JP4681888B2 - 木材破砕機 - Google Patents

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Description

本発明は、剪定枝材・間伐材、枝木材、廃木材等を破砕対象とする木材破砕機に関し、例えば破砕ロータを回転させて被破砕木材を破砕する木材破砕機に関するものである。
例えば、森林で伐採された木材を枝払いするときに発生する剪定枝材・間伐材や、造成・緑地維持管理等で発生する枝木材、あるいは木造家屋に使用された廃木材は、通常、最終的に産業廃棄物として処理される。木材破砕機は、廃棄物処理過程における廃棄物の減容を図ったり、粉砕した後の粉砕物を発酵処理し有機肥料として再利用することを目的に、それら枝材・枝木材等を、運搬する前にその作業現場で所定の大きさに破砕するものである。
この種の木材破砕機として、外周部に破砕ビット(カッター)を配設した破砕ロータ(回転ロータ)を有する回転式の破砕装置と、破砕ロータの外周側に設けられた固定刃(アンビル)と、シアピンにより保持され、固定刃を支持する回動可能な支持部材(以下、固定刃を支持する支持部材をアームと呼ぶ)と、破砕ビット及び固定刃により破砕された破砕物を挿通させる複数の開口部を備えた篩部材(グレート)とを備えたものが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
米国特許第5947395号明細書
上記従来技術では、例えば被破砕木材中に混入した金属や石などの破砕不可能な異物が破砕ビットと固定刃との間に噛み込む等により、固定刃に過負荷が作用した場合、アームを保持しているシアピンが破断し、アームが固定刃を破砕ロータから退避させるように回動する。これにより、異物の噛み込みによる固定刃や破砕ロータの軸受等の破損を防止する構造になっている。しかしながら、この際に回動して破砕ロータから退避する部分が固定刃及びこれを支持するアームのみであるため、その回動により現出する開口部が狭く、噛み込んだ異物等を除去しにくいという問題があった。
そこで本願発明者等は、固定刃と篩部材とを回動可能なアームによって支持する構造を提唱した(特願2004−137290号(出願日:平成16年5月6日))。このような構造により、固定刃に過負荷が作用した場合には、アームを回動させて固定刃と篩部材の両方を破砕ロータから退避させ、固定刃や破砕ロータの軸受等の破損を防止する。このように固定刃のみでなく篩部材についても破砕ロータから退避させることにより、その際に現出する開口部を大きくすることができる。
しかしながら、本願発明者等によるその後の検討によれば、上記発明には以下のような更なる改善の余地があることが分かった。
すなわち、固定刃に過負荷が作用しアームが回動した場合、現出した開口部近傍には破砕中の木材が多量に散在しており、破断したシアピンを交換してアームを元の位置に復帰する際には、開口部付近の清掃が必要となる。このとき、清掃作業を行いやすいようにアームを適宜の位置に回動させようとしても、固定刃と篩部材とを支持するために大型化したアームの重量は重く、作業者が手動で回動させることができなかった。このため、アームを回動させるためにクレーン等の吊り上げ装置を別途用意する必要があり、清掃作業に手間を要していた。
本発明は、上記従来技術の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、固定刃に過負荷が作用してアームが回動した場合に現出する開口部付近の清掃作業に要する手間を軽減することができる木材破砕機を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本願第1発明は、外周部に破砕ビットを配設した破砕ロータを有する破砕装置(12)と、前記破砕ロータの外周側に設けた固定刃を支持し、前記固定刃に過負荷が作用した場合にシアピンが破断し前記破砕ロータから退避するように上方に回動可能に設けられたアーム(41)と、前記アーム(41)の前記破砕ロータ回転方向下流側に設けられ、前記破砕ロータと間隙をもって配設した篩部材(40)と、前記破砕装置(12)に被破砕木材を搬送する送りコンベア(11)と、前記破砕装置(12)の上部に設けた回動軸を中心として回動可能に設けた支持部材(23)により前記送りコンベア(11)の上方に回転自在に支持された押えローラを有する押圧ローラ装置(13)と、前記押圧ローラ装置(13)を前記回転軸を中心に回動させる油圧シリンダ(28)とを備えた木材破砕機において、前記支持部材(23)の上面の後方側端部に第1のブラケット(90)を、前記アーム(41)の前方側端部に第2のブラケット(91)をそれぞれ設け、前記第1のブラケット(90)と前記第2のブラケット(91)とを接続手段により接続し、前記押圧ローラ装置(13)を回動させる油圧シリンダ(28)を伸長させることにより前記アーム(41)を持ち上げる構成としたことを特徴とする。
本発明においては、例えば被破砕木材中に混入した金属や石などの破砕不可能な異物が破砕ビットと固定刃との間に噛み込んだ場合等、固定刃に過負荷が作用すると、アームが固定刃を破砕ロータから退避させるように回動する。このアームの回動により現出した開口部近傍には、破砕中の木材が多量に散在しており、アームを元の位置に復帰する際には、開口部付近の清掃が必要となる。
このとき、この開口部付近の清掃作業について特に考慮されていない前述した従来技術のような構造では、清掃作業を行いやすいようにアームを適宜の位置に回動させようとしても、固定刃を支持するアームの重量が重く、作業者が手動で回動させることができなかった。このため、アームを回動させるためにクレーン等の吊り上げ装置を別途用意する必要があり、清掃作業に手間を要していた。
これに対し、本発明においては、支持部材の上面の後方側端部に第1のブラケットを、アームの前方側端部に第2のブラケットをそれぞれ設け、第1のブラケットと第2のブラケットとを接続手段により接続し、押圧ローラ装置を回動させる油圧シリンダを伸長させることによりアームを持ち上げる構成としたので、上記清掃作業の際には、油圧シリンダ及び接続手段を用いてアームを容易に適宜の位置まで回動させることができる。したがって、本発明によれば、固定刃に過負荷が作用してアームが回動した場合に現出する開口部付近の清掃作業に要する手間を軽減することができる。
(2)本願第2発明は、上記(1)において、前記破砕装置(12)の幅方向両端に設けた側面カバー(19)上に横架した上面カバーの前記第1のブラケット(90)、前記第2のブラケット(91)の近傍に小窓を設けたことを特徴とする。
(3)本願第3発明は、上記(1)又は(2)において、前記接続手段は、その接続長さが可変であることを特徴とする。
本発明によれば、固定刃に過負荷が作用してアームが回動した場合に現出する開口部付近の清掃作業に要する手間を軽減することができる。
以下、本発明の木材破砕機の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の木材破砕機の一実施の形態である自走式木材破砕機の全体構造を表す側面図、図2は図1に示した自走式木材破砕機の上面図、図3は後述する破砕装置12近傍の側面カバー19内部の詳細構造を表す側面図である。なお、以下において、図1中の左・右に対応する方向を木材破砕機の後・前、又は一方・他方とする。
これら図1乃至図3において、1は自力走行を可能にする走行体、2はこの走行体1上に設けられ受け入れた被破砕木材を破砕する破砕機能構成部、3はこの破砕機能構成部2で破砕された破砕物を搬送し機外に排出する排出コンベア、4は搭載した各機器の動力源であるエンジン(図示せず)等を備えた動力装置(パワーユニット)で、本例の自走式木材破砕機は、これら走行体1、破砕機能構成部2、排出コンベア3、動力装置4等によって概略構成されている。
上記走行体1は、トラックフレーム5と、このトラックフレーム5の前後両端部に設けた駆動輪6及び従動輪7と、出力軸を駆動輪6の軸に連結した駆動装置(走行用油圧モータ)8と、駆動輪6及び従動輪7に掛け回した履帯(無限軌道履帯)9とで構成されている。また、30は上記トラックフレーム5上に設けた本体フレームで、この本体フレーム30によって、上記破砕機能構成部2や排出コンベア3、動力装置4等が支持されている。
上記破砕機能構成部2は、投入される被破砕木材を受け入れるホッパ10と、このホッパ10内に収容配置された被破砕木材の搬送手段としての送りコンベア11(図2参照)と、この送りコンベア11によって導入された被破砕木材を破砕する破砕装置12(図3参照)と、この破砕装置12の手前で破砕装置12に導入される被破砕木材を送りコンベア11に押し付ける押圧ローラ装置13(図3参照)とを備えている。
送りコンベア11は、破砕ロータ32(後述)側に設けられたスプロケット状の駆動輪15と、その反対側(木材破砕機後方側)に設けた図示しない従動輪と、これら搬送方向両端部に設けた駆動輪15及び従動輪の間に巻回され、幅方向に複数列(この例では4列、図2参照)列設された搬送体(搬送ベルト、チェーンベルト)16とを備えている。
従動輪は、ホッパ10の側壁体17(図1参照)後部に設けた軸受18(図1参照)によって支持され、駆動輪15は、側壁体17の前方側に設けた破砕装置12の側面カバー19(図3参照)に設けた軸受(図示せず)によって支持されている。これにより、送りコンベア11は、上記ホッパ10内の下部、すなわちホッパ10の側壁体17の内側から破砕ロータ32(後述)近傍にかけ、ほぼ水平に延設されホッパ10及び破砕装置12の側面カバー19内に収納配置されている。
送りコンベア11の駆動輪15の回転軸20は、軸受よりも幅方向外側に設けた図示しない駆動装置の出力軸にカップリング等を介して連結している。送りコンベア11は、その図示しない駆動装置を回転駆動させることにより、駆動輪15及び従動輪の間で搬送体16を循環駆動させるようになっている。
前述の押圧ローラ装置13は、破砕ロータ32(後述)の後方側に近接するように、被破砕木材を搬送する送りコンベア11の搬送面に対向して設けられている。この押圧ローラ装置13は、破砕装置12の上方において側面カバー19に設けた軸受21によってその回動軸22が軸支され、これにより鉛直面内を回動自在に(上下方向に揺動自在に)支持された支持部材(アーム)23と、この支持部材23に対し回転自在に設けられた押えローラ24とを備えている。
支持部材23は、回動軸22を備えたアーム部25と、このアーム部25の先端側に設けられ、押えローラ24を支持しているブラケット部26とを備えている。アーム部25の下部側の端面は円弧状に湾曲して形成されており、この湾曲部には、後述する破砕室31の一部を構成する湾曲板27が取付けられている。一方、ブラケット部26における押えローラ24の取付け部分は、押えローラ24よりも小径の円弧状に形成されており、押えローラ24の外周面がブラケット部26から突出した構成となっている。押えローラ24の幅方向(図3中の紙面直交方向)の寸法は、送りコンベア11の搬送面の幅と同等かそれよりも大きく設定されている。
特に図示していないが、押えローラ24は、その胴部内に駆動装置を内蔵しており、この図示しない駆動装置によって、送りコンベア11の搬送面に転動する方向に被破砕木材の搬送速度とほぼ同じ周速度で回転し、押え込んだ送りコンベア11上の被破砕木材を送りコンベア11と協動して破砕装置12に導入するようになっている。
28は上記構成の押圧ローラ装置13を上げ下げさせるための油圧シリンダ(アーム駆動手段、支持部材駆動手段)で、そのボトム側先端部は破砕機側面カバー19側に固定したブラケット29にピン53を介して回動可能に連結され、そのロッド側先端部はアーム部25の後方側(図3中左側)先端部に設けられたブラケット54にピン82を介して回動可能に連結されている。この油圧シリンダ28により、押圧ローラ装置13(支持部材23)を回動軸22を中心に回動させ、破砕装置12に対し上げ下げさせることが可能なようになっている。
破砕装置12は、本体フレーム30(図1参照)の長手方向ほぼ中央部上に搭載されており、図3に示すように、破砕室31内で高速回転する破砕ロータ32と、この破砕ロータ32の回転方向(正転方向、図3中時計回り方向)に対向するように配置したアンビル(固定刃)33を備えている。詳細は後述するが、アンビル33は、例えば過度な衝撃が加わった場合等には、破砕ロータ32の正転方向に倣う方向に退避するように回動可能な構成となっている(後述の図6参照)。
破砕ロータ32は、例えば破砕装置12の側面カバー19(又は本体フレーム30上に別途設けた図示しない支持部材)等に設けた軸受(図示せず)によって回転自在に軸支されており、その外周部には、複数の支持部材34と、これら支持部材34にそれぞれ取り付けられた破砕ビット(衝突板、或いは破砕刃等)35とが設けられている。破砕ビット35は、破砕ロータ32が正転方向に回転する際にその刃面が支持部材34に先行するように配置されている。また、各破砕ビット35は、ボルト38等によって支持部材34に固定され、摩耗した場合にも容易に交換可能な構成となっている。なお、破砕ロータ32を回転駆動させる図示しない駆動装置の出力軸と破砕ロータ32の回転軸とは、Vベルト等を介して連結されている。
前述した破砕室31は、破砕ロータ32に対し、上方側に設けた前述の湾曲板27や、前方側及び下方側にそれぞれ設けられ、破砕木材(木材チップ)の粒度を設定する口径で開口した多数の孔を有する第1スクリーン(篩部材)39及び第2スクリーン40等によって概ね画定され、その後方側は被破砕木材導入部として解放されている。湾曲板27は、前述したように押えコンベア装置13のアーム部25の湾曲部に取付けられており、前記した押えコンベア装置13の上下の回動動作に伴って可動する構成となっている。この湾曲板27と同様、第1及び第2スクリーン39,40は、破砕作業時、破砕ビット35との間にそれぞれ所定の間隙を介して破砕ロータ32の回転軌跡にほぼ沿うように曲面状に形成され、着脱可能(交換可能)に配設される。
図4及び図5はアンビル33及び第1スクリーン39付近の構成を抽出しそれらの可動機構の詳細を一部断面で表す側面図で、これらの図において、先の各図と同様の部分には同符号を付し説明を省略する。
図4及び図5において、41は幅方向(図4及び図5中の紙面に垂直な方向)に一対設けられたアーム(支持部材)で、これらアーム41,41は、回動軸42、支持部材43、スクリーン支持部材44、ガイド部材45、及び連結部材46等よって連結されており、破砕機側面カバー19の外壁面に設けた軸受47によって回動軸42が支持されることにより、回動軸42を支点に回動可能な構成となっている。なお、回動軸42の向きは、破砕ロータ32の回転軸とほぼ平行である。
アーム41は、その前端部が破砕機側面カバー19に固定した支持部材48(図3参照)にシアピン49(図3参照)を介して連結されることにより、破砕作業時(例えば図3の状態のとき)には、アンビル33が破砕ロータ32の破砕ビット35の回転軌跡(図示せず)近傍に配置されるような姿勢で固定、保持されている。そして、例えば被破砕木材中に混入した金属や石などの破砕不可能な異物が破砕ビット35とアンビル33との間に噛み込む等により、アンビル33に過負荷が作用してシアピン49の許容を超えた衝撃荷重がかかった場合には、シアピン49が破断してアーム41の拘束が解かれ、アーム41が回動軸42を支点に回動して破砕室31から退避するようになっており、各部の損傷が防止される。このときの状態を図3に対応させて図6に示す。この図6において、89はこのアーム41の回動により現出する開口部であり、この開口部89を介して作業者は上記噛み込んだ異物等を除去する。また、50は上記支持部材48に対して固定されたストッパであり、この図6に示すように、このストッパ50によりアンビル33の退避方向へのアーム41の回動範囲が制限され、アーム41と他の構成部材との干渉を防止するようになっている。
なお、このときのアーム41の回動動作は図示しないリミットスイッチ等により検出されるようになっており、検出時には図示しないコントローラによって破砕ロータ32の駆動装置を停止させる指令信号が出力されるようになっている。
図4及び図5に戻り、アーム41,41間の後方側には上記の支持部材43が設けられており、この支持部材43にアンビル33が保護部材51及び係止部材52を介して図示しないボルトによって交換可能に設けられている。またアーム41,41間の下方側には上記の枠型のスクリーン支持部材(スクリーンホルダ)44が設けられており、このスクリーン支持部材44上に第1スクリーン39が交換可能に載置される。
55は第1スクリーン39に当接する当接部材、56はロッド側端部を当接部材55にピン57を介して回動可能に連結され、ボトム側端部を連結部材46に設けたブラケット58にピン59を介して回動可能に連結された油圧シリンダであり、これら当接部材55及び油圧シリンダ56は幅方向(図4及び図5中の紙面に垂直な方向)に例えば一対設けられている(さらに多数設置してもよい)。当接部材55は、油圧シリンダ56により第1スクリーン39に対して前記のガイド部材45によってガイドされる方向に沿って進退するように移動される。
上記構成により、破砕作業時には、図4に示すように油圧シリンダ56を伸長させて当接部材55を第1スクリーン39とガイド部材45との間に楔状に押し込み、第1スクリーン39を固定する。一方、スクリーン交換時には、図5に示すように油圧シリンダ56を縮短させて当接部材55を第1スクリーン39から離間させる。その結果、第1スクリーン39は破砕ロータ32の軸線方向に引き抜き可能となり、第1スクリーン39を容易に交換できる構成となっている。
このとき、アーム41にはこの第1スクリーン39の交換作業に配慮して第1スクリーン39の引き出し、挿入用の開口部61(図3参照)が形成されており、さらに、破砕機側面カバー19にも同様に第1スクリーン39の交換作業に配慮して設けた開口部62(図3参照)が形成されている。作業者は、これら開口部61,62を介して第1スクリーン39を破砕ロータ32の軸線方向に引き出し、又は挿入できるようになっている。なお、特に図示していないが、破砕機側面カバー19の開口部62には、例えばボルト着脱式のカバー等が取付けられる。
なお、図示しないリミットスイッチ等により当接部材55の位置状態(油圧シリンダ56の伸縮状態)を検出し、離間を検出した際には図示しないコントローラによって破砕ロータ32の駆動装置の駆動を許可しない指令信号が出力されるように構成してもよい。
図3に戻り、63は前記の第2スクリーン40を破砕ロータ32の外周側位置に保持する枠型のスクリーン支持部材(スクリーンホルダ)である。このスクリーン支持部材63は、その周方向(破砕ロータ32の周方向)一方側(図3では左側)端部に設けた回動軸64が破砕機側面カバー19(又は本体フレーム30上に別途設けた図示しない支持部材)に固定した軸受65によって支持され、上下方向に回動する構成となっている。
66はボトム側端部を側面カバー19側に固定されたブラケット67にピン68を介して回動可能に連結された油圧シリンダ、69はこの油圧シリンダ66の伸縮動作をスクリーン支持部材63の破砕ロータ32に対する進退動作に変換するリンク機構である。リンク機構69は、油圧シリンダ66のロッド側端部に設けられ、油圧シリンダ66の伸縮方向に沿って移動するスライドリンク70と、一方側端部(図3中上側端部)を上記スクリーン支持部材63の周方向他方側端部(図3中右側端部)に回動可能に連結され、他方側端部(図3中下側端部)をピン71を介してスライドリンク70と回動自在に連結された保持リンク72とを備えている。また、73は上記スライドリンク70の移動方向をガイドすると共に、スライドリンク70が保持リンク72から受ける縦荷重を支持するガイド部材である。
図7は、前述した第1スクリーン39及び第2スクリーン40付近の構成を抽出しその可動機構の詳細を一部断面で表す側面図で、この図において、先の各図と同様の部分には同符号を付し説明を省略する。
図7に示すように、破砕作業時には、油圧シリンダ66が伸長してリンク機構69のスライドリンク70と保持リンク72とがほぼ直角に折れ曲がった状態となり、スクリーン支持部材63が破砕ロータ32に最も近づいた位置に位置する状態となる。この状態から油圧シリンダ66が縮短するにつれてスライドリンク70と保持リンク72とが回動して徐々に開き、スクリーン支持部材63が徐々に破砕ロータ32から離間する方向に移動する(下降する)。そして、油圧シリンダ66が最も縮短した状態になると、スライドリンク70と保持リンク72とがほぼ伸びきった状態となり、スクリーン支持部材63が破砕ロータ32から最も遠い位置に位置する状態となる。この状態を図7に対応して図8に示す。これにより、第2スクリーン40は破砕ロータ32の軸線方向に引き抜き可能となり、第2スクリーン40を容易に交換できる構成となっている。
このとき、破砕機側面カバー19には第2スクリーン40の交換作業に配慮して設けた切り欠き部74(図3参照)が形成されている。作業者は、この切り欠き部74を介して第2スクリーン40を破砕ロータ32の軸線方向に引き出し、又は挿入できるようになっている。なお、特に図示していないが、この切り欠き部74には、例えばボルト着脱式のカバー等が取付けられる。
また、図示しないリミットスイッチ等によりスクリーン支持部材63の位置状態(油圧シリンダ66の伸縮状態)を検出し、破砕ロータ32からの離間を検出した際には図示しないコントローラによって破砕ロータ32の駆動装置の駆動を許可しない指令信号が出力されるように構成してもよい。
図1及び図2に戻り、排出コンベア3は、排出側(前方側、図1及び図2中右側)部分が、動力装置4から突出して設けた支持部材75によって吊り下げ支持されている。また、その反対側(後方側、図1及び図2中左側)部分は、支持部材76を介して本体フレーム30から吊り下げ支持されている。これにより、排出コンベア3は、破砕装置12の下方から動力装置4の下方を通され、自走式木材破砕機前方側外方へ上り傾斜で配置されている。77はこの排出コンベア3のフレーム、78はこのフレーム77の長手方向両端に設けた駆動輪(図示せず)と従動輪(図示せず)との間に巻回したコンベアベルト(図示せず)上に設けたコンベアカバーである。79は駆動輪を回転駆動させる駆動装置(排出コンベア用油圧モータ)で、この駆動装置79を回転駆動させることにより、駆動輪及び従動輪の間でコンベアベルトを循環駆動させるようになっている。
また、上記の動力装置4は、本体フレーム30の長手方向他方側(図1及び図2中右側)端部上に、支持部材80を介して搭載されている。この動力装置4の後方側でかつ幅方向一方側(図2中下側)の区画には、運転席81が設けられている。36a,37aはこの運転席81に設けた走行操作用の操作レバー、83はその他の操作や設定、モニタリング等を行うための操作盤である。操作盤83は、本例では地上から作業者が操作し易いよう機体の側部に設けられているが、運転席81に設けても構わない。
以上のような基本構成である本実施形態の自走式木材破砕機のもっとも大きな特徴は、油圧シリンダ28を用いてアーム41を回動軸42回りに回動させるようにしたことである。以下、この詳細について説明する。
図3に戻り、押圧ローラ装置13の支持部材23の上面の後方側端部(図3中左端部)における幅方向両端部(ただし図3には幅方向手前側のみ図示)には、ブラケット90,90がそれぞれ設けられ、アンビル33及び第1スクリーン39を支持する一対のアーム41,41の前方側端部(図3中右端部)にはブラケット91,91がそれぞれ設けられている。これらブラケット90とブラケット91とは、自走式木材破砕機の長手方向(言い換えれば本体フレーム30の長手方向)に沿ってほぼ直線状に配置されている。そして、これらブラケット90,91は、必要時にチェーン92(後述の図9及び図10参照)によって接続されるようになっている(詳細後述)。なお、破砕装置12の幅方向両端に設けた側面カバー19,19上には図示しない上面カバーが横架されており、この上面カバーの上記ブラケット90,91を結ぶ直線との交差位置近傍には図示しない小窓が設けられており、上記チェーン92でブラケット90,91を接続する際にはこの小窓を開放して行うようになっている。
次に、上記構成の本発明の木材破砕機の一実施の形態の動作を以下に説明する。
例えば油圧ショベルのグラップル等、適宜の作業具によりホッパ10内に被破砕木材を投入すると、被破砕木材は送りコンベア11の搬送体16上に載置され、ホッパ10の側壁体17によって案内されつつ循環駆動する搬送体16によって木材破砕機前方側に向かってほぼ水平方向に搬送される。
送りコンベア11上の被破砕木材は、押圧ローラ装置13付近まで搬送されると、押圧ローラ装置13の押えローラ24の下部に入り込み押圧ローラ装置13を押し上げる。これにより、送りコンベア11上の被破砕木材は、押圧ローラ装置13の自重の作用により送りコンベア11との間に押圧把持された状態で、破砕室31内へと導入される。これにより、破砕時には、被破砕木材は、押えローラ24と送りコンベア11とに挟持された部分を支点に片持ち梁状に破砕室31内に突出し、この突出部分が、回転する破砕ロータ32の破砕ビット35が衝突することで比較的大雑把に1次破砕される。1次破砕された被破砕木材の木材片は、破砕ロータ32の外周側の破砕室31内の空間を破砕ロータ32の回転方向に周回し、アンビル33に衝突し、その衝撃力によってさらに細かく2次破砕される。
以上のようにして破砕された破砕途中の木材片のうち第1及び第2スクリーン39,40に多数設けた孔よりも大きなものは継続して破砕室31内を周回し、破砕ビット35やアンビル33に再度衝突することにより、さらに破砕されていく。このようにして、第1及び第2スクリーン39,40の孔を通過する粒度にまで粉砕されると、破砕木材(木材チップ)が第1又は第2スクリーン39,40の孔を通過して、破砕装置12から排出される。
破砕装置12から排出された破砕木材(木材チップ)は、シュート(図示せず)を介し循環駆動する排出コンベア3のコンベアベルト上に落下し、前方側(図1及び図2中右側)へと搬送され、リサイクル品として排出される。
このようにして行われる破砕作業において、例えば被破砕木材中に混入した金属や石などの破砕不可能な異物が破砕ビット35とアンビル33との間に噛み込む等により、アンビル33に過負荷が作用してシアピン49に許容を超えた衝撃荷重がかかった場合には、シアピン49が破断してアーム41が回動軸42を支点に回動して破砕室31から退避する(図6に示す状態)。
このとき、作業者は、例えば操作盤83に設けられた図示しない操作スイッチにより油圧シリンダ28を縮短させ、押圧ローラ装置13を回動させて持ち上げる。このとき、押圧ローラ装置13の落下防止のために、作業者は図示しないロックピンを挿入し、押圧ローラ装置13を持ち上げた状態に保持する。その上で、前述した上面カバーの小窓を開け、幅方向両側に設けた押圧ローラ装置13の支持部材23のブラケット90,90とアーム41のブラケット91,91とをチェーン(接続手段、支持部材駆動手段)92でそれぞれ接続する。図9はこのときの状態を示す破砕装置12近傍の側面カバー19内部の側面図である。なお、アーム41等を持ち上げるのに1本のチェーン92で十分である場合には、片側のブラケット90,91のみを接続するようにしてもよい。
その後、作業者は、上記したロックピンを外し、図示しない操作スイッチにより油圧シリンダ28を伸長させ、押圧ローラ装置13を回動させて破砕装置12側に降下させる。これにより、チェーン92を介してブラケット91が引っ張られ、アーム41が回動軸42を中心に回動して持ち上げられる。図10はこのときの状態を示す破砕装置12近傍の側面カバー19内部の側面図である。
このようにしてアーム41を持ち上げた状態で保持した後、開口部89近傍の清掃作業を行う。必要であれば噛み込んだ異物等の除去も行う。清掃作業が終了したら、上記と反対に油圧シリンダ28を縮短して押圧ローラ装置13を持ち上げ、アーム41を元の位置に復帰させてシアピン49を新品に取り替える。そして、チェーン92をブラケット90,91から取り外し、油圧シリンダ92を伸長して押圧ローラ装置13を元の位置に復帰させて、作業を終了する。
以上説明した本発明の木材破砕機の一実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
前述したように、例えば被破砕木材中に混入した金属や石などの破砕不可能な異物が破砕ビット35とアンビル33との間に噛み込む等により、アンビル33に過負荷が作用した場合には、アーム41がアンビル33及び第1スクリーン39を破砕ロータ32から退避させるように回動する。このアーム41の回動により現出した開口部89近傍には、破砕中の木材が多量に散在しており、アーム41を元の位置に復帰する際には、開口部89付近の清掃が必要となる。
このとき、この開口部89付近の清掃作業について特に考慮されていない前述した従来技術のような構造では、清掃作業を行いやすいようにアーム41を適宜の位置に回動させようとしても、アンビル33及び第1スクリーン39等を支持するアーム41の重量が重く、作業者が手動で回動させることができなかった。このため、アーム41を回動させるためにクレーン等の吊り上げ装置を別途用意する必要があり、清掃作業に手間を要していた。
これに対し、本実施形態においては、上述したように油圧シリンダ28で押圧ローラ装置13を持ち上げ、チェーン92を用いてアーム41を引っ張りあげることにより、アーム41を容易に清掃作業のしやすい位置まで回動させることができる。したがって、本実施形態によれば、アンビル33に過負荷が作用してアーム41が回動した場合に現出する開口部89付近の清掃作業に要する手間を軽減することができる。
なお、上記本発明の一実施の形態においては、ブラケット90,91の接続手段としてチェーン92を用いたが、これに限らず、例えばチェーンブロック等の長さが可変である接続手段を用いてもよい。図11及び図12はこのチェーンブロックを用いた場合における破砕装置12近傍の側面カバー19内部の側面図である。
図11及び図12において、93はチェーンブロック(接続手段、支持部材駆動手段)であり、作業者が可変手段93aを操作することでブラケット90,91の接続長さを可変させることができる。清掃作業の際には、図11に示すように、油圧シリンダ28を縮短させて押圧ローラ装置13を持ち上げ、ロックピンを差し込んで保持した状態で、ブラケット90,91をチェーンブロック93で接続する。そして、図12に示すように、作業者が可変手段93aを操作してチェーンブロック93を短くすることにより、アーム41を引っ張り上げ、開口部89の清掃作業を行う。
以上説明した変形例においても、上記一実施形態と同様に開口部89付近の清掃作業に要する手間を軽減することができる。
なお、上記では油圧シリンダ28を固定してチェーンブロック93のみでアーム41を回動させるようにしたが、例えば油圧シリンダ28でアーム41の大雑把な位置決めを行い、その後チェーンブロック93によりアーム41の細かな位置決めを行うようにしてもよい。これにより、アーム41の回動位置の微調整を行うことが可能である。
なお、以上は、被破砕木材の押圧導入手段として、前述した押圧ローラ装置13を採用したが、これに限られず、例えば、駆動ローラ及び従動ローラの間に無端状の部材(ベルトやチェーン等)を巻き回したものを用いてもよい。また、その押圧時の動作も、回動動作でなく上下動する構成として構わない。この場合も同様の効果を得る。
また、破砕装置として破砕ロータ32の外周部に刃物(破砕ビット35)を取り付けたいわゆるインパクトクラッシャを備えた木材破砕機を例にとって説明したが、これに限られず、他の破砕装置、例えば、平行に配置された軸にカッタを備え、互いに逆回転させることにより被破砕物をせん断する破砕装置(いわゆるシュレッダを含む2軸せん断機等)や、ロール状の回転体(ロータ)に破砕用の刃物を取り付けたものを一対としてそれら一対を互いに逆方向へ回転させ、それら回転体の間に被破砕物を挟み込んで破砕を行う回転式の破砕装置(いわゆるロールクラッシャを含む6軸破砕機等)や、被破砕物をチップ状にするいわゆる木材チッパーを備えた木材破砕機にも適用可能である。これらの場合も、上記と同様の効果を得る。
さらに、本発明を自力走行可能な木材破砕機に適用した場合を例にとって説明したが、これに限られず、牽引して走行可能な移動式木材破砕機、若しくは例えばクレーン等により吊り上げて運搬可能な可搬式木材破砕機、さらにはプラント等において固定機械として配置される定置式木材破砕機に適用しても良いことは言うまでもなく、これらの場合も上記と同様の効果を得る。
本発明の木材破砕機の一実施の形態の全体構造を表す側面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態の全体構造を表す平面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられた破砕装置近傍の側面カバー内部の詳細構造を表す側面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられたアンビル及び第1スクリーン付近の構成を抽出しそれらの破砕時における可動機構の詳細を一部断面で表す側面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられたアンビル及び第1スクリーン付近の構成を抽出しそれらのスクリーン交換時における可動機構の詳細を一部断面で表す側面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられた破砕装置近傍の側面カバー内部におけるアンビルが退避した状態の詳細構造を表す側面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられた第1スクリーン及び第2スクリーン付近の構成を抽出しそれらの破砕時における可動機構の詳細を一部断面で表す側面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられた第1スクリーン及び第2スクリーン付近の構成を抽出しそれらのスクリーン交換時における可動機構の詳細を一部断面で表す側面図である。 開口部の清掃作業時にブラケットをチェーンで接続した状態を示す破砕装置近傍の側面カバー内部の側面図である。 開口部の清掃作業時にアームをチェーンで引っ張り上げた状態を示す破砕装置近傍の側面カバー内部の側面図である。 チェーンブロックを用いた変形例においてブラケットをチェーンブロックで接続した状態を示す破砕装置近傍の側面カバー内部の側面図である。 チェーンブロックを用いた変形例においてアームをチェーンブロックで引っ張り上げた状態を示す破砕装置近傍の側面カバー内部の側面図である。
符号の説明
11 送りコンベア
12 破砕装置
22 回動軸
23 支持部
24 押えローラ
28 油圧シリン
32 破砕ロータ
33 アンビル(固定刃)
35 破砕ビット
39 第1スクリーン(篩部材)
41 アー
92 チェー
93 チェーンブロッ

Claims (3)

  1. 外周部に破砕ビットを配設した破砕ロータを有する破砕装置(12)と、前記破砕ロータの外周側に設けた固定刃を支持し、前記固定刃に過負荷が作用した場合にシアピンが破断し前記破砕ロータから退避するように上方に回動可能に設けられたアーム(41)と、前記アーム(41)の前記破砕ロータ回転方向下流側に設けられ、前記破砕ロータと間隙をもって配設した篩部材(40)と、前記破砕装置(12)に被破砕木材を搬送する送りコンベア(11)と、前記破砕装置(12)の上部に設けた回動軸を中心として回動可能に設けた支持部材(23)により前記送りコンベア(11)の上方に回転自在に支持された押えローラを有する押圧ローラ装置(13)と、前記押圧ローラ装置(13)を前記回転軸を中心に回動させる油圧シリンダ(28)とを備えた木材破砕機において、
    前記支持部材(23)の上面の後方側端部に第1のブラケット(90)を、前記アーム(41)の前方側端部に第2のブラケット(91)をそれぞれ設け、前記第1のブラケット(90)と前記第2のブラケット(91)とを接続手段により接続し、前記押圧ローラ装置(13)を回動させる油圧シリンダ(28)を伸長させることにより前記アーム(41)を持ち上げる構成とした
    ことを特徴とする木材破砕機。
  2. 前記破砕装置(12)の幅方向両端に設けた側面カバー(19)上に横架した上面カバーの前記第1のブラケット(90)、前記第2のブラケット(91)の近傍に小窓を設けたことを特徴とする請求項1に記載の木材破砕機。
  3. 前記接続手段は、その接続長さが可変であることを特徴とする請求項1又は記載の木材破砕機。
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