部に当接する棚部を形成して、該棚部上を
    水が流れるように設定し、 該棚部には、ドアロック装置より車両前側位置に、該棚
    部上の水が前記ブラケット底面部上に流れ落ちるように
    切欠き部を形成し、 前記ブラケット底面部には、車両前後方向において前記
    切欠き部とドアロック装置との間に、該底面部上の水を
    ドア本体内に流れ落とす水抜き穴を形成し、 更に、該ドア本体のウエスト部にアウトサイドモールデ
    ィングを配設し、該アウトサイドモールディングには、
    前記パーテションサッシュの前側に、前記リヤドアウイ
    ンドウパネルに摺接する前側リップを、前記パーテショ
    ンサッシュの後ろ側に、前記コーナウインドウパネルに
    当接し、前記棚部を覆う後側リップを形成したことを特
    徴とする自動車用リヤドア。
  2. 【請求項2】 前記ブラケット底面部には、下方に凹む
    エンボス部が形成され、該エンボス部の底面部に前記水
    抜き穴が形成されたことを特徴とする請求項1記載の自
    動車用リヤドア。
  3. 【請求項3】 前記ブラケット底面部には、前記切欠き
    部より前側位置に、下方に凹むエンボス部が形成され、
    該エンボス部の底面部に、該底面部上の水を前記ドア本
    体内に流れ落とす水抜き穴を形成したことを特徴とする
    請求項2記載の自動車用リヤドア。
  4. 【請求項4】 前記ウエザストリップの前記コーナウイ
    ンドウパネルの下縁部に装着された下縁部には、該コー
    ナウインドウパネルより車内側部分に、車内側に突出し
    て前記ブラケットの車内側縦壁部に当接するスペーサ部
    を形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    一つに記載の自動車用リヤドア。
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