JPH09188452A - 写真用プリンタの仕分け装置 - Google Patents
写真用プリンタの仕分け装置Info
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- JPH09188452A JPH09188452A JP8004628A JP462896A JPH09188452A JP H09188452 A JPH09188452 A JP H09188452A JP 8004628 A JP8004628 A JP 8004628A JP 462896 A JP462896 A JP 462896A JP H09188452 A JPH09188452 A JP H09188452A
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- JP
- Japan
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- stopper
- gear
- movable table
- movable
- support block
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03D—APPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
- G03D15/00—Apparatus for treating processed material
- G03D15/001—Counting; Classifying; Marking
- G03D15/005—Order systems, e.g. printsorter
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H31/00—Pile receivers
- B65H31/02—Pile receivers with stationary end support against which pile accumulates
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H31/00—Pile receivers
- B65H31/30—Arrangements for removing completed piles
- B65H31/3009—Arrangements for removing completed piles by dropping, e.g. removing the pile support from under the pile
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- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H31/00—Pile receivers
- B65H31/30—Arrangements for removing completed piles
- B65H31/3054—Arrangements for removing completed piles by moving the surface supporting the lowermost article of the pile, e.g. by using belts or rollers
- B65H31/3063—Arrangements for removing completed piles by moving the surface supporting the lowermost article of the pile, e.g. by using belts or rollers by special supports like carriages, containers, trays, compartments, plates or bars, e.g. moved in a closed loop
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- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/42—Piling, depiling, handling piles
- B65H2301/421—Forming a pile
- B65H2301/4212—Forming a pile of articles substantially horizontal
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65H2405/00—Parts for holding the handled material
- B65H2405/10—Cassettes, holders, bins, decks, trays, supports or magazines for sheets stacked substantially horizontally
- B65H2405/11—Parts and details thereof
- B65H2405/111—Bottom
- B65H2405/1112—Bottom with stepped surface portions
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65H2405/00—Parts for holding the handled material
- B65H2405/10—Cassettes, holders, bins, decks, trays, supports or magazines for sheets stacked substantially horizontally
- B65H2405/11—Parts and details thereof
- B65H2405/111—Bottom
- B65H2405/1115—Bottom with surface inclined, e.g. in width-wise direction
- B65H2405/11151—Bottom with surface inclined, e.g. in width-wise direction with surface inclined upwardly in transport direction
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Discharge By Other Means (AREA)
- Pile Receivers (AREA)
- Collation Of Sheets And Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリンタから排出されるプリントをその枚数
やサイズの違いにかかわらず、常に整然と仕分けること
のできる仕分け装置を提供すること。 【解決手段】 写真用プリンタにより焼き付けたプリン
ト40を仕分けるための仕分け装置であって、プリント
40を載置する可動台2と、この可動台2の上面に位置
して可動台2に載置のプリント40に当接するストッパ
部材3とからなり、可動台2をストッパ部材3に対して
出退する方向に移動可能に構成し、この可動台2をスト
ッパ部材3に対して引退する方向に移動させて可動台2
に載置のプリント40をストッパ部材3に当接させ、可
動台2に載置のプリント40を下方に落下させて仕分け
るように構成してある。
やサイズの違いにかかわらず、常に整然と仕分けること
のできる仕分け装置を提供すること。 【解決手段】 写真用プリンタにより焼き付けたプリン
ト40を仕分けるための仕分け装置であって、プリント
40を載置する可動台2と、この可動台2の上面に位置
して可動台2に載置のプリント40に当接するストッパ
部材3とからなり、可動台2をストッパ部材3に対して
出退する方向に移動可能に構成し、この可動台2をスト
ッパ部材3に対して引退する方向に移動させて可動台2
に載置のプリント40をストッパ部材3に当接させ、可
動台2に載置のプリント40を下方に落下させて仕分け
るように構成してある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真用の自動プリ
ンタなどに組み付けて使用するもので、プリンタによっ
て焼き付けたプリントを仕分けるための写真用プリンタ
の仕分け装置に関する。
ンタなどに組み付けて使用するもので、プリンタによっ
て焼き付けたプリントを仕分けるための写真用プリンタ
の仕分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の仕分け装置としては、従来、図
11に示すようなものが存在した。まず、この従来の仕
分け装置について説明すると、図外の写真用プリンタの
排出口から順次排出されるプリント40を固定の受け台
30の上面で受け止め、例えばネガフイルム1本分のプ
リント40が仕上がった時点で、受け台30から上方に
突出する複数本の可動部材31を、図11の(ロ)に示
すように、受け台30の一側方に移動させてプリント4
0を搬送し、側方に位置するベルト式コンベヤ29上に
落下させて仕分けるように構成されていた。
11に示すようなものが存在した。まず、この従来の仕
分け装置について説明すると、図外の写真用プリンタの
排出口から順次排出されるプリント40を固定の受け台
30の上面で受け止め、例えばネガフイルム1本分のプ
リント40が仕上がった時点で、受け台30から上方に
突出する複数本の可動部材31を、図11の(ロ)に示
すように、受け台30の一側方に移動させてプリント4
0を搬送し、側方に位置するベルト式コンベヤ29上に
落下させて仕分けるように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
装置では、可動部材31を用いてプリント40を斜め上
方からベルト式コンベヤ29上へ落下させる構成である
ため、可動部材31をあまり高速で移動させると、ベル
ト式コンベヤ29に対するプリント40の落下位置が一
定せず、しかも、コンベヤ29上への落下時にプリント
40がばらけてしまうという欠点があった。かと言っ
て、可動部材31を低速で移動させても、図11の
(ロ)に示すように、プリント40が受け台30から斜
めになって崩れ落ち、図11の(ハ)に示すように、や
はりプリント40がばらけてしまう欠点があった。その
上、可動部材31で搬送するプリント40の枚数やサイ
ズが常に一定とは限らず、種々の枚数やサイズのものが
存在するので、プリント40のばらけ方すらも一定せ
ず、結局、整然とした仕分けができずにその後の処理に
支障をきたすという欠点があった。本発明は、このよう
な従来の欠点に着目したもので、プリンタから排出され
るプリントをその枚数やサイズの違いにかかわらず、常
に整然と仕分けることのできる仕分け装置の提供を目的
とする。
装置では、可動部材31を用いてプリント40を斜め上
方からベルト式コンベヤ29上へ落下させる構成である
ため、可動部材31をあまり高速で移動させると、ベル
ト式コンベヤ29に対するプリント40の落下位置が一
定せず、しかも、コンベヤ29上への落下時にプリント
40がばらけてしまうという欠点があった。かと言っ
て、可動部材31を低速で移動させても、図11の
(ロ)に示すように、プリント40が受け台30から斜
めになって崩れ落ち、図11の(ハ)に示すように、や
はりプリント40がばらけてしまう欠点があった。その
上、可動部材31で搬送するプリント40の枚数やサイ
ズが常に一定とは限らず、種々の枚数やサイズのものが
存在するので、プリント40のばらけ方すらも一定せ
ず、結局、整然とした仕分けができずにその後の処理に
支障をきたすという欠点があった。本発明は、このよう
な従来の欠点に着目したもので、プリンタから排出され
るプリントをその枚数やサイズの違いにかかわらず、常
に整然と仕分けることのできる仕分け装置の提供を目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明による写真プリンタの仕分け装置の特徴構成
は、プリントを載置する可動台と、この可動台の上面に
位置して前記可動台に載置のプリントに当接するストッ
パ部材とからなり、前記可動台を前記ストッパ部材に対
して出退する方向に移動可能に構成し、この可動台を前
記ストッパ部材に対して引退する方向に移動させて可動
台に載置のプリントを前記ストッパ部材に当接させ、前
記可動台に載置のプリントを下方に落下させて仕分ける
ように構成してある点にある。この構成によれば、可動
台に載置されたプリントのストッパ部材への当接によっ
て各プリントの端が揃えられることになる。そして、ス
トッパ部材に当接させたまま、さらに可動台を引退方向
に移動させて、この可動台に載置のプリントを下方に落
下させて仕分けるものであるから、端の揃えられたプリ
ントはそのままの状態でほぼ鉛直方向に落下することに
なり、整然とした仕分けが可能となる。その結果、その
後のプリントの処理も支障なく容易に行うことができ
る。
め、本発明による写真プリンタの仕分け装置の特徴構成
は、プリントを載置する可動台と、この可動台の上面に
位置して前記可動台に載置のプリントに当接するストッ
パ部材とからなり、前記可動台を前記ストッパ部材に対
して出退する方向に移動可能に構成し、この可動台を前
記ストッパ部材に対して引退する方向に移動させて可動
台に載置のプリントを前記ストッパ部材に当接させ、前
記可動台に載置のプリントを下方に落下させて仕分ける
ように構成してある点にある。この構成によれば、可動
台に載置されたプリントのストッパ部材への当接によっ
て各プリントの端が揃えられることになる。そして、ス
トッパ部材に当接させたまま、さらに可動台を引退方向
に移動させて、この可動台に載置のプリントを下方に落
下させて仕分けるものであるから、端の揃えられたプリ
ントはそのままの状態でほぼ鉛直方向に落下することに
なり、整然とした仕分けが可能となる。その結果、その
後のプリントの処理も支障なく容易に行うことができ
る。
【0005】更に、ストッパ部材を可動台と一体的に移
動可能に構成し、ストッパ部材を可動台と一体的に移動
させた後、可動台をストッパ部材に対して引退する方向
に移動させるように構成することができる。この構成に
よれば、プリンタの排出口から可動台上に排出されたプ
リントを可動台に載置したままで、例えば横方向などへ
搬送して整然と仕分けることができ、プリンタに組み付
ける際の自由度が大きくなるとともに、ストッパ部材の
停止位置の設定によってプリントの落下仕分け位置を自
由に選択したり、プリントのサイズの違いにかかわら
ず、全てのプリントの端部を揃えることもできる。した
がって、例えば、プリンタの高さが高くて、落下仕分け
した後のプリントの取扱いがしにくいような場合であっ
ても、プリンタの前面側に端部を揃えてプリントを仕分
けすることなどが可能となり、以後の取扱いを容易に行
うことができる。
動可能に構成し、ストッパ部材を可動台と一体的に移動
させた後、可動台をストッパ部材に対して引退する方向
に移動させるように構成することができる。この構成に
よれば、プリンタの排出口から可動台上に排出されたプ
リントを可動台に載置したままで、例えば横方向などへ
搬送して整然と仕分けることができ、プリンタに組み付
ける際の自由度が大きくなるとともに、ストッパ部材の
停止位置の設定によってプリントの落下仕分け位置を自
由に選択したり、プリントのサイズの違いにかかわら
ず、全てのプリントの端部を揃えることもできる。した
がって、例えば、プリンタの高さが高くて、落下仕分け
した後のプリントの取扱いがしにくいような場合であっ
ても、プリンタの前面側に端部を揃えてプリントを仕分
けすることなどが可能となり、以後の取扱いを容易に行
うことができる。
【0006】更に又、ストッパ部材を可動台に対して相
対移動可能に構成し、ストッパ部材を可動台に対して相
対移動させた後、可動台をストッパ部材に対して引退す
る方向に移動させるように構成することもできる。この
構成によれば、上述の場合と同様に、ストッパ部材の停
止位置の設定によってプリントの落下仕分け位置を選択
したり、プリントのサイズの違いにかかわらず、プリン
トの端部を揃えることが可能となり、また、以後の取扱
いが容易になる位置へ仕分けることもできる。又、可動
台の大きさを大きくせずにすむ。
対移動可能に構成し、ストッパ部材を可動台に対して相
対移動させた後、可動台をストッパ部材に対して引退す
る方向に移動させるように構成することもできる。この
構成によれば、上述の場合と同様に、ストッパ部材の停
止位置の設定によってプリントの落下仕分け位置を選択
したり、プリントのサイズの違いにかかわらず、プリン
トの端部を揃えることが可能となり、また、以後の取扱
いが容易になる位置へ仕分けることもできる。又、可動
台の大きさを大きくせずにすむ。
【0007】更に又、可動台の上面にプリントがオーバ
ーハング状に乗り上げる段部を形成し、この段部の上面
をプリントの排出口側ほど下方に位置する傾斜面に形成
しておくのが好ましい。これにより、排出口から可動台
上に供給されるプリントは傾斜面に沿って段部上に確実
にオーバーハング状に乗り上げることになり、したがっ
て、その後、可動台をストッパ部材に対して引退する方
向に移動させる際、この可動台上面とストッパ部材下面
との間の隙間にプリントが挟み込まれるようなことがな
く、プリントの落下仕分けをより確実に行うことができ
る。
ーハング状に乗り上げる段部を形成し、この段部の上面
をプリントの排出口側ほど下方に位置する傾斜面に形成
しておくのが好ましい。これにより、排出口から可動台
上に供給されるプリントは傾斜面に沿って段部上に確実
にオーバーハング状に乗り上げることになり、したがっ
て、その後、可動台をストッパ部材に対して引退する方
向に移動させる際、この可動台上面とストッパ部材下面
との間の隙間にプリントが挟み込まれるようなことがな
く、プリントの落下仕分けをより確実に行うことができ
る。
【0008】更に又、可動台を駆動するための第1の駆
動手段と、ストッパ部材を駆動するための第2の駆動手
段とを備え、これらを一つの駆動源により駆動するよう
に構成するのが好ましい。これにより、可動台とストッ
パ部材とを別々の駆動源により駆動する構成に比べて、
装置全体の小型化を達成することができる。
動手段と、ストッパ部材を駆動するための第2の駆動手
段とを備え、これらを一つの駆動源により駆動するよう
に構成するのが好ましい。これにより、可動台とストッ
パ部材とを別々の駆動源により駆動する構成に比べて、
装置全体の小型化を達成することができる。
【0009】更に又、可動台を支持する可動台支持ブロ
ックと前記ストッパ部材を支持するストッパ支持ブロッ
クと可動台支持ブロックとストッパ支持ブロックとを摺
動可能に外嵌するスライド用シャフトとを備えて構成
し、第1の駆動手段は、第1回転部材(例えば、スプロ
ケット)と、この第1回転部材と連動する第1連結部材
(例えば、チェン)を含み、第2の駆動手段は、第2回
転部材と、この第2回転部材と連動する第2連結部材を
含み、かつ、可動台支持ブロックは第1連結部材に係合
され、ストッパ支持ブロックは前記第2連結部材に係合
されるように構成し、第1回転部材と第2回転部材は同
一軸芯上に配設されるようにしてもよい。この構成によ
れば、可動台とストッパ部材との上述した複雑な相対作
動を、可動台用の支持ブロック、チェン、スプロケッ
ト、ならびに、ストッパ用の支持ブロック、チェン、ス
プロケットなどを用いて確実に現出することができる。
しかも、可動台支持ブロックとストッパ支持ブロックと
を同じスライド用シャフトに外嵌したり、第1回転部材
と第2回転部材とを同一軸芯上に配設することで、全体
をコンパクトに構成することができ、プリンタへの組み
付けも容易となる。
ックと前記ストッパ部材を支持するストッパ支持ブロッ
クと可動台支持ブロックとストッパ支持ブロックとを摺
動可能に外嵌するスライド用シャフトとを備えて構成
し、第1の駆動手段は、第1回転部材(例えば、スプロ
ケット)と、この第1回転部材と連動する第1連結部材
(例えば、チェン)を含み、第2の駆動手段は、第2回
転部材と、この第2回転部材と連動する第2連結部材を
含み、かつ、可動台支持ブロックは第1連結部材に係合
され、ストッパ支持ブロックは前記第2連結部材に係合
されるように構成し、第1回転部材と第2回転部材は同
一軸芯上に配設されるようにしてもよい。この構成によ
れば、可動台とストッパ部材との上述した複雑な相対作
動を、可動台用の支持ブロック、チェン、スプロケッ
ト、ならびに、ストッパ用の支持ブロック、チェン、ス
プロケットなどを用いて確実に現出することができる。
しかも、可動台支持ブロックとストッパ支持ブロックと
を同じスライド用シャフトに外嵌したり、第1回転部材
と第2回転部材とを同一軸芯上に配設することで、全体
をコンパクトに構成することができ、プリンタへの組み
付けも容易となる。
【0010】更に又、第1回転部材と第2回転部材とを
ひとつの駆動軸に相対回転可能に外嵌し、この駆動軸と
第1回転部材とをフリクション機構を介して、この駆動
軸と第2回転部材とをワンウェイクラッチを介してそれ
ぞれ連動連結し、かつ、駆動軸と第2回転部材とをクラ
ッチ機構を介して互いに連動連結可能に構成し、可動台
支持ブロックに当接してこの可動台支持ブロックの移動
を規制するストッパを設け、駆動軸を正逆転可能なモー
タに連動連結してもよい。この構成によれば、可動台と
ストッパ部材との複雑な相対作動をモータを用いて自動
的に行わせることができ、しかも、正逆転可能なひとつ
のモータで行わせることができて装置の軽量化やコスト
ダウンをも図ることができる。
ひとつの駆動軸に相対回転可能に外嵌し、この駆動軸と
第1回転部材とをフリクション機構を介して、この駆動
軸と第2回転部材とをワンウェイクラッチを介してそれ
ぞれ連動連結し、かつ、駆動軸と第2回転部材とをクラ
ッチ機構を介して互いに連動連結可能に構成し、可動台
支持ブロックに当接してこの可動台支持ブロックの移動
を規制するストッパを設け、駆動軸を正逆転可能なモー
タに連動連結してもよい。この構成によれば、可動台と
ストッパ部材との複雑な相対作動をモータを用いて自動
的に行わせることができ、しかも、正逆転可能なひとつ
のモータで行わせることができて装置の軽量化やコスト
ダウンをも図ることができる。
【0011】更に又、上記クラッチ機構として、第2回
転部材に連接された第1ギヤと、駆動軸に固着された第
2ギヤと、可動台支持ブロックに設けられた遊転ギヤと
を備えており、第2ギヤの回転を、遊転ギヤを介して第
1ギヤに伝達するようにしてもよい。モータの一方向の
回転は、駆動軸とワンウェイクラッチを介して第2回転
部材に伝達されるが、他方向の回転は伝達されない。こ
の構成によれば、モータの他方向の回転を第2ギヤ、遊
転ギヤ、第1ギヤを介して第2回転部材に伝達すること
ができる。また、モータの他方向の回転が第2回転部材
に伝達されるのは、遊転ギヤが第1ギヤと第2ギヤの双
方に噛み合っているときである。この構成によるクラッ
チ機構は、ギヤが主たる構成部材であるので簡単な構成
とすることができる。
転部材に連接された第1ギヤと、駆動軸に固着された第
2ギヤと、可動台支持ブロックに設けられた遊転ギヤと
を備えており、第2ギヤの回転を、遊転ギヤを介して第
1ギヤに伝達するようにしてもよい。モータの一方向の
回転は、駆動軸とワンウェイクラッチを介して第2回転
部材に伝達されるが、他方向の回転は伝達されない。こ
の構成によれば、モータの他方向の回転を第2ギヤ、遊
転ギヤ、第1ギヤを介して第2回転部材に伝達すること
ができる。また、モータの他方向の回転が第2回転部材
に伝達されるのは、遊転ギヤが第1ギヤと第2ギヤの双
方に噛み合っているときである。この構成によるクラッ
チ機構は、ギヤが主たる構成部材であるので簡単な構成
とすることができる。
【0012】更に又、第1ギヤと第2ギヤの歯の位相ず
れを吸収するための機構を、第1ギヤと第2ギヤの少な
くとも一方に設けておくことが好ましい。クラッチ機構
によりモータの回転を第2回転部材に伝達する場合に
は、可動台支持ブロックに取り付けられた遊転ギヤを第
1ギヤと第2ギヤとの双方に噛み合わせる必要がある。
この場合、これらギヤの歯の位相がずれていると噛み合
わせ動作を行い難く、又、耐久性の面でも問題がある。
従って、このような歯の位相のずれを吸収できる機構を
設けることにより、遊転ギヤと第1ギヤ及び第2ギヤと
の噛み合いをスムースに行うことができる。また、クラ
ッチ機構の耐久性を向上させることができる。
れを吸収するための機構を、第1ギヤと第2ギヤの少な
くとも一方に設けておくことが好ましい。クラッチ機構
によりモータの回転を第2回転部材に伝達する場合に
は、可動台支持ブロックに取り付けられた遊転ギヤを第
1ギヤと第2ギヤとの双方に噛み合わせる必要がある。
この場合、これらギヤの歯の位相がずれていると噛み合
わせ動作を行い難く、又、耐久性の面でも問題がある。
従って、このような歯の位相のずれを吸収できる機構を
設けることにより、遊転ギヤと第1ギヤ及び第2ギヤと
の噛み合いをスムースに行うことができる。また、クラ
ッチ機構の耐久性を向上させることができる。
【0013】更に又、ストッパ支持ブロックの位置を検
出する位置検出器を設け、ストッパ部材の停止位置を変
更規制するように構成してもよい。この構成によれば、
ストッパ部材の停止位置を自動的に変更して、プリント
の落下仕分け位置を選択したり、プリントのサイズの違
いにかかわらず、全てのプリントの端部を揃えることが
可能となる。
出する位置検出器を設け、ストッパ部材の停止位置を変
更規制するように構成してもよい。この構成によれば、
ストッパ部材の停止位置を自動的に変更して、プリント
の落下仕分け位置を選択したり、プリントのサイズの違
いにかかわらず、全てのプリントの端部を揃えることが
可能となる。
【0014】更に又、可動台の下方のプリント落下位置
にベルト式のコンベヤを配設おくことが好ましい。これ
によれば、仕分けた後のプリントをベルト式コンベヤで
自動的に所望の位置にまで搬送することができ、非常に
使い勝手の良いプリンタを提供することができる。
にベルト式のコンベヤを配設おくことが好ましい。これ
によれば、仕分けた後のプリントをベルト式コンベヤで
自動的に所望の位置にまで搬送することができ、非常に
使い勝手の良いプリンタを提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明による写真用プリンタの仕
分け装置の第1実施形態を添付の図1〜図7に基づいて
説明する。図1は、ネガフイルムからカラープリントを
作成するための写真用の自動プリンタの全体を示し、特
に詳しい説明は省略するが、操作部50を操作してカラ
ープリントの焼き付け枚数やカラープリントのサイズな
どを指定することにより、ネガフイルムの像を内部のプ
リンタでカラー印画紙に焼き付け、現像や水洗などの各
種の処理を順次を行って乾燥部で乾燥し、所定の大きさ
に切断して得たカラープリント40を排出口1から順次
下方に位置する仕分け装置に供給するように構成されて
いる。
分け装置の第1実施形態を添付の図1〜図7に基づいて
説明する。図1は、ネガフイルムからカラープリントを
作成するための写真用の自動プリンタの全体を示し、特
に詳しい説明は省略するが、操作部50を操作してカラ
ープリントの焼き付け枚数やカラープリントのサイズな
どを指定することにより、ネガフイルムの像を内部のプ
リンタでカラー印画紙に焼き付け、現像や水洗などの各
種の処理を順次を行って乾燥部で乾燥し、所定の大きさ
に切断して得たカラープリント40を排出口1から順次
下方に位置する仕分け装置に供給するように構成されて
いる。
【0016】この本発明による仕分け装置は、図4から
図6に示すように、プリンタの排出口1から順次排出さ
れるカラープリント40を載置するための可動台2と、
この可動台2の上面に位置して可動台2上のカラープリ
ント40に当接するストッパ部材3とからなり、これら
可動台2とストッパ部材3とは、ともに仕分け装置のケ
ーシング4に対して相対移動可能に構成されている。可
動台2の上面は、図2から明らかなように、全体として
プリンタの排出口1から遠ざかるほど上方に位置する傾
斜面に形成され、さらに、複数個の段部2aを有する鋸
歯状に、かつ、鋸歯を形成する各段部2aの上面が、前
記排出口1側ほど下方に位置する傾斜面に形成されてい
て、排出口1から排出されるカラープリント40が、そ
のサイズのいかんにかかわらず、この段部2aの上にオ
ーバーハング状に乗り上げるように構成されるととも
に、それに対応するストッパ部材3の下面も複数個の段
部3aを有する鋸歯状に形成されている。尚、排出され
るプリントの前端面を揃える機構を設けておくと好まし
い。
図6に示すように、プリンタの排出口1から順次排出さ
れるカラープリント40を載置するための可動台2と、
この可動台2の上面に位置して可動台2上のカラープリ
ント40に当接するストッパ部材3とからなり、これら
可動台2とストッパ部材3とは、ともに仕分け装置のケ
ーシング4に対して相対移動可能に構成されている。可
動台2の上面は、図2から明らかなように、全体として
プリンタの排出口1から遠ざかるほど上方に位置する傾
斜面に形成され、さらに、複数個の段部2aを有する鋸
歯状に、かつ、鋸歯を形成する各段部2aの上面が、前
記排出口1側ほど下方に位置する傾斜面に形成されてい
て、排出口1から排出されるカラープリント40が、そ
のサイズのいかんにかかわらず、この段部2aの上にオ
ーバーハング状に乗り上げるように構成されるととも
に、それに対応するストッパ部材3の下面も複数個の段
部3aを有する鋸歯状に形成されている。尚、排出され
るプリントの前端面を揃える機構を設けておくと好まし
い。
【0017】前記ケーシング4の内部には、図3から明
らかなように、ケーシング4の長手方向に沿う一対のス
ライド用シャフト5が固着配設され、この一対のスライ
ド用シャフト5には、可動台支持ブロック6とストッパ
支持ブロック7とが、ストッパ支持ブロック7をプリン
タの前面側に位置した状態で、それぞれスライドベアリ
ング6a,7aを介して摺動自在に外嵌されている。前
記可動台支持ブロック6には、板状の連結部材6bを介
して前記可動台2が、同様に、ストッパ支持ブロック7
には、板状の連結部材7bを介して前記ストッパ部材3
が、それぞれ固着されて支持され、前記ケーシング4の
上面には、可動台支持ブロック6から連設の連結部材6
bが貫通する一対のスリット8と、ストッパ支持ブロッ
ク7から連設の連結部材7bが貫通する一対のスリット
9とが、それぞれ穿設され、かつ、可動台2には、スト
ッパ支持ブロック7から連設の連結部材7bが貫通する
一対のスリット10が穿設されている。
らかなように、ケーシング4の長手方向に沿う一対のス
ライド用シャフト5が固着配設され、この一対のスライ
ド用シャフト5には、可動台支持ブロック6とストッパ
支持ブロック7とが、ストッパ支持ブロック7をプリン
タの前面側に位置した状態で、それぞれスライドベアリ
ング6a,7aを介して摺動自在に外嵌されている。前
記可動台支持ブロック6には、板状の連結部材6bを介
して前記可動台2が、同様に、ストッパ支持ブロック7
には、板状の連結部材7bを介して前記ストッパ部材3
が、それぞれ固着されて支持され、前記ケーシング4の
上面には、可動台支持ブロック6から連設の連結部材6
bが貫通する一対のスリット8と、ストッパ支持ブロッ
ク7から連設の連結部材7bが貫通する一対のスリット
9とが、それぞれ穿設され、かつ、可動台2には、スト
ッパ支持ブロック7から連設の連結部材7bが貫通する
一対のスリット10が穿設されている。
【0018】前記ケーシング4の内部後方側には、スラ
イド用シャフト5の下方に位置して、このスライド用シ
ャフト5に直交する駆動軸11が回転自在に軸支され、
この駆動軸11の一側部には可動台用スプロケット12
が、他側部にはストッパ用スプロケット13が、さら
に、中間部にはクラッチ部材14が、それぞれ外嵌され
ている。前記可動台用スプロケット12と駆動軸11と
の間には、可動台用スプロケット12側に一定以上の抵
抗力が作用すると相対的にスリップを生じるフリクショ
ン機構15が介装され、ストッパ用スプロケット13と
駆動軸11との間には、ワンウェイクラッチ16が介装
されている。前記クラッチ部材14は、駆動軸11に固
着されていて、このクラッチ部材14に一体的に形成さ
れたクラッチ用ギヤ14a(以下、第2ギヤ14aとい
う。)とストッパ用スプロケット13から連設のクラッ
チ用ギヤ13a(以下、第1ギヤ13aという。)と
が、互いに隣接する状態に配設されている。
イド用シャフト5の下方に位置して、このスライド用シ
ャフト5に直交する駆動軸11が回転自在に軸支され、
この駆動軸11の一側部には可動台用スプロケット12
が、他側部にはストッパ用スプロケット13が、さら
に、中間部にはクラッチ部材14が、それぞれ外嵌され
ている。前記可動台用スプロケット12と駆動軸11と
の間には、可動台用スプロケット12側に一定以上の抵
抗力が作用すると相対的にスリップを生じるフリクショ
ン機構15が介装され、ストッパ用スプロケット13と
駆動軸11との間には、ワンウェイクラッチ16が介装
されている。前記クラッチ部材14は、駆動軸11に固
着されていて、このクラッチ部材14に一体的に形成さ
れたクラッチ用ギヤ14a(以下、第2ギヤ14aとい
う。)とストッパ用スプロケット13から連設のクラッ
チ用ギヤ13a(以下、第1ギヤ13aという。)と
が、互いに隣接する状態に配設されている。
【0019】前記可動台用スプロケット12と遊転スプ
ロケット17との間には、可動台用チェン18が掛張さ
れ、ストッパ用スプロケット13と別の遊転スプロケッ
ト19との間には、ストッパ用チェン20が掛張されて
いて、このストッパ用チェン20が掛張されている遊転
スプロケット19の方は、ケーシング4に固着の固定軸
21に外嵌され、この固定軸21と遊転スプロケット1
9との間に、上述したフリクション機構15と同じ構造
のフリクション機構19aが介装されていて、ストッパ
用チェン20に一定以上の駆動力が作用しない限り、遊
転スプロケット19が回転しないように構成されてい
る。
ロケット17との間には、可動台用チェン18が掛張さ
れ、ストッパ用スプロケット13と別の遊転スプロケッ
ト19との間には、ストッパ用チェン20が掛張されて
いて、このストッパ用チェン20が掛張されている遊転
スプロケット19の方は、ケーシング4に固着の固定軸
21に外嵌され、この固定軸21と遊転スプロケット1
9との間に、上述したフリクション機構15と同じ構造
のフリクション機構19aが介装されていて、ストッパ
用チェン20に一定以上の駆動力が作用しない限り、遊
転スプロケット19が回転しないように構成されてい
る。
【0020】前記可動台用チェン18には可動台支持ブ
ロック6が、ストッパ用チェン20にはストッパ支持ブ
ロック7が、それぞれ係合連結され、前記駆動軸11に
固着のプーリ11aと正逆転可能な変速機構付き直流モ
ータ22の軸に固着のプーリ22aとの間には、歯付き
ベルト23が掛張されるとともに、前記可動台支持ブロ
ック6には、前記第1ギヤ13a、第2ギヤ14aに噛
み合って駆動軸11とストッパ用スプロケット13とを
一体化する遊転ギヤ24が取り付けられていて、これら
第1ギヤ13a、第2ギヤ14aと遊転ギヤ24とによ
りクラッチ機構25が構成されている。
ロック6が、ストッパ用チェン20にはストッパ支持ブ
ロック7が、それぞれ係合連結され、前記駆動軸11に
固着のプーリ11aと正逆転可能な変速機構付き直流モ
ータ22の軸に固着のプーリ22aとの間には、歯付き
ベルト23が掛張されるとともに、前記可動台支持ブロ
ック6には、前記第1ギヤ13a、第2ギヤ14aに噛
み合って駆動軸11とストッパ用スプロケット13とを
一体化する遊転ギヤ24が取り付けられていて、これら
第1ギヤ13a、第2ギヤ14aと遊転ギヤ24とによ
りクラッチ機構25が構成されている。
【0021】前記ストッパ支持ブロック7には、図2に
示すように、位置検出板26が取り付けられて下方に垂
下され、この位置検出板26の移動軌跡内に、発光器2
7aと受光器27bとからなる位置検出器27が配設さ
れていて、ストッパ部材3の停止位置を変更規制するよ
うに構成されるとともに、可動台支持ブロック6の移動
軌跡内には、この可動台支持ブロック6に当接して可動
台支持ブロック6のプリンタ前部側への移動を規制する
ストッパ28aと、同じく可動台支持ブロック6に当接
して可動台支持ブロック6のプリンタ後部側への移動を
規制するストッパ28bとが設けられている。そして、
この仕分け装置よりもプリンタの前面側には、ベルト式
のコンベヤ29が配設されていて、可動台2より落下し
たカラープリント40を受け止めて順次搬送するように
構成されている。
示すように、位置検出板26が取り付けられて下方に垂
下され、この位置検出板26の移動軌跡内に、発光器2
7aと受光器27bとからなる位置検出器27が配設さ
れていて、ストッパ部材3の停止位置を変更規制するよ
うに構成されるとともに、可動台支持ブロック6の移動
軌跡内には、この可動台支持ブロック6に当接して可動
台支持ブロック6のプリンタ前部側への移動を規制する
ストッパ28aと、同じく可動台支持ブロック6に当接
して可動台支持ブロック6のプリンタ後部側への移動を
規制するストッパ28bとが設けられている。そして、
この仕分け装置よりもプリンタの前面側には、ベルト式
のコンベヤ29が配設されていて、可動台2より落下し
たカラープリント40を受け止めて順次搬送するように
構成されている。
【0022】つぎに、この仕分け装置の作動について説
明すると、まず、可動台支持ブロック6とストッパ支持
ブロック7とがプリンタの後方側、つまり、駆動軸11
側に位置した状態で、排出口1からカラープリントPが
排出される。このとき、図4の(イ)に示すように、可
動台2が排出口1の下方に位置し、かつ、ストッパ部材
3が排出口1よりもプリンタの後方側に位置していて、
この状態で可動台2上にカラープリント40が排出載置
される。カラープリント40が所定量に達すると、具体
的には、例えばネガフイルム1本分のカラープリント4
0が仕上がると、図外のセンサの検知に基づいてモータ
22が正転し、プーリ22a、歯付きベルト23、なら
びに、プーリ11aを介して駆動軸11を正方向に回転
させる。
明すると、まず、可動台支持ブロック6とストッパ支持
ブロック7とがプリンタの後方側、つまり、駆動軸11
側に位置した状態で、排出口1からカラープリントPが
排出される。このとき、図4の(イ)に示すように、可
動台2が排出口1の下方に位置し、かつ、ストッパ部材
3が排出口1よりもプリンタの後方側に位置していて、
この状態で可動台2上にカラープリント40が排出載置
される。カラープリント40が所定量に達すると、具体
的には、例えばネガフイルム1本分のカラープリント4
0が仕上がると、図外のセンサの検知に基づいてモータ
22が正転し、プーリ22a、歯付きベルト23、なら
びに、プーリ11aを介して駆動軸11を正方向に回転
させる。
【0023】この駆動軸11の正方向への回転に伴っ
て、可動台用スプロケット12とストッパ用スプロケッ
ト13とが、ともに正方向に回転して、可動台用チェン
18とストッパ用チェン20とを駆動し、それに伴っ
て、可動台支持ブロック6とストッパ支持ブロック7と
がスライド用シャフト5に沿って移動し、可動台2とス
トッパ部材3とが、一体的にプリンタの前面側に移動す
る。一定の距離だけ移動すると、可動台支持ブロック6
がストッパ28aに当接して、可動台支持ブロック6の
それ以上の移動を阻止する。この状態においては、前記
フリクション機構15の作用でスリップが生じ、駆動軸
11が正方向へ回転しているにもかかわらず、可動台用
スプロケット12は回転が停止する。
て、可動台用スプロケット12とストッパ用スプロケッ
ト13とが、ともに正方向に回転して、可動台用チェン
18とストッパ用チェン20とを駆動し、それに伴っ
て、可動台支持ブロック6とストッパ支持ブロック7と
がスライド用シャフト5に沿って移動し、可動台2とス
トッパ部材3とが、一体的にプリンタの前面側に移動す
る。一定の距離だけ移動すると、可動台支持ブロック6
がストッパ28aに当接して、可動台支持ブロック6の
それ以上の移動を阻止する。この状態においては、前記
フリクション機構15の作用でスリップが生じ、駆動軸
11が正方向へ回転しているにもかかわらず、可動台用
スプロケット12は回転が停止する。
【0024】その後、図4の(ロ)に示すように、スト
ッパ部材3のみがプリンタの前面側に移動し、ストッパ
支持ブロック7から垂下の位置検出板26が位置検出器
27を横切ると、モータ22の正転が停止してストッパ
部材3が停止し、引き続いてモータ22が逆転する。モ
ータ22の逆転に伴って駆動軸11も逆方向に回転し、
可動台用スプロケット12とストッパ用スプロケット1
3とを逆方向へ回転させようとする。ところが、ストッ
パ用スプロケット13の方は、駆動軸11との間に介装
のワンウェイクラッチ16の作用で逆方向へは回転せ
ず、可動台用スプロケット12のみが逆転することにな
る。すると、可動台支持ブロック6がプリンタの後面側
に移動し、図5の(ハ)に示すように、ストッパ部材3
が停止したままで、このストッパ部材3に対して可動台
2が引退する方向に移動し、可動台2に載置のカラープ
リント40がストッパ部材3に当接して位置規制され、
その状態で下方のベルト式コンベヤ29上に落下されて
仕分けられる。
ッパ部材3のみがプリンタの前面側に移動し、ストッパ
支持ブロック7から垂下の位置検出板26が位置検出器
27を横切ると、モータ22の正転が停止してストッパ
部材3が停止し、引き続いてモータ22が逆転する。モ
ータ22の逆転に伴って駆動軸11も逆方向に回転し、
可動台用スプロケット12とストッパ用スプロケット1
3とを逆方向へ回転させようとする。ところが、ストッ
パ用スプロケット13の方は、駆動軸11との間に介装
のワンウェイクラッチ16の作用で逆方向へは回転せ
ず、可動台用スプロケット12のみが逆転することにな
る。すると、可動台支持ブロック6がプリンタの後面側
に移動し、図5の(ハ)に示すように、ストッパ部材3
が停止したままで、このストッパ部材3に対して可動台
2が引退する方向に移動し、可動台2に載置のカラープ
リント40がストッパ部材3に当接して位置規制され、
その状態で下方のベルト式コンベヤ29上に落下されて
仕分けられる。
【0025】その際、可動台2の上面には、複数個の段
部2aが形成されてカラープリント40がオーバーハン
グ状に乗り上げているので、この可動台2上面とストッ
パ部材3下面との間の隙間にカラープリント40が挟み
込まれるようなことはない。特に、この実施例において
は、カラープリント40が2個以上の段部2aに跨がっ
てオーバーハング状に乗り上げるので、より確実にカラ
ープリント40の挟み込みが防止される。また、ストッ
パ用チェン20が掛張されている遊転スプロケット19
には、フリクション機構19aにより摩擦力が作用して
いるので、可動台2の引退時にカラープリント40を介
してストッパ部材3にプリンタの後面側への力が作用し
たとしても、このストッパ部材3は確実に所定の位置に
停止したままとなり、カラープリント40の位置ずれは
確実に防止される。
部2aが形成されてカラープリント40がオーバーハン
グ状に乗り上げているので、この可動台2上面とストッ
パ部材3下面との間の隙間にカラープリント40が挟み
込まれるようなことはない。特に、この実施例において
は、カラープリント40が2個以上の段部2aに跨がっ
てオーバーハング状に乗り上げるので、より確実にカラ
ープリント40の挟み込みが防止される。また、ストッ
パ用チェン20が掛張されている遊転スプロケット19
には、フリクション機構19aにより摩擦力が作用して
いるので、可動台2の引退時にカラープリント40を介
してストッパ部材3にプリンタの後面側への力が作用し
たとしても、このストッパ部材3は確実に所定の位置に
停止したままとなり、カラープリント40の位置ずれは
確実に防止される。
【0026】このようにしてカラープリント40の仕分
けが完了し、可動台支持ブロック6がプリンタの後面側
に移動してストッパ28bに当接すると、前記フリクシ
ョン機構15の作用でスリップが生じ、駆動軸11が逆
方向へ回転しているにもかかわらず、可動台用スプロケ
ット12の回転は停止し、同時に、可動台支持ブロック
6に取り付けられた遊転ギヤ24が、ストッパ用スプロ
ケット13に連設した第1ギヤ13aとクラッチ部材1
4の第2ギヤ14aとに噛み合って駆動軸11とストッ
パ用スプロケット13とを一体化する。すると、ストッ
パ用スプロケット13が逆転してストッパ用チェン20
を駆動し、ストッパ部材3もプリンタの後面側に移動し
てモータ22が停止するとともに、ベルト式コンベヤ2
9が一定の距離移動して初期状態となるのであり、この
一連の作動を解かり易く示したのが図7である。
けが完了し、可動台支持ブロック6がプリンタの後面側
に移動してストッパ28bに当接すると、前記フリクシ
ョン機構15の作用でスリップが生じ、駆動軸11が逆
方向へ回転しているにもかかわらず、可動台用スプロケ
ット12の回転は停止し、同時に、可動台支持ブロック
6に取り付けられた遊転ギヤ24が、ストッパ用スプロ
ケット13に連設した第1ギヤ13aとクラッチ部材1
4の第2ギヤ14aとに噛み合って駆動軸11とストッ
パ用スプロケット13とを一体化する。すると、ストッ
パ用スプロケット13が逆転してストッパ用チェン20
を駆動し、ストッパ部材3もプリンタの後面側に移動し
てモータ22が停止するとともに、ベルト式コンベヤ2
9が一定の距離移動して初期状態となるのであり、この
一連の作動を解かり易く示したのが図7である。
【0027】なお、カラープリント40のサイズを変更
する場合には、プリンタの操作部50を操作してサイズ
を指定するのであり、その指定に伴ってストッパ部材3
の停止位置が変更される。つまり、先の作動説明では、
ストッパ支持ブロック7から垂下の位置検出板26が位
置検出器27を横切ると同時に、モータ22の正転が停
止してストッパ部材3が停止すると説明したが、操作部
50によるサイズ指定に伴って、例えば位置検出板26
が位置検出器27を横切った後、1秒後にモータ22を
停止したり、あるいは、2秒後に停止したりしてストッ
パ部材3の停止位置を変更するのであり、これによっ
て、カラープリント40のサイズのいかんにかかわら
ず、カラープリント40の前面側の端を常にベルト式コ
ンベヤ29の前面側端部に位置させて仕分けることが可
能となるのであり、その際の作動状態を示したのが図5
の(ニ)、ならびに、図6の(ホ)と(ヘ)である。
する場合には、プリンタの操作部50を操作してサイズ
を指定するのであり、その指定に伴ってストッパ部材3
の停止位置が変更される。つまり、先の作動説明では、
ストッパ支持ブロック7から垂下の位置検出板26が位
置検出器27を横切ると同時に、モータ22の正転が停
止してストッパ部材3が停止すると説明したが、操作部
50によるサイズ指定に伴って、例えば位置検出板26
が位置検出器27を横切った後、1秒後にモータ22を
停止したり、あるいは、2秒後に停止したりしてストッ
パ部材3の停止位置を変更するのであり、これによっ
て、カラープリント40のサイズのいかんにかかわら
ず、カラープリント40の前面側の端を常にベルト式コ
ンベヤ29の前面側端部に位置させて仕分けることが可
能となるのであり、その際の作動状態を示したのが図5
の(ニ)、ならびに、図6の(ホ)と(ヘ)である。
【0028】[第2実施形態]次に本発明の第2実施形
態について、図8〜図10を基に説明する。この実施形
態は、前述したクラッチ機構25を改良したものであ
る。クラッチ機構25以外の構成は、第1実施形態と同
じであるので説明を省略する。前述したように、カラー
プリント40の仕分けが完了し、可動台支持ブロック6
がプリンタの後面側に移動してストッパ28bに当接す
ると、フリクション機構15の作用でスリップが生じ、
駆動軸11が逆方向へ回転しているにもかかわらず、可
動台用スプロケット12の回転は停止する。同時に、可
動台支持ブロック6に取り付けられた遊転ギヤ24が、
ストッパ用スプロケット13に連接した第1ギヤ13a
とクラッチ部材14の第2ギヤ14aとに噛み合って駆
動軸11とストッパ用スプロケット13と一体化する。
このように、遊転ギヤ24は第1ギヤ13aと第2ギヤ
14aとに同時に噛み合おうとする。そして、遊転ギヤ
24が、これら第1ギヤ13aと第2ギヤ14aとに噛
み合いやすくするため、遊転ギヤ24は可動台支持ブロ
ック6に対してフリーな状態で取り付けられている。
態について、図8〜図10を基に説明する。この実施形
態は、前述したクラッチ機構25を改良したものであ
る。クラッチ機構25以外の構成は、第1実施形態と同
じであるので説明を省略する。前述したように、カラー
プリント40の仕分けが完了し、可動台支持ブロック6
がプリンタの後面側に移動してストッパ28bに当接す
ると、フリクション機構15の作用でスリップが生じ、
駆動軸11が逆方向へ回転しているにもかかわらず、可
動台用スプロケット12の回転は停止する。同時に、可
動台支持ブロック6に取り付けられた遊転ギヤ24が、
ストッパ用スプロケット13に連接した第1ギヤ13a
とクラッチ部材14の第2ギヤ14aとに噛み合って駆
動軸11とストッパ用スプロケット13と一体化する。
このように、遊転ギヤ24は第1ギヤ13aと第2ギヤ
14aとに同時に噛み合おうとする。そして、遊転ギヤ
24が、これら第1ギヤ13aと第2ギヤ14aとに噛
み合いやすくするため、遊転ギヤ24は可動台支持ブロ
ック6に対してフリーな状態で取り付けられている。
【0029】しかしながら、第1ギヤ13aの歯の位相
と第2ギヤ14aの歯の位相とが、ぴったりと合致して
おれば、遊転ギヤ24はこれら第1ギヤ13aと第2ギ
ヤ14aとの双方に同時にスムースに噛み合うことがで
きるが、歯の位相がずれているとスムースな噛み合いを
することができない。また、このような噛み合いを行わ
せると作動不良の原因となり、さらにはクラッチ機構2
5の耐久性を低下させる原因ともなる。従って、このよ
うな点を考慮したクラッチ機構25としておくのが好ま
しい。
と第2ギヤ14aの歯の位相とが、ぴったりと合致して
おれば、遊転ギヤ24はこれら第1ギヤ13aと第2ギ
ヤ14aとの双方に同時にスムースに噛み合うことがで
きるが、歯の位相がずれているとスムースな噛み合いを
することができない。また、このような噛み合いを行わ
せると作動不良の原因となり、さらにはクラッチ機構2
5の耐久性を低下させる原因ともなる。従って、このよ
うな点を考慮したクラッチ機構25としておくのが好ま
しい。
【0030】図8は、改良されたクラッチ機構25の分
解状態の斜視図である。ここで、第2ギヤ14aの構成
は、第1実施形態と同様であるが、第1ギヤ13aは第
1回転体131と第2回転体132の2つの部材に分か
れている。第1回転体131は、遊転ギヤ24の歯と噛
み合う歯部131aと、駆動軸11の軸芯方向に延びた
突起部131bと、突起部131bに形成された端面部
131cと、突起部131bに形成された孔131dと
からなる。第2回転体132は、第1回転体131の突
起部131bが移動する空間を形成するための凹部13
2aと、突起部131bの端面部131cと当接する端
面部132bと、孔132cとからなる。ばね133
は、孔131dに係合するフック133aと、孔132
cに係合するフック133bとを備えている。このばね
133は、第1回転体131を駆動軸11の軸芯X周り
に、図8及び図10の矢印A方向へ、回動付勢する。こ
の付勢された状態では、端面部131cと端面部132
bとが当接している。なお、第2ギヤ14aは、遊転ギ
ヤ24の歯と噛み合う歯部14bを備えている。この第
1ギヤ13aを構成している、第1回転体131と第2
回転体132とばね133とは、ユニット構成としてお
くのが好ましい。
解状態の斜視図である。ここで、第2ギヤ14aの構成
は、第1実施形態と同様であるが、第1ギヤ13aは第
1回転体131と第2回転体132の2つの部材に分か
れている。第1回転体131は、遊転ギヤ24の歯と噛
み合う歯部131aと、駆動軸11の軸芯方向に延びた
突起部131bと、突起部131bに形成された端面部
131cと、突起部131bに形成された孔131dと
からなる。第2回転体132は、第1回転体131の突
起部131bが移動する空間を形成するための凹部13
2aと、突起部131bの端面部131cと当接する端
面部132bと、孔132cとからなる。ばね133
は、孔131dに係合するフック133aと、孔132
cに係合するフック133bとを備えている。このばね
133は、第1回転体131を駆動軸11の軸芯X周り
に、図8及び図10の矢印A方向へ、回動付勢する。こ
の付勢された状態では、端面部131cと端面部132
bとが当接している。なお、第2ギヤ14aは、遊転ギ
ヤ24の歯と噛み合う歯部14bを備えている。この第
1ギヤ13aを構成している、第1回転体131と第2
回転体132とばね133とは、ユニット構成としてお
くのが好ましい。
【0031】図10は、第1ギヤ13aと第2ギヤ14
aととの相対位置関係を分かりやすくするために、これ
らを平面展開したものである。図10(イ)は、遊転ギ
ヤ24が第1ギヤ13aと第2ギヤ14aとに噛み合う
前の状態を示している。この図では、第1ギヤ13aと
第2ギヤ14aの歯の位相が、角度θずれている。第1
ギヤ13aと第2ギヤ14aの歯のピッチは、いずれも
αであり同じである。突起部131bの端面部131c
は、ばね133により矢印A方向に付勢されており、こ
の第1回転体131の端面部131cと第2回転体13
2の端面部132bとは当接した状態にある。この突起
部131bは、凹部132aにより形成された空間内を
角度βだけ移動可能になっている。角度βは少なくとも
歯の1ピッチの角度αよりも大きくなるように設定され
ている。
aととの相対位置関係を分かりやすくするために、これ
らを平面展開したものである。図10(イ)は、遊転ギ
ヤ24が第1ギヤ13aと第2ギヤ14aとに噛み合う
前の状態を示している。この図では、第1ギヤ13aと
第2ギヤ14aの歯の位相が、角度θずれている。第1
ギヤ13aと第2ギヤ14aの歯のピッチは、いずれも
αであり同じである。突起部131bの端面部131c
は、ばね133により矢印A方向に付勢されており、こ
の第1回転体131の端面部131cと第2回転体13
2の端面部132bとは当接した状態にある。この突起
部131bは、凹部132aにより形成された空間内を
角度βだけ移動可能になっている。角度βは少なくとも
歯の1ピッチの角度αよりも大きくなるように設定され
ている。
【0032】次に、図10を基に第2実施形態のクラッ
チ機構25の作用を説明する。まず、可動台支持ブロッ
ク6がプリンタの後面側に移動してくると、可動台支持
ブロック6に取り付けられた遊転ギヤ24が第1ギヤ1
3a及び第2ギヤ14aの双方に噛み合う。ここで、第
1ギヤ13aと第2ギヤ14aの歯の位相がずれている
ために、この噛み合い動作により、第1回転体131は
図10(ロ)に示すように反時計方向に回動され、第1
ギヤ13aと第2ギヤ14aの歯の位相が合致した状態
になる。この状態では、突起部131bはばね133の
付勢力に抗して移動しており、端面部131cと端面部
132bとは離間した状態にある。このようにして、可
動台支持ブロック6に取り付けられた遊転ギヤ24が、
ストッパ用スプロケット13に連設の第1ギヤ13aと
クラッチ部材14の第2ギヤ14aとに噛み合って駆動
軸11とストッパ用スプロケット13とを一体化する。
すると、ストッパ用スプロケット13が逆転してストッ
パ用チェン20を駆動し、ストッパ部材3もプリンタの
後面側に移動してモータ22が停止するとともに、ベル
ト式コンベヤ29が一定の距離移動して初期状態とな
る。
チ機構25の作用を説明する。まず、可動台支持ブロッ
ク6がプリンタの後面側に移動してくると、可動台支持
ブロック6に取り付けられた遊転ギヤ24が第1ギヤ1
3a及び第2ギヤ14aの双方に噛み合う。ここで、第
1ギヤ13aと第2ギヤ14aの歯の位相がずれている
ために、この噛み合い動作により、第1回転体131は
図10(ロ)に示すように反時計方向に回動され、第1
ギヤ13aと第2ギヤ14aの歯の位相が合致した状態
になる。この状態では、突起部131bはばね133の
付勢力に抗して移動しており、端面部131cと端面部
132bとは離間した状態にある。このようにして、可
動台支持ブロック6に取り付けられた遊転ギヤ24が、
ストッパ用スプロケット13に連設の第1ギヤ13aと
クラッチ部材14の第2ギヤ14aとに噛み合って駆動
軸11とストッパ用スプロケット13とを一体化する。
すると、ストッパ用スプロケット13が逆転してストッ
パ用チェン20を駆動し、ストッパ部材3もプリンタの
後面側に移動してモータ22が停止するとともに、ベル
ト式コンベヤ29が一定の距離移動して初期状態とな
る。
【0033】[さらに別の実施形態]先の実施形態にお
いては、位置検出板26が位置検出器27を横切った後
の時間経過によってストッパ部材3の停止位置を変更す
る構成のものを示したが、このような位置検出器27を
位置検出板26の移動径路に沿って複数個配設し、この
複数個の位置検出器27を択一的に作用させるようにし
て実施することも、また、ひとつの位置検出器27を位
置検出板26の移動径路に沿って位置変更自在に構成
し、その位置検出器27を位置検出板26が横切った時
点でモータ22を停止させるように構成するなど、種々
の改変が可能である。
いては、位置検出板26が位置検出器27を横切った後
の時間経過によってストッパ部材3の停止位置を変更す
る構成のものを示したが、このような位置検出器27を
位置検出板26の移動径路に沿って複数個配設し、この
複数個の位置検出器27を択一的に作用させるようにし
て実施することも、また、ひとつの位置検出器27を位
置検出板26の移動径路に沿って位置変更自在に構成
し、その位置検出器27を位置検出板26が横切った時
点でモータ22を停止させるように構成するなど、種々
の改変が可能である。
【0034】さらに、可動台2とストッパ部材3とを一
体的に移動させ、その後、可動台2を停止させてストッ
パ部材3をカラープリント40のサイズに対応する位置
まで移動させる構成のものを示したが、これとは逆に、
まず、ストッパ部材3をカラープリント40のサイズに
対応する位置にまで移動させ、その後、このストッパ部
材3を可動台2と一体的に移動させたり、あるいは、可
動台2とストッパ部材3とを同時に、かつ、互いに異な
る速度で移動させるなど、この点についても種々の改変
が可能である。先の実施形態では、スプロケットとチェ
ンの組合せにより、可動台2やストッパ部材3を駆動し
ているが、これに限定されるものではない。その他にロ
ーラとベルトの組合せでもよく、この場合だと可動台用
スプロケット12、ストッパ用スプロケット13に置き
換えて可動台用ローラ、ストッパ用ローラとし、可動台
用チェン18、ストッパ用チェン20に置き換えて可動
台用ベルト、ストッパ用ベルトとする。その他に、ギヤ
列による駆動であってもよい。
体的に移動させ、その後、可動台2を停止させてストッ
パ部材3をカラープリント40のサイズに対応する位置
まで移動させる構成のものを示したが、これとは逆に、
まず、ストッパ部材3をカラープリント40のサイズに
対応する位置にまで移動させ、その後、このストッパ部
材3を可動台2と一体的に移動させたり、あるいは、可
動台2とストッパ部材3とを同時に、かつ、互いに異な
る速度で移動させるなど、この点についても種々の改変
が可能である。先の実施形態では、スプロケットとチェ
ンの組合せにより、可動台2やストッパ部材3を駆動し
ているが、これに限定されるものではない。その他にロ
ーラとベルトの組合せでもよく、この場合だと可動台用
スプロケット12、ストッパ用スプロケット13に置き
換えて可動台用ローラ、ストッパ用ローラとし、可動台
用チェン18、ストッパ用チェン20に置き換えて可動
台用ベルト、ストッパ用ベルトとする。その他に、ギヤ
列による駆動であってもよい。
【0035】上記第2実施形態では、第1回転体131
に突起部131bを設け、第2回転体132に凹部13
2aを設けているが、これとは逆に第1回転体131に
凹部を設け、第2回転体132に突起部を設ける構成と
してもよい。また、第1ギヤ13aを第1回転体131
と第2回転体132の二体に分けているが、第2ギヤ1
4aを二体に分ける構成にしてもよい。このように、歯
の位相ずれを吸収するための機構を、第1ギヤ13aあ
るいは第2ギヤ14aのいずれか一方に設けるようにし
てもよく、又、双方に設けるようにしてもよい。なお、
第1実施形態のように歯の位相ずれを吸収する機構を採
用しない場合には、第1ギヤ13a、第2ギヤ14aの
歯のモジュールを小さくしておくのが好ましい。あるい
は、ギヤに代えてローラーによる摩擦伝達機構を採用し
てもよい。
に突起部131bを設け、第2回転体132に凹部13
2aを設けているが、これとは逆に第1回転体131に
凹部を設け、第2回転体132に突起部を設ける構成と
してもよい。また、第1ギヤ13aを第1回転体131
と第2回転体132の二体に分けているが、第2ギヤ1
4aを二体に分ける構成にしてもよい。このように、歯
の位相ずれを吸収するための機構を、第1ギヤ13aあ
るいは第2ギヤ14aのいずれか一方に設けるようにし
てもよく、又、双方に設けるようにしてもよい。なお、
第1実施形態のように歯の位相ずれを吸収する機構を採
用しない場合には、第1ギヤ13a、第2ギヤ14aの
歯のモジュールを小さくしておくのが好ましい。あるい
は、ギヤに代えてローラーによる摩擦伝達機構を採用し
てもよい。
【図1】第1実施形態の写真用の自動プリンタの全体斜
視図
視図
【図2】第1実施形態の仕分け装置の断面図
【図3】第1実施形態の仕分け装置の一部切り欠き斜視
図
図
【図4】第1実施形態の仕分け装置の作動状態を示す斜
視図
視図
【図5】第1実施形態の仕分け装置の作動状態を示す斜
視図
視図
【図6】第1実施形態の仕分け装置の作動状態を示す斜
視図
視図
【図7】第1実施形態の仕分け装置の作動状態を示す概
略図
略図
【図8】第2実施形態のクラッチギヤの斜視図
【図9】第2実施形態のクラッチギヤの側面図
【図10】第2実施形態のクラッチギヤの作動図
【図11】従来の仕分け装置の作動状態を示す概略図
1 排出口 2 可動台 2a 段部 3 ストッパ部材 5 スライド用シャフト 6 可動台支持ブロック 7 ストッパ支持ブロック 11 駆動軸 12 可動台用スプロケット 13 ストッパ用スプロケット 13a 第1ギヤ 14 クラッチ部材 14a 第2ギヤ 15 フリクション機構 16 ワンウェイクラッチ 18 可動台用チェン 20 ストッパ用チェン 22 モータ 25 クラッチ機構 27 位置検出器 28a ストッパ 28b ストッパ 29 ベルト式コンベヤ 40 プリント 131 第1回転体 132 第2回転体 133 ばね
Claims (10)
- 【請求項1】 写真用プリンタにより焼き付けたプリン
トを仕分けるための写真用プリンタの仕分け装置であっ
て、前記プリントを載置する可動台と、この可動台の上
面に位置して前記可動台に載置のプリントに当接するス
トッパ部材とからなり、前記可動台を前記ストッパ部材
に対して出退する方向に移動可能に構成し、この可動台
を前記ストッパ部材に対して引退する方向に移動させて
前記可動台に載置のプリントを前記ストッパ部材に当接
させ、前記可動台に載置のプリントを下方に落下させて
仕分けるように構成してある写真用プリンタの仕分け装
置。 - 【請求項2】 前記ストッパ部材を前記可動台と一体的
に移動可能に構成し、前記ストッパ部材を前記可動台と
一体的に移動させた後、前記可動台を前記ストッパ部材
に対して引退する方向に移動させるように構成してある
請求項1に記載の写真用プリンタの仕分け装置。 - 【請求項3】 前記ストッパ部材を前記可動台に対して
相対移動可能に構成し、前記ストッパ部材を前記可動台
に対して相対移動させた後、前記可動台を前記ストッパ
部材に対して引退する方向に移動させるように構成して
ある請求項1又は2に記載の写真用プリンタの仕分け装
置。 - 【請求項4】 前記可動台の上面にプリントがオーバー
ハング状に乗り上げる段部を形成し、前記段部の上面を
プリントの排出口側ほど下方に位置する傾斜面に形成し
てある請求項3に記載の写真用プリンタの仕分け装置。 - 【請求項5】 前記可動台を駆動するための第1の駆動
手段と、前記ストッパ部材を駆動するための第2の駆動
手段と、前記第1の駆動手段と第2の駆動手段を駆動す
るための一つの駆動源とを更に備えている請求項1〜4
いずれか1項に記載の写真用プリンタの仕分け装置。 - 【請求項6】 前記可動台を支持する可動台支持ブロッ
クと、前記ストッパ部材を支持するストッパ支持ブロッ
クと、前記可動台支持ブロックとストッパ支持ブロック
とを摺動可能に外嵌するスライド用シャフトとを更に備
え、前記第1の駆動手段は、第1回転部材と、この第1
回転部材と連動する第1連結部材を備えており、前記第
2の駆動手段は、第2回転部材と、この第2回転部材と
連動する第2連結部材を備えており、前記可動台支持ブ
ロックは前記第1連結部材に係合され、前記ストッパ支
持ブロックは前記第2連結部材に係合され、前記第1回
転部材と第2回転部材は同一軸芯上に配設されている請
求項5に記載の写真用プリンタの仕分け装置。 - 【請求項7】 前記駆動源は正逆転可能なモータであ
り、前記第1回転部材と第2回転部材とをひとつの駆動
軸に外嵌し、前記駆動軸と前記第1回転部材とをフリク
ション機構を介して連結し、前記駆動軸と前記第2回転
部材とをワンウェイクラッチを介して連動連結し、か
つ、前記駆動軸と前記第2回転部材とをクラッチ機構を
介して互いに連動連結可能に構成し、前記可動台支持ブ
ロックに当接してこの可動台支持ブロックの移動を規制
するストッパを設け、前記駆動軸を前記モータに連動連
結してある請求項6に記載の写真用プリンタの仕分け装
置。 - 【請求項8】 前記クラッチ機構は、前記第2回転部材
に連接された第1ギヤと、前記駆動軸に固着された第2
ギヤと、前記可動台支持ブロックに設けられた遊転ギヤ
とを備えており、前記第2ギヤの回転を、前記遊転ギヤ
を介して前記第1ギヤに伝達するように構成されている
請求項6に記載の写真用プリンタの仕分け装置。 - 【請求項9】 前記第1ギヤと前記第2ギヤの歯の位相
ずれを吸収するための機構を、前記第1ギヤと前記第2
ギヤの少なくとも一方に設けている請求項8に記載の写
真用プリンタの仕分け装置。 - 【請求項10】 前記ストッパ支持ブロックの位置を検
出する位置検出器を設け、前記ストッパ部材の停止位置
を変更規制するように構成してある請求項6に記載の写
真用プリンタの仕分け装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8004628A JP2858644B2 (ja) | 1995-01-18 | 1996-01-16 | 写真用プリンタの仕分け装置 |
CA002167333A CA2167333A1 (en) | 1995-01-18 | 1996-01-16 | Sorting apparatus for photographic printer |
US08/587,369 US5890872A (en) | 1995-01-18 | 1996-01-16 | Sorting apparatus for photographic printer |
CN96104372A CN1113272C (zh) | 1995-01-18 | 1996-01-18 | 照片洗印机的分类装置 |
KR1019960000997A KR100212622B1 (ko) | 1995-01-18 | 1996-01-18 | 사진용 프린터의 분류장치 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP575095 | 1995-01-18 | ||
JP7-5750 | 1995-01-18 | ||
JP29288595 | 1995-11-10 | ||
JP7-292885 | 1995-11-10 | ||
JP8004628A JP2858644B2 (ja) | 1995-01-18 | 1996-01-16 | 写真用プリンタの仕分け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09188452A true JPH09188452A (ja) | 1997-07-22 |
JP2858644B2 JP2858644B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=27276380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8004628A Expired - Lifetime JP2858644B2 (ja) | 1995-01-18 | 1996-01-16 | 写真用プリンタの仕分け装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5890872A (ja) |
JP (1) | JP2858644B2 (ja) |
KR (1) | KR100212622B1 (ja) |
CN (1) | CN1113272C (ja) |
CA (1) | CA2167333A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6174636B2 (ja) * | 2015-07-24 | 2017-08-02 | ファナック株式会社 | ワークを位置決めするためのワーク位置決め装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6238888U (ja) * | 1985-08-27 | 1987-03-07 | ||
JPH05273730A (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | プリント集積装置 |
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---|---|---|---|---|
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US3221902A (en) * | 1963-01-04 | 1965-12-07 | Reuben F Young | Stacking machines for paper units |
US3434603A (en) * | 1965-12-27 | 1969-03-25 | Palletizer Corp | Loading machine |
US4518300A (en) * | 1982-11-12 | 1985-05-21 | Control Process, Inc. | Take-away technique for sliced bulk products |
FR2542294B1 (fr) * | 1983-03-11 | 1985-08-02 | Bobst | Dispositif d'empilage automatique notamment d'elements en plaque superposes a plat |
FR2575735B1 (fr) * | 1985-01-04 | 1987-07-10 | Promecan Sisson Lehmann | Dispositif d'empilage de flans |
US4708564A (en) * | 1986-07-07 | 1987-11-24 | Master Conveyor Corporation | Palletizing apparatus |
JPH02150843A (ja) * | 1988-12-01 | 1990-06-11 | Fuji Photo Film Co Ltd | プリント写真の仕分け装置 |
JPH02169467A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-29 | Fuji Photo Film Co Ltd | 仕分け装置 |
JP2529385B2 (ja) * | 1989-04-10 | 1996-08-28 | 富士写真フイルム株式会社 | プリント写真の仕分け装置 |
IT1239522B (it) * | 1990-04-03 | 1993-11-05 | Sitma Spa | Impianto per la selezione di prodotti grafici e/o editoriali |
US5274422A (en) * | 1991-07-12 | 1993-12-28 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Print processing method |
US5503388A (en) * | 1994-10-19 | 1996-04-02 | Bell & Howell Company | Buffered stacker |
-
1996
- 1996-01-16 JP JP8004628A patent/JP2858644B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1996-01-16 CA CA002167333A patent/CA2167333A1/en not_active Abandoned
- 1996-01-16 US US08/587,369 patent/US5890872A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-01-18 KR KR1019960000997A patent/KR100212622B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-01-18 CN CN96104372A patent/CN1113272C/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6238888U (ja) * | 1985-08-27 | 1987-03-07 | ||
JPH05273730A (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | プリント集積装置 |
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CA2167333A1 (en) | 1996-07-19 |
CN1157939A (zh) | 1997-08-27 |
KR100212622B1 (ko) | 1999-08-02 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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