JPS6129485Y2 - - Google Patents

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JPS6129485Y2
JPS6129485Y2 JP1461683U JP1461683U JPS6129485Y2 JP S6129485 Y2 JPS6129485 Y2 JP S6129485Y2 JP 1461683 U JP1461683 U JP 1461683U JP 1461683 U JP1461683 U JP 1461683U JP S6129485 Y2 JPS6129485 Y2 JP S6129485Y2
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JP
Japan
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waste
feeder
crushing section
discharge port
roll
Prior art date
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JP1461683U
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English (en)
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JPS59123549U (ja
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Publication date
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Priority to JP1461683U priority Critical patent/JPS59123549U/ja
Publication of JPS59123549U publication Critical patent/JPS59123549U/ja
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、都市ゴミ等を処理する廃棄物破砕機
に関する。
この種破砕機に関する従来技術として、実開昭
55−43583号公報、または、実願昭55−17370号明
細書等に記載されたものが公知である。これら従
来の破砕機は、廃棄物投入口より投下された廃棄
物を破砕部まで搬送するフイードローラーのフイ
ードラインよりも上方に破砕部が位置し、かつ破
砕部はフイードローラの前端部に直ちに連続して
設けられていた。
従つて、破砕部に、その能力以上の大量の廃棄
物が供給される等して過負荷が発生した場合、破
砕部上の廃棄物を取り除くために、フイードロー
ラを逆回転させて、フイードローラ上の廃棄物を
破砕部とは反対側に設けられた補助排出口より排
出し、破砕部の負荷を軽減させていた。
しかし、この方法では、フイードローラ上の大
量の廃棄物を未処理のまま排出しなければなら
ず、排出に時間を要し、かつ未処理廃棄物の再処
理に手間を要した。
そこで、本考案は、上記問題点に鑑みて案出さ
れたものであり、フイードローラと破砕部間に緩
衝帯を設け、破砕部に過負荷が生じた場合は、こ
の緩衝帯に滞留している廃棄物のみを排出するよ
うにし、生産性効率の向上を図つた廃棄物破砕機
を提供することを目的とする。従つて、その特徴
とする処は、廃棄物投入口の下方に、投下された
廃棄物を前方に送るべく回転子群を火格子状に配
置してなるロールフイーダが設けられ、該フイー
ダの下方にふるい物排出口が形成され、前記フイ
ーダの前端部より前方でかつ下方に正逆転可能な
2軸スリツタカツタからなる破砕部が設けられ、
この2本のカツタ軸はその軸心を結ぶ直線が後方
に向つて下傾斜状となるよう配置され、前記フイ
ーダの前端部と破砕部間に廃棄物装入ポケツト空
間が形成され、該空間とふるい物排出口間を仕切
るダンパーがフイーダの前端部と破砕部間におい
て開閉自在に設けられ、前記破砕部の下方に破砕
物排出口が設けられ、該排出口とふるい物排出口
の下方にわたつて正逆転可能なコンベヤが設けら
れた点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳述す
る。
第1図において、1は廃棄物投入口であり、該
投入口1は、クレーン等で吊持ちされた大量の都
市ゴミ等を、一度に受入れるべく口広に形成され
ている。この投入口1の下端にロールフイーダ2
が設けられ、投下された廃棄物3はこのロールフ
イーダ2上に載置される。
このロールフイーダ2は、水平面内に所定間隔
をおいて平行配置された多数のロール軸4を有
し、このロール軸4に軸方向所定間隔をおいて多
数の回転子5が固定されている。これら回転子5
は、第2図に示すように、火格子状に配置され、
各回転子5及びロール軸4間には間隙を有してい
る。従つて、このロールフイーダ2は、一種のふ
るい機能を有し、その下方はふるい物排出口6と
されている。
各ロール軸4の端部には図示省略のスプロケツ
ト等が設けられ、これらスプロケツトに1本のチ
エンが周回し、これにより、各ロール軸4は同一
方向に回転駆動させられている。各スプロケツト
の直径は、送り方向に従つて前方に行く程、小径
に形成されている。従つて、ロール軸4の回転数
は、前方に行くに従つて大きくなつている。即ち
各回転子5の周速(υ1,υ2……υn)が、υ
1<υ2<……<υnとなるよう構成されてい
る。
尚、ロールフイーダ2の送り速度を順次増速さ
せる駆動手段は、上記のものに限定されない。
上記の如く、ロールフイーダ2の送り速度を順
次増速させることにより、ロールフイーダ2上に
積まれた廃棄物3の山は、その前部より順次送り
出されることになる。この搬送途中において、廃
棄物3中に含有する石や小物金属等の所定メツシ
ユ以下の物は、回転子5群の間隙からふるい物排
出口6に落下する。
上記ロールフイーダ2の前端より前方で、かつ
その下方に、廃棄物装入ポケツト空間7を介して
破砕部8が設けられている。この破砕部8は2軸
スリツタカツタ9a,9bからなる。
即ち、2本のカツタ軸10が平行な水平軸心を
有し、かつ、その軸心を結ぶ直線11が後方に向
つて下傾斜状となるよう配置されている。このカ
ツタ軸10には、第2図に示すように、軸方向に
所定間隔をおいてスリツタカツタ9a,9bが固
設されている。
スリツタカツタ9a,9bは、その外周が正六
角形に形成されており、その両端面にカツタブレ
ード12が添設されている。スリツタカツタ9
a,9bの外周面には、トツプブレード13が突
設されている。
上記各カツタ軸10は、正常運転の場合、第1
図矢印a方向に回転するよう、図示省略の駆動手
段で回転されている。しかし、この破砕部8に過
負荷が発生した場合、直ちに回転は停止し、逆回
転操作釦を操作することにより、前記駆動手段に
よりこのカツタ軸10は逆回転するよう構成され
ている。
各スリツタカツタ9a,9bにはスクレーパ装
置14が設けられている。カツタ軸10の外周に
付着した釦廃物を掻き落すための内周スクレーパ
15は、櫛歯状に形成されており、進退調整自在
にケーシング16に固定されている。トツプブレ
ード13の外周に付着した廃棄物を掻き落すため
の外周スクレーパ17は、内周スクレーパ15に
着脱自在に設けられたフラツトバーからなり、こ
の外周スクレーパ17も進退調整自在に設けられ
ている。
上記破砕部8の下方は、破砕物排出口18に形
成されている。
前記ロールフイーダ2の前端下部と破砕部8間
には、廃棄物装入ポケツト空間7とふるい物排出
口6間を仕切るダンパー19が設けられている。
このダンパー19は、その上端縁が水平軸心回り
に回動自在となるようケーシング16に枢支され
ている。このダンパー19の開閉は、図示省略の
油圧シリンダ等で、支軸20を回動させることに
より行なわれる。
前記ふるい物排出口6及び破砕物排出口18の
下方には両者にわたつて、正逆転可能なフイード
コンベヤ21が設けられている。
尚、図示省略するが、上記実施例においては、
破砕部8の過負荷を検出する検出手段が設けられ
ており、該手段は、カツタ軸10を駆動するモー
タの電流を測定するもの、又は、カツタ軸10の
回転数を測定するもの等からなる。そして、この
検出手段により過負荷ないし異常が検出される
と、自動的にカツタ軸10の駆動は停止され、か
つロールフイーダ2の駆動も停止するよう構成さ
れている。
上記本考案の実施例によれば、廃棄物投入口1
は、クレーンで吊持ちされた廃棄物を一度に受入
れ可能とするように口広に形成されているので、
投入作業の迅速化が図られ、かつ従来のように、
投入口1まで廃棄物を搬送するコンベヤを不要と
する。
ロールフイーダ2は、順次その送り速度が増速
されているので、ゴミの山はその前部より崩され
ることになり、搬送が円滑となると共に、破砕部
8への装入の均一化が図られる。またロールフイ
ーダ2はふるい機能を有するため、不必要な物は
該フイーダ2によりふるい落されるため、破砕部
8の処理が軽減される。
破砕部8とロールフイーダ2間には、破砕物装
入ポケツト空間7が施けられ、緩衝帯を形成して
いるので、ロールフイーダ2の搬送量にバラツキ
があつても、破砕部8に急激な過負荷が生じるこ
とがない。破砕部8のスリツタカツタ9a,9b
は多角形をしているので喰え込みがよい。
破砕部8に過負荷が生じると、ロールフイーダ
及び破砕部8の駆動が停止し、次いでダンパー1
9を開いてポケツト空間7とふるい物排出口6を
連通させ、その後、破砕部8を逆回転させること
により、ポケツト空間7内の廃棄物3を排出す
る。このとき、2本のカツタ軸10は傾斜配置さ
れているので、上記排出を容易とする。この排出
量は、従来のフイードローラ上の廃棄物を排出す
る場合に比べて極めて少量である。この排出時に
おいては、フイードコンベヤ21は逆回転駆動さ
れており、ふるい物排出口6を通つて排出される
ポケツト空間7内の廃棄物3は、未処理廃棄物受
に収容される。
尚、本考案は、上記実施例に限定されるもので
はない。
例えば、各カツタ軸10,10を個別の駆動モ
ータで独立に駆動し、過負荷検出時、両軸10,
10を共に逆転させてもよく、又は、スリツタカ
ツタ9aを備えたダンパー19に近い方のカツタ
軸10のみを逆転させ、他方の軸10は停止さ
せ、しかして所定時間経過後に、上方のカツタ軸
10を正転させてもよい。このカツタ軸10の逆
転操作とダンパー19の開閉操作を連動させても
よい。
本考案によれば、ロールフイーダと破砕部の配
置を適切なものとしたので破砕部の過負荷発生時
に、迅速なる処理ができ、かつその際の未処理廃
棄物の排出量を最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
はロールフイーダと破砕部との配置関係を示す平
面図である。 1……投入口、2……ロールフイーダ、3……
廃棄物、5……回転子、6……ふるい物排出口、
7……ポケツト空間、8……破砕部、9……カツ
タ、10……カツタ軸、18……破砕物排出口、
19……ダンパー、21……フイードコンベヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 廃棄物投入口1の下方に、投下された廃棄物3
    を前方に送るべく回転子5群を火格子状に配置し
    てなるロールフイーダ2が設けられ、該フイーダ
    2の下方にふるい物排出口6が形成され、前記フ
    イーダ2の前端部より前方でかつ下方に正逆転可
    能な2軸スリツタカツタ9a,9bからなる破砕
    部8が設けられ、この2本のカツタ軸10はその
    軸心を結ぶ直線が後方に向つて下傾斜状となるよ
    う配置され、前記フイーダ2の前端部と破砕部8
    間に廃棄物装入ポケツト空間7が形成され、該空
    間7とふるい物排出口6間を仕切るダンパー19
    がフイーダ2の前端部と破砕部8間において開閉
    自在に設けられ、前記破砕部8の下方に破砕物排
    出口18が設けられ、該排出口18とふるい物排
    出口6の下方にわたつて正逆転可能なコンベヤ2
    1が設けられたことを特徴とする廃棄物破砕機。
JP1461683U 1983-02-02 1983-02-02 廃棄物破砕機 Granted JPS59123549U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1461683U JPS59123549U (ja) 1983-02-02 1983-02-02 廃棄物破砕機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1461683U JPS59123549U (ja) 1983-02-02 1983-02-02 廃棄物破砕機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59123549U JPS59123549U (ja) 1984-08-20
JPS6129485Y2 true JPS6129485Y2 (ja) 1986-08-30

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ID=30145972

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1461683U Granted JPS59123549U (ja) 1983-02-02 1983-02-02 廃棄物破砕機

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JP (1) JPS59123549U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2672246B2 (ja) * 1993-06-17 1997-11-05 株式会社キンキ 二軸剪断式破砕装置

Also Published As

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JPS59123549U (ja) 1984-08-20

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