JP2849614B2 - 不揃いでなる鋳造用の堰、湯道、不良製品等の破砕・折断方法 - Google Patents

不揃いでなる鋳造用の堰、湯道、不良製品等の破砕・折断方法

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JP2849614B2 JP4337658A JP33765892A JP2849614B2 JP 2849614 B2 JP2849614 B2 JP 2849614B2 JP 4337658 A JP4337658 A JP 4337658A JP 33765892 A JP33765892 A JP 33765892A JP 2849614 B2 JP2849614 B2 JP 2849614B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧及び自然落下を利
用して不要となった不揃いでなる鋳造用の堰、湯道、不
良製品等を破砕・折断して、細分化し、鋳造用再原料と
して最適なものを生成(製造)する破砕・折断方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種、不揃いでなる鋳造用の
堰、湯道、不良製品等の不要製品(以下、単に不要製品
とする。)を破砕する方法としては、通常、次のような
構成のものが一般的であった。即ち、シリンダー等の押
圧手段を介して、前進移行する移動刃物装置と、この移
動刃物装置に対峙する固定刃物と、で構成され、前記前
進移行する移動刃物装置の一定面圧力を介して、不要製
品を破砕する方法である。
【0003】そして、前記方法と軌を一にする技術文献
としては、(1)特開昭60−241939号の破砕装置
があり、この発明は、シリンダー等の押圧手段を介し
て、前後動する板状の押刃を備えた押圧部材と、この押
圧部材の押刃に嵌め合い関係となる板状の受け刃を備え
た前壁(固定部材)を設け、前記押圧と受け刃とで不要
製品を破砕し下方に落下する構成となっている。但し、
この発明では、板状の押刃と、板状の受け刃の嵌め合い
関係は、上下方向のみである。(2)実開平2−1244
号のダブルトグルジョ−クラッシャがあり、この考案
は、固定歯をドグル機構を介して、揺動させる構成であ
る。但し、この考案は、歯が嵌め合せ関係とはなってい
ない。
【0004】又その他の破砕装置は、通常シュレッター
と云われている構成のものがあり、その要旨は、シュー
ターを備えたケーシング内に、ハンマー付きドラムを回
転自在に架承し、当該ハンマーと打繋片(ライナー、又
はライナー付きダンパー等)との衝繋を利用して破砕す
る構成である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上で説明した、従来
の破砕装置及び先行技術文献では、移動刃物装置が水平
方向に前進移行する構造となっていることから、不要製
品の中に、大きな固まりがあったり、柱状の長いもの等
がある場合は、前記移動刃物装置の一部部位に異常荷重
がかかり、移動刃物又は刃物枠体が傾むいたりして、十
分な破砕ができないこと、作業性が悪いこと、又装置の
故障の原因となること等の課題が考えられる。そして、
前記技術文献では、板状の押刃と、板状の受け刃の嵌め
合い関係は、上下方向のみであるので、押圧部材の作動
に、大変な動力を要し、かつ効率的な破砕ができない。
殊に、折断は到底不可能である。また大きな不要製品が
投入されるこの種鋳物用の破砕装置では、応々に発生す
る処であり、本発明者もよく見聞する処である。
【0006】尚、前記技術文献の考案は、ドクル機構を
介して、揺動歯を下方側(枢着側)より押圧することか
ら、揺動歯に対する押圧が十分でなく、効率的な破砕が
できない。また歯が嵌め合せ関係となっておらず、底部
に破砕対象物が留り、揺動歯の動きに大きな荷重がかか
り、機構的に問題があること、及び前記下方がわの押圧
方式では、前記機構的問題が更に大きくなること、等の
課題があり、究極的には、本発明が目的とする不揃いで
なる鋳造用の不要製品には、到底採用できない構造であ
ります。
【0007】尚、前述した従来のクラッシャーでは、こ
の種、重量のある不要製品では、ドラムに対しての荷重
が大きくなり、構造的に問題があること、又はハンマ
ー、ライナー等の損耗が激しく、実用に供し得ない処で
ある。
【0008】
【発明を解決するための手段】本発明は、重量を有する
種々の形状、材質、形態の不要製品を、確実かつワンタ
ッチで破砕、折断し、キュポラ、又は電気炉に最適な寸
法及び重量とすること、また自然落下方式を介して破
砕、折断したものを、順次スムーズに排出口に向って移
送し得ること、等を目的として、下記の構成を採用し
た。
【0009】即ち、不揃いでなる鋳造用の堰、湯道、不
良製品等を鋳造用再原料に適する寸法に破砕・折断する
に際し、多数個の山形状の刃物を千鳥状に設けた固定刃
物と、この固定刃物の多数個の山形状の刃物と対峙かつ
嵌め合せ関係となる多数個の山形状の刃物を千鳥状に設
けた揺動刃物と前記固定刃物の下方に設けた帯状刃物
とで構成される破砕・折断装置の刃物間の隙間と空間及
びV字形ゾ−ンを利用 した破砕・折断方法であって
記破砕・折断装置に投入された不揃いでなる鋳造用の
堰、湯道、不良製品等を、破砕・折断装置のV字形ゾ−
ン、及び前記帯状刃物で受止めた状態で、前記揺動刃物
の前進を介して当該V字形ゾ−ンの開口部で前記投入さ
れた大きな不揃いでなる鋳造用の堰、湯道、不良製品等
を破砕・折断するとともに、前記V字形ゾ−ンの中間部
に存在する投入された不揃いでなる鋳造用の堰、湯道、
不良製品等又は既に処理済みの不要製品を、前記刃物間
の隙間と空間を利用して小さく破砕・折断し、この小さ
く破砕・折断された処理済み不要製品を、前記前進した
揺動刃物の後退を介して前記V字形ゾ−ンの底部に向か
って落下し、かつ前記破砕・折断装置の排出口より装置
外に排出し、小さく破砕・折断された処理完了不要製品
を鋳造用再原料とすることを特徴とする不揃いでなる鋳
造用の堰、湯道、不良製品等の破砕・折断方法である。
【0010】
【作用】以下、本発明の作用(破砕、折断の状況)を、
図5〜図11を中心として説明する。
【0011】図2に示す如く、揺動刃物を構成する揺動
板及び刃物台、千鳥状に設けた揺動側の山形状の刃物
(以下、原則として、揺動側の山形状の刃物とする。)
が、シリンダーのピストンロッドの収縮で後退限にある
状態において、当該揺動板及び揺動側の山形状の刃物
と、固定刃物を構成する固定板及び刃物台、千鳥状に設
けた固定側の山形状の刃物(以下、原則として、固定側
の山形状の刃物とする。)との間には、大きなV字形ゾ
−ンが形成されている(図5)。
【0012】但し、固定刃物の中で下端に設けられ、か
固定側の山形状の刃物の下方位置に設けられている帯
状刃物が、前記V字形ゾ−ンの下方(排出口)を閉塞す
る構成となっており、丁度帯状刃物が底面を構成し、例
えば、長尺物で単純な形状をなす棒状物、湯道等を、確
実に揺動側の山形状の刃物と固定側の山形状の刃物との
間に位置させ得る構造である。この大きな開口部、即
ち、V字形ゾ−ンが形成されている状態において、当該
V字形ゾ−ンより順次、不要製品を投入する(図6)。
尚、前述の如く、揺動側の山形状の刃物と固定側の山形
状の刃物間をすり抜けた、例えば、前記長尺物の棒状
物、湯道であっても、前記帯状刃物で保持する。
【0013】前記V字形ゾ−ンに所定量の不要製品が投
入されたならば、続いて、シリンダーのピストンロッド
を伸張させて、揺動刃物を前進させるが、当該V字形ゾ
−ンの上方側(開口部)では、前記のような揺動側の山
形状の刃物と固定側の山形状の刃物との相互の嵌め合い
関係が成立しないので、主として、揺動板と固定板及び
揺動側の刃物台と固定側の刃物台との接近を介して、該
部分にある大きな前記不要製品の折断をする。また当該
V字形ゾ−ンの中程(中間部)では、該部分にある投入
された不揃いでなる鋳造用の堰、湯道、不良製品等又は
既に処理済みの不要製品(一次加工不要製品)を、嵌合
時に形成される揺動側の山形状の刃物と固定側の山形状
の刃物とで形成される山形状の刃物の山形状・先細形状
の隙間及び傾斜による端面隙間、この嵌合時において揺
動側の山形状の刃物の高さと固定側の山形状の刃物の高
さとで規制される揺動側の刃物台と固定側の刃物台との
空間を利用して破砕・折断が行われる。この際、刃物の
高さで両刃物台の空間が確保されるので、小さく破砕・
折断されることが特徴であり、粉々に破砕・折断されな
い構成である。この結果、キュポラ、又は電気炉に最適
な寸法及び重量の破砕・折断された不要製品ができる。
前述の如く、揺動側・固定側の山形状の刃物の山形形状
・先細形状とによる隙間及び傾斜による端面隙間(一方
面)と、揺動側・固定側の刃物台間での空間(他方面)
又は刃物間の隙間(別の他方面)で破砕・折断する。こ
のような多方面性をもって、この不要製品を小さく破砕
・折断処理する。この破砕・折断された処理済み不要製
品は、ついで、嵌め合い関係となる揺動側の山形状の刃
物と固定側の山形状の刃物で、二次加工の破砕及び折断
作業が行われ、さらに細分化されていく(図7、図
8)。
【0014】以上のようにして、細分化され、かつ揺動
側の山形状の刃物と固定側の山形状の刃物との端面隙間
で形成される空間を通過できる状態となった加工済み不
要製品は、この空間を通過して自重により、排出口に向
って自然落下していく。従って、前記空間を通過できな
い加工済み不要製品は、当該位置に残留するが(不要製
品が塊状となった場合も同じである。)、通常はこのよ
うな場合、揺動側の山形状の刃物に必要以上圧力がかか
るので、前記シリンダーのピストンロッドの前進を、一
時的に停止するようにコントロール制御される。具体的
には、揺動刃物を一度後退させ、再度前進揺動する方式
となっており、装置の故障回避及び効率的かつ確実な破
砕・折断を図る構造となっている。勿論、このコントロ
ール制御を自動的に行うこともあり得る(図9、図10
参照)。
【0015】そして、処理完了不要製品は、帯状刃物の
傾斜面を滑り降り、排出口を介して装置外に排出され
る。この処理完了不要製品は、キュポラ、又は電気炉に
最適な寸法及び重量となる。前述の如く、通常揺動刃物
が前進限に達した段階で、投入された不要製品のほぼ全
部が、排出口より装置外に排出される。尚、嵌め合い関
係の刃物間又はその隙間に残留する一部の細分化済み不
要製品は、前記前進限の揺動刃物を後退させることによ
り、すべて排出される。(図11参照)その後、揺動刃
は、シリンダーのピストンロッドの収縮を介して後退
していき、その後退限に達すると、前記V字形ゾ−ンは
拡大開口となり、最初の状態に戻り、例えば、次の不要
製品が投入される(図11参照)。
【0016】尚、固定刃物のほぼ下半分は、押圧装置を
介して、揺動刃物に向って接離可能に構成され、移動し
た(揺動した)時点で、固定される構造となっている
(よって、本発明では、固定刃物は経時的に固定され
る。)。この経時的な固定を利用して、例えば、投入さ
れる不要製品の大小、又は不要製品の細分化寸法の大小
等に対応できる構成となっている。
【0017】
【実施例】以下、本発明の方法に使用する破砕・折断装
置の一例を、図面に基づいて説明する。
【0018】1は二枚の側板1a、1bで構成され上下
開放のフレームで、当該フレーム1には脚2、細分化済
み不要製品排出用(鋳造用再原料排出用)のコンベア3
がそれぞれ設けられている。
【0019】4は枢軸5を介してフレーム1の一方側に
設けられた固定刃物であり、この固定刃物4は、次の主
要部材で構成されている。即ち、枢軸5に揺動自在に垂
下される固定板41と、この固定板41に着脱自在に設
けられる刃物台42に千鳥状に配備され、かつ下方に向
って順次突出状に設けられる固定側の山形状の刃物42
a、及び前記固定板41の下方で、かつ前記刃物台42
の幅方向の全幅に亘って設けられた帯状刃物42bとで
構成されている。この固定側の山形状の刃物42a及び
帯状刃物42bの傾斜面42a´、42b´は破砕・折
断された細分化された不要製品を、確実に自然落下させ
るために設けられている。前記千鳥状に配備された固定
側の山形状の刃物42a間には、嵌め合い用の隙間Aが
形成されているとともに、この隙間Aに後述する揺動側
の山形状の刃物が嵌合された場合、前述の如く、当該刃
物間の隙間B及び刃物台間の空間Dを利用して小さく破
砕・折断し、粉々の状態としないようにする。またこの
小さく破砕・折断された不要製品は、後述する揺動刃物
の後退を介して前記刃物台間の空間Dを利用し、装置外
に排出される。
【0020】更に固定側の山形状の刃物42aは、固定
刃物4の下方に向って順次突出されているから、当該
定側の山形状の刃物42aの頂面と、後述する揺動側の
山形状の刃物の頂面との間で、下方に向って順次狭くな
刃物間の隙間Bが形成されている。そして、この刃物
間の隙間Bと、前記空間Dとで破砕・折断された不要製
品は、順次細分化された後、前記刃物台間の空間Dを利
用して固定刃物4と揺動刃物の上方側(開口部)より下
方側に向って落下し、究極的には、キュポラ、又は電気
炉に最適な寸法及び重量にした後、排出口及びコンベア
3を介して、装置外、例えば、箱等に収容される。
【0021】6は枢軸7を介してフレーム1のほぼ中間
で、かつ前記固定刃物4と対峙するように設けられた揺
動刃物であり、この揺動刃物6は、次の主要部材で構成
されている。即ち、枢軸7に揺動自在に立設された揺動
板61と、この揺動板61に着脱自在に設けられている
刃物台62に千鳥状に配備され、かつ下方に向って順次
突出状に設けられる揺動側の山形状の刃物62aと、で
構成されている。この揺動側の山形状の刃物62aの傾
斜面62a´は破砕・折断された細分化された不要製品
を、確実に自然落下させるために設けられており、かつ
揺動側の山形状の刃物62aは先細形状となっている。
尚、揺動刃物6の揺動側の山形状の刃物62aは、前記
固定刃物4の固定側の山形状の刃物42aとは嵌め合せ
関係となり、かつ各細分化された不要製品が落下する通
路が構成される。
【0022】前記固定刃物4と、揺動刃物6とでV字形
ゾ−ンCが形成され、このV字形ゾ−ンCに不揃いの不
要製品が投入された後、当該V字形ゾ−ンCは圧縮又は
拡開される構成となっている。即ち、前記圧縮で、例え
ば、前記不要製品及び処理済み不要製品等を破砕・折断
する。また前記拡開で、前記破砕・折断を停止等する。
【0023】また図中8は前記揺動板61にピストンロ
ッド81が枢着されたシリンダーで、当該シリンダー8
のピストンロッド81の拡縮を介して、前記揺動刃物6
が枢軸7を支軸として揺動する。即ち、揺動刃物6が固
定刃物4に接離する構成となっている。
【0024】尚、図示しないが、枢軸7に設けたメタル
(図示せず)は、回転用具を介して、その位置を変更で
きる構成とし、メタルの摩耗による弊害を防止する。ま
たシリンダ−8を二本並設し、揺動刃物6を分割方式と
することもできる。
【0025】図中9は開口部、10は底部に設けた排出
を示す。
【0026】図中11は不要製品搬送用のコンベア、
2はホッパ−をそれぞれ示しており、原則として、間欠
運転を介して、ホッパ−12内に不要製品を送込む方式
である。尚、図示しないが集塵装置を装備することもあ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明は、固定側の山形状の刃物を千鳥
状に配備した帯状刃物を有する固定刃物と、この固定刃
物の刃物と嵌め合せ関係となる揺動側の山形状の刃物を
千鳥状に配備した揺動刃物により拡縮可能なV字形ゾ−
ンを形成し、このV字形ゾ−ンに受入れた各種の不要製
品を揺動刃物の前進を介して順次破砕・折断するととも
に、刃物間の隙間と空間を利用して小さく破砕・折断し
てV字形ゾ−ンの底部に向かって落下し、この処理済み
不要製品を順次破砕・折断して、小さく破砕・折断され
た処理完了不要製品の鋳造用再原料とする構成である。
従って、下記の効果を有する。
【0028】(1)山形状の刃物の嵌め合い関係で、か
刃物間の隙間と空間を利用して小さく破砕・折断し、
キュポラ、又は電気炉に最適な寸法及び重量を備えた
造用再原料を製造できる。
【0029】(2)V字形ゾ−ンの底部に向かって落下
する自然落下方式であり、小さく破砕・折断された処理
完了不要製品のみを自然に排出できる。
【0030】(3)固定刃物に、帯状刃物を設けてある
ので、長尺物、棒状等の不要製品を確実にキャッチでき
る。
【0031】(4)揺動刃物を上方側より押圧する方法
であるので、当該揺動刃物に油圧力を十二分に付与でき
る効果と、前記不要製品を確実かつスム−ズに破砕・折
断できる効果、等を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の斜視図である。
【図2】要部の断面図である。
【図3】固定刃物の拡大斜視図である。
【図4】揺動刃物の拡大斜視図である。
【図5】本発明の作動状態を示しており、V字形ゾ−ン
の開口状態又は始動時を示している模式図である。
【図6】本発明の作動状態を示しており、開口状態のV
字形ゾ−ンに不要製品が投入される状態を示した模式図
である。
【図7】図6のV字形ゾ−ンを狭めた状態を示した模式
図である。
【図8】図6の断面を示した模式図である。
【図9】図6のV字形ゾ−ンを、幾分開放した状態を示
した模式図である。
【図10】再度V字形ゾ−ンを狭め、しかも処理完了不
要製品の一部を排出する状態を示した模式図である。
【図11】図10の狭めたV字形ゾ−ンを開放し、処理
完了不要製品の一部を排出し、かつ新たな不要製品の投
入状態を示す模式図である。
【符号の説明】
1 フレーム 1a 側板 1b 側板 2 脚 3 コンベア 4 固定刃物 41 固定板 42 刃物台 42a 固定側の山形状の刃物 42a´ 傾斜面 42b 帯状刃物 42b´ 傾斜面 5 枢軸 6 揺動刃物 61 揺動板 62 刃物台 62a 揺動側の山形状の刃物 62a´ 傾斜面 7 枢軸 8 シリンダー 81 ピストンロッド 9 開口部 10 排出口 11 搬送用のコンベア 12 ホッパ− A 隙間 B 刃物間の隙間 C V字形ゾーン D 空間

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揃いでなる鋳造用の堰、湯道、不良製
    品等を鋳造用再原料に適する寸法に破砕・折断するに際
    し、多数個の山形状の刃物を千鳥状に設けた固定刃物
    と、この固定刃物の多数個の山形状の刃物と対峙かつ嵌
    め合せ関係となる多数個の山形状の刃物を千鳥状に設け
    た揺動刃物と前記固定刃物の下方に設けた帯状刃物と
    で構成される破砕・折断装置の刃物間の隙間と空間及び
    V字形ゾ−ンを利用した破砕・折断方法であって前記破砕・折断装置に投入された不揃いでなる鋳造用の
    堰、湯道、不良製品等を、破砕・折断装置のV字形ゾ−
    ン、及び前記帯状刃物で受止めた状態で、前記揺動刃物
    の前進を介して当該V字形ゾ−ンの開口部で前記投入さ
    れた大きな不揃いでなる鋳造用の堰、湯道、不良製品等
    を破砕・折断するとともに、前記V字形ゾ−ンの中間部
    に存在する投入された不揃いでなる鋳造用の堰、湯道、
    不良製品等又は既に処理済みの不要製品を、前記刃物間
    の隙間と空間を利用して小さく破砕・折断し、この小さ
    く破砕・折断された処理済み不要製品を、前記前進した
    揺動刃物の後退を介して前記V字形ゾ−ンの底部に向か
    って落下し、かつ前記破砕・折断装置の排出口より装置
    外に排出し、小さく破砕・折断された処理完了不要製品
    を鋳造用再原料とすることを特徴とする 不揃いでなる鋳
    造用の堰、湯道、不良製品等の破砕・折断方法。
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