JPH09193003A - 研磨装置 - Google Patents

研磨装置

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JPH09193003A
JPH09193003A JP483096A JP483096A JPH09193003A JP H09193003 A JPH09193003 A JP H09193003A JP 483096 A JP483096 A JP 483096A JP 483096 A JP483096 A JP 483096A JP H09193003 A JPH09193003 A JP H09193003A
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block
surface plate
shape
polishing
pressurizing
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JP483096A
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English (en)
Inventor
Seiichi Daimaru
成一 大丸
Masaharu Takagi
正治 高木
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリコンウェーハを高平坦度に研磨し得る研
磨装置を提供する。 【解決手段】 ブロック4および定盤9の変位をそれぞ
れ電気式マイクロメータ33および渦電流式変位センサ
34にて検出することにより、制御手段30は、研磨後
のウェーハ平坦度に大きく影響するところの研磨中にお
けるブロックおよび定盤の面形状を正確に把握し、これ
に基づいて、これらの面形状の曲率が所定の関係を有す
るように、ブロック面形状を変化させる加圧分布調整機
構35およびブロック加圧部37と、定盤面形状を変化
させる冷却水量調節機構36との制御を行う。また、研
磨パッド6の劣化度を考慮した制御とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、バッチ
研磨方式のシリコンウェーハポリッシングマシンに好適
な半導体ウェーハの研磨装置にかかるものであり、特
に、高平坦度研磨を可能にする半導体ウェーハの研磨装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体ウェーハの表面を鏡面研磨
する装置としては、図14に示すように構成されたシリ
コンウェーハポリッシングマシンと称される研磨装置が
用いられている。この図に示してある研磨装置は標準的
な構造のものである。
【0003】加圧軸1には調心軸受け2が設けてあり、
この調心軸受け2には加圧ヘッド3が加圧軸1に対して
首振自在にかつ加圧軸1と共に回転自在に取り付けられ
ている。
【0004】この加圧ヘッド3の下方には、図15に示
したような被研磨材としてのシリコンウェーハ5を複数
枚(図では4枚)同時に装着可能なブロック4が装着さ
れている。この加圧ヘッド3に対向する側には、その上
面に研磨パッド6が張り付けられた定盤9が設けられて
いる。
【0005】シリコンウェーハ5の研磨を行う場合に
は、シリカをアルカリ溶液に懸濁させた研磨液17を定
盤9上に供給して、シリコンウェーハ5をワックス等に
よって装着した状態のブロック4を定盤9に加圧し、定
盤9の回転と共に、加圧ヘッド3を回転させながらシリ
コンウェーハ5を研磨パッド6に摺動させる。
【0006】この研磨過程では、加圧力によるシリコン
ウェーハ5と研磨パッド6上に供給される研磨液17と
の摩擦や化学反応により発生する研磨熱によって定盤9
やシリコンウェーハ5の温度が変化し、高平坦度でシリ
コンウェーハ5の研磨を行うことが困難であるという問
題がある。
【0007】この温度の変化を抑制するために、研磨装
置には図にも示してあるような冷却機構が設けられてい
る。一般的な冷却機構では、定盤9に水冷ジャケット1
0を取り付け、一定温度の冷却水を供給系統14を介し
て水冷部11に供給し、この冷却部11内の冷却水を排
水系統15を介して排出する構造が採用されている。さ
らに、研磨液17の供給量を調整することにより温度変
化の抑制を図ることもなされている。
【0008】また、定盤9と水冷ジャケット10は、回
転軸16により回転するときの鉛直方向の振れ発生を防
止するため、架台13上に取り付けたスラスト軸受け1
2などに搭載されている。さらに、加圧軸1からの加圧
力により定盤9の平面が変形することを防止するため、
および定盤9を均一に冷却するために、冷却ジャケット
10には図16に示すようなリブ18が設けられ、定盤
9と水冷ジャケット10とをボルト孔19を介してボル
トで組み付ける構造としている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、定盤9
の変形を抑制するための冷却機構等を有する従来の研磨
装置であっても、未だ次のような問題を有している。
【0010】すなわち、上記従来の研磨装置では、上記
のような温度一定化制御を行うものではあるが、研磨熱
によりシリコンウェーハ5が適正な研磨面品質と研磨生
産性とを得るための温度条件である約40℃まで昇温さ
れるので、定盤9の表面温度は研磨開始から研磨終了ま
で上昇し、この温度上昇に伴なって定盤9は熱変形する
ことになる。
【0011】図17は、定盤9が熱膨張によって一般に
下面側に熱変形することを誇張して示したものであり、
図18は、熱変形にともないシリコンウェーハ5がブロ
ック4の中心側に傾斜して研磨された状態を示したもの
である。一般に、シリコンウェーハ5が傾斜して研磨さ
れることを防ぐためには、予め求めた変形量曲線から定
盤9の各点における熱変形を予想し、定盤9を室温状態
ではこの変形曲線を基準レベルに対して線対称な凹面形
状になるように加工しておき、昇温状態でブロック4に
定盤9の平面状態がマッチングするように昇温時におけ
る研磨面の温度管理をすることで対応している。
【0012】ところが、このような例えば冷却水や研磨
液による定盤9側の温度一定化制御は、シリコンウェー
ハ5の平坦度に直接影響する定盤9の面形状そのものを
測定するものでないため精度の向上は図り難く、結局は
高平坦度の加工には限界を来すことになる。しかも、定
盤9の直径は1〜1.5mと非常に大きいことから定盤
9をねらいとする凹面形状に仕上げるためには、多くの
加工時間を要し、熟練した加工操作も必要なことから、
定盤9の加工作業がきわめて繁雑になるという問題もあ
る。
【0013】また、実際に研磨した後のシリコンウェー
ハ5の平坦度を測定し、その測定結果を次バッチの研磨
作業に反映させる手法も採られたが、リアルタイムな制
御ではなく、現実には各バッチ間における研磨作業条件
の不一致等の不安定化要因が数多く存在するものである
ため、必ずしも効果的な手法とは言えない。
【0014】これに対し、本願出願人は、先に、特願平
6−101325号に示されるように、定盤の変位量を
測定し、これに追従して冷却機構の冷却水温度を制御す
る方式を提案している。
【0015】しかしながら、前述したように研磨熱によ
りシリコンウェーハ5が所定温度に昇温されることか
ら、ブロック4の図中下面側の温度が上面側よりも高い
温度分布となって熱応力が発生したり、加圧機構による
加圧に僅かな均一性のずれが発生したりしてブロック4
自体に変形が生じることがあり、高い平坦度が要求され
る研磨加工には対応が困難であるという問題があった。
【0016】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、本発明の目的は、定盤およびブ
ロックの研磨中の形状を把握することにより、研磨条件
制御を効果的にかつリアルタイムで行うことができ、シ
リコンウェーハを高い平坦度に研磨し得る研磨装置を提
供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、請求項毎に次のように特定される。請求項
1に記載の発明は、被研磨材を保持するブロックと、当
該ブロックの前記被研磨材を保持した側に対向して配置
される表面に研磨パッドが貼付された定盤と、前記ブロ
ックを前記定盤に対して加圧する加圧機構と、前記ブロ
ックと前記定盤とを相対的に摺動させる摺動駆動機構と
を有する研磨装置において、前記ブロックの面形状を検
出するブロック形状検出手段と、前記定盤の面形状を検
出する定盤形状検出手段と、前記ブロックの面形状を変
化させるブロック形状調節手段と、前記定盤の面形状を
変化させる定盤形状調節手段と、前記ブロック形状検出
手段および定盤形状検出手段の検出値に基づいて、前記
ブロックおよび定盤のそれぞれの面の曲率が所定の関係
を有するように、前記ブロック形状調節手段および定盤
形状調節手段を制御する制御手段とを有することを特徴
とする。
【0018】このように特定された発明にあっては、制
御手段は、研磨後のウェーハ平坦度に大きく影響すると
ころの研磨中におけるブロックおよび定盤の面形状を正
確に把握し、これに基づいて、これらの面形状の曲率が
所定の関係を有するように、ブロック形状調節手段およ
び定盤形状調節手段の制御を行う。したがって、ブロッ
クおよび定盤の種々の変形による被研磨材のテーパ削り
に対し、リアルタイムで抑止するきわめて効果的な制御
を行うことができ、研磨加工を施した被研磨材の平坦度
が大幅に向上する。
【0019】請求項2に記載の発明の構成は、上記請求
項1に記載の研磨装置において、前記ブロック形状検出
手段は、前記ブロックの上面に接触して設けられ、その
厚さ方向の変位を検出する電気式マイクロメータである
ことを特徴とする。このように特定された発明にあって
は、簡易な構成で正確かつ迅速に、ブロックの面形状を
検出することができる。
【0020】請求項3に記載の発明の構成は、上記請求
項1に記載の研磨装置において、前記定盤形状検出手段
は、前記定盤の上方に非接触で設けられ、その厚さ方向
の変位を検出する渦電流式変位センサであることを特徴
とする。このように特定された発明にあっては、定盤と
の間に非磁性体である研磨パッドや研磨液があっても、
これらに影響されることなく直接定盤の変位を測定する
ことができる。
【0021】請求項4に記載の発明の構成は、上記請求
項1に記載の研磨装置において、前記ブロック形状調節
手段は、前記加圧機構の前記ブロック側に、前記ブロッ
クの中央部を加圧する中央加圧部、および前記ブロック
の外縁部近傍を加圧する外縁加圧部とを備えたブロック
加圧部と、これら中央加圧部および外縁加圧部の圧力値
の割合を変化させる加圧分布調整機構とを有することを
特徴とする。このように特定された発明にあっては、加
圧機構によりブロックを定盤に向けて中央部と外縁部と
で差異を設けて加圧することによりブロックの面形状を
所定の範囲内で変化させることができる。
【0022】請求項5に記載の発明の構成は、上記請求
項1に記載の研磨装置において、前記定盤を冷却する冷
却機構を備え、前記定盤形状調節手段は、前記冷却機構
に供給する冷却水の流量を変化させることを特徴とす
る。このように特定された発明にあっては、冷却水量を
増減調節することにより、定盤周辺の熱膨張量を増減さ
せ定盤の面形状を所定の範囲内で変化させることができ
る。
【0023】請求項6に記載の発明の構成は、上記請求
項1から5のいずれかに記載の研磨装置において、前記
研磨パッドの劣化の度合を検出する研磨パッド劣化度検
出手段を備え、前記制御手段は、前記研磨パッド劣化度
検出手段の検出値を考慮に含めて、前記ブロックおよび
定盤のそれぞれの面の曲率が所定の関係を有するよう
に、前記ブロック形状調節手段および定盤形状調節手段
を制御することを特徴とする。このように特定された発
明にあっては、研磨パッドの劣化度によるウェーハのテ
ーパ削りの影響を含めて制御することができる。
【0024】請求項7に記載の発明の構成は、上記請求
項6に記載の研磨装置において、前記研磨パッド劣化度
検出手段は、研磨パッドの弾性を測定することを特徴と
する。このように特定された発明にあっては、弾性測定
できる簡易な構成で研磨パッドの劣化度を検出すること
が可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
研磨装置の概略構成を示す側面図である。なお、図14
と同一機能の部材については同一の付号を付し、その説
明を一部省略する。
【0026】図1に示したように、本研磨装置は、被研
磨体としてのシリコンウェーハ5を保持するブロック4
を有し、ブロック4のシリコンウェーハ5を保持した側
に対向して、定盤9が配置されている。ブロック4に保
持されたシリコンウェーハ5を、表面に研磨パッド6が
貼付された定盤9に対して加圧する加圧機構として、加
圧軸1と、この加圧軸1に、首振りおよび回転自在に取
り付けられる加圧ヘッド3とが設けられている。モータ
や減速機からなる駆動機構31により定盤9が回転され
ると共に、同様な駆動機構32により加圧ヘッド3を回
転させながらシリコンウェーハ5を研磨パッド6に摺動
させる。
【0027】本研磨装置では、特に、ブロック形状検出
手段としての電気式マイクロメータ33が、ブロック4
の半径方向中心近傍と、ここを通る直径の両外縁部近傍
との合計3箇所に、加圧ヘッド3を貫通してブロック4
の上面に接触するように設けられており、ブロック厚さ
方向の変位を検出する。ここで、当該ブロック4の上面
および下面の面形状について予め精密に測定され、上記
のようにブロック4の上面の初期形状からの変位を検出
することにより、シリコンウェーハ5を加圧する側のブ
ロック4の面形状を常時検出することができるようにな
っている。なお、ブロック形状検出手段としては、電気
式マイクロメータ以外にもレーザ光を利用したセンサな
どの種々の変位センサを使用することができる。
【0028】一方、加圧ヘッド3の下方には、ブロック
4の面形状を変化させるブロック形状調節手段37が設
けられる。図2は本装置のブロック加圧部周辺の拡大側
面図、図3は図2のAから見た図である。
【0029】図1に示したように、ブロック形状調節手
段は、加圧分布調整機構35とブロック加圧部37とを
有しており、図2および図3に示すように、ブロック加
圧部37は、ブロック4の中央部を加圧する中央加圧部
37aと、ブロック4の外縁部近傍を加圧するリング形
状を呈する外縁加圧部37bとからなり、いずれも例え
ば耐熱性のシリコンゴム等からなる弾性体チューブ内に
流体を充填させたものである。加圧分布調整機構35
は、ブロック加圧部37の中央加圧部37aおよび外縁
加圧部37bの圧力値の割合を変化させる機能を有する
ものであり、加圧機構によりブロック4を定盤9に向け
て中央部と外縁部とで差異を設けて加圧することにより
ブロック4の面形状を変化させることが可能となってい
る。
【0030】図4はブロック形状調節手段の中央加圧部
の圧力値を所定の割合より大きくした場合のブロック形
状の変化の様子を示す図であり、この場合には、ブロッ
ク4は下面凸形状に変形させられる。ここで、例えばブ
ロック4の面形状を所定量だけ下面凹形状となるように
初期設定すると共に外縁加圧部37bの圧力値を一定と
しておいて、この外縁加圧部37bの圧力値に対して中
央加圧部37aの圧力値を変化させることにより、ブロ
ック4の面形状を図5(A)に誇張して示すような下面
凹形状や、図5(B)に誇張して示すような下面凸形状
に所定の範囲内で任意形状に変形させることが可能であ
る。図5からもわかるように、定盤9が平坦な場合にあ
っては、図5(A)では、シリコンウェーハ5がブロッ
ク4の外周側に傾斜して薄くなるように研磨されたテー
パ削り状態(以下、「外ズリ」ともいう)を、図5
(B)では、シリコンウェーハ5がブロック4の中心側
に傾斜して薄くなるように研磨されたテーパ削り状態
(以下、「内ズリ」ともいう)を示している。
【0031】また、本研磨装置には、渦電流式変位セン
サ34が定盤9の中心部から外周にかけて3点設けられ
ている。この渦電流式変位センサ34は、図示しないア
ームに支持されており、測定面までの高さや測定位置の
移動が適宜微調整できるようになっている。渦電流式変
位センサ34は、交流を流したコイルを金属体である定
盤9に接近させ、定盤9との間の距離によってコイルの
インピーダンスが変化することを利用して、定盤9の変
位を測定するものである。このため、定盤9との間に非
磁性体である研磨パッド6や研磨液(シリカや水など)
があっても、これらに影響されることなく直接定盤9の
変位を測定することが可能である。なお、当該定盤9の
上面の面形状について予め精密に測定しておき、上記の
ように定盤9の上面の初期形状からの変位を検出するこ
とにより、時々刻々と変化する定盤9の面形状を検出す
ることができるようになっている。
【0032】定盤9は、従来技術でも述べたように、常
温では上面凹形にそった形状となっており、これが研磨
熱によって膨脹した時点で平面となるように加工されて
いるので、研磨熱による温度上昇が大きいと、図6
(A)に誇張して示すように定盤9は上面凸形状にな
り、一方、例えば研磨休止中に定盤温度が下がると次の
研磨に移る際に、図6(B)に誇張して示すように定盤
9は上面凹形状になり平坦でなくなる。図6からわかる
ように、ブロック4が平坦な場合にあっては、図6
(A)では、研磨後のシリコンウェーハ5は、内ズリと
なり、図6(B)では、外ズリとなる。
【0033】冷却水量調節機構36は、研磨装置に備え
られている冷却機構、具体的には図14に示した水冷ジ
ャケット10に供給する冷却水の流量を制御する機能を
有しているものである。一般的には、水冷ジャケット1
0に供給する冷却水量を増大させることにより、研磨熱
により大きく昇温される定盤9と、大きく冷却される水
冷ジャケット10の熱膨脹の差により、定盤9が上面凸
形状となり、相対的には、定盤9を上面凸形状に変形さ
せることができる。つまり、冷却水量を増減調節するこ
とにより、定盤9の面形状を所定の範囲内で任意に変化
させることが可能となっており、冷却水量調節機構36
は定盤形状調節手段を構成する。
【0034】但し、実際上、両者の熱膨脹係数、熱容量
(体積)、冷却水温などの影響を考慮すれば、両者の熱
膨張量の差異によって上面凸形状か凹形状かが左右され
ることも考えられるため、試験を行って予め冷却水量に
対する定盤9の面形状の変化の方向および量を求めてお
く必要がある。
【0035】図7は研磨パッド劣化度検出手段の概略構
成を示す図、図8は研磨パッドの劣化が進行した場合の
シリコンウェーハの研磨状態を説明する図であり、
(A)は定盤の上方から見た図、(B)はB−B線に沿
うシリコンウェーハの断面図である。
【0036】研磨パッド劣化度検出手段39は、ホルダ
40の先端に固定される円筒状のウェイトホルダ41
と、ウェイトホルダ41の内部に摺動自在に収容され、
定盤9に貼着された研磨パッド6の上に載置される円柱
状のウェイト42と、ウェイト42の上下方向の移動量
を検出する電気マイクロメータ43とを備えており、研
磨パッド6の劣化の度合をウェイト42の沈み込み量か
ら検出するようになっている。即ち、研磨パッド6が劣
化するにしたがって固くなり弾性が低下するため沈み込
み量が小さくなる傾向にあることを利用して検出するも
のである。
【0037】図8(A)に示すように、研磨パッド6の
劣化の状況は、摺動頻度の差異から、研磨パッド6とシ
リコンウェーハ5との摺動部分におけるその内周部およ
び外周部近傍6aの劣化の進行が大きく、中間部近傍6
bの劣化の進行は小さい。このため、劣化度が大きくな
るにつれ、劣化の進行が比較的少ない内周部および外周
部近傍と、劣化の進行が大きい中間部とにおける研磨量
に差が生じ、結果的に図8(B)に示すように、外ズリ
傾向になる。したがって、研磨パッド劣化度検出手段3
9による劣化度の検出値を考慮してシリコンウェーハ5
の研磨を行うことが高平坦度の観点から望ましい。
【0038】図1に示したように、本研磨装置の制御手
段30には、電気式マイクロメータ33によるブロック
厚さ方向の変位の検出値と、渦電流式変位センサ34に
よる定盤厚さ方向の変位の検出値とが入力され、ブロッ
ク4および定盤6のそれぞれの面の曲率が所定の関係と
なるように(前述した研磨パッドの劣化の影響がない場
合には、一致するように)、リアルタイムに加圧分布調
整機構35および冷却水量調節機構36の制御を行う。
このようにすれば、研磨後のシリコンウェーハ5は、き
わめて高い平坦度を確保することができる。
【0039】なお、図1に示したように、制御手段30
には研磨パッド劣化度検出手段39による劣化度の検出
値が入力され、したがって、この研磨パッド劣化度によ
る外ズリ傾向の影響を含めて制御することが可能となっ
ている。
【0040】次に、定盤面およびブロック面の曲率を求
め、これらの曲率を一致させる方法について説明する。
図9は定盤面の曲率の求め方を説明する図である。図9
に示す符号h、i、jは、予め精密測定した初期形状を
考慮した上で、渦電流式変位センサ34による定盤厚さ
方向の変位の検出値に基づいて求められる定盤面の所定
基準平面からの距離、αは当該センサの取付間隔(等間
隔に取り付けた場合)を示す。
【0041】座標系を図示のようにとり、H(0,
h)、I(α,i)、J(2α,j)の3点を通る円を
円Qとする。a、b、cを定数として、 円Qは、(x−a)2 +(y−b)2 =c2 ……(1) と表される。H、I、Jの各点の座標を代入してa、
b、cを求める。 (0−a)2 +(h−b)2 =c2 ……(2) (α−a)2 +(i−b)2 =c2 ……(3) (2α−a)2 +(j−b)2 =c2 ……(4) よって、 a=α−(h2 −i2 )/α+((h−i)/α)・(h2 −2i2 +j2 + 2α2 )/(2(h−2i+j)) ……(5) b=(h2 −2i2 +j2 +2α2 )/(2(h−2i+j)) ……(6) c=(a2 +(h−b)2 1/2 ……(7) したがって、定盤面の曲率1/c 1/c=(a2 +(h−b)2 -1/2 ……(8) を求め得る。
【0042】図10はブロック面の曲率の求め方を説明
する図である。図10に示す符号kは、予め精密測定し
た初期形状を考慮した上で、電気式マイクロメータ33
によるブロック厚さ方向の変位の検出値に基づいて求め
られるブロック面の中心点を含む基準平面からの距離、
βは当該センサの取付間隔を示す。但し、図1では、電
気式マイクロメータ33を合計3箇所に取り付けたが、
ここでは、計算の簡易のため、ブロック4の半径方向中
心と、ここを通る直径の外縁部近傍との2箇所に取り付
けた場合として計算する。
【0043】上記(5)(6)(7)式に、α=β、i
=0、h=j=kを代入すると a′=β+(β2 −k2 )/2β ……(9) b′=(k2 +β2 )/2k ……(10) c′=k−b′ ……(11) したがって、ブロック面の曲率1/c′ 1/c′=1/(k−b′) ……(12) を求め得る。
【0044】図11は定盤面およびブロック面の曲率を
一致させる方法を説明する図である。ここで、予め試験
により、ブロック加圧部37の中央加圧部37aおよび
外縁加圧部37bの圧力値の割合と、ブロック4の変位
との関係を求めておく必要がある。例えばブロック4の
面形状を所定量だけ下面凹形状となるように初期設定す
ると共に外縁加圧部37bの圧力値を一定としておい
て、この外縁加圧部37bの圧力値に対する中央加圧部
37aの圧力値の割合(以下、ブロック中心圧力と呼
ぶ)を1%変化させた場合に、ブロック4の中央に対し
て外縁部がδμm変位した結果が得られたとする。
【0045】この場合に、ブロック面のある任意の状態
(図11ので示す面形状)からブロック中心圧力をΔ
p%変化させた場合(図11ので示す面形状)のブロ
ック面の曲率を求める。ブロック中心圧力をΔp%変化
させた場合のブロック4の中央に対する外縁部変位の変
化量Δkは Δk=δ・Δp ……(13) (13)式を(10)(12)式に代入して、図11に
示されるの状態での曲率1/c″を求める。 b″=((k+Δk)2 +β2 )/(k+Δk) ……(14) 1/c″=1/(k+Δk−b″) ……(15) この曲率1/c″が(8)式で求めた定盤面の曲率1/
cと等しくなればよいので、 1/c=1/c″ ……(16) (16)式を解いて、変化させるべき中央加圧部37a
の圧力値の割合Δp%を決定することができる。
【0046】制御手段30は、上記のような定盤面およ
びブロック面の曲率の求め方、およびこれらの曲率を一
致させる方法を基本とし、研磨パッド劣化度検出手段3
9の検出値を考慮に含めた上で、ブロック4および定盤
9のそれぞれの面の曲率が所定の関係を有するように、
加圧分布調整機構35および冷却水量調節機構36を制
御する。
【0047】図12はブロック中心圧力と研磨後シリコ
ンウェーハのテーパ量との関係を示すグラフである。図
中において、それぞれ符号G1 は研磨パッド使用初期で
劣化度が小さい場合、G2 は使用中期で劣化度が中程度
の場合、G3 は使用末期期で劣化度が大きい場合のグラ
フを示す。前述したように、研磨パッド6の劣化が進む
につれ、研磨後のウェーハが外ズリ傾向になることを考
慮したものであり、多数の試験結果に基づいて設定する
ことができる。
【0048】次に、本研磨装置のシリコンウェーハの平
坦研磨制御を、図13に示すフローチャートに基づいて
説明する まず、電気式マイクロメータ33によりブロック4の厚
さ方向の変位が、渦電流式変位センサ34により定盤9
の厚さ方向の変位が検出され(ステップS1)、これら
の検出値が制御手段30に入力される。制御手段30
は、これらの検出値に基づいて、ブロック面および定盤
面の曲率を算出する(ステップS2)。
【0049】このようにして算出されたブロック面およ
び定盤面の曲率に基づく双方の幾何学的関係から、制御
手段30は、研磨後のシリコンウェーハのテーパ量の予
測を行う(ステップS3)。ここで、例えばブロック面
および定盤面の曲率が同じであれば、双方の面は平行と
みなし得るので、双方の幾何学的関係に起因するウェー
ハのテーパ量はゼロと予測される。
【0050】なお、定盤面およびブロック面の曲率に基
づく幾何学的形状から、まずウェーハのテーパ量を予測
計算するようにしたのは、図12に示されるように、ブ
ロック中心圧力とウェーハのテーパ量とがほぼ直線的な
比例関係にあることから、テーパ量補正のためのブロッ
ク中心圧力の算出が容易となるからである。また、後述
する研磨パッド劣化度を考慮した場合の計算も容易とな
る。
【0051】制御手段30は、上記のように予測された
研磨後のシリコンウェーハのテーパ量から、予め試験に
より求められたブロック中心圧力1%変化時のブロック
中央に対する外縁部の変位結果に基づき、ブロック中心
圧力の制御量を算出する(ステップS4)。
【0052】次いで、研磨パッド劣化度検出手段39に
より研磨パッドの劣化の度合がウェイト42の沈み込み
量として検出され(ステップS5)、予め試験により求
められたウェイト42の単位沈み込み量に対する外ズリ
テーパ量に基づいて、実際の研磨パッドの劣化度に起因
する外ズリテーパ量を補正するための、ブロック中心圧
力の補正制御量を算出する(ステップS6)。
【0053】制御手段30は、前記補正制御量を含めた
ブロック中心圧力の総合制御量を算出し(ステップS
7)、この総合制御量が装置としての制御範囲内にある
場合には(ステップS8でYES)、ブロック中心圧力
を総合制御量だけ変更する(ステップS11)。
【0054】一方、制御手段30は、ブロック中心圧力
の総合制御量が装置としての制御範囲内にない場合には
(ステップS8でNO)、ブロック中心圧力を所定制御
量だけ変更し、かつこのブロック中心圧力の変更によっ
ても解消できないウェーハの残留テーパ量に対応する定
盤冷却水量の制御量の算出を行う(ステップS9)。こ
のように、まずブロック中心圧力の変更で対処するよう
にしたのは、定盤冷却水量の制御に比べてブロック中心
圧力の制御の方が時定数が短く迅速な処理が可能だから
である。そして、ステップ10に進んで、上記計算に基
づくブロック中心圧力の変更および定盤冷却水量の変更
が行われる。なお、上記の図13に示されるフローチャ
ートに基づくシリコンウェーハの平坦研磨制御は、これ
に限定されることなく種々の変更が可能である。
【0055】このように、本研磨装置によれば、ブロッ
クおよび定盤の変位を検出することにより、研磨後のウ
ェーハ平坦度に大きく影響するところの研磨中における
ブロックおよび定盤の面形状を正確に把握することが可
能となると共に、この検知したブロックおよび定盤の面
形状に基づいて、これらの面形状の曲率が所定の関係を
有するように(一致させる場合を含む)制御を行うこと
により、従来の研磨装置では対処できなかったブロック
および定盤の種々の変形によるウェーハのテーパ削りに
対し、リアルタイムで抑止するきわめて効果的な制御を
行うことができる。したがって、本研磨装置によれば、
研磨加工を施すシリコンウェーハの平坦度を大幅に向上
させることができる。
【0056】また、研磨パッド劣化度検出手段39によ
る劣化度の検出値に基づいて、この研磨パッド劣化度に
よる外ズリ傾向の影響を含めて制御することが可能とな
り、シリコンウェーハの平坦度をより一層向上させるこ
とができる。
【0057】なお、以上説明した実施の形態は、本発明
の理解を容易にするために記載されたものであって、本
発明を限定するために記載されたものではない。したが
って、上記実施の形態に開示された各要素は、本発明の
技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣
旨である。たとえば、上述した実施の形態では、電気式
マイクロメータ33や渦電流式変位センサ34をそれぞ
れ3箇所に設けたが、この検出点は3箇所に限られるこ
となく、さらに多くの測定点を設けることによりさらに
高精度の検出が可能であり、一方、面形状の対称性を利
用して2箇所とすることも可能である。また、上述した
実施の形態では、冷却水量を増減調節することにより定
盤の面形状を変化させるように構成したが、冷却水の温
度を調節することにより定盤の面形状を変化させるよう
に構成することも可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
研磨後の被研磨材の平坦度に大きく影響するところの研
磨中におけるブロックおよび定盤の面形状を検出し正確
に把握することが可能となると共に、この検出したブロ
ックおよび定盤の面形状に基づいて、これらの面形状の
曲率が所定の関係を有するように制御を行うことによ
り、従来の研磨装置では対処できなかったブロックおよ
び定盤の種々の変形による被研磨材のテーパ削りに対
し、リアルタイムで抑止するきわめて効果的な制御を行
うことができる。したがって、本研磨装置によれば、研
磨加工を施す被研磨材の平坦度を大幅に向上させること
ができる。
【0059】また、研磨パッド劣化度検出手段による劣
化度の検出値に基づいて、この研磨パッド劣化度による
外ズリ傾向の影響を含めて制御することが可能となり、
シリコンウェーハの平坦度をより一層向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る研磨装置の概略構
成を示す側面図である。
【図2】 本装置のブロック加圧部周辺の拡大側面図で
ある。
【図3】 図2のAから見た図である。
【図4】 ブロック形状調節手段の中央加圧部の圧力値
を所定の割合より大きくした場合のブロック形状の変化
の様子を示す図である。
【図5】 (A)はブロックが下面凹形状となった様子
を示す図、(B)はブロックが下面凸形状となった様子
を示す図である。
【図6】 (A)は定盤が上面凸形状になった様子を示
す図、(B)は定盤が上面凹形状となった様子を示す図
である。
【図7】 研磨パッド劣化度検出手段の概略構成を示す
図である。
【図8】 研磨パッドの劣化が進行した場合のシリコン
ウェーハの研磨状態を説明する図であり、(A)は定盤
の上方から見た図、(B)はB−B線に沿うシリコンウ
ェーハの断面図である。
【図9】 定盤面の曲率の求め方を説明する図である。
【図10】 ブロック面の曲率の求め方を説明する図で
ある。
【図11】 定盤面およびブロック面の曲率を一致させ
る方法を説明する図である。
【図12】 ブロック中心圧力と研磨後シリコンウェー
ハのテーパ量との関係を示すグラフである。
【図13】 本装置のシリコンウェーハの平坦研磨制御
を示すフローチャートである。
【図14】 従来の研磨装置の概略構成を示す図であ
る。
【図15】 ブロック上に装着されたシリコンウェーハ
の配置状態を示す図である。
【図16】 図6に示した水冷ジャケットを示す平面図
である。
【図17】 従来の研磨装置による研磨過程において熱
変形状態を誇張して示す要部断面図である。
【図18】 研磨によって内ズリ状態となったシリコン
ウェーハの断面を示す図である。
【符号の説明】
1…加圧軸(加圧機構)、 3…加圧ヘッド(加圧機構)、 4…ブロック、 5…シリコンウェーハ(被研磨材)、 6…研磨パッド、 9…定盤、 10…水冷ジャケット、 11…水冷部、 12…スラスト軸受け、 13…架台、 16…回転軸、 30…制御手段、 33…電気式マイクロメータ(ブロック形状検出手
段)、 34…渦電流式変位センサ(定盤形状検出手段)、 35…加圧分布調整機構(ブロック形状調節手段)、 36…冷却水量調節機構(定盤形状調節手段)、 37…ブロック加圧部(ブロック形状調節手段)、 37a…中央加圧部、 37b…外縁加圧部、 39…研磨パッド劣化度検出手段。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被研磨材を保持するブロックと、当該ブ
    ロックの前記被研磨材を保持した側に対向して配置され
    る表面に研磨パッドが貼付された定盤と、前記ブロック
    を前記定盤に対して加圧する加圧機構と、前記ブロック
    と前記定盤とを相対的に摺動させる摺動駆動機構とを有
    する研磨装置において、 前記ブロックの面形状を検出するブロック形状検出手段
    と、 前記定盤の面形状を検出する定盤形状検出手段と、 前記ブロックの面形状を変化させるブロック形状調節手
    段と、 前記定盤の面形状を変化させる定盤形状調節手段と、 前記ブロック形状検出手段および定盤形状検出手段の検
    出値に基づいて、前記ブロックおよび定盤のそれぞれの
    面の曲率が所定の関係を有するように、前記ブロック形
    状調節手段および定盤形状調節手段を制御する制御手段
    とを有することを特徴とする研磨装置。
  2. 【請求項2】 前記ブロック形状検出手段は、前記ブロ
    ックの上面に接触して設けられ、その厚さ方向の変位を
    検出する電気式マイクロメータであることを特徴とする
    請求項1に記載の研磨装置。
  3. 【請求項3】 前記定盤形状検出手段は、前記定盤の上
    方に非接触で設けられ、その厚さ方向の変位を検出する
    渦電流式変位センサであることを特徴とする請求項1に
    記載の研磨装置。
  4. 【請求項4】 前記ブロック形状調節手段は、前記加圧
    機構の前記ブロック側に、前記ブロックの中央部を加圧
    する中央加圧部、および前記ブロックの外縁部近傍を加
    圧する外縁加圧部を備えたブロック加圧部と、これら中
    央加圧部および外縁加圧部の圧力値の割合を変化させる
    加圧分布調整機構とを有することを特徴とする請求項1
    に記載の研磨装置。
  5. 【請求項5】 前記定盤を冷却する冷却機構を備え、 前記定盤形状調節手段は、前記冷却機構に供給する冷却
    水の流量を変化させることを特徴とする請求項1に記載
    の研磨装置。
  6. 【請求項6】 前記研磨パッドの劣化の度合を検出する
    研磨パッド劣化度検出手段を備え、 前記制御手段は、前記研磨パッド劣化度検出手段の検出
    値を考慮に含めて、前記ブロックおよび定盤のそれぞれ
    の面の曲率が所定の関係を有するように、前記ブロック
    形状調節手段および定盤形状調節手段を制御することを
    特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の研磨装
    置。
  7. 【請求項7】 前記研磨パッド劣化度検出手段は、研磨
    パッドの弾性を測定することを特徴とする請求項6に記
    載の研磨装置。
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