JPH06182238A - 不揃いでなる鋳造用の堰、湯道、不良製品等の破砕・折断方法 - Google Patents

不揃いでなる鋳造用の堰、湯道、不良製品等の破砕・折断方法

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JPH06182238A
JPH06182238A JP33765892A JP33765892A JPH06182238A JP H06182238 A JPH06182238 A JP H06182238A JP 33765892 A JP33765892 A JP 33765892A JP 33765892 A JP33765892 A JP 33765892A JP H06182238 A JPH06182238 A JP H06182238A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 油圧及び自然落下を利用して不要となった鋳
造用の堰、湯道、不良製品等を破砕・折断して、細分化
し、鋳造用再原料として最適なものを生成する破砕・折
断方法を提供する。 【構成】 多数個の山形状の刃物42aを有する固定刃
物装置、及び固定刃物装置の多数個の山形状の刃物と対
峙関係で、かつ嵌め合せ関係となる多数個の山形状の刃
物62aを有する揺動刃物装置6で構成されるV字形ゾ
−ンの底部から開口部に向かって、順次寸法が大きい
堰、等が投入される投入工程と、揺動刃物装置の押圧手
段によりV字形ゾ−ンの上方のみを順次狭めていき、投
入された堰、等を開口側より破砕・折断し、V字形ゾ−
ンの底部に向かって落下させる破砕・折断工程と、この
破砕・折断工程を繰り返して、V字形ゾ−ンより機外に
排出する鋳造用再原料生成工程と、で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧及び自然落下を利
用して不要となった不揃いでなる鋳造用の堰、湯道、不
良製品等を破砕・折断して、細分化し、鋳造用再原料と
して最適なものを生成(製造)する破砕・折断方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種、不揃いでなる鋳造用の
堰、湯道、不良製品等の不要製品(以下、単に不要製品
とする。)を破砕する方法としては、通常、次のような
構成のものが一般的であった。
【0003】即ち、シリンダー等の押圧手段を介して、
前進移行する移動刃物装置と、この移動刃物装置に対峙
する固定刃物装置と、で構成され、前記前進移行する移
動刃物装置の一定面圧力を介して、不要製品を破砕する
方法である。
【0004】そして、前記方法と軌を一にする技術文献
としては、例えば、特開昭60−241939号の破砕
装置があり、この発明は、シリンダー等の押圧手段を介
して、前後動する板状の押刃を備えた押圧部材と、この
押圧部材の押刃に嵌め合い関係となる板状の受け刃を備
えた前壁(固定部材)を設け、前記押圧と受け刃とで不
要製品を破砕し下方に落下する構成となっている。但
し、この発明では、板状の押刃と、板状の受け刃の嵌め
合い関係は、上下方向のみである。
【0005】また実開平2ー1244号のダブルトグル
ジョ−クラッシャがあり、この考案は、固定歯をドグル
機構を介して、揺動させる構成である。但し、この考案
は、歯が嵌め合せ関係とはなっていない。
【0006】又その他の破砕装置は、通常シュレッター
と云われている構成のものがあり、その要旨は、シュー
ターを備えたケーシング内に、ハンマー付きドラムを回
転自在に架承し、当該ハンマーと打繋片(ライナー、又
はライナー付きダンパー等)との衝繋を利用して破砕す
る構成である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上で説明した、従来
の破砕装置及び先行技術文献では、移動刃物装置が水平
方向に前進移行する構造となっていることから、不要製
品の中に、大きな固まりがあったり、柱状の長いもの等
がある場合は、前記移動刃物装置の一部部位に異常荷重
がかかり、移動刃物又は刃物枠体が傾むいたりして、十
分な破砕ができないこと、作業性が悪いこと、又装置の
故障の原因となること等の課題が考えられる。
【0008】殊に、前記技術文献では、板状の押刃と、
板状の受け刃の嵌め合い関係は、上下方向のみであるの
で、押圧部材の作動に、大変な動力を要すること、また
効率的な破砕は期待できず、殊に折断は到底不可能であ
ります。
【0009】殊に、種々の大きさ不要製品が投入される
この種鋳物用の破砕装置では、応々に発生す処であり、
本発明者もよく見聞する処である。
【0010】尚、前記技術文献の考案は、ドクル機構を
介して、揺動歯を下方側(枢着側)より押圧することか
ら、揺動歯に対する押圧が十分でなく、効率的な破砕が
できない。また歯が嵌め合せ関係となっておらず、底部
に破砕対象物が留り、揺動歯の動きに大きな荷重がかか
り、機構的に問題があること、及び前記下方がわの押圧
方式では、前記機構的問題が更に大きくなること、等の
課題があり、究極的には、本発明が目的とする不揃いで
なる鋳造用の不要製品には、到底採用できない構造であ
ります。
【0011】尚、前述した従来のクラッシャーでは、こ
の種、重量のある不要製品では、ドラムに対しての荷重
が大きくなり、構造的に問題があること、又はハンマ
ー、ライナー等の損耗が激しく、実用に供し得ない処で
ある。
【0012】
【発明を解決するための手段】そこで、本発明は、重量
を有する種々の形状、材質、形態の不要製品を、確実か
つワンタッチで破砕、折断し、キュポラ、又は電気炉に
最適な寸法及び重量とすること、また自然落下方式を介
して破砕、折断したものを、順次スムーズに排出口に向
って移送し得ること、等を目的として、下記の構成を採
用した。
【0013】即ち、本発明の不揃いでなる鋳造用の堰、
湯道、不良製品等の破砕・折断方法は、不揃いでなる鋳
造用の堰、湯道、不良製品等を破砕・折断し、鋳造用再
原料に生成するに際し、多数個の山形状の刃物を有する
固定刃物装置、及びこの固定刃物装置の多数個の山形状
の刃物と対峙関係で、かつ嵌め合せ関係となる多数個の
山形状の刃物を有する揺動刃物装置で構成されるV字形
ゾ−ンを備えた破砕・折断装置を使用する方法であっ
て、この破砕・折断装置のV字形ゾ−ンには、その底部
から開口部に向かって、順次寸法が大きい不揃いの堰、
湯道不良製品等が投入される投入工程と、この投入工程
後、前記揺動刃物装置の押圧手段による上方揺動を介し
て、前記V字形ゾ−ンの上方のみを順次狭めていき、前
記投入された不揃いの堰、湯道、不良製品等を開口側よ
り破砕・折断し、小さく破砕・折断された処理不要製品
を順次前記V字形ゾ−ンの底部に向かって落下させる破
砕・折断工程と、この破砕・折断工程を繰り返して、前
記不揃いの堰、湯道、不良製品等を順次破砕・折断し
て、小さく破砕・折断された処理不要製品のみを鋳造用
再原料として、前記V字形ゾ−ンより機外に排出する鋳
造用再原料生成工程と、で構成される。
【0014】
【作用】以下、本発明の作用(破砕、折断の状況)を、
図5〜図11を中心として説明する。
【0015】図2に示す如く、揺動刃物装置を構成する
揺動板及び揺動側刃物(以下、原則として、揺動板、揺
動側刃物とする。)が、シリンダーのピストンロッドの
収縮を介して、後退限にある状態において、当該揺動板
及び揺側刃物と、固定刃物装置を構成する固定板及び固
定側刃物(以下、原則として、固定板、固定側刃物とす
る。)との間には、大きなV字形ゾ−ンが形成されてい
る(図5)。
【0016】但し、揺動側刃物の中で下端に設けられ、
かつ固定側刃物の下方位置に設けられている帯状刃物
が、前記V字形ゾ−ンの下方(排出口)を閉塞する構成
となっており、丁度帯状刃物が底面を構成し、例えば、
長尺物で単純な形状をなす棒状物、湯道等を確実に、揺
動側刃物と固定側刃物との間に位置させ得る構造となっ
ている。
【0017】以上の如く、大きな開口部、即ち、V字形
ゾ−ンが形成されている状態において、当該V字形ゾ−
ンより順次、不要製品を投入する(図6)。この場合、
前述の如く、V字形ゾ−ンの底面には帯状刃物が設けら
れていることから、仮りに揺動側刃物と固定側刃物との
千鳥状の刃物間をすり抜けた、例えば、前記長尺物の棒
状物、湯道であっても、当該帯状刃物で保持することが
できる。
【0018】前記V字形ゾ−ンに所定量の不要製品が投
入されたならば、続いて、シリンダーのピストンロッド
を伸張させて、揺動側刃物を前進させると、当該揺動側
刃物と固定側刃物とで形成されるV字形ゾ−ンが、下方
側より順次狭くなっていき、先ず、下方の刃物が互いに
嵌め合い状態に嵌合されることによって、刃物の山形状
端面を介して、多方面性をもって、それぞれ前記不要製
品を破砕又は折断していく(図7)。
【0019】一方、V字形ゾ−ンの上方では、前記のよ
うな揺動側刃物と固定側刃物との相互の嵌め合い関係が
成立しないので、主として、揺動側刃物と固定側刃物及
び当該夫々の刃物台との接近(圧縮)を介して、該部分
にある例えば、大きな前記不要製品の折断をなす。
【0020】このように、V字形ゾ−ンの上方では、投
入された大きな不要製品の折断作業をなし、一方V字形
ゾ−ンの下方では、投入された小さい不要製品又即ち折
断された一次加工不要製品(後述する。)を生成する。
このようにして、前記V字形ゾ−ンに投入され当該折断
作業で細分化された一次加工不要製品は、ついで、嵌め
合い関係となる山形状の刃物で、二次加工、即ち、破砕
及び折断作業が行われ、さらに細分化されていく(図
7、図8)。
【0021】以上のようにして、細分化され、かつ山形
状の刃物の端面で形成される隙間を通過できる状態とな
った加工済み不要製品は、順次、前記隙間を通過して自
重により、排出口に向って自然落下していく。したがっ
て、前記隙間を通過できない加工済み不要製品は、当該
位置に残留するが(不要製品が塊状となった場合も同じ
に考えられる。更には、コントロール制御を自動的に行
うこともあり得る。)、通常はこのような場合、揺動側
刃物に必要以上圧力がかかので、前記シリンダーのピス
トンロッドの前進を、一時的に停止するようにコントロ
ール制御される。具体的には、揺動側刃物装置を一度後
退させ、再度前進揺動する方式となっており、装置の故
障回避及び効率的かつ確実な破砕・折断を図る構造とな
っている。勿論、このコントロール制御を自動的に行う
こともあり得る。(図9、図10参照)。
【0022】その後(前記の正常時である。)、さらに
揺動側刃物を前進させると、例えば、前記の如く、二次
加工済み不要製品は、さらに破砕及び折断作業が行わ
れ、より小さく細分化され、前記と同様排出口に向って
自然落下される。このような破砕及び折断作業が、繰り
返され、かつ揺動側刃物が前進限に近づくにつれ、前記
の正常に細分化された加工済み不要製品は、順次自然落
下していく(図7〜図10参照)。
【0023】そして、最終加工済み不要製品は、帯状刃
物の傾斜面を滑り降り、排出口を介して、装置外に排出
され、通常揺動側刃物が前進限に達した段階で、投入さ
れた不要製品のほぼ全部が、所定の寸法に細分化され、
そのほとんどが排出口より装置外に排出される。尚、嵌
め合い刃物間に残留する一部の細分化済み不要製品は、
前記前進限の揺動側刃物を後退させることにより、すべ
て排出される。(図11参照) その後、揺動側刃物は、シリンダーのピストンロッドの
収縮を介して後退していき、その後退限に達すると、前
記V字形ゾ−ンは拡大開口となり、最初の状態に戻ると
ともに、例えば、次の不要品が投入される(図11参
照)。
【0024】尚、固定刃物装置のほぼ下半分は、押圧装
置を介して、揺動刃物装置に向って接離可能に構成さ
れ、移動した(揺動した)時点で、固定される構造とな
っている(よって、本発明では、固定刃物装置は経時的
に固定される。)。この経時的な固定を利用して、例え
ば、投入される不要製品の大小、又は不要製品の細分化
寸法の大小等に対応できる構成となっている。
【0025】
【実施例】以下、本発明の方法に使用する破砕・折断装
置の一例を、図面に基づいて説明する。
【0026】1は二枚の側板1a、1bで構成され上下
開放のフレームで、当該フレーム1には脚2、細分化済
み不要製品排出用(鋳造用再原料排出用)のコンベア3
がそれぞれ設けられている。
【0027】4は枢軸5を介してフレーム1の一方側に
設けられた固定刃物装置であり、この固定刃物装置4
は、次の主要部材で構成されている。即ち、枢軸5に揺
動自在に垂下される刃物取付板41と、この刃物取付板
41に着脱自在に設けられる刃物台42に千鳥状に配備
され、かつ下方に向って順次突出状に設けられる山形状
の刃物42a、及び前記刃物取付板41の下方で、かつ
前記刃物台42の幅方向の全幅に亘って設けられた帯状
刃物42bとでなる固定側刃物43と、で構成されてい
る。
【0028】そして、山形状の刃物42a、帯状刃物4
2bの傾斜面42a´、42b´は破砕・折断された細
分化された不要製品を、確実に自然落下させるために設
けられている。
【0029】また前記千鳥状に配備された山形状の刃物
42a間には、後述する揺動側刃物の山形状の刃物が嵌
め合い嵌合されるための隙間Aが形成されているととも
に、この隙間Aに後述する揺動側刃物の山形状の刃物が
嵌合された場合、細分化された不要製品が落下する僅か
な隙間A1(可変できる。)が形成される。
【0030】更に山形状の刃物42aは、固定側刃物4
3の下方に向って順次突出されているから、当該山形状
の刃物42aの頂面と、後述する揺動側刃物の山形状の
刃物の頂面との間で、下方に向って順次狭くなる刃物間
の隙間B(可変できる。)が形成されている。そして、
この刃物間の隙間Bと、前記僅かな隙間A1とで形成さ
れる空間(図示せず、可変できる。)より、前記の如
く、投入された不要製品が、順次さらに細分化されて固
定側刃物43と揺動側刃物の上方側より下方側に向っ
て、落下し、究極的には、後述する排出口及びコンベア
3を介して、装置外、例えば、箱Cに収容される。
【0031】6は枢軸7を介してフレーム1のほぼ中間
で、かつ前記固定刃物装置4と対峙するように設けられ
た揺動刃物装置であり、この揺動刃物装置6は、次の主
要部材で構成されている。即ち、枢軸7に揺動自在に立
設された揺動板61と、この揺動板61に着脱自在に設
けられている刃物台62に千鳥状に配備され、かつ下方
に向って順次突出状に設けられる山形状の刃物62a
と、で構成されている。
【0032】そして、山形状の刃物62aの傾斜面62
a´は破砕・折断された細分化された不要製品を、確実
に自然落下させるために設けられており、かつ山形状の
刃物62aは先細形状となっている。
【0033】尚、揺動側刃物63の山形状の刃物62a
は、前記固定側刃物43の山形状の刃物42aとは嵌め
合せ関係となるとともに、刃物間の隙間Bと僅かな隙間
A1とで、各細分化された不要製品が落下する空間Dが
構成されることは前述のとおりであります。
【0034】前記固定刃物装置4と、揺動刃物装置4
と、揺動刃物装置6とでV字形ゾ−ンCが形成され、こ
のV字形ゾ−ンCに不揃いの不要製品が投入された後、
当該V字形ゾ−ンCは圧縮又は拡開される構成となって
いる。即ち、前記圧縮で、例えば、前記不要製品及び一
次加工された不要製品等を破砕・折断し、また前記拡開
で、前記破砕・折断を停止等する構成となっている。
【0035】また図中8は前記揺動板61にピストンロ
ッド81が枢着されシリンダーで、当該シリンダー8の
ピストンロッド81の拡縮を介して、前記揺動刃物装置
6が枢軸7を支軸として揺動する。即ち、揺動側刃物6
3が固定側刃物43に接離する構成となっている。
【0036】尚、図示しないが、枢軸7に設けたメタル
(図示せず)は、回転用具を介して、その位置を変更で
きる構成とし、メタルの摩耗による弊害を防止してい
る。またシリンダ−8を並設方式とし、揺動刃物装置6
を分割方式とすることもできる図中9は開口部、10は
排出口を示す。
【0037】図中11は不揃いでなる不要製品搬送用の
コンベア、12はホッパ−をそれぞれ示しており、原則
として、間欠運転を介して、ホッパ−12内に、前記不
揃いでなる不要製品を送り込む方式となっている。尚、
図示しないが集塵装置を装備することもある。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上で詳述したように、フレ
ームに設けた山形状の刃物を千鳥状に配備した固定側刃
物と、この固定側刃物の山形状の刃物と嵌め合せ関係と
なる山形状の刃物又は帯状刃物を有する揺動側刃物とで
拡縮可能なV字形ゾ−ンを形成し、このV字形ゾ−ンに
投入された不要製品を破砕・折断し、所定の寸法に細分
化された不要製品(鋳造用再原料)を、順次、自然落下
で、前記固定側刃物と揺動側刃物とで構成される排出口
に導く方法であり、下記の効果を有する。
【0039】(1)山形状の刃物の嵌め合い関係で、不
要製品を、確実かつ簡易に破砕・折断できる。
【0040】(2)自然落下方式であり、正しく細分化
されたもののみが排出口に導かれる。
【0041】(3)自然落下方式であり、機構的に無理
がなく、その保守管理がしやすく、またいかなる重量、
形状、材質等の不要製品の破砕又は折断ができる。
【0042】(4)移動刃物装置が揺動方式で、かつス
ライド方式であり、不要製品の投入又は大きさにより揺
動刃物装置が変位することがない。
【0043】(5)大きな出力が確保できる。
【0044】(6)自動コントロールシステムが採用で
きる。
【0045】(7)また固定刃物装置に、帯状刃物を設
けてあるので、長尺物、棒状等の不要製品を確実にキャ
ッチできる。
【0046】(8)揺動刃物装置を上方側より押圧する
方法であるので、当該揺動刃物装置に油圧力を十二分に
付与できる効果と、前記不揃いでなる不要製品を確実か
つスム−ズに破砕・折断できる効果、等の実用上での卓
効を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の斜視図である。
【図2】要部の断面図である。
【図3】固定刃物装置の拡大斜視図である。
【図4】揺動刃物装置の拡大斜視図である。
【図5】本発明の作動状態を示しており、V字形ゾ−ン
の開口状態又は始動時を示している模式図である。
【図6】本発明の作動状態を示しており、開口状態のV
字形ゾ−ンに不要製品が投入される状態を示した模式図
である。
【図7】図6のV字形ゾ−ンを狭めた状態を示した模式
図である。
【図8】図6の断面を示した模式図である。
【図9】図6のV字形ゾ−ンを、幾分開放した状態を示
した模式図である。
【図10】再度V字形ゾ−ンを狭め、しかも細分化され
た鋳造用再原料の一部を排出する状態を示した模式図で
ある。
【図11】図10の狭めたV字形ゾ−ンを開放し、細分
化された鋳造用再原料の一部を排出し、かつ新たな不要
製品の投入状態を示す模式図である。
【符号の説明】
1 フレーム 1a 側板 1b 側板 2 脚 3 コンベア 4 固定刃物装置 41 刃物取付板 42 刃物台 42a 山形状の刃物 42a´ 傾斜面 42b 帯状刃物 42b´ 傾斜面 43 固定側刃物 5 枢軸 6 揺動刃物装置 61 揺動板 62 刃物台 62a 山形状の刃物 62a´ 傾斜面 63 揺動側刃物 7 枢軸 8 シリンダー 81 ピストンロッド 9 開口部 10 排出口 11 搬送用のコンベア 12 ホッパ− A 隙間 A1 僅かな隙間 B 刃物間の隙間 C V字形ゾーン D 空間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揃いでなる鋳造用の堰、湯道、不良製
    品等を破砕・折断し、鋳造用再原料に生成するに際し、
    多数個の山形状の刃物を有する固定刃物装置、及びこの
    固定刃物装置の多数個の山形状の刃物と対峙関係で、か
    つ嵌め合せ関係となる多数個の山形状の刃物を有する揺
    動刃物装置で構成されるV字形ゾ−ンを備えた破砕・折
    断装置を使用する方法であって、 この破砕・折断装置のV字形ゾ−ンには、その底部から
    開口部に向かって、順次寸法が大きい不揃いの堰、湯道
    不良製品等が投入される投入工程と、 この投入工程後、前記揺動刃物装置の押圧手段による上
    方揺動を介して、前記V字形ゾ−ンの上方のみを順次狭
    めていき、前記投入された不揃いの堰、湯道、不良製品
    等を開口側より破砕・折断し、小さく破砕・折断された
    処理不要製品を順次前記V字形ゾ−ンの底部に向かって
    落下させる破砕・折断工程と、 この破砕・折断工程を繰り返して、前記不揃いの堰、湯
    道、不良製品等を順次破砕・折断して、小さく破砕・折
    断された処理不要製品のみを鋳造用再原料として、前記
    V字形ゾ−ンより機外に排出する鋳造用再原料生成工程
    と、 で構成される不揃いでなる鋳造用の堰、湯道、不良製品
    等の破砕・折断方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の破砕・折断工程を、油圧シリ
    ンダ−のピストンロッドの前進・後退を介して、繰り返
    しなす方法とした請求項1の不揃いでなる鋳造用の堰、
    湯道、不良製品等の破砕・折断装置。
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