JP4800842B2 - 破砕機 - Google Patents

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Description

本発明は被破砕物を破砕処理することができる破砕機に関する。
破砕機は、廃棄物の再利用や減容化を主な目的として、種々の被破砕物を破砕するものである。その中でも、森林の造成・維持管理等で発生する剪定枝材や間伐材、森林で伐採した木材の枝払い等で発生する枝木材、木造建築物の解体等で発生する廃木材等を主に破砕する破砕機がある。
上記のような破砕機には、回転して被破砕物を破砕する破砕ビットが配された破砕ロータと、被破砕物を主にせん断破砕するアンビル(固定刃)と、所定の径から成る排出孔を複数有するスクリーン(篩い部材)を備えたものがある(特許文献1等参照)。この種の破砕機に受け入れられた被破砕物は、破砕ビットやアンビルによって破砕された後に、スクリーンの所までやってくる。ここで目標とする粒径(目標粒径)まで破砕されていない破砕物は、排出孔を介して排出されることなく、回転する破砕ロータに伴って破砕室内を周回してさらに破砕作用を受ける。破砕物は、このように破砕室内を周回する内にさらに破砕され、排出孔の径より小さくなった時にスクリーンを介して機外へ排出される。
特開2002−346415号公報
ところが、上記のように破砕ロータの回転に伴ってスクリーンの所までやって来る破砕物の中には、破砕ビットやアンビルによっては充分に破砕されなかったものも少なからず含まれている。このような破砕物の中でも、例えば、細長い形状から成るものは、長手方向が孔径より大きくても、短手方向さえ孔径より小さければ排出孔を通過することができてしまう。したがって、細長い破砕チップが含まれている場合には、上記のように破砕室内を周回する間に排出孔の径より大きいサイズのものが機外へ排出されてしまうことがあり、破砕チップの粒度品質を低下させる場合がある。また、こうした形状のものは、破砕ビットやアンビルによって積極的に破砕することが難しいため、さらに小さく破砕するためには上記のように破砕室内を周回させて徐々に破砕していく必要がある。このため、目標粒径まで破砕するのに少なからず時間がかかり、破砕効率が低下する場合もある。このように、スクリーンに至るまでにできるだけ被破砕物を小さく破砕しておかないと、破砕チップの粒度品質が低下したり、破砕効率が低下したりする場合がある。
本発明の目的は粒度品質の良い破砕物を安定して効率よく生産することができる破砕機を提供することにある。
(1)本発明は、上記目的を達成するために、被破砕物を破砕する破砕ビットが配され、破砕室内に回転自在に支持された破砕ロータと、この破砕ロータの径方向外側に配置され、前記破砕ロータの回転方向と対向して配置された衝突面で被破砕物を破砕する固定刃と、前記破砕ロータの径方向外側において前記破砕ロータに対向して配置され、前記破砕室の一部を形成する湾曲形状の板部材、及び、この板部材上に前記破砕ロータに向かって突出して設けられ、前記破砕ビットの最大回転軌道よりも前記破砕ロータの径方向外側に配置された凸部を有する段付き湾曲板と、前記破砕ロータの径方向外側に配置され、前記破砕室から破砕物を排出する篩い部材とを備え、前記段付き湾曲板における凸部は、前記破砕ロータの回転中心よりも上方に位置するものとする。



(2)上記(1)は、好ましくは、前記段付き湾曲板は、他の段付き湾曲板と交換する ことによって、前記凸部を形成する面の内、前記破砕ロータ側に最も突出している部分か ら前記破砕ビットの最大回転軌道までの距離が調整可能なように構成されているものとする。
(3)上記(1)は、好ましくは、前記段付き湾曲板は、他の段付き湾曲板と交換する ことによって、前記板部材の内径面から前記破砕ビットの最大回転軌道までの距離が調整 可能なように構成されているものとする。
(4)上記(1)から(3)いずれかは、好ましくは、前記凸部は、前記破砕室に露出している面の内、少なくとも前記破砕ロータの回転方向と対向する面に表面硬化処理が施されているものとする。
(5)上記(1)から(4)いずれかは、好ましくは、前記凸部は前記段付き湾曲板上に格子状に設けられているものとする。
本発明によれば、破砕途中の被破砕物を小さくすることができるので、粒度品質の良い破砕物を安定して効率よく生産することができる。
以下、本発明の破砕機の実施の形態を適宜図面を用いて説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態を図1から図4を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態である自走式破砕機の全体構造を示す側面図、図2は図1に示した自走式破砕機の上面図、図3は図1に示した自走式破砕機の内部に設けられた破砕装置13(後述)近傍の構造を示す側面図である。なお、以下において、図1中の左・右に対応する方向を破砕機の後・前、又は一方・他方とする。
図1から図3に示す自走式破砕機は、自力走行を可能にする走行体1と、この走行体1上に設けられ受け入れた被破砕物を破砕する破砕機能構成部2と、この破砕機能構成部2で破砕された破砕物(破砕チップ)を搬送し機外に排出する排出コンベヤ3と、搭載した各機器の動力源であるエンジン等を備えた動力装置(パワーユニット)4等によって概略構成されている。
走行体1は、トラックフレーム5と、このトラックフレーム5の前後両端部に設けた駆動輪6及び従動輪7と、出力軸を駆動輪6の軸に連結した駆動装置(走行用油圧モータ)8と、駆動輪6及び従動輪7に掛け回した履帯(無限軌道履帯)9とで構成されている。トラックフレーム5上には本体フレーム10が設けられており、この本体フレーム10によって、上記破砕機能構成部2や排出コンベヤ3、動力装置4等が支持されている。
破砕機能構成部2は、投入される被破砕物を受け入れるホッパ11と、このホッパ11内に収容配置された被破砕物の搬送手段としての送りコンベヤ12(図2参照)と、この送りコンベヤ12によって導入された被破砕物を破砕する破砕装置13(図3参照)と、この破砕装置13の手前で破砕装置13に導入される被破砕物を送りコンベヤ12に押さえ込む押圧フィーダ装置14(図3参照)とを備えている。
送りコンベヤ12は、破砕ロータ15(後述)側に設けられたスプロケット状の駆動輪16と、その反対側(破砕機後方側)に設けた図示しない従動輪と、これら搬送方向両端部に設けた駆動輪16及び従動輪の間に巻回され、幅方向に複数列(この例では4列、図2参照)列設された搬送体(搬送ベルト、チェーンベルト)17とを備えている。
従動輪は、ホッパ11の側壁体18(図1参照)後部に設けた軸受19(図1参照)によって支持され、駆動輪16は、側壁体18の前方側に設けた破砕装置13の側面フレーム20(図示せず)に設けた軸受(図示せず)によって支持されている。これにより、送りコンベヤ12は、上記ホッパ11内の下部、すなわちホッパ11の側壁体18の内側から破砕ロータ15(後述)近傍にかけ、ほぼ水平に延設されホッパ11及び破砕装置13の側面フレーム20内に収納配置されている。送りコンベヤ12の駆動輪16の回転軸21は、軸受よりも幅方向外側に設けた駆動装置(図示せず)の出力軸にカップリング等を介して連結している。送りコンベヤ12は、その図示しない駆動装置を回転駆動させることにより、駆動輪16及び従動輪の間で搬送体17を循環駆動させるようになっている。
押圧フィーダ装置14は、破砕ロータ15(後述する)の後方側に近接するように、かつ、送りコンベヤ12の上部にその搬送面に対向するように設けられており、送りコンベヤ12上の被破砕物を上部から押さえ込みながら破砕ロータ15に向かって破砕物を導入する。この押圧フィーダ装置14は、破砕装置13の上方において側面フレーム20に設けた軸受21によってその回動軸22が軸支され、これにより鉛直面内を回動自在に(上下方向に揺動自在に)支持された支持部材(アーム)23と、この支持部材23に対し回転自在に設けられた押えローラ24とを備えている。
支持部材23は、回動軸22を備えたアーム部25と、このアーム部25の先端側に設けられ、押えローラ24を支持しているブラケット部26とを備えている。アーム部25の下部側の端面は円弧状に湾曲して形成されており、この湾曲部には、破砕室27(後述)の1部を構成する湾曲板28が取付けられている。一方、ブラケット部26の押えローラ24取付け部分は、押えローラ24の径よりも小径の円弧状に形成されており、押えローラ24の外周面がブラケット部26から突出した構成となっている。
押えローラ24は、幅方向(図3中の紙面直交方向)の寸法が送りコンベヤ12の搬送面の幅と同等かそれよりも大きく設定されており、特に図示していないがその胴部内に駆動装置を内蔵している。押えローラ24は、この図示しない駆動装置によって、送りコンベヤ12の搬送面上を搬送される被破砕物の搬送速度とほぼ同じ周速度で回転し、押え込んだ送りコンベヤ12上の被破砕物を送りコンベヤ12と協動して破砕室27(後述)に導入するようになっている。
油圧シリンダ(アーム駆動手段)29は、そのボトム側先端部は破砕機側面フレーム20側に固定したブラケット30にピン31を介して回動可能に連結され、そのロッド側先端部はアーム部25の後方側(図3中左側)先端部に設けられたブラケット32にピン33を介して回動可能に連結されている。この油圧シリンダ29により、押圧フィーダ装置14を回動軸22を中心に回動させ、送りコンベヤ12(破砕装置13)に対して上げ下げ(言い換えれば、破砕装置13に対し離間又は近接)させることが可能なようになっている。
破砕装置13は、本体フレーム10(図1参照)の長手方向ほぼ中央部上に搭載されており、図3に示すように、破砕室27内で高速回転する破砕ロータ15と、この破砕ロータ15径方向外側に破砕ロータ15の回転方向(適宜、正転方向と称する。図3中時計回り方向)と衝突面(後述)が対向するように配されたアンビル(固定刃)34とを備えている。
破砕ロータ15は、例えば破砕装置13の側面フレーム20(又は本体フレーム10上に別途設けた図示しない支持部材)等に設けた軸受(図示せず)によって回転自在に支持されており、その外周部には、複数の支持部材35、及びこれら支持部材35にそれぞれ取り付けられた破砕ビット(衝突板、或いは破砕刃等)36が配されている。破砕ビット36は、破砕ロータ15が正転方向に回転する際にその刃面が支持部材35に先行するように配置されている。また、各破砕ビット36は、ボルト37等によって支持部材35に固定され、破砕作業によって摩耗した場合にも容易に交換可能な構成となっている。
破砕ロータ15の径方向外側には、被破砕物が破砕ロータ15に向かって導入されるところ(押えローラ24周辺部分)から被破砕物が流通する方向(即ち、破砕ビット36の正転方向)の上流側から下流側に向かって順番に、湾曲板28、アンビル34、段付き湾曲板70(後述)、スクリーン38(後述)が設けられている。破砕室27は、これら、湾曲板28、アンビル34、段付き湾曲板70、スクリーン38等によって概ね画定される空間であり、その送りコンベヤ12及び押圧フィーダ装置14側(図3中、左側)は被破砕物導入部として開放されている。
アンビル34は、破砕室27内に導入された被破砕物が衝突する面(衝突面)60を有しており、この衝突面60が破砕ロータ15の回転方向と対向するように保持部材40に取り付けられている。保持部材40は、段付き湾曲板70と、回動軸41とを備えており、側面フレーム19に固定された支持部材42にシアピン43を介して連結されている。アンビル34にシアピン43の許容を超えた衝撃荷重がかかった場合等には、シアピン43が破断して保持部材40の拘束が解かれ、保持部材40が回動軸41を中心に回動して破砕室27から退避するようになっている。
ここで更に図4を用いて本実施の形態の特徴である段付き湾曲板70について説明する。図4は図3中の矢印IV方向から段付き湾曲板70を見た矢視図である。
図3及び図4において、段付き湾曲板70は、保持部材40に取り付けられた湾曲形状の板部材である湾曲板(板部材)71と、この湾曲板71の周方向に所定間隔で複数取り付けられ、破砕機の機体幅方向に細長く延びる板状の部材である邪魔板(凸部)72とを有しており、アンビル34の被破砕物流通方向下流側かつ破砕ロータ15径方向外側に設けられている。湾曲板70上には、上記のように取り付けられた複数の邪魔板72によって、破砕ビット36又はアンビル34によって破砕された被破砕物の一部を引っ掛けて一時的に保持する凸部が複数形成されている。
湾曲板71は、破砕ロータ15の外周面から破砕ロータ15径方向外側に間隔を介して形成される湾曲形状の板部材であり、例えばボルト(図示せず)等の締結具によって保持部材40に取り付けられている。段付き湾曲板70は、この図示しないボルトを緩めて湾曲板71を保持部材40から離間させることによって、他の段付き湾曲板と交換可能に構成されている。このように交換可能に構成とすることにより、被破砕物と衝突を繰り返して邪魔板72の角部がすり減った場合にも新しいものと交換することができる。邪魔板72は、破砕ロータ15回転方向と対向し、回転する破砕ロータ15に伴ってやってくる被破砕物の一部を引っ掛けて一時的に保持する面(保持面)74と、破砕ロータ15と対向し、湾曲板71から破砕ロータ15側へ最も突出している部分(突出部分)75とを有している。
このように段付き湾曲板70を構成すると、アンビル34を通過してきた比較的細長い被破砕物が段付き湾曲板70近傍を通過する際にその一部を保持面74に引っ掛ける。このように一部を引っ掛けた被破砕物はその場で一時的に保持されるが、保持されている間に破砕ロータ15側を回転する破砕ビット36による打撃を受けて破砕される。このように段付き湾曲板70はアンビル34や破砕ビット36で直接的に破砕することが難しい比較的細長い破砕物を一時的に破砕室内で滞留させることにより破砕することができる。
ここで再び図1〜図3に戻る。図3において、スクリーン38は、段付き湾曲板70の被破砕物流通方向下流側、かつ破砕ロータ15径方向外側に設けられ、破砕室27から破砕物を排出する所定径から成る排出孔(図示せず)を複数有している。また、スクリーン38は枠型のスクリーン保持部材(スクリーンホルダ)44によって破砕ロータ15の外周側位置に保持されている。スクリーン保持部材44は、その周方向(破砕ロータ15の周方向)一方側(図3左側)端部に設けられた回動軸45と、他方側(図3右側)端部に取り付けられた支持部材46を有している。スクリーン保持部材44は、破砕作業時には支持部材46によって図3に示すような姿勢を保持するが、支持部46による拘束が解放されると回動軸45を中心に回動する。このようにスクリーン保持部材44を回動させるとスクリーン38を交換することができる。
図1及び図2において、排出コンベヤ3は、フレーム50と、このフレーム40の長手方向両端に設けた駆動輪(図示せず)と従動輪(図示せず)との間に巻回したコンベヤベルト(図示せず)上に設けたコンベヤカバー51と、上記駆動輪を回転駆動させる駆動装置(排出コンベヤ用油圧モータ)52等を有している。排出コンベヤ3の排出側(前方側、図1及び図2中右側)部分は動力装置4から突出して設けた支持部材53によって吊り下げ支持されており、その反対側(後方側、図1及び図2中左側)部分は支持部材54を介して本体フレーム10から吊り下げ支持されている。排出コンベヤ3は、これら支持部材53,54によって破砕装置13の下方から動力装置4の下方を通され自走式破砕機前方側外方へ上り傾斜で配置され、駆動装置52を回転駆動させることにより駆動輪及び従動輪の間でコンベヤベルトを循環駆動させている。
動力装置4は、本体フレーム10の長手方向他方側(図1及び図2中右側)端部上に、支持部材55を介して搭載されている。この動力装置4の後方側でかつ幅方向一方側(図2中下側)の区画には、運転席56が設けられている。運転席46には自走式破砕機を走行操作用するための操作レバー57が設けられており、運転席56の下方にはその他の操作や設定、モニタリング等を行うための操作盤58が設けられている。
次に上記のように構成される本実施の形態の破砕機の動作を説明する。
グラップル等の適宜の作業具を備えた重機(油圧ショベル等)によってホッパ11内に被破砕物を投入すると、被破砕物は、ホッパ11の拡開部にガイドされて送りコンベヤ12の搬送体17上に載置され、循環駆動する搬送体17によって破砕機前方側に向かってほぼ水平方向に搬送される。送りコンベヤ12上の被破砕物は、押圧フィーダ装置14付近まで搬送されると、押えローラ24の下部に入り込んで押圧フィーダ装置14を押し上げる。押圧フィーダ装置14を押し上げた被破砕物は押圧フィーダ装置14の自重により送りコンベヤ12側に押さえ付けられながら破砕室27へ導入される。その際、被破砕物は押圧ローラ24と送りコンベヤ12とに挟持された部分を支点に片持ち梁状に破砕室27内に向かって突出する。そして、この突出した部分に回転する破砕ロータ15の破砕ビット35が下方から衝突することで比較的大雑把に1次破砕される。1次破砕された被破砕物は、破砕室27内を破砕ロータ15の回転方向に従ってアンビル34の所まで流通し、このアンビル34によってさらに細かく2次破砕される。
上記のように2次破砕まで受けた被破砕物は、アンビル34と破砕ロータ15との間に形成される間隙を通過して、段付き湾曲板70近傍を通過する。このように段付き湾曲板70近傍を通過する被破砕物の中には破砕ロータ15回転方向(即ち被破砕物流通方向)と対向して設けられている保持面74に一部が引っ掛かるものがある。このように保持面74に引っ掛かるものには主にスクリーン38の排出孔の径より大きいものが含まれ、特に細長い形状(例えば、長手方向はスクリーン38上の排出孔の径より大きいが、短手方向が小さいもの)のものが含まれる。このように一部が保持面74に引っ掛かった被破砕物は破砕室27内で一時的に滞留して姿勢を保持するが、その間に破砕ロータ15側を回転する破砕ビット36による打撃を受けて破砕される。こうして目標とする粒径より大きな被破砕物はスクリーン38に辿り着く前に段付き湾曲板70によって更に小さく破砕される。
このように段付き湾曲板70近傍を通過し、回転する破砕ロータ15に伴ってスクリーン38近傍まで辿り着いた被破砕物の内、排出孔の径より小さなものはそのままスクリーン38を介して破砕室27から排出されるが、排出孔の径より大きなものはそのまま継続して破砕室27内を周回し破砕ビット36、アンビル34、破砕室27の内壁面等と衝突して徐々に目標とする粒径まで破砕されていく(3次破砕)。破砕室27から排出された破砕物(破砕チップ)は、循環駆動する排出コンベヤ3のコンベヤベルト上にシュート(図示せず)を介して落下する。コンベヤベルト上に落下した破砕物は、破砕機の前方側(図1及び図2中右側)へと搬送され集積される。
次に本実施の形態の効果について説明する。
まず、本実施の形態の効果の理解を容易にするために、アンビル34の下流後に本実施の形態における段付き湾曲板70に相当するものを有していない破砕機を比較例として取り上げる。このような破砕機では、アンビルを通過した被破砕物の多くは、破砕ビットやアンビルによる直接的な打撃によってそれ以上破砕することが難しい程度の大きさまでにはなっており、これらを更に小さくするには専ら破砕室内を周回させて3次破砕する必要がある。しかし、3次破砕は1次破砕や2次破砕と比較して間接的な破砕であるので被破砕物を目標粒径まで破砕するには少なからず時間がかかり、また、破砕室内を周回させている間に目標粒径より大きいものが排出されてしまうことがある(特に、細長い形状から成るものは、長手方向が孔径より大きくても、短手方向さえ孔径より小さければ排出孔を通過することができてしまう。)。このように、上記比較例のように構成される破砕機では、スクリーンに至るまでにできるだけ被破砕物を小さく破砕しておかないと、破砕チップの粒度品質が低下したり、破砕効率が低下したりする場合がある。
このような比較例に対して本実施の形態の破砕機は、破砕ビット36又はアンビル34によって破砕された被破砕物の一部を引っ掛けて一時的に保持する邪魔板(凸部)72を有する段付き湾曲板70を、被破砕物流通方向(破砕ロータ15回転方向)におけるアンビル34下流側かつスクリーン38上流側に位置するように破砕ロータ15径方向外側に設けている。これにより、上記比較例においては直接的に破砕することが難しかった2次破砕後の被破砕物を、段付き湾曲板70に設けられた邪魔板72によって破砕室27内に一時的に保持し、スクリーン38に辿り着く前に更に小さく破砕している。これにより、3次破砕を要する被破砕物を事前に小さく破砕することができるので、3次破砕に要する時間が短縮されるとともに、目標粒径を超える破砕物が排出されることが抑制される。即ち、本実施の形態によれば、粒度品質の良い破砕物を安定して効率よく生産することができる。
なお、本実施の形態においては、被破砕物流通方向のアンビル34下流側かつスクリーン38上流側に段付き湾曲板70を設けたが、図5に示すようにアンビル34の上流側に位置する湾曲板28に換えて段付き湾曲板70Aを取り付けても良い。この場合の破砕機を上記第1の実施の形態の変形例として以下に説明する。
図5は本発明の第1の実施の形態の変形例に係る自走式破砕機の内部に設けられた破砕装置近傍の構造を示す側面図である。図5に示す破砕機は、上記第1の実施の形態における湾曲板28に換えて段付き湾曲板70Aを備えており、その他の部分は第1の実施の形態と同様に構成されている。なお、先の図と同じ部分には同じ符号を付して説明は省略し、以後の図についても同様とする。
段付き湾曲板70Aは、上記段付き湾曲板70とほぼ同様の構成からなっており、破砕ロータ15側の面に複数の邪魔板72を有している。このように構成しても、第1の実施の形態のように被破砕物を段付き湾曲板70A上の邪魔板(凸部)72で一時的に保持して破砕できるので、粒度品質の良い破砕物を安定して効率よく生産することができる。なお、この段付き湾曲板70Aを第1の実施の形態で説明した段付き湾曲板70と併用して取り付けても良いのは言うまでもない。
なお、上記第1の実施の形態においては、スクリーン38の上流側に段付き湾曲板70を設けることにより被破砕物がスクリーン38に到達する前に小さく破砕できるように構成しているが、スクリーン38上に排出孔を避けるように邪魔板72を取り付けても良く、この場合も上記と同様に被破砕物を破砕することができる。しかし、このように構成すると邪魔板72に引っ掛かった細長い破砕物が排出孔から排出されて粒度品質を低下させる場合も少なからず生じるので、粒度品質の低下を充分に避ける必要がある場合には上記のようにスクリーン38の上流側に設けるのが好ましい。
次に本発明の第2の実施の形態を図6及び図7を用いて説明する。
本実施の形態の特徴は、段付き湾曲板70を他の段付き湾曲板と交換して、段付き湾曲板上の邪魔板(凸部)72において破砕ロータ15側に最も突出している部分(突出部分)75から破砕ビット36の最大回転軌道までの距離が調整可能なように構成してある点である。
図6は本発明の第2の実施の形態である自走式破砕機における段付き湾曲板付近を抽出して示す側面図である。図6に示す破砕機は、上記段付き湾曲板70と交換して取り付けられた段付き湾曲板70Bを備えており、その他の部分は第1の実施の形態の破砕機と同様に構成されている。
段付き湾曲板70Bは、上記段付き湾曲板70における突出部分75よりさらに破砕ロータ15側に突出している突出部分75Bを有する邪魔板72Bを複数備え、保持部材40に対して例えばボルト等で交換可能に取り付けられている。最大回転軌道Rは破砕ビット36における破砕ロータ15径方向の最も外側に位置する部分が描く軌道であり、間隙距離Dbは最大回転軌道Rから段付き湾曲板70B上の突出部分75Bまでの距離である。ここで最大回転軌道Rから上記段付き湾曲板70上の突出部分75までの距離を間隙距離Do(図示せず)とすると、上記の関係よりDo>Dbが成り立つ。
このように段付き湾曲板70を段付き湾曲板70Bと交換して間隙距離DをDoより小さくすると、湾曲板70を用いた場合より小さい被破砕物を一時的に破砕室27内に保持することができるので、更に小さい被破砕物を破砕することができる。また、詳細な説明は省略するが、上記と反対に、段付き湾曲板70の突出部分75より破砕ロータ15から離れている突出部分を有する段付き湾曲板を用いて間隙距離DをDoより大きくすれば、湾曲板70を用いた場合より大きい破砕物を保持して破砕することができる。
このように間隙寸法Dが異なる段付き湾曲板を複数種類用意しておけば、目標粒径に応じて段付き湾曲板を交換することにより間隙距離Dを調整することができるので、スクリーン38を交換して目標粒径を変更した場合にも目標粒径に適した破砕環境を整えることができる。従って、目標粒径を変更しても粒度品質の良い破砕物を安定して効率よく生産することができる。
なお、ここでは段付き湾曲板を交換単位とする場合を説明したが、邪魔板を交換単位としても間隙距離Dは調整可能である。この場合を本実施の形態の変形例として以下に説明する。
図7は本発明の第2の実施の形態の変形例に係る自走式破砕機における段付き湾曲板を図4と同じ方向から見た矢視図である。図7において、段付き湾曲板70Cは、湾曲板71に対してボルト80で締結されている邪魔板72Cを有している。邪魔板72Cは、ボルト80の頭部が収納される凹状の座グリ穴81を有しており、この座グリ穴81の中央部にはボルト80の軸部が挿通される貫通孔(図示せず)が設けられている。湾曲板71上にはこの貫通孔の位置と対応する箇所に貫通孔と概ね同じ径から成る穴部(図示せず)が設けられており、ボルト80は、この貫通孔及び穴部に軸部を挿通されることによって、湾曲板71に邪魔板72Cを締結している。このように邪魔板を交換可能に構成して、その交換用の邪魔板として湾曲板71面上から突出部分までの距離の異なるものを複数種類用意しておけば、上記の第2の実施の形態同様に間隙距離Dを変更することができる。また、このように邪魔板を交換可能に構成すると、継続使用によって邪魔板がすり減って被破砕物の保持作用が弱くなった場合でも新しいものに交換することができるので、保持作用を再び回復させることができる。
また、上記の説明では邪魔板72の突出部75から最大回転軌道Rまでの間隙距離Dのみを変更するように構成したが、好ましくは、これに伴わせて段付き湾曲板70における湾曲板72の破砕ロータ側の面(内径面)から最大回転軌道Rまでの間隙距離E(図6参照)も変更可能に構成すると良い。間隙距離Eを変更するには、例えば、湾曲板71の板厚がそれぞれ異なる段付き湾曲板を複数用意すれば良い。このように間隙距離Eを変更可能にすると、破砕途中の被破砕物が保持される箇所を破砕ロータ15径方向に進退させることができるので、更に効果的に被破砕物を破砕することができる。また、上記間隙距離Dと併せて間隙距離Eを調整すれば、段付き湾曲板による破砕の一層微妙な調整が可能となるので、様々な目標粒径にも一層的確に対応することができる。
次に本発明の第3の実施の形態及びその変形例を図8及び図9を用いて説明する。
本実施の形態の特徴は段付き湾曲板の湾曲板上に邪魔板を格子状に取り付けた点にあり、他の部分は第1の実施の形態の破砕機と同様に構成されている。
図8は本発明の第3の実施の形態の自走式破砕機における段付き湾曲板を図4と同じ方向から見た矢視図であり、図9は本発明の第3の実施の形態の変形例に係る自走式破砕機における段付き湾曲板を図4と同じ方向から見た矢視図である。
図8において、段付き湾曲板70Dは、邪魔板72に対して概ね直角になるように配置された邪魔板76を複数有しており、段付き湾曲板70D上に凸部を格子状に形成している。また、その他の部分は上記段付き湾曲板70と同様に構成されている。このように邪魔板72,76を格子状に湾曲板71上に取り付けると、被破砕物が邪魔板72に引っ掛かって一時的に破砕室27内に保持された際に、邪魔板72の長手方向へ横滑りすることを邪魔板76によって抑制することができる。従って、上記各実施の形態における段付き湾曲板と比較して、確実に被破砕物を破砕することができる。
他の格子形状の成形の仕方としては、図9に示す段付き湾曲板70Eのように互いに異なる傾斜角を有する邪魔板77,78を適当な間隔で湾曲板71上に配置しても良く、上記と同様の横滑り防止効果を得ることができる。また、上記2つ以外にも、湾曲板71上で交差するように複数の邪魔板を適宜配置すれば上記と同様の横滑り防止効果が得られる。
なお、以上の説明においては、板状の部材である邪魔板72を湾曲板71上に取り付けることで、段付き湾曲板70上に凸部を形成する場合を説明してきたが、凸部を形成するために取り付ける部材はこれだけに限られない。例えば、その断面形状が三角形等の多角形となるものや、半円形や部分楕円形等の曲線を含むもの等でも良い。また、湾曲板71上に別途部材を取り付けること無く、段付き湾曲板70の表面形状自体(即ち湾曲板71の内径面)を例えば山型、鋸型、波型等に形成することによって凹凸を設けても勿論良い。
また、以上の各実施の形態における邪魔板は継続使用によって摩耗するので、その表面に耐摩耗性を向上させる加工を施すと良い。これについて第1の実施の形態の構成を利用して説明する。
図10は本発明の第1の実施の形態の破砕機における段付き湾曲板付近を抽出して示す側面図である。図10において、邪魔板72は、破砕室27に露出している面の内、破砕ロータ15の回転方向と対向する保持面74上に超鋼チップ90を備えている。超鋼チップ90は邪魔板72の保持面74上に高硬度材料を溶射することにより形成されている。保持面74の他にも、比較的被破砕物と衝突する頻度が高い突出部分75や、破砕室27に露出している面全てに超鋼チップ90を形成しても勿論良い。このように超鋼チップ90を邪魔板72の表面に形成すれば、耐摩耗性が向上し、長期間交換することなく使用可能となる。
超鋼チップ90の材質としては、邪魔板72の材質(例えばクロム−モリブデン高鋼材、炭素鋼、クロム鋼等)よりも耐摩耗性に優れた材質であれば良く、一例としてタングステンカーバイト系の合金やクロムカーバイト、高クロム鋼等が例示される。また超鋼チップ90は溶射による形成に限らず、強化肉盛り溶接等によって形成することも考えられる。また耐摩耗性に優れた材質で形成されたプレート或いはカバー等を邪魔板72に取り付けても良い。さらには、このように邪魔板72とは別部材(異種材料)となる超鋼チップ90を追加するのではなく、焼入れ等の表面改質処理によって邪魔板72自体の耐摩耗性を向上させても耐摩耗性を向上させることができる。
また、以上においては、被破砕物の押圧導入手段として、押圧フィーダ装置14を採用したが、これに限られず、例えば、駆動ローラ及び従動ローラの間に無端状の部材(ベルトやチェーン等)を巻き回したものを用いてもよい。また、その押圧時の動作も、回動動作でなく上下動する構成として構わない。この場合も同様の効果を得る。
なお、以上の説明では、本発明を自力走行可能な破砕機に適用した場合を例にとって説明したが、これに限られず、牽引して走行可能な移動式破砕機、若しくは例えばクレーン等により吊り上げて運搬可能な可搬式破砕機、さらにはプラント等において固定機械として配置される定置式破砕機に適用しても良いことは言うまでもなく、これらの場合も上記と同様の効果を得る。また、上記の破砕機は、例えば、木材、廃プラスチック材、廃タタミ、竹材等を破砕対象物として破砕することができ、これら破砕対象物に関わらず上記の効果を奏するものである。
本発明の第1の実施の形態である自走式破砕機の全体構造を示す側面図である。 本発明の第1の実施の形態である自走式破砕機の上面図である。 本発明の第1の実施の形態である自走式破砕機の内部に設けられた破砕装置近傍の構造を示す側面図である。 図3中の矢印IV方向から段付き湾曲板を見た矢視図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係る自走式破砕機の内部に設けられた破砕装置近傍の構造を示す側面図である。 本発明の第2の実施の形態である自走式破砕機における段付き湾曲板付近を抽出して示す側面図である。 本発明の第2の実施の形態の変形例に係る自走式破砕機における段付き湾曲板を図4と同じ方向から見た矢視図である。 本発明の第3の実施の形態の自走式破砕機における段付き湾曲板を図4と同じ方向から見た矢視図である。 本発明の第3の実施の形態の変形例に係る自走式破砕機における段付き湾曲板を図4と同じ方向から見た矢視図である。 本発明の実施の形態の破砕機における段付き湾曲板付近を抽出して示す側面図である。
符号の説明
D 間隙距離
E 間隙距離
13 破砕装置
15 破砕ロータ
27 破砕室
34 アンビル(固定刃)
36 破砕ビット
38 スクリーン
60 衝突面
70 段付き湾曲板
71 湾曲板(板部材)
72 邪魔板
74 保持面
75 突出部分
76 邪魔板
90 超鋼チップ

Claims (5)

  1. 被破砕物を破砕する破砕ビットが配され、破砕室内に回転自在に支持された破砕ロータと、
    この破砕ロータの径方向外側に配置され、前記破砕ロータの回転方向と対向して配置された衝突面で被破砕物を破砕する固定刃と、
    前記破砕ロータの径方向外側において前記破砕ロータに対向して配置され、前記破砕室の一部を形成する湾曲形状の板部材、及び、この板部材上に前記破砕ロータに向かって突出して設けられ、前記破砕ビットの最大回転軌道よりも前記破砕ロータの径方向外側に配置された凸部を有する段付き湾曲板と、
    前記破砕ロータの径方向外側に配置され、前記破砕室から破砕物を排出する篩い部材とを備え
    前記段付き湾曲板における凸部は、前記破砕ロータの回転中心よりも上方に位置することを特徴とする破砕機。
  2. 請求項1記載の破砕機において、
    前記段付き湾曲板は、他の段付き湾曲板と交換することによって、前記凸部を形成する面の内、前記破砕ロータ側に最も突出している部分から前記破砕ビットの最大回転軌道までの距離が調整可能なように構成されていることを特徴とする破砕機。
  3. 請求項1記載の破砕機において、
    前記段付き湾曲板は、他の段付き湾曲板と交換することによって、前記板部材の内径面から前記破砕ビットの最大回転軌道までの距離が調整可能なように構成されていることを特徴とする破砕機。
  4. 請求項1から3いずれかに記載の破砕機において、
    前記凸部は、前記破砕室に露出している面の内、少なくとも前記破砕ロータの回転方向と対向する面に表面硬化処理が施されていることを特徴とする破砕機。
  5. 請求項1から4いずれかに記載の破砕機において、
    前記凸部は前記段付き湾曲板上に格子状に設けられていることを特徴とする破砕機。
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