JPH09189216A - 内燃機関の排気装置 - Google Patents

内燃機関の排気装置

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JPH09189216A
JPH09189216A JP7354261A JP35426195A JPH09189216A JP H09189216 A JPH09189216 A JP H09189216A JP 7354261 A JP7354261 A JP 7354261A JP 35426195 A JP35426195 A JP 35426195A JP H09189216 A JPH09189216 A JP H09189216A
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pipe
pipes
exhaust
inner pipe
combustion engine
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Hiroyuki Ideta
浩之 出田
Hiroyuki Niwa
啓之 丹羽
Makoto Ichihara
誠 市原
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、インナパイプの熱伸縮時に、離間
させた第1、第2インナパイプの対峙する端部において
ズレを吸収し、アウタパイプとインナパイプとの摩擦力
を軽減させ、収縮音の発生を確実に防止することを目的
としている。 【構成】 このため、アウタパイプとインナパイプとを
接触させて設けた二重管構造の排気管を有する内燃機関
の排気装置において、インナパイプ途中を分割して第
1、第2インナパイプを設けるとともにこれら第1、第
2インナパイプの対峙する端部を離間させて設けてい
る。また、アウタパイプとインナパイプとの両端部を固
着して設け、インナパイプ途中を分割して第1、第2イ
ンナパイプを設けるとともにこれら第1、第2インナパ
イプの対峙する端部を離間させて設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は内燃機関の排気装
置に係り、特にインナパイプの熱伸縮時に、離間させた
第1、第2インナパイプの対峙する端部においてズレを
吸収し、アウタパイプとインナパイプとの摩擦力を軽減
させ、収縮音の発生を確実に防止する内燃機関の排気装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関は、燃焼後の排気ガスを大気に
排出する排気装置を有している。一般に、排気装置は、
内燃機関に連絡する排気マニホルドや排気管、そして排
気通路途中に配設される触媒を有している。
【0003】前記内燃機関の排気装置としては、実開昭
60−162793号公報に開示されるものがある。こ
の公報に開示される断熱材を有する二重管は、内管と外
管とを有し、外管は内管の周囲において内管との間に隙
間をもって配置されており、隙間には弾発能のある断熱
材が充填されており、隙間のうち断熱材の機能が低下し
易い箇所だけは局部的に断熱材の密度を大きくしてい
る。
【0004】また、実開平4−116624号公報に開
示されるものがある。この公報に開示される自動車用排
気管は、内管と外管を一体に成形した複合2重管で構成
した自動車用排気管において、内管と外管の端部付近を
全周に亘って点状に溶接し、強度を向上させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の内燃
機関の排気装置においては、図7に示す如く、アウタパ
イプ114とインナパイプ116とを接触させて設けた
密着二重管構造を有する排気管112がある。
【0006】この密着二重管構造のものは、中空二重管
構造のもの比し以下の如く著効を奏する。 (1)砂曲げ、水曲げの必要がなく、製造工程を少なく
できる。 (2)インナパイプをアウタパイプに保持するスペーサ
が不要となる。 (3)インナパイプを細くする必要がなく、背圧上昇を
抑制できる。 (4)アウタパイプを太くする必要がなく、レイアウト
上、近隣部品のクリアランスを確保できる。
【0007】また、排気管112のアウタパイプ114
とインナパイプ116との図7において左側、つまり上
流側端部は、図7に*印で示す箇所において、スポット
溶接等の結合手段によって結合されている。
【0008】前記排気管112は排気ガスの熱を受けて
熱膨張が生ずる。このとき、排気管112のアウタパイ
プ114とインナパイプ116とは、双方の温度差や熱
膨張率の違いによって、寸法増減にズレが生ずるもので
ある。
【0009】そして、前記排気管112のアウタパイプ
114とインナパイプ116との上流側端部を結合する
ことにより、各パイプの熱伸縮で生ずるズレを固定して
いない側、つまり下流側で吸収し、応力の発生を抑制し
ている。
【0010】しかし、密着二重管構造を有する排気管に
おいては、収縮音(パキパキ音)が出易いという不都合
がある。
【0011】収縮音(パキパキ音)が発生する第1の因
子としては、排気管のアウタパイプとインナパイプとの
熱伸縮時のズレが大きいためである。
【0012】また、第2の因子としては、熱伸縮時に、
排気管の曲げ部分において、アウタパイプとインナパイ
プとが強く接触し、大なる摩擦力が発生するためであ
る。
【0013】第3の因子としては、図7に示す如く、排
気管12の結合部位から曲げ部位までの距離Aが長いた
めである。
【0014】前記収縮音の発生機構は、ズレが生じよう
とする際に、アウタパイプとインナパイプとが接触して
いる部部において、摩擦力が働き、互いにずれようとす
るエネルギが溜まり、このエネルギが摩擦力に打ち勝っ
て急激にずれた瞬間に収縮音が発生する。このとき、摩
擦の大なる曲げ部分が収縮音の音源となる。
【0015】更に、前記収縮音の防止対策として、中空
二重管構造のものを使用する方策もあるが、中空二重管
構造のものはコストが高いことにより、経済的に不利で
あるという不都合がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、アウタパイプとインナパイ
プとを接触させて設けた二重管構造の排気管を有する内
燃機関の排気装置において、前記インナパイプ途中を分
割して第1、第2インナパイプを設けるとともにこれら
第1、第2インナパイプの対峙する端部を離間させて設
けたことを特徴とする。また、アウタパイプとインナパ
イプとを接触させて設けた二重管構造の排気管を有する
内燃機関の排気装置において、前記アウタパイプとイン
ナパイプとの両端部を固着して設け、前記インナパイプ
途中を分割して第1、第2インナパイプを設けるととも
にこれら第1、第2インナパイプの対峙する端部を離間
させて設けたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】上述の如く構成したことにより、
インナパイプの熱伸縮時には、離間させた第1、第2イ
ンナパイプの対峙する端部においてズレを吸収し、アウ
タパイプとインナパイプとの摩擦力を軽減させ、収縮音
の発生を確実に防止している。
【0018】また、アウタパイプとインナパイプとの両
端部を固着させたインナパイプの熱伸縮時には、アウタ
パイプとインナパイプとを接触させて設けた二重管構造
の排気管を有する内燃機関の排気装置において、アウタ
パイプとインナパイプとの両端部を固着して設け、イン
ナパイプ途中を分割して第1、第2インナパイプを設け
るとともにこれら第1、第2インナパイプの対峙する端
部を離間させて設けたので、固着部位から曲げ部分まで
の距離を従来のものよりも大幅に小としたことによって
曲げ部分におけるズレを小とし、収縮音を低減してい
る。
【0019】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0020】図1〜図5はこの発明の第1実施例を示す
ものである。図2において、2は図示しない内燃機関の
排気側に接続される排気装置である。
【0021】この排気装置2は、図示しない触媒を内蔵
する触媒ケース4と、この触媒ケース4の上流側と前記
内燃機関とを連絡するフロント側パイプ6と、触媒ケー
ス4の下流側に連絡するリヤ側パイプ8とを有する。
【0022】前記フロント側パイプ6及びリヤ側パイプ
8は、一般に、熱害防止や排気ガス保温、断熱等のため
に、二重管構造を有している。そして、フロント側パイ
プ6は、図3に示す如く、アウタパイプ6aとインナパ
イプ6bとの間に空気層となる間隙10を有する中空二
重管構造に形成されており、リヤ側パイプ8は、図4に
示す如く、アウタパイプ8aとインナパイプ8bとの間
に間隙のないように接触させた密着二重管構造に形成さ
れている。
【0023】以下、この発明の実施例であるリヤ側パイ
プ8の構成を説明するにあたり、リヤ側パイプ8を排気
管12に言い替えて説明する。
【0024】この排気管12は、図1に示す如く、アウ
タパイプ14とインナパイプ16とを接触させて設けた
密着二重管構造を有している。
【0025】そして、前記インナパイプ16途中を分割
して第1、第2インナパイプ16−1、16−2を設け
るとともに、これら第1、第2インナパイプ16−1、
16−2の対峙する端部を離間させて設ける構成とす
る。
【0026】詳述すれば、図1及び図5に示す如く、前
記インナパイプ16途中を分割して第1、第2インナパ
イプ16−1、16−2を形成し、これら第1、第2イ
ンナパイプ16−1、16−2の対峙する端部を、所定
距離、例えばインナパイプ16の熱伸縮時の寸法増減を
吸収できる程度の距離だけ離間させるものである。
【0027】また、前記アウタパイプ14を、図1及び
図5に示す如く、インナパイプ16の分割部位で第1、
第2アウタパイプ14−1、14−2に2分割するとと
もに、これら第1、第2アウタパイプ14−1、14−
2の対峙する端部を結合させる。
【0028】更に詳細には、前記アウタパイプ14を、
図1及び図5に示す如く、2分割した第1、第2アウタ
パイプ14−1、14−2の対峙する端部をはめ込み方
式によって結合させるものである。
【0029】これらの第1、第2アウタパイプ14−
1、14−2の対峙する端部をはめ込み方式において
は、図5に示す如く、第1アウタパイプ14−1の下流
側を漸次下流側に向かって拡張した後に、下流側端部に
第1大径筒部14b−1を形成するとともに、第2アウ
タパイプ14−2の上流側を漸次上流側に向かって拡張
した後に、上流側端部に前記第1大径筒部14b−1よ
りも大なる第2大径筒部14a−2を形成し、この第2
大径筒部14a−2内に第1大径筒部14b−1をはめ
込み、結合部位の全周を溶接して固着する。
【0030】このとき、結合部位の内側となる第1大径
筒部14b−1内面と前記第1、第2インナパイプ16
−1、16−2との間には、間隙18が確保されてい
る。
【0031】次に作用について説明する。
【0032】図示しない内燃機関の駆動時には、排気管
12を介して排気ガスが流下する。そして、排気ガスの
熱を受けて排気管12に熱伸縮が生ずる。このとき、排
気管12の熱伸縮は、アウタパイプ14とインナパイプ
16とにおいて、双方の温度差や熱膨張率の違いにより
寸法増減にズレが生ずる。
【0033】この熱伸縮によるアウタパイプ14とイン
ナパイプ16との寸法増減のズレは、第1、第2インナ
パイプ16−1、16−2の対峙する端部を所定距離だ
け離間させたことにより、吸収される。
【0034】すなわち、第1インナパイプ16−1側の
ズレは、下流側に移動することにより吸収され、第2イ
ンナパイプ16−2側のズレは、上流側に移動すること
により吸収されることとなり、収縮音を発生させるエネ
ルギと発生頻度とを軽減している。
【0035】これにより、前記インナパイプ16途中を
分割して第1、第2インナパイプ16−1、16−2を
設けるとともに、これら第1、第2インナパイプ16−
1、16−2の対峙する端部を離間させて設けた構成に
よって、インナパイプ16の熱伸縮時のズレを離間させ
た第1、第2インナパイプ16−1、16−2の対峙す
る端部において吸収することができ、アウタパイプ14
とインナパイプ16との摩擦力を軽減させ、収縮音の発
生を確実に防止し得る。
【0036】また、前記アウタパイプ14を、インナパ
イプ16の分割部位で第1、第2アウタパイプ14−
1、14−2に2分割するとともに、これら第1、第2
アウタパイプ14−1、14−2の対峙する端部を結合
させることにより、アウタパイプ14及びインナパイプ
16が共に2分割されることとなり、位置決めのための
スポット溶接が不要となり、実用上有利である。
【0037】更に、前記アウタパイプ14を、2分割し
た第1、第2アウタパイプ14−1、14−2の対峙す
る端部をはめ込み方式によって結合させることにより、
位置決めのためのスポット溶接を廃止できるとともに、
結合部位の全周溶接時に、内側に位置する端部によって
インナパイプ16が固着されるのを防止し得て、しかも
結合部位が二層構造となり、インナパイプ16の離間部
位を確実に覆うことができ、二重管構造を全域に確保し
得るものである。
【0038】図6はこの発明の第2実施例を示すもので
ある。この第2実施例において、上述第1実施例と同一
機能を果たす箇所には同一符号を付して説明する。
【0039】この第2実施例の特徴とするところは、排
気管22のアウタパイプ24とインナパイプ26との両
端部を固着して設けた点にある。
【0040】すなわち、前記アウタパイプ24とインナ
パイプ26との両端部を固着する際に、アウタパイプ2
4は分割せず、前記インナパイプ26途中を分割して第
1、第2インナパイプ26−1、26−2を設け、前記
アウタパイプ24の上流側部位に第1インナパイプ26
−1の上流側部位を固着するとともに、前記アウタパイ
プ24の下流側部位に第2インナパイプ26−2の下流
側部位を固着し、図6に*印で示す箇所において、スポ
ット溶接等の結合手段によって結合された結合部位であ
る固着部位から曲げ部分までの距離Bを、従来のものよ
りも大幅に小とするものである。
【0041】また、第1、第2インナパイプ26−1、
26−2の対峙する端部を離間させる際に、図6に示す
如く、これら第1、第2インナパイプ26−1、26−
2の対峙する端部を、所定距離、例えばインナパイプ2
6の熱伸縮時の寸法増減を吸収できる程度の距離Lだけ
離間させて設ける。
【0042】さすれば、固着部位から曲げ部分までの距
離Bを、従来のものよりも大幅に小とすることができ、
曲げ部分におけるズレを小とし得て、収縮音を低減し得
るものである。
【0043】また、前記排気管22の構成が簡略である
ことにより、製作が容易で、コストを低廉に維持するこ
とができ、経済的にも有利である。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、アウタパイプとインナパイプとを接触させて設けた
二重管構造の排気管を有する内燃機関の排気装置におい
て、インナパイプ途中を分割して第1、第2インナパイ
プを設けるとともにこれら第1、第2インナパイプの対
峙する端部を離間させて設けたので、インナパイプの熱
伸縮時のズレを離間させた第1、第2インナパイプの対
峙する端部において吸収することができ、アウタパイプ
とインナパイプとの摩擦力を軽減させ、収縮音の発生を
確実に防止し得るものである。
【0045】また、アウタパイプとインナパイプとを接
触させて設けた二重管構造の排気管を有する内燃機関の
排気装置において、アウタパイプとインナパイプとの両
端部を固着して設け、インナパイプ途中を分割して第
1、第2インナパイプを設けるとともにこれら第1、第
2インナパイプの対峙する端部を離間させて設けたの
で、固着部位から曲げ部分までの距離を従来のものより
も大幅に小とすることができ、曲げ部分におけるズレを
小とし得て、収縮音を低減し得る。また、前記排気管の
構成が簡略であることにより、製作が容易で、コストを
低廉に維持することができ、経済的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す内燃機関の排気装
置の排気管の概略拡大断面図である。
【図2】内燃機関の排気装置の排気管の概略図である。
【図3】図2の矢視〓部分の拡大断面図である。
【図4】図2の矢視〓部分の拡大断面図である。
【図5】第1、第2インナパイプの連絡部位の拡大断面
図である。
【図6】この発明の第2実施例を示す内燃機関の排気装
置の排気管の概略拡大断面図である。
【図7】この発明の従来の技術を示す内燃機関の排気装
置の排気管の概略拡大断面図である。
【符号の説明】
2 排気装置 4 触媒ケース 12 排気管 14 アウタパイプ 14−1 第1アウタパイプ 14−2 第2アウタパイプ 14b−1 第1大径筒部 14a−2 第2大径筒部 16 インナパイプ 16−1 第1インナパイプ 16−2 第2インナパイプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウタパイプとインナパイプとを接触さ
    せて設けた二重管構造の排気管を有する内燃機関の排気
    装置において、前記インナパイプ途中を分割して第1、
    第2インナパイプを設けるとともにこれら第1、第2イ
    ンナパイプの対峙する端部を離間させて設けたことを特
    徴とする内燃機関の排気装置。
  2. 【請求項2】 前記アウタパイプは、インナパイプの分
    割部位で第1、第2アウタパイプに2分割されるととも
    に、これら第1、第2アウタパイプの対峙する端部を結
    合させたアウタパイプである特許請求の範囲の請求項1
    に記載の内燃機関の排気装置。
  3. 【請求項3】 前記アウタパイプは、2分割した第1、
    第2アウタパイプの対峙する端部をはめ込み方式によっ
    て結合させたアウタパイプである特許請求の範囲の請求
    項2に記載の内燃機関の排気装置。
  4. 【請求項4】 アウタパイプとインナパイプとを接触さ
    せて設けた二重管構造の排気管を有する内燃機関の排気
    装置において、前記アウタパイプとインナパイプとの両
    端部を固着して設け、前記インナパイプ途中を分割して
    第1、第2インナパイプを設けるとともにこれら第1、
    第2インナパイプの対峙する端部を離間させて設けたこ
    とを特徴とする内燃機関の排気装置。
JP7354261A 1995-12-29 1995-12-29 内燃機関の排気装置 Pending JPH09189216A (ja)

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JP7354261A JPH09189216A (ja) 1995-12-29 1995-12-29 内燃機関の排気装置
US08/774,363 US5839277A (en) 1995-12-29 1996-12-27 Exhaust device for an internal combustion engine

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