JPH09290172A - コンクリート廃材破砕機及びコンクリート廃材破砕方法 - Google Patents

コンクリート廃材破砕機及びコンクリート廃材破砕方法

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JPH09290172A
JPH09290172A JP8109891A JP10989196A JPH09290172A JP H09290172 A JPH09290172 A JP H09290172A JP 8109891 A JP8109891 A JP 8109891A JP 10989196 A JP10989196 A JP 10989196A JP H09290172 A JPH09290172 A JP H09290172A
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JP
Japan
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crushing
waste material
concrete waste
concrete
rotary
Prior art date
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Application number
JP8109891A
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English (en)
Inventor
Yuji Osabe
祐司 長部
Ei Ri
瀛 李
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Eishin KK
Original Assignee
Eishin KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は作業性が良好なコンクリート廃材破
砕機を提供することを目的とする。 【解決手段】 コンクリート廃材を破砕する廃材破砕処
理部を設けたコンクリート廃材破砕機において、回転破
砕体4,5に受け部2,3を対設して成る廃材破砕処理
部1,13を左右に一対有し、この廃材破砕処理部1,
13の回転破砕体4,5のうち少なくとも一方の回転破
砕体5はその回転方向が正逆回転可能に構成され、一対
の廃材破砕処理部1,13間にはコンクリート廃材14
が落下することを防止する落下防止体6が設けられ、こ
の落下防止体6は一の受け部3と回転破砕体5との間若
しくはその上方に位置しているコンクリート廃材14が
他の受け部2と回転破砕体4との間若しくはその上方に
移動可能な形状に設定されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート廃材
破砕機及びコンクリート廃材破砕方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、例えばコンクリート構造物の取り壊し現場等で生ず
るコンクリート廃材を廃棄する目的で、或いはこのコン
クリート廃材を埋め立て用材等として再利用する目的
で、該コンクリート廃材を破砕するコンクリート廃材破
砕機が提案されている(以下、従来機という。) この従来機は、上部にコンクリート廃材の導入部22
a,35aを、下部に破砕済廃材の導出部(図示省略)
を設けた本体22,35に、該廃材の導入部22a,3
5aから導入されたコンクリート廃材を破砕する廃材破
砕処理部21,31を内装したものであり、この廃材破
砕処理部21,31は図1に図示したように対向する一
対の回転破砕体24,25同志の歯合によりコンクリー
ト廃材を破砕する構造のものや、図2に図示したように
回転破砕体34と該回転破砕体34の対向位置に設けた
受け部32とでコンクリート廃材を破砕する構造のもの
がある。符号23,33は廃材破砕処理部21,31に
コンクリート廃材を導入するホッパー体である。
【0003】ところで、上記構造を有する夫々の従来機
には、回転破砕体24,25同志の間若しくは受け部3
2と回転破砕体34との間にコンクリート廃材に含まれ
る鉄筋や石材等の異物が挟まって回転破砕体24,2
5,34での破砕が不能となった際、この挟まった異物
を取り除くためには一時破砕作業を中断してホッパー体
23,33に導入したコンクリート廃材を除去し、異物
を露出させ、該異物を手で取り除かなければならず、よ
って、このことから一度に多量のコンクリート廃材をホ
ッパー体23,33に導入することができず、その上、
回転破砕体24,25同志の間若しくは受け部32と回
転破砕体34との間に挟まった異物を取り除く作業は、
上記したようにその前提として異物の上に位置している
コンクリート廃材を取り除かなければならず、困難な作
業となってしまうという問題点がある。
【0004】本発明は、上述の問題点を解決するコンク
リート廃材破砕機及びコンクリート廃材破砕方法を提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0006】コンクリート廃材を破砕する廃材破砕処理
部を設けたコンクリート廃材破砕機において、回転破砕
体4,5に受け部2,3を対設して成る廃材破砕処理部
1,13を左右に一対有し、この廃材破砕処理部1,1
3の回転破砕体4,5のうち少なくとも一方の回転破砕
体5はその回転方向が正逆回転可能に構成され、一対の
廃材破砕処理部1,13間にはコンクリート廃材14が
落下することを防止する落下防止体6が設けられ、この
落下防止体6は一の受け部3と回転破砕体5との間若し
くはその上方に位置しているコンクリート廃材14が他
の受け部2と回転破砕体4との間若しくはその上方に移
動可能な形状に設定されていることを特徴とするコンク
リート廃材破砕機に係るものである。
【0007】請求項1記載のコンクリート廃材破砕機を
使用してコンクリート廃材を破砕するコンクリート廃材
破砕方法であって、一方の廃材破砕処理部13において
異物10により破砕が不能となった際、当該廃材破砕処
理部13の回転破砕体5の回転方向を逆転させ、該廃材
破砕処理部1の受け部3と回転破砕体5との間若しくは
その上方に位置しているコンクリート廃材14を前記落
下防止体6上を移動させることで他の受け部2と回転破
砕体4との間若しくはその上方へ送り込むことを特徴と
するコンクリート廃材破砕方法に係るものである。
【0008】
【発明の作用並びに効果】一方の廃材破砕処理部13に
おいて異物10が挟まり破砕が不能となった場合には、
当該廃材破砕処理部13の回転破砕体5の回転方向を逆
転させ、該廃材破砕処理部13の受け部3と回転破砕体
5との間若しくはその上方に位置しているコンクリート
廃材14を他の受け部2と回転破砕体4との間若しくは
その上方に落下防止体6上を移動させて送り込み、異物
10が露出した後、該異物10を取り除く。
【0009】本発明は上述のように構成したから、一方
の廃材破砕処理部13において破砕が不能な状態となっ
ても破砕作業を中断する必要がなく、しかも、異物10
を容易に取り除くことができるから、従来機で問題とさ
れてきた作業性の低下を確実に防止することができるコ
ンクリート廃材破砕機及びコンクリート廃材破砕方法と
なる。
【0010】
【発明の実施の形態】図面は本発明の一実施例を図示し
たものであり、以下に説明する。
【0011】本実施例は、図3に図示したように上部に
コンクリート廃材の導入部7aを、下部に破砕済廃材の
導出部(図示省略)を設けた本体7に、当該廃材の導入
部7aから導入されたコンクリート廃材を破砕する一対
の廃材破砕処理部1,13を内装したものである。
【0012】符号8は廃材破砕処理部1,13にコンク
リート廃材を導入するホッパー体である。
【0013】廃材破砕処理部1,13は、図3に図示し
たように夫々コンクリート廃材を破砕する破砕刃4a,
5aと、コンクリート廃材を潰す突状体4b,5bとを
夫々放射状にして長さ方向に並設したドラム状の回転破
砕体4,5が左右に設置されており、この回転破砕体
4,5夫々は別個の駆動源11,12により正逆回転可
能に構成されている(尚、破砕刃4a,5aは、夫々一
側にコンクリート廃材を破砕する刃部4a’,5a’が
着脱自在に付設されている。)。
【0014】この回転破砕体4,5の夫々対向する位置
には受け部2,3が斜設されており、この受け部2,3
は、基板材2a,3aに所定間隔をおいて刃体2b,3
bを並設したものであって、該刃体2b,3bの間隔は
回転破砕体4,5に並設した夫々の破砕刃4a,5aが
嵌入される間隔に設計されている。
【0015】更に、この受け部2,3の下方には誘導体
2c,3cが設けられており、この誘導体2c,3c
は、基板材2a’,3a’に所定間隔をおいて刃体2
c’,3c’(上方が凹湾曲形状に形成されている。)
を並設したものであり、該刃体2c’,3c’の間隔は
上記刃体2b,3b同様、回転破砕体4,5に並設した
夫々の破砕刃4a,5aが嵌入される間隔に設計されて
いる。
【0016】また、上記廃材破砕処理部1,13間には
コンクリート廃材が落下するのを防止する板状の落下防
止体6が設けられており、この落下防止体6は一の受け
部3と回転破砕体5との間若しくはその上方に位置して
いるコンクリート廃材14が他の受け部2と回転破砕体
4との間若しくはその上方へ移動し得るように、略水平
状に形成されている。
【0017】尚、落下防止体6を適宜機構により擺動可
能にしたり、コンベアのように載置されたコンクリート
廃材14を円滑に搬送し得る構造にしても良い。
【0018】符号9は回転破砕体4,5に係る破砕刃4
a,5aで破砕されず刃体2b,3b間及び刃体2
c’,3c’間に落下しなかった例えば鉄筋,木材等を
本体7の外へ搬送するコンベアである。
【0019】本実施例は上述のように構成したから、コ
ンクリート廃材14を破砕する際には、コンクリート廃
材14をホッパー体8を介して導入部7aから廃材破砕
処理部1,13へ導入し、該廃材破砕処理部1,13の
回転破砕体4,5夫々を図3中a方向に回転させると、
コンクリート廃材14は廃材破砕処理部1,13で破砕
され、刃体2b,3b間及び刃体2c’,3c’間を通
過して落下する。仮に受け部3と回転破砕体5との間に
コンクリート廃材14に含まれる鉄筋や石材等の塊状の
異物10が挟まって廃材破砕処理部13における回転破
砕体5の回動が不能となり破砕が不能となった場合に
は、該回転破砕体5の回転を一度停止してから逆回転方
向(図3中b方向)に回転させると、回転破砕体5から
突設される破砕刃5aと突出体5bとで掻き出すよう
に、当該受け部3と回転破砕体5との間若しくはその上
方に位置するコンクリート廃材は落下防止体6上を移動
し廃材破砕処理部1側へ送り込まれ、異物10は露出す
る。従って、簡易に作業者は回転破砕体5と受け部3と
の間に挟まった異物10を取り除くことができる(この
際、廃材破砕処理部1の回転破砕体4はそのまま図3中
a方向に回転し続けさせることによりコンクリート廃材
14を破砕し得るものである。)。
【0020】尚、廃材破砕処理部1において破砕が不能
となった際には上記と同様のことを行うことになる。
【0021】よって、本実施例によれば、仮に一方の廃
材破砕処理部13においてコンクリート廃材14に含ま
れる鉄筋や石材等の塊状の異物10が挟まって破砕が不
能となったとしても、当該廃材破砕処理部13の回転破
砕体5を逆回転させてコンクリート廃材14を他方の廃
材破砕処理部1に送り込み、当該廃材破砕処理部1にお
いて破砕作業を続けながら異物10を容易に取り除ける
ことができるから、従来機で問題とされてきた作業性の
低下を確実に防止することができる。
【0022】また、本実施例は、廃材破砕処理部1,1
3の回転破砕体4,5が夫々別々にコンクリート廃材1
4を破砕し得る構造であるから、従来機に比し極めて効
率良くコンクリート廃材14を破砕することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来機の使用状態を示す断面図である。
【図2】従来機の使用状態を示す断面図である。
【図3】本実施例の使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 廃材破砕処理部 2 受け部 3 受け部 4 回転破砕体 5 回転破砕体 6 落下防止体 10 異物 13 廃材破砕処理部 14 コンクリート廃材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート廃材を破砕する廃材破砕処
    理部を設けたコンクリート廃材破砕機において、回転破
    砕体に受け部を対設して成る廃材破砕処理部を左右に一
    対有し、この廃材破砕処理部の回転破砕体のうち少なく
    とも一方の回転破砕体はその回転方向が正逆回転可能に
    構成され、一対の廃材破砕処理部間にはコンクリート廃
    材が落下することを防止する落下防止体が設けられ、こ
    の落下防止体は一の受け部と回転破砕体との間若しくは
    その上方に位置しているコンクリート廃材が他の受け部
    と回転破砕体との間若しくはその上方に移動可能な形状
    に設定されていることを特徴とするコンクリート廃材破
    砕機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンクリート廃材破砕機
    を使用してコンクリート廃材を破砕するコンクリート廃
    材破砕方法であって、一方の廃材破砕処理部において異
    物により破砕が不能となった際、当該廃材破砕処理部の
    回転破砕体の回転方向を逆転させ、該廃材破砕処理部の
    受け部と回転破砕体との間若しくはその上方に位置して
    いるコンクリート廃材を前記落下防止体上を移動させる
    ことで他の受け部と回転破砕体との間若しくはその上方
    へ送り込むことを特徴とするコンクリート廃材破砕方
    法。
JP8109891A 1996-04-30 1996-04-30 コンクリート廃材破砕機及びコンクリート廃材破砕方法 Pending JPH09290172A (ja)

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