JPH09190063A - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
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- JPH09190063A JPH09190063A JP8019436A JP1943696A JPH09190063A JP H09190063 A JPH09190063 A JP H09190063A JP 8019436 A JP8019436 A JP 8019436A JP 1943696 A JP1943696 A JP 1943696A JP H09190063 A JPH09190063 A JP H09190063A
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- JP
- Japan
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- toner
- cleaner
- image forming
- forming apparatus
- magazine
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 クリーナ・トナー・マガジンら現像装置内に
トナーを送り込む際に供給量が過剰となってトナーのあ
ふれや、流動性の低下によるかすれ画像の発生等の不具
合を、コストアップ、故障発生、信頼性低下をもたらさ
ずに解消すること。 【解決手段】 ケーシング74内にアジテータ(トナ−
攪拌手段)71、現像ローラ73を備えた現像ユニット
7と、トナー補給タンク部8と、廃トナータンク部12
とを一体化したクリーナ・トナー・マガジン20と、廃
トナータンク部からトナーを現像ユニットへ向けて送り
出すトナー搬出機構22と、トナー搬出機構から送り出
されたトナーを受ける補給機構24と、トナー搬出機構
とトナー補給機構との間に介在するダクト26と、を備
えた、トナ−攪拌手段の回転負荷の増減に応じて、トナ
−送り出し手段によるトナ−搬送量を、上記送り出し手
段の回転数を増減することにより制御する。
トナーを送り込む際に供給量が過剰となってトナーのあ
ふれや、流動性の低下によるかすれ画像の発生等の不具
合を、コストアップ、故障発生、信頼性低下をもたらさ
ずに解消すること。 【解決手段】 ケーシング74内にアジテータ(トナ−
攪拌手段)71、現像ローラ73を備えた現像ユニット
7と、トナー補給タンク部8と、廃トナータンク部12
とを一体化したクリーナ・トナー・マガジン20と、廃
トナータンク部からトナーを現像ユニットへ向けて送り
出すトナー搬出機構22と、トナー搬出機構から送り出
されたトナーを受ける補給機構24と、トナー搬出機構
とトナー補給機構との間に介在するダクト26と、を備
えた、トナ−攪拌手段の回転負荷の増減に応じて、トナ
−送り出し手段によるトナ−搬送量を、上記送り出し手
段の回転数を増減することにより制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真式複写機、
プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関し、
特に廃トナータンク部とトナー補給タンク部とを一体的
に結合して交換部品としてのクリーナ・トナー・マガジ
ン(CTM)を構成して、交換時にユーザが容易に交換
できるようにした画像形成装置において、コストアッ
プ、機構の複雑化、故障多発等々の不具合をもたらさず
に、現像装置内のトナー量の満杯を検知したり、CTM
の装着の有無を検知することができるようにしたものに
関する。
プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関し、
特に廃トナータンク部とトナー補給タンク部とを一体的
に結合して交換部品としてのクリーナ・トナー・マガジ
ン(CTM)を構成して、交換時にユーザが容易に交換
できるようにした画像形成装置において、コストアッ
プ、機構の複雑化、故障多発等々の不具合をもたらさず
に、現像装置内のトナー量の満杯を検知したり、CTM
の装着の有無を検知することができるようにしたものに
関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真式の画像形成装置は、周知のよ
うに、例えば感光体ベルトを循環移動させながら、プリ
チャージャによって感光体表面をプリチャージした後、
プリチャージ面に光書込みを行って静電潜像を形成す
る。この静電潜像に対して現像装置からトナーを供給し
て現像してトナー像を形成した後、転写位置に供給した
記録紙上にトナー像を転写する。トナー像の転写を受け
た記録紙は、定着装置により加熱、加圧を受けて定着さ
れ、機外に排出される。一方、感光体上に残留したトナ
ーはクリーニングブレードにより掻落されて、廃棄トナ
ーとして回収され、また、残留電荷は光を照射すること
により除電される。ところで、この種の電子写真式の画
像形成装置においては、最近、感光体や現像ユニットの
寿命が、A4サイズ換算で数十万枚に達しているが、装
置の小型化という最近のニーズに応えるために、トナー
補給タンクや廃トナー回収タンクをあまり大きくするこ
とができず、トナーの補給、及び廃トナーの回収等のメ
ンテナンスはユーザ自身で行う必要がある。
うに、例えば感光体ベルトを循環移動させながら、プリ
チャージャによって感光体表面をプリチャージした後、
プリチャージ面に光書込みを行って静電潜像を形成す
る。この静電潜像に対して現像装置からトナーを供給し
て現像してトナー像を形成した後、転写位置に供給した
記録紙上にトナー像を転写する。トナー像の転写を受け
た記録紙は、定着装置により加熱、加圧を受けて定着さ
れ、機外に排出される。一方、感光体上に残留したトナ
ーはクリーニングブレードにより掻落されて、廃棄トナ
ーとして回収され、また、残留電荷は光を照射すること
により除電される。ところで、この種の電子写真式の画
像形成装置においては、最近、感光体や現像ユニットの
寿命が、A4サイズ換算で数十万枚に達しているが、装
置の小型化という最近のニーズに応えるために、トナー
補給タンクや廃トナー回収タンクをあまり大きくするこ
とができず、トナーの補給、及び廃トナーの回収等のメ
ンテナンスはユーザ自身で行う必要がある。
【0003】このようなところから、本出願人は先に、
現像装置へトナーを補給するトナー補給タンク部と、感
光体上から除去された残留トナーを廃トナーとして回収
する廃トナータンク部とを一体化した構造のクリーナ・
トナー・マガジン(以下、単にCTMと略称する)を交
換パーツとし、ユーザにおけるメンテナンス作業を簡略
化して、記録紙一枚当たりのランニングコストを低減す
るようにした電子写真装置を提案した。図8は上記CT
Mを用いた画像形成装置の画像形成部の斜視断面図であ
り、符号1は感光体ベルトであり、矢印方向に循環移動
する。2はプリチャージャであり、予め感光体ベルト1
を均一に帯電させるものである。3は光書込み部であ
り、例えば画像信号に応じてレーザ光源4から出射され
るレーザビームをポリゴンミラー5で振らせ、ミラー6
を介して感光体ベルト1に照射し、露光して静電潜像を
形成する。7は現像ユニットであり、トナー補給タンク
部8から供給されたトナーを感光体ベルト1上に形成さ
れた潜像に付着させて現像し、トナー像を形成する。1
4は記録紙カセットであり、記録紙を一枚づつ分離して
画像形成部に供給する。9は転写チャージャであり、送
り込まれた記録紙に、感光体ベルト1上のトナー像を転
写する。10は定着装置であり、記録紙に転写されたト
ナー像を加熱、定着する。定着された記録紙は、排紙ロ
ーラにより排出される。一方、転写後の感光体ベルト1
上に残留する残留トナーは、クリーニング部においてク
リーニングブレード11により掻落され、廃棄されるト
ナーとして、廃トナータンク部12に回収される。13
は除電部(ランプ)であり、感光体ベルト1に光を照射
して残留する電荷を除去し、次の記録プロセスに備え
る。この画像形成装置に於ては、除電部13の前段位置
に、廃トナータンク部12と、トナー補給タンク部8と
を隣接して一体化させたCTM20を着脱可能に配置し
ている。このように構成することにより、CTM20を
コンパクトな構造にすることができ、交換が容易で、且
つ輸送効率がよくなる。しかし、このように構成する
と、トナー補給タンク部8と現像ユニット7とが離れる
ので、トナー補給タンク部8内に、その一端に設けられ
たトナー搬出口21にトナーを移動させる搬出機構(ト
ナ−送り出しスクリュー)22を設けると共に、トナー
搬出口21から現像ユニット7の搬入口までトナーを搬
送する搬送機構23と、現像ユニット7の搬入口に搬送
されたトナーを現像ユニットの主走査方向に均一に補給
する補給機構(トナ−受けスクリュー)24とを設けて
いる。次に、図9は、図8の変形例であり、トナー補給
タンク部8と現像ユニット7とを上下方向に配置し、ト
ナー補給タンク部8のトナー搬出口21から落下ダクト
26を通してトナーを自然落下させ、現像ユニット7に
供給するようにしたものである。このような構成にする
と、図8における搬送機構23を簡略化することができ
る。
現像装置へトナーを補給するトナー補給タンク部と、感
光体上から除去された残留トナーを廃トナーとして回収
する廃トナータンク部とを一体化した構造のクリーナ・
トナー・マガジン(以下、単にCTMと略称する)を交
換パーツとし、ユーザにおけるメンテナンス作業を簡略
化して、記録紙一枚当たりのランニングコストを低減す
るようにした電子写真装置を提案した。図8は上記CT
Mを用いた画像形成装置の画像形成部の斜視断面図であ
り、符号1は感光体ベルトであり、矢印方向に循環移動
する。2はプリチャージャであり、予め感光体ベルト1
を均一に帯電させるものである。3は光書込み部であ
り、例えば画像信号に応じてレーザ光源4から出射され
るレーザビームをポリゴンミラー5で振らせ、ミラー6
を介して感光体ベルト1に照射し、露光して静電潜像を
形成する。7は現像ユニットであり、トナー補給タンク
部8から供給されたトナーを感光体ベルト1上に形成さ
れた潜像に付着させて現像し、トナー像を形成する。1
4は記録紙カセットであり、記録紙を一枚づつ分離して
画像形成部に供給する。9は転写チャージャであり、送
り込まれた記録紙に、感光体ベルト1上のトナー像を転
写する。10は定着装置であり、記録紙に転写されたト
ナー像を加熱、定着する。定着された記録紙は、排紙ロ
ーラにより排出される。一方、転写後の感光体ベルト1
上に残留する残留トナーは、クリーニング部においてク
リーニングブレード11により掻落され、廃棄されるト
ナーとして、廃トナータンク部12に回収される。13
は除電部(ランプ)であり、感光体ベルト1に光を照射
して残留する電荷を除去し、次の記録プロセスに備え
る。この画像形成装置に於ては、除電部13の前段位置
に、廃トナータンク部12と、トナー補給タンク部8と
を隣接して一体化させたCTM20を着脱可能に配置し
ている。このように構成することにより、CTM20を
コンパクトな構造にすることができ、交換が容易で、且
つ輸送効率がよくなる。しかし、このように構成する
と、トナー補給タンク部8と現像ユニット7とが離れる
ので、トナー補給タンク部8内に、その一端に設けられ
たトナー搬出口21にトナーを移動させる搬出機構(ト
ナ−送り出しスクリュー)22を設けると共に、トナー
搬出口21から現像ユニット7の搬入口までトナーを搬
送する搬送機構23と、現像ユニット7の搬入口に搬送
されたトナーを現像ユニットの主走査方向に均一に補給
する補給機構(トナ−受けスクリュー)24とを設けて
いる。次に、図9は、図8の変形例であり、トナー補給
タンク部8と現像ユニット7とを上下方向に配置し、ト
ナー補給タンク部8のトナー搬出口21から落下ダクト
26を通してトナーを自然落下させ、現像ユニット7に
供給するようにしたものである。このような構成にする
と、図8における搬送機構23を簡略化することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図8、図9の様に従来
のFAX、プリンタ−、複写機などの電子写真プロセス
を用いた画像形成装置におけるCTMと呼ばれるクリ−
ナ・トナ−・マガジンを持つ画像形成装置においては、
従来トナー補給タンク部8より現像ユニット7へトナ−
を送り込む作業を、トナ−送り出しスクリュー22、ト
ナ−受けスクリュー24を回転させることにより行って
いた。しかし、この時トナー補給タンク部8より現像ユ
ニット7へ連続的にトナ−を送り込んでしまっては、現
像ユニット7内にトナーがあふれてしまったり、トナ−
濃度(密度)が過剰に高くなって固まり、流動性が低下
してかすれ画像が発生するなどの不具合があるため、現
像ユニット7内のトナ−量を検知し、間欠的にトナ−を
送り込む必要がある。現像ユニット7内の現像用トナ−
の量が既定量に達しているか否かを検知するために、従
来は例えば図10のように機械的なアクチュエ−タを付
加したフォトインタラプタ等を使用していた。即ち、こ
のトナーエンドセンサにおいては、図10(a) (b) (c)
に示すようにアジテータに駆動力を伝達するギヤ201
とディスク202とが同心円状且つ相対回転可能に隣接
配置されるとともにスプリング203により連結されて
おり、ギヤ201とディスク202の各外周縁には円弧
状の切欠き201a,202aが夫々一か所形成されて
いる。なお、ギヤ201の切欠き201aは歯部を回避
した側面側に設けられている。また、このトナーエンド
センサはギヤ201とディスク202の外周縁に転動し
ながら圧接するアクチュエータコロ204と、該アクチ
ュエータコロ204を上記外周縁に圧接させるスプリン
グ205と、支点206を中心として回動自在に支持さ
れ下端でアクチュエータコロ204を回転自在に支持す
ると共に、上端に作用片207aを有したアーム207
と、支点206を中心として回動するアーム207が時
計廻り方向に回動した時に作用片207aが入り込んで
オンさせるフォトインタラプタ208とを有する。この
従来例では、現像装置内でトナーを攪拌するアジテータ
の回転力は、トナーの負荷によって異なってくる。
のFAX、プリンタ−、複写機などの電子写真プロセス
を用いた画像形成装置におけるCTMと呼ばれるクリ−
ナ・トナ−・マガジンを持つ画像形成装置においては、
従来トナー補給タンク部8より現像ユニット7へトナ−
を送り込む作業を、トナ−送り出しスクリュー22、ト
ナ−受けスクリュー24を回転させることにより行って
いた。しかし、この時トナー補給タンク部8より現像ユ
ニット7へ連続的にトナ−を送り込んでしまっては、現
像ユニット7内にトナーがあふれてしまったり、トナ−
濃度(密度)が過剰に高くなって固まり、流動性が低下
してかすれ画像が発生するなどの不具合があるため、現
像ユニット7内のトナ−量を検知し、間欠的にトナ−を
送り込む必要がある。現像ユニット7内の現像用トナ−
の量が既定量に達しているか否かを検知するために、従
来は例えば図10のように機械的なアクチュエ−タを付
加したフォトインタラプタ等を使用していた。即ち、こ
のトナーエンドセンサにおいては、図10(a) (b) (c)
に示すようにアジテータに駆動力を伝達するギヤ201
とディスク202とが同心円状且つ相対回転可能に隣接
配置されるとともにスプリング203により連結されて
おり、ギヤ201とディスク202の各外周縁には円弧
状の切欠き201a,202aが夫々一か所形成されて
いる。なお、ギヤ201の切欠き201aは歯部を回避
した側面側に設けられている。また、このトナーエンド
センサはギヤ201とディスク202の外周縁に転動し
ながら圧接するアクチュエータコロ204と、該アクチ
ュエータコロ204を上記外周縁に圧接させるスプリン
グ205と、支点206を中心として回動自在に支持さ
れ下端でアクチュエータコロ204を回転自在に支持す
ると共に、上端に作用片207aを有したアーム207
と、支点206を中心として回動するアーム207が時
計廻り方向に回動した時に作用片207aが入り込んで
オンさせるフォトインタラプタ208とを有する。この
従来例では、現像装置内でトナーを攪拌するアジテータ
の回転力は、トナーの負荷によって異なってくる。
【0005】以上の構成に於て、現像ユニット内がトナ
ーによって十分に満たされている時には、アジテータは
トナーの負荷によりギヤ201よりも遅れて回転し、こ
のためディスクとギヤの各切欠き202a,201aは
(c) のようにずれたままとなり、アクチュエータコロ2
04は外周面を切欠き内に落ち込むことなく回る。この
ため、アーム207は(a) の位置よりも反時計廻り方向
に退避した位置にあり、フォトインタラプタ8を作動さ
せていない。これに対して、現像ユニット内のトナー量
が減少してきた場合には、アジテータはトナーの負荷が
ない為、スプリング203により引き寄せられ、ディス
ク202とギヤが一緒に回転する。このため、ギヤとデ
ィスクの切欠き部同士が一致し、アクチュエータコロ2
04が両切欠き部内に嵌合する。この結果、アーム20
7が支点206を中心として時計廻り方向へ回動し、作
用片207aによりフォトインタラプタ208をONさ
せる。フォトインタラプタ208がONすると、CTM
モータを22秒間ONさせ、トナー補給動作を行うが、
CTMONタイマーが6分間(約60枚のコピー分)経
過してもフォトインタラプタがONしているときには、
CTM内のトナーがなくなったものと判断し、トナー補
給表示を点滅させる。その後、100枚書込み動作が行
われると、トナー補強表示が点灯状態に移行し、機械は
停止する。この時、現像ユニット内には約70gのトナ
ーが残留し、トナー補給表示が点灯する。
ーによって十分に満たされている時には、アジテータは
トナーの負荷によりギヤ201よりも遅れて回転し、こ
のためディスクとギヤの各切欠き202a,201aは
(c) のようにずれたままとなり、アクチュエータコロ2
04は外周面を切欠き内に落ち込むことなく回る。この
ため、アーム207は(a) の位置よりも反時計廻り方向
に退避した位置にあり、フォトインタラプタ8を作動さ
せていない。これに対して、現像ユニット内のトナー量
が減少してきた場合には、アジテータはトナーの負荷が
ない為、スプリング203により引き寄せられ、ディス
ク202とギヤが一緒に回転する。このため、ギヤとデ
ィスクの切欠き部同士が一致し、アクチュエータコロ2
04が両切欠き部内に嵌合する。この結果、アーム20
7が支点206を中心として時計廻り方向へ回動し、作
用片207aによりフォトインタラプタ208をONさ
せる。フォトインタラプタ208がONすると、CTM
モータを22秒間ONさせ、トナー補給動作を行うが、
CTMONタイマーが6分間(約60枚のコピー分)経
過してもフォトインタラプタがONしているときには、
CTM内のトナーがなくなったものと判断し、トナー補
給表示を点滅させる。その後、100枚書込み動作が行
われると、トナー補強表示が点灯状態に移行し、機械は
停止する。この時、現像ユニット内には約70gのトナ
ーが残留し、トナー補給表示が点灯する。
【0006】しかし、この方法であると、フォトインタ
ラプタ等の部材を別に設けなければならず、これらのフ
ォトインタラプタとコントロ−ル基板とを接続するため
にハ−ネスが必要になり、またアクチュエ−タの動作も
機械的なため、引っかかったり、故障を起こし易い。ま
た、検知が不完全、不正確などという信頼性の問題もあ
り、又、電気回路と検知結果に基づいて判断するための
ソフトウェアが必要になり信頼性を落とすという問題も
あった。また、上記CTMを用いた画像形成装置におい
て、CTMの有無を検知するために、従来は例えば図1
1(a) のように機械的な接点を持つマイクロスイッチ3
0であるとか、図11(b) のようにアクチュエ−タ35
を備えたフォトインタラプタ等36を使用していたが、
この方法であると、スイッチ、センサ等の部材を格別に
設けなければならず、又、スイッチ等とコントロ−ル基
板31とを接続するためにハ−ネス32が必要になり、
その動作も機械的であるため、引っ掛かったり故障しや
すいなど信頼性低下の問題が発生し易かった。
ラプタ等の部材を別に設けなければならず、これらのフ
ォトインタラプタとコントロ−ル基板とを接続するため
にハ−ネスが必要になり、またアクチュエ−タの動作も
機械的なため、引っかかったり、故障を起こし易い。ま
た、検知が不完全、不正確などという信頼性の問題もあ
り、又、電気回路と検知結果に基づいて判断するための
ソフトウェアが必要になり信頼性を落とすという問題も
あった。また、上記CTMを用いた画像形成装置におい
て、CTMの有無を検知するために、従来は例えば図1
1(a) のように機械的な接点を持つマイクロスイッチ3
0であるとか、図11(b) のようにアクチュエ−タ35
を備えたフォトインタラプタ等36を使用していたが、
この方法であると、スイッチ、センサ等の部材を格別に
設けなければならず、又、スイッチ等とコントロ−ル基
板31とを接続するためにハ−ネス32が必要になり、
その動作も機械的であるため、引っ掛かったり故障しや
すいなど信頼性低下の問題が発生し易かった。
【0007】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、請求項1、2、3、4の各発明は、CTMから現像
装置内にトナーを送り込む際に供給量が過剰となってト
ナーのあふれや、流動性の低下によるかすれ画像の発生
等の不具合を、コストアップ、故障発生、信頼性低下を
もたらさずに解消できる画像形成装置を提供することを
目的としている。請求項5の発明は、検出用の接点を格
別に設けて、CTMの着脱を検知する場合に、高価複雑
な格別の検出部材を用いずにコストダウンを図ると共
に、機械的な可動部をなくして信頼性の向上を図ること
を目的としている。次に、請求項6の発明は、請求項5
の発明では機械的な可動部はなくなるが、CTMの有無
の検出のためだけに余計な部材(接点など)が必要にな
っているという点に鑑みてなされており、請求項5の効
果に加え、上記接点を給電用接点と兼用することによ
り、特別な部材が必要なくなりコストダウンになる。
又、機械的な可動部がなくなり信頼性の向上にもなる。
請求項7の発明は、請求項5、6と同じ目的を有し、C
TM側に帯電手段を設け、CTMの本体セット時に接点
同士が導通し、帯電手段に流れる電流を検知することに
よりCTMの有無の検出をする。請求項8の発明は請求
項6と同じ目的を有し、CTM側に電気的なクリ−ニン
グ手段を具備し、CTMの本体セット時に接点同士が導
通し、クリ−ニング手段に流れる電流を検知することに
よりCTMの有無の検出をする。
り、請求項1、2、3、4の各発明は、CTMから現像
装置内にトナーを送り込む際に供給量が過剰となってト
ナーのあふれや、流動性の低下によるかすれ画像の発生
等の不具合を、コストアップ、故障発生、信頼性低下を
もたらさずに解消できる画像形成装置を提供することを
目的としている。請求項5の発明は、検出用の接点を格
別に設けて、CTMの着脱を検知する場合に、高価複雑
な格別の検出部材を用いずにコストダウンを図ると共
に、機械的な可動部をなくして信頼性の向上を図ること
を目的としている。次に、請求項6の発明は、請求項5
の発明では機械的な可動部はなくなるが、CTMの有無
の検出のためだけに余計な部材(接点など)が必要にな
っているという点に鑑みてなされており、請求項5の効
果に加え、上記接点を給電用接点と兼用することによ
り、特別な部材が必要なくなりコストダウンになる。
又、機械的な可動部がなくなり信頼性の向上にもなる。
請求項7の発明は、請求項5、6と同じ目的を有し、C
TM側に帯電手段を設け、CTMの本体セット時に接点
同士が導通し、帯電手段に流れる電流を検知することに
よりCTMの有無の検出をする。請求項8の発明は請求
項6と同じ目的を有し、CTM側に電気的なクリ−ニン
グ手段を具備し、CTMの本体セット時に接点同士が導
通し、クリ−ニング手段に流れる電流を検知することに
よりCTMの有無の検出をする。
【0008】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成するため、
請求項1の発明は、ケーシング内にアジテータ、現像ロ
ーラを備えた現像ユニットと、該現像ユニットへトナー
を補給するトナー補給タンク部と、感光体上から除去さ
れた残留トナーを廃トナーとして回収する廃トナータン
ク部とを一体化したクリーナ・トナー・マガジンと、廃
トナータンク部からトナーを現像ユニットへ向けて送り
出すトナー送出し手段と、トナー送出し手段から送り出
されたトナーを受けるトナー受け手段と、トナー送出し
手段とトナー受け手段との間に介在するダクトと、を備
えた画像形成装置に於て、現像ユニット側にトナ−攪拌
手段を持ち、該トナ−攪拌手段の回転負荷の増減に応じ
て、上記トナ−送り出し手段によるトナ−搬送量を、上
記送り出し手段の回転数を増減することにより制御する
ことを特徴とする。請求項2の発明は、請求項1の画像
形成装置において、上記トナ−送り出し手段によるトナ
−搬送量を、上記送り出し手段と上記トナ−受け手段と
の間に位置する上記ダクトの開口量を増減することによ
り制御することを特徴とする。請求項3の発明は、請求
項1の画像形成装置において、上記送り出し手段の回転
数の増減手段としてトルクリミッタを用いることを特徴
とする。請求項4の発明は、請求項3の画像形成装置に
おいて、上記送り出し手段の回転数の増減手段として粘
弾性体を用いることを特徴とする。請求項5の発明は、
ケーシング内にアジテータ、現像ローラを備えた現像ユ
ニットと、該現像ユニットへトナーを補給するトナー補
給タンク部と、感光体上から除去された残留トナーを廃
トナーとして回収する廃トナータンク部とを一体化した
クリーナ・トナー・マガジンと、を備えた画像形成装置
において、上記クリーナ・トナー・マガジン側に電気的
な接点を設けると共に、画像形成装置本体側に該電気的
な接点と直接着脱可能な電気的な接点を設け、該クリー
ナ・トナー・マガジンを画像形成装置本体に装着した時
に両接点同士が導通するように構成するとともに、該ク
リーナ・トナー・マガジン側の接点が短絡回路、又は、
抵抗体に接続されていることを特徴とする。請求項6の
発明は、請求項5の画像形成装置において、上記クリー
ナ・トナー・マガジン側に除電手段を搭載し、クリーナ
・トナー・マガジンを画像形成装置本体に装着した時に
上記接点同士が導通し、その結果該除電手段に流れる電
流の有無を検知することによりクリーナ・トナー・マガ
ジンの装着の有無の検出をすることを特徴とする。請求
項7の発明は、請求項5の画像形成装置において、上記
クリーナ・トナー・マガジン側に帯電手段を搭載し、ク
リーナ・トナー・マガジンを画像形成装置本体に装着し
た時に上記接点同士が導通し、その結果該帯電手段に流
れる電流の有無を検知することによりクリーナ・トナー
・マガジンの装着の有無の検出をすることを特徴とす
る。請求項8の発明は、請求項5の画像形成装置におい
て、上記クリーナ・トナー・マガジン側に電気的なクリ
−ニング手段を搭載し、クリーナ・トナー・マガジンを
画像形成装置本体に装着した時に上記接点同士が導通
し、その結果該電気的なクリ−ニング手段に流れる電流
の有無を検知することによりクリーナ・トナー・マガジ
ンの装着の有無の検出をすることを特徴とする。
請求項1の発明は、ケーシング内にアジテータ、現像ロ
ーラを備えた現像ユニットと、該現像ユニットへトナー
を補給するトナー補給タンク部と、感光体上から除去さ
れた残留トナーを廃トナーとして回収する廃トナータン
ク部とを一体化したクリーナ・トナー・マガジンと、廃
トナータンク部からトナーを現像ユニットへ向けて送り
出すトナー送出し手段と、トナー送出し手段から送り出
されたトナーを受けるトナー受け手段と、トナー送出し
手段とトナー受け手段との間に介在するダクトと、を備
えた画像形成装置に於て、現像ユニット側にトナ−攪拌
手段を持ち、該トナ−攪拌手段の回転負荷の増減に応じ
て、上記トナ−送り出し手段によるトナ−搬送量を、上
記送り出し手段の回転数を増減することにより制御する
ことを特徴とする。請求項2の発明は、請求項1の画像
形成装置において、上記トナ−送り出し手段によるトナ
−搬送量を、上記送り出し手段と上記トナ−受け手段と
の間に位置する上記ダクトの開口量を増減することによ
り制御することを特徴とする。請求項3の発明は、請求
項1の画像形成装置において、上記送り出し手段の回転
数の増減手段としてトルクリミッタを用いることを特徴
とする。請求項4の発明は、請求項3の画像形成装置に
おいて、上記送り出し手段の回転数の増減手段として粘
弾性体を用いることを特徴とする。請求項5の発明は、
ケーシング内にアジテータ、現像ローラを備えた現像ユ
ニットと、該現像ユニットへトナーを補給するトナー補
給タンク部と、感光体上から除去された残留トナーを廃
トナーとして回収する廃トナータンク部とを一体化した
クリーナ・トナー・マガジンと、を備えた画像形成装置
において、上記クリーナ・トナー・マガジン側に電気的
な接点を設けると共に、画像形成装置本体側に該電気的
な接点と直接着脱可能な電気的な接点を設け、該クリー
ナ・トナー・マガジンを画像形成装置本体に装着した時
に両接点同士が導通するように構成するとともに、該ク
リーナ・トナー・マガジン側の接点が短絡回路、又は、
抵抗体に接続されていることを特徴とする。請求項6の
発明は、請求項5の画像形成装置において、上記クリー
ナ・トナー・マガジン側に除電手段を搭載し、クリーナ
・トナー・マガジンを画像形成装置本体に装着した時に
上記接点同士が導通し、その結果該除電手段に流れる電
流の有無を検知することによりクリーナ・トナー・マガ
ジンの装着の有無の検出をすることを特徴とする。請求
項7の発明は、請求項5の画像形成装置において、上記
クリーナ・トナー・マガジン側に帯電手段を搭載し、ク
リーナ・トナー・マガジンを画像形成装置本体に装着し
た時に上記接点同士が導通し、その結果該帯電手段に流
れる電流の有無を検知することによりクリーナ・トナー
・マガジンの装着の有無の検出をすることを特徴とす
る。請求項8の発明は、請求項5の画像形成装置におい
て、上記クリーナ・トナー・マガジン側に電気的なクリ
−ニング手段を搭載し、クリーナ・トナー・マガジンを
画像形成装置本体に装着した時に上記接点同士が導通
し、その結果該電気的なクリ−ニング手段に流れる電流
の有無を検知することによりクリーナ・トナー・マガジ
ンの装着の有無の検出をすることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した形態
例に基づいて詳細に説明する。図1はクリーナ・トナー
・マガジン(CTM)を備えた画像形成装置(ファクシ
ミリ装置)の一例の全体構成略図であり、図9に示した
CTM20および現像ユニット7とほぼ同一の構造を備
えた現像装置を備えているので、図9と同一部分には同
一の符号を付する。この画像形成装置の上部に配置した
送信原稿読取部60では、原稿載置台61にセットした
原稿を分離給送部62により一枚づつに分離して送り込
み、搬送ローラ63、64で搬送しながら、読み取り部
を通過する際に光源65により原稿面を照射し、原稿反
射光をミラー66で導光し、CCD67により光電変換
して読み取りを行う。読み取りを行った原稿は排紙トレ
イ68上に排出される。給紙カセット14内の記録紙
は、点線で示した経路を通る過程でレジストローラに4
0より転写チャージャ9に供給されて感光体ベルト1上
のトナー像の転写を受ける。転写を受けた記録紙は定着
ユニット10において画像の定着を受け、コロ45等に
より搬送されて排紙トレイ46上に排出される。カバー
47を軸48を中心として外側に開放することによりC
TM20を含む現像ユニット7が機器本体から着脱可能
となる。現像ユニット7は、トナーアジテータ(トナ−
攪拌手段)71、トナー補給アジテータ72、現像ロー
ラ73等を、そのケーシング74内に有する。トナー補
給タンク部8からトナ−送出しスクリュー(トナー送出
し手段)22により現像ユニット7のトナ−受けスクリ
ュー(トナー受け手段)24へ送り出されたトナーは、
トナーアジテータ71により攪拌され、トナー補給アジ
テータ72により現像ローラ73に供給される。現像ロ
ーラ73に付着したトナーは周知のように感光体ベルト
上の静電潜像を顕像化するために供給される。
例に基づいて詳細に説明する。図1はクリーナ・トナー
・マガジン(CTM)を備えた画像形成装置(ファクシ
ミリ装置)の一例の全体構成略図であり、図9に示した
CTM20および現像ユニット7とほぼ同一の構造を備
えた現像装置を備えているので、図9と同一部分には同
一の符号を付する。この画像形成装置の上部に配置した
送信原稿読取部60では、原稿載置台61にセットした
原稿を分離給送部62により一枚づつに分離して送り込
み、搬送ローラ63、64で搬送しながら、読み取り部
を通過する際に光源65により原稿面を照射し、原稿反
射光をミラー66で導光し、CCD67により光電変換
して読み取りを行う。読み取りを行った原稿は排紙トレ
イ68上に排出される。給紙カセット14内の記録紙
は、点線で示した経路を通る過程でレジストローラに4
0より転写チャージャ9に供給されて感光体ベルト1上
のトナー像の転写を受ける。転写を受けた記録紙は定着
ユニット10において画像の定着を受け、コロ45等に
より搬送されて排紙トレイ46上に排出される。カバー
47を軸48を中心として外側に開放することによりC
TM20を含む現像ユニット7が機器本体から着脱可能
となる。現像ユニット7は、トナーアジテータ(トナ−
攪拌手段)71、トナー補給アジテータ72、現像ロー
ラ73等を、そのケーシング74内に有する。トナー補
給タンク部8からトナ−送出しスクリュー(トナー送出
し手段)22により現像ユニット7のトナ−受けスクリ
ュー(トナー受け手段)24へ送り出されたトナーは、
トナーアジテータ71により攪拌され、トナー補給アジ
テータ72により現像ローラ73に供給される。現像ロ
ーラ73に付着したトナーは周知のように感光体ベルト
上の静電潜像を顕像化するために供給される。
【0010】図1の画像形成装置は、CTMと呼ばれる
クリ−ナトナ−マガジンを構成するトナ−送出しスクリ
ュー(トナー送出し手段)22により、トナー補給タン
ク部8内のトナ−を現像ユニット7のトナ−受けスクリ
ュー24へ送り出す点では上記従来例と同一であるが、
図2に示すように、現像ユニット7のケーシング74内
に回転自在に支持されたトナーアジテータ71の軸71
aをトルクリミッタ付きギヤ100を介して駆動ギヤ1
01と連結することにより、ケーシング74内のトナー
量が過大となったときにアジテータとトナーとの間で発
生する過負荷によって、トルクリミッタ付きギヤ100
を空廻りさせて、アジテータギヤ102を介してトナー
受けスクリュー24のギヤ103、トナー送出しスクリ
ュー22のギヤ104に順次伝達されるトルクを規制す
るようにした点が特徴的である。この結果、トナー補給
タンク部8から現像ユニット7側に供給されるトナー量
が常に適正値に維持されることとなる。
クリ−ナトナ−マガジンを構成するトナ−送出しスクリ
ュー(トナー送出し手段)22により、トナー補給タン
ク部8内のトナ−を現像ユニット7のトナ−受けスクリ
ュー24へ送り出す点では上記従来例と同一であるが、
図2に示すように、現像ユニット7のケーシング74内
に回転自在に支持されたトナーアジテータ71の軸71
aをトルクリミッタ付きギヤ100を介して駆動ギヤ1
01と連結することにより、ケーシング74内のトナー
量が過大となったときにアジテータとトナーとの間で発
生する過負荷によって、トルクリミッタ付きギヤ100
を空廻りさせて、アジテータギヤ102を介してトナー
受けスクリュー24のギヤ103、トナー送出しスクリ
ュー22のギヤ104に順次伝達されるトルクを規制す
るようにした点が特徴的である。この結果、トナー補給
タンク部8から現像ユニット7側に供給されるトナー量
が常に適正値に維持されることとなる。
【0011】この形態例は、請求項1、3に対応してお
り、トナー送出し手段の回転数を増減する手段としてト
ルクリミッタを用いるものである。即ち、マシン稼働時
は、図示しないモータの回転により、図1の現像ユニッ
ト7内のトナーアジテータ71、トナ−補給アジテ−タ
72が回転して、トナ−を現像ロ−ラ73へ供給する。
この時トナ−送出しスクリュー22によるトナ−供給ス
ピ−ド(供給量)が現像ロ−ラ73によるトナ−現像ス
ピ−ド(消費量)よりも速いと、現像ユニット内がトナ
−で一杯になってトナ−が固まり、現像ロ−ラ73に適
量が補給されないという事態、或は、トナ−があふれて
しまうなどの不具合が発生する。本形態例では、図2の
ようにトルクリミッタ内蔵のギヤ100によりトナーア
ジテータ71を駆動しているので、現像ユニット7内の
トナ−が一杯になってトナーアジテータ71の負荷トル
クが上昇し、駆動トルクが一定値を越えると、ギヤ10
0が空回りして軸71aに対する駆動力の伝達を遮断す
るため、トナーアジテータ71の回転がストップする。
トナーアジテータ71の回転がストップすると、アジテ
ータギヤ102により駆動されているトナ−受けスクリ
ュー24、トナ−送出しスクリュー22も夫々回転がス
トップし、トナ−送出しが停止することとなる。現像ロ
−ラ73から感光体ベルト1に対するトナー供給動作の
結果として、現像ユニット7内のトナ−が消費され、ト
ナーアジテータ71の負荷トルクが減少して駆動トルク
が一定値以下に戻ると、ギヤ100内のトルクリミッタ
が軸71aをロックして駆動力を伝達するため、再びト
ナーアジテータ71の回転が開始され、またトナ−受け
スクリュー24、トナ−送出しスクリュー22も回転が
再開されて、トナ−送出しが再開始する。現像ユニット
7内のトナー量が再び過大となった場合には、上記と同
様の動作により、トルクリミッタが作動して、トナーの
供給をストップさせる。以上のようにこの形態例では、
現像装置の満杯を検知する場合に、フォトセンサ、ハ−
ネスなどの特別な部材が必要なくなり、コストダウンを
図ることができる。又、電気的な検知とその検知結果に
対するソフト的な処理が必要なくなり信頼性を向上する
ことができる。
り、トナー送出し手段の回転数を増減する手段としてト
ルクリミッタを用いるものである。即ち、マシン稼働時
は、図示しないモータの回転により、図1の現像ユニッ
ト7内のトナーアジテータ71、トナ−補給アジテ−タ
72が回転して、トナ−を現像ロ−ラ73へ供給する。
この時トナ−送出しスクリュー22によるトナ−供給ス
ピ−ド(供給量)が現像ロ−ラ73によるトナ−現像ス
ピ−ド(消費量)よりも速いと、現像ユニット内がトナ
−で一杯になってトナ−が固まり、現像ロ−ラ73に適
量が補給されないという事態、或は、トナ−があふれて
しまうなどの不具合が発生する。本形態例では、図2の
ようにトルクリミッタ内蔵のギヤ100によりトナーア
ジテータ71を駆動しているので、現像ユニット7内の
トナ−が一杯になってトナーアジテータ71の負荷トル
クが上昇し、駆動トルクが一定値を越えると、ギヤ10
0が空回りして軸71aに対する駆動力の伝達を遮断す
るため、トナーアジテータ71の回転がストップする。
トナーアジテータ71の回転がストップすると、アジテ
ータギヤ102により駆動されているトナ−受けスクリ
ュー24、トナ−送出しスクリュー22も夫々回転がス
トップし、トナ−送出しが停止することとなる。現像ロ
−ラ73から感光体ベルト1に対するトナー供給動作の
結果として、現像ユニット7内のトナ−が消費され、ト
ナーアジテータ71の負荷トルクが減少して駆動トルク
が一定値以下に戻ると、ギヤ100内のトルクリミッタ
が軸71aをロックして駆動力を伝達するため、再びト
ナーアジテータ71の回転が開始され、またトナ−受け
スクリュー24、トナ−送出しスクリュー22も回転が
再開されて、トナ−送出しが再開始する。現像ユニット
7内のトナー量が再び過大となった場合には、上記と同
様の動作により、トルクリミッタが作動して、トナーの
供給をストップさせる。以上のようにこの形態例では、
現像装置の満杯を検知する場合に、フォトセンサ、ハ−
ネスなどの特別な部材が必要なくなり、コストダウンを
図ることができる。又、電気的な検知とその検知結果に
対するソフト的な処理が必要なくなり信頼性を向上する
ことができる。
【0012】次に、図3(a) (b) は請求項2に対応する
形態例を示す図であり、この形態例は、アジテータ71
の軸71aにカム付き駆動ギヤ110(図2のギヤ10
0の位置に対応する)を一体化するとともに、駆動ギヤ
110のカム部110aと係合可能なカム部111aを
有したカム部材111とを備え、駆動ギヤ110の一端
面に設けたカム部110aから一体的に軸方向へ延びた
突起112はカム部材111に設けた円弧状のスリット
111bから突出し、この突起112とカム部材111
に設けた突起113との間には図示のようにコイルバネ
114が張設されている。カム部材111は軸71aに
対して相対回転可能、且つ軸方向移動自在に係合されて
いる。また、シャッタ開閉リンク120は、支点121
を中心として回動自在に支持されており、その一端のコ
ロ(或は球状体等)122はカム部材111の一端面に
当接可能な位置関係にあり、他端は軸123を介してシ
ャッタ部材124に連結されている。このシャッタ部材
124は図1に示したトナーダクト26の適所に、トナ
ー流路に交差するように配置されると共に、シャッタ開
閉リンク120の作動によって矢印方向へ進退可能に構
成されている。シャッタ部材124には、例えば開口1
24aが形成されており、この開口124aがダクト穴
26aを開閉して流量を調整するように構成されてい
る。
形態例を示す図であり、この形態例は、アジテータ71
の軸71aにカム付き駆動ギヤ110(図2のギヤ10
0の位置に対応する)を一体化するとともに、駆動ギヤ
110のカム部110aと係合可能なカム部111aを
有したカム部材111とを備え、駆動ギヤ110の一端
面に設けたカム部110aから一体的に軸方向へ延びた
突起112はカム部材111に設けた円弧状のスリット
111bから突出し、この突起112とカム部材111
に設けた突起113との間には図示のようにコイルバネ
114が張設されている。カム部材111は軸71aに
対して相対回転可能、且つ軸方向移動自在に係合されて
いる。また、シャッタ開閉リンク120は、支点121
を中心として回動自在に支持されており、その一端のコ
ロ(或は球状体等)122はカム部材111の一端面に
当接可能な位置関係にあり、他端は軸123を介してシ
ャッタ部材124に連結されている。このシャッタ部材
124は図1に示したトナーダクト26の適所に、トナ
ー流路に交差するように配置されると共に、シャッタ開
閉リンク120の作動によって矢印方向へ進退可能に構
成されている。シャッタ部材124には、例えば開口1
24aが形成されており、この開口124aがダクト穴
26aを開閉して流量を調整するように構成されてい
る。
【0013】次に、この形態例の動作を説明すると、ト
ナーダクト26を介したトナー補給タンク部8からのト
ナー供給により、現像ユニット7内のトナ−が一杯にな
って、トナーアジテータ71の負荷トルクが上昇する
と、カム付き駆動ギヤ110とカム部材111はそれぞ
れに立てられたピン112、113とスプリング114
によって結合されているので、スプリング114の力と
の釣り合いによって、カム付き駆動ギヤ110とカム部
材111間の位相角度が変化する。位相角度が変化する
と、カム付き駆動ギヤ110とカム部材111夫々の対
面する面に設けられたカム部110a,111aの係合
により、カム部材111が軸方向右方へ移動し、シャッ
タ開閉リンク120が支点121を中心に時計廻り方向
へ回転し、シャッタ部材124を図面左方へ移動させ
る。シャッタ部材124には図1のトナ−ダクト26の
開口16aと一致可能となるように開口部124aが設
けられており、シャッタ部材124の移動により両開口
部が一致したときにトナ−搬送が可能になり、両開口部
が閉じ位置となったときにトナ−搬送が停止する。この
結果、ダクト26を介したトナー搬送量を現像ユニット
内のトナー量の多寡に応じて自動的に増減調整すること
ができる。この形態例によれば、図2の場合に比べて、
高精度のトナ−量の制御が可能となる。
ナーダクト26を介したトナー補給タンク部8からのト
ナー供給により、現像ユニット7内のトナ−が一杯にな
って、トナーアジテータ71の負荷トルクが上昇する
と、カム付き駆動ギヤ110とカム部材111はそれぞ
れに立てられたピン112、113とスプリング114
によって結合されているので、スプリング114の力と
の釣り合いによって、カム付き駆動ギヤ110とカム部
材111間の位相角度が変化する。位相角度が変化する
と、カム付き駆動ギヤ110とカム部材111夫々の対
面する面に設けられたカム部110a,111aの係合
により、カム部材111が軸方向右方へ移動し、シャッ
タ開閉リンク120が支点121を中心に時計廻り方向
へ回転し、シャッタ部材124を図面左方へ移動させ
る。シャッタ部材124には図1のトナ−ダクト26の
開口16aと一致可能となるように開口部124aが設
けられており、シャッタ部材124の移動により両開口
部が一致したときにトナ−搬送が可能になり、両開口部
が閉じ位置となったときにトナ−搬送が停止する。この
結果、ダクト26を介したトナー搬送量を現像ユニット
内のトナー量の多寡に応じて自動的に増減調整すること
ができる。この形態例によれば、図2の場合に比べて、
高精度のトナ−量の制御が可能となる。
【0014】次に、図4は本発明の他の形態例の要部構
成図であり、請求項4に対応している。この形態例は、
図2のトルクリミッタ付きギヤ100を構成するトルク
リミッタとして、粘弾性体を用いるようにした点が特徴
的である。即ち、このギヤ100の内部は中空になって
おり、トナーアジテータ71の軸71aの一部(大径部
71b)がこの中空部内に所定のギャップ(0.5〜1
mmの間隙)を隔てて、ギヤ100と相対回転可能に支
持されている。この間隙内には粘度の高いシリコンオイ
ルなどの粘弾性体132が封入されており、フタ130
とシ−ル131により密閉されている。現像ユニット7
内のトナーが満杯でないときに、ギヤ100が回転する
と、粘弾性体132の抵抗によってギヤ100と大径部
71bとがロックされているので、ギヤ100と軸71
aは一体回転し、駆動力がアジテータ71に伝達され
る。一方、現像ユニット7内のトナーが満杯の時にギヤ
100が回転しようとすると、トナー満杯時に発生する
トナーアジテータ71への過大な負荷トルクにより、ト
ナーアジテータ71は回転不能な状態となっているの
で、ギヤ100は粘弾性体とスリップを起こし、アジテ
ータへの駆動力伝達が遮断、或は回転数が変化する。こ
のように、この形態例では、粘弾性体132を用いたト
ルクリミッタにより駆動ギヤ100からアジテータ71
に伝達されるトルクを制限しているので、現像ユニット
内のトナー量が満杯である場合に、自動的に供給量を制
限することができる。格別の検知手段、ハーネスを用い
た接続手段が不要である為、コストを下げ、ソフトウェ
アの複雑化を防止できる。
成図であり、請求項4に対応している。この形態例は、
図2のトルクリミッタ付きギヤ100を構成するトルク
リミッタとして、粘弾性体を用いるようにした点が特徴
的である。即ち、このギヤ100の内部は中空になって
おり、トナーアジテータ71の軸71aの一部(大径部
71b)がこの中空部内に所定のギャップ(0.5〜1
mmの間隙)を隔てて、ギヤ100と相対回転可能に支
持されている。この間隙内には粘度の高いシリコンオイ
ルなどの粘弾性体132が封入されており、フタ130
とシ−ル131により密閉されている。現像ユニット7
内のトナーが満杯でないときに、ギヤ100が回転する
と、粘弾性体132の抵抗によってギヤ100と大径部
71bとがロックされているので、ギヤ100と軸71
aは一体回転し、駆動力がアジテータ71に伝達され
る。一方、現像ユニット7内のトナーが満杯の時にギヤ
100が回転しようとすると、トナー満杯時に発生する
トナーアジテータ71への過大な負荷トルクにより、ト
ナーアジテータ71は回転不能な状態となっているの
で、ギヤ100は粘弾性体とスリップを起こし、アジテ
ータへの駆動力伝達が遮断、或は回転数が変化する。こ
のように、この形態例では、粘弾性体132を用いたト
ルクリミッタにより駆動ギヤ100からアジテータ71
に伝達されるトルクを制限しているので、現像ユニット
内のトナー量が満杯である場合に、自動的に供給量を制
限することができる。格別の検知手段、ハーネスを用い
た接続手段が不要である為、コストを下げ、ソフトウェ
アの複雑化を防止できる。
【0015】図5(a) (b) は請求項5に対応する形態例
であり、CTM1の着脱を検知する手段を改良したもの
である。この形態例では、CTM20の適所に固定的に
突設した接点(2本の端子板)140と、機器本体側に
取付けられた接点(端子板)141がCTMの着脱に伴
い接離するようにした点が特徴的である。図11に示し
た如き、複雑な機構を用いずに電気的な接続の有無を、
CTMの着脱の有無として検出するように単純化した点
が特徴的であり、効果的な検知方法となっている。符号
142は機器の適所に設けた基板であり、ハーネス14
3を介して端子141と接続されてはいるが、このハー
ネス143は機器側に内蔵、或は壁面に配線されるの
で、引っ掛かる、配線が繁雑化する等の不具合は発生し
ない。なお、図5(b) のようにCTM20の接点140
は、CTM側にて、短絡状態Bあるいは抵抗体を接続し
た状態B’となっており、機器本体側制御部等に於いて
短絡状態、或は導通状態を判定すれば、CTMの装着の
有無を検知可能となる。上記形態例では、CTM20の
適所に電気的接点を配置し、この接点が機器側に設けた
接点と単純に接するか否かによりCTMの着脱を検知し
たが、このような方法を採らずとも、CTM20に搭載
した電気的に作動する手段、例えば、除電手段13、帯
電手段150、電気的なクリーニング手段への通電の有
無を検知すれば、CTMが装着されているか否かを検知
することは容易である。
であり、CTM1の着脱を検知する手段を改良したもの
である。この形態例では、CTM20の適所に固定的に
突設した接点(2本の端子板)140と、機器本体側に
取付けられた接点(端子板)141がCTMの着脱に伴
い接離するようにした点が特徴的である。図11に示し
た如き、複雑な機構を用いずに電気的な接続の有無を、
CTMの着脱の有無として検出するように単純化した点
が特徴的であり、効果的な検知方法となっている。符号
142は機器の適所に設けた基板であり、ハーネス14
3を介して端子141と接続されてはいるが、このハー
ネス143は機器側に内蔵、或は壁面に配線されるの
で、引っ掛かる、配線が繁雑化する等の不具合は発生し
ない。なお、図5(b) のようにCTM20の接点140
は、CTM側にて、短絡状態Bあるいは抵抗体を接続し
た状態B’となっており、機器本体側制御部等に於いて
短絡状態、或は導通状態を判定すれば、CTMの装着の
有無を検知可能となる。上記形態例では、CTM20の
適所に電気的接点を配置し、この接点が機器側に設けた
接点と単純に接するか否かによりCTMの着脱を検知し
たが、このような方法を採らずとも、CTM20に搭載
した電気的に作動する手段、例えば、除電手段13、帯
電手段150、電気的なクリーニング手段への通電の有
無を検知すれば、CTMが装着されているか否かを検知
することは容易である。
【0016】図6はCTMを備えた他の現像装置の構成
図であり、ここでは除電手段としての除電ランプ13が
CTM20に組み込まれており、従って、図5(a) に示
した如き接点140を介して除電手段に電力が供給され
ている。従って、CTM20が機器に装着されて接点1
40が機器本体側の電源用接点と接続している場合に
は、除電ランプ13に通電されていることが制御部によ
り検知されるのでCTMの装着が判定され、逆にCTM
20が機器に装着されておらず、その結果接点140が
接続されていない場合には除電ランプ13に通電されな
いので、CTMの非装着が判定される。
図であり、ここでは除電手段としての除電ランプ13が
CTM20に組み込まれており、従って、図5(a) に示
した如き接点140を介して除電手段に電力が供給され
ている。従って、CTM20が機器に装着されて接点1
40が機器本体側の電源用接点と接続している場合に
は、除電ランプ13に通電されていることが制御部によ
り検知されるのでCTMの装着が判定され、逆にCTM
20が機器に装着されておらず、その結果接点140が
接続されていない場合には除電ランプ13に通電されな
いので、CTMの非装着が判定される。
【0017】図7は除電ランプ13への通電の有無を検
知する手法の一例であり、除電ランプ13がLEDによ
り構成されている場合には、基板142側に設けたフォ
トカプラ155を用いて通電の有無を検知することがで
きる。次に、帯電手段150として帯電ローラを用い且
つこの帯電ローラ150をCTMに搭載した場合には、
帯電ローラに対するバイアス印加手段からの給電の有
無、或はバイアス印加手段をCTMに設けた場合にはバ
イアス印加手段に対する給電の有無に基づいて、CTM
の装着の有無を、制御部等が判定可能である。具体的な
通電の検知手段としては、例えば図7に示したフォトカ
プラによる方法を用いることができる。この形態例によ
れば、検出用の接点を格別に設けて、CTMの着脱を検
知する場合に、格別の専用部材(図6の検出専用の接
点)を用いずにコストダウンを図ると共に、機械的な可
動部をなくして信頼性の向上を図ることができる。
知する手法の一例であり、除電ランプ13がLEDによ
り構成されている場合には、基板142側に設けたフォ
トカプラ155を用いて通電の有無を検知することがで
きる。次に、帯電手段150として帯電ローラを用い且
つこの帯電ローラ150をCTMに搭載した場合には、
帯電ローラに対するバイアス印加手段からの給電の有
無、或はバイアス印加手段をCTMに設けた場合にはバ
イアス印加手段に対する給電の有無に基づいて、CTM
の装着の有無を、制御部等が判定可能である。具体的な
通電の検知手段としては、例えば図7に示したフォトカ
プラによる方法を用いることができる。この形態例によ
れば、検出用の接点を格別に設けて、CTMの着脱を検
知する場合に、格別の専用部材(図6の検出専用の接
点)を用いずにコストダウンを図ると共に、機械的な可
動部をなくして信頼性の向上を図ることができる。
【0018】次に、廃トナー回収タンク12内には、回
収ブラシロ−ラ12a,回収ブラシロ−ラフリッカ−1
2b,回収マグネットローラ12c,回収マグネットロ
ーラスクレーパ12d,クリーニングブレード11を有
する。このうち、回収ブラシロ−ラフリッカ−12b
(電気的なクリーニング手段)は回収ブラシロ−ラ12
aに給電する手段であり、回収ブラシロ−ラフリッカ−
12bへの給電のためのラインがCTM内に配線されて
いるが、このラインへの通電の有無を機器側で検知する
ことによりCTMの着脱を検知することができる。な
お、回収ブラシロ−ラフリッカ−12bへの給電は、図
5(a) に示した如き接点140によって行われることは
上述の通りである。具体的な通電の検知手段としては、
例えば図7に示したフォトカプラによる方法を用いるこ
とができる。なお、上記に於ては、除電手段としてはL
ED、帯電手段としては帯電ロ−ラ、クリ−ニング手段
としては回収ブラシロ−ラを例示したが、これは一例に
過ぎず、電気的な手段であれば他の手段であってもよ
い。例えば、除電手段として除電タングステンランプ、
蛍光燈、冷陰極管等が利用可能であるし、帯電手段とし
ては帯電チャ−ジャ、帯電ブラシなどを利用可能であ
る。
収ブラシロ−ラ12a,回収ブラシロ−ラフリッカ−1
2b,回収マグネットローラ12c,回収マグネットロ
ーラスクレーパ12d,クリーニングブレード11を有
する。このうち、回収ブラシロ−ラフリッカ−12b
(電気的なクリーニング手段)は回収ブラシロ−ラ12
aに給電する手段であり、回収ブラシロ−ラフリッカ−
12bへの給電のためのラインがCTM内に配線されて
いるが、このラインへの通電の有無を機器側で検知する
ことによりCTMの着脱を検知することができる。な
お、回収ブラシロ−ラフリッカ−12bへの給電は、図
5(a) に示した如き接点140によって行われることは
上述の通りである。具体的な通電の検知手段としては、
例えば図7に示したフォトカプラによる方法を用いるこ
とができる。なお、上記に於ては、除電手段としてはL
ED、帯電手段としては帯電ロ−ラ、クリ−ニング手段
としては回収ブラシロ−ラを例示したが、これは一例に
過ぎず、電気的な手段であれば他の手段であってもよ
い。例えば、除電手段として除電タングステンランプ、
蛍光燈、冷陰極管等が利用可能であるし、帯電手段とし
ては帯電チャ−ジャ、帯電ブラシなどを利用可能であ
る。
【0019】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明は、現像ユ
ニット側にトナ−攪拌手段を持ち、該トナ−攪拌手段の
回転負荷の増減に応じて、上記トナ−送り出し手段によ
るトナ−搬送量を、上記送り出し手段の回転数を増減す
ることにより制御するようにしたので、CTMから現像
装置内にトナーを送り込む際に供給量が過剰となってト
ナーのあふれや、流動性の低下によるかすれ画像の発生
等の不具合を、コストアップ、故障発生、信頼性低下を
もたらさずに解消できる。
ニット側にトナ−攪拌手段を持ち、該トナ−攪拌手段の
回転負荷の増減に応じて、上記トナ−送り出し手段によ
るトナ−搬送量を、上記送り出し手段の回転数を増減す
ることにより制御するようにしたので、CTMから現像
装置内にトナーを送り込む際に供給量が過剰となってト
ナーのあふれや、流動性の低下によるかすれ画像の発生
等の不具合を、コストアップ、故障発生、信頼性低下を
もたらさずに解消できる。
【0020】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記トナ−送り出し手段によるトナ−搬送
量を、上記送り出し手段と上記トナ−受け手段との間に
位置する上記ダクトの開口量を増減することにより制御
するので、CTMから現像装置内にトナーを送り込む際
に供給量が過剰となってトナーのあふれや、流動性の低
下によるかすれ画像の発生等の不具合を、コストアッ
プ、故障発生、信頼性低下をもたらさずに解消できる。
置において、上記トナ−送り出し手段によるトナ−搬送
量を、上記送り出し手段と上記トナ−受け手段との間に
位置する上記ダクトの開口量を増減することにより制御
するので、CTMから現像装置内にトナーを送り込む際
に供給量が過剰となってトナーのあふれや、流動性の低
下によるかすれ画像の発生等の不具合を、コストアッ
プ、故障発生、信頼性低下をもたらさずに解消できる。
【0021】請求項3の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記送り出し手段の回転数の増減手段とし
てトルクリミッタを用いるので、CTMから現像装置内
にトナーを送り込む際に供給量が過剰となってトナーの
あふれや、流動性の低下によるかすれ画像の発生等の不
具合を、コストアップ、故障発生、信頼性低下をもたら
さずに解消できる。
置において、上記送り出し手段の回転数の増減手段とし
てトルクリミッタを用いるので、CTMから現像装置内
にトナーを送り込む際に供給量が過剰となってトナーの
あふれや、流動性の低下によるかすれ画像の発生等の不
具合を、コストアップ、故障発生、信頼性低下をもたら
さずに解消できる。
【0022】請求項4の発明は、請求項3の画像形成装
置において、上記送り出し手段の回転数の増減手段とし
て粘弾性体を用いるので、CTMから現像装置内にトナ
ーを送り込む際に供給量が過剰となってトナーのあふれ
や、流動性の低下によるかすれ画像の発生等の不具合
を、コストアップ、故障発生、信頼性低下をもたらさず
に解消できる。
置において、上記送り出し手段の回転数の増減手段とし
て粘弾性体を用いるので、CTMから現像装置内にトナ
ーを送り込む際に供給量が過剰となってトナーのあふれ
や、流動性の低下によるかすれ画像の発生等の不具合
を、コストアップ、故障発生、信頼性低下をもたらさず
に解消できる。
【0023】請求項5の発明は、クリーナ・トナー・マ
ガジン側に電気的な接点を設けると共に、画像形成装置
本体側に該電気的な接点と直接着脱可能な電気的な接点
を設け、該クリーナ・トナー・マガジンを画像形成装置
本体に装着した時に両接点同士が導通するように構成す
るとともに、該クリーナ・トナー・マガジン側の接点が
短絡回路、又は、抵抗体に接続されているので、CTM
の着脱を検知する場合に、高価複雑な格別の部材を用い
ずにコストダウンを図ると共に、機械的な可動部をなく
して信頼性の向上を図ることができる。
ガジン側に電気的な接点を設けると共に、画像形成装置
本体側に該電気的な接点と直接着脱可能な電気的な接点
を設け、該クリーナ・トナー・マガジンを画像形成装置
本体に装着した時に両接点同士が導通するように構成す
るとともに、該クリーナ・トナー・マガジン側の接点が
短絡回路、又は、抵抗体に接続されているので、CTM
の着脱を検知する場合に、高価複雑な格別の部材を用い
ずにコストダウンを図ると共に、機械的な可動部をなく
して信頼性の向上を図ることができる。
【0024】請求項6の発明は、請求項5の画像形成装
置において、上記クリーナ・トナー・マガジン側に除電
手段を搭載し、クリーナ・トナー・マガジンを画像形成
装置本体に装着した時に上記接点同士が導通し、その結
果該除電手段に流れる電流の有無を検知することにより
クリーナ・トナー・マガジンの装着の有無の検出をする
ので、CTMの有無の検出のためだけに余計な部材(接
点など)が必要になっているという請求項5の欠点を解
消し、上記接点を除電手段への給電用接点と兼用するこ
とにより、特別な部材が必要なくなりコストダウンにな
る。又、機械的な可動部がなくなり信頼性の向上にもな
る。
置において、上記クリーナ・トナー・マガジン側に除電
手段を搭載し、クリーナ・トナー・マガジンを画像形成
装置本体に装着した時に上記接点同士が導通し、その結
果該除電手段に流れる電流の有無を検知することにより
クリーナ・トナー・マガジンの装着の有無の検出をする
ので、CTMの有無の検出のためだけに余計な部材(接
点など)が必要になっているという請求項5の欠点を解
消し、上記接点を除電手段への給電用接点と兼用するこ
とにより、特別な部材が必要なくなりコストダウンにな
る。又、機械的な可動部がなくなり信頼性の向上にもな
る。
【0025】請求項7の発明は、請求項5の画像形成装
置において、上記クリーナ・トナー・マガジン側に帯電
手段を搭載し、クリーナ・トナー・マガジンを画像形成
装置本体に装着した時に上記接点同士が導通し、その結
果該帯電手段に流れる電流の有無を検知することにより
クリーナ・トナー・マガジンの装着の有無の検出をする
ので、上記接点を帯電手段への給電用接点と兼用するこ
とにより、特別な部材が必要なくなりコストダウンにな
る。又、機械的な可動部がなくなり信頼性の向上にもな
る。
置において、上記クリーナ・トナー・マガジン側に帯電
手段を搭載し、クリーナ・トナー・マガジンを画像形成
装置本体に装着した時に上記接点同士が導通し、その結
果該帯電手段に流れる電流の有無を検知することにより
クリーナ・トナー・マガジンの装着の有無の検出をする
ので、上記接点を帯電手段への給電用接点と兼用するこ
とにより、特別な部材が必要なくなりコストダウンにな
る。又、機械的な可動部がなくなり信頼性の向上にもな
る。
【0026】請求項8の発明は、請求項5の画像形成装
置において、上記クリーナ・トナー・マガジン側に電気
的なクリ−ニング手段を搭載し、クリーナ・トナー・マ
ガジンを画像形成装置本体に装着した時に上記接点同士
が導通し、その結果該電気的なクリ−ニング手段に流れ
る電流の有無を検知することによりクリーナ・トナー・
マガジンの装着の有無の検出をするので、上記接点を電
気的なクリ−ニング手段への給電用接点と兼用すること
により、特別な部材が必要なくなりコストダウンにな
る。又、機械的な可動部がなくなり信頼性の向上にもな
る。
置において、上記クリーナ・トナー・マガジン側に電気
的なクリ−ニング手段を搭載し、クリーナ・トナー・マ
ガジンを画像形成装置本体に装着した時に上記接点同士
が導通し、その結果該電気的なクリ−ニング手段に流れ
る電流の有無を検知することによりクリーナ・トナー・
マガジンの装着の有無の検出をするので、上記接点を電
気的なクリ−ニング手段への給電用接点と兼用すること
により、特別な部材が必要なくなりコストダウンにな
る。又、機械的な可動部がなくなり信頼性の向上にもな
る。
【図1】本発明を適用する画像形成装置の一例の全体構
成説明図。
成説明図。
【図2】本発明の一形態例の要部構成説明図。
【図3】(a) 及び(b) は本発明の他の形態例の要部構成
説明図。
説明図。
【図4】本発明の他の形態例の要部構成説明図。
【図5】(a) 及び(b) は本発明の他の形態例の要部構成
説明図。
説明図。
【図6】本発明の他の形態例の要部構成説明図。
【図7】図6の形態例の具体例の構成図。
【図8】従来のCTMの要部構成説明図。
【図9】従来のCTMの要部構成説明図。
【図10】(a) (b) 及び (c)は従来のトナー満杯検知機
構の構成図。
構の構成図。
【図11】(a) 及び(b) は従来のトナー満杯検知機構の
構成図。
構成図。
1 感光体ベルト、2 プリチャージャ、3 光書込み
部、4 レーザ光源、5ポリゴンミラー、6 ミラー、
7 現像ユニット、8 トナー補給タンク部、9 転写
チャージャ(転写ローラ)、10 定着装置、11 ク
リーニングブレード、12 廃トナータンク部、13
除電部(ランプ)、20 CTM、21トナー搬出口、
22 搬出機構(トナ−送り出しスクリュー)、23
搬送機構、24 補給機構(トナ−受けスクリュー)、
26 落下ダクト、40 レジストローラ、45 コ
ロ、46 排紙トレイ、4 カバー、48 軸、60
送信原稿読取部、61 原稿載置台、62 分離給送
部、63、64 搬送ローラ、65 光源、66 ミラ
ー、67 CCD、68 排紙トレイ、71 トナーア
ジテータ(トナ−攪拌手段)、72 トナー補給アジテ
ータ、73 現像ローラ、74 ケーシング、100
トルクリミッタ付きギヤ、101 駆動ギヤ、102
アジテータギヤ、103 ギヤ、104 ギヤ、110
カム付き駆動ギヤ、111 カム部材、111a カ
ム部、112 突起、113 突起、114 コイルバ
ネ、120 シャッタ開閉リンク、121 支点、11
1 コロ(或は球状体等)、123 軸、124 シャ
ッタ部材、130 フタ、131シール、132 粘弾
性体、150 帯電ローラ
部、4 レーザ光源、5ポリゴンミラー、6 ミラー、
7 現像ユニット、8 トナー補給タンク部、9 転写
チャージャ(転写ローラ)、10 定着装置、11 ク
リーニングブレード、12 廃トナータンク部、13
除電部(ランプ)、20 CTM、21トナー搬出口、
22 搬出機構(トナ−送り出しスクリュー)、23
搬送機構、24 補給機構(トナ−受けスクリュー)、
26 落下ダクト、40 レジストローラ、45 コ
ロ、46 排紙トレイ、4 カバー、48 軸、60
送信原稿読取部、61 原稿載置台、62 分離給送
部、63、64 搬送ローラ、65 光源、66 ミラ
ー、67 CCD、68 排紙トレイ、71 トナーア
ジテータ(トナ−攪拌手段)、72 トナー補給アジテ
ータ、73 現像ローラ、74 ケーシング、100
トルクリミッタ付きギヤ、101 駆動ギヤ、102
アジテータギヤ、103 ギヤ、104 ギヤ、110
カム付き駆動ギヤ、111 カム部材、111a カ
ム部、112 突起、113 突起、114 コイルバ
ネ、120 シャッタ開閉リンク、121 支点、11
1 コロ(或は球状体等)、123 軸、124 シャ
ッタ部材、130 フタ、131シール、132 粘弾
性体、150 帯電ローラ
Claims (8)
- 【請求項1】 ケーシング内にアジテータ、現像ローラ
を備えた現像ユニットと、 該現像ユニットへトナーを補給するトナー補給タンク部
と、感光体上から除去された残留トナーを廃トナーとし
て回収する廃トナータンク部とを一体化したクリーナ・
トナー・マガジンと、 廃トナータンク部からトナーを現像ユニットへ向けて送
り出すトナー送出し手段と、トナー送出し手段から送り
出されたトナーを受けるトナー受け手段と、トナー送出
し手段とトナー受け手段との間に介在するダクトと、を
備えた画像形成装置に於て、 現像ユニット側にトナ−攪拌手段を持ち、該トナ−攪拌
手段の回転負荷の増減に応じて、上記トナ−送り出し手
段によるトナ−搬送量を、上記トナー送り出し手段の回
転数を増減することにより制御することを特徴とする現
像装置。 - 【請求項2】 請求項1の画像形成装置において、上記
トナ−送り出し手段によるトナ−搬送量を、上記送り出
し手段と上記トナ−受け手段との間に位置する上記ダク
トの開口量を増減することにより制御することを特徴と
する現像装置。 - 【請求項3】 請求項1の画像形成装置において、上記
送り出し手段の回転数の増減手段としてトルクリミッタ
を用いることを特徴とする現像装置。 - 【請求項4】 請求項3の画像形成装置において、上記
送り出し手段の回転数の増減手段として粘弾性体を用い
ることを特徴とする現像装置。 - 【請求項5】 ケーシング内にアジテータ、現像ローラ
を備えた現像ユニットと、 該現像ユニットへトナーを補給するトナー補給タンク部
と、感光体上から除去された残留トナーを廃トナーとし
て回収する廃トナータンク部とを一体化したクリーナ・
トナー・マガジンと、を備えた画像形成装置において、 上記クリーナ・トナー・マガジン側に電気的な接点を設
けると共に、画像形成装置本体側に該電気的な接点と直
接着脱可能な電気的な接点を設け、該クリーナ・トナー
・マガジンを画像形成装置本体に装着した時に両接点同
士が導通するように構成するとともに、該クリーナ・ト
ナー・マガジン側の接点が短絡回路、又は、抵抗体に接
続されていることを特徴とする現像装置。 - 【請求項6】 請求項5の画像形成装置において、上記
クリーナ・トナー・マガジン側に除電手段を搭載し、ク
リーナ・トナー・マガジンを画像形成装置本体に装着し
た時に上記接点同士が導通し、その結果該除電手段に流
れる電流の有無を検知することによりクリーナ・トナー
・マガジンの装着の有無の検出をすることを特徴とする
現像装置。 - 【請求項7】 請求項5の画像形成装置において、上記
クリーナ・トナー・マガジン側に帯電手段を搭載し、ク
リーナ・トナー・マガジンを画像形成装置本体に装着し
た時に上記接点同士が導通し、その結果該帯電手段に流
れる電流の有無を検知することによりクリーナ・トナー
・マガジンの装着の有無の検出をすることを特徴とする
現像装置。 - 【請求項8】 請求項5の画像形成装置において、上記
クリーナ・トナー・マガジン側に電気的なクリ−ニング
手段を搭載し、クリーナ・トナー・マガジンを画像形成
装置本体に装着した時に上記接点同士が導通し、その結
果該電気的なクリ−ニング手段に流れる電流の有無を検
知することによりクリーナ・トナー・マガジンの装着の
有無の検出をすることを特徴とする現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8019436A JPH09190063A (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8019436A JPH09190063A (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 現像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09190063A true JPH09190063A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=11999246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8019436A Pending JPH09190063A (ja) | 1996-01-10 | 1996-01-10 | 現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09190063A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007233072A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
JP2013134389A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置、画像形成システムおよび処理プログラム |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS57178247U (ja) * | 1981-05-06 | 1982-11-11 | ||
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- 1996-01-10 JP JP8019436A patent/JPH09190063A/ja active Pending
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