JPH09191597A - モータのケーシング装置 - Google Patents
モータのケーシング装置Info
- Publication number
- JPH09191597A JPH09191597A JP122496A JP122496A JPH09191597A JP H09191597 A JPH09191597 A JP H09191597A JP 122496 A JP122496 A JP 122496A JP 122496 A JP122496 A JP 122496A JP H09191597 A JPH09191597 A JP H09191597A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- opening
- porous membrane
- membrane sheet
- resin porous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種産業機器の駆動源に使用されるモータに
おいて、簡易な構成で防水性を有し、放熱効果の高いケ
ーシング装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 後端部ブラケット１３の所定位置に開口
部１４を設け、前記開口部１４を樹脂多孔質膜シート２
で閉口することにより、モータ１の内外部間の防水性と
通気性を確保し、よりモータ内部の温度上昇低減を図る
ことができるモータのケーシング装置を提供する。
おいて、簡易な構成で防水性を有し、放熱効果の高いケ
ーシング装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 後端部ブラケット１３の所定位置に開口
部１４を設け、前記開口部１４を樹脂多孔質膜シート２
で閉口することにより、モータ１の内外部間の防水性と
通気性を確保し、よりモータ内部の温度上昇低減を図る
ことができるモータのケーシング装置を提供する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はモータのケーシング
装置に関し、さらに詳しくは産業用機器として各種工作
機械や搬送機器の駆動源として用いるモータのケーシン
グ装置に関する。
装置に関し、さらに詳しくは産業用機器として各種工作
機械や搬送機器の駆動源として用いるモータのケーシン
グ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、モータは小形で高出力であること
が強く要求されている。従来こうした要求に対し、モー
タ各部の温度上昇を低く押え、放熱効果を上げるために
モータのケーシング外周にフィンを形成したり、ケーシ
ング内に流路を設け冷却液を流すなどの方策が講じられ
ている。
が強く要求されている。従来こうした要求に対し、モー
タ各部の温度上昇を低く押え、放熱効果を上げるために
モータのケーシング外周にフィンを形成したり、ケーシ
ング内に流路を設け冷却液を流すなどの方策が講じられ
ている。
【０００３】もとより、モータは一般に防水構造となっ
ており、全閉形モータであるため放熱手段としては前記
ケーシングへのフィン形成や冷却流路構成が必要とな
る。
ており、全閉形モータであるため放熱手段としては前記
ケーシングへのフィン形成や冷却流路構成が必要とな
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらモータの
小形高出力化のために、ケーシング外周にフィンを形成
したり、冷却流路を構成することは放熱効果を得るため
にフィンそのものが大きくなったり、また放熱面積を大
きくするために複雑な形状のものになる。また冷却流路
は形成が複雑で多大の工数がかかる。
小形高出力化のために、ケーシング外周にフィンを形成
したり、冷却流路を構成することは放熱効果を得るため
にフィンそのものが大きくなったり、また放熱面積を大
きくするために複雑な形状のものになる。また冷却流路
は形成が複雑で多大の工数がかかる。
【０００５】本発明は、簡易な構成でモータ内部の温度
上昇を低く押え、かつ防水性をも確保することを目的と
する。
上昇を低く押え、かつ防水性をも確保することを目的と
する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、電動機のケーシングの一部に開口部を形成
し、防水性，透湿性，通気性の特性を有する樹脂多孔質
膜シート（たとえば、日東電工製ミクロテックスなど）
で、閉口するように構成したものである。これにより簡
易なケーシング装置で防水性を有し、かつ放熱効果の優
れたモータが得られる。
に本発明は、電動機のケーシングの一部に開口部を形成
し、防水性，透湿性，通気性の特性を有する樹脂多孔質
膜シート（たとえば、日東電工製ミクロテックスなど）
で、閉口するように構成したものである。これにより簡
易なケーシング装置で防水性を有し、かつ放熱効果の優
れたモータが得られる。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、前端部ブラケットと中央部フレームと後端部ブラケ
ットとがその長手方向に並設されて電動機のケーシング
を構成しているモータにおいて、前記中央部フレームま
たは後端部ブラケットの所定位置に開口部を設け、前記
開口部の前記モータ内外部間に介在した樹脂多孔質膜シ
ートで閉口させたことを特徴とするモータのケーシング
装置であり、前記樹脂多孔質膜シートの特性を利して、
防水性保持とともにモータ内外部の通気による放熱効果
を得るという作用を有する。
は、前端部ブラケットと中央部フレームと後端部ブラケ
ットとがその長手方向に並設されて電動機のケーシング
を構成しているモータにおいて、前記中央部フレームま
たは後端部ブラケットの所定位置に開口部を設け、前記
開口部の前記モータ内外部間に介在した樹脂多孔質膜シ
ートで閉口させたことを特徴とするモータのケーシング
装置であり、前記樹脂多孔質膜シートの特性を利して、
防水性保持とともにモータ内外部の通気による放熱効果
を得るという作用を有する。
【０００８】以下、本発明の実施の形態について、図１
と図２を用いて説明する。図１は本発明の一実施の形態
を示すモータの部分断面図を示し、図１において１１は
通常、応用機械に介して取り付けられる前端部ブラケッ
ト、１２は中央部フレーム、１３は後端部ブラケットで
あり、モータ内外部間の開口部１４には樹脂多孔質膜シ
ート２がブッシュ５で固定され、閉口してモータ１のケ
ーシングを構成している。
と図２を用いて説明する。図１は本発明の一実施の形態
を示すモータの部分断面図を示し、図１において１１は
通常、応用機械に介して取り付けられる前端部ブラケッ
ト、１２は中央部フレーム、１３は後端部ブラケットで
あり、モータ内外部間の開口部１４には樹脂多孔質膜シ
ート２がブッシュ５で固定され、閉口してモータ１のケ
ーシングを構成している。
【０００９】なお、以上の説明では後端部ブラケット１
３に開口部１４を設け、樹脂多孔質膜シート２を装備し
た例で説明したが、その他中央部フレーム１２の所定位
置にも同様に設けることが可能である。
３に開口部１４を設け、樹脂多孔質膜シート２を装備し
た例で説明したが、その他中央部フレーム１２の所定位
置にも同様に設けることが可能である。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、簡易なケ
ーシング装置で防水性を有し、かつモータ内部の温度上
昇低減のための通気性を備えもつことができ、放熱のた
めのケーシング外周のフィン形成や冷却流路の構成なし
に効果的な放熱ができ、また通気を利してモータ内部の
結露防止という有利な効果も得られる。
ーシング装置で防水性を有し、かつモータ内部の温度上
昇低減のための通気性を備えもつことができ、放熱のた
めのケーシング外周のフィン形成や冷却流路の構成なし
に効果的な放熱ができ、また通気を利してモータ内部の
結露防止という有利な効果も得られる。
【図１】本発明の一実施の形態によるモータのケーシン
グ装置を示す部分断面図
グ装置を示す部分断面図
【図２】図１のＡ矢視図
１ モータ ２ 樹脂多孔質膜シート ５ ブッシュ ６ 軸受 ７ ロータ ８ 軸 ９ コイル １０ ステータ １１ 前端部ブラケット １２ 中央部フレーム １３ 後端部ブラケット １４ 開口部
Claims (1)
- 【請求項１】前端部ブラケットと中央部フレームと後端
部ブラケットとが長手方向に並設されて電動機のケーシ
ングを構成しているモータにおいて、前記中央部フレー
ムまたは前記後端部ブラケットの所定位置に開口部を設
け、前記開口部の前記モータ内外部間に介在した樹脂多
孔質膜シートで閉口させたことを特徴とするモータのケ
ーシング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP122496A JPH09191597A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | モータのケーシング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP122496A JPH09191597A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | モータのケーシング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09191597A true JPH09191597A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11495504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP122496A Pending JPH09191597A (ja) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | モータのケーシング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09191597A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006086518A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-30 | Remy Inc | 電気ソレノイドの水分排出膜 |
| JP2010083481A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-15 | General Electric Co <Ge> | 航空機着陸装置用電気機械式アクチュエータのブリーザ装置 |
| FR3018645A1 (fr) * | 2014-03-12 | 2015-09-18 | Leroy Somer Moteurs | Moteur electrique a refroidissement combine liquide et air |
-
1996
- 1996-01-09 JP JP122496A patent/JPH09191597A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006086518A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-30 | Remy Inc | 電気ソレノイドの水分排出膜 |
| JP2010083481A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-15 | General Electric Co <Ge> | 航空機着陸装置用電気機械式アクチュエータのブリーザ装置 |
| FR3018645A1 (fr) * | 2014-03-12 | 2015-09-18 | Leroy Somer Moteurs | Moteur electrique a refroidissement combine liquide et air |
| WO2015136421A3 (fr) * | 2014-03-12 | 2015-12-17 | Moteurs Leroy-Somer | Moteur electrique a refroidissement combine liquide et air |
| US10103603B2 (en) | 2014-03-12 | 2018-10-16 | Moteurs Leroy-Somer | Electric motor with combined liquid and air cooling |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8614527B2 (en) | Motor and vehicle | |
| JPH10234158A (ja) | 電動モータ | |
| TWI643433B (zh) | 旋轉電機 | |
| JP2003512004A (ja) | 外部ロータブラシレスｄｃモータ | |
| JP2006217748A (ja) | ファンモータ | |
| US10707725B2 (en) | Blower for heat exchange motor | |
| JP3664650B2 (ja) | 制御装置一体型電動機 | |
| JPH0591696A (ja) | 回転機 | |
| JPH09191597A (ja) | モータのケーシング装置 | |
| JP2517970Y2 (ja) | 電気自動車用電動機の冷却構造 | |
| JPH099575A (ja) | 回転電気機械 | |
| JP3652455B2 (ja) | 回路内蔵型モールドモータ | |
| JP3494057B2 (ja) | レギュレータ付きアウターロータ型磁石発電機 | |
| JP2005124266A (ja) | 電動機の冷却構造 | |
| JPH11346455A (ja) | コンデンサ内蔵モーター及び送風装置 | |
| JPH02136050A (ja) | 回転電機の冷却通風装置 | |
| JPH0398451A (ja) | 無刷子電動機 | |
| JPS6285654A (ja) | 他力通風全閉形回転電機 | |
| JP4592050B2 (ja) | Ａｃサーボモータ | |
| JP3327063B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
| JPH0444877Y2 (ja) | ||
| JPH08322222A (ja) | アウターロータブラシレスモータ | |
| JPH10174368A (ja) | 冷却装置を備える回転電機 | |
| JPH0226207Y2 (ja) | ||
| JPH06121508A (ja) | ブラシレスモータ |