JP2007233072A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007233072A
JP2007233072A JP2006055196A JP2006055196A JP2007233072A JP 2007233072 A JP2007233072 A JP 2007233072A JP 2006055196 A JP2006055196 A JP 2006055196A JP 2006055196 A JP2006055196 A JP 2006055196A JP 2007233072 A JP2007233072 A JP 2007233072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
mode
unit
image forming
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006055196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4544180B2 (ja
Inventor
Noritaka Mori
敬貴 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2006055196A priority Critical patent/JP4544180B2/ja
Priority to US11/677,399 priority patent/US7481164B2/en
Publication of JP2007233072A publication Critical patent/JP2007233072A/ja
Priority to US12/339,376 priority patent/US7819059B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4544180B2 publication Critical patent/JP4544180B2/ja
Priority to US12/885,662 priority patent/US8291822B2/en
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/47Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light
    • B41J2/471Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/02Framework
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/17Cleaning arrangements
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/163Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using the force produced by an electrostatic transfer field formed between the second base and the electrographic recording member, e.g. transfer through an air gap
    • G03G15/1635Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using the force produced by an electrostatic transfer field formed between the second base and the electrographic recording member, e.g. transfer through an air gap the field being produced by laying down an electrostatic charge behind the base or the recording member, e.g. by a corona device
    • G03G15/165Arrangements for supporting or transporting the second base in the transfer area, e.g. guides
    • G03G15/1655Arrangements for supporting or transporting the second base in the transfer area, e.g. guides comprising a rotatable holding member to which the second base is attached or attracted, e.g. screen transfer holding drum
    • G03G15/166Arrangements for supporting or transporting the second base in the transfer area, e.g. guides comprising a rotatable holding member to which the second base is attached or attracted, e.g. screen transfer holding drum with means for conditioning the holding member, e.g. cleaning

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】クリーニングユニットを着脱可能としてメンテナンス性を高めつつ、そのクリーニングユニットの非装着を簡易に検出できる構成を実現する。
【解決手段】レーザプリンタ1は、搬送ベルト38と、搬送ベルト38が収容される本体ケーシング2と、クリーニングローラ40及びバックアップローラ54を備えると共に本体ケーシング2に対して着脱可能に構成されたクリーニングユニット41とを備えている。また、クリーニングモードを、クリーニング力を増強する第1モードと、第1モードよりもクリーニング力を低下させる第2モードとに設定変更可能とされており、設定されたクリーニングモードに応じて押圧力変更機構60によりクリーニング手段を駆動するように構成されている。さらに、クリーニング手段の動作状態を検出するセンサ100が設けられており、設定されるクリーニングモードと、センサ100の検出結果とに基づいてクリーニングユニット41が本体ケーシング2内に装着されているか否かを判別するように構成されている。
【選択図】図14

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来より、レーザプリンタ等の画像形成装置として、用紙の搬送や中間転写等を行うために無端状のベルトを用いたものが知られている。このような画像形成装置では、一般に、ベルト上に付着したトナーや紙粉等の異物を除去するために、ローラやブラシを用いたベルトクリーニング装置が設けられている。このようなクリーニング装置は、メンテナンス性や寿命等を考慮すると、ユニット化して交換可能としておくことが望ましい。なお、特許文献1には、その一例としてクリーニングユニットを交換可能とした例が開示されている。
特開2001−109338公報
ところで、上記のようにクリーニングユニットを交換可能とした場合、装着し忘れたまま画像形成が行われてしまうといった問題が生じる。即ち、クリーニングユニットが非装着のまま画像形成が行われると、残存トナーや紙粉などのクリーニングを行うことができないため、印刷結果に不具合が生じることとなる。このような不具合を防ぐ方法としては、クリーニングユニットの非装着を検出する専用のセンサを設ける方法が考えられるが、このように専用のセンサを設けるようにすると、部品点数が増加してコスト増を招く結果となる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、クリーニングユニットを着脱可能としてメンテナンス性を高めつつ、そのクリーニングユニットの非装着を簡易に検出できる構成を実現することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明に係る画像形成装置は、現像剤像を直接的または被記録媒体を介して間接的に担持するベルトと、前記ベルトが収容される本体ケーシングと、前記ベルトと対向配置されるクリーニング部材を備えたクリーニング手段を有し、前記本体ケーシングに対して着脱可能に構成されたクリーニングユニットと、前記クリーニング手段のクリーニングモードを、クリーニング力を増強する第1モードと、前記第1モードよりもクリーニング力を低下させる第2モードと、に設定変更するモード設定手段と、前記モード設定手段にて設定された前記クリーニングモードに応じて前記クリーニング手段を駆動する駆動手段と、前記クリーニング手段の動作状態を検出する動作状態検出手段と、前記モード設定手段にて設定される前記クリーニングモードと、前記動作状態検出手段の検出結果と、に基づいて前記クリーニングユニットが前記本体ケーシング内に装着されているか否かを判別する判別手段と、を備えたことを特徴とする。
なお、本発明の「現像剤像を直接的または被記録媒体を介して間接的に担持」とは、ベルト自体が現像剤像を直接担持する構成、または、現像剤像が担持される被記録媒体をベルトが搬送することでベルトが被記録媒体を介して現像剤像を間接的に担持する構成を意味する。
また、「ベルト」には、被記録媒体(用紙などの紙製の被記録媒体に限らず、OHPシートなどのプラスチック製の被記録媒体などであってもよい)を搬送する搬送ベルト、現像剤像が転写される中間転写ベルト、更には像担持体としての感光体ベルト等が含まれる。
また、「画像形成装置」は、プリンタ(例えばレーザプリンタ)などの印刷装置だけでなく、ファクシミリ装置や、プリンタ機能及び読み取り機能(スキャナ機能)等を備えた複合機であってもよい。また、上記ベルトを有するものであれば、現像ユニット毎に像担持体を備えたタンデム(シングルパス)方式のものに限らず、各現像ユニットが共通の像担持体に対して現像を行う4サイクル(シングルドラム)方式であってもよい。さらに、現像剤像を被記録媒体に直接転写するダイレクト転写方式、あるいは、中間転写ベルトを介して間接的に転写する中間転写方式のいずれであってもよい。
請求項2の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記動作状態検出手段は、前記クリーニング手段の一部を検出対象部として当該検出対象部の変位を検出する構成をなし、前記クリーニング手段は、前記モード設定手段にて前記第1モードに設定された場合に前記検出対象部が第1位置に変位し、前記第2モードに設定された場合に前記検出対象部が前記第1位置とは異なる第2位置に変位する構成をなしており、前記判別手段は、前記モード設定手段にて設定される前記クリーニングモードと、前記動作状態検出手段にて検出される前記検出対象部の変位と、に基づいて、前記クリーニングユニットが前記本体ケーシング内に装着されているか否かを判別することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、前記第1モード及び前記第2モードのいずれかが、前記クリーニング手段の動作状態を確認する確認モードとされており、前記動作状態検出手段は、前記クリーニングユニットが装着され、かつ前記クリーニング手段の動作状態が前記確認モードに対応する動作状態であることを条件として動作検出信号を出力する構成をなしており、前記判別手段は、前記モード設定手段にて前記確認モードに設定された際に前記動作状態検出手段にて前記動作検出信号が出力された場合に、前記クリーニングユニットが装着されていると判別することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、前記クリーニングユニットの装着時において、前記クリーニング手段は、前記第1モードに設定された際に第1動作状態となり、第2モードに設定された際に第2動作状態となるように前記駆動手段にて駆動される構成をなし、前記動作状態検出手段は、前記クリーニング手段の動作状態に応じた検出信号を出力する構成をなしており、前記判別手段は、前記動作状態検出手段からの前記検出信号が、前記モード設定手段にて設定されるクリーニングモードと対応しない動作状態を示す不正信号の場合に、前記クリーニングユニットが前記本体ケーシング内に装着されていないと判別することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記クリーニング部材は、クリーニングローラからなることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記クリーニング部材は、前記ベルトに付着した付着物をかき取るクリーニングブレードからなることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記駆動手段は、前記モード設定手段にて前記第1モードに設定された場合に前記クリーニング部材を前記ベルトと接触する前記接触位置に移動させ、前記第2モードに設定された場合に前記ベルトから離間する離間位置に移動させる構成をなし、前記動作状態検出手段は、前記クリーニング部材の位置に応じた位置信号を出力する構成をなしており、前記判別手段は、前記モード設定手段にて設定される前記クリーニングモードと、前記動作状態検出手段からの前記位置信号と、に基づいて前記クリーニングユニットが前記本体ケーシング内に装着されているか否かを判別することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記クリーニング手段は、前記クリーニング部材と共に前記ベルトを挟持する挟持位置と、前記ベルトから離間する非挟持位置とで変位するバックアップ部材を備え、前記駆動手段は、前記モード設定手段にて前記第1モードに設定された場合に前記バックアップ部材を前記挟持位置に移動させ、前記第2モードに設定された場合に前記非挟持位置に移動させる構成をなし、前記動作状態検出手段は、前記バックアップ部材の位置に応じた位置信号を出力する構成をなしており、前記判別手段は、前記モード設定手段にて設定される前記クリーニングモードと、前記動作状態検出手段からの前記位置信号と、に基づいて前記クリーニングユニットが前記本体ケーシング内に装着されているか否かを判別することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記クリーニング手段は、前記クリーニング部材と共に前記ベルトを挟持するバックアップ部材を備え、前記駆動手段は、前記モード設定手段にて前記第1モードに設定された場合に前記バックアップ部材を前記ベルトに対して第1の押圧状態とし、前記第2モードに設定された場合に前記バックアップ部材を前記第1の押圧状態よりも前記ベルトに対する押圧力が弱くなる第2の押圧状態とする構成をなし、前記動作状態検出手段は、前記バックアップ部材の押圧状態に応じた状態信号を出力する構成をなしており、前記判別手段は、前記モード設定手段にて設定される前記クリーニングモードと、前記動作状態検出手段からの前記状態信号と、に基づいて前記クリーニングユニットが前記本体ケーシング内に装着されているか否かを判別することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項7に記載の画像形成装置において、前記クリーニング手段は、前記クリーニング部材と共に前記ベルトを挟持する構成をなし、かつ前記ベルトに接触する位置で固定されるバックアップ部材を備えたことを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項8ないし請求項10のいずれかに記載の画像形成装置において、前記クリーニング部材と、前記バックアップ部材とが、前記ベルトに対して接触及び離間可能とされていることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項8ないし請求項11のいずれかに記載の画像形成装置において、前記バックアップ部材は、前記ベルトと当接する板面を有するバックアッププレートからなることを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項8ないし請求項11のいずれかに記載の画像形成装置において、前記バックアップ部材は、前記ベルトと当接するローラ面を有するバックアップローラからなることを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の画像形成装置において、前記クリーニング手段によって除去された前記ベルトの付着物を収容する収容ボックスを更に備えることを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項14に記載の画像形成装置において、前記収容ボックスが、前記クリーニングユニットのフレーム部と一体的に設けられていることを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項14に記載の画像形成装置において、前記収容ボックスは、前記クリーニングユニットにおける前記クリーニング部材を備えたユニット本体部に対して着脱可能に設けられていることを特徴とする。
請求項17の発明は、請求項14に記載の画像形成装置において、前記収容ボックスは、前記本体ケーシングに対し、前記クリーニングユニットとは独立して着脱可能とされていることを特徴とする。
請求項18の発明は、請求項1ないし請求項17のいずれかに記載の画像形成装置において、前記ベルトは、被記録媒体を搬送する搬送ベルトであることを特徴とする。
請求項19の発明は、請求項1ないし請求項18のいずれかに記載の画像形成装置において、前記クリーニングユニットが前記本体ケーシング内部に装着されていない場合に報知を行う報知手段を更に備えたことを特徴とする。
請求項20の発明は、請求項1ないし請求項19のいずれかに記載の画像形成装置において、前記本体ケーシングの内部には、前記クリーニングユニットを着脱するための開口部が形成され、前記開口部を開閉可能にカバーするカバー部材と、前記カバー部材が閉塞されたことを検出する閉塞検出手段と、が設けられており、前記判別手段は、前記閉塞検出手段にて前記カバー部材の閉塞が検出されることを条件として前記クリーニングユニットが装着されているか否かを判別することを特徴とする。
請求項21の発明は、請求項1ないし請求項20のいずれかに記載の画像形成装置において、前記判別手段が前記クリーニングユニットの非装着を判別した場合に画像形成動作を禁止する禁止手段を備えたことを特徴とする。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、クリーニングユニットを着脱可能としつつ、モード設定手段と動作状態検出手段とを利用してクリーニングユニットが装着されているか否かを判別できるようになる。よって、メンテナンス性の高いクリーニングユニットを実現しつつ、クリーニングユニットの非装着を検出しうる構成を簡易に実現できる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、設定されるクリーニングモードとクリーニング手段の動作状態とが対応しているか否かを簡易に検出できる構成となる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、確認モード時に動作検出信号を確認しさえすればクリーニングユニットが装着されているか否かを判別できるため、容易かつ迅速にクリーニングユニットの装着を確認できる。
<請求項4の発明>
請求項4の発明によれば、モード設定手段にて設定されるクリーニングモードと動作状態検出手段からの検出信号とが対応するか否かを確認することで、クリーニングユニットの非装着を容易かつ迅速に確認できる。
<請求項5の発明>
クリーニングローラを備えたクリーニング手段の場合、その構造上、よりメンテナンス性の高い構成が望まれるが、請求項4の発明によれば、このような要請に適切に応えうる構成となる。
<請求項6の発明>
請求項6の発明によれば、複雑な構成を用いることなく簡易にクリーニング手段を構成できる。
<請求項7の発明>
請求項7の発明によれば、不要時にクリーニング部材をベルトから離間させることができるため、クリーニング部材を常にベルトに接触させつづける場合と比較してクリーニング部材の劣化が少ない構成となる。さらに、設定されるクリーニングモードと動作状態検出手段からの位置信号に基づいてクリーニングユニットが装着されているか否かを簡易にかつ好適に検出できる。
<請求項8の発明>
請求項8の発明によれば、バックアップ部材の存在により、クリーニング部材を適切な圧力にてベルトに接触させることができる。また、不要時にバックアップ部材を離間させることができるため、常に押圧させつづける場合と比較して劣化が少ない構成となる。さらに、設定されるクリーニングモードと動作状態検出手段からの状態信号に基づいてクリーニングユニットが装着されているか否かを簡易にかつ好適に検出できる。
<請求項9の発明>
請求項9の発明によれば、不要時にバックアップ部材の押圧力を弱めることができるため、バックアップ部材を常に強く押圧させつづける場合と比較して劣化が少ない構成となる。さらに、設定されるクリーニングモードと動作状態検出手段からの状態信号に基づいてクリーニングユニットが装着されているか否かを簡易にかつ好適に検出できる。
<請求項10の発明>
請求項10の発明によれば、バックアップ部材の存在により、クリーニング部材を適切な圧力にてベルトに接触させることができる。
<請求項11の発明>
請求項11の発明によれば、クリーニング時にはクリーニング部材による接触圧を適切に確保でき、非クリーニング時にはクリーニング部材及びバックアップ部材の両方をベルトから離間させて部品の劣化を効果的に抑えることができる。
<請求項12の発明>
請求項12の発明によれば、クリーニング部材と共にベルトを挟持するバックアップ部材を簡易に実現できる。
<請求項13の発明>
請求項13の発明によれば、クリーニング部材の接触圧を確保しつつ、ベルトとバックアップ部材の摩擦力を小さくできる。
<請求項14の発明>
請求項14の発明によれば、クリーニング手段によって除去された付着物が装置内に飛散しにくくなる。
<請求項15の発明>
請求項15の発明によれば、クリーニングユニットの着脱に伴い収容ボックスも同時に着脱できるようになる。また、収容ボックスがフレーム部と一体的に設けられているため、収容ボックスを装着し忘れることがなくなり、収容ボックスの非装着に伴う不具合(付着物の装置内への飛散等)を防止できる。
<請求項16の発明>
請求項16の発明によれば、ユニット本体部と収容ボックスとを独立してメンテナンスでき、交換もそれぞれ独立して行うことができる。また、収容ボックスが着脱可能とされているため収容された付着物を排出しやすくなる。
<請求項17の発明>
請求項17の発明によれば、収容ボックスがクリーニングユニットとは独立して着脱可能とされているため、クリーニングユニットを取り外さずにメンテナンスできるようになり、作業性に優れた構成となる。
<請求項18の発明>
請求項18の発明によれば、メンテナンス性の高いクリーニングユニットを実現しつつ、クリーニングユニットの非装着を簡易に検出できる好適例となる。
<請求項19の発明>
請求項19の発明によれば、クリーニングユニットが装着されていないことをユーザに知らしめることができ、ユーザは異常状態を迅速に解消できるようになる。
<請求項20の発明>
請求項20の発明によれば、カバー部材が閉塞していることを条件としてクリーニングユニットの装着状態が判別される。従って、適切な判別処理が可能となる。
<請求項21の発明>
請求項21の発明によれば、クリーニングユニットの非装着時に画像形成動作が実行されなくなり、非装着時に画像形成動作が行われることに起因する不具合(例えば、トナーや紙粉等が散布する不具合等)をより確実に防止できる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1について図面を参照して説明する。
(1.全体構成)
図1は、本実施形態の画像形成装置としてのレーザプリンタ1の概略構成を示す側断面図である。このレーザプリンタ1は、例えばブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応する4つの感光体ドラム30を備えた、いわゆるダイレクトタンデム型のカラーレーザプリンタである。レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、被記録媒体としての用紙3を給紙するための給紙部4、上記感光体ドラム30を露光するスキャナ部18、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成ユニット20、及び、画像形成ユニット20に対して用紙3を搬送する用紙搬送部35、ベルトクリーニング装置としてのクリーニングユニット41などを備えている。本実施形態では、用紙搬送部35はベルトユニットとして本体ケーシング2の後述する開口部2Aから着脱可能とされ、更に、クリーニングユニット41も開口部2Aから着脱可能とされている。なお、以下の説明において、図1における矢印F1の方向を前方とし、それとは反対の矢印F2の方向を後方とする。
(給紙部)
給紙部4は、本体ケーシング2内の底部に、着脱可能に装着される供給トレイとしての給紙トレイ7と、給紙トレイ7の前端部の上方に設けられる分離ローラ8および分離パッド9と、分離ローラ8の後側に設けられるピックアップローラ10と、分離ローラ8の前側上方に配置される一対の紙粉取りローラ11,11と、紙粉取りローラ11,11の上方に設けられる一対のレジストローラ12A,12Bとを備えている。
給紙トレイ7は、上面が開口した浅底の箱形をなし、その内側に画像を形成するための用紙3が積載可能となっている。給紙トレイ7の前端部に設けられた前面壁13は、本体ケーシング2の前面において、フロントカバー6の下側に配されており、この前面壁13を前側に引くことで給紙トレイ7を本体ケーシング2の前方へ水平に引き出し可能となっている。給紙トレイ7の底面には、用紙3を積層状に載置可能な用紙押圧板7Aが設けられており、この用紙押圧板7Aは、後端部において回動可能に支持されるとともに、図示しないばねによって前端部が上方向に付勢されている。これにより給紙トレイ7内に積層された用紙3は前端側が上方に付勢された状態となる。
給紙トレイ7の最上位にある用紙3は、用紙押圧板7Aの付勢力によってピックアップローラ10に向かって押圧され、ピックアップローラ10の回転によって、分離ローラ8と分離パッド9との間に向けて搬送開始される。そして、その用紙3は、分離ローラ8の回転によって、分離ローラ8と分離パッド9との間に挟まれたときに1枚ごとに捌かれて給紙される。給紙された1枚の用紙は、紙粉取りローラ11によって紙粉が取り除かれた後、レジストローラ12A,12Bに搬送される。
レジストローラ12A,12Bは、駆動ローラ12A及び従動ローラ12Bから構成され、用紙3をレジスト後に、前方から後方へと折り返すようなU字形をなす給紙パス14を介して後述する用紙搬送部35の用紙搬送ベルト38上へ折り返し搬送する。
(スキャナ部)
本体ケーシング2内の最上部には、露光手段としてのスキャナ部18が設けられている。このスキャナ部18は、所定の画像データに基づいた各色毎のレーザ光Lを対応する感光体ドラム30の表面上に高速走査にて照射する。各色に対応した4本のレーザ光Lは、スキャナ部18の底面から斜め後下方に向けて射出される。各レーザ光Lの光路は、前後に一定間隔を開けて配され、互いに平行をなす。
(画像形成ユニット)
本体ケーシング2の前面において給紙トレイ7の上方には、開口部2Aが形成され、下端部が軸支されたフロントカバー6によって開閉可能とされている。本体ケーシング2内には、スキャナ部18の下側において開口部2Aと連通するユニット収容部19が設けられ、ここに前方へ引き出し可能で、かつ着脱可能な画像形成ユニット20が収容されている。画像形成ユニット20は、フレーム21を備えており、このフレーム21には、像担持体としての感光体ドラム30、帯電手段としてのスコロトロン型帯電器31、現像器としての4つの現像カートリッジ22、およびクリーニングブラシ33が保持されている。なお、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応する、これらの構成はいずれも同一構造であるため、図1では、紙面左端のものについてのみ符号を付し、他のものについては省略されている。
4つの各現像カートリッジ22は、フレーム21に対して着脱可能に装着されており、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応している。現像カートリッジ22は、下側が開放される箱形の収容ケース23を備えており、収容ケース23内の上部には各色の正帯電性の非磁性1成分のトナーT(重合トナー、現像剤)が充填されるトナー収容室24が形成されている。トナー収容室24内にはアジテータ24Aが設けられ、このアジテータ24Aが図示しないモータからの駆動力の入力により回転駆動されることで内部のトナーTが撹拌される。トナー収容室24の下側には、供給ローラ25、現像剤担持体としての現像ローラ26および層厚規制ブレード27が設けられている。
供給ローラ25は、現像カートリッジ22の収容ケース23に回転可能に支持されており、金属製のローラ軸を、導電性の発泡材料からなるローラで被覆することにより構成されている。また、この供給ローラ25は、図示しないモータからの駆動力の入力により回転駆動される。
現像ローラ26は、供給ローラ25の斜め後下方において、供給ローラ25と互いに圧縮されるように接触した状態で、現像カートリッジ22の収容ケース23に回転可能に支持されている。また、現像ローラ26は、現像カートリッジ22がフレーム21に装着された状態で、感光体ドラム30に対向して接触する。この現像ローラ26は、金属製のローラ軸を、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴムからなるローラ本体で被覆することにより構成されている。またローラ本体の表面には、フッ素が含有されているウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層が被覆されている。現像ローラ26には、現像時に現像バイアスが印加される。また、現像ローラ26は、図示しないモータからの駆動力の入力により回転駆動される。
層厚規制ブレード27は、金属の板ばね材からなるブレード本体の先端部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部を備えている。この層厚規制ブレード27は、現像ローラ26の上方において収容ケース23に支持されて、押圧部がブレード本体の弾性力によって現像ローラ26上に圧接されている。
そして、現像時には、トナー収容室24から放出されたトナーTが供給ローラ25の回転によって、現像ローラ26に供給され、このとき、供給ローラ25と現像ローラ26との間で正極性に摩擦帯電される。現像ローラ26上に供給されたトナーTは、現像ローラ26の回転に伴って、層厚規制ブレード27と現像ローラ26との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電されて、一定の厚さの薄層として現像ローラ26上に担持される。
感光体ドラム30は、円筒形状をなし、接地された金属製のドラム本体を備え、その表層をポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層で被覆することにより構成されている。感光体ドラム30は、ドラム本体の軸心において、ドラム本体の長手方向に沿って延びる軸としての金属製のドラム軸がフレーム21に支持されることでドラム軸を中心に回転自在に設けられている。また、感光体ドラム30は、図示しないモータからの駆動力の入力により回転駆動される。
スコロトロン型帯電器31は、感光体ドラム30の後側斜め上方において、感光体ドラム30と接触しないように所定間隔を隔てて、感光体ドラム30と対向配置されている。このスコロトロン型帯電器31は、タングステン等の帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させることにより、感光体ドラム30の表面を一様に正極性に帯電させる。
クリーニングブラシ33は、感光体ドラム30の後側に感光体ドラム30と対向して接触するように配置されている。
感光体ドラム30の表面は、その回転時、まず、スコロトロン型帯電器31により一様に例えば+900Vに正帯電される。その後、スキャナ部18からのレーザ光の高速走査により露光されて表面電位が部分的に例えば+100Vにされることで、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ26の回転により、現像ローラ26上に担持されかつ例えば+450Vに正帯電されているトナーTが、感光体ドラム30に対向して接触するときに、感光体ドラム30の表面上に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光体ドラム30の静電潜像は、可視像化され、感光体ドラム30の表面には、反転現像によるトナー像(現像剤像)が担持される。
その後、感光体ドラム30の表面上に担持されたトナー像は、次述する用紙搬送ベルト38によって搬送される用紙3が、感光体ドラム30と転写ローラ39との間の転写位置を通る間に、転写ローラ39に印加される負極性の転写バイアス(例えば−700V)によって、用紙3に転写される。こうしてトナー像が転写された用紙3は、次いで定着器42に搬送される。
(用紙搬送部)
用紙搬送部35は、ユニット収容部19に装着される画像形成ユニット20の下方に配置されている。この用紙搬送部35は、後側と前側とに間隔をおいて互いに平行に設けられた一対のベルト支持ローラ36,37と、両ローラ36,37間に掛け渡された用紙搬送ベルト38(「ベルト」に相当)とを備え、後側のベルト支持ローラ36がモータの駆動力により回転駆動されることで用紙搬送ベルト38が循環移動(周回移動)する構成になっている。後側のベルト支持ローラ(駆動ローラ)36は、アルミもしくはステンレス製の略円筒形状金属素管表面に、ベルト内面とのグリップ力確保のため、ゴム層を被履、もしくはコーティング層を施してなるローラであり、前側のベルト支持ローラ(テンションローラ)37は、アルミもしくはステンレス製の略円筒形状金属素管表面に、ベルト内面との摩擦による表面の摩耗防止のためのにメッキ処理を施してなるローラである。用紙搬送ベルト38は、例えばポリカーボネート等の樹脂材からなる無端状のベルトであり、その幅寸法は印字可能な最大用紙サイズ(本実施形態では、例えばA4サイズ)の幅寸法以上になっている。
用紙搬送ベルト38の内側には、前述した画像形成ユニット20の各感光体ドラム30と対向配置される4つの転写ローラ39が前後方向に一定間隔で並んで設けられ、各感光体ドラム30と対応する転写ローラ39との間に用紙搬送ベルト38を挟んだ状態となっている。各転写ローラ39は、金属製のローラ軸の周囲に導電性のゴム材料からなる弾性部材を被覆することによって構成されており、転写時に負極性の転写バイアスが印加されるようになっている。また、用紙搬送ベルト38の下側には、用紙搬送ベルト38上に付着した残留トナーTや紙粉を清掃するためのクリーニングローラ40を有するクリーニングユニット41が設けられている。前述のレジストローラ12A,12Bから送り出された用紙3は、給紙パス14を通過して、用紙搬送ベルト38の上面前端付近に当接し、ここで用紙搬送ベルト38の上面に静電吸着して用紙搬送ベルト38の循環移動に伴って後方へ搬送される。
(定着器)
定着器42は、本体ケーシング2内における用紙搬送部35の後方に配置されている。この定着器42は、互いに対向配置された加熱ローラ43及び加圧ローラ44等から構成され、用紙3上に転写されたトナー像を紙面に熱定着させる。そして、熱定着された用紙3は、定着器42の斜め後上方に配置された搬送ローラ45により本体ケーシング2の上部に設けられた排紙ローラ46へ搬送される。本体ケーシング2の上面には、前端側がほぼ水平で、後端側が後下がりに傾斜した排紙トレイ47が設けられ、排紙ローラ46から排出された画像形成後の用紙3がこの排紙トレイ47上に積層される。
(2.電気的構成)
次に、上記レーザプリンタ1の電気的構成について説明する。
図2は、レーザプリンタ1の電気的構成を概念的に示すブロック図である。
レーザプリンタ1は、図2に示すようにCPU91、ROM92、RAM93、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)からなる制御部95によって各構成要素を制御する制御装置90が構成されている。さらに、制御部95と電気的に接続される形態にて、メインモータ96、スキャナモータ97、画像形成部5、入力パネルなどからなる操作部98、各種ランプなどからなる表示部99、後述するセンサ100などが設けられ、これらにより制御系が構成されている。なお、画像形成部5は、上述の給紙部4、スキャナ部18、画像形成ユニット20、用紙搬送部35、定着器42によって構成されている。
ROM92、RAM93は、CPU91に接続されており、CPU91は、ROM92に記憶された処理手順に従って、その処理結果をRAM93に記憶させながら、制御部95を介して各構成要素を制御する。
メインモータ96は、上述の用紙搬送ベルト38などを回転させるモータである。また、スキャナモータ97は、スキャナ部18内のポリゴンミラー(図示略)を回転させるモータである。CPU91は、予めROM92に格納されたプログラムに基づいて、メインモータ96やスキャナモータ97の駆動制御を行う。
制御部95は、CPU91からの指令に従い画像形成部5を制御する。具体的には、スキャナ部18を構成する各部により感光体ドラム30の表面を露光する露光制御を行ったり、用紙3にトナーを転写する際の転写バイアスの制御等を行う。
また、制御装置90には、パーソナルコンピュータなどの外部機器と接続するためのネットワークインターフェイス(ネットワークI/F)94が設けられている。
(3.クリーニングユニットの基本構成)
図3は、用紙搬送部35及びクリーニングユニット41を拡大して示す側断面図である。
クリーニングユニット41は、本体ケーシング2に対して着脱可能とされるものであり、前後に細長い箱形のケース50を備えており、このケース50が用紙搬送ベルト38の下側に配されるように装着される。ケース50が一体的に形成されたフレームの一部には、装置本体(レーザプリンタからクリーニングユニット41を除いた部分)のフレーム部と係合する一対の係合突起70,70及び71,71が設けられている。
ケース50は、上面前端側に開口部51が形成され、この開口部51の内側にクリーニング部材としてのクリーニングローラ40が回転可能に設けられ、このクリーニングローラ40は金属製のローラ軸を導電性の発泡材料からなるローラ体で被覆することにより構成されたシリコーン発泡ローラである。なお、本実施形態では、クリーニング手段(クリーニングローラ40及びバックアップローラ54)によって除去された搬送ベルト38の付着物をケース50(ケース50は収容ボックスに相当する)に収容する構成となっており、このケース50は、クリーニングユニット41のフレーム部と一体的に設けられている。
クリーニングローラ40の後側斜め下方には当該クリーニングローラ40に圧接させるように金属等の硬質材料からなるメタルローラ52が回転可能に設けられている。
更に、メタルローラ52の下側には、掻き取り部材としてのゴム製の掻き取りブレード53が設けられ、その後端部が保持部材としての金属製のホルダ55に挟まれて保持固定され、自由端となる前端部がブレード本体の弾性力によってメタルローラ52の下面に圧接されている。なお、掻き取りブレード53は上記したようにゴム製であり、これをメタルローラ52に対して長手方向におけるほぼ全長に亘って均一な力で接触させるためには、掻き取りブレード53の後端部をある程度強い力で保持固定する必要があり、このために、ホルダ55を比較的に強度の高い金属製とする必要がある。一方、クリーニングローラ40の上方には、金属等の導電性部材からなるバックアップローラ54が、クリーニングローラ40とで上下に用紙搬送ベルト38を挟み込んだ状態で回転可能に設けられている。
そして、図3に示すように、例えば画像形成された用紙3が定着器42を抜けた後から排紙ローラ46によって排出されるまでの間において実行されるクリーニング動作時には、クリーニングローラ40は図示しないモータからの駆動力により、図示反時計回り方向に循環移動する用紙搬送ベルト38に対しそれとの接触面において対向する方向、即ち図示反時計回りに回転駆動されると同時に、メタルローラ52が図示時計回りに回転駆動される。一方、バックアップローラ54は、用紙搬送ベルト38の循環移動に伴って、図示反時計回りに連れ回りする。
また、バックアップローラ54のローラ軸は接地されており、クリーニング動作時には、クリーニングローラ40に例えば−3kVの負極性バイアス、メタルローラ52にはそれよりも更に低い例えば−3.5kVの負極性バイアスが与えられる。これにより、用紙搬送ベルト38に付着した残留トナーTや紙粉が、クリーニングローラ40とバックアップローラ54との対向位置付近でバイアス吸引力とクリーニングローラ40の接触力によってクリーニングローラ40に移動する。そして、クリーニングローラ40に担持された残留トナーT等は、バイアス吸引力で硬質なメタルローラ52に移動し、そのメタルローラ52に担持された残留トナーT等が掻き取りブレード53によって掻き取られ、最終的にケース50内に回収される。
(4.押圧力変更機構)
図4は、クリーニングユニット41及び押圧力変更機構60を示した斜視図であり、同図紙面右下方向がレーザプリンタ1の前方(本体ケーシング2の開口部2A側)である。また、図5は、押圧力変更機構60の要部を上方側から見た図である。図6は、押圧力変更機構60の要部を部分的に拡大した斜視図であり、第2モードに設定された状態を示す図である。また、図7は、図6の状態からソレノイドが駆動した直後を示しており、図8は、図6の状態から第1モードに切り替わった状態を示す図である。図9は、図5のA−A断面概略図であり、第2モードに設定された状態を示す図である。図10は、図9からソレノイドが駆動した直後を示し、図11は、図9から第1モードに切り替わった状態を示す図である。図12は、図6のB−B断面概略図であり、連動機構110及びセンサ100の周辺構成を概念的に示す図である。図13は、図12から第1モードに切り替わった状態を示す図である。なお、図8、図11、図13が第1モードの状態を示しており、図6、図9、図12が第2モードの状態を示している。
本実施形態のレーザプリンタ1には、上記クリーニング動作時と、それ以外の非クリーニング動作時とでクリーニングローラ40に対するバックアップローラ54の押圧力変更機構60が設けられている。具体的には、押圧力変更機構60は、例えば画像形成の指令がされて用紙3が給紙トレイ7から用紙搬送ベルト38上に搬送されつつトナー像が転写され、定着器42で熱着されるまでの画像形成時(非クリーニング動作時)では、バックアップローラ54を用紙搬送ベルト38から離間した離間位置に配置し、クリーニング動作時にバックアップローラ54を用紙搬送ベルト38に接触させて当該用紙搬送ベルト38をクリーニングローラ40とでニップする接触位置に変位させるのである。すなわち、本実施形態では、クリーニング動作時においてのみ、バックアップローラ54をクリーニングローラ40に押圧することで、クリーニングに必要なニップ圧(クリーニング・ニップ圧)が確保されるように構成されており、これによって、クリーニングローラ40およびメタルローラ52は、クリーニング動作時に限らず、非クリーニング動作時を含めて、常時回転駆動される構成であっても、用紙搬送ベルト38に対して走行負荷を与える虞れはない。また、バックアップローラ54は非クリーニング動作時において、用紙搬送ベルト38から完全に離間した位置に必ずしも移動させる必要はなく、たとえば、用紙搬送ベルト38の走行に支障を与えない範囲内で軽く接触させるようにしてもよいことは勿論である。
図4に示すように、バックアップローラ54は、その両端(左右端)にそれぞれ配置された1対の揺動保持アーム61,61によって回転可能に保持されている。各揺動保持アーム61は、バックアップローラ54と平行をなし本体ケーシング2側に設けられた支持軸体(図4では図示略、図9ないし図11では、一点鎖線Jにて図示)に軸支された後端部を中心に前端部が上下に揺動可能とされている。また、各揺動保持アーム61は、その揺動端部(前端部)が付勢手段としての押圧ばね62によって下方(クリーニングユニット41側)に押圧されている。なお、図4において、バックアップローラ54、一対の揺動保持アーム61および押圧ばね62は、ベルトユニットとして構成された用紙搬送部35に搭載されているものであり、本来ならば、バックアップローラ54とクリーニングローラ40との間に用紙搬送ベルト38が図示されるべきところであるが、理解を容易とするため、便宜上、用紙搬送ベルト38の図示を省略している。
クリーニングローラ40はそのローラ軸の両端部がケース50の左右壁から突出するように軸受けされ、そのうちの一方の端部(例えば左端部)に回転ギア41Aが一体的に設けられている。メタルローラ52はそのローラ軸の両端部がケース50の左右壁から突出するように軸受けされ、そのうちの一方の端部(例えば左端部)に回転ギア52Aが一体的に設けられ、上記回転ギア41Aと噛み合ってギア連結されている。この回転ギア52Aの後方には入力ギア63が設けられており、この入力ギア63は、回転ギア52Aと噛み合ってギア連結されるとともに、クリーニングユニット41が本体ケーシング2内に装着された状態で本体ケーシング側の図示しない出力ギアと噛み合ってギア連結される。出力ギア(図示略)は、入力ギア63の後側斜め下方に配置され、本体ケーシング2に設けられた図示しないモータからの駆動力を受けて回転駆動されるものである。このモータは例えば画像形成の指令がされることで回動し、この駆動力が出力ギア及び入力ギア63を介して回転ギア41A及び回転ギア52Aに伝達され、これによりクリーニングローラ40及びメタルローラ52が回転駆動される。
クリーニングローラ40の前方には、このクリーニングローラ40と平行をなし、両端部がケース50の左右壁から突出するように軸受けされた回転軸体としての金属軸体65が設けられている。この金属軸体65の一方の端部(例えば左端部)には、1対の欠き歯部分が対称配置された欠き歯ギア65Aが一体的に設けられている。金属軸体65には、1対の突起部66,66が軸中心に対して対称配置されている。また、金属軸体65は、欠き歯ギア65Aの欠き歯部分が回転ギア41Aと対向する回転位置において1対の突起部66,66の一方と係合する係合アーム67が回転可能に設けられている。
この係合アーム67は、ソレノイド80と連動する構成をなしており、このソレノイド80が画像形成動作の指令信号または上記クリーニング動作の指令信号を受けたときにオン動作して係合アーム67と突起部66との係合が解除されるようになっている。そして、金属軸体65は、この係合が解除されたときに付勢手段としてのコイルバネ68によって欠き歯ギア65Aの歯部分が回転ギア41Aと噛み合う位置までの強制的に回転される。欠き歯ギア65Aは、係合アーム67と突起部66とが係合しているときには回転ギア41Aと噛み合わず、係合が解除され、コイルバネ68によって送り出された場合に噛み合うように構成されている。
更に、金属軸体65は、その両端部(左側は欠き歯ギア65Aの内側)に1部分が径大となっている一対のカム69,69が一体的に設けられている。そして、クリーニングユニット41が本体ケーシング2内に装着され、更に、その上に前記用紙搬送部(ベルトユニット)35が装着された状態において、これら1対のカム69,69の周面上に、前述した1対の揺動保持アーム61,61の揺動端部61A,61Aがそれぞれ乗せられることになる。
次に、押圧力変更機構60の動作を、図4、図5に加えて図6ないし図11を参照しつつ説明する。なお、押圧力変更機構60は、クリーニングモードに応じてクリーニング手段を駆動(より詳しくはクリーニング手段の一部をなすバックアップローラ54を駆動)する駆動手段に相当する。図4は、図6、図9に対応しており、各カム69が径大部を上方に向け、且つ、欠き歯ギア65Aの欠き歯部分が回転ギア41Aに対向して噛み合っていない回転位置で、金属軸体65が係合アーム67によって保持されている状態である。
この状態では、図6、図9に示すように、用紙搬送ベルト38の左右両側に位置して各カム69の径大部に乗った揺動保持アーム61,61の揺動端部が押圧ばね62の付勢力に抗して上方に押し上げられ、これによりバックアップローラ54が上記離間位置に配される。このとき、用紙搬送ベルト38は、互いに離間したクリーニングローラ40とバックアップローラ54との間で、クリーニング・ニップ圧が発生していない離間状態となる。このとき、図示反時計回りに回転するクリーニングローラ40に対して用紙搬送ベルト38が接触してもクリーニング・ニップ圧が与えられていないため、クリーニング動作は行われない。
図6,図9の離間状態で、クリーニング動作の指令信号がソレノイド80に入力されると、図7、図10に示すように、変位部材81がコイルばね82の付勢に抗して引き込まれ、それに伴って回動部材81が回動する。回動部材83が回動すると、その端部が回動部材85を回動させ、それに伴って係合アーム67が変位する。なお、回動部材83は、概念的に示す軸Kを中心として回動可能とされており、回動部材85は、軸85Aを中心として回動可能とされている。
上記動作により、図10のように突起部66と係合アーム67との係合が解除され、それに伴ってコイルばね68の付勢によって金属軸体65が回動され、欠き歯ギア65Aが回転ギア41Aと噛み合い回転駆動される。ソレノイド80への信号入力は、欠き歯ギア65Aが所定角度回転する前に停止されるため、図8,図11に示すように、各カム69が径大部を下方に向け、且つ、欠き歯ギア65Aの欠き歯部分が回転ギア41Aに対向して噛み合っていない回転位置で、突起部66と係合アーム67とが再び係合し、金属軸体65が再び係合アーム67によって保持されている状態となる。この状態では、揺動保持アーム61,61の揺動端部61A,61Aが押圧ばね62の付勢力によって下方に押圧され、これにより、バックアップローラ54が接触位置に変位し、クリーニングローラ40との間で用紙搬送ベルト38をニップした接触状態となる。その後、再び画像形成動作の指令信号がソレノイド80に入力されることで、図6、図9に示す離間状態に再び復帰することとなる。
このように、押圧力変更機構60によって、クリーニング動作時だけバックアップローラ54とクリーニングローラ40とで用紙搬送ベルト38をニップし、用紙3への転写や定着などの画像形成動作中は用紙搬送ベルト38からバックアップローラ54とクリーニングローラ40とが離間される。従って、画像形成動作中における用紙搬送ベルト38の周動負荷を軽減し安定した用紙3の搬送を可能とし、また、用紙搬送ベルト38とのニップ圧発生状態のままの接触によるクリーニングローラ40の劣化を軽減できる。
(5.クリーニングユニットの装着検出)
次に、クリーニングユニット41の装着検出について説明する。
図14は、クリーニングモードを第1モード(ここではクリーニングを行うモード)と第2モード(ここではクリーニングを行わないモード)で切り替える際のモード切替処理の流れを例示するフローチャートである。本実施形態では、クリーニング手段の動作状態を検出する動作状態検出手段としてのセンサ100が設けられており、このセンサ100は、クリーニング手段の一部をなすバックアップローラ54と連動する連動機構110(図12参照)の揺動部材103を検出対象部としてその揺動部材103の変位を検出する構成をなしている。なお、ここでは、フォトインタラプタによってセンサ100が構成されているが、変位を検出できるセンサであればこれに限られないことはいうまでもない。
図12、図13は、連動機構110の動作を説明する説明図である。連動機構110の揺動部材103の端部103Aは、所定の位置関係となった場合に金属軸体65の軸半径方向に突出して形成された突起88の作用を受ける構成をなしており、クリーニングを行う第1モードに設定された場合には、突起88の作用を受けずにセンサ100による検出が不能な第1位置に変位し(図13参照)、クリーニングを行わない第2モードに設定された場合には、突起88の作用を受けて第1位置とは異なる第2位置(センサ100による検出が可能な位置)に変位する構成をなしている(図12参照)。図12のように、センサ100は、第2モードに設定された場合に揺動部材103を検出する検出状態となり、図13のように、第1モードに設定された場合に揺動部材103を検出しない非検出状態となるように構成されている。
このような連動機構110を利用してクリーニングユニット41の装着状態が検出されることとなる。図14に示すように、モード切替処理が開始されると、まず、S10にてクリーニング手段の動作状態を検出する。S10では、クリーニングユニット41の現在モードをセンサ100によって確認しており、センサ100によって揺動部材103が検出された場合、「2」という情報をメモリ(RAM93若しくは図示しない不揮発性メモリなど(以下、RAM93等ともいう))の所定領域に記憶し、検出されなかった場合「1」という情報をメモリ(RAM93等)の所定領域に記憶する。この情報は切替前の状態を示す第1情報とされる。
例えば、クリーニング動作を行う前の非接触状態では、クリーニングユニットが正常に装着されていると、図12のように揺動部材103がセンサ100によって検出されることとなるため、この検出に基づき、「2」という情報がメモリに記憶されることとなる。クリーニング動作を行う際には、図13のように、揺動部材103が検出されないため、この非検出に基づき、「1」という情報がメモリに記憶される。また、クリーニングユニット41が装着されていない場合には、検出情報が取得できないため、第1モードと同じ「1」という情報がメモリ(RAM93等)に記憶される。つまり、「2」か記憶された場合には、第2モードであることが特定できる。「1」が記憶された場合、第1モード若しくはクリーニングユニット41が非装着のいずれかである。
S10の処理の後、クリーニングユニット41のアクチュエータ(具体的にはソレノイド80)に駆動信号を出力し、ソレノイド80を動作させる(S20)。この切替動作は上述した通りであり、クリーニングユニット41が装着されている場合には、図10のようにソレノイド80が駆動され、欠き歯ギヤ65Aなどが駆動することで、バックアップローラ54が図8、図11、図13に示す接触状態となる。
そして、再びセンサ100の検出状態を確認する。ソレノイド80が動作された後は、上述の押圧力変更機構60の動作に伴って、揺動部材103が図13のような状態となり、センサ100による検出がなされないようになる。従って、クリーニングユニット41が装着されている場合、S30では、センサ100が非検出状態となるため、メモリ(RAM93等)には「1」という情報が記憶される。一方、クリーニングユニット41が装着されていない場合、検出情報が取得できないため、上述と同様の「1」という情報が記憶されることとなる。S30での情報は切替後の状態を示す第2情報とされる。
そして、S40にて、切替前にメモリに記憶された第1情報と、切替後に記憶された第2情報とを比較する。両者が異なる情報の場合、S40にてYesに進み、クリーニングユニット41が装着済みであると判断しその旨をメモリに記憶する。逆に、両者が同一の場合、S40にてNoに進み、S60にてクリーニングユニッ41が未装着であると判断してその旨をメモリに記憶する。次いで、S70にてエラー表示を行うと共に、印刷禁止モードに設定する。印刷禁止モードに設定される最中は、メモリ(RAM93等)の所定領域に印刷禁止モードである旨の情報が記憶される。印刷禁止モードに設定されている最中(印刷禁止モードである旨の情報がメモリの所定領域に記憶されている場合)は印刷指示がなされてもCPU91の処理により印刷ジョブがキャンセルされるようになっている。
本実施形態では、クリーニングユニット41が本体ケーシング2内部に装着されていない場合に表示部99による報知(エラー表示)を行っており、表示部99が報知手段に相当している。また、クリーニングユニット41の非装着が判別された場合に画像形成動作を禁止しており、CPU91が禁止手段に相当している。
本実施形態では、クリーニングローラ40(クリーニング部材)と搬送ベルト38と当接するローラ面を有するバックアップローラ54(バックアップ部材)からなるクリーニング手段のクリーニングモードは、クリーニング力を増強する第1モードと、第1モードよりもクリーニング力を低下させる第2モードとに設定変更可能とされている。なお、CPU91がモード設定手段に相当している。
そして、CPU91によって設定されるクリーニングモードと、センサ100(動作状態検出手段)の検出結果とに基づいてクリーニングユニット41が本体ケーシング2内に装着されているか否かを判別している。具体的には、設定されるクリーニングモードと、センサ100(動作状態検出手段)にて検出される検出対象部の変位とに基づいて、クリーニングユニット41が本体ケーシング2内に装着されているか否かを判別している。なお、CPU91がこのような判別を行う判別手段に相当している。
より詳しくは、クリーニングユニット41の装着時において、クリーニング手段は、第1モードに設定された際に第1動作状態となり、第2モードに設定された際に第2動作状態となるように押圧力変更機構60(駆動手段)にて駆動される構成をなしている。センサ100は、図12、図13に示すように、クリーニング手段の動作状態に応じた検出信号を出力する構成をなしており、CPU91では、センサ100からの検出信号が、設定されるクリーニングモードと対応しない動作状態を示す不正信号の場合(モードの切替によって第1情報と異なる情報となるべき第2情報が、第1情報と同一である場合)に、クリーニングユニット41が本体ケーシング2内に装着されていないと判別している。
クリーニング手段の一部を構成するバックアップローラ54は、クリーニングローラ40と共に搬送ベルト38を挟持する挟持位置と、搬送ベルト38から離間する非挟持位置とで変位する構成をなしている。押圧力変更機構60は、クリーニングモードが第1モードに設定された場合にバックアップローラ54を挟持位置に移動させ(図11)、第2モードに設定された場合に非挟持位置に移動させる(図9)構成をなしている。センサ100は、バックアップローラ54の位置に応じた位置信号を出力しており、図14の処理では、設定されるクリーニングモードと、センサ100からの位置信号とに基づいてクリーニングユニット41が本体ケーシング2内に装着されているか否かを判別している。
<実施形態2>
次に、実施形態2について図15を参照して説明する。
実施形態2は、モード切替処理の流れが実施形態1の図14と異なり、それ以外は実施形態1と同一である。従って、図1ないし図13に示す構成が用いられることを前提として説明する。
実施形態2では、クリーニングを行わない第2モードをクリーニング手段の動作状態を確認する確認モードとしている。センサ100は、クリーニングユニット41が装着され、かつクリーニング手段の動作状態が確認モードに対応する動作状態であることを条件として動作検出信号を出力する構成をなしている。そして、確認モード(第2モード)に設定された際にセンサ100にて動作検出信号が出力された場合に、クリーニングユニット41が装着されていると判別している。
具体的には、図15に示すように、まず、S110にてクリーニングユニット41のモードをセンサ100によって確認し、第1情報としてメモリに記憶する。本実施形態でも、バックアップローラ54と連動する連動機構110の揺動部材103を検出対象部とし、センサ100によりその揺動部材103の変位を検出している。
クリーニングユニット41が装着され、かつ第2モード(確認モード)に設定される場合、図12のような状態となり、揺動部材103が検出されてセンサ100から動作検出信号(揺動部材103を検出した信号)が出力される構成となっている。S120において、センサ100からの動作検出信号が確認された場合、S120にてNoに進み、この時点で既にクリーニングユニット41が装着済みであると判断する(S170)。S120にて動作検出信号が確認されなかった場合、S120にてYesに進み、ソレノイド80を1回分動作させる(S130)。
その後、クリーニングユニット41のモードをセンサ100によって確認し、第2情報としてメモリに記憶する。センサ100からの第2情報がメモリに記憶される第1情報と異なる場合、クリーニングユニット41が装着済みであると判断する(S160)。センサ100からの第2情報がメモリに記憶される第1情報と同一の場合、S150にてNoに進み、クリーニングユニット41が未装着であると判断し(S180)、エラー表示を行うと共に、印刷禁止モードに設定する(S190)。
<実施形態3>
次に、図16ないし図31を参照して実施形態3について説明する。
図16は、実施形態3のクリーニングユニット41及び押圧力変更機構160を示す斜視図であり、図17は、アーム部61,61,アーム部131,131,及び、バックアップローラ54の関係を示す斜視図である。図18は、押圧力変更機構160及びバックアップローラ54付近を上方から見た図である。図19は、バックアップローラ54及びクリーニングローラ40の軸に沿って切断した断面を概略的に示す図である。図20は、押圧力変更機構160の要部を部分的に拡大した斜視図であり、図21は、図20の状態から第1モードに切り替わった状態を示す図である。図22は、図18のC−C断面概略図であり、第2モードに設定された状態を示す図である。図23は、図18のD−D断面概略図であり、第2モードに設定された状態を示すものである。図24は、図22から第1モードに切り替わった状態を示す図であり、図25は、図23から第1モードに切り替わった状態を示す図である。図26は、アーム部61,131によるバックアップローラ54の支持構成を説明する斜視図であり、第2モードの状態を示すものである。図27は、図26から第1モードに切り替わった状態を示す図である。また、図28は、図18のF−F断面概略図であり、第2モードの状態を示すものである。図29は、図28から第1モードに切り替わった状態を示す図である。図30は、図18のE−E断面概略図であり、連動機構110及びセンサ100の周辺構成を概念的に示す図である。図31は、図30から第1モードに切り替わった状態を示す図である。
本実施形態でも、クリーニング手段として、実施形態1と同様のクリーニングローラ40(クリーニング部材)と、バックアップローラ54(バックアップ部材)とが設けられている。本実施形態では、駆動手段に相当する押圧力変更機構160の構成が実施形態1の押圧力変更機構60と異なっているが、その他の構成は実施形態1と同一であるので、同一の部分については同一の符号を付し、詳細な説明は省略するものとする。具体的には、押圧力変更機構160において、第2モードの際(非クリーニング動作時)にもバックアップローラ54を押圧するように押圧機構が設けられている点が実施形態1と異なっており、この押圧機構は、図17ないし図19に示すように、一対のアーム部131,131と、このアーム部131,131を付勢する一対のコイルバネ132,132とによって構成されている。なお、図19、図28,図29に示すように、バックアップローラ54は、アーム部61,61ではなく、アーム部131,131に回転可能に支持されている。
本実施形態では、第1モードの際(図21,図24,図27,図29参照:後述)には、コイルバネ62,62及びコイルバネ132,132によってバックアップローラ54が付勢され、第2モードの際(図20,図22,図26,図28参照:後述)にはコイルバネ132,132のみによって付勢されるようになってるため、第1モードでは、バックアップローラ54が強い力でクリーニングローラ40と接触し、第2モードでは弱い力でクリーニングローラ40と接触するようになる。
即ち、モード設定手段たるCPU91にて第1モードに設定された場合には、バックアップローラ54が搬送ベルト38に対して第1の押圧状態となり、第2モードに設定された場合には、バックアップローラ54が第1の押圧状態よりも搬送ベルト38に対する押圧力が弱くなる第2の押圧状態となる。動作状態検出手段に相当するセンサ100は、実施形態1と同一の構成をなしており、バックアップローラ54の押圧状態に応じた状態信号を出力することとなる。CPU91では、設定されるクリーニングモードと、センサ100からの状態信号(検出又は非検出を示す信号)とに基づいてクリーニングユニット41が本体ケーシング2内に装着されているか否かを判別している。
本実施形態では、搬送ベルト38よりも下側の構成は実施形態1と同様であるので詳細な説明は省略する。図20,図22,図26,図28に示すように、第2モードにある場合、実施形態1と同様に各カム69の径大部が上方に向き、揺動端部61A,61Aが押し上げられるため(図26、図28の矢印参照)、図26,図28に示すようにアーム部61,61による力(即ちコイルばね62による力)が、アーム部131,131に伝わらなくなる。従って、図20,図23,図28に示すように、コイルバネ132,132のみよってバックアップローラ54が搬送ベルト38側に付勢されることとなる。また、第1モードに切り替えられた場合、実施形態1と同様に、ソレノイド80、回動部材83、回動部材85、金属軸体65、コイルばね68、欠き歯ギヤ65Aが駆動し、図21,図24,図27,図29に示すように、カム69の径大部が下方に向く状態となる。この場合、揺動端部61A,61Aが下方に移動可能となるため、図24、図27、図29に示すように、コイルばね62による力がアーム部131,131に伝わり、このアーム部131,131に支持されるバックアップローラ54には、コイルばね62による付勢力と、コイルばね132による付勢力の両方が伝わることとなる。よってバックアップローラ54は第2モードのときよりも強い力で搬送ベルト38に接触することとなる。
図30,図31に示すように、本実施形態でも実施形態1と同一の連動機構110が構成されており、第2モードの際には、図30のように揺動部材103がセンサ100によって検出され、第1モードの際には、金属軸体65が回動して突起88が端部103Aに作用し、図31のように揺動部材103がセンサ100によって検出されないようになる。このように連動機構110が実施形態1と同一とされているため、モード切替処理の流れは、図14と同一とすることができる。即ち、本実施形態でも、図14と同様の流れでモード切替処理を行い、メモリに記憶されるモード切替前の第1情報と、切替後の第2情報とが異なる場合、クリーニングユニット41が装着されていると判断し、切替前の第1情報と、切替後の第2情報とが同一である場合、クリーニングユニット41が装着されていないと判断することとなる。このようにしてクリーニングユニット41の非装着を判別することができる。
<実施形態4>
次に、図32を参照して実施形態4について説明する。
上記実施形態では、バックアップ部材をバックアップローラ54によって構成した例を示したが、本実施形態では、図32に示すように、バックアップ部材を、搬送ベルト38と当接する板面を有するバックアッププレート154によって構成している。なお、図32は、実施形態1の図9の構成をバックアップ部材のみ変更しており、この場合、バックアップ部材以外の構成は、実施形態1と同様の構成を適用できる。なお、本明細書中に示す他のいずれの実施形態においても、バックアップローラ54をバックアッププレートに変更できることは勿論である。
<実施形態5>
次に、図33,図34を参照して実施形態4について説明する。
実施形態5は、クリーニングユニット41のクリーニングローラ40、モータM、センサ200以外は実施形態1と同様である。図33、図34では、これら以外は実施形態1と同一の構成を用いるとの前提で説明することとする。図33は、実施形態5のクリーニングユニット41及びその周囲構成を概念的に説明するものであり、第1モードに設定された状態を示している。図34は、図33から第2モードに切り替えた状態を示している。
本実施形態では、クリーニングローラ40を搬送ベルト38に対して接近及び離間可能とした例を示している。モータM(モータMは本実施形態の駆動手段に相当する)は、例えばステッピングモータなどによって構成されるものであり、モータM及びこのモータMと連動する連動機構(例えばモータの回転動作を直線動作に変更する変更機構など)とがクリーニングローラ40の軸受け部40Aを駆動し、クリーニングローラ40を変位させる構成をなしている。CPU91(図2)にて第1モードに設定された場合には、このモータM及びモータMと連動する連動機構により、図33のようにクリーニングローラ40が搬送ベルト38と接触する接触位置に移動し、第2モードに設定された場合には、図34のように搬送ベルト38から離間する離間位置に移動することとなる。
センサ200は、本実施形態の動作状態検出手段に相当しており、クリーニングローラ40の位置に応じた位置信号を出力する構成をなしている。判別手段たるCPU91は、設定されるクリーニングモードと、センサ200からの位置信号とに基づいてクリーニングユニット41が本体ケーシング内に装着されているか否かを判別している。
具体的には、第1モードに設定された場合に、図33のように軸受け部40Aと連動するアーム部40Bがセンサ200によって検出される構成となっており、第1モードに設定された際にセンサ200からの検出信号が得られれば、CPU91はクリーニングユニット41が装着されていると判断できる。逆に、第1モードに設定された場合に、センサ200からの検出信号が得られない場合、クリーニングユニット41が非装着であると判断することができる。この構成では、センサ200を装置本体側に設けておくようにするとよい。このようにすると、クリーニングユニット41が非装着である場合、第1モードに設定されても、クリーニングローラ40と連動するアーム部40Bがセンサ200によって検出されることがないため、必ず不正信号(非検出の旨を示す信号)となる。CPU91によって第1モードに設定しているにもかかわらず、センサ200によって検出信号が出力されない場合(即ち不正信号となっている場合)は、クリーニングユニット41が非装着であることを意味しており、第1モードの設定状態と、センサ200の検出信号とを確認すれば、容易に非装着を判別できることとなる。
なお、本実施形態でも、クリーニングローラ40と共に搬送ベルト38を挟持するバックアップローラ54が設けられており、クリーニングローラ40と、バックアップローラ54とが、搬送ベルト38に対して共に接触及び離間可能とされている。即ち、バックアップローラ54については、実施形態1等と同様の構成が用いられており、両方が搬送ベルト38に対して接触及び離間可能とされている。なお、この場合、バックアップローラ54と連動する連動機構110(図12等参照)を省略してもよい。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施形態5では、クリーニング部材とバックアップ部材を両方有する構成を例示したが、バックアップ部材を有しない構成としてもよい。
(2)上記実施形態では、クリーニングユニット41のフレーム部と一体的に構成された収容ボックス(ケース50)を例示したが、図35のように、クリーニングユニット41におけるクリーニング部材を備えたユニット本体部141に対して着脱可能な着脱ボックス150A(収容ボックス)を設けるようにしてもよい。図35は、着脱ボックス150Aを取り外している状態を示しており、装着時の状態は、二点鎖線150A’にて概念的に示している。
なお、図35は、ケース150の形状及び閉塞検出センサLが設けられている点が図33と異なり、それ以外は図33と同一である。この場合、着脱ボックス150Aをクリーニングユニット41の一部として構成してもよく、クリーニングユニット41とは別部品として構成してもよい。一部として構成した場合、着脱ボックス150Aを含めたクリーニングユニット41全体として着脱でき、かつ着脱ボックス150A単体でも着脱できるようになる。また、別部品として構成した場合、図35のよういに、本体ケーシング2(図1参照)に対し、クリーニングユニット41とは独立して着脱可能となるように着脱ボックス150Aを構成するとよい。
また、図35の例では、本体ケーシング2の内部には、クリーニングユニット41を着脱するための開口部2Aが形成され、開口部2Aを開閉可能にカバーするカバー部材6と、カバー部材6が閉塞されたことを検出する閉塞検出センサL(閉塞検出センサLは閉塞検出手段に相当する)とが設けられている。そして、閉塞検出センサLにてカバー部材6の閉塞が検出されることを条件としてクリーニングユニット41が装着されているか否かを判別している。つまり、カバー部材6の閉塞が検出されることを条件としてクリーニングユニット41の非装着の判別を行い、カバー部材6が閉塞されていないときには判別しないようにしている。なお、閉塞検出センサLは磁気スイッチや光電スイッチなどによって構成できる。図35では、カバー部材6が開放した状態を例示しており、閉塞時の状態は、二点鎖線6’にて概念的に示している。
(3)上記実施形態では、クリーニング部材をクリーニングローラ40によって構成した例を示したが、図36に示すように、クリーニング部材を、搬送ベルト38に付着した付着物をかき取るクリーニングブレード164によって構成してもよい。図36は、クリーニング部材の構成以外は図33と同一である。図33の例に限らず、他の実施形態においても、クリーニングローラ40をクリーニングブレードに変更することができることは勿論である。
本発明の実施形態1に係るレーザプリンタ1の概略構成を示す側断面図 図1のレーザプリンタ1の電気的構成を例示するブロック図 図1のレーザプリンタ1の用紙搬送部及びベルトクリーニング部を拡大して示す側断面図 クリーニングユニット41及び押圧力変更機構60を示す斜視図 押圧力変更機構60の要部を上方側から見た図 押圧力変更機構60の要部を部分的に拡大した斜視図 図6の状態からソレノイドが駆動した直後を示す図 図6の状態から第1モードに切り替わった状態を示す図 図5のA−A断面概略図であり、第2モードに設定された状態を示す図 図9からソレノイドが駆動した直後を示す図 図9から第1モードに切り替わった状態を示す図 図6のB−B断面概略図であり、連動機構110及びセンサ100の周辺構成を概念的に示す図 図12から第1モードに切り替わった状態を示す図 実施形態1のモード切換処理の流れを例示するフローチャート 実施形態2のモード切換処理の流れを例示するフローチャート 実施形態3のクリーニングユニット41及び押圧力変更機構160を示す斜視図 実施形態3におけるアーム部61,61,アーム部131,131,及び、バックアップローラ54の関係を示す斜視図 押圧力変更機構160及びバックアップローラ54付近を上方から見た図 実施形態3においてバックアップローラ54及びクリーニングローラ40の軸に沿って切断した断面を概略的に示す図 実施形態3において、押圧力変更機構160の要部を部分的に拡大した斜視図 図20の状態から第1モードに切り替わった状態を示す図 図18のC−C断面概略図であり、第2モードに設定された状態を示す図 図18のD−D断面概略図であり、第2モードに設定された状態を示す図 図22から第1モードに切り替わった状態を示す図 図23から第1モードに切り替わった状態を示す図 第2モード時におけるアーム部61,131によるバックアップローラ54の支持構成を説明する斜視図 図26から第1モードに切り替わった状態を示す図 図18のF−F断面概略図であり、第2モードの状態を示す図 図28から第1モードに切り替わった状態を示す図 図18のE−E断面概略図であり、連動機構110及びセンサ100の周辺構成を概念的に示す図 図30から第1モードに切り替わった状態を示す図 図9を変形した図であり、実施形態4の押圧力変更機構を概念的に示す図 実施形態5のクリーニングユニット41及びその周囲構成を概念的に説明する説明図であり、第1モードに設定された状態を示す図 図33から第2モードに切り替えた状態を示す図 図33の変形例1を示す図 図33の変形例2を示す図
符号の説明
1…レーザプリンタ(画像形成装置)
2…本体ケーシング
2A…開口部
3…用紙(被記録媒体)
6…カバー部材
38…搬送ベルト(ベルト)
40…クリーニングローラ(クリーニング手段、クリーニング部材)
41…クリーニングユニット
50…ケース(収容ボックス)
54…バックアップローラ(クリーニング手段、バックアップ部材)
60…押圧力変更機構
91…CPU(モード設定手段、判別手段、禁止手段)
99…表示部(報知手段)
100…センサ(動作状態検出手段、
103…揺動部材(検出対象部)
141…ユニット本体部
150A…着脱ボックス(収容ボックス)
154…バックアッププレート(バックアップ部材)
164…クリーニングブレード
L…閉塞検出センサ(閉塞検出部材)

Claims (21)

  1. 現像剤像を直接的または被記録媒体を介して間接的に担持するベルトと、
    前記ベルトが収容される本体ケーシングと、
    前記ベルトと対向配置されるクリーニング部材を備えたクリーニング手段を有し、前記本体ケーシングに対して着脱可能に構成されたクリーニングユニットと、
    前記クリーニング手段のクリーニングモードを、クリーニング力を増強する第1モードと、前記第1モードよりもクリーニング力を低下させる第2モードと、に設定変更するモード設定手段と、
    前記モード設定手段にて設定された前記クリーニングモードに応じて前記クリーニング手段を駆動する駆動手段と、
    前記クリーニング手段の動作状態を検出する動作状態検出手段と、
    前記モード設定手段にて設定される前記クリーニングモードと、前記動作状態検出手段の検出結果と、に基づいて前記クリーニングユニットが前記本体ケーシング内に装着されているか否かを判別する判別手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記動作状態検出手段は、前記クリーニング手段の一部を検出対象部として当該検出対象部の変位を検出する構成をなし、
    前記クリーニング手段は、前記モード設定手段にて前記第1モードに設定された場合に前記検出対象部が第1位置に変位し、前記第2モードに設定された場合に前記検出対象部が前記第1位置とは異なる第2位置に変位する構成をなしており、
    前記判別手段は、前記モード設定手段にて設定される前記クリーニングモードと、前記動作状態検出手段にて検出される前記検出対象部の変位と、に基づいて、前記クリーニングユニットが前記本体ケーシング内に装着されているか否かを判別することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1モード及び前記第2モードのいずれかが、前記クリーニング手段の動作状態を確認する確認モードとされており、
    前記動作状態検出手段は、前記クリーニングユニットが装着され、かつ前記クリーニング手段の動作状態が前記確認モードに対応する動作状態であることを条件として動作検出信号を出力する構成をなしており、
    前記判別手段は、前記モード設定手段にて前記確認モードに設定された際に前記動作状態検出手段にて前記動作検出信号が出力された場合に、前記クリーニングユニットが装着されていると判別することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記クリーニングユニットの装着時において、前記クリーニング手段は、前記第1モードに設定された際に第1動作状態となり、第2モードに設定された際に第2動作状態となるように前記駆動手段にて駆動される構成をなし、
    前記動作状態検出手段は、前記クリーニング手段の動作状態に応じた検出信号を出力する構成をなしており、
    前記判別手段は、前記動作状態検出手段からの前記検出信号が、前記モード設定手段にて設定されるクリーニングモードと対応しない動作状態を示す不正信号の場合に、前記クリーニングユニットが前記本体ケーシング内に装着されていないと判別することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記クリーニング部材は、クリーニングローラからなることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記クリーニング部材は、前記ベルトに付着した付着物をかき取るクリーニングブレードからなることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記駆動手段は、前記モード設定手段にて前記第1モードに設定された場合に前記クリーニング部材を前記ベルトと接触する前記接触位置に移動させ、前記第2モードに設定された場合に前記ベルトから離間する離間位置に移動させる構成をなし、
    前記動作状態検出手段は、前記クリーニング部材の位置に応じた位置信号を出力する構成をなしており、
    前記判別手段は、前記モード設定手段にて設定される前記クリーニングモードと、前記動作状態検出手段からの前記位置信号と、に基づいて前記クリーニングユニットが前記本体ケーシング内に装着されているか否かを判別することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記クリーニング手段は、前記クリーニング部材と共に前記ベルトを挟持する挟持位置と、前記ベルトから離間する非挟持位置とで変位するバックアップ部材を備え、
    前記駆動手段は、前記モード設定手段にて前記第1モードに設定された場合に前記バックアップ部材を前記挟持位置に移動させ、前記第2モードに設定された場合に前記非挟持位置に移動させる構成をなし、
    前記動作状態検出手段は、前記バックアップ部材の位置に応じた位置信号を出力する構成をなしており、
    前記判別手段は、前記モード設定手段にて設定される前記クリーニングモードと、前記動作状態検出手段からの前記位置信号と、に基づいて前記クリーニングユニットが前記本体ケーシング内に装着されているか否かを判別することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記クリーニング手段は、前記クリーニング部材と共に前記ベルトを挟持するバックアップ部材を備え、
    前記駆動手段は、前記モード設定手段にて前記第1モードに設定された場合に前記バックアップ部材を前記ベルトに対して第1の押圧状態とし、前記第2モードに設定された場合に前記バックアップ部材を前記第1の押圧状態よりも前記ベルトに対する押圧力が弱くなる第2の押圧状態とする構成をなし、
    前記動作状態検出手段は、前記バックアップ部材の押圧状態に応じた状態信号を出力する構成をなしており、
    前記判別手段は、前記モード設定手段にて設定される前記クリーニングモードと、前記動作状態検出手段からの前記状態信号と、に基づいて前記クリーニングユニットが前記本体ケーシング内に装着されているか否かを判別することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記クリーニング手段は、前記クリーニング部材と共に前記ベルトを挟持する構成をなし、かつ前記ベルトに接触する位置で固定されるバックアップ部材を備えたことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  11. 前記クリーニング部材と、前記バックアップ部材とが、前記ベルトに対して接触及び離間可能とされていることを特徴とする請求項8ないし請求項10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記バックアップ部材は、前記ベルトと当接する板面を有するバックアッププレートからなることを特徴とする請求項8ないし請求項11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記バックアップ部材は、前記ベルトと当接するローラ面を有するバックアップローラからなることを特徴とする請求項8ないし請求項11のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 前記クリーニング手段によって除去された前記ベルトの付着物を収容する収容ボックスを更に備えることを特徴とする請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 前記収容ボックスが、前記クリーニングユニットのフレーム部と一体的に設けられていることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 前記収容ボックスは、前記クリーニングユニットにおける前記クリーニング部材を備えたユニット本体部に対して着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  17. 前記収容ボックスは、前記本体ケーシングに対し、前記クリーニングユニットとは独立して着脱可能とされていることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  18. 前記ベルトは、被記録媒体を搬送する搬送ベルトであることを特徴とする請求項1ないし請求項17のいずれかに記載の画像形成装置。
  19. 前記クリーニングユニットが前記本体ケーシング内部に装着されていない場合に報知を行う報知手段を更に備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項18のいずれかに記載の画像形成装置。
  20. 前記本体ケーシングの内部には、前記クリーニングユニットを着脱するための開口部が形成され、
    前記開口部を開閉可能にカバーするカバー部材と、
    前記カバー部材が閉塞されたことを検出する閉塞検出手段と、
    が設けられており、
    前記判別手段は、前記閉塞検出手段にて前記カバー部材の閉塞が検出されることを条件として前記クリーニングユニットが装着されているか否かを判別することを特徴とする請求項1ないし請求項19のいずれかに記載の画像形成装置。
  21. 前記判別手段が前記クリーニングユニットの非装着を判別した場合に画像形成動作を禁止する禁止手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項20のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2006055196A 2006-03-01 2006-03-01 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4544180B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006055196A JP4544180B2 (ja) 2006-03-01 2006-03-01 画像形成装置
US11/677,399 US7481164B2 (en) 2006-03-01 2007-02-21 Image forming apparatus
US12/339,376 US7819059B2 (en) 2006-03-01 2008-12-19 Image forming apparatus
US12/885,662 US8291822B2 (en) 2006-03-01 2010-09-20 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006055196A JP4544180B2 (ja) 2006-03-01 2006-03-01 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007233072A true JP2007233072A (ja) 2007-09-13
JP4544180B2 JP4544180B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=38477634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006055196A Expired - Fee Related JP4544180B2 (ja) 2006-03-01 2006-03-01 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (3) US7481164B2 (ja)
JP (1) JP4544180B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009092858A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2013029772A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2020052196A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4682846B2 (ja) * 2005-12-27 2011-05-11 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP4807147B2 (ja) * 2006-05-31 2011-11-02 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP4144899B1 (ja) 2007-01-22 2008-09-03 キヤノン株式会社 再生弾性ローラの製造方法
JP5372628B2 (ja) 2009-07-08 2013-12-18 株式会社ニデック 眼鏡レンズ加工装置及び該装置に使用されるヤゲン加工具
JP5265509B2 (ja) * 2009-12-23 2013-08-14 ブラザー工業株式会社 画像形成装置及び紙送り装置
JP4968357B2 (ja) 2010-03-31 2012-07-04 ブラザー工業株式会社 記録装置、制御装置、及び、プログラム
US8393272B2 (en) * 2010-05-17 2013-03-12 Xerox Corporation Print media cleaning system and method
JP5304847B2 (ja) * 2011-05-27 2013-10-02 ブラザー工業株式会社 画像形成装置及びベルトユニット
JP6036130B2 (ja) * 2012-10-03 2016-11-30 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
GB2507805B (en) * 2012-11-12 2015-04-08 Keith David Handy Cleaning apparatus
JP6245512B2 (ja) 2013-11-11 2017-12-13 株式会社リコー 画像形成装置
JP7280677B2 (ja) * 2018-09-27 2023-05-24 株式会社日立産機システム インクジェット記録装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0281056A (ja) * 1988-09-19 1990-03-22 Ricoh Co Ltd 電子写真装置
JPH0743989A (ja) * 1993-07-30 1995-02-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置および帯電ローラのクリーニング装置
JPH09190063A (ja) * 1996-01-10 1997-07-22 Ricoh Co Ltd 現像装置
JPH09319275A (ja) * 1996-02-17 1997-12-12 Ricoh Co Ltd クリーニング装置及び該クリーニング装置を備えた画像形成装置
JP2001109338A (ja) * 1999-10-05 2001-04-20 Canon Inc 画像形成装置
JP2001109250A (ja) * 1999-10-12 2001-04-20 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2001209271A (ja) * 2000-01-25 2001-08-03 Ricoh Co Ltd 潤滑剤塗布具・潤滑剤塗布装置および画像形成装置
JP2004061855A (ja) * 2002-07-29 2004-02-26 Konica Minolta Holdings Inc 画像形成装置

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0428768Y2 (ja) * 1985-03-26 1992-07-13
GB8618186D0 (en) * 1986-07-25 1986-09-03 Xerox Corp Toner cleaning apparatus
JPH0424771A (ja) 1990-05-15 1992-01-28 Mitsubishi Electric Corp セグメントファイル編集装置
MY113259A (en) * 1990-10-03 2002-01-31 Kk Sato Xerographic apparatus for label printer
JPH06289696A (ja) * 1993-04-06 1994-10-18 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置におけるトナー掻き落とし部材
US5572293A (en) * 1993-10-14 1996-11-05 Ricoh Company, Ltd. Method of and system for cleaning a charge inducing member
JPH08156229A (ja) * 1994-11-29 1996-06-18 Nagano Japan Radio Co 印刷機の版クランプ装置
JPH08328442A (ja) * 1995-03-31 1996-12-13 Olympus Optical Co Ltd クリーニング装置
US5685043A (en) * 1995-07-24 1997-11-11 Xerox Corporation Removal of particulates from cylindrical members
JP3165636B2 (ja) * 1996-01-31 2001-05-14 キヤノン株式会社 画像形成装置
KR100247989B1 (ko) * 1997-08-27 2000-03-15 윤종용 습식전자사진방식프린터의감광벨트크리닝장치
JP3721749B2 (ja) * 1997-11-12 2005-11-30 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置のユニットおよびそのユニットを用いる画像形成装置および画像形成装置のユニット検出装置および画像形成装置のユニット検出方法
JP2000235335A (ja) 1999-02-15 2000-08-29 Canon Inc 画像形成装置
JP4126149B2 (ja) * 1999-09-28 2008-07-30 株式会社リコー 中間転写ベルトの製造方法及び中間転写ベルト並びに該中間転写ベルトを用いた画像形成装置
JP4004003B2 (ja) * 1999-10-22 2007-11-07 株式会社リコー 転写装置及び画像形成装置
US6679601B1 (en) * 2000-05-30 2004-01-20 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Dual-web transport belt cleaning apparatus and method
CN100403187C (zh) * 2000-10-27 2008-07-16 株式会社理光 图像形成方法及其装置
US6430387B1 (en) * 2000-12-20 2002-08-06 Xerox Corporation Electrostatographic reproduction machine having a motion-defect-free cleaning method and assembly
EP1296202A3 (en) * 2001-09-21 2003-06-18 Ricoh Company, Ltd. Method and apparatus for producing duplex prints and image forming system using the same
US6678493B2 (en) * 2001-11-29 2004-01-13 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus and intermediate transfer belt module to efficiently accommodate additional image forming unit
CN100403186C (zh) * 2001-12-18 2008-07-16 株式会社理光 图像形成装置,带组件及图像形成系统
JP3601514B2 (ja) * 2001-12-25 2004-12-15 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP4047014B2 (ja) 2002-01-16 2008-02-13 キヤノン株式会社 画像形成装置
US7407279B2 (en) * 2002-03-06 2008-08-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and cleaning method thereof
US6842602B2 (en) * 2002-03-22 2005-01-11 Ricoh Company, Ltd. Drive control device and image forming apparatus including the same
CN1315013C (zh) * 2002-09-24 2007-05-09 株式会社理光 清洁装置、处理盒、成像装置及调色剂
JP4223264B2 (ja) * 2002-10-30 2009-02-12 シャープ株式会社 離接機構および画像形成装置
JP4475179B2 (ja) * 2005-06-21 2010-06-09 ブラザー工業株式会社 ベルトクリーニング装置及び画像形成装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0281056A (ja) * 1988-09-19 1990-03-22 Ricoh Co Ltd 電子写真装置
JPH0743989A (ja) * 1993-07-30 1995-02-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置および帯電ローラのクリーニング装置
JPH09190063A (ja) * 1996-01-10 1997-07-22 Ricoh Co Ltd 現像装置
JPH09319275A (ja) * 1996-02-17 1997-12-12 Ricoh Co Ltd クリーニング装置及び該クリーニング装置を備えた画像形成装置
JP2001109338A (ja) * 1999-10-05 2001-04-20 Canon Inc 画像形成装置
JP2001109250A (ja) * 1999-10-12 2001-04-20 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2001209271A (ja) * 2000-01-25 2001-08-03 Ricoh Co Ltd 潤滑剤塗布具・潤滑剤塗布装置および画像形成装置
JP2004061855A (ja) * 2002-07-29 2004-02-26 Konica Minolta Holdings Inc 画像形成装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009092858A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP4572920B2 (ja) * 2007-10-05 2010-11-04 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
US7983609B2 (en) 2007-10-05 2011-07-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having collection box
JP2013029772A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2020052196A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8291822B2 (en) 2012-10-23
US20070209539A1 (en) 2007-09-13
US7819059B2 (en) 2010-10-26
JP4544180B2 (ja) 2010-09-15
US20110030570A1 (en) 2011-02-10
US7481164B2 (en) 2009-01-27
US20090116871A1 (en) 2009-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4544180B2 (ja) 画像形成装置
JP5100468B2 (ja) 画像形成装置
JP4893260B2 (ja) 画像形成装置
JP4736675B2 (ja) 現像剤収容ケースとそれを有するプロセスカートリッジと画像形成装置
JP4247747B2 (ja) 画像形成装置及び現像カートリッジ
JP4626510B2 (ja) カラー画像形成装置
JP2007057953A (ja) 画像形成装置
JP5111238B2 (ja) プロセスカートリッジ
US7764911B2 (en) Developer unit, process device and image forming apparatus
JP5339750B2 (ja) 画像形成装置
JP5241448B2 (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4807147B2 (ja) 画像形成装置
JP2007178562A (ja) ベルトクリーニング装置及び画像形成装置
JP2007033468A (ja) 画像形成装置
JP4761131B2 (ja) 画像形成装置
JP2010078687A (ja) 画像形成装置
CN108628128B (zh) 图像形成装置和显影单元
JP3654277B2 (ja) プロセス装置、現像器、画像形成装置および異物除去部材
JP2009014794A (ja) 現像ユニット、プロセス装置および画像形成装置
CN107132743B (zh) 图像形成设备
JP2005015203A (ja) 画像形成装置
US11561490B2 (en) Image forming apparatus
JP2010122613A (ja) 画像形成装置
JP2010122353A (ja) 画像形成装置
JP5090998B2 (ja) クリーニング装置及びこれを備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080328

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091013

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091013

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100608

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100621

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4544180

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees