JPH09187670A - 破砕機 - Google Patents
破砕機Info
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- JPH09187670A JPH09187670A JP35400595A JP35400595A JPH09187670A JP H09187670 A JPH09187670 A JP H09187670A JP 35400595 A JP35400595 A JP 35400595A JP 35400595 A JP35400595 A JP 35400595A JP H09187670 A JPH09187670 A JP H09187670A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、コンクリート廃材に含まれる異物を
選別除去し得る破砕機を提供することを目的とする。 【解決手段】コンクリート廃材を破砕する廃材破砕処理
部と、この廃材破砕処理部に連設され廃材に含まれる異
物を選別除去する選別除去部とを設けたものである。
選別除去し得る破砕機を提供することを目的とする。 【解決手段】コンクリート廃材を破砕する廃材破砕処理
部と、この廃材破砕処理部に連設され廃材に含まれる異
物を選別除去する選別除去部とを設けたものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、破砕機に関するも
のである。
のである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、例えばコンクリート構造物の取り壊し現場等で生ず
るコンクリート廃材を廃棄する目的で、或いはこのコン
クリート廃材を埋め立て用材等として再利用する目的
で、該コンクリート廃材を破砕する破砕機が提案されて
いる（以下、従来機という。）。
ら、例えばコンクリート構造物の取り壊し現場等で生ず
るコンクリート廃材を廃棄する目的で、或いはこのコン
クリート廃材を埋め立て用材等として再利用する目的
で、該コンクリート廃材を破砕する破砕機が提案されて
いる（以下、従来機という。）。
【０００３】この従来機は、本体に、廃材の導入部及び
破砕済廃材の導出部及び廃材の導入部から導入されたコ
ンクリート廃材を破砕する廃材破砕処理部を設けたもの
で、該廃材破砕処理部で破砕された廃材は当該本体の外
部にコンベア等で搬送されるものである。
破砕済廃材の導出部及び廃材の導入部から導入されたコ
ンクリート廃材を破砕する廃材破砕処理部を設けたもの
で、該廃材破砕処理部で破砕された廃材は当該本体の外
部にコンベア等で搬送されるものである。
【０００４】ところで、この従来機を使用した作業で
は、まず廃材の導入部から導入されたコンクリート廃材
を廃材破砕処理部で破砕し、続いて、この破砕されたコ
ンクリート廃材を破砕済廃材の導出部を介してコンベア
等へ導出し、このコンベア等により外部へ搬送し、続い
て、このコンクリート廃材を再利用しようとする場合に
は例えばコンクリート廃材に含まれる鉄筋や木材等とい
った異物を手作業で選別除去している。
は、まず廃材の導入部から導入されたコンクリート廃材
を廃材破砕処理部で破砕し、続いて、この破砕されたコ
ンクリート廃材を破砕済廃材の導出部を介してコンベア
等へ導出し、このコンベア等により外部へ搬送し、続い
て、このコンクリート廃材を再利用しようとする場合に
は例えばコンクリート廃材に含まれる鉄筋や木材等とい
った異物を手作業で選別除去している。
【０００５】このように、この従来機を使用した場合、
コンクリート廃材に含まれる鉄筋や木材等の異物を選別
除去する作業は作業者の手作業で行わなければならない
為、作業コスト（人件費）がかかる割りには作業効率が
極めて悪く、しかも、コンクリート廃材に含まれる異物
を完全には選別除去しきれていない（見落としがある等
の煩雑な作業になりがちである。）等の問題点がある。
コンクリート廃材に含まれる鉄筋や木材等の異物を選別
除去する作業は作業者の手作業で行わなければならない
為、作業コスト（人件費）がかかる割りには作業効率が
極めて悪く、しかも、コンクリート廃材に含まれる異物
を完全には選別除去しきれていない（見落としがある等
の煩雑な作業になりがちである。）等の問題点がある。
【０００６】本発明は、上述の問題点を解決する破砕機
を提供するものである。
を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【０００８】コンクリート廃材を破砕する廃材破砕処理
部と、この廃材破砕処理部に連設され廃材に含まれる異
物を選別除去する選別除去部とを設けたことを特徴とす
る破砕機に係るものである。
部と、この廃材破砕処理部に連設され廃材に含まれる異
物を選別除去する選別除去部とを設けたことを特徴とす
る破砕機に係るものである。
【０００９】請求項１記載の破砕機において、廃材破砕
処理部として、第一導入部９から導入されたコンクリー
ト廃材を破砕する第一破砕部４と、この第一破砕部４で
破砕されたコンクリート廃材を再び第二導入部１０から
導入して破砕する第二破砕部５とから成る廃材破砕処理
部を採用し、更に、選別除去部として、第一破砕部４で
破砕されたコンクリート廃材に含まれる異物を選別除去
する第一選別除去部７と、第二破砕部５で破砕されたコ
ンクリート廃材に含まれる異物を選別除去する第二選別
除去部８とから成る選別除去部を採用したことを特徴と
する破砕機に係るものである。
処理部として、第一導入部９から導入されたコンクリー
ト廃材を破砕する第一破砕部４と、この第一破砕部４で
破砕されたコンクリート廃材を再び第二導入部１０から
導入して破砕する第二破砕部５とから成る廃材破砕処理
部を採用し、更に、選別除去部として、第一破砕部４で
破砕されたコンクリート廃材に含まれる異物を選別除去
する第一選別除去部７と、第二破砕部５で破砕されたコ
ンクリート廃材に含まれる異物を選別除去する第二選別
除去部８とから成る選別除去部を採用したことを特徴と
する破砕機に係るものである。
【００１０】請求項２記載の破砕機において、第一破砕
部４として、コンクリート廃材を所定の大きさａ以下に
破砕して第一選別除去部７へ導入する第一破砕部４を採
用し、更に、第二破砕部５として、第一破砕部４で所定
の大きさａ以下に破砕されたコンクリート廃材を更に小
さい所定の大きさｂ以下に破砕して破砕済廃材導出部６
へ導入する第二破砕部５を採用し、更に、第一選別除去
部７として、所定の大きさａ以下のもののみ第二破砕部
５へ誘導する構造の第一選別除去部７を採用し、更に、
第二選別除去部８として、所定の大きさｂ以下のものの
み外部へ誘導する構造の第二選別除去部８を採用したこ
とを特徴とする破砕機に係るものである。 請求項３記
載の破砕機において、第一破砕部４として、周面に破砕
刃１３ａを放射状に突設した回動ローラ１３と該回動ロ
ーラに対設される支承体２０とから成る第一破砕部４を
採用し、更に、第二破砕部５として、周面に破砕押潰体
１４ａを放射状に突設した回動ローラ１４と該回動ロー
ラ１４に対設される支承体１５とから成り、回動ローラ
１４と支承体１５との間隔を可変可能に構成した第二破
砕部５を採用し、更に、第一選別除去部７として、所定
の大きさａ以下のもののみ第二破砕部５へ誘導する溝を
設けた第一選別除去部７を採用し、更に、第二選別除去
部８として、所定の大きさｂ以下のもののみ外部へ誘導
する溝を設けた第二選別除去部８を採用したことを特徴
とする破砕機に係るものである。
部４として、コンクリート廃材を所定の大きさａ以下に
破砕して第一選別除去部７へ導入する第一破砕部４を採
用し、更に、第二破砕部５として、第一破砕部４で所定
の大きさａ以下に破砕されたコンクリート廃材を更に小
さい所定の大きさｂ以下に破砕して破砕済廃材導出部６
へ導入する第二破砕部５を採用し、更に、第一選別除去
部７として、所定の大きさａ以下のもののみ第二破砕部
５へ誘導する構造の第一選別除去部７を採用し、更に、
第二選別除去部８として、所定の大きさｂ以下のものの
み外部へ誘導する構造の第二選別除去部８を採用したこ
とを特徴とする破砕機に係るものである。 請求項３記
載の破砕機において、第一破砕部４として、周面に破砕
刃１３ａを放射状に突設した回動ローラ１３と該回動ロ
ーラに対設される支承体２０とから成る第一破砕部４を
採用し、更に、第二破砕部５として、周面に破砕押潰体
１４ａを放射状に突設した回動ローラ１４と該回動ロー
ラ１４に対設される支承体１５とから成り、回動ローラ
１４と支承体１５との間隔を可変可能に構成した第二破
砕部５を採用し、更に、第一選別除去部７として、所定
の大きさａ以下のもののみ第二破砕部５へ誘導する溝を
設けた第一選別除去部７を採用し、更に、第二選別除去
部８として、所定の大きさｂ以下のもののみ外部へ誘導
する溝を設けた第二選別除去部８を採用したことを特徴
とする破砕機に係るものである。
【００１１】
【発明の作用並びに効果】本発明は、コンクリート廃材
を廃材破砕処理部で破砕するとともに、この廃材破砕処
理部で破砕されたコンクリート廃材に含まれる異物を選
別除去部で選別除去する。
を廃材破砕処理部で破砕するとともに、この廃材破砕処
理部で破砕されたコンクリート廃材に含まれる異物を選
別除去部で選別除去する。
【００１２】本発明は上述のように構成したから、コン
クリート廃材を所望の大きさに効率良く破砕し得るとと
もに、作業者の手作業に比してコンクリート廃材に含ま
れる異物を可及的に見落とすことなく容易に選別除去す
ることができ、よって、不要な作業コストを大巾に削減
することができる従来にない画期的な破砕機を提供し得
ることになる。
クリート廃材を所望の大きさに効率良く破砕し得るとと
もに、作業者の手作業に比してコンクリート廃材に含ま
れる異物を可及的に見落とすことなく容易に選別除去す
ることができ、よって、不要な作業コストを大巾に削減
することができる従来にない画期的な破砕機を提供し得
ることになる。
【００１３】
【発明の実施の形態】図面は本発明の一実施例を図示し
たものであり、以下に説明する。
たものであり、以下に説明する。
【００１４】本実施例は、本体上部に第一破砕部４、下
部に第二破砕部５を設け、更に、この第一破砕部４に第
一選別除去部７を、第二破砕部５に第二選別除去部８を
夫々設けたものである。
部に第二破砕部５を設け、更に、この第一破砕部４に第
一選別除去部７を、第二破砕部５に第二選別除去部８を
夫々設けたものである。
【００１５】この本体は上部開口部にコンクリート廃材
を第一破砕部４に導入するホッパー体１６が設けられ、
また、下部には第二選別除去部８から導出されたコンク
リート廃材を搬送して本体外に導出する請求項でいう破
砕済廃材導出部６としてのコンベア２が設けられてい
る。
を第一破砕部４に導入するホッパー体１６が設けられ、
また、下部には第二選別除去部８から導出されたコンク
リート廃材を搬送して本体外に導出する請求項でいう破
砕済廃材導出部６としてのコンベア２が設けられてい
る。
【００１６】尚、符号１８は区分板である。
【００１７】第一破砕部４は、図１，２，４に図示した
ようにコンクリート廃材を所定の大きさａ以下に破砕す
る破砕刃１３ａと、コンクリート廃材を潰す突状体１３
ｂとを放射状に突設した環体１３ｃを並設状態で複数軸
１１に被嵌して成る回動ローラ１３を対向位置に設け、
更に、この夫々の回動ローラ１３に対向させて支承体２
０を斜設したものである。
ようにコンクリート廃材を所定の大きさａ以下に破砕す
る破砕刃１３ａと、コンクリート廃材を潰す突状体１３
ｂとを放射状に突設した環体１３ｃを並設状態で複数軸
１１に被嵌して成る回動ローラ１３を対向位置に設け、
更に、この夫々の回動ローラ１３に対向させて支承体２
０を斜設したものである。
【００１８】この回動ローラ１３は該回動ローラ１３の
一側に設けた回動輪１９ｂに巻回されるチェーン１９ａ
を介して適宜な駆動源１９により回動自在に設けられて
いる。 破砕刃１３ａは、一側にコンクリート廃材を破
砕する刃部１３ａ’が着脱自在に付設されている。
一側に設けた回動輪１９ｂに巻回されるチェーン１９ａ
を介して適宜な駆動源１９により回動自在に設けられて
いる。 破砕刃１３ａは、一側にコンクリート廃材を破
砕する刃部１３ａ’が着脱自在に付設されている。
【００１９】また、この支承体２０は、図４に図示した
ように基板体２０ａに所定間隔をおいて刃体２１を並設
したものであって、該刃体２１の間隔は回動ローラ１３
に並設した夫々の破砕刃１３ａが嵌入される間隔に設計
されている。更に、この支承体２０の下方には誘導体２
７が設けられており、この誘導体２７は、基板材２７ａ
に所定間隔をおいて刃体２７ｂ（上方が凹湾曲形状に形
成されている。）を並設したものであって、該刃体２７
ｂの間隔は上記刃体２１同様、回動ローラ１３に並設し
た夫々の破砕刃１３ａが嵌入される間隔に設計されてい
る。この支承体２０及び誘導体２７の夫々の刃体２１同
志の間の溝２１ａ及び刃体２７ｂ同志の間の溝２７ｂ’
により、当該回動ローラ１３の破砕刃１３ａにより破砕
されたコンクリート廃材の中で該溝２１ａ及び溝２７
ｂ’へ落下し得る所定の大きさａ以下のもののみが第二
破砕部５へ送られ、溝２１ａ及び溝２７ｂ’に落下しな
い例えば鉄筋，木材等の棒状の異物（特に該異物が刃体
２１，２７ｂと直交する状態となった場合に溝２１ａ，
溝２７ｂ’に落下しない。）は、支承体２０の刃体２１
の上面２１ｂ及び誘導体２７の刃体２７ｂの上面２７ｃ
を伝ってコンベア２２へ送られる。
ように基板体２０ａに所定間隔をおいて刃体２１を並設
したものであって、該刃体２１の間隔は回動ローラ１３
に並設した夫々の破砕刃１３ａが嵌入される間隔に設計
されている。更に、この支承体２０の下方には誘導体２
７が設けられており、この誘導体２７は、基板材２７ａ
に所定間隔をおいて刃体２７ｂ（上方が凹湾曲形状に形
成されている。）を並設したものであって、該刃体２７
ｂの間隔は上記刃体２１同様、回動ローラ１３に並設し
た夫々の破砕刃１３ａが嵌入される間隔に設計されてい
る。この支承体２０及び誘導体２７の夫々の刃体２１同
志の間の溝２１ａ及び刃体２７ｂ同志の間の溝２７ｂ’
により、当該回動ローラ１３の破砕刃１３ａにより破砕
されたコンクリート廃材の中で該溝２１ａ及び溝２７
ｂ’へ落下し得る所定の大きさａ以下のもののみが第二
破砕部５へ送られ、溝２１ａ及び溝２７ｂ’に落下しな
い例えば鉄筋，木材等の棒状の異物（特に該異物が刃体
２１，２７ｂと直交する状態となった場合に溝２１ａ，
溝２７ｂ’に落下しない。）は、支承体２０の刃体２１
の上面２１ｂ及び誘導体２７の刃体２７ｂの上面２７ｃ
を伝ってコンベア２２へ送られる。
【００２０】このコンベア２２は一対の回動体２２ａ間
に磁石作用を保持せしめたベルト２２ｂを懸環した構造
であり、前記刃体２１の下方に設けた刃体２７ｂを伝っ
て送られてきたコンクリート廃材に含まれる鉄筋，木材
等の棒状の異物を載置し、本体の外部に搬送するもので
ある。尚、ベルト２２ｂは磁石作用を保持せしめた為、
例えば鉄筋等といった金属製の異物を搬送する場合には
特に有効となる。
に磁石作用を保持せしめたベルト２２ｂを懸環した構造
であり、前記刃体２１の下方に設けた刃体２７ｂを伝っ
て送られてきたコンクリート廃材に含まれる鉄筋，木材
等の棒状の異物を載置し、本体の外部に搬送するもので
ある。尚、ベルト２２ｂは磁石作用を保持せしめた為、
例えば鉄筋等といった金属製の異物を搬送する場合には
特に有効となる。
【００２１】第二破砕部５は、図１，２，５に図示した
ようにコンクリート廃材を所定の大きさｂ（前記所定の
大きさａよりも更に小さい大きさ）以下に潰す破砕押潰
体１４ａと突状体１４ｂとを放射状に突設した環体１４
ｃを並設状態で複数軸１２に被嵌して成る回動ローラー
１４を対向位置に設け、この夫々の回動ローラ１４に対
向させて支承体１５を斜設したものである。
ようにコンクリート廃材を所定の大きさｂ（前記所定の
大きさａよりも更に小さい大きさ）以下に潰す破砕押潰
体１４ａと突状体１４ｂとを放射状に突設した環体１４
ｃを並設状態で複数軸１２に被嵌して成る回動ローラー
１４を対向位置に設け、この夫々の回動ローラ１４に対
向させて支承体１５を斜設したものである。
【００２２】この回動ローラー１４は該回動ローラー１
４の一側に設けた回動輪２３ｂに巻回されるチェーン２
３ａを介して適宜な駆動源２３により回動自在に設けら
れている。
４の一側に設けた回動輪２３ｂに巻回されるチェーン２
３ａを介して適宜な駆動源２３により回動自在に設けら
れている。
【００２３】この支承体１５は基板体１５ａに所定の間
隔をおいて刃体１５ｃ（下方が凹湾曲形状に形成されて
いる。）を並設したものであって、基板体１５ａの下方
には、適宜巾を有する窓１５ａ’が形成されており、該
刃体１５ｃの間隔は回動ローラ１４に並設した夫々の破
砕押潰体１４ａが嵌入される間隔に設計されている。更
に、この支承体１５には３本の回動筒１５ｂが設けられ
ており、この回動筒１５ｂは、窓１５ａ’の下方に所定
間隔をおいて架設されている。この支承体１５に係る刃
体１５ｃ同志の間の溝１５ｃ’及び基板体１５ａの窓１
５ａ’及び回動筒１５ｂ同志の間隙により、当該回動ロ
ーラー１４の破砕押潰体１４ａにより破砕されたコンク
リート廃材中でこの溝１５ｃ’及び窓１５ａ’及び回動
筒１５ｂ同志の隙間を落下通過し得る所定の大きさｂ以
下のものがコンベア２へ送られ、溝１５ｃ’及び窓１５
ａ’及び回動筒１５ｂ同志の間隙に落下しない例えば鉄
筋，木材等の棒状の異物は刃体１５ｃの上面，回動筒１
５ｂを伝って傾斜導出部２６へ送られる。
隔をおいて刃体１５ｃ（下方が凹湾曲形状に形成されて
いる。）を並設したものであって、基板体１５ａの下方
には、適宜巾を有する窓１５ａ’が形成されており、該
刃体１５ｃの間隔は回動ローラ１４に並設した夫々の破
砕押潰体１４ａが嵌入される間隔に設計されている。更
に、この支承体１５には３本の回動筒１５ｂが設けられ
ており、この回動筒１５ｂは、窓１５ａ’の下方に所定
間隔をおいて架設されている。この支承体１５に係る刃
体１５ｃ同志の間の溝１５ｃ’及び基板体１５ａの窓１
５ａ’及び回動筒１５ｂ同志の間隙により、当該回動ロ
ーラー１４の破砕押潰体１４ａにより破砕されたコンク
リート廃材中でこの溝１５ｃ’及び窓１５ａ’及び回動
筒１５ｂ同志の隙間を落下通過し得る所定の大きさｂ以
下のものがコンベア２へ送られ、溝１５ｃ’及び窓１５
ａ’及び回動筒１５ｂ同志の間隙に落下しない例えば鉄
筋，木材等の棒状の異物は刃体１５ｃの上面，回動筒１
５ｂを伝って傾斜導出部２６へ送られる。
【００２４】この支承体１５は、上部を枢着し、下部を
バネ機構２４により支持したもので、このバネ機構２４
の伸縮により枢着部を支点にして該支承体１５は、回動
ローラ１４に対して接離自在に構成されている。よっ
て、該支承体１５と回動ローラー１４との間隔は適宜可
変されることになる。このバネ機構２４はバネ２４ａの
伸縮強度及びネジ部２４ｂを調整することにより、例え
ばコンクリート廃材の中に鉄筋等の硬質の異物が含まれ
ていた場合には、無理に破砕せず支承体１５はバネ２４
ａの縮み作用により後方へ擺動して破砕押潰体１４ａと
突状体１４ｂとの破損を防止する緩衝作用を発揮した
り、回動ローラ１４と支承板１５ａとの間隔を適宜可変
し破砕度合いを調整したりするものである。
バネ機構２４により支持したもので、このバネ機構２４
の伸縮により枢着部を支点にして該支承体１５は、回動
ローラ１４に対して接離自在に構成されている。よっ
て、該支承体１５と回動ローラー１４との間隔は適宜可
変されることになる。このバネ機構２４はバネ２４ａの
伸縮強度及びネジ部２４ｂを調整することにより、例え
ばコンクリート廃材の中に鉄筋等の硬質の異物が含まれ
ていた場合には、無理に破砕せず支承体１５はバネ２４
ａの縮み作用により後方へ擺動して破砕押潰体１４ａと
突状体１４ｂとの破損を防止する緩衝作用を発揮した
り、回動ローラ１４と支承板１５ａとの間隔を適宜可変
し破砕度合いを調整したりするものである。
【００２５】また、コンベア２は一対の回動体２ａ間に
ベルト２ｂを懸環した構造で、第二選別除去部８から導
出されたコンクリート廃材を載置し本体の外部に搬送す
るものである。尚、このコンベア２は把手２８を回動さ
せることで擺動するアーム２９により上下移動及び前後
移動が可能となるように設けられており、使用時には本
体の適所に設けた廃材導出開口部１７から突出状態にし
て破砕済みの廃材を本体の外部に導出することになる
（図２参照）。
ベルト２ｂを懸環した構造で、第二選別除去部８から導
出されたコンクリート廃材を載置し本体の外部に搬送す
るものである。尚、このコンベア２は把手２８を回動さ
せることで擺動するアーム２９により上下移動及び前後
移動が可能となるように設けられており、使用時には本
体の適所に設けた廃材導出開口部１７から突出状態にし
て破砕済みの廃材を本体の外部に導出することになる
（図２参照）。
【００２６】符号３０ａ，３０ｂはスライド式の扉、３
１ａ，３１ｂは階段である。
１ａ，３１ｂは階段である。
【００２７】本実施例は上述のように構成したから、ホ
ッパー体１６に導入されたコンクリート廃材は一対の回
動ローラー１３と支承体２０即ち回動ローラ１３と刃体
２１との間で破砕されるとともに刃体２１の溝２１ａ及
び刃体２７ｂの溝２７ｂ’で選別除去され、この回動ロ
ーラー１３で破砕されたコンクリート廃材で溝２１ａ及
び溝２７ｂ’を落下できる所定の大きさａ以下に破砕さ
れたもののみ一対の回動ローラー１４と支承体１５との
間へ導入され且つ、溝２１ａ及び溝２７ｂ’を通過でき
なかったものはコンベア２２に載置され、本体の外部へ
導出される。続いて、一対の回動ローラー１４と支承体
１５即ち回動ローラ１４と刃体１５ｃとの間へ導入され
たコンクリート廃材は更に潰すように破砕されるととも
に支承体１５の溝１５ｃ’及び窓１５ａ’及び回動筒１
５ｂ同志の隙間で選別除去され、この回動ローラー１４
で破砕されたコンクリート廃材で溝１５ｃ’及び窓１５
ａ’及び回動筒１５ｂ同志の隙間を落下できる所定の大
きさｂ以下に破砕されたもののみコンベア２に載置さ
れ、本体の外部に導出される。そして溝１５ｃ’及び窓
１５ａ’及び回動筒１５ｂ同志の隙間を通過できなかっ
たものは傾斜導出部２６へ送られて本体の外部に導出さ
れることになる。
ッパー体１６に導入されたコンクリート廃材は一対の回
動ローラー１３と支承体２０即ち回動ローラ１３と刃体
２１との間で破砕されるとともに刃体２１の溝２１ａ及
び刃体２７ｂの溝２７ｂ’で選別除去され、この回動ロ
ーラー１３で破砕されたコンクリート廃材で溝２１ａ及
び溝２７ｂ’を落下できる所定の大きさａ以下に破砕さ
れたもののみ一対の回動ローラー１４と支承体１５との
間へ導入され且つ、溝２１ａ及び溝２７ｂ’を通過でき
なかったものはコンベア２２に載置され、本体の外部へ
導出される。続いて、一対の回動ローラー１４と支承体
１５即ち回動ローラ１４と刃体１５ｃとの間へ導入され
たコンクリート廃材は更に潰すように破砕されるととも
に支承体１５の溝１５ｃ’及び窓１５ａ’及び回動筒１
５ｂ同志の隙間で選別除去され、この回動ローラー１４
で破砕されたコンクリート廃材で溝１５ｃ’及び窓１５
ａ’及び回動筒１５ｂ同志の隙間を落下できる所定の大
きさｂ以下に破砕されたもののみコンベア２に載置さ
れ、本体の外部に導出される。そして溝１５ｃ’及び窓
１５ａ’及び回動筒１５ｂ同志の隙間を通過できなかっ
たものは傾斜導出部２６へ送られて本体の外部に導出さ
れることになる。
【００２８】よって、本実施例によれば、廃材破砕処理
部が第一破砕部４と第二破砕部５との二段の構成である
為、例えば一段しかない場合に比し極めて効率良くコン
クリート廃材を破砕でき、更に、コンクリート廃材の中
に含まれる例えば鉄筋や木材等の異物を自動で選別除去
することができるから、非常に作業効率を向上して作業
コスト（人件費）を大巾に削減することができ、しか
も、作業者の手作業に比して確実にコンクリート廃材の
含まれる異物を選別除去することができる。
部が第一破砕部４と第二破砕部５との二段の構成である
為、例えば一段しかない場合に比し極めて効率良くコン
クリート廃材を破砕でき、更に、コンクリート廃材の中
に含まれる例えば鉄筋や木材等の異物を自動で選別除去
することができるから、非常に作業効率を向上して作業
コスト（人件費）を大巾に削減することができ、しか
も、作業者の手作業に比して確実にコンクリート廃材の
含まれる異物を選別除去することができる。
【００２９】また、回動ローラ１３，１４を軸１１，１
２に対して環体１３ｃ，１４ｃを被嵌する構造としたか
ら、破砕刃１３ａ，破砕押潰体１４ａが破損した場合、
その環体１３ｃ，１４ｃを交換するだけで良く、この点
でメンテナンス性に秀れ、更に、この構成により一の環
体１３ｃ，１４ｃを他の環体１３ｃ，１４ｃに対して所
定量回動させることで破砕刃１３ａ，破砕押潰体１４ａ
の配列具合を簡単に調整できることになる。そして、破
砕刃１３ａは刃部１３ａ’を着脱自在に設けたから、こ
の点においてもメンテナンス性が向上する。
２に対して環体１３ｃ，１４ｃを被嵌する構造としたか
ら、破砕刃１３ａ，破砕押潰体１４ａが破損した場合、
その環体１３ｃ，１４ｃを交換するだけで良く、この点
でメンテナンス性に秀れ、更に、この構成により一の環
体１３ｃ，１４ｃを他の環体１３ｃ，１４ｃに対して所
定量回動させることで破砕刃１３ａ，破砕押潰体１４ａ
の配列具合を簡単に調整できることになる。そして、破
砕刃１３ａは刃部１３ａ’を着脱自在に設けたから、こ
の点においてもメンテナンス性が向上する。
【図１】本実施例の使用状態を示す正面図である。
【図２】本実施例の要部の断面図である。
【図３】本実施例の側断面図である。
【図４】本実施例に係る第一破砕部４の平断面図であ
る。
る。
【図５】本実施例に係る第二破砕部５の平断面図であ
る。
る。
ａ 所定の大きさ ｂ 所定の大きさ ４ 第一破砕部 ５ 第二破砕部 ６ 破砕済廃材導出部 ７ 第一選別除去部 ８ 第二選別除去部 ９ 第一導入部 10 第二導入部 13 回動ローラ 13a 破砕刃 14 回動ローラ 14a 破砕押潰体 15 支承体 20 支承体
Claims (4)
- 【請求項１】 コンクリート廃材を破砕する廃材破砕処
理部と、この廃材破砕処理部に連設され廃材に含まれる
異物を選別除去する選別除去部とを設けたことを特徴と
する破砕機。 - 【請求項２】 請求項１記載の破砕機において、廃材破
砕処理部として、第一導入部から導入されたコンクリー
ト廃材を破砕する第一破砕部と、この第一破砕部で破砕
されたコンクリート廃材を再び第二導入部から導入して
破砕する第二破砕部とから成る廃材破砕処理部を採用
し、更に、選別除去部として、第一破砕部で破砕された
コンクリート廃材に含まれる異物を選別除去する第一選
別除去部と、第二破砕部で破砕されたコンクリート廃材
に含まれる異物を選別除去する第二選別除去部とから成
る選別除去部を採用したことを特徴とする破砕機。 - 【請求項３】 請求項２記載の破砕機において、第一破
砕部として、コンクリート廃材を所定の大きさ以下に破
砕して第一選別除去部へ導入する第一破砕部を採用し、
更に、第二破砕部として、第一破砕部で所定の大きさ以
下に破砕されたコンクリート廃材を更に小さい所定の大
きさ以下に破砕して破砕済廃材導出部へ導入する第二破
砕部を採用し、更に、第一選別除去部として、所定の大
きさ以下のもののみ第二破砕部へ誘導する構造の第一選
別除去部を採用し、更に、第二選別除去部として、所定
の大きさ以下のもののみ外部へ誘導する構造の第二選別
除去部を採用したことを特徴とする破砕機。 - 【請求項４】 請求項３記載の破砕機において、第一破
砕部として、周面に破砕刃を放射状に突設した回動ロー
ラと該回動ローラに対設される支承体とから成る第一破
砕部を採用し、更に、第二破砕部として、周面に破砕押
潰体を放射状に突設した回動ローラと該回動ローラに対
設される支承体とから成り、回動ローラと支承体との間
隔を可変可能に構成した第二破砕部を採用し、更に、第
一選別除去部として、所定の大きさ以下のもののみ第二
破砕部へ誘導する溝を設けた第一選別除去部を採用し、
更に、第二選別除去部として、所定の大きさ以下のもの
のみ外部へ誘導する溝を設けた第二選別除去部を採用し
たことを特徴とする破砕機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35400595A JPH09187670A (ja) | 1995-12-30 | 1995-12-30 | 破砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35400595A JPH09187670A (ja) | 1995-12-30 | 1995-12-30 | 破砕機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09187670A true JPH09187670A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=18434680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35400595A Ceased JPH09187670A (ja) | 1995-12-30 | 1995-12-30 | 破砕機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09187670A (ja) |
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-
1995
- 1995-12-30 JP JP35400595A patent/JPH09187670A/ja not_active Ceased
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