JP2004290792A - 粉砕分別機 - Google Patents
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Abstract
【課題】破砕対象物の投入を円滑に行うことができ、袋詰めの破砕対象物を効率良く処理できる粉砕分別機を提案すること。
【解決手段】粉砕分別機1では、投入された破砕対象物が、破砕用羽根車6Aと同軸状態に配列されているスクリューコンベヤ9によって、破砕用羽根車6Aの軸線方向から破砕室4に供給されるので、破砕対象物の供給が効率良く円滑に行われる。破砕用羽根車6Aは送り込み用破砕刃14によって破砕対象物を効率良く取り込むと共に、その先端の破袋刃部分14aによって袋詰め状態の破砕対象物を切り裂く。破砕用羽根車6Aの破砕刃13は平板状の先細りの台形であるので、ビニール袋の切り裂き片などが根元部分に絡み付いたまま破砕室4内に残ってしまうことなく、残渣排出口16から破砕室外に排出される。
【選択図】 図2
【解決手段】粉砕分別機1では、投入された破砕対象物が、破砕用羽根車6Aと同軸状態に配列されているスクリューコンベヤ9によって、破砕用羽根車6Aの軸線方向から破砕室4に供給されるので、破砕対象物の供給が効率良く円滑に行われる。破砕用羽根車6Aは送り込み用破砕刃14によって破砕対象物を効率良く取り込むと共に、その先端の破袋刃部分14aによって袋詰め状態の破砕対象物を切り裂く。破砕用羽根車6Aの破砕刃13は平板状の先細りの台形であるので、ビニール袋の切り裂き片などが根元部分に絡み付いたまま破砕室4内に残ってしまうことなく、残渣排出口16から破砕室外に排出される。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビニール袋などに詰められた食品残渣などの粉砕、分別を行うのに適した粉砕分別機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
食品残渣などの生塵などはビニール袋などに詰められた状態で回収され、粉砕分別機に掛けられて、その破袋、粉砕および分別が行われる。このために用いられている粉砕分別機としては、横置き状態に配置した円筒状ドラム内に、回転軸に破砕刃が櫛状に取付けられた破砕用羽根車を同軸状態に配置した形式のものが知られている。例えば、下記の特許文献に開示されている。
【0003】
この形式の粉砕分別機では、ドラムの外周面の下側半分がメッシュ状のパンチングメタルからなる篩面とされている。ドラムの一端に形成した投入口から破砕対象物をドラム内に投入すると、回転している破砕用羽根車によって破砕対象物は当該破砕用羽根車の軸線方向に搬送されながら破砕刃によって粉砕される。破砕物は、パンチングメタルからなる篩面から篩い落とされ、ドラムの中にはビニール袋などの異物が残る。このような残渣はドラムの端部に形成されている残渣排出口から取り出されて処分される。
【0004】
【特許文献】
特開2002−95990号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来における粉砕分別機では、破砕対象物が破砕用羽根車の一端に上から直接投入され、横方向に搬送されながら粉砕される。破砕対象物が回転している破砕用羽根車に供給されるので、投入口において破砕対象物が詰まり易い。このため、作業員が投入口の詰まり具合を見ながら破砕対象物の投入量を調整しなければならない。また、破砕用羽根車の回転によって投入した破砕対象物が投入口の側に押し戻されてしまう場合もある。
【0006】
さらに、袋詰めの生塵などを投入した場合には、破袋が速やかに行われず、投入口に袋詰の生塵がそのまま滞留する場合がある。袋詰め状態のままでドラム内に入ってしまうと破砕用羽根車が過負荷状態に陥るおそれもある。
【0007】
一方、従来の粉砕分別機では、破砕用羽根車に取り付けられている破砕刃の根元に、ビニール袋などの破砕片が絡みつき易いので、定期的にこれらを取り除く作業が必要である。
【0008】
本発明の課題は、このような点に鑑みて、破砕対象物の投入を円滑に行うことのできる粉砕分別機を提案することにある。
【0009】
また、本発明の課題は、袋詰めの塵の投入および破袋動作を円滑に行うことのできる粉砕分別機を提案することにある。
【0010】
さらに、本発明の課題は、ビニール袋の切り裂き片などがドラム内に残ってしまうことのない粉砕分別機を提案することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の粉砕分別機は、破砕用羽根車の回転に伴って破砕対象物が当該破砕用羽根車の軸線方向に搬送されながら破砕される破砕室と、前記破砕室に対して、前記軸線方向に平行な方向から破砕対象物を供給する破砕対象物供給室と、前記破砕室から破砕物を篩い落とすために当該破砕室の下面側の部分に形成されている篩面と、前記破砕室から残渣を排出するための残渣排出口とを有していることを特徴としている。
【0012】
ここで、前記破砕対象物供給室は、破砕対象物の投入口と、投入された破砕対象物を前記破砕室に向けて搬送するスクリューコンベヤとを備えた構成とすることができる。また、前記スクリューコンベヤを前記破砕用羽根車に対して同軸状態に配列した構成とすることが望ましい。
【0013】
本発明の粉砕分別機では、破砕対象物が破砕室の破砕用羽根車に対してその軸線方向から供給される。従って、回転している破砕用羽根車に対してその半径方向の上側から破砕対象物が供給される場合とは異なり、破砕対象物が投入口に滞留してしまうことを回避できる。また、破砕用羽根車によって投入された破砕対象物が投入口に押し戻されることもない。よって、破砕対象物の投入を円滑に行うことができる。
【0014】
次に、本発明の粉砕破砕機では、前記スクリューコンベヤの回転駆動源を、前記破砕用羽根車の回転駆動源とは別個の回転駆動源としたことを特徴としている。この構成によれば、スクリューコンベヤの回転数を個別に調整することにより、破砕室に対する破砕対象物の供給量を調節できる。
【0015】
また、本発明の粉砕分別機では、前記破砕用羽根車が、回転軸と、この回転軸の外周に放射状態に取り付けた複数枚の破砕刃とから構成されており、各破砕刃が、前記破砕用羽根車の回転方向を向いている平板状の刃とされ、その輪郭形状が先細りの台形形状であることを特徴としている。破砕刃をかかる形状にすると、ビニール袋の切り裂き片などが破砕刃の根元部分に絡みつき、そのまま破砕室内に残ってしまうという弊害を回避できる。
【0016】
次に、本発明の粉砕分別機では、前記破砕用羽根車が、破砕対象物の供給側の端部に配置されている送り込み用破砕刃を備えており、前記送り込み用破砕刃が、前記破砕用羽根車の回転方向に対して90度未満の角度だけ傾斜している板状の刃であることを特徴としている。かかる送り込み用破砕刃を配置しておくことにより、破砕対象物供給室から破砕室への破砕対象物の取り込みを円滑に行うことができる。
【0017】
この場合、前記送り込み用破砕刃の先端部分に、破砕物が供給される側に折り曲げられた形状の破袋刃部分を形成しておくことが望ましい。このようにすれば、袋詰めの塵がその状態のままで破砕室に送り込まれた場合に、破袋刃部分によって破袋が確実に行われる。よって、破砕対象物の搬送が円滑に行われると共に、破砕用羽根車が過負荷状態に陥ることも回避できる。
【0018】
なお、本発明において、前記破砕用羽根車における破砕対象物の供給側とは反対側の端部に、破砕室の残渣を前記残渣排出口に送り出すための排出ロータを同軸状態に取り付けておけば、破砕室内の残渣を自動的に排出できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、本発明を適用した粉砕分別機を説明する。
【0020】
図1(A)、(B)、(C)および(D)は、それぞれ本発明を適用した粉砕分別機を示す正面図、平面図、右側面図および左側面図である。図2は粉砕分別機の縦断面図である。
【0021】
これらの図を参照して説明すると、粉砕分別機1は、装置架台2と、この上に同軸状態で水平に配列されている破砕対象物供給室3および破砕室4とを有している。これらの破砕対象物供給室3および破砕室4は共通の円筒ドラム5によって規定されており、円筒ドラム5の内部には同心状態で主軸6が貫通している。主軸6の両端は装置架台2に取り付けた軸受ユニット7、8によって回転自在の状態で支持されている。
【0022】
破砕対象物供給室3内に位置している主軸6の部分には、円筒状の回転軸9aを備えたスクリューコンベヤ9が回転自在および同心状態に支持されている。破砕対象物供給室3の直上には垂直に配置した矩形筒状の投入口11が取り付けられている。一方、破砕室4内に位置している主軸6の部分は破砕用羽根車6Aとされている。すなわち、破砕用羽根車6Aは、主軸6を同心状に取り囲む状態で当該主軸6に取り付けた4本の破砕刃ピン12と、各破砕刃ピン12に対して軸線方向に沿って一定の間隔で取り付けた破砕刃13とを備えている。
【0023】
破砕刃13は、主軸6の軸線方向6aに沿って見た場合に、螺旋状に90度の角度間隔で配列された状態となっている。本例の破砕刃13は、破砕用羽根車6Aの回転方向を向く状態に配置された平板状の刃であり、その輪郭形状は先細りの細長い台形形状とされている。
【0024】
また、本例の破砕用羽根車6は、その破砕対象物供給室側の端部に、送り込み用破砕刃14が取り付けられている。この送り込み用破砕刃14は、破砕刃13と同様な台形の平板状の刃であるが、破砕用羽根車6の回転方向に対して90度未満の角度で傾斜した方向を向いている。また、その先端部分は、破砕対象物供給室側に90度未満の角度で折り曲げられた破袋刃部分14aとされている。
【0025】
次に、主軸6における破砕用羽根車6が取り付けられている部分よりも端側の部位には排出ロータ15が取り付けられている。排出ロータ15は所定の角度間隔で取り付けた半径方向に延びる羽根15aを備えている。
【0026】
一方、破砕室4を形成している円筒ドラム5の部分の下半部分は所定の大きさの篩い目のメッシュスクリーン5aから形成されている。このメッシュスクリーン5aを介して破砕物が落下する。また、破砕室4における排出ロータ15の真上の部位には側方に開口した残渣排出口16が形成されている。
【0027】
次に、主軸6における破砕対象物供給室3側の端は軸受ユニット8よりも側方に突出しており、この突出端6bに従動側V溝プーリ17が同軸状態で固着されている。このV溝プーリ17の下側位置にはモータ18が設置されており、モータ出力軸18aに同軸状態で固着した駆動側V溝プーリ19と従動側V溝プーリ17の間にはVベルト20が架け渡されている。
【0028】
一方、スクリューコンベヤ9の回転軸9aも破砕対象物供給室3から同一方向に突出しており、この突出端9bには従動側スプロケット21が同軸状態で固着されている。スプロケット21の下側にはモータ22が設置されており、モータ出力軸22aには同軸状態で駆動側スプロケット23が固着されている。これらのスプロケット21、23の間にはチェーン24が架け渡されている。
【0029】
このように構成した粉砕分別機1の動作を説明する。袋詰めの生塵などが投入口11から投入されると、生塵はスクリューコンベヤ9によって破砕室4の側に向けてドラム5内を主軸6の軸線方向6aに搬送される。従って、破砕室4には、その一端側から破砕用羽根車6Aに対して同軸方向に生塵が供給される。スクリューコンベヤ9はモータ23によって回転駆動されているので、モータ18によって回転駆動されている破砕用羽根車6A、すなわち主軸6とは別個に回転速度を調整できる。よって、破砕室4に対する生塵供給量を調整可能である。
【0030】
スクリューコンベヤ9によって破砕室4に送り込まれた生塵は、回転方向に対して斜めに取り付けられている送り込み用破砕刃14によって破砕室4内に送り込まれる。送り込み用破砕刃14によって破砕室4内への生塵の取り込みが円滑に行われる。また、袋詰め状態のままで送り込まれた生塵の袋は、送り込み用破砕刃14の先端に形成されている破袋刃部分14aによって切り裂かれる。よって、袋詰め状態のままで生塵が破砕室内に取り込まれることがない。
【0031】
次に、破砕室4内では、回転している破砕用羽根車6Aの破砕刃13によって生塵が粉砕されながら、残渣排出口16の側に向けて搬送される。所定の大きさ以下に粉砕された塵は、破砕室4の下半部分に形成されているメッシュスクリーン5aにより分別され、ここを通って落下する。ここで、切り裂かれた袋、例えばビニール袋の切り裂き片が破砕刃13の根元側の部分に絡まる場合がある。しかし、本例では、破砕刃13を先細りの台形形状としてあるので、破砕刃13の根元側の部分に絡まったビニール袋の切り裂き片などは破砕用羽根車6Aの回転によって半径方向の外側に押し出される。よって、ビニール袋の切り裂き片などが破砕刃13に絡まったままになることを防止できる。
【0032】
粉砕されずに、破砕室4の端まで搬送されてきたビニール袋の切り裂き片や線材などの残渣は、破砕室4の端部の排出ロータ15によって半径方向に送り出されて、破砕室4の側面に形成されている残渣排出口16から外部に排出される。
【0033】
このように本例の粉砕分別機1では、破砕室4の破砕用羽根車6Aに対して、その軸線方向の一端側から同軸方向に破砕対象物を供給するようにしている。従って、横置きの破砕用羽根車6Aに対して、直接にその上側から破砕対象物を投入する場合のように、投入口に破砕対象物が詰まるなどの弊害が発生せず、破砕対象物の投入を円滑に行うことができる。
【0034】
また、破砕対象物を、破砕用羽根車6Aの動力源とは別個の動力源を用いて供給しているので、破砕用羽根車6Aに対する破砕対象物の供給量を調整でき、これによって最適な供給量による粉砕動作を実現できる。
【0035】
さらに、破砕用羽根車6Aにおける破砕対象物の供給側の端には送り込み用破砕刃を取り付け、この破砕刃によって効率良く破砕対象物を取り込むようにしている。これによっても、破砕対象物の供給動作が円滑に行われる。また、送り込み用破砕刃14の先端には破袋刃部分14aを形成してあるので、袋詰め状態のままで破砕対象物が供給された場合でも、当該破袋刃部分14aによって確実に袋が切り裂かれる。よって、袋詰め状態のままで破砕対象物が破砕室4内に送り込まれることがないので、破砕用羽根車6Aの駆動源が過負荷状態に陥るなどの弊害を回避できる。
【0036】
さらには、破砕用羽根車6Aの破砕刃13は平板状の刃であり、先細りの台形形状をしている。よって、ビニール袋の切り裂き片が破砕刃13の根元部分に絡み付いて取れなくなるおそれもない。
【0037】
(その他の実施の形態)
図3(A)〜(D)は、本発明を適用した粉砕分別機の別の例を示す正面図、平面図、右側側面図および左側側面図である。本例の粉砕分別機30も装置架台32に搭載された円筒ドラムからなる破砕室34を備えており、この破砕室34内には同軸状態で、上記の例と同一構造の破砕用羽根車36Aが配置されている。しかるに、破砕対象物供給室33は、破砕室34の一端部分の上側に連通しており、内部には左右一対のスクリューコンベヤ39A、39Bが配置されている。これらは、破砕用羽根車36Aと平行となるように配置されている。
【0038】
破砕材料供給室33の上側には垂直に延びる投入口41が形成されており、ここから破砕対象物が投入される。投入された破砕対象物はスクリューコンベヤ39A、39Bによって横方向に搬送され、破砕室34の一端の上側から、破砕用羽根車36Aの軸線に平行な方向に沿って、当該破砕室34内に供給される。このように破砕室34における破砕対象物の搬送方向に平行となるように、破砕室34に破砕対象物を供給した場合においても、従来における投入口に破砕対象物が詰まるという問題、破砕用羽根車36Aによって投入した破砕対象物が押し出されるという問題を解消できる。
【0039】
また、本例においても、スクリューコンベヤ39A、39Bを回転駆動するためのモータ52、52は、破砕用羽根車36Aを回転駆動するためのモータ48とは別であるので、破砕対象物の供給量を適切に調整することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の粉砕分別機は、破砕室に配置されている破砕用羽根車による破砕対象物の搬送方向に沿った方向から破砕対象物を当該破砕室に供給するようにしている。従って、投入口に破砕対象物が詰まることがなく、また、破砕用羽根車によって投入した破砕対象物が押し出されてしまうこともない。よって、破砕対象物の投入を円滑に行うことができる。
【0041】
また、本発明では、破砕用羽根車とは別個の動力源を用いて破砕対象物を供給するためのスクリューコンベヤを回転駆動させるようにしている。従って、破砕対象物の供給量を調節することができるので、最適な状態で破砕動作を行わせることができる。
【0042】
さらに、本発明では、破砕用羽根車の破砕刃を平板状の台形形状のものとしてあるので、袋詰めの生塵などを処理する場合にビニール袋の切り裂き片などが破砕刃の根元部分に絡みつき取れなくなってしまうという弊害を防止できる。
【0043】
さらにまた、破砕用羽根車の破砕対象物の供給側の端には、供給方向に対して傾斜配置した送り込み用破砕刃を取り付けてあるので、破砕室への破砕対象物の取り込みを効率良く行うことができる。また、送り込み用破砕刃の先には破袋刃部分を形成してあるので、袋詰め状態のままで破砕対象物が破砕室内に送り込まれることを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)、(C)および(D)は、それぞれ本発明を適用した粉砕分別機を示す正面図、平面図、右側面図および左側面図である。
【図2】図1の粉砕分別機の縦断面図である。
【図3】(A)、(B)、(C)および(D)は、それぞれ本発明を適用した粉砕分別機の別の例を示す正面図、平面図、右側面図および左側面図である。
【符号の説明】
1 粉砕分別機
2 装置架台
3 破砕対象物供給室
4 破砕室
5 円筒ドラム
6 主軸
6a 軸線方向
7、8 軸受ユニット
9 スクリューコンベヤ
11 投入口
13 破砕刃
14 送り込み用破砕刃
14a 破袋刃部分
15 排出ロータ
16 残渣排出口
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビニール袋などに詰められた食品残渣などの粉砕、分別を行うのに適した粉砕分別機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
食品残渣などの生塵などはビニール袋などに詰められた状態で回収され、粉砕分別機に掛けられて、その破袋、粉砕および分別が行われる。このために用いられている粉砕分別機としては、横置き状態に配置した円筒状ドラム内に、回転軸に破砕刃が櫛状に取付けられた破砕用羽根車を同軸状態に配置した形式のものが知られている。例えば、下記の特許文献に開示されている。
【0003】
この形式の粉砕分別機では、ドラムの外周面の下側半分がメッシュ状のパンチングメタルからなる篩面とされている。ドラムの一端に形成した投入口から破砕対象物をドラム内に投入すると、回転している破砕用羽根車によって破砕対象物は当該破砕用羽根車の軸線方向に搬送されながら破砕刃によって粉砕される。破砕物は、パンチングメタルからなる篩面から篩い落とされ、ドラムの中にはビニール袋などの異物が残る。このような残渣はドラムの端部に形成されている残渣排出口から取り出されて処分される。
【0004】
【特許文献】
特開2002−95990号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来における粉砕分別機では、破砕対象物が破砕用羽根車の一端に上から直接投入され、横方向に搬送されながら粉砕される。破砕対象物が回転している破砕用羽根車に供給されるので、投入口において破砕対象物が詰まり易い。このため、作業員が投入口の詰まり具合を見ながら破砕対象物の投入量を調整しなければならない。また、破砕用羽根車の回転によって投入した破砕対象物が投入口の側に押し戻されてしまう場合もある。
【0006】
さらに、袋詰めの生塵などを投入した場合には、破袋が速やかに行われず、投入口に袋詰の生塵がそのまま滞留する場合がある。袋詰め状態のままでドラム内に入ってしまうと破砕用羽根車が過負荷状態に陥るおそれもある。
【0007】
一方、従来の粉砕分別機では、破砕用羽根車に取り付けられている破砕刃の根元に、ビニール袋などの破砕片が絡みつき易いので、定期的にこれらを取り除く作業が必要である。
【0008】
本発明の課題は、このような点に鑑みて、破砕対象物の投入を円滑に行うことのできる粉砕分別機を提案することにある。
【0009】
また、本発明の課題は、袋詰めの塵の投入および破袋動作を円滑に行うことのできる粉砕分別機を提案することにある。
【0010】
さらに、本発明の課題は、ビニール袋の切り裂き片などがドラム内に残ってしまうことのない粉砕分別機を提案することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の粉砕分別機は、破砕用羽根車の回転に伴って破砕対象物が当該破砕用羽根車の軸線方向に搬送されながら破砕される破砕室と、前記破砕室に対して、前記軸線方向に平行な方向から破砕対象物を供給する破砕対象物供給室と、前記破砕室から破砕物を篩い落とすために当該破砕室の下面側の部分に形成されている篩面と、前記破砕室から残渣を排出するための残渣排出口とを有していることを特徴としている。
【0012】
ここで、前記破砕対象物供給室は、破砕対象物の投入口と、投入された破砕対象物を前記破砕室に向けて搬送するスクリューコンベヤとを備えた構成とすることができる。また、前記スクリューコンベヤを前記破砕用羽根車に対して同軸状態に配列した構成とすることが望ましい。
【0013】
本発明の粉砕分別機では、破砕対象物が破砕室の破砕用羽根車に対してその軸線方向から供給される。従って、回転している破砕用羽根車に対してその半径方向の上側から破砕対象物が供給される場合とは異なり、破砕対象物が投入口に滞留してしまうことを回避できる。また、破砕用羽根車によって投入された破砕対象物が投入口に押し戻されることもない。よって、破砕対象物の投入を円滑に行うことができる。
【0014】
次に、本発明の粉砕破砕機では、前記スクリューコンベヤの回転駆動源を、前記破砕用羽根車の回転駆動源とは別個の回転駆動源としたことを特徴としている。この構成によれば、スクリューコンベヤの回転数を個別に調整することにより、破砕室に対する破砕対象物の供給量を調節できる。
【0015】
また、本発明の粉砕分別機では、前記破砕用羽根車が、回転軸と、この回転軸の外周に放射状態に取り付けた複数枚の破砕刃とから構成されており、各破砕刃が、前記破砕用羽根車の回転方向を向いている平板状の刃とされ、その輪郭形状が先細りの台形形状であることを特徴としている。破砕刃をかかる形状にすると、ビニール袋の切り裂き片などが破砕刃の根元部分に絡みつき、そのまま破砕室内に残ってしまうという弊害を回避できる。
【0016】
次に、本発明の粉砕分別機では、前記破砕用羽根車が、破砕対象物の供給側の端部に配置されている送り込み用破砕刃を備えており、前記送り込み用破砕刃が、前記破砕用羽根車の回転方向に対して90度未満の角度だけ傾斜している板状の刃であることを特徴としている。かかる送り込み用破砕刃を配置しておくことにより、破砕対象物供給室から破砕室への破砕対象物の取り込みを円滑に行うことができる。
【0017】
この場合、前記送り込み用破砕刃の先端部分に、破砕物が供給される側に折り曲げられた形状の破袋刃部分を形成しておくことが望ましい。このようにすれば、袋詰めの塵がその状態のままで破砕室に送り込まれた場合に、破袋刃部分によって破袋が確実に行われる。よって、破砕対象物の搬送が円滑に行われると共に、破砕用羽根車が過負荷状態に陥ることも回避できる。
【0018】
なお、本発明において、前記破砕用羽根車における破砕対象物の供給側とは反対側の端部に、破砕室の残渣を前記残渣排出口に送り出すための排出ロータを同軸状態に取り付けておけば、破砕室内の残渣を自動的に排出できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、本発明を適用した粉砕分別機を説明する。
【0020】
図1(A)、(B)、(C)および(D)は、それぞれ本発明を適用した粉砕分別機を示す正面図、平面図、右側面図および左側面図である。図2は粉砕分別機の縦断面図である。
【0021】
これらの図を参照して説明すると、粉砕分別機1は、装置架台2と、この上に同軸状態で水平に配列されている破砕対象物供給室3および破砕室4とを有している。これらの破砕対象物供給室3および破砕室4は共通の円筒ドラム5によって規定されており、円筒ドラム5の内部には同心状態で主軸6が貫通している。主軸6の両端は装置架台2に取り付けた軸受ユニット7、8によって回転自在の状態で支持されている。
【0022】
破砕対象物供給室3内に位置している主軸6の部分には、円筒状の回転軸9aを備えたスクリューコンベヤ9が回転自在および同心状態に支持されている。破砕対象物供給室3の直上には垂直に配置した矩形筒状の投入口11が取り付けられている。一方、破砕室4内に位置している主軸6の部分は破砕用羽根車6Aとされている。すなわち、破砕用羽根車6Aは、主軸6を同心状に取り囲む状態で当該主軸6に取り付けた4本の破砕刃ピン12と、各破砕刃ピン12に対して軸線方向に沿って一定の間隔で取り付けた破砕刃13とを備えている。
【0023】
破砕刃13は、主軸6の軸線方向6aに沿って見た場合に、螺旋状に90度の角度間隔で配列された状態となっている。本例の破砕刃13は、破砕用羽根車6Aの回転方向を向く状態に配置された平板状の刃であり、その輪郭形状は先細りの細長い台形形状とされている。
【0024】
また、本例の破砕用羽根車6は、その破砕対象物供給室側の端部に、送り込み用破砕刃14が取り付けられている。この送り込み用破砕刃14は、破砕刃13と同様な台形の平板状の刃であるが、破砕用羽根車6の回転方向に対して90度未満の角度で傾斜した方向を向いている。また、その先端部分は、破砕対象物供給室側に90度未満の角度で折り曲げられた破袋刃部分14aとされている。
【0025】
次に、主軸6における破砕用羽根車6が取り付けられている部分よりも端側の部位には排出ロータ15が取り付けられている。排出ロータ15は所定の角度間隔で取り付けた半径方向に延びる羽根15aを備えている。
【0026】
一方、破砕室4を形成している円筒ドラム5の部分の下半部分は所定の大きさの篩い目のメッシュスクリーン5aから形成されている。このメッシュスクリーン5aを介して破砕物が落下する。また、破砕室4における排出ロータ15の真上の部位には側方に開口した残渣排出口16が形成されている。
【0027】
次に、主軸6における破砕対象物供給室3側の端は軸受ユニット8よりも側方に突出しており、この突出端6bに従動側V溝プーリ17が同軸状態で固着されている。このV溝プーリ17の下側位置にはモータ18が設置されており、モータ出力軸18aに同軸状態で固着した駆動側V溝プーリ19と従動側V溝プーリ17の間にはVベルト20が架け渡されている。
【0028】
一方、スクリューコンベヤ9の回転軸9aも破砕対象物供給室3から同一方向に突出しており、この突出端9bには従動側スプロケット21が同軸状態で固着されている。スプロケット21の下側にはモータ22が設置されており、モータ出力軸22aには同軸状態で駆動側スプロケット23が固着されている。これらのスプロケット21、23の間にはチェーン24が架け渡されている。
【0029】
このように構成した粉砕分別機1の動作を説明する。袋詰めの生塵などが投入口11から投入されると、生塵はスクリューコンベヤ9によって破砕室4の側に向けてドラム5内を主軸6の軸線方向6aに搬送される。従って、破砕室4には、その一端側から破砕用羽根車6Aに対して同軸方向に生塵が供給される。スクリューコンベヤ9はモータ23によって回転駆動されているので、モータ18によって回転駆動されている破砕用羽根車6A、すなわち主軸6とは別個に回転速度を調整できる。よって、破砕室4に対する生塵供給量を調整可能である。
【0030】
スクリューコンベヤ9によって破砕室4に送り込まれた生塵は、回転方向に対して斜めに取り付けられている送り込み用破砕刃14によって破砕室4内に送り込まれる。送り込み用破砕刃14によって破砕室4内への生塵の取り込みが円滑に行われる。また、袋詰め状態のままで送り込まれた生塵の袋は、送り込み用破砕刃14の先端に形成されている破袋刃部分14aによって切り裂かれる。よって、袋詰め状態のままで生塵が破砕室内に取り込まれることがない。
【0031】
次に、破砕室4内では、回転している破砕用羽根車6Aの破砕刃13によって生塵が粉砕されながら、残渣排出口16の側に向けて搬送される。所定の大きさ以下に粉砕された塵は、破砕室4の下半部分に形成されているメッシュスクリーン5aにより分別され、ここを通って落下する。ここで、切り裂かれた袋、例えばビニール袋の切り裂き片が破砕刃13の根元側の部分に絡まる場合がある。しかし、本例では、破砕刃13を先細りの台形形状としてあるので、破砕刃13の根元側の部分に絡まったビニール袋の切り裂き片などは破砕用羽根車6Aの回転によって半径方向の外側に押し出される。よって、ビニール袋の切り裂き片などが破砕刃13に絡まったままになることを防止できる。
【0032】
粉砕されずに、破砕室4の端まで搬送されてきたビニール袋の切り裂き片や線材などの残渣は、破砕室4の端部の排出ロータ15によって半径方向に送り出されて、破砕室4の側面に形成されている残渣排出口16から外部に排出される。
【0033】
このように本例の粉砕分別機1では、破砕室4の破砕用羽根車6Aに対して、その軸線方向の一端側から同軸方向に破砕対象物を供給するようにしている。従って、横置きの破砕用羽根車6Aに対して、直接にその上側から破砕対象物を投入する場合のように、投入口に破砕対象物が詰まるなどの弊害が発生せず、破砕対象物の投入を円滑に行うことができる。
【0034】
また、破砕対象物を、破砕用羽根車6Aの動力源とは別個の動力源を用いて供給しているので、破砕用羽根車6Aに対する破砕対象物の供給量を調整でき、これによって最適な供給量による粉砕動作を実現できる。
【0035】
さらに、破砕用羽根車6Aにおける破砕対象物の供給側の端には送り込み用破砕刃を取り付け、この破砕刃によって効率良く破砕対象物を取り込むようにしている。これによっても、破砕対象物の供給動作が円滑に行われる。また、送り込み用破砕刃14の先端には破袋刃部分14aを形成してあるので、袋詰め状態のままで破砕対象物が供給された場合でも、当該破袋刃部分14aによって確実に袋が切り裂かれる。よって、袋詰め状態のままで破砕対象物が破砕室4内に送り込まれることがないので、破砕用羽根車6Aの駆動源が過負荷状態に陥るなどの弊害を回避できる。
【0036】
さらには、破砕用羽根車6Aの破砕刃13は平板状の刃であり、先細りの台形形状をしている。よって、ビニール袋の切り裂き片が破砕刃13の根元部分に絡み付いて取れなくなるおそれもない。
【0037】
(その他の実施の形態)
図3(A)〜(D)は、本発明を適用した粉砕分別機の別の例を示す正面図、平面図、右側側面図および左側側面図である。本例の粉砕分別機30も装置架台32に搭載された円筒ドラムからなる破砕室34を備えており、この破砕室34内には同軸状態で、上記の例と同一構造の破砕用羽根車36Aが配置されている。しかるに、破砕対象物供給室33は、破砕室34の一端部分の上側に連通しており、内部には左右一対のスクリューコンベヤ39A、39Bが配置されている。これらは、破砕用羽根車36Aと平行となるように配置されている。
【0038】
破砕材料供給室33の上側には垂直に延びる投入口41が形成されており、ここから破砕対象物が投入される。投入された破砕対象物はスクリューコンベヤ39A、39Bによって横方向に搬送され、破砕室34の一端の上側から、破砕用羽根車36Aの軸線に平行な方向に沿って、当該破砕室34内に供給される。このように破砕室34における破砕対象物の搬送方向に平行となるように、破砕室34に破砕対象物を供給した場合においても、従来における投入口に破砕対象物が詰まるという問題、破砕用羽根車36Aによって投入した破砕対象物が押し出されるという問題を解消できる。
【0039】
また、本例においても、スクリューコンベヤ39A、39Bを回転駆動するためのモータ52、52は、破砕用羽根車36Aを回転駆動するためのモータ48とは別であるので、破砕対象物の供給量を適切に調整することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の粉砕分別機は、破砕室に配置されている破砕用羽根車による破砕対象物の搬送方向に沿った方向から破砕対象物を当該破砕室に供給するようにしている。従って、投入口に破砕対象物が詰まることがなく、また、破砕用羽根車によって投入した破砕対象物が押し出されてしまうこともない。よって、破砕対象物の投入を円滑に行うことができる。
【0041】
また、本発明では、破砕用羽根車とは別個の動力源を用いて破砕対象物を供給するためのスクリューコンベヤを回転駆動させるようにしている。従って、破砕対象物の供給量を調節することができるので、最適な状態で破砕動作を行わせることができる。
【0042】
さらに、本発明では、破砕用羽根車の破砕刃を平板状の台形形状のものとしてあるので、袋詰めの生塵などを処理する場合にビニール袋の切り裂き片などが破砕刃の根元部分に絡みつき取れなくなってしまうという弊害を防止できる。
【0043】
さらにまた、破砕用羽根車の破砕対象物の供給側の端には、供給方向に対して傾斜配置した送り込み用破砕刃を取り付けてあるので、破砕室への破砕対象物の取り込みを効率良く行うことができる。また、送り込み用破砕刃の先には破袋刃部分を形成してあるので、袋詰め状態のままで破砕対象物が破砕室内に送り込まれることを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)、(C)および(D)は、それぞれ本発明を適用した粉砕分別機を示す正面図、平面図、右側面図および左側面図である。
【図2】図1の粉砕分別機の縦断面図である。
【図3】(A)、(B)、(C)および(D)は、それぞれ本発明を適用した粉砕分別機の別の例を示す正面図、平面図、右側面図および左側面図である。
【符号の説明】
1 粉砕分別機
2 装置架台
3 破砕対象物供給室
4 破砕室
5 円筒ドラム
6 主軸
6a 軸線方向
7、8 軸受ユニット
9 スクリューコンベヤ
11 投入口
13 破砕刃
14 送り込み用破砕刃
14a 破袋刃部分
15 排出ロータ
16 残渣排出口
Claims (8)
- 破砕用羽根車の回転に伴って破砕対象物が当該破砕用羽根車の軸線方向に搬送されながら破砕される破砕室と、
前記破砕室に対して、前記軸線方向に平行な方向から破砕対象物を供給する破砕対象物供給室と、
前記破砕室から破砕物を篩い落とすために当該破砕室の下面側の部分に形成されている篩面と、
前記破砕室から残渣を排出するための残渣排出口とを有している粉砕分別機。 - 請求項1において、
前記破砕対象物供給室は、破砕対象物の投入口と、投入された破砕対象物を前記破砕室に向けて搬送するスクリューコンベヤとを備えていることを特徴とする粉砕分別機。 - 請求項2において、
前記スクリューコンベヤは前記破砕用羽根車に対して同軸状態に配列されていることを特徴とする粉砕分別機。 - 請求項2または3において、
前記スクリューコンベヤの回転駆動源は、前記破砕用羽根車の回転駆動源とは別個の回転駆動源であることを特徴とする粉砕分別機。 - 請求項1ないし4のうちのいずれかの項において、
前記破砕用羽根車は、回転軸と、この回転軸の外周に放射状態に取り付けた複数枚の破砕刃とを備えており、
各破砕刃は、前記破砕用羽根車の回転方向を向いている平板状の刃であり、その輪郭形状は先細りの台形形状であることを特徴とする粉砕分別機。 - 請求項1ないし5のうちのいずれかの項において、
前記破砕用羽根車は、破砕対象物の供給側の端部に配置されている送り込み用破砕刃を備えており、
前記送り込み用破砕刃は、前記破砕用羽根車の回転方向に対して90度未満の角度だけ傾斜している板状の刃であることを特徴とする粉砕分別機。 - 請求項6において、
前記送り込み用破砕刃の先端部分には、破砕物が供給される側に折り曲げられた形状の破袋刃部分が形成されていることを特徴とする粉砕分別機。 - 請求項7において、
前記破砕用羽根車における破砕対象物の供給側とは反対側に端部には、破砕室の残渣を前記残渣排出口に送り出すための排出ロータが同軸状態に取り付けられていることを特徴とする粉砕分別機。
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-
2003
- 2003-03-26 JP JP2003085505A patent/JP2004290792A/ja active Pending
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