JPH09189940A - ファインダー内表示装置およびこれを備えたカメラ - Google Patents

ファインダー内表示装置およびこれを備えたカメラ

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JPH09189940A
JPH09189940A JP155296A JP155296A JPH09189940A JP H09189940 A JPH09189940 A JP H09189940A JP 155296 A JP155296 A JP 155296A JP 155296 A JP155296 A JP 155296A JP H09189940 A JPH09189940 A JP H09189940A
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JP155296A
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Koji Oshima
孝治 大嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パノラマ撮影用の視野規制部材に形成された
穴を通して情報表示を見るタイプのファインダー内表示
装置では、視野規制領域内にて不要なピント面が常時見
えてしまう。 【解決手段】 ファインダー視野の一部の規制表示を行
う表示手段(LCD)23を有したファインダー内表示
装置において、上記表示手段を、規制表示のみを行う規
制表示部30と、規制表示および所定の情報表示を選択
的に行う情報表示部31〜33とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等のファイ
ンダー内に備えられる表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラには、通常画面サイズでの撮影
(通常撮影)といわゆるパノラマサイズでの撮影(パノ
ラマ撮影)との切換えが可能なものがある。このような
カメラにおいては、パノラマ撮影が選択された場合に、
通常撮影時におけるファインダー視野の上部と下部とを
遮光することによって視野規制を行い、通常撮影時に比
べて縦方向に狭いファインダー視野を作るようにしてい
る。例えば特開平5−249545号公報に提案されて
いるカメラでは、ファインダー視野内に板状の遮光部材
を配設することによって視野規制を行うようにしてい
る。
【0003】ところで、カメラは種々の撮影情報の設定
が可能となっている場合が多く、例えばフラッシュに関
しては、強制発光および発光禁止モードやいわゆる赤目
防止のため撮影に先だってフラッシュを点滅させる赤目
緩和モードといったモード設定が可能であることが多
い。この場合、撮影者がファインダーを覗いた状態でこ
れらモードの設定状況を把握できるように、ファインダ
ー内の下部等にはこれら情報に対応するマークや数字が
液晶表示器等によって表示される。そして、上記公報提
案のカメラでは、パノラマ撮影時に遮光部材によって上
記マーク等が見えなくなると困るため、遮光部材に穴を
形成し、この穴を通して上記マーク等を確認できるよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報提案のカメラでは、パノラマ撮影時において、遮光部
材に形成された穴を通してパノラマ撮影を行う視野以外
のピント面が常時見えることとなり、美観面で好ましく
ないという問題がある。また、液晶表示器以外に遮光部
材やこれを動作させる機構が必要となるため、構造が複
雑になるという問題もある。
【0005】そこで、本発明の第1の目的は、撮影情報
等をファインダー内に見易くかつ美しく表示できるよう
にしたファインダー内表示装置、さらにはこれを備えた
カメラを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本願第1の発明では、ファインダー視野の一部の
規制表示を行う表示手段を有したファインダー内表示装
置において、上記表示手段を、規制表示のみを行う規制
表示部と、規制表示および所定の情報表示を選択的に行
う情報表示部とから構成している。
【0007】すなわち、例えば液晶表示器によって作っ
た表示手段において、規制表示部および情報表示部をそ
れぞれ別個の表示セグメントにより構成する。そして、
パノラマ撮影のため規制表示部を遮光状態とした場合
に、情報表示部も遮光状態(つまりは規制表示部と同じ
色)とすることによって、視野規制領域内に不要なピン
ト面が現れてしまうことを防止している。また、規制表
示部を遮光状態とした場合に、情報表示部を透明状態
(つまりは規制表示部と異なる色)とすることによっ
て、情報マーク等を見易く浮き出させるようしている。
【0008】なお、ここにいう「色」には透明を含み、
「異なる色」には色相が異なる色はもちろん、明度(濃
淡)が異なる色も含む。
【0009】また、本願第2の発明では、カメラに上記
のようなファインダー内表示装置を取り付けることによ
り、使い易いカメラを実現している。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図5は本発明の第1実施形態であるフ
ァインダー内表示装置を具備したカメラを示すものであ
り、このカメラでは、撮影レンズ21を通過した被写体
光がフィルム面に、対物レンズ22を通過した被写体光
が透過型液晶表示(以下LCDという)23を通過し
て、接眼レンズ24を通り、撮影者の眼球に導かれる。
【0011】図2は、上記ファインダー内表示装置を具
備したカメラの概略を示すブロック図であり、この図
中、1はカメラの電源である電池であり、2はカメラの
各種回路を制御するCPUである。このCPU2は内部
にプログラムを内蔵したROMや各種のフラグの内容等
を記憶したRAM等を有している。また、CPU2は、
この実施形態のファインダー表示装置の全体的な制御も
行っている。
【0012】3はフィルムの巻き上げや巻き戻しを行う
モータ4を駆動するフィルム駆動回路であり、6はスト
ロボ回路5に制御されて閃光発光するキセノン管、7は
不図示のシャッタの開閉を行うシャッタ駆動回路、8は
AF回路11での測距結果に基づいて不図示のレンズを
動かすフォーカスモータ9を駆動するフォーカス駆動回
路である。
【0013】10は不図示の測光センサを用いて被写体
輝度を測光するAE回路、11は被写体へ向けて投光を
行う不図示のIREDを光らせるとともに、その反射光
を受光する不図示のPSDからの受光信号を処理し被写
体距離を検出するAF回路である。
【0014】12はカメラ外装部に装着され、電池残量
表示や各種の撮影情報の表示、警告等を行う液晶等から
なる表示器、13はファインダー内での撮影情報の表示
や視野マスク表示を行うLCDを用いた、本発明のファ
インダー内表示装置である。なお、視野マスク表示は、
パノラマ撮影時にファインダー内をパノラマ用視野にす
るためのものである。
【0015】SW1は不図示のレリーズボタンの第1ス
トローク操作によりONするスイッチ、SW2は上記レ
リーズボタンの第2ストローク操作によりONするスイ
ッチである。RWSWはフィルムの巻き戻しを強制的に
行うリワインドスイッチ、SESWはセルフタイマを作
動させるためのセルフスイッチ、PANOSWはパノラ
マ撮影と通常撮影とを切り換えるスイッチであり、ON
操作されるとパノラマ撮影モードになる。
【0016】図6はファインダー内表示装置13のブロ
ック図である。LCD23はLCDドライバ14により
制御され、LCDドライバ14はCPU2より制御され
ている。LCD23の各表示セグメントは、それぞれに
対応した各駆動信号SEG1〜4によりLCDドライバ
14からの電圧の印加に応じて独立に駆動され、非駆動
状態では透明(以下、オフ状態という)、駆動状態では
高濃度となってほぼ遮光状態(以下、オン状態という)
となる。
【0017】図7は実際のLCD23を示すものであ
り、駆動信号SEG1〜4の入力(ON)によりそれぞ
れに対応した表示セグメントがオン状態となる。
【0018】図1はファインダー内表示装置13による
LCD23の表示例であり、同図(a)と(b)には、
表示セグメントであるパノラママスク30、強制発光マ
ーク31、強制発光禁止マーク32および赤目緩和マー
ク33をわかり易く表示したものである。パノラママス
ク30のオンオフ状態は駆動信号SEG1により、強制
発光マーク31のオンオフ状態は駆動信号SEG2によ
り、強制発光禁止マーク32のオンオフ状態は駆動信号
SEG3により、赤目緩和マーク33のオンオフ状態は
駆動信号SEG4によりそれぞれ制御されており、
(a)は駆動信号SEG1のみをオンしてパノラママス
ク30をオン状態にした図、(b)は駆動信号SEG1
をオフしてパノラママスク30はオフ状態とし、駆動信
号SEG2、3、4をオンして強制発光マーク31、強
制発光禁止マーク32および赤目緩和マーク33をオン
状態にした図である。
【0019】(c)は、不図示のカメラの撮影モード設
定スイッチにより撮影モードである強制発光モードが設
定された場合におけるパノラマ撮影時の表示であり、駆
動信号SEG1、3、4をオンしてパノラママスク3
0、強制発光禁止マーク32および赤目緩和マーク33
をオン状態とするとともに駆動信号SEG2をオフして
強制発光マーク31をオフ状態とすることにより、パノ
ラママスク上に強制発光マークのみを表示している。
【0020】(d)は、(c)とは逆の通常撮影時、つ
まり、カメラの撮影モード設定スイッチで強制発光モー
ドが設定された場合における通常撮影時の表示であり、
駆動信号SEG1、3、4をオフしてパノラママスク3
0、強制発光禁止マーク32および赤目緩和マーク33
をオフ状態とするとともに、駆動信号SEG2をオンし
て強制発光マーク31をオン状態とすることにより、強
制発光マークのみを表示している。
【0021】図3および図4は本実施形態におけるカメ
ラの作動フローチャートであり、以下これに従って説明
する。
【0022】[ステップ101] 電池1がカメラの電
池収納室に装填されると、カメラの各種回路に電源供給
を行い、さらに各種のフラグ等の初期化(リセット)を
してステップ102へと進む。
【0023】[ステップ102] ストロボ回路5へス
トロボ充電開始信号を出力し、ストロボ充電を撮影に備
えて行う。そしてストロボ回路5よりストロボ充電完了
信号が入力されると、ステップ103へと進む。
【0024】[ステップ103] 撮影モード設定スイ
ッチにより選択されている撮影モードの設定を行い、表
示器12に撮影モード等の情報の表示を行う。
【0025】[ステップ104] ファインダー内表示
装置13にて、ファインダー内に撮影モード等の情報の
表示やパノラマ撮影時であればファインダーの視野をパ
ノラマ用に規制を行うパノラマの表示を行う。このステ
ップの詳しい動作については後述の図4のサブルーチン
フローチャートで説明する。
【0026】[ステップ105] スイッチSW1、撮
影モードスイッチ、パノラマスイッチPANOSW、セ
ルフスイッチSESWおよびリワンドスイッチRWSW
等のスイッチに変化が発生するまでウェイトし、変化が
発生した時点で新めてすべてのスイッチ状態を検知して
次のステップ106に移行する。なお、ここではスイッ
チSW1がONされた場合、パノラマスイッチPANO
SWに変化が生じた場合又は撮影モードスイッチに変化
が生じたものとして説明を続ける。
【0027】[ステップ106] ステップ105にて
カメラの撮影モード設定スイッチで新に選択された撮影
モードの設定を行い、表示器12にその撮影モードの情
報の表示を行う。
【0028】[ステップ107] 新たなスイッチの状
態にファインダー内表示装置13にて、ファインダー内
に撮影モード等の情報やパノラマの有無の表示を行う。
このステップの詳しい動作については後述の図4のサブ
ルーチンフローチャートで説明する。
【0029】[ステップ108] スイッチSW1の状
態を判別し、OFFであればステップ105へ戻り、O
Nであればステップ109へ進む。
【0030】[ステップ109] AF回路11を動作
させ、被写体へ向けてIREDを光らせ投光を行い、P
SEDよりデータを得て被写体までの距離情報の測距デ
ータを得る。
【0031】[ステップ110] AE回路10を動作
させて被写体輝度を得る。
【0032】[ステップ111] 上記ステップ109
およびステップ110で取り込んだ測距および測光情報
と、設定されている撮影モード情報とに基づいて露光動
作情報を演算し、ステップ112へ移行する。
【0033】[ステップ112] ファインダー内表示
装置13にて、ファインダー内に撮影モード等の情報の
表示、パノラマの有無の表示を行う。このステップの詳
しい動作については後述の図4のサブルーチンフローチ
ャートで説明する。
【0034】[ステップ113] 再びスイッチSW1
の状態を判別し、OFFされていればステップ105へ
戻り、ONのままであればステップ112へ進む。
【0035】[ステップ114] スイッチSW2の状
態を判別し、OFFのままであればステップ112へ戻
って同様の動作を繰り返す。一方、ONされていればス
テップ115へ進む。
【0036】[ステップ115] ステップ109に記
憶した情報に基づいてフォーカス駆動回路8を介してフ
ォーカスモータ9を動作させ、不図示の焦点調節用レン
ズを合焦位置へ駆動する。
【0037】[ステップ116] ステップ111によ
り得られた情報に基づいてシャッタ駆動用回路7を介し
て不図示のシャッタ開閉を行う。また、低輝度等のスト
ロボ発光条件にあった場合は、シャッター羽根の開閉に
合ったタイミングで、ストロボ駆動回路5を駆動し、キ
セノン管6を発光させる。
【0038】[ステップ117] 撮影駒の所定位置に
年月日等のデート情報などを写し込む。
【0039】[ステップ118] フィルム駆動回路3
およびフィルム給送用モータ4を介して撮影駒の巻き上
げを行う。
【0040】[ステップ119] ストロボ回路5へス
トロボ充電開始信号を出力し、ストロボ充電を撮影に備
えて行う。そして、ストロボ回路15よりストロボ充電
完了信号が入力されると、ステップ105へ戻って各種
スイッチの入力待ち状態に入る。
【0041】図4はファインダー内表示のサブルーチン
フローチャートであり、以下、これを用いて図3のステ
ップ104、ステップ107及びステップ112の動作
を詳しく説明する。
【0042】[ステップ301] パノラマスイッチP
ANOSWの状態を判別し、OFFであれば通常撮影用
のステップ313へ、ONであればパノラマ撮影用のス
テップ302へ進む。
【0043】[ステップ302] パノラママスク30
の駆動信号SEG1をオンして、パノラママスク30を
オン状態とする。これにより、撮影者にパノラマ枠を表
示することができる。
【0044】[ステップ303] 撮影モード設定スイ
ッチで設定された撮影モードが強制発光モードであるか
否かを判別し、強制発光モードであればステップ304
へ、そうでなければステップ307へ移行する。
【0045】[ステップ304] 強制発光禁止マーク
32の駆動信号SEG3をオンさせて、パノラマ枠の表
示とともにこのマーク32をオン状態とし、マーク部分
をパノラママスク30と区別できないようにして、強制
発光禁止モードでは無いことを表示する。
【0046】[ステップ305] 駆動信号SEG2を
オフして、強制発光マーク31をオフ状態とし、パノラ
ママスク30中に中抜きマークとして現すことにより強
制発光モードであることを表示する。
【0047】[ステップ306] 駆動信号SEG4を
オンして、赤目緩和マーク33をパノラママスク30の
表示とともにオン状態とし、マーク部分をパノラママス
ク30と区別できないようにして、赤目緩和モードで無
いことを表示する。
【0048】[ステップ307] 撮影モード設定スイ
ッチで設定された撮影モードが強制発光禁止モードであ
るか否かを判断し、強制発光禁止モードであればステッ
プ308へ、そうでなければステップ309へ移行す
る。
【0049】[ステップ308] 駆動信号SEG2を
オフして、強制発光禁止マーク32をオフ状態とし、パ
ノラママスク30中に中抜きマークを現すことによって
強制発光禁止モードであることを表示する。
【0050】[ステップ309] 駆動信号SEG2を
オンして、強制発光マーク31をパノラママスク30と
ともにオン状態とし、パノラママスク30との区別をで
きなくすることにより強制発光モードで無いことを表示
する。
【0051】[ステップ310] 駆動信号SEG3を
オンして、強制発光禁止マーク32をパノラママスク3
0とともにオン状態とし、パノラママスク30との区別
をできなくすることにより強制発光禁止モードで無いこ
とを表示する。
【0052】[ステップ311] カメラの撮影モード
設定スイッチで設定された撮影モードが赤目緩和モード
であるか否かを判断し、赤目緩和モードであればステッ
プ312へ、そうでなければステップ306へ移行す
る。
【0053】[ステップ312] 駆動信号SEG4を
オフして、赤目緩和マーク33をオフ状態とし、パノラ
ママスク30中に中抜きマークを現すことによって赤目
緩和モードであることを表示する。
【0054】[ステップ313] 駆動信号SEG1を
オフして、パノラママスク30をオフ状態として、通常
撮影の表示をLCD23に行う。
【0055】[ステップ314] 撮影モード設定スイ
ッチで設定された撮影モードが強制発光モードであるか
否かを判断し、強制発光モードであればステップ315
へ、そうでなければステップ318へ移行する。
【0056】[ステップ315] 強制発光禁止マーク
32の駆動信号SEG3をパノラママスク30とともに
オフさせて、強制発光禁止モードでは無いことを表示す
る。[ステップ316] 駆動信号SEG2をオンさせ
て、強制発光マーク31をオン状態として強制発光モー
ドであることを表示する。
【0057】[ステップ317] 駆動信号SEG4を
オフさせて、赤目緩和マーク33をパノラママスク30
とともにオフ状態として赤目緩和モードで無いことを表
示する。
【0058】[ステップ318] 撮影モード設定スイ
ッチで設定された撮影モードが強制発光禁止モードであ
るか否かを判断し、強制発光禁止モードであればステッ
プ319へ、そうでなければステップ320へ移行す
る。
【0059】[ステップ319] 駆動信号SEG2を
オンして、パノラママスク30がオフの状態で強制発光
禁止マーク32をオン状態として強制発光禁止モードで
あることを表示する。
【0060】[ステップ320] 駆動信号SEG2を
オフし、強制発光マーク31をパノラママスク30とと
もにオフ状態として強制発光モードでないことを表示す
る。[ステップ321] 駆動信号SEG3をオフし
て、パノラママスク30がオフの状態で強制発光禁止マ
ーク32をパノラママスク30とともにオフ状態として
強制発光禁止モードでないことを表示する。
【0061】[ステップ322] 撮影モード設定スイ
ッチで設定された撮影モードが赤目緩和モードであるか
否かを判断し、赤目緩和モードであればステップ323
へ、そうでなければステップ317へ移行する。
【0062】[ステップ323] 駆動信号SEG4を
オンして、パノラママスク30がオフの状態で赤目緩和
マーク33をオン状態として赤目緩和モードであること
を表示する。
【0063】以上説明したように、本実施形態では、パ
ノラママスク30用のセグメント内撮影モードマーク3
1〜33用のセグメントを組み込み、パノラママスク3
0がオン状態となるパノラマ撮影時には、撮影モード用
のセグメントをオン状態とすることによって撮影モード
マークを見かけ上不表示とし、またこれをオフ状態とす
ることによって撮影モードマークを見かけ上表示するよ
うにしている。このため、パノラマ枠外のピント面を隠
したまま、ファインダー内に明確に撮影モードを表示す
ることができる。
【0064】(第2実施形態)上記第1実施形態では、
表示セグメントが遮光状態および透明状態にのみ変化す
るLCD23を用いる場合について説明したが、第1実
施形態の要部の構成をそのままとし、LCD23を表示
セグメントに印加する電圧のレベルを変えることにより
表示セグメントの色が変化したり透明になったりするL
CDに置き換えた構成としてもよい。
【0065】この場合、ファインダー内表示サブルーチ
ンのフローチャートにおいて、駆動信号SEG1を、オ
ンでパノラママスク30に発色させる電圧を印加する信
号とし、オフで透明にさせる電圧を印加する信号とす
る。また、駆動信号SEG2〜4をオンで各セグメント
に発色させる電圧の印加を行い、オフで透明にさせる電
圧を印加する信号とする。そして、オン時の電圧はパノ
ラマスイッチPANOSWのオン時とオフ時で異なら
せ、具体的には、オン時ではそれぞれに対応した表示セ
グメントがパノラママスク30と同色となる電圧、オフ
時では異なる色となる電圧とする。
【0066】そして上記の構成とすることで、パノラマ
撮影時にはパノラママスク30が表示されるとともにそ
の時に選択された撮影モードの表示がパノラママスク3
0と異なる色で浮かび上がって表示される一方、非選択
撮影モードではパノラママスク30と同色となることで
見かけ上不表示となる。こうして、ファインダー内にパ
ノラマ枠とともにカメラの出力情報を見易すく表示する
ことが可能となる。
【0067】なお、本実施形態における他の構成及びカ
メラの動作は第1実施形態と同様であるので説明を省略
する。
【0068】また、本発明は、以上の実施形態および変
形例、またはそれら技術要素を必要に応じて組み合わせ
て用いてもよい。
【0069】しかも、本発明は、上記実施形態のカメラ
のほか、一眼レフカメラ、レンズシヤッタカメラ,ビデ
オカメラ等、種々の形態のカメラ、さらにはカメラ以外
の光学機器に対しても適用できる。
【0070】(実施形態と請求の範囲との関係)上記実
施形態において、LCD23が請求の範囲にいう表示手
段に、パノラママスク30用のセグメントが請求の範囲
にいう規制表示部に、撮影モードマーク31〜33用の
セグメントが請求の範囲にいう情報表示部にそれぞれ相
当する。なお、以上が本発明の各構成と実施形態の各構
成の対応関係であるが、本発明はこれら実施形態の構成
に限られるものではなく、請求項に示した機構または実
施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどの
ようなものであってもよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明で
は、規制表示のみを行う規制表示部と、規制表示および
所定の情報表示を選択的に行う情報表示部とを有した液
晶表示器等の表示手段を用いてファインダー内表示装置
を構成している。このため、本発明を用いれば、機械的
に視野規制を行うための部材やこれを動作させる機構を
設けることなく簡単な構成で、視野規制と情報表示とを
行える表示装置を実現することができる。
【0072】そして、この発明では、例えばパノラマ撮
影のため規制表示部を規制色にした場合に、情報表示部
も規制色と同じ色とすることによって、情報を不表示状
態とすることができるとともに視野規制領域内に不要な
ピント面が現れてしまうことを防止することができる。
また、規制表示部を規制色にした場合に、情報表示部を
規制色と異なる色にすることによって、情報マーク等を
見易く浮き出させることができる。
【0073】さらに、本願第2の発明のように上記ファ
インダー内表示装置をカメラに取り付けることにより、
使い易いカメラを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるファインダー内表
示装置の表示状態を示す図である。
【図2】上記ファインダー内表示装置を備えたカメラの
要部構成を示すブロック図である。
【図3】図2中のCPUの動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】図3中のファインダー内表示サブルーチンのフ
ローチャートである。
【図5】上記カメラの概略図である。
【図6】上記ファインダー内表示装置のブロック図であ
る。
【図7】上記ファインダー内表示装置のLCDを示す図
である。
【符号の説明】
21 撮影レンズ 22 対物レンズ 23 透過型液晶表示器(LCD) 24 接眼レンズ 30 パノラママスク 31 強制発光マーク 32 発光禁止マーク 33 赤目緩和マーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファインダー視野の一部の規制表示を行
    う表示手段を有したファインダー内表示装置において、 前記表示手段は、前記規制表示のみを行う規制表示部
    と、前記規制表示および所定の情報表示を選択的に行う
    情報表示部とを有して構成されていることを特徴とする
    ファインダー内表示装置。
  2. 【請求項2】 前記情報表示部は、前記規制表示部にて
    前記規制表示が行われた場合に、この規制表示と同じ色
    になって前記規制表示を行い、前記規制表示と異なる色
    になって前記情報表示を行うことを特徴とする請求項1
    に記載のファインダー内表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段が液晶表示器からなり、 前記規制表示部および前記情報表示部がそれぞれ表示セ
    グメントにより構成されていることを特徴とする請求項
    1又は2に記載のファインダー内表示装置。
  4. 【請求項4】 前記規制表示は、パノラマ撮影を行うた
    めにファインダー視野の規制を行うものであることを特
    徴とする請求項1から3のいずれかに記載のファインダ
    ー装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のファ
    インダー内表示装置を備えたことを特徴とするカメラ。
JP155296A 1996-01-09 1996-01-09 ファインダー内表示装置およびこれを備えたカメラ Pending JPH09189940A (ja)

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JP155296A JPH09189940A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 ファインダー内表示装置およびこれを備えたカメラ

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JP155296A JPH09189940A (ja) 1996-01-09 1996-01-09 ファインダー内表示装置およびこれを備えたカメラ

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JPH09189940A true JPH09189940A (ja) 1997-07-22

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JP (1) JPH09189940A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2410639A (en) * 2004-01-30 2005-08-03 Hewlett Packard Development Co Viewfinder alteration for panoramic imaging
US6980247B1 (en) 1998-10-30 2005-12-27 Olympus Optical Co., Ltd. Intrafinder display apparatus, for a camera, utilizing organic electroluminescence devices

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