JPH09189160A - 車両用遠隔操作式ドアロック装置 - Google Patents

車両用遠隔操作式ドアロック装置

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JPH09189160A
JPH09189160A JP8334727A JP33472796A JPH09189160A JP H09189160 A JPH09189160 A JP H09189160A JP 8334727 A JP8334727 A JP 8334727A JP 33472796 A JP33472796 A JP 33472796A JP H09189160 A JPH09189160 A JP H09189160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
receiver
room lamp
door lock
remote control
Prior art date
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Pending
Application number
JP8334727A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Furuhashi
博 古橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーレスエントリー装置の改良であり、
送信機の位置の自由度を向上すると共に、外乱の影響を
受けないようにする。 【解決手段】 自動車室内のルームランプ本体8の内部
に受信機の受信部と制御部を内装し、且つ、電球および
スイッチを給電線により接続すると共に、受信部のセン
サ16をルームランプ本体8と天井13との接合面Aよ
り下方位置のケース15の外表に受信方向を異ならせて
複数個設けた。より具体的には、センサ16をケース1
5の車両中央二分線Bに対して対称位置に複数個設け
た。この構成により配線が楽になり、外乱の影響を受け
ず、センサ16の配置特定により、使用者が広い範囲で
キーレスエントリーを行うことができることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、離れた場所から自
動車等のドアの施解錠を行うための車両用遠隔操作式ド
アロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、車両用遠隔操作式ドアロック装置
(いわゆるキーレスエントリー装置)は、使用者が携帯
している送信機から送信された光や電波による信号を、
受信部が受信して電気信号に変換し、この電気信号に応
じて制御部が施解錠装置を制御してドアの施解錠を行う
ようにしたものである。
【0003】従来の光による信号を用いた一般的な遠隔
操作式ドアロック装置としては、図6に示すように、受
信部の受光部であるセンサ1を車体外部に臨ませて運転
席側の外部ドアハンドル付近に取付けたものがある(特
開昭63−107670号公報、実開昭62−1310
64号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては次のような問題がある。センサ1を車体外部に臨ま
せて設けたものは、センサ1が外気にさらされるととも
に外部からの損傷を受けやすくなるので、耐水性、耐候
性および耐久性を充分に施す必要があり、コストがかか
る。さらに、センサ1の受光部が汚れることにより感度
が低下しやすいという問題がある。また、センサ1が車
体の運転席側側方に向けて取付けられているので、送信
機の出力信号を受信できる範囲は第6図中二点鎖線で示
す範囲となっているため、送信機によるドアの施解錠は
車体の運転席側側方からしか行うことができないことに
なり、実用上不便である。
【0005】また、センサ1と受信部あるいは制御部と
を離れた位置に設けたものは、センサ1の出力信号は微
弱電流として長い電線を介して受信機に伝えられること
になるので、外部からの影響を受けて受信機が誤作動し
やすい。さらに、電線の配線が複雑で、手間がかかると
いう問題がある。
【0006】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あり、使用者が広い範囲からドアの施解錠を行うことが
でき、かつ外乱による誤動作が生じにくい車両用遠隔操
作式ドアロック装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、請求項1に記載された発明は、
車室内の車両幅方向略中央且つ前方のルームミラー近傍
の天井内面に下方に突出したルームランプ本体を取付
け、該ルームランプ本体にケースを介して電球およびス
イッチ等を内装すると共に、所定のコード信号を送信す
る送信機と、該信号を受信する受信部および該受信部の
出力信号に応じて施解錠装置を作動させる制御部とから
成る受信機を備えてなる車両用遠隔操作式ドアロック装
置において、前記ルームランプ本体内に前記受信部およ
び制御部を内装し、且つ前記電球およびスイッチを給電
線により接続すると共に、前記受信部のセンサを前記ル
ームランプ本体と天井との接合面より下方位置のケース
外面に受信方向を異ならせて複数個設けたことを特徴と
する。
【0008】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載されたものにおいて、前記センサを前記ケースの車
両中央二分線に対して対称位置に複数個設けたことを特
徴とする。
【0009】本発明に係る車両用遠隔操作式ドアロック
装置はこのように構成したことにより、互いに受信方向
を異ならせた複数のセンサ16によって送信信号を広い
範囲にわたって受信することができる。また、ルームラ
ンプ本体8内に受信部5および制御部6とから成る受信
機4を設けたので、センサ16と受信部5と、制御部6
とを接続する電線を短くすることができ、外部からの影
響が受けにくくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を詳細
に説明する。図1に示すものは本発明に係る装置のブロ
ック構成図である。この図において、3は赤外線等によ
って所定のコード信号を送信する送信機であり、携帯し
やすいように小型に作られている。
【0011】4は受信機であり、受信部5と制御部6と
が一体に設けられて構成されている。受信部5は送信機
3から送信される信号を受信し、電気信号に変換して出
力するものである。そして、制御部6は受信部5から出
力された電気信号を読み取り、車両ごとに予め設定され
ている固有コードと照合して、結果が一致の場合にドア
の施解錠装置7へ操作信号を伝えるものである。
【0012】施解錠装置7は、この操作信号に応じて電
磁ソレノイド等の施解錠手段を作動させてドアの施解錠
を行うものである。8は車両の室内の天井に取付けられ
るルームランプ本体であり、電球9およびスイッチ10
が設けられている。11は電源となるバッテリ12に接
続され、電球9および受信機4に電気を供給するための
給電線である。
【0013】このような構成からなる本装置のうちの受
信機4とルームランプ本体8の車体への取付け例につい
て図2ないし図4を用いて説明する。ルームランプ本体
8は、従来の一般的なものと同様に、車室内の車両幅方
向(図2における左右方向)の略中央且つ前方(図2お
よび図3において左方)のルームミラー18の近傍の天
井13の内面に下方に突出させて取付けられている。
【0014】このルームランプ本体8とその外側を覆う
ケース15とにより、電球9とスイッチ10等が内装さ
れると共に、図1について説明した所定のコード信号を
送信する送信機3と、このコード信号を受信部5、およ
びこの受信部5の出力信号に応じて施解錠装置7を作動
させる制御部6が内装される。
【0015】制御部6は、図示しないドア付近に設けら
れたドアの開閉に応じて電球9を点滅させるスイッチ
(図示せず)に、図示しない電線で接続されている。こ
の電線および給電線11(図1参照)は、天井13およ
びピラー14(図4参照)に沿って配線されて車両内装
材に覆われている。受信部5および制御部6からなる受
信機4は、前述のようにルームランプ本体8のケース1
5内に収容されているが、これらはルームランプ本体8
と一体(ワンブロック)に設けられている。
【0016】天井13から車室内に突出したケース15
には、受信部のセンサ16が、ルームランプ本体8と天
井13との接合面(図2および図3におけるAの部分)
より下方位置のケース15の外面に、受信方向が異なる
ように、すなわち、ケース15の車両中央二分線(図2
におけるB)に対して対称位置に、左右側方に向けて2
個取付けられている。なお、図には示されていないが、
給電線11(図1参照)はケース15内において受信機
4に接続されている。
【0017】施解錠装置7はドア内に設けられており、
施解錠装置7と制御部6とを接続する電線は、ドアの開
閉に応じて電球9を点滅するスイッチ10と電球9とを
接続する給電線と共に配線されている。図中17は電球
9の光を透過させるランプカバー、18は天井13に取
付けられたルームミラー、19はフロントガラスであ
る。
【0018】このように構成されたこのドアロック装置
の使用方法ならびに作用を説明する。運転者がドアロッ
クの施錠あるいは解錠を行うためには、車室外から送信
機3を操作して、車両に向けて所定のコード信号を有す
る赤外線等を送信する。この信号は受信機4の受信部5
で受信され、その出力信号は電気信号に変換されて制御
部6に送られる。制御部6は受信部5から出力された電
気信号を読み取り、車両ごとに予め設定されている固有
コードと照合して、結果が一致の場合にドアの施解錠装
置7へ操作信号を伝える。この操作信号により、施解錠
装置7はドアロックの施錠あるいは解錠を行う。ドアの
開閉に応じて点滅する電球9とスイッチ10の作用は従
来のものと同様である。
【0019】以上説明した実施形態では、センサ16
を、ルームランプ本体8と天井13との接合面より下方
位置のケース15の外面に、受信方向が異なるように、
すなわち、ケース15の車両中央二分線(図2における
B)に対して対称位置に、左右側方に向けて2個取付け
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、取付位
置に変わりがなければ、センサ16は複数個であればそ
の数量は適宜変えることができるものである。
【0020】
【発明の効果】本発明の車両用遠隔操作式ドアロック装
置は以上詳述したように、受信部と制御部とを、車室内
の天井から突出させて配設したルームランプ本体に組込
んだことにより、センサ、受信部および制御部を接続す
る各電線を短くすることができるため、外部からの影響
が受けにくくなるので、外乱による誤動作を防止するこ
とができる。
【0021】そして、複数個のセンサを互いに受信方向
を異ならせ、且つ、車両二部線に対して対称位置に設け
たので、車両の運転席側側方からだけでなく、前方およ
び助手席側側方からも信号を受信することができること
になり、しかも車両の左右の受光範囲が同一になるの
で、使用者は広い範囲から使い勝手よく、ドアの施解錠
を行うことができるという優れた効果を奏する。
【0022】また、センサが左右対称位置に設けられる
ことから組付け性がよい上に、センサに接続される電線
は、ルームランプ用の電線と共に配線することにより配
線作業が容易になる。そしてセンサを受信部および制御
部ルームランプと一体(ワンブロック)に設けたので見
栄えがよい。
【0023】更に、センサはルームランプ本体と天井と
の接合面より下方に突出するような位置に設けたことに
よって、前記接合面に設けたときより受光角度が広く、
使用性が向上する。そして車室内のルームランプに取付
けたことにより、風雨に直接さらされることがなく損傷
も受けにくいので、耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のブロック構成図である。
【図2】本発明の一実施形態の斜視図である。
【図3】図2に示す装置の側面図である。
【図4】図2に示す装置を取り付けた自動車の側面図で
ある。
【図5】図2に示すの装置の受信範囲を示す平面図であ
る。
【図6】従来の遠隔操作式ドアロック装置の受信範囲を
示す平面図である。
【符号の説明】
3 送信機 4 受信機 5 受信部 6 制御部 7 施解錠装置 8 ルームランプ本体 9 電球 10 スイッチ 13 天井 15 ケース 16 センサ 18 ルームミラー A ルームランプ本体と天井との接合面 B 車両中央二分線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内の車両幅方向略中央且つ前方のル
    ームミラー近傍の天井内面に下方に突出したルームラン
    プ本体を取付け、該ルームランプ本体にケースを介して
    電球およびスイッチ等を内装すると共に、所定のコード
    信号を送信する送信機と、該信号を受信する受信部およ
    び該受信部の出力信号に応じて施解錠装置を作動させる
    制御部とから成る受信機を備えてなる車両用遠隔操作式
    ドアロック装置において、前記ルームランプ本体内に前
    記受信部および制御部を内装し、且つ前記電球およびス
    イッチを給電線により接続すると共に、前記受信部のセ
    ンサを前記ルームランプ本体と天井との接合面より下方
    位置のケース外面に受信方向を異ならせて複数個設けた
    ことを特徴とする車両用遠隔操作式ドアロック装置。
  2. 【請求項2】 前記センサを前記ケースの車両中央二分
    線に対して対称位置に複数個設けたことを特徴とする請
    求項1に記載の車両用遠隔操作式ドアロック装置。
JP8334727A 1996-11-29 1996-11-29 車両用遠隔操作式ドアロック装置 Pending JPH09189160A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008248567A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Honda Motor Co Ltd キーレスエントリーシステム
WO2018185814A1 (ja) 2017-04-03 2018-10-11 矢崎総業株式会社 電力供給システム

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