JPH09192298A - 弾発遊技機 - Google Patents
弾発遊技機Info
- Publication number
- JPH09192298A JPH09192298A JP8058285A JP5828596A JPH09192298A JP H09192298 A JPH09192298 A JP H09192298A JP 8058285 A JP8058285 A JP 8058285A JP 5828596 A JP5828596 A JP 5828596A JP H09192298 A JPH09192298 A JP H09192298A
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- JP
- Japan
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- game
- ball
- upper plate
- big hit
- lower plate
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】弾発遊技機の大当り状態において、遊技者に発
射停止原因を知らしめ、賞球獲得のチャンスを確実にす
る。 【解決手段】図柄を表示する可変表示装置2を少なくと
も備え、大当り遊技中に変動入賞装置を遊技者に有利な
状態に動作させる遊技処理を行う弾発遊技機15におい
て、遊技者が発射ハンドル25を回動操作しても遊技球
が遊技球発射部13より発射されない原因、例えば、上
皿20に遊技球が存在するにもかかわらず上皿20にお
ける球詰まりにより、上皿20から遊技球発射部13に
遊技球が供給されないこと、又は下皿21に遊技球が満
杯状態となって遊技球発射部13から遊技球の発射が不
可能となること等を検出し、その原因を画像により視覚
あるいは音声により遊技者に報知する。
射停止原因を知らしめ、賞球獲得のチャンスを確実にす
る。 【解決手段】図柄を表示する可変表示装置2を少なくと
も備え、大当り遊技中に変動入賞装置を遊技者に有利な
状態に動作させる遊技処理を行う弾発遊技機15におい
て、遊技者が発射ハンドル25を回動操作しても遊技球
が遊技球発射部13より発射されない原因、例えば、上
皿20に遊技球が存在するにもかかわらず上皿20にお
ける球詰まりにより、上皿20から遊技球発射部13に
遊技球が供給されないこと、又は下皿21に遊技球が満
杯状態となって遊技球発射部13から遊技球の発射が不
可能となること等を検出し、その原因を画像により視覚
あるいは音声により遊技者に報知する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるフィーバー
機、権利物又はアレンジ遊技機等の弾発遊技機に関する
ものである。
機、権利物又はアレンジ遊技機等の弾発遊技機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】最近の弾発遊技機においては、いわゆる
フィーバー機、権利物、あるいはアレンジ等と呼ばれる
種々のゲーム内容のものが普及している。このうち、フ
ィーバー機は、可変表示装置の表示状態が特定のものと
なった場合、例えば、大当り時には、まずリーチ表示を
行い、そして3つの表示部に表示される図柄の組合わせ
が「7,7,7」等の特定の組合わせになった場合に、
特定入賞口の大入賞口が開放されるように構成されてい
る。大入賞口は、所定個数の遊技球が入賞するか所定時
間が経過することにより一旦閉鎖されるが、上記開放中
において大入賞口内に形成された特定領域を遊技球が通
過していれば再び開放し、この開放及び閉鎖の動作を最
大16回繰り返すように構成されている。
フィーバー機、権利物、あるいはアレンジ等と呼ばれる
種々のゲーム内容のものが普及している。このうち、フ
ィーバー機は、可変表示装置の表示状態が特定のものと
なった場合、例えば、大当り時には、まずリーチ表示を
行い、そして3つの表示部に表示される図柄の組合わせ
が「7,7,7」等の特定の組合わせになった場合に、
特定入賞口の大入賞口が開放されるように構成されてい
る。大入賞口は、所定個数の遊技球が入賞するか所定時
間が経過することにより一旦閉鎖されるが、上記開放中
において大入賞口内に形成された特定領域を遊技球が通
過していれば再び開放し、この開放及び閉鎖の動作を最
大16回繰り返すように構成されている。
【0003】次に、権利物やアレンジ遊技機では、可変
表示装置が特定の表示状態となることによりチューリッ
プ式電動役物等の特定入賞口が所定時間開放し、この開
放した特定入賞口内の特定領域を遊技球が通過すること
により大当り状態となる。そした大当り状態になると、
通常時には無効である入賞口等が、所定個数の遊技球が
入賞するまで、あるいは所定ゲーム経過するまで有効と
なり、この有効となった入賞口に遊技球が入賞するとア
タッカー等の役物が開放するように構成されている。
表示装置が特定の表示状態となることによりチューリッ
プ式電動役物等の特定入賞口が所定時間開放し、この開
放した特定入賞口内の特定領域を遊技球が通過すること
により大当り状態となる。そした大当り状態になると、
通常時には無効である入賞口等が、所定個数の遊技球が
入賞するまで、あるいは所定ゲーム経過するまで有効と
なり、この有効となった入賞口に遊技球が入賞するとア
タッカー等の役物が開放するように構成されている。
【0004】このように、所定の条件が成立して特定入
賞口が遊技客に有利な状態になると、フィーバー機等で
は、遊技客は特定入賞口(この場合アタッカー)内の特
定領域に遊技球を通過(入賞)させて、大当り状態であ
る特定入賞口内の特定領域に所定時間内に遊技球を通過
させて大当り状態を発生させ、又は大当り状態を継続さ
せて、大量の賞球の獲得をしようとするのである。
賞口が遊技客に有利な状態になると、フィーバー機等で
は、遊技客は特定入賞口(この場合アタッカー)内の特
定領域に遊技球を通過(入賞)させて、大当り状態であ
る特定入賞口内の特定領域に所定時間内に遊技球を通過
させて大当り状態を発生させ、又は大当り状態を継続さ
せて、大量の賞球の獲得をしようとするのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の遊技
機が大当り状態となった場合、遊技者は盤面に視線を集
中していることが多く、上皿の球詰まり、又は下皿の満
杯等により発射装置が発射停止になったにもかかわら
ず、そのことに気がつかずに慌ててしまい賞球獲得のチ
ャンスを逸するという事態が生じてしまうこととなる。
したがって、本発明の課題は、いわゆる大当り状態中に
おいて遊技者に発射停止原因を知らしめ、賞球獲得のチ
ャンスを確実にする機能を備えた弾発遊技機を提供する
ことにある。
機が大当り状態となった場合、遊技者は盤面に視線を集
中していることが多く、上皿の球詰まり、又は下皿の満
杯等により発射装置が発射停止になったにもかかわら
ず、そのことに気がつかずに慌ててしまい賞球獲得のチ
ャンスを逸するという事態が生じてしまうこととなる。
したがって、本発明の課題は、いわゆる大当り状態中に
おいて遊技者に発射停止原因を知らしめ、賞球獲得のチ
ャンスを確実にする機能を備えた弾発遊技機を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、図柄を表示する可変表示装
置を少なくとも備え、大当り遊技中に変動入賞装置を遊
技者に有利な状態に動作させる遊技処理を行う弾発遊技
機において、遊技球の発射停止原因を検出する発射停止
原因検出手段と、前記大当り遊技中に、前記発射停止原
因検出手段で検出された前記発射停止原因を遊技者に報
知する報知手段とを備えたことを特徴とする弾発遊技機
としている。発射停止原因を遊技者に明確に報知するこ
とにより、遊技者が発射停止原因を迅速に除去すること
ができ、円滑な発射状態を確保して、大当たり等の賞球
獲得のチャンスを確実なものとすることができる。ここ
で、「大当り遊技中」とは、大当り動作中はいうに及ば
ず、前記可変表示装置が予め定められた大当り表示態様
となったときも含まれる。また「発射停止原因検出手
段」とは、遊技者が発射ハンドルを回動操作しても遊技
球が遊技球発射部より発射されない原因を検出するもの
であり、例えば、上皿に遊技球が存在するにもかかわら
ず上皿における球詰まりにより、上皿から遊技球発射部
に遊技球が供給されないこと、又は下皿に遊技球が満杯
状態となって遊技球発射部から遊技球の発射が不可能と
なること等を検出するものをいい、より具体的には、上
皿に設けた近接センサ又は下皿に設けたリミットスイッ
チ等をいう。「報知手段」とは、画像により視覚的に遊
技者に報知するもの、あるいは、音声により遊技者に報
知するもの等が考えられる。上記により、大当たり中に
弾発遊技機が発射停止状態にあることを遊技者に迅速に
知らせることにより上記課題が達成でき、特に初心者で
も十分に分かるようにすることができる。
め、請求項1に係る発明は、図柄を表示する可変表示装
置を少なくとも備え、大当り遊技中に変動入賞装置を遊
技者に有利な状態に動作させる遊技処理を行う弾発遊技
機において、遊技球の発射停止原因を検出する発射停止
原因検出手段と、前記大当り遊技中に、前記発射停止原
因検出手段で検出された前記発射停止原因を遊技者に報
知する報知手段とを備えたことを特徴とする弾発遊技機
としている。発射停止原因を遊技者に明確に報知するこ
とにより、遊技者が発射停止原因を迅速に除去すること
ができ、円滑な発射状態を確保して、大当たり等の賞球
獲得のチャンスを確実なものとすることができる。ここ
で、「大当り遊技中」とは、大当り動作中はいうに及ば
ず、前記可変表示装置が予め定められた大当り表示態様
となったときも含まれる。また「発射停止原因検出手
段」とは、遊技者が発射ハンドルを回動操作しても遊技
球が遊技球発射部より発射されない原因を検出するもの
であり、例えば、上皿に遊技球が存在するにもかかわら
ず上皿における球詰まりにより、上皿から遊技球発射部
に遊技球が供給されないこと、又は下皿に遊技球が満杯
状態となって遊技球発射部から遊技球の発射が不可能と
なること等を検出するものをいい、より具体的には、上
皿に設けた近接センサ又は下皿に設けたリミットスイッ
チ等をいう。「報知手段」とは、画像により視覚的に遊
技者に報知するもの、あるいは、音声により遊技者に報
知するもの等が考えられる。上記により、大当たり中に
弾発遊技機が発射停止状態にあることを遊技者に迅速に
知らせることにより上記課題が達成でき、特に初心者で
も十分に分かるようにすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明を一層明確にするため
に好適な実施形態を図面と共に説明する。図1に示す本
実施形態に係る弾発遊技機の制御を司る電子制御装置1
の構成について説明する。電子制御装置1の可変表示装
置2は、画像データを格納する画像データROM3と、
画像データROM3から画像データを読みだしCPU8
の指示に基づいて画像演算処理を行い画像データを発生
する画像データプロセッサ4と、画像データを一時的に
格納するRAM5と、出力インタフェース6と、それら
のデータを受け可変表示を行うダイナミック駆動方式の
液晶表示盤7と、所定の遊技演算処理を行うCPU8と
からなるものである。画像データプロセッサ4は、CP
U8からの指令があると、必要な画像データを選択し、
そのデータ処理を行い、図柄表示するものである。図柄
表示は、0〜9の10種類の数字及びA,B,C,E,
F,Hのアルファベットから構成される3桁の図柄配列
からなっている。各図柄は000〜HHHまでの337
5種類の図柄配列を液晶表示でき、[777]などの1
5種類のゾロ目の図柄配列が大当り配列として設定され
ているとともに、外れ配列の液晶表示が可能となってい
る。
に好適な実施形態を図面と共に説明する。図1に示す本
実施形態に係る弾発遊技機の制御を司る電子制御装置1
の構成について説明する。電子制御装置1の可変表示装
置2は、画像データを格納する画像データROM3と、
画像データROM3から画像データを読みだしCPU8
の指示に基づいて画像演算処理を行い画像データを発生
する画像データプロセッサ4と、画像データを一時的に
格納するRAM5と、出力インタフェース6と、それら
のデータを受け可変表示を行うダイナミック駆動方式の
液晶表示盤7と、所定の遊技演算処理を行うCPU8と
からなるものである。画像データプロセッサ4は、CP
U8からの指令があると、必要な画像データを選択し、
そのデータ処理を行い、図柄表示するものである。図柄
表示は、0〜9の10種類の数字及びA,B,C,E,
F,Hのアルファベットから構成される3桁の図柄配列
からなっている。各図柄は000〜HHHまでの337
5種類の図柄配列を液晶表示でき、[777]などの1
5種類のゾロ目の図柄配列が大当り配列として設定され
ているとともに、外れ配列の液晶表示が可能となってい
る。
【0008】電子制御装置1は、前述したCPU8を中
心として、ROM10,RAM11,入力インタフェー
ス12,出力インタフェース6、カウンタ14等をバス
9により相互に接続したものである。入力インタフェー
ス12には、遊技球検出スイッチ12a,発射停止ボタ
ン12b,タッチスイッチ12c,上皿詰まりスイッチ
12d,満杯スイッチ12e,始動入賞検出器34,3
5,普通図柄作動ゲート30a,30b等が接続されて
おり、CPU8は、それらから入力インタフェース12
を介して遊技球検出信号、発射停止信号、タッチ信号、
上皿詰まり信号、満杯信号、始動入賞信号、普通図柄信
号等の種々の入力信号を受け、CPU8が初期設定や所
定の演算等を行うようにしている。出力インタフェース
6には、音声を出力するスピーカ21,遊技球を発射す
る発射装置13,各種LED29a〜29c等が接続さ
れており、それらに対してCPU8が出力インタフェー
ス6を介して出力信号を供給するようにしている。カウ
ンタ14は、0から(15×15−1)までの225種
類のカウント値Nを昇順に且つ繰り返して算出でき、C
PU8からの要求が有るとその時のカウント値NをCP
U8に出力するものである。図示は省略するが、CPU
8には0〜14の15種類の数値を昇順に且つ繰り返し
て算出する当り図柄決定用カウンタと、0から(15×
15×15−1)までの3375種類の数値を昇順に且
つ繰り返して算出する外れ図柄決定用カウンタが接続さ
れており、CPU8はこれら当り図柄決定用カウンタ及
び外れ図柄決定用カウンタのカウント値を読み込むこと
ができる。
心として、ROM10,RAM11,入力インタフェー
ス12,出力インタフェース6、カウンタ14等をバス
9により相互に接続したものである。入力インタフェー
ス12には、遊技球検出スイッチ12a,発射停止ボタ
ン12b,タッチスイッチ12c,上皿詰まりスイッチ
12d,満杯スイッチ12e,始動入賞検出器34,3
5,普通図柄作動ゲート30a,30b等が接続されて
おり、CPU8は、それらから入力インタフェース12
を介して遊技球検出信号、発射停止信号、タッチ信号、
上皿詰まり信号、満杯信号、始動入賞信号、普通図柄信
号等の種々の入力信号を受け、CPU8が初期設定や所
定の演算等を行うようにしている。出力インタフェース
6には、音声を出力するスピーカ21,遊技球を発射す
る発射装置13,各種LED29a〜29c等が接続さ
れており、それらに対してCPU8が出力インタフェー
ス6を介して出力信号を供給するようにしている。カウ
ンタ14は、0から(15×15−1)までの225種
類のカウント値Nを昇順に且つ繰り返して算出でき、C
PU8からの要求が有るとその時のカウント値NをCP
U8に出力するものである。図示は省略するが、CPU
8には0〜14の15種類の数値を昇順に且つ繰り返し
て算出する当り図柄決定用カウンタと、0から(15×
15×15−1)までの3375種類の数値を昇順に且
つ繰り返して算出する外れ図柄決定用カウンタが接続さ
れており、CPU8はこれら当り図柄決定用カウンタ及
び外れ図柄決定用カウンタのカウント値を読み込むこと
ができる。
【0009】電子制御装置1を備えた、図2に示す弾発
遊技機15について説明する。弾発遊技機15は、外枠
16に開閉自在に取り付けられた前面枠17に対して周
知の遊技盤18が着脱自在に装着されているものであ
る。弾発遊技機15の前面枠17の下方には、上皿20
及び下皿21が一体的に設けられたプラスチック製の皿
部材19が配置されている。上皿20及び下皿21に
は、それぞれに弾発遊技機15内部から遊技球を排出す
るための上皿排出口22及び下皿排出口23が開口して
いる。皿部材19には複数の小孔からなるスピーカ面2
1aが設けられており、その裏側には遊技状態に応じた
効果音を発生するスピーカ21が装着されている。さら
に皿部材19には、上皿20から供給される遊技球を遊
技領域24に発射するためのモータ(図示せず)を操作
する発射ハンドル25が設けられている。発射ハンドル
25には遊技者がタッチしていることを検出する導電性
のタッチスイッチ12cが内蔵されている。また、発射
ハンドル25の直上付近には遊技球の発射を一時的に停
止するための発射停止ボタン12bが設置されている。
遊技機15について説明する。弾発遊技機15は、外枠
16に開閉自在に取り付けられた前面枠17に対して周
知の遊技盤18が着脱自在に装着されているものであ
る。弾発遊技機15の前面枠17の下方には、上皿20
及び下皿21が一体的に設けられたプラスチック製の皿
部材19が配置されている。上皿20及び下皿21に
は、それぞれに弾発遊技機15内部から遊技球を排出す
るための上皿排出口22及び下皿排出口23が開口して
いる。皿部材19には複数の小孔からなるスピーカ面2
1aが設けられており、その裏側には遊技状態に応じた
効果音を発生するスピーカ21が装着されている。さら
に皿部材19には、上皿20から供給される遊技球を遊
技領域24に発射するためのモータ(図示せず)を操作
する発射ハンドル25が設けられている。発射ハンドル
25には遊技者がタッチしていることを検出する導電性
のタッチスイッチ12cが内蔵されている。また、発射
ハンドル25の直上付近には遊技球の発射を一時的に停
止するための発射停止ボタン12bが設置されている。
【0010】遊技盤18の表面には、発射された打球を
誘導するための誘導レール27がほぼ円弧状に植立さ
れ、誘導レール27で区画された領域が遊技領域24を
構成している。遊技領域24の上部には天入賞口28が
設けられ、その下部には液晶表示盤7が配置されてい
る。液晶表示盤7の上部と左右にはそれぞれ表示枠上飾
りLED29a,表示枠左右飾りLED29bが配置さ
れている。表示枠上飾りLED29aの下側には特別図
柄変動記憶LED29cが配置されており、特別図柄変
動記憶LED29cは始動口32又は33に入賞した打
球数であって、表示枠上飾りLED29aの下側に設け
た液晶表示盤7を可変表示させる権利の留保数を点灯表
示するものである。液晶表示盤7では、始動口32,3
3に打球が入賞したことに基づいて特別図柄を可変表示
し、それらが一定時間(例えば、6秒)経過すると順次
停止するようにしている。そして特別図柄の停止時の識
別情報の組合わせが所定の大当り図柄(例えば7のゾロ
目の特定表示結果)となったとき、特定遊技状態となっ
て、スピーカ21から大当り音を発生させるとともに、
大入賞口36を所定時間開放(例えば、30秒経過する
まで、あるいは10個の入賞玉が発生するまで)するよ
うに設定され、その開放している間、遊技領域24を落
下する打球を特定領域37内に受け入れるようになって
いる。その受け入れられた打球が特定球検出器(図示せ
ず)をオンさせる、継続権が成立して再度上記した開放
状態を連続して16回繰り返すことができるように設定
されている。液晶表示盤7の左右には普通図柄作動ゲー
ト30a,30bが配置され、打球の通過を検出できる
ようにしている。遊技領域24の左右下部には入賞口3
1a,31bが設けられている。
誘導するための誘導レール27がほぼ円弧状に植立さ
れ、誘導レール27で区画された領域が遊技領域24を
構成している。遊技領域24の上部には天入賞口28が
設けられ、その下部には液晶表示盤7が配置されてい
る。液晶表示盤7の上部と左右にはそれぞれ表示枠上飾
りLED29a,表示枠左右飾りLED29bが配置さ
れている。表示枠上飾りLED29aの下側には特別図
柄変動記憶LED29cが配置されており、特別図柄変
動記憶LED29cは始動口32又は33に入賞した打
球数であって、表示枠上飾りLED29aの下側に設け
た液晶表示盤7を可変表示させる権利の留保数を点灯表
示するものである。液晶表示盤7では、始動口32,3
3に打球が入賞したことに基づいて特別図柄を可変表示
し、それらが一定時間(例えば、6秒)経過すると順次
停止するようにしている。そして特別図柄の停止時の識
別情報の組合わせが所定の大当り図柄(例えば7のゾロ
目の特定表示結果)となったとき、特定遊技状態となっ
て、スピーカ21から大当り音を発生させるとともに、
大入賞口36を所定時間開放(例えば、30秒経過する
まで、あるいは10個の入賞玉が発生するまで)するよ
うに設定され、その開放している間、遊技領域24を落
下する打球を特定領域37内に受け入れるようになって
いる。その受け入れられた打球が特定球検出器(図示せ
ず)をオンさせる、継続権が成立して再度上記した開放
状態を連続して16回繰り返すことができるように設定
されている。液晶表示盤7の左右には普通図柄作動ゲー
ト30a,30bが配置され、打球の通過を検出できる
ようにしている。遊技領域24の左右下部には入賞口3
1a,31bが設けられている。
【0011】液晶表示盤7の下方には、遊技領域24を
落下する打球を単に受け入れる始動口32と、始動口3
2の下方でソレノイド(図示せず)により開閉制御され
る始動口33が形成されている。始動口33の下方には
普通図柄表示部38と普通図柄変動記憶LED39が設
けられている。普通図柄表示部38は7セグメントLE
Dで構成され、普通図柄作動ゲート30a,30bに打
球が通過したことに応答して可変表示を開始し、所定時
間経過後に停止し、その停止時の表示結果が特定表示結
果(本実施例の場合には、7)となったときに当りと判
定されるものであり、その場合には始動口33を一定時
間(例えば、3秒)経過するまで、又は所定個数(例え
ば、3個)の入賞球が発生するまで開放駆動するように
している。普通図柄変動記憶LED39は普通図柄作動
ゲート30a,30bを通過した打球数であって普通図
柄表示部38を可変表示させる権利の留保数を表示する
ものであり、最高4個迄記憶できるようにしている。始
動口32又は33のいずれかに入賞した入賞球は、遊技
盤18の裏面に導かれ、始動入賞球検出器34,35に
よって別個独立に検出できるようになっている。
落下する打球を単に受け入れる始動口32と、始動口3
2の下方でソレノイド(図示せず)により開閉制御され
る始動口33が形成されている。始動口33の下方には
普通図柄表示部38と普通図柄変動記憶LED39が設
けられている。普通図柄表示部38は7セグメントLE
Dで構成され、普通図柄作動ゲート30a,30bに打
球が通過したことに応答して可変表示を開始し、所定時
間経過後に停止し、その停止時の表示結果が特定表示結
果(本実施例の場合には、7)となったときに当りと判
定されるものであり、その場合には始動口33を一定時
間(例えば、3秒)経過するまで、又は所定個数(例え
ば、3個)の入賞球が発生するまで開放駆動するように
している。普通図柄変動記憶LED39は普通図柄作動
ゲート30a,30bを通過した打球数であって普通図
柄表示部38を可変表示させる権利の留保数を表示する
ものであり、最高4個迄記憶できるようにしている。始
動口32又は33のいずれかに入賞した入賞球は、遊技
盤18の裏面に導かれ、始動入賞球検出器34,35に
よって別個独立に検出できるようになっている。
【0012】また大入賞口36の左右には下入賞口40
a,40bが設けられており、遊技領域24の上部左右
にランプ風車41a,41bが設けられている。その
他、遊技領域24には袖ランプ(図示せず)、サイドラ
ンプ(図示せず),飾りランプ・飾りLED(図示せ
ず)等が設けられ、表示枠上飾りLED29a,表示枠
左右飾りLED29bとともに、始動入賞時あるいは特
定遊技状態時に点灯あるいは点滅してその旨を遊技者に
報知するようにしている。さらに、遊技領域24の最下
方には、上記したいずれの入賞領域にも入賞しなかった
打球が遊技盤18の後方に導かれるアウト口42が設け
られている。
a,40bが設けられており、遊技領域24の上部左右
にランプ風車41a,41bが設けられている。その
他、遊技領域24には袖ランプ(図示せず)、サイドラ
ンプ(図示せず),飾りランプ・飾りLED(図示せ
ず)等が設けられ、表示枠上飾りLED29a,表示枠
左右飾りLED29bとともに、始動入賞時あるいは特
定遊技状態時に点灯あるいは点滅してその旨を遊技者に
報知するようにしている。さらに、遊技領域24の最下
方には、上記したいずれの入賞領域にも入賞しなかった
打球が遊技盤18の後方に導かれるアウト口42が設け
られている。
【0013】図3の遊技盤18の裏面の構成は周知の通
りであり、細部については説明は割愛し、本実施形態の
特徴的部分を中心として説明する。遊技盤18の裏面に
は、弾発遊技機15の各部材を支持するとともに遊技機
各島に装着するためのプラスチック製の本体枠50が配
置されており、この本体枠50は前面枠17及び皿部材
19(図2参照)とヒンジ(図示せず)を介して連結さ
れている。本体枠50には、遊技盤18と、遊技を司る
ための基板等を格納する制御盤51と、それを保護する
ための保護カバー52を支承する裏盤53等が組み付け
られている。この裏盤53の上端部には島の上部に配置
された球供給路(図示せず)から供給される遊技球を貯
留する賞球タンク54が配置されている。その下部には
遊技球が流出可能な賞球流出口55が設けられており、
それは遊技球を整列させながら流下させる賞球誘導樋5
6を介して賞球排出装置57に接続されており、そこに
は、フォトセンサからなる遊技球検出スイッチ12aが
設けられている。賞球排出装置57の出口下方には、屈
曲された賞球排出樋58が接続され、これが遊技球振り
分け機構59と接続されている。遊技球振り分け機構5
9は、上皿20へ通ずる上皿通路60aのための上皿導
入口60と、及び下皿21に通ずる下皿通路61aのた
めの下皿導入口61とが互いに隣接して開口している構
造のものである。上皿導入口60及び下皿導入口61の
間には遊技球の半径程度の高さを有する障壁62が設け
られ、その上部側には遊技球が通過可能な連通口63が
設けられている。賞球排出樋58から落下した遊技球は
上皿導入口60及び上皿通路60aを経て上皿20へ導
かれ、通常は障壁62によって上皿導入口60側から下
皿導入口61への移動は阻止されてるようになってい
る。大当り状態等となって上皿20に大量の遊技球が蓄
積されると上皿導入口60付近まで遊技球によって満た
され上皿導入口60に遊技球が入りきらなくなってしま
うと、遊技球は連通口63を通過して下皿導入口61に
溢流し、下皿通路61aを経て下皿21へと導かれるよ
うになっている。上皿導入口60には、近接スイッチか
らなる上皿詰まりスイッチ12dが設けられており、そ
れは通常ではオフであるが、上皿20、上皿通路60
a、上皿導入口60のどこかで球詰まり状態が発生した
ときにオンするようになっている。下皿導入口61に
は、リミットスイッチからなる満杯スイッチ12eが設
けられ、それは通常ではオフであるが、下皿導入口61
付近まで遊技球が満杯状態となったときにオンするよう
になっている。遊技球振り分け機構59に隣接して遊技
盤18から入賞球を集中して導く入賞球集合樋64が設
置され、その出口側には入賞球排出装置65が設けら
れ、そこから排出される遊技球の通路となる入賞球排出
樋66が設けられている。賞球排出樋58にはダンパ6
7を介して球抜き樋68が接続され、それは弾発遊技機
15を島から撤去する場合等に、賞球タンク54や賞球
誘導樋56に貯留されている遊技球を合流樋69を経て
機外へ排出するものである。遊技盤18下部に開口する
アウト口42にはアウト球排出樋70が接続されてい
る。弾発遊技機15が作動している間、入賞球は入賞球
排出装置65及び入賞球排出樋66を経て合流樋69に
導かれ、アウト球はアウト球排出樋70を経て合流樋6
9に導かれるようになっている。さらに裏盤53には4
箇所の圧締機構71を介して遊技盤18が保持されてお
り、その他、各種検出センサ、役物ランプ・ランプ等に
接続されたリード線等周知の部材が配置されている。始
動口32,33、下入賞口40a,40bに入賞に入賞
した入賞球は入賞経路に集合させられて、相対的に少な
い景品玉数(例えば、7個)を払い出すようになってお
り、その他の入賞口や入賞領域に入賞した玉は、別の入
賞経路に集合させられて、相対的に多い景品玉数(例え
ば、15個)を払い出すようになっている。
りであり、細部については説明は割愛し、本実施形態の
特徴的部分を中心として説明する。遊技盤18の裏面に
は、弾発遊技機15の各部材を支持するとともに遊技機
各島に装着するためのプラスチック製の本体枠50が配
置されており、この本体枠50は前面枠17及び皿部材
19(図2参照)とヒンジ(図示せず)を介して連結さ
れている。本体枠50には、遊技盤18と、遊技を司る
ための基板等を格納する制御盤51と、それを保護する
ための保護カバー52を支承する裏盤53等が組み付け
られている。この裏盤53の上端部には島の上部に配置
された球供給路(図示せず)から供給される遊技球を貯
留する賞球タンク54が配置されている。その下部には
遊技球が流出可能な賞球流出口55が設けられており、
それは遊技球を整列させながら流下させる賞球誘導樋5
6を介して賞球排出装置57に接続されており、そこに
は、フォトセンサからなる遊技球検出スイッチ12aが
設けられている。賞球排出装置57の出口下方には、屈
曲された賞球排出樋58が接続され、これが遊技球振り
分け機構59と接続されている。遊技球振り分け機構5
9は、上皿20へ通ずる上皿通路60aのための上皿導
入口60と、及び下皿21に通ずる下皿通路61aのた
めの下皿導入口61とが互いに隣接して開口している構
造のものである。上皿導入口60及び下皿導入口61の
間には遊技球の半径程度の高さを有する障壁62が設け
られ、その上部側には遊技球が通過可能な連通口63が
設けられている。賞球排出樋58から落下した遊技球は
上皿導入口60及び上皿通路60aを経て上皿20へ導
かれ、通常は障壁62によって上皿導入口60側から下
皿導入口61への移動は阻止されてるようになってい
る。大当り状態等となって上皿20に大量の遊技球が蓄
積されると上皿導入口60付近まで遊技球によって満た
され上皿導入口60に遊技球が入りきらなくなってしま
うと、遊技球は連通口63を通過して下皿導入口61に
溢流し、下皿通路61aを経て下皿21へと導かれるよ
うになっている。上皿導入口60には、近接スイッチか
らなる上皿詰まりスイッチ12dが設けられており、そ
れは通常ではオフであるが、上皿20、上皿通路60
a、上皿導入口60のどこかで球詰まり状態が発生した
ときにオンするようになっている。下皿導入口61に
は、リミットスイッチからなる満杯スイッチ12eが設
けられ、それは通常ではオフであるが、下皿導入口61
付近まで遊技球が満杯状態となったときにオンするよう
になっている。遊技球振り分け機構59に隣接して遊技
盤18から入賞球を集中して導く入賞球集合樋64が設
置され、その出口側には入賞球排出装置65が設けら
れ、そこから排出される遊技球の通路となる入賞球排出
樋66が設けられている。賞球排出樋58にはダンパ6
7を介して球抜き樋68が接続され、それは弾発遊技機
15を島から撤去する場合等に、賞球タンク54や賞球
誘導樋56に貯留されている遊技球を合流樋69を経て
機外へ排出するものである。遊技盤18下部に開口する
アウト口42にはアウト球排出樋70が接続されてい
る。弾発遊技機15が作動している間、入賞球は入賞球
排出装置65及び入賞球排出樋66を経て合流樋69に
導かれ、アウト球はアウト球排出樋70を経て合流樋6
9に導かれるようになっている。さらに裏盤53には4
箇所の圧締機構71を介して遊技盤18が保持されてお
り、その他、各種検出センサ、役物ランプ・ランプ等に
接続されたリード線等周知の部材が配置されている。始
動口32,33、下入賞口40a,40bに入賞に入賞
した入賞球は入賞経路に集合させられて、相対的に少な
い景品玉数(例えば、7個)を払い出すようになってお
り、その他の入賞口や入賞領域に入賞した玉は、別の入
賞経路に集合させられて、相対的に多い景品玉数(例え
ば、15個)を払い出すようになっている。
【0014】本実施形態の特徴的動作を、図4に示す大
当り処理ルーチン、及び遊技者に発射停止原因を報知す
るための図5に示す報知処理ルーチンに基づいて説明す
る。弾発遊技機15が電源に接続され、電源部(図示せ
ず)から各回路に電源が供給されると、CPU8はフラ
グやカウンタ等の一連の初期設定を行い、図示せぬメイ
ンルーチンを実行し、始動入賞球検出器34,35のオ
ン信号を待ち(ステップS100)、オン信号がないと
判断されたときには、ステップS100に戻り処理を繰
り返す。一方、オン信号が入力されたと判断されると、
液晶表示盤7への図柄表示、スピーカ21からの音声出
力、各種LED29a〜29cのオン等を指示し、続い
て液晶表示盤7における図柄表示の開始から微小時間が
経過してから、0から249の数値からランダムに1つ
の数値(又は時間)を選択し、その数値が大当り数値に
該当する場合には、大当りと判断され、一方、それ以外
の場合には、外れと判断され、それらの判断に基づいて
図柄の変動・停止を行う(ステップS101)。そし
て、特別図柄の停止時の識別情報の組合わせが所定の大
当り図柄(例えば、7のゾロ目の特定表示結果)の表示
態様となったかどうか判断する(ステップS102)。
このステップS102で肯定判断されると特定遊技状態
なり、液晶表示盤7への特別図柄表示、スピーカ21か
らの大当り音の出力、各種LED29a〜29cのオン
等を指示するとともに、大入賞口36を所定時間開放
し、その間、遊技領域24を落下する打球を特定領域3
7内に受け入れる大当り処理を行う(ステップS10
3)。続いて、遊技者に発射停止原因を報知するための
後述する報知処理ルーチンを行う(ステップS10
4)。続いて、大当り処理が終了したかどうかを判断し
(S105)、大当り処理が終了していないと判断され
た場合には、ステップS103に戻りステップS10
4,S105の処理を繰り返す。S105において大当
り処理が終了したと判断された場合には、処理はリター
ンに抜ける。一方、ステップS102において否定判断
されると、所定の外れ処理(S106)を行い、処理は
リターンに抜ける。
当り処理ルーチン、及び遊技者に発射停止原因を報知す
るための図5に示す報知処理ルーチンに基づいて説明す
る。弾発遊技機15が電源に接続され、電源部(図示せ
ず)から各回路に電源が供給されると、CPU8はフラ
グやカウンタ等の一連の初期設定を行い、図示せぬメイ
ンルーチンを実行し、始動入賞球検出器34,35のオ
ン信号を待ち(ステップS100)、オン信号がないと
判断されたときには、ステップS100に戻り処理を繰
り返す。一方、オン信号が入力されたと判断されると、
液晶表示盤7への図柄表示、スピーカ21からの音声出
力、各種LED29a〜29cのオン等を指示し、続い
て液晶表示盤7における図柄表示の開始から微小時間が
経過してから、0から249の数値からランダムに1つ
の数値(又は時間)を選択し、その数値が大当り数値に
該当する場合には、大当りと判断され、一方、それ以外
の場合には、外れと判断され、それらの判断に基づいて
図柄の変動・停止を行う(ステップS101)。そし
て、特別図柄の停止時の識別情報の組合わせが所定の大
当り図柄(例えば、7のゾロ目の特定表示結果)の表示
態様となったかどうか判断する(ステップS102)。
このステップS102で肯定判断されると特定遊技状態
なり、液晶表示盤7への特別図柄表示、スピーカ21か
らの大当り音の出力、各種LED29a〜29cのオン
等を指示するとともに、大入賞口36を所定時間開放
し、その間、遊技領域24を落下する打球を特定領域3
7内に受け入れる大当り処理を行う(ステップS10
3)。続いて、遊技者に発射停止原因を報知するための
後述する報知処理ルーチンを行う(ステップS10
4)。続いて、大当り処理が終了したかどうかを判断し
(S105)、大当り処理が終了していないと判断され
た場合には、ステップS103に戻りステップS10
4,S105の処理を繰り返す。S105において大当
り処理が終了したと判断された場合には、処理はリター
ンに抜ける。一方、ステップS102において否定判断
されると、所定の外れ処理(S106)を行い、処理は
リターンに抜ける。
【0015】図5の報知処理ルーチンが起動されると、
上皿詰まりスイッチ12dがオンしているかどうか、す
なわち上皿20に球詰りが生じているかどうかを判断す
るとともに、満杯スイッチ12eがオンしているかどう
か、すなわち下皿21が満杯になっているかどうかを判
断した上で、両方ともにオフであるかどうか判断する
(ステップS200)。ステップS200において肯定
判断されると処理はリターンに抜ける。一方、ステップ
S200において否定判断される場合、すなわち、両ス
イッチともオンである場合又はそれらいずれか一方のみ
オンである場合(OR条件が成立するとき)には処理は
ステップS201に移行する。そこでは、上皿20に球
詰りが生じているとの肯定判断に対応してスピーカ21
から「上皿の球が詰まっています」のメッセージを出力
し、下皿21が満杯になっているとの肯定判断に対応し
てスピーカ21から「下皿の球を抜いてください」のメ
ッセージを出力する。すなわち、OR条件で音声を出力
する。続くステップS202において、ステップS20
1のメッセージに対応して、液晶表示盤7に同様なメッ
セージを画像表示する。このようにして遊技者の視覚又
は聴覚に訴えて報知がなされることにより、たとえ、球
詰まりによって発射装置13からの遊技球の発射が停止
されたとしても、遊技者は弾発遊技機15の状態を明確
に把握することができ、事態に慌てることなく迅速に対
応することができ、大当り遊技を十分に楽しむことがで
きる。また、パチンコホールにとってもいちいち遊技者
に店員が呼び出されることがなく遊技管理が一層容易と
なる。
上皿詰まりスイッチ12dがオンしているかどうか、す
なわち上皿20に球詰りが生じているかどうかを判断す
るとともに、満杯スイッチ12eがオンしているかどう
か、すなわち下皿21が満杯になっているかどうかを判
断した上で、両方ともにオフであるかどうか判断する
(ステップS200)。ステップS200において肯定
判断されると処理はリターンに抜ける。一方、ステップ
S200において否定判断される場合、すなわち、両ス
イッチともオンである場合又はそれらいずれか一方のみ
オンである場合(OR条件が成立するとき)には処理は
ステップS201に移行する。そこでは、上皿20に球
詰りが生じているとの肯定判断に対応してスピーカ21
から「上皿の球が詰まっています」のメッセージを出力
し、下皿21が満杯になっているとの肯定判断に対応し
てスピーカ21から「下皿の球を抜いてください」のメ
ッセージを出力する。すなわち、OR条件で音声を出力
する。続くステップS202において、ステップS20
1のメッセージに対応して、液晶表示盤7に同様なメッ
セージを画像表示する。このようにして遊技者の視覚又
は聴覚に訴えて報知がなされることにより、たとえ、球
詰まりによって発射装置13からの遊技球の発射が停止
されたとしても、遊技者は弾発遊技機15の状態を明確
に把握することができ、事態に慌てることなく迅速に対
応することができ、大当り遊技を十分に楽しむことがで
きる。また、パチンコホールにとってもいちいち遊技者
に店員が呼び出されることがなく遊技管理が一層容易と
なる。
【0016】以上、本実施形態を説明したが、本発明の
技術的思想を逸脱しない範囲において本発明の構成を適
宜設計変更できることは当然であり、このような設計変
更も、本発明の技術的範囲に属するものである。例え
ば、発射停止原因としては、実施形態で開示した上皿の
詰まりや下皿の満杯といったものには限定されず、球切
れにより払い出す遊技球がなくなったこと等も挙げられ
る。
技術的思想を逸脱しない範囲において本発明の構成を適
宜設計変更できることは当然であり、このような設計変
更も、本発明の技術的範囲に属するものである。例え
ば、発射停止原因としては、実施形態で開示した上皿の
詰まりや下皿の満杯といったものには限定されず、球切
れにより払い出す遊技球がなくなったこと等も挙げられ
る。
【0017】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、発射停止
原因を遊技者に明確に報知することができ、遊技者が発
射停止原因を迅速に除去することができ、円滑な発射状
態を確保し、大当たり等の賞球獲得のチャンスを確実な
ものとすることができる。特に初心者でも十分に分かる
ようにすることができる利点は大きい。また、パチンコ
ホールにとっても遊技管理が一層容易となる効果があ
る。
原因を遊技者に明確に報知することができ、遊技者が発
射停止原因を迅速に除去することができ、円滑な発射状
態を確保し、大当たり等の賞球獲得のチャンスを確実な
ものとすることができる。特に初心者でも十分に分かる
ようにすることができる利点は大きい。また、パチンコ
ホールにとっても遊技管理が一層容易となる効果があ
る。
【図1】本発明一実施形態の弾発遊技機の電子制御装置
のブロック図である。
のブロック図である。
【図2】弾発遊技機の正面図である。
【図3】弾発遊技機の背面図である。
【図4】電子制御装置において実行される「大当り処理
ルーチン」のフローチャートである。
ルーチン」のフローチャートである。
【図5】電子制御装置において実行される「報知処理ル
ーチン」のフローチャートである。
ーチン」のフローチャートである。
1 電子制御装置 2 可変表示装置 3 画像データROM 4 画像データプロセッサ 7 液晶表示盤 8 CPU 9 バス 10 ROM 11 RAM 12 入力インタフェース 12d 上皿詰まりスイッチ 12e 満杯スイッチ 21 スピーカ
Claims (1)
- 【請求項1】図柄を表示する可変表示装置を少なくとも
備え、大当り遊技中に変動入賞装置を遊技者に有利な状
態に動作させる遊技処理を行う弾発遊技機において、 遊技球の発射停止原因を検出する発射停止原因検出手段
と、 前記大当り遊技中に、前記発射停止原因検出手段で検出
された前記発射停止原因を遊技者に報知する報知手段
と、 を備えたことを特徴とする弾発遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8058285A JPH09192298A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 弾発遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8058285A JPH09192298A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 弾発遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09192298A true JPH09192298A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=13079936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8058285A Withdrawn JPH09192298A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 弾発遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09192298A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011167219A (ja) * | 2010-02-16 | 2011-09-01 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014230905A (ja) * | 2014-08-08 | 2014-12-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
1996
- 1996-01-22 JP JP8058285A patent/JPH09192298A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011167219A (ja) * | 2010-02-16 | 2011-09-01 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2014230905A (ja) * | 2014-08-08 | 2014-12-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030401 |