JP4849963B2 - 破砕機 - Google Patents

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Description

本発明は被破砕物を破砕処理することができる破砕機に関する。
破砕機は、廃棄物の再利用や減容化を主な目的として、種々の被破砕物を破砕するものである。その中でも、森林の造成・維持管理等で発生する剪定枝材や間伐材、森林で伐採した木材の枝払い等で発生する枝木材、木造建築物の解体等で発生する廃木材等を主に破砕する破砕機がある。
上記のような破砕機には、受け入れられた被破砕物を破砕室へ搬送する送りコンベヤと、送りコンベヤ上を搬送される被破砕物を上部から押さえ込む押えローラと、破砕室内に設けられ、送りコンベヤと押えローラによって導入される被破砕物を破砕する破砕ビットと、破砕物の粒径を選別しながら破砕室外へ破砕物を排出するスクリーン(篩い部材)を備えたものがある。そして、この種の破砕機の中には、送りコンベヤと押えローラによって把持されながら破砕室へ導入される被破砕物に下方から破砕ビットを衝突させて被破砕物を破砕しているものがある(特許文献1等参照)。
米国特許第5947395号明細書
上記技術のように被破砕物に下方から破砕ビットを衝突させる破砕方法では、破砕ビットとの衝突時に被破砕物を上部から押さえ込んで支える箇所(支点)が破砕ビットの衝突する箇所(衝突点)に近いほど被破砕物を細かく破砕することができる。上記技術では被破砕物を支える支点は押えローラと被破砕物の接点であるが、この支点を衝突点に近づけようとしても、押えローラと破砕ロータの配置等の問題上限界がある。このように上記技術では支点と衝突点が離れてしまう傾向があり、破砕ビットによって被破砕物を細かく破砕することができず、被破砕物が粗破砕されてしまう場合がある。粗破砕された被破砕物は、細かく破砕するまでに時間を要したり、スクリーンを介して大きいまま排出されたりする場合もあるので、破砕効率や、破砕物の粒度品質の低下の原因となる。
本発明の目的は粒度品質の良い破砕物を効率よく生産することができる破砕機を提供することにある。
(1)本発明は、上記目的を達成するために、被破砕物を破砕する破砕ビットが配され回転する破砕ロータと、この破砕ロータに向かって被破砕物を搬送する送りコンベヤと、この送りコンベヤの上部に設けられ、前記送りコンベヤ上の被破砕物を上部から押さえ込みながら前記破砕ロータに向かって導入する押えローラ、及び、この押えローラが被破砕物を押さえ込む点より前記破砕ロータ側、かつ前記破砕ロータ径方向外側に配されるとともに、被破砕物が衝突する衝突面が前記破砕ビットの回転方向と対向するように設けられ、前記破砕ロータに向かって導入される被破砕物を破砕する固定刃を有する押圧フィーダ装置とを備えているものとする。
(2)上記(1)は、好ましくは、前記固定刃の衝突面は破砕作業時の押えローラの下端部の高さ以上のところに位置しているものとする。
(3)上記(1)又は(2)は、好ましくは、前記固定刃は他の固定刃と交換可能に構成されていることを特徴とする破砕機。
(4)上記(3)は、好ましくは、前記固定刃は、前記他の固定刃と交換することにより、前記破砕ロータから最も近い部分から前記破砕ビットの最大回転軌道までの間隙寸法が調整可能なように構成されているものとする。
(5)また、本発明は、上記目的を達成するために、被破砕物を破砕する破砕ビットが配され回転する破砕ロータと、この破砕ロータに向かって被破砕物を搬送する送りコンベヤと、この送りコンベヤの上部に設けられ、前記送りコンベヤ上の被破砕物を上部から押さえ込みながら前記破砕ロータに向かって導入する押えローラ、及び、この押えローラが被破砕物を押さえ込む点より前記破砕ロータ側に位置し、前記破砕ロータに向かって導入される被破砕物に前記破砕ビットが衝突する際にその被破砕物を前記送りコンベヤ側に押さえ込む支点部を有する押圧フィーダ装置とを備えているものとする。
(6)さらに、本発明は、上記目的を達成するために、被破砕物を破砕する破砕ビットが配され回転する破砕ロータと、この破砕ロータに向かって被破砕物を搬送する送りコンベヤと、この送りコンベヤの上部に設けられ、前記送りコンベヤ上の被破砕物を上部から押さえ込みながら前記破砕ロータに向かって導入する押えローラ、及び、この押えローラが被破砕物を押さえ込む点より前記破砕ロータ側、かつ前記破砕ロータ径方向外側に配されるとともに、被破砕物が衝突する衝突面が前記破砕ビットの回転方向と対向するように設けられ、前記破砕ロータに向かって導入される被破砕物に前記破砕ビットが衝突する際にその被破砕物を前記送りコンベヤ側に押さえ込んで破砕する第1固定刃を有する押圧フィーダ装置と、前記第1固定刃の被破砕物流通方向下流側、かつ前記破砕ロータ径方向外側に配されるとともに、被破砕物が衝突する衝突面が前記破砕ビットの回転方向と対向するように設けられ、前記第1固定刃が破砕した被破砕物を更に破砕する第2固定刃とを備えているものとする。
本発明によれば、破砕ビットによって被破砕物を効果的に破砕することができるので、粒度品質の良い破砕物を効率よく生産することができる。
以下、本発明の破砕機の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態である自走式破砕機の全体構造を示す側面図、図2は図1に示した自走式破砕機の上面図、図3は図1に示した自走式破砕機に設けられた破砕装置13(後述)近傍の構造を示す側面図である。なお、以下において、図1中の左・右に対応する方向を破砕機の後・前、又は一方・他方とする。
図1から図3に示す自走式破砕機は、自力走行を可能にする走行体1と、この走行体1上に設けられ受け入れた被破砕物を破砕する破砕機能構成部2と、この破砕機能構成部2で破砕された破砕物を搬送し機外に排出する排出コンベヤ3と、搭載した各機器の動力源であるエンジン等を備えた動力装置(パワーユニット)4等によって概略構成されている。
走行体1は、トラックフレーム5と、このトラックフレーム5の前後両端部に設けた駆動輪6及び従動輪7と、出力軸を駆動輪6の軸に連結した駆動装置(走行用油圧モータ)8と、駆動輪6及び従動輪7に掛け回した履帯(無限軌道履帯)9とで構成されている。トラックフレーム5上には本体フレーム10が設けられており、この本体フレーム10によって、上記破砕機能構成部2や排出コンベヤ3、動力装置4等が支持されている。
破砕機能構成部2は、投入される被破砕物を受け入れるホッパ11と、このホッパ11内に収容配置された被破砕物の搬送手段としての送りコンベヤ12(図2参照)と、この送りコンベヤ12によって導入された被破砕物を破砕する破砕装置13(図3参照)と、この破砕装置13の手前で破砕装置13に導入される被破砕物を送りコンベヤ12に押さえ込む押圧フィーダ装置14(図3参照)とを備えている。
送りコンベヤ12は、破砕ロータ15(後述)に向かって被破砕物を搬送し、破砕ロータ15(後述)側に設けられたスプロケット状の駆動輪16(図3参照)と、その反対側(破砕機後方側)に設けた図示しない従動輪と、これら搬送方向両端部に設けた駆動輪16及び従動輪の間に巻回され、幅方向に複数列(この例では4列、図2参照)列設された搬送体(搬送ベルト、チェーンベルト)17とを備えている。上記従動輪は、ホッパ11の側壁体18(図1参照)後部に設けた軸受19(図1参照)によって支持され、駆動輪16は、側壁体18の前方側に設けた破砕装置13の側面カバー20に設けた軸受(図示せず)によって支持されている。これにより、送りコンベヤ12は、上記ホッパ11内の下部、すなわちホッパ11の側壁体18の内側から破砕ロータ15(後述)近傍にかけ、ほぼ水平に延設されホッパ11及び破砕装置13の側面カバー20内に収納配置されている。送りコンベヤ12の駆動輪16の回転軸21は、軸受よりも幅方向外側に設けた駆動装置(図示せず)の出力軸にカップリング等を介して連結している。送りコンベヤ12は、その図示しない駆動装置を回転駆動させることにより、駆動輪16及び従動輪の間で搬送体17を循環駆動させるようになっている。
押圧フィーダ装置14は、破砕ロータ15(後述)の後方側に近接するように、かつ、送りコンベヤ12の上部にその搬送面に対向するように設けられており、送りコンベヤ12上の被破砕物を上部から押さえ込みながら破砕ロータ15に向かって導入し、その際にアンビル(第1固定刃)70(後述)によって被破砕物を送りコンベヤ12側に押さえ込んで破砕している。
この押圧フィーダ装置14は、破砕装置13の上方において側面カバー20に設けた軸受21によってその回動軸22が軸支され、これにより鉛直面内を回動自在に(上下方向に揺動自在に)支持された支持部材(アーム)23と、この支持部材23に対し回転自在に設けられ、送りコンベヤ12上の被破砕物を上部から押さえ込みながら破砕ロータ15に向かって導入する押えローラ24と、この押えローラ24が被破砕物を押さえ込む点より破砕ロータ15側、かつ破砕ロータ15径方向外側に配されるとともに、被破砕物が衝突する衝突面71が破砕ビット36(後述)の回転方向と対向するように設けられ、破砕ロータ15に向かって導入される被破砕物に破砕ビット36が衝突する際にその被破砕物を送りコンベヤ12側に押さえ込んで破砕するアンビル70とを備えている。
支持部材23は、回動軸22を備えたアーム部25と、このアーム部25の先端側に設けられ、押えローラ24を支持しているブラケット部26とを備えている。アーム部25の下部側の端面は円弧状に湾曲して形成されており、この湾曲部には、破砕室27(後述)の1部を構成する湾曲板28が取付けられている。一方、ブラケット部26の押えローラ24取付け部分は、押えローラ24の径よりも小径の円弧状に形成されており、押えローラ24の外周面がブラケット部26から突出した構成となっている。
押えローラ24は、幅方向(図3中の紙面直交方向)の寸法が送りコンベヤ12の搬送面の幅と同等かそれよりも大きく設定されており、特に図示していないがその胴部内に駆動装置を内蔵している。押えローラ24は、この図示しない駆動装置によって、送りコンベヤ12の搬送面上を搬送される被破砕物の搬送速度とほぼ同じ周速度で回転し、押え込んだ送りコンベヤ12上の被破砕物を送りコンベヤ12と協動して破砕室27(後述)に導入するようになっている。
ブラケット部26は破砕ロータ15(後述)に向かって破砕室27に突出する突出部80を有している。突出部80は、破砕機の機体幅方向に延び、押えローラ24を破砕室27側から覆う壁部81と、壁部81の下部(送りコンベヤ12側)に破砕室27に臨むように形成された凹部82とを備えている。凹部82には凸部83(図4参照)を有するブラケット84が取り付けられており、このブラケット84にはアンビル70が取り付けられている。
アンビル(第1固定刃)70は、破砕ビット36(後述)の回転方向と対向するように設けられ被破砕物が衝突する衝突面71と、ブラケット84の凸部83と嵌合する凹部72(図4参照)と、壁部81と連なって形成され破砕ロータ15側に位置する側面73(図4参照)と、衝突面71と側面73によって形成されるエッジ74(図4参照)とを有している。法線nは衝突面71の法線のうち凹部72と反対方向を指すものである。アンビル70は、凹部72によってブラケット84の凸部83と嵌合し、ブラケット部26に例えばボルトによって交換可能に取り付けられている。このようにアンビル70は凹部72によって凸部83と嵌合しているので構造的に衝撃に強く、特に破砕ロータ15径方向外側方向に作用する外力に対して優れた耐久性を有する。なお、アンビル70をブラケット部26に取り付ける際には、上記のようにブラケット84を介すことなく、凹部82に直接取り付けるように構成しても良い。
ここで図4を用いてアンビル70について詳しく説明する。
図4は図3に示した構造の破砕作業時における状態を示す図である。先の図と同じ部分には同じ符号を付して説明は省略する(以降の各図も同じ)。
図4において、被破砕物90は、破砕機に受け入れられた被破砕木材であり、破砕機の機体高さ方向において高さhを有している。押圧フィーダ装置14は、被破砕物90によって回動軸22を中心に上方へ回動され、被破砕物90の高さh分だけ上方へ押し上げられた姿勢(破砕姿勢)を保持している。押えローラ24は、この破砕姿勢における下端部となる接触部91において被破砕物90と接触し、この接触部91において被破砕物90を自重によって送りコンベヤ12側に押さえ込んでいる。
アンビル70の衝突面71は、接触部91の高さ(即ち、送りコンベヤ12の搬送面から高さhだけ上方)以上のところに位置し、破砕ビット36の回転方向と対向して破砕姿勢において法線nを機体後方(図4中の左下方向)に向けるように取り付けられている。破砕作業時においてこのように法線nが機体後方に向くようにアンビル70をブラケット部26に取り付けると、アンビル70のエッジが強調されて破砕物を鋭く破砕することができる。
また、破砕作業時において、好ましくは、衝突面71の一部が高さhのところに位置するようにアンビル70をブラケット部26に取り付けると良い。このように構成すると、破砕室27に導かれた被破砕物90に破砕ビット36が衝突する際に、被破砕物90が上方へ持ち上げられることをアンビル70が拘束し、衝突の際のエネルギーを効率よく破砕のエネルギーに利用することができるので、破砕効率が向上する。
ここで図1から図3に戻る。油圧シリンダ(アーム駆動手段)29は、そのボトム側先端部は破砕機側面カバー20側に固定したブラケット30にピン31を介して回動可能に連結され、そのロッド側先端部はアーム部25の後方側(図3中左側)先端部に設けられたブラケット32にピン33を介して回動可能に連結されている。この油圧シリンダ29により、押圧フィーダ装置14を回動軸22を中心に回動させ、送りコンベヤ12(破砕装置13)に対して上げ下げ(言い換えれば、破砕装置13に対し離間又は近接)させることが可能なようになっている。
破砕装置13は、本体フレーム10(図1参照)の長手方向ほぼ中央部上に搭載されており、図3に示すように、破砕室27内で高速回転する破砕ロータ15と、この破砕ロータ15径方向外側に破砕ロータ15の回転方向(適宜、正転方向と称する。図3中時計回り方向)と衝突面(後述)が対向するように配されたアンビル(第2固定刃)34と、前述の押圧フィーダ装置14に設けられたアンビル(第1固定刃)70とを備えている。
破砕ロータ15は、例えば破砕装置13の側面カバー20(又は本体フレーム10上に別途設けた図示しない支持部材)等に設けた軸受(図示せず)によって回転自在に支持されており、その外周部には、複数の支持部材35、及びこれら支持部材35にそれぞれ取り付けられた破砕ビット(衝突板、或いは破砕刃等)36が配されている。破砕ビット36は、破砕ロータ15が正転方向に回転する際にその刃面が支持部材35に先行するように配置されている。また、各破砕ビット36は、ボルト37等によって支持部材35に固定され、破砕作業によって摩耗した場合にも容易に交換可能な構成となっている。
破砕ロータ15の径方向外側には、被破砕物が破砕ロータ15に向かって導入されるところ(押えローラ24周辺部分)から被破砕物が流通する方向(即ち、破砕ビット36の正転方向)の上流側から下流側に向かって順番に、湾曲板28、アンビル34、スクリーン(篩い部材)38が設けられている。破砕室27は、これら、湾曲板28、アンビル34、スクリーン38等によって概ね画定される空間であり、その送りコンベヤ12及び押圧フィーダ装置14側(図3中、左側)は被破砕物導入部として開放されている。
アンビル(第2固定刃)34は、破砕室27内に導入された被破砕物が衝突する面(衝突面)60を有しており、その衝突面60が破砕ロータ15の回転方向と対向するように保持部材40に取り付けられている。保持部材40は、回動軸41を備えており、側面カバー20に固定された支持部材42にシアピン43を介して連結されている。アンビル34にシアピン43の許容を超えた衝撃荷重がかかった場合等には、シアピン43が破断して保持部材40の拘束が解かれ、保持部材40が回動軸41を中心に回動して破砕室27から退避するようになっている。
スクリーン(篩い部材)38は、破砕物の粒径を選別しながら破砕室27外へ破砕物を排出する排出孔(図示せず)を有し、枠型のスクリーン保持部材(スクリーンホルダ)44によって破砕ロータ15の外周側位置に保持されている。スクリーン保持部材44は、その周方向(破砕ロータ15の周方向)一方側(図3左側)端部に設けられた回動軸45と、他方側(図3右側)端部に取り付けられた支持部材46を有している。スクリーン保持部材44は、破砕作業時には支持部材46によって図3に示すような姿勢を保持するが、支持部46による拘束が解放されると回動軸45を中心に回動する。このようにスクリーン保持部材44を回動させるとスクリーン38の拘束が解かれ、スクリーン38を交換することができる。
排出コンベヤ3は、フレーム50と、このフレーム50の長手方向両端に設けた駆動輪(図示せず)と従動輪(図示せず)との間に巻回したコンベヤベルト(図示せず)上に設けたコンベヤカバー51と、上記駆動輪を回転駆動させる駆動装置(排出コンベヤ用油圧モータ)52等を有している。排出コンベヤ3の排出側(前方側、図1及び図2中右側)部分は動力装置4から突出して設けた支持部材53によって吊り下げ支持されており、その反対側(後方側、図1及び図2中左側)部分は支持部材54を介して本体フレーム10から吊り下げ支持されている。排出コンベヤ3は、これら支持部材53,54によって破砕装置13の下方から動力装置4の下方を通され自走式破砕機前方側外方へ上り傾斜で配置され、駆動装置52を回転駆動させることにより駆動輪及び従動輪の間でコンベヤベルトを循環駆動させている。
動力装置4は、本体フレーム10の長手方向他方側(図1及び図2中右側)端部上に、支持部材55を介して搭載されている。この動力装置4の後方側でかつ幅方向一方側(図2中下側)の区画には、運転席56が設けられている。運転席56には自走式破砕機を走行操作用するための操作レバー57が設けられており、運転席56の下方にはその他の操作や設定、モニタリング等を行うための操作盤58が設けられている。
次に上記のように構成される本実施の形態の破砕機の動作を説明する。
グラップル等の適宜の作業具を備えた重機(油圧ショベル等)等によってホッパ11内に被破砕物を投入すると、被破砕物は、ホッパ11の拡開部にガイドされて送りコンベヤ12の搬送体17上に載置され、循環駆動する搬送体17によって破砕機前方側に向かってほぼ水平方向に搬送される。送りコンベヤ12上の被破砕物は、押圧フィーダ装置14付近まで搬送されると、押えローラ24の下部に入り込んで押圧フィーダ装置14を押し上げる。押圧フィーダ装置14を押し上げた被破砕物は押圧フィーダ装置14の自重により送りコンベヤ12側に押さえ付けられながら破砕室27へ導入される。その際、被破砕物は押圧ローラ24と送りコンベヤ12とに挟持された部分を支点に片持ち梁状に破砕室27内に向かって突出する。
そして、この突出部分に向かって正転方向に高速回転する破砕ロータ15上の破砕ビット36が下方から衝突して被破砕物を突き上げる。この衝突の際、被破砕物の上方に位置するアンビル70は、突き上げられた被破砕物が上方へ移動することを拘束して被破砕物を送りコンベヤ12側に押さえ込む支点部として作用するとともに、破砕ビット36と協働して被破砕物をせん断破砕する固定刃として作用し、被破砕物を細かく1次破砕する。
このように1次破砕された被破砕物は、破砕室27内を破砕ロータ15の回転方向に従ってアンビル34の所まで流通し、このアンビル34によってさらに細かく2次破砕される。上記のように2次破砕まで受けた被破砕物は、回転する破砕ロータ15に伴ってアンビル34と破砕ロータ15との間に形成される間隙を通過し、スクリーン38近傍まで辿り着く。
スクリーン38までやってきた被破砕物の内、排出孔の径より小さなものはそのままスクリーン38を介して破砕室27から排出されるが、排出孔の径より大きなものはそのまま継続して破砕室27内を周回し破砕ビット36、アンビル34、破砕室27の内壁面等と衝突して徐々に目標とする粒径まで破砕されていく(3次破砕)。破砕室27から排出された破砕物(破砕チップ)は、循環駆動する排出コンベヤ3のコンベヤベルト上にシュート(図示せず)を介して落下する。コンベヤベルト上に落下した破砕物は、破砕機の前方側(図1及び図2中右側)へと搬送され集積される。
次に本実施の形態の破砕機の効果を説明する。
まず、本実施の形態の効果の理解を容易にするために、押圧フィーダ装置に本実施の形態におけるアンビル70に相当する固定刃を備えない破砕機を比較例として取り上げる。本実施の形態の破砕機も含めて、一般的に、送りコンベヤ等の搬送体によって導入した被破砕物に下方から破砕ビットを衝突させる破砕方法を利用する破砕機では、被破砕物を上部から押さえ込んで支える箇所(支点)が破砕ビットの衝突する箇所(衝突点)に近いほど被破砕物を細かく破砕することができる。上記比較例の破砕機では被破砕物を支える支点は押えローラと被破砕物の接点(本実施の形態における接触部91に相当)となるが、この支点を衝突点に近づけようとしても、押えローラと破砕ロータの配置等の問題上限界がある。このように上記比較例の破砕機では支点と衝突点を近づけるにはどうしても限界があり、破砕ビットによる1次破砕で被破砕物を一定値以上細かく破砕することが難しく、被破砕物が粗破砕される傾向がある。粗破砕された被破砕物は、細かく破砕するまでに時間を要したり、スクリーンを介して大きいまま排出されたりする場合もあるので、破砕効率や、破砕物の粒度品質の低下の原因となることもある。
これに対して本実施の形態の破砕機は、押えローラ24が被破砕物を押さえ込む接触部91より破砕ロータ15側、かつ破砕ロータ15径方向外側に配されるとともに、被破砕物が衝突する衝突面71が破砕ビット36の回転方向と対向するように設けられ、破砕ロータ15に向かって導入される被破砕物に破砕ビット36が衝突する際にその被破砕物を送りコンベヤ12側に押さえ込んで破砕するアンビル70を有する押圧フィーダ装置14を備えている。このように構成すると、アンビル70が破砕室27の入口における固定刃として被破砕物に作用するとともに、押えローラ24の接触部91より破砕ロータ15側で被破砕物を押さえ込む支点部としても作用するので支点と衝突点を上記比較例の場合より接近させることができ、1次破砕から粒度の良い破砕物を得ることができる。これにより、破砕ビット36によって被破砕物を効果的に破砕することができるので、粒度品質の良い破砕物を効率よく生産することができる。
また、本実施の形態の破砕機は、上記のようにアンビル70で破砕した被破砕物をアンビル70の被破砕物流通方向下流側に備えられたアンビル34によって更に破砕しているので、両固定刃の相互作用によって更に一層効率良く被破砕物を破砕することが可能である。
次に本実施の形態の変形例について説明する。
以下において説明する第1の実施の形態の変形例は、上記第1の実施の形態の自走式破砕機における衝突面71の破砕作業時の姿勢が異なるアンビルを備えた点に特徴がある。
図5は本発明の第1の実施の形態の変形例である自走式破砕機に設けられた破砕装置13近傍の構造を示す側面図であり、図6は図5に示した構造の破砕作業時における状態を示す図である。
図5において、ブラケット部26は凹部82Aを備えており、この凹部82Aにはアンビル70Aが例えばボルトによって交換可能に取り付けられている。図6において、アンビル70Aの衝突面71は、接触部91の高さ以上のところに位置し、破砕姿勢においてほぼ水平に保持され法線nを下方(図6中の下方向)に向けるように取り付けられている。
破砕作業時において図6のように法線nが下方に向くようにアンビル70Aをブラケット部26に取り付けると、衝突面71全体で被破砕物90を押さえ込むことができるので衝突の際のエネルギーを効率よく破砕のエネルギーに利用することができる。また、送りコンベヤ12の搬送面の高さと破砕ロータ15の回転中心は、図に示すように、ほぼ同一の高さに構成されているので、被破砕物と破砕ビット36が衝突する衝突点における破砕ビット36の回転方向に衝突面71が正対する構成となる。この点からも衝突の際のエネルギーを効率良く破砕エネルギーに利用できるので破砕効率は更に向上する。
また、上記変形例と類似するその他の変形例としては、破砕姿勢において衝突面71の法線nが機体前方に向くようにアンビルを取り付けたものがある。このように構成した場合は、特に、被破砕物投入の際に、アンビルのエッジに被破砕物が引っ掛かることなく円滑に破砕室27内に導入することができるという効果を得ることができる。
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、上記第1の実施の形態と比較して、アンビル(第1固定刃)が2面以上の衝突面を有している点に特徴がある。図7は本発明の第2の実施の形態である自走式破砕機に設けられた破砕装置13近傍の構造を示す側面図である。
図7において、ブラケット部26の凹部82には衝突面を2つ有するアンビル70Bが取り付けられている。アンビル70Bは、機体後方側に位置する衝突面71aと、衝突面71aから機体前方側に位置する衝突面71bと、これら衝突面71a,71bによって形成される第1エッジ74aと、衝突面71bと側面73によって形成される第2エッジ74bとを有している。第1エッジ74aは、非破砕作業時の姿勢において、第2エッジ74bより下方に位置している。
このように構成されたアンビル70Bを取り付けて破砕作業をすると、被破砕物がアンビル70Bによって段階的に破砕される(即ち、破砕ビット36が衝突した際に被破砕物がまず第1エッジ74aで破砕され、続いて第2エッジ74bで破砕される)ので、破砕効率が向上する。
また、衝突面を2面有するアンビルの他の例を本実施の形態の第1変形例として図8に示す。図8は本発明の第2の実施の形態の第1変形例である自走式破砕機に設けられた破砕装置13近傍の構造を示す側面図である。図8において、ブラケット部26の凹部82には衝突面を2つ有するアンビル70Cが取り付けられている。アンビル70Cは、上記アンビル70B同様2つの衝突面及びエッジを有するが、その衝突面71a,71bは非破砕作業時において「下に凸」状となる衝突面を形成している。このように構成しても上記と同様の効果が得られる。なお、上記の例の他にも、機体後方側のエッジ(第1エッジ74a)が機体前方側のエッジ(第2エッジ74b)より下方に位置するようにアンビルを構成すれば上記同様の効果を得ることができる。
次に、衝突面を3面有するアンビルの例を本実施の形態の第2変形例として図9に示し、これを説明する。図9は本発明の第2の実施の形態の第2変形例である自走式破砕機に設けられた破砕装置13近傍の構造を示す側面図である。図9において、ブラケット部26の凹部82には衝突面を3つ有するアンビル70Dが取り付けられている。アンビル70Dは、機体後方側に位置する衝突面71aと、衝突面71aから機体前方側に位置する衝突面71bと、衝突面71bから機体前方側に位置する衝突面71cと、衝突面71aと衝突面71bによって形成される第1エッジ74aと、衝突面71bと衝突面71cによって形成される第2エッジ74bと、衝突面71cと側面73によって形成される第3エッジ74cとを有している。
このように衝突面を3つ形成しても複数のエッジ(特に、第1エッジ74a,第3エッジ74c)が形成されるので、上記とほぼ同様に段階的に被破砕物を破砕することができる。また、衝突面を3つより多く形成しても上記の例のように適宜エッジを複数形成することができるの(例えば、衝突面を4つ形成して山型の凸部を2箇所形成する。)で段階的に被破砕物を破砕することができ破砕効率が向上する。
次に本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、上記第1の実施の形態において支点及び固定刃として作用したアンビル70に換えて、積極的に支点として被破砕物に作用する支点部を有する点に特徴がある。図10は本発明の第3の実施の形態である自走式破砕機に設けられた破砕装置13近傍の構造を示す側面図である。
図10において、ブラケット部26の凹部82には、破砕ロータ15に向かって導入される被破砕物に破砕ビット36が衝突する際に、その被破砕物を送りコンベヤ12側に押さえ込む支点部75が取り付けられている。支点部75は、側面73と、非破砕作業時の姿勢において「下に凸」状に形成される曲面部76とを有している。曲面部76は、破砕ビット36が被破砕物に衝突する際にその被破砕物と接触して送りコンベヤ12側に押さえ込む支点として作用する。これにより支点部75は接触部91より破砕ロータ15側に位置する支点として被破砕物に作用するので、接触部91のみで被破砕物を押さえ込む場合と比較して被破砕物を細かく破砕することができる。また、この支点部75は曲面部76を有しているので送りコンベヤ12上を搬送される被破砕物が破砕作業時に接触してもこれを円滑に破砕室27へ導入することができる。なお、支点部75は、上記構成のみに限らず、少なくとも、被破砕物に破砕ビット36が衝突する際に支点部75が被破砕物と接する部分に曲面部を形成すれば上記同様の効果を得ることができる。
次に本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態は、上記第1の実施の形態のアンビル70における破砕ロータ15径方向内側端部から破砕ビット36の最大回転軌道R(後述)までの距離(間隙寸法Dとする)を調整可能にした点に特徴がある。図11は本発明の第4の実施の形態である自走式破砕機に設けられた破砕装置13近傍の破砕作業時における構造を示す図である。
図11において、ブラケット部26の凹部82には、他のアンビルと交換することにより破砕ロータ15から最も近い部分から破砕ビット36の最大回転軌道Rまでの間隙寸法Dを調整するアンビル70Eが取り付けられており、その他の部分は上記第1の実施の形態の変形例とほぼ同じである。アンビル70Eは、図に示す破砕作業時の姿勢において、第1の実施の形態の変形例で示したアンビル70Aの側面73より破砕室27側に突出している側面73Eと、衝突面71Eと、この衝突面71Eと側面73Eによって形成されるエッジ74Eとを有している。また、図に示す最大回転軌道Rは、破砕ビット36における破砕ロータ15径方向外側端部の回転軌道である。本実施の形態のアンビル70Eにおいて破砕ロータ15から最も近い部分(即ち、アンビル70Eの破砕ロータ15径方向内側端部)はエッジ74Eであり、このエッジ74Eは、アンビル70Aのエッジ74と比較して破砕ロータ15径方向内側に位置し、回転軌道Rとの間に寸法Dとなる間隙を形成している。詳細な説明は省略するが、上記のようにエッジ74Eが破砕ロータ15径方向内側に位置するものに加えて、エッジ74Eが破砕ロータ15径方向外側に位置するアンビルも複数種類用意する。
本実施の形態は、上記アンビル70Eのようにブラケット部26に取り付けた際に回転軌道Rからエッジまでの距離が異なるアンビルを複数種類用意しておき、所望する破砕物の粒径に応じてそれらを適宜交換することにより間隙寸法Dを調整するものである。これにより所望する被破砕物の粒径に適した間隙寸法Dに調整することができるので、破砕チップの粒度品質が向上するとともに破砕効率も向上する。なお、本実施の形態では破砕作業時の姿勢におけるエッジ74Eから回転軌道Rまでの距離を調整する構成について説明したが、破砕ロータ15径方向において破砕ビット36の最大回転軌道Rに最も近い部分が他にある場合には、その部分を基準として間隙寸法Dを調整すれば勿論上記と同様の効果を得ることができる。
なお、以上の説明では、本発明を自力走行可能な破砕機に適用した場合を例にとって説明したが、これに限られず、牽引して走行可能な移動式破砕機、若しくは例えばクレーン等により吊り上げて運搬可能な可搬式破砕機、さらにはプラント等において固定機械として配置される定置式破砕機に適用しても良いことは言うまでもなく、これらの場合も上記と同様の効果を得る。また、上記の破砕機は、例えば、木材、廃プラスチック材、廃タタミ、竹材等を破砕対象物として破砕することができ、これら破砕対象物に関わらず上記の効果を奏するものである。
本発明の第1の実施の形態である自走式破砕機の全体構造を示す側面図である。 図1に示した自走式破砕機の上面図である。 図1に示した自走式破砕機に設けられた破砕装置近傍の構造を示す側面図である。 図3に示した構造の破砕作業時における状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例である自走式破砕機に設けられた破砕装置近傍の構造を示す側面図である。 図5に示した構造の破砕作業時における状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態である自走式破砕機に設けられた破砕装置近傍の構造を示す側面図である。 本発明の第2の実施の形態の第1変形例である自走式破砕機に設けられた破砕装置近傍の構造を示す側面図である。 本発明の第2の実施の形態の第2変形例である自走式破砕機に設けられた破砕装置近傍の構造を示す側面図である。 本発明の第3の実施の形態である自走式破砕機に設けられた破砕装置近傍の構造を示す側面図である。 本発明の第4の実施の形態である自走式破砕機に設けられた破砕装置近傍の破砕作業時における構造を示す図である。
符号の説明
12 送りコンベヤ
14 押圧フィーダ装置
15 破砕ロータ
24 押えローラ
34 アンビル(第2固定刃)
36 破砕ビット
70 アンビル(第1固定刃)
71 衝突面
74E エッジ
75 支点部
91 接触部
D 間隙寸法
R 最大回転軌道

Claims (6)

  1. 被破砕物を破砕する破砕ビットが配され回転する破砕ロータと、
    この破砕ロータに向かって被破砕物を搬送する送りコンベアと、
    この送りコンベアの上部に設けられ、前記送りコンベア上の被破砕物を上部から押さえ込みながら前記破砕ロータに向かって導入する押えローラを備える押圧フィーダ装置と、
    前記破砕ロータの回転方向と対向して設けられた衝突面を有し、その衝突面と前記破砕ビットの間で被破砕物を破砕する固定刃とを備える破砕機において、
    前記固定刃は、前記押えローラと前記破砕ロータの間に位置するように、前記押圧フィーダ装置に取り付けられていることを特徴とする破砕機。
  2. 請求項1記載の破砕機において、
    前記固定刃の衝突面は破砕作業時の押えローラの下端部の高さ以上のところに位置していることを特徴とする破砕機。
  3. 請求項1又は2記載の破砕機において、
    前記固定刃は他の固定刃と交換可能に構成されていることを特徴とする破砕機。
  4. 請求項3記載の破砕機において、
    前記固定刃は、前記他の固定刃と交換することにより、前記破砕ロータから最も近い部分から前記破砕ビットの最大回転軌道までの間隙寸法が調整可能なように構成されていることを特徴とする破砕機。
  5. 請求項1から4いずれかに記載の破砕機において、
    前記固定刃の被破砕物流通方向下流側、かつ前記破砕ロータ径方向外側に配された他の固定刃をさらに備えることを特徴とする破砕機。
  6. 請求項1から5いずれかに記載の破砕機において、
    前記押圧フィーダ装置は、前記破砕ロータの上方に設けられた回動軸によって回動自在に支持されていることを特徴とする破砕機。
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