JPH1176846A - 揺動式衝突板を持つ破砕機とその破砕方法 - Google Patents
揺動式衝突板を持つ破砕機とその破砕方法Info
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- JPH1176846A JPH1176846A JP24823597A JP24823597A JPH1176846A JP H1176846 A JPH1176846 A JP H1176846A JP 24823597 A JP24823597 A JP 24823597A JP 24823597 A JP24823597 A JP 24823597A JP H1176846 A JPH1176846 A JP H1176846A
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Abstract
かって静止した場合、被破砕物の除去作業に多くの作業
時間と労力を要して破砕機の稼働率を大幅に低下させて
しまう。 【解決手段】 ハンマー3で打撃した被破砕物tを衝撃
破砕するとともに異物を排出する揺動衝突板Pに、破砕
可能被破砕物がケーシング1の投入口2内側で静止した
時に被破砕物tの姿勢を強制的に変更するための衝突板
後退機構Sを設け、この衝突板後退機構Sでケーシング
1の投入口2内側に静止した被破砕物tの姿勢を強制的
に変更すれば、被破砕物tの静止状態を崩してハンマー
3へ落として破砕することができる。
Description
家電機器等の被破砕物を破砕するための破砕機に関し、
詳しくは、投入した被破砕物がケーシング内で静止して
詰まった場合に被破砕物の静止状態を強制的に解除でき
るようにした破砕機とその破砕方法に関するものであ
る。
や冷蔵庫、ソファー、黒板、長机等の廃棄物は、埋め立
て地等において廃棄処分されていたが、近年、このよう
な廃棄物の有効資源を再利用するためにリサイクル可能
なものは回収する方向にあり、このような廃棄物から有
効資源を回収する方法として、廃棄物を破砕することに
よって細分化した後に有効資源を選別して回収する方法
がある。
では、破砕処理する物全てを含み、以下、総称して「被
破砕物」という)を破砕するための破砕機nとしては、
例えば、特開昭49−98064号公報記載の発明があ
る。この発明では、図5の側断面図に示すように、投入
口51から投入された被破砕物tを打撃する多数のハン
マー52を揺動自在に設けたロータ53と、ハンマー5
2で打撃した被破砕物を衝撃破砕するとともに異物を排
出する揺動衝突板54と、上記ハンマー52との間で被
破砕物を剪断破砕する櫛歯状の剪断カッターバー55と
がケーシング56内に設けられている。この剪断カッタ
ーバー55は、ハンマー52の回転軌道上に複数設けら
れており、これら剪断カッターバー55の間から破砕さ
れた被破砕物が排出される。ケーシング56の後端面に
は、ハンマー52の回転軌道の外周に沿って潰し板57
が設けられている。このような破砕機は、冷蔵庫やソフ
ァー、黒板、長机等の大きな被破砕物を直接投入して破
砕するため比較的大きな投入口51が設けられており、
この投入口51からハンマー52まで連続する大きな空
間が形成されている。
物は、ハンマー52で打撃されて衝突板54との間で衝
撃破砕されるとともに、ハンマー52と剪断カッターバ
ー55との間で剪断破砕されている。
49−98063号公報記載の発明があり、この発明で
は、被破砕物中に含まれるモータやコンプレッサ等のよ
うに破砕が困難で破砕に適さない異物を、遠心力でハン
マーの回転起動から外して衝突板を押し下げさせて排出
することにより、破砕機の破損を防止しようとしてい
る。
うな破砕機nに投入される被破砕物tは上記したように
種々雑多なものがあるため、例えば、長机等のような長
尺物は、被破砕物投入口51から投入されてハンマー5
2に達する前にケーシング56の投入口内側に引っ掛か
って静止してしまう場合がある。このように被破砕物t
がケーシング56の投入口内側に引っ掛かって静止する
と、その上部から投入される被破砕物tが順次上部に載
り、いわゆるブリッジを起こして投入口51を閉塞して
しまうおそれがある。
した場合には、一旦、破砕機nを停止させて作業者が投
入口51から被破砕物tを除去し、除去された被破砕物
tは、再度、投入口51へ供給されて破砕されている。
内側に引っ掛かって静止する場合は非常に少なく、被破
砕物の形状や投入角度、投入方向、あるいは同時に投入
された被破砕物tによって変わり、例えば2〜3日に1
回程度であるが、被破砕物が引っ掛かって静止してしま
うと多くの作業時間と労力を要するので、この破砕機n
を含む設備全体の稼働率を大幅に低下させてしまう。
ないよう投入口51の内側を非常に大きく形成すること
も考えられるが、被破砕物が引っ掛かって静止する場合
が少ないので、このように少ない場合のためだけに機械
全体を大型化するのは非経済的である。
するために、この出願に係る発明は、ハンマーで打撃し
た被破砕物を衝撃破砕するとともに異物を排出する揺動
衝突板に、破砕可能被破砕物がケーシングの投入口内側
で静止した時に被破砕物の姿勢を強制的に変更するため
の被破砕物姿勢変更手段を設けている。これにより、被
破砕物姿勢変更手段でケーシングの投入口内側に静止し
た被破砕物の姿勢を変更すれば、被破砕物の静止状態を
崩してハンマーへ落として破砕することができる。
投入口から投入した被破砕物を打撃するハンマーと、該
ハンマーで打撃した被破砕物を衝撃破砕するとともに揺
動して異物を排出する揺動衝突板と、前記ハンマーとの
間で被破砕物を剪断破砕する剪断カッターバーとをケー
シング内に有する破砕機において、前記揺動衝突板に、
破砕可能被破砕物がケーシングの投入口内で静止した時
に被破砕物の姿勢を強制的に変更する被破砕物姿勢変更
手段を設けている。このように、揺動衝突板に、静止し
た被破砕物の姿勢を強制的に変更する被破砕物姿勢変更
手段を設けることにより、被破砕物が揺動衝突板に引っ
掛かって静止しても、被破砕物姿勢変更手段で被破砕物
の姿勢を変更すれば、被破砕物がハンマー側へ崩れ落ち
て破砕することができる。
するハンマーと、該ハンマーで打撃した被破砕物を衝撃
破砕するとともに揺動して異物を排出する揺動衝突板
と、前記ハンマーとの間で被破砕物を剪断破砕する剪断
カッターバーとをケーシング内に有する破砕機におい
て、前記揺動衝突板の先端に衝突板カッターを設け、該
衝突板カッターをハンマーとの間で剪断可能な位置に配
するとともに、該揺動衝突板の衝突板カッター上部をハ
ンマーから離間するように傾斜させて形成し、該揺動衝
突板に、破砕可能被破砕物がケーシングの投入口内で静
止した時に被破砕物の姿勢を強制的に変更する被破砕物
姿勢変更手段を設ければ、被破砕物が揺動衝突板に引っ
掛かって静止しても被破砕物姿勢変更手段で被破砕物の
姿勢を強制的に変更すれば、被破砕物がハンマー側へ崩
れ落ちて破砕することができる。
突板をハンマーから強制的に離間させる衝突板後退機構
で構成し、被破砕物が静止した場合にこの衝突板後退機
構で揺動衝突板とハンマーとの間を離間させれば被破砕
物の姿勢が変更されるので、被破砕物がハンマー側へ崩
れ落ちて破砕することができる。
の静止状態を確認する破砕状態確認手段と、該破砕状態
確認手段で被破砕物の静止状態を確認したら被破砕物の
姿勢を強制的に変更する作動部材を設けると、被破砕物
の静止状態を素早く確認して、被破砕物の詰まりが大き
くなる前に被破砕物の姿勢を変更して破砕作業を続ける
ことができる。
は、投入した被破砕物をハンマーで打撃して揺動衝突板
に衝突させて破砕する破砕機の投入口から投入した被破
砕物がケーシングの投入口内で静止して破砕不可能な状
態となったら、揺動衝突板全体をハンマーから離間する
方向へ強制的に移動させて被破砕物の姿勢を崩して落下
させて破砕している。この方法でも、被破砕物が揺動衝
突板に引っ掛かって静止したら、揺動衝突板全体をハン
マーから離間する方向へ強制的に移動させて被破砕物の
姿勢を変更し、被破砕物をハンマー側へ崩れ落として破
砕することができる。
に基づいて説明する。
す破砕機の側断面図で、図2は図1に示すA−A断面図
であり、図3は図1に示す破砕機に設けられた被破砕物
姿勢変更手段たる衝突板後退機構を示す拡大側面図、図
4は同衝突板後退機構を示す拡大平面図である。
入口2から投入された被破砕物tを打撃する多数のハン
マー3を揺動自在に設けたロータRと、ハンマー3で打
撃した被破砕物tを衝撃破砕するとともに揺動して異物
を排出する揺動衝突板Pと、上記ハンマー3との間で被
破砕物tを剪断破砕する櫛歯状の剪断カッターバー4
と、この剪断カッターバー4で破砕された被破砕物tが
所定の大きさ以下であれば排出するグレート5と、この
グレート5の隙間から排出されなかった被破砕物tをハ
ンマー3との間で圧縮して潰す潰し板6とが設けられて
いる。
に支持された駆動軸7と、この駆動軸7に挿入されたス
ペーサ9によって所定間隔に設けられた略三角形状の支
持プレート8で構成されている。そして、これら複数の
支持プレート8を貫通して設けられた支持軸10に多数
のハンマー3が揺動自在に支持されており、これらハン
マー3は、スペサー9によって等間隔に設けられた支持
プレート8の間に基部が挿入され、この基部に設けられ
た貫通孔3aに支持軸10を挿通することによって支持
されている。
回転軌道の外周と所定間隔を保って沿うように幅方向に
複数設けられており、この実施例では幅方向をほぼ3等
分している。この剪断カッターバー4の刃4aの間隔
は、上記ハンマー3との間で被破砕物tを剪断破砕する
ことができる間隔に形成されており、これらの刃4aは
上記支持プレート8に対向するように形成されている。
したがって、ロータRを回転させると、ハンマー3が剪
断カッターバー4の刃4aの間を通過するため、これら
刃4aとハンマー3との間で被破砕物tが剪断破砕され
る。この実施例ではロータRの同一円周上に3個のハン
マー3が設けられており、これらハンマー3で打撃され
て剪断カッターバー4との間で破砕された被破砕物tは
ケーシング1の下部に設けられたグレート5の隙間から
下方へと排出される。このグレート5は、破砕された被
破砕物tが所定の大きさ以下であれば排出する隙間に設
定されている。このグレート5の間隔が被破砕物tの破
砕サイズであり、被破砕物tの種類や用途等に応じて適
宜設定される。
けられており、上記ハンマー3の回転起動の外周に沿う
ように設けられ、上記グレート5の隙間から排出されな
かった大きな被破砕物tをハンマー3との間で圧縮して
潰すように構成されている。
打撃した被破砕物tを衝撃破砕するとともに異物を排出
できるように、上部を支持軸11によってケーシング1
に揺動自在に支持されており、この揺動衝突板Pの下部
に設けられた押圧ロッド12によって常にロータR側へ
付勢されて通常運転状態の所定角度が保たれている。こ
の押圧ロッド12は、揺動衝突板Pに固定されたフレー
ム部材13を貫通して、このフレーム部材13に固定さ
れたバネ部材14の後端と連結されており、このバネ部
材14のバネ力によって常にハンマー3側へ付勢されて
いる。バネ部材14とフレーム部材13との間は、押圧
ロッド12の後端に固定されてハンマー3側を球面に形
成した作動筒15と、フレーム部材13に設けられた球
面座16と、バネ部材14を支持する支持筒17とによ
って連結されている。なお、作動筒15の後端にはカバ
ー材18が設けられている。
ソファー,黒板,長机等の大きな被破砕物tを破砕でき
るように、比較的大きく形成された投入口2からハンマ
ー3まで漸次広がるように反ハンマー側へ傾斜させた後
に下端をハンマー側へ傾斜させ、ケーシング1の投入口
2内側に大きな空間を形成している。さらに、この揺動
衝突板Pの先端には、上記剪断カッターバー4の刃4a
と同一ピッチで突出する衝突板カッター19が設けられ
ており、この衝突板カッター19の刃がハンマー3の間
に位置して、回転するハンマー3との間で被破砕物tを
剪断破砕するように構成されている。このような揺動衝
突板Pの衝突板カッター19上部をハンマー3から離間
させることにより、衝突板カッター19とハンマー3と
を噛み込み角度を大きくしている。
と共に揺動衝突板Pも幅方向に3分割されており、異物
が大きな力で揺動衝突板Pに衝突すると、衝突した位置
のみの揺動衝突板Pが、バネ部材14のバネ力に抗して
揺動することにより異物排出口20から異物を排出する
ように構成されている。このように幅方向に分割するこ
とにより、破砕不可能な異物が揺動衝突板Pの幅方向の
いずれに飛んでも容易に排出できるように構成されてい
る。なお、揺動衝突板Pの下端には、異物ではない被破
砕物tが異物排出口20から出ないように保護板21が
設けられている。
カッター19がハンマー3との間で被破砕物tを剪断破
砕できるような角度であり、この実施例では、揺動衝突
板Pの衝突板カッター19上部がハンマー3から離間す
るように傾斜して形成されている。この揺動衝突板Pの
角度は被破砕物tの種類や破砕条件等に応じて適宜決定
すればよい。
動衝突板Pをハンマー3から強制的に離間させる被破砕
物姿勢変更手段たる衝突板後退機構Sが設けられてお
り、揺動衝突板Pの全体をハンマー3から離間させるよ
うに、揺動衝突板Pに固定されたフレーム部材13に設
けられている。
ハンマー3から離間させる後退ジャッキ22と、この後
退ジャッキ22のスライドに伴って移動するフレーム部
材13に設けられたローラー23と、このローラー23
をガイドするガイドレール24とから構成されており、
後退ジャッキ22のジャッキ本体22aをフレーム部材
13に固定し、ジャッキ本体22aに内設された伸縮ロ
ッド22bの先端がケーシング1に設けられたブラケッ
ト1aに固定されている。したがって、伸縮ロッド22
bを伸長させることによりジャッキ本体22aがケーシ
ング1から離間するので、このジャッキ本体22aが固
定されたフレーム部材13が揺動衝突板P全体をハンマ
ー3から離間させることとなる。
軸11を支点にしてフレーム部材13も円弧を描いて後
退するため、ガイドレール24の上面をこの円弧とほぼ
同一円弧で湾曲させることにより、後退ジャッキ22の
伸縮時に上下方向の分力が生じないようにしている。
構Sによれば、後退ジャッキ22の力がバネ部材14の
力よりも小さいため、後退ジャッキ22で揺動衝突板P
を後退させている時もバネ部材14は機能しており、揺
動衝突板P全体を後退させた状態でも各揺動衝突板Pは
後退可能である。
破砕機Mによれば、投入口2から投入された被破砕物t
はハンマー3で打撃されて揺動衝突板Pに衝突して破砕
され、異物が投入された場合には、ハンマー3で打撃さ
れた異物が揺動衝突板Pをバネ部材14のバネ力に抗し
て反ハンマー側へ揺動させるので、異物は異物排出口2
0から機外へと排出される。
図1の2点鎖線で示すようにケーシング1の投入口内側
で静止してしまった場合には、衝突板後退機構Sの後退
ジャッキ22を伸長することによってフレーム部材13
を介して揺動衝突板P全体をハンマー3から離間する方
向へ強制的に移動させるので、静止していた被破砕物t
の姿勢が崩れて静止状態が解除され、崩れた被破砕物t
はハンマー3上へと落ちてハンマー3で破砕される。
で静止したとしても、ブリッジを起こす前に被破砕物の
静止状態を容易に解除して破砕作業を続けることができ
る。
揺動衝突板Pのバネ部材14は機能しているので、異物
が投入されれば打撃された異物が飛んだ位置の揺動衝突
板Pのみが揺動して異物を異物排出口20へ排出するこ
とができる。
1内で静止したことを作業者が確認して揺動衝突板Pを
強制的に揺動させているが、図1に2点鎖線で示すよう
に、投入口2の上方に破砕状態確認手段たる監視カメラ
Vを設け、この監視カメラVで被破砕物tの静止状態を
確認するように構成すれば、より早期に被破砕物tの静
止状態を確認して揺動衝突板Pを反ハンマー側へ揺動さ
せて被破砕物の静止状態を解除することができる。ま
た、この監視カメラVを利用して被破砕物tの静止状態
を自動認識させるように構成すれば、被破砕物tが静止
すると自動的に揺動衝突板Pを反ハンマー側へ揺動させ
ることも可能である。
先端に設けられた衝突板カッター19上部をハンマー3
から離間するように傾斜させて形成した揺動衝突板Pの
例を説明したが、この揺動衝突板Pは投入口2からハン
マー3までほぼ同一断面となるような形状や狭まる形状
であってもよく、上記実施例に限定されるものではな
い。
手段として、被破砕物tが静止した時に揺動衝突板Pを
ハンマー3から離間させる手段を例を説明したが、被破
砕物tの静止状態を変更することができれば他の手段で
あってもよい。
うな形態で実施され、以下に記載するような効果を奏す
る。
に、静止した被破砕物の姿勢を変更する被破砕物姿勢変
更手段を設けたので、被破砕物が揺動衝突板に引っ掛か
って静止しても、この被破砕物姿勢変更手段で被破砕物
の姿勢を変更すれば、被破砕物がハンマー側へ崩れ落ち
て破砕することができ、被破砕物の詰まりをなくして効
率的な被破砕物の破砕作業を行うことが可能となる。
マーから離間するように傾斜させて配設しても、被破砕
物が揺動衝突板に引っ掛かって静止した時に被破砕物姿
勢変更手段で被破砕物の姿勢を変更すれば、被破砕物が
ハンマー側へ崩れ落ちて破砕することができ、被破砕物
の詰まりをなくして効率的な被破砕物破砕作業を行うこ
とが可能となる。
退機構で構成すれば、被破砕物が静止した場合に揺動衝
突板とハンマーとの間を離間させることにより、静止し
た被破砕物をハンマー側へ崩れ落として破砕することが
できるので、被破砕物の詰まりをなくして効率的な被破
砕物破砕作業を行うことが可能となる。
の静止状態を確認する破砕状態確認手段と、該破砕状態
確認手段で静止状態を確認したら被破砕物の姿勢を変更
する作動部材を設けると、被破砕物が静止して詰まりが
大きくなる前に被破砕物の姿勢を変更して破砕作業を続
けることができ、被破砕物の詰まり防止を自動化するこ
とも可能となる。
揺動衝突板に引っ掛かって静止した被破砕物の姿勢を強
制的に変更して被破砕物をハンマー側へ崩れ落とすこと
ができるので、被破砕物の詰まりをなくして効率的な被
破砕物破砕作業を行うことが可能となる。
側断面図である。
更手段たる衝突板後退機構を示す拡大側面図である。
更手段たる衝突板後退機構を示す拡大平面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 投入口から投入した被破砕物を打撃する
ハンマーと、該ハンマーで打撃した被破砕物を衝撃破砕
するとともに揺動して異物を排出する揺動衝突板と、前
記ハンマーとの間で被破砕物を剪断破砕する剪断カッタ
ーバーとをケーシング内に有する破砕機において、 前記揺動衝突板に、破砕可能被破砕物がケーシングの投
入口内で静止した時に被破砕物の姿勢を強制的に変更す
る被破砕物姿勢変更手段を設けたことを特徴とする破砕
機。 - 【請求項2】 投入口から投入した被破砕物を打撃する
ハンマーと、該ハンマーで打撃した被破砕物を衝撃破砕
するとともに揺動して異物を排出する揺動衝突板と、前
記ハンマーとの間で被破砕物を剪断破砕する剪断カッタ
ーバーとをケーシング内に有する破砕機において、 前記揺動衝突板の先端に衝突板カッターを設け、該衝突
板カッターをハンマーとの間で剪断可能な位置に配する
とともに、該揺動衝突板の衝突板カッター上部をハンマ
ーから離間するように傾斜させて形成し、該揺動衝突板
に、破砕可能被破砕物がケーシングの投入口内で静止し
た時に被破砕物の姿勢を強制的に変更する被破砕物姿勢
変更手段を設けたことを特徴とする破砕機。 - 【請求項3】 被破砕物姿勢変更手段を、揺動衝突板を
ハンマーから強制的に離間させる衝突板後退機構で構成
したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の破砕
機。 - 【請求項4】 被破砕物姿勢変更手段に、被破砕物の静
止状態を確認する破砕状態確認手段と、該破砕状態確認
手段で被破砕物の静止状態を確認したら被破砕物の姿勢
を強制的に変更する作動部材を設けたことを特徴とする
請求項1〜3のいずれか1項に記載の破砕機。 - 【請求項5】 投入した被破砕物をハンマーで打撃して
揺動衝突板に衝突させて破砕する破砕機の投入口から投
入した被破砕物がケーシングの投入口内で静止して破砕
不可能な状態となったら、揺動衝突板全体をハンマーか
ら離間する方向へ強制的に移動させて被破砕物の姿勢を
崩して落下させて破砕することを特徴とする破砕方法。
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---|---|---|---|
JP09248235A JP3078248B2 (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 揺動式衝突板を持つ破砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP09248235A JP3078248B2 (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 揺動式衝突板を持つ破砕機 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=17175179
Family Applications (1)
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JP09248235A Expired - Fee Related JP3078248B2 (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 揺動式衝突板を持つ破砕機 |
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