JP2005238039A - 木材破砕機 - Google Patents

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正道 田中
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正規 篠岡
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Abstract

【課題】送りコンベアに木材片が入り込んでも、送りコンベアを停止させることなく、破砕装置に対し円滑に被破砕物を連続供給することができる木材破砕機を提供する。
【解決手段】本体フレームと、この本体フレーム上に設けられ、導入した被破砕木材を破砕処理する破砕装置と、本体フレームの長手方向一方側に設けられ、駆動輪、従動輪、及びこれら駆動輪と従動輪とに巻き回された搬送体を有し、被破砕木材を破砕装置に搬送する送りコンベアと、この送りコンベアの幅方向両側に設けた側壁体16、及び送りコンベアの下方側に設けた底壁体を有する有底状のホッパ10と、搬送体と駆動輪又は従動輪との間に作用する圧密力に追従して従動輪が駆動輪側に移動可能なように、側壁体16に対して送りコンベアの従動輪を支持する軸受43を弾性的に支持する軸受支持手段121とを備える。
【選択図】 図19

Description

本発明は、剪定枝材・間伐材、枝木材、廃木材等を破砕対象とする木材破砕機に関し、例えば破砕ロータを回転させて被破砕物を破砕する木材破砕機に関するものである。
例えば、森林で伐採された木材を枝払いしたときに発生する剪定枝材・間伐材や、造成・緑地維持管理等で発生する枝木材、あるいは木造家屋に使用された廃木材は、通常、最終的に産業廃棄物等として処理される。木材破砕機は、こうした廃棄物処理過程における廃棄物としての被破砕木材の減容化、或いは粉砕後の破砕木材(木材チップ)を発酵処理し有機肥料として再利用すること等を目的に、被破砕木材を所定の大きさに破砕するものである。
この種の木材破砕機としては、一般に、無底状のホッパに投入された被破砕木材を、ホッパ内に設けた無端状のチェーンベルトを有する送りコンベア(案内コンベア)によって破砕装置に導入し、導入された被破砕木材を破砕装置内部に設けた破砕ロータ等によって破砕するものがある(例えば、特許文献1等参照)。
特開2002−1159号公報
上記従来技術では、投入された被破砕木材を無端状のチェーンベルトにより搬送し破砕装置へ導入するが、搬送面上を移動したチェーンベルトは、破砕装置手前に位置する駆動輪にて下側へ回り込んで従動輪側へ向かって戻っていく。このとき、チェーンベルトの搬送面上を搬送されてきた一部の木材片(チップ)等が、破砕装置へと導入されずチェーンベルトに引っ掛かったまま駆動輪を介して戻り面側へ回り込む場合がある。この場合、従動輪へ向かって戻っていく途中で木材片等がチェーンベルトより離脱すると、ホッパが無底形状であることから木材片等が地上へこぼれ落ち、作業時間の経過と共に送りコンベアの下方に堆積、散乱してしまう恐れがある。
本願発明者等は、この点に鑑み、送りコンベアの幅方向両側に設けた側壁体及び送りコンベアの下方に設けた底壁体とからなる有底状のホッパ構成を発明した。この有底状のホッパを用いれば、破砕作業中にチェーンベルトに引っ掛かった一部の木材片等が戻り面側へ回り込んだとしても、それらがホッパの底壁体により受け止められるため、木材片等が送りコンベアの下方に散乱することを防止することができる。しかし反面、ホッパに底壁体を設けると、戻り面側に回り込んだ木材片等がこの底壁体上に堆積する場合がある。
ここで、上記従来技術において、投入された被破砕木材を破砕装置に導入する送りコンベアは、破砕装置側に設けた駆動輪(スプロケット)と、破砕装置と反対側に設けた従動輪と、これら駆動輪及び従動輪に巻き回されて循環駆動される無端状のチェーンベルトとを備え、投入された被破砕木材をチェーンベルトによりほぼ水平方向に搬送し破砕装置へ導入するようになっている。このような送りコンベアを用いると、前述した如くホッパの底壁体上に堆積した木材片が、チェーンベルトに引っ掛かり、後端側の従動輪とチェーンベルトとの間に入り込み圧密してしまう場合がある。また同じように、送りコンベアの搬送面上の木材片がチェーンベルトに引っ掛かって戻り面側に回りこむ際にも、引っ掛かった木材片がチェーンベルトと駆動輪との間に入り込んで圧密してしまうことがあり、こうした圧密が甚だしい場合には、送りコンベアが停止してしまう恐れもあった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、送りコンベアに木材片が入り込んでも、送りコンベアを停止させることなく、破砕装置に対し円滑に被破砕物を連続供給することができる木材破砕機を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、本体フレームと、この本体フレーム上に設けられ、導入した被破砕木材を破砕処理する破砕装置と、前記本体フレームの長手方向一方側に設けられ、駆動輪、従動輪、及びこれら駆動輪と従動輪とに巻き回された搬送体を有し、被破砕木材を前記破砕装置に搬送する送りコンベアと、この送りコンベアの幅方向両側に設けた側壁体、及び前記送りコンベアの下方側に設けた底壁体を有し有底状に形成されたホッパと、前記搬送体と前記駆動輪又は前記従動輪との間に作用する圧密力に追従して前記従動輪が前記駆動輪側に移動可能なように、前記側壁体に対して前記送りコンベアの従動輪を支持する軸受を弾性的に支持する軸受支持手段とを備えたことを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記軸受支持手段は、前記軸受の位置を調整し、前記搬送体の張力を調整する張り調整機構を備えていることを特徴とする。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記軸受支持手段は、その弾性力を調整する弾性力調整機構を備えていることを特徴とする。
第4の発明は、本体フレームと、この本体フレーム上に設けられ、導入した被破砕木材を破砕処理する破砕装置と、搬送方向両端部にそれぞれ設けた駆動輪、従動輪、及びこれら駆動輪と従動輪とに巻き回された搬送体を有し、被破砕木材を前記破砕装置に搬送する送りコンベアと、この送りコンベアの前記搬送体の戻り面に対しほぼ直交する方向から付勢力を与える付勢手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、送りコンベアの従動輪の軸受が弾性的に支持されているので、駆動輪又は従動輪と搬送体との間に木材片が入り込んでも、それに追従して従動輪を駆動輪側に移動させ木材片を圧密させることなく通過させることができる。これにより、送りコンベアに木材片が入り込んだとしても、送りコンベアを停止させることなく破砕装置に対し円滑に被破砕物を連続供給することができ、作業効率を向上させることができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、送りコンベアの搬送体に予め付勢しておくことにより、木材片が侵入してもそれを搬送体の遊びで吸収することができる。これによっても、送りコンベアを停止させることなく破砕装置に対し円滑に被破砕物を連続供給することができ、作業効率を向上させることができる。
以下、本発明の木材破砕機の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の木材破砕機の一実施の形態の全体構造を表す側面図、図2は図1に示した本発明の木材破砕機の一実施の形態の平面図、図3は後述する破砕装置12近傍の側面カバー内部の詳細構造を表す側面図である。なお、以下において、図1中の左・右に対応する方向を木材破砕機の後・前、又は一方・他方とする。
これら図1乃至図3において、1は自力走行を可能にする走行体、2はこの走行体1上に設けられ受け入れた被破砕木材を破砕する破砕機能構成部、3はこの破砕機能構成部2で破砕された破砕物を搬送し機外に排出する排出コンベア、4は搭載した各機器の動力源(エンジン)等を備えた動力装置(パワーユニット)で、本例の木材破砕機は、これら走行体1、破砕機能構成部2、排出コンベア3、動力装置4等によって概略構成されている。
上記走行体1は、トラックフレーム5と、このトラックフレーム5の前後両端部に設けた駆動輪6及び従動輪7と、出力軸を駆動輪6の軸に連結した駆動装置(走行用油圧モータ)8と、駆動輪6及び従動輪7に掛け回した履帯(無限軌道履帯)9とで構成されている。36はトラックフレーム5上に設けた本体フレームで、この本体フレーム36によって、上記破砕機能構成部2や排出コンベア3、動力装置4等が支持されている。
上記破砕機能構成部2は、本体フレーム36の長手方向一方側(図1中の左側)に設けられ、投入される被破砕木材を受け入れるホッパ10と、本体フレーム36の長手方向一方側に設けられ、ホッパ10内に収容配置された被破砕木材の搬送手段としての送りコンベア11と、本体フレーム36上に設けられ、送りコンベア11によって導入された被破砕木材を破砕する破砕装置12(後の図3等参照)と、この破砕装置12の手前で破砕装置12に導入される被破砕木材を送りコンベア11に押し付ける押圧コンベア装置13(後の図3等参照)とを備えている。
図4はホッパ10の後端近傍の詳細構造を表す側面図、図5はこの図4中のV−V矢視断面図、図6は後方から見たホッパ10の正面図で、これらの図において、先の各図と同様の部分には同符号を付し説明を省略する。
図4乃至図6において、ホッパ10は、有底形状に形成され、本体フレーム36上の破砕ロータ61(後述)の後方側にほぼ水平に設けられており、送りコンベア11の後方側に設けた後壁体14と、幅方向左右両側の外側フレーム15と、この外側フレーム15の内側でかつ送りコンベア11の幅方向両側に設けられ、外側フレーム15との間に間隙が確保されるように複数の部材でL字型に構成された側壁体16と、外側フレーム15及び側壁体16の上部に掛け渡すようにして、上方に向かって拡開形状に設けられた拡開部(あおり部)17と、送りコンベア11の下方側に僅かに間隙を介するように底部全面に設けた底壁体18と、前方側端部の前壁体19とを備えている。後壁体14の上端は送りコンベア11の搬送面と同等かそれよりも僅かに高い程度、前壁体19の上端は送りコンベア11の搬送面よりも僅かに低い程度に、それぞれ設定されている。
図7は、送りコンベア11の後端部の詳細構造を表す図6中のVII−VII矢視断面図で、この図において、先の各図と同様の部分には同符号を付し説明を省略する。
本実施の形態において、ホッパ10の底壁体18は、固定部20と、後端に位置する開閉部21とに分割されている。固定部20は、側壁体16に固定されているのに対し、開閉部21は、後壁体14に固定されている。後壁体14の上端部には、ブラケット22を介してピン23が設けられており、後壁体14は、このピン23を支点に側壁体16に対し回動可能に取り付けられている。これによって、後壁体14に固定された開閉部21が後壁体14とともに回動し、底壁体18の後端部が開閉可能な構成となっている。なお、開閉部21上には、送りコンベア11の後端部の軌跡に僅かな間隙を介して沿うように円弧状に形成した案内部材35が設けられ、投入される被破砕木材が送りコンベア11の後方のスペースに入り込むことを防止している。
24,25は開閉部21を閉状態で保持するためのロック機構で、ロック機構24はL字型の側壁体16の底部の後端部に渡したビーム26の後端面に、ロック機構25はロック機構24よりもやや前方位置における側壁体16の底部上面に、それぞれ設けられている。
図8(a)及び図8(b)は、それぞれ図7と同じ方向から見たロック機構24の詳細図で、これらの図において、先の各図と同様の部分には同符号を付し説明を省略する。なお、詳細な説明は省略するが、ロック機構25の構成もロック機構24と同様である。
図8(a)及び図8(b)において、ロック機構24は、ビーム26に複数のボルト27によって固定された支持板28と、この支持板28に所定の間隔で設けられた2枚のブラケット29と、これらブラケット29に挿通するピン30と、ピン30の外周部にほぼ直角に設けたハンドル31と、このハンドル31を係止するための係止部材32と、後壁体14の下端部に固定されたブラケット33とを備えている。
このように構成することで、図8(a)のように、ピン30が後壁体14側のブラケット33に挿入され、ハンドル31がブラケット29と係止部材32との間に係止されているときには、ピン30を介して後壁体14が側壁体16に対して固定され、底壁体18の開閉部21は閉状態で保持される。一方、ハンドル31がほぼ水平となる位置にピン30を回転させ、ハンドル31を係止部材32の切り欠き部を通してピン30をスライドさせ、図8(b)のようにブラケット33からピン30を抜くことにより、後壁体14と側壁体16との間の拘束が解かれる。本例では、もう一つのロック機構25を設けているので、同じように、ロック機構25側も開閉部21側に設けたブラケットからピンを抜くことにより、開閉部21の拘束が完全に解かれ、開閉部21の開閉が可能となる。開閉部21が開放された状態を、図7と対応させて図9に示した。この状態とすることで、ホッパ10内に木材片が滞留した場合には、メンテナンス時等にそれを容易に排出することができる。
なお、34はピン30の脱落を防止するスナップリングで、このスナップリング34は、ブラケット29,29の間に位置するようにピン30の外周部に設けられている。本例においては、図8(a)のロック時、図8(b)のロック解除時に、それぞれ内側、外側のブラケット29に当接する位置にスナップリング34を設けることにより、ピン30のストロークを適当な長さに制限してある。
上記送りコンベア11は、破砕ロータ61(後述)側に設けられたスプロケット状の駆動輪40(図3参照)と、その反対側(木材破砕機前方側、後壁体14側)に設けた従動輪41(図7等参照)と、これら搬送方向両端部に設けた駆動輪40及び従動輪41の間に巻回され、幅方向に複数列(この例では4列、図2参照)列設された搬送体(搬送ベルト、チェーンベルト)42とを備えている。なお、搬送体42については、繁雑防止のため、先の図3、後の図11及び図17中では図示省略してある。
従動輪41は、ホッパ10の側壁体16後部の外壁面に設けた軸受43(図4参照)よって支持され、駆動輪40は、側壁体16の前方側にほぼ同一面上に位置するように設けた破砕装置12の側面カバー45(後述)における外壁面に設けた軸受46(後述、図10参照)によって支持されている。これにより、送りコンベア11は、上記ホッパ10内の下部、すなわちホッパ10の側壁体16の内側からから破砕ロータ61(後述)近傍にかけ、ほぼ水平に延設されホッパ10及び破砕装置12の側面カバー45(後述)内に収納配置されている。
図10は上記破砕装置12付近の側面図、図11はその内部構造を詳細に表す断面図で、これらの図において、先の各図と同様の部分には同符号を付し説明を省略する。
図10及び図11において、45はホッパ10の前方に設けた破砕装置12の側面カバー、46はこの側面カバー45の外壁面に設けた送りコンベア11の軸受である。送りコンベア11の駆動輪40の回転軸は、軸受46よりも幅方向外側に設けた駆動装置(送りコンベア用油圧モータ、図示せず)の出力軸にカップリング等を介して連結している。送りコンベア11は、その図示しない駆動装置を回転駆動させることにより、駆動輪40及び従動輪41の間で搬送体42を循環駆動させるようになっている。なお、前述したホッパ10の底壁体18は、図11に示したように(図3も参照)、駆動輪40の下方にまで延在され、その先端部は、側面カバー45内に臨んでいる。
47は駆動輪40の回転軌跡に近接するように曲成され、ホッパ10の底壁体18及び前壁体19に連接した案内部材、48は駆動輪40の回転軌跡よりも若干低位置でかつ駆動輪40との対向端部が極力駆動輪40の回転軌跡に近接するように前壁体19の上部に配置したスクレーパである。これら案内部材47及びスクレーパ48の幅方向端部は、破砕装置12の側面カバー45に固定されている。
前述の押圧コンベア装置13は、破砕ロータ61(後述)の後方側に近接するように、被破砕木材を搬送する送りコンベア11の搬送面(上側の面)に対向して設けられている。この押圧コンベア装置13は、破砕機側面カバー45に軸受50(図11参照)によってその回動軸51(図3参照)が軸支され、これにより鉛直面内を回動自在に(上下方向に揺動自在に)支持された支持部材52と、この支持部材52に対し回転自在に設けられた押えローラ53とを備えている。
支持部材52は、回動軸51を備えたアーム部54と、このアーム部54の先端側に設けられ、押えローラ53を支持しているブラケット部55とを備えている。アーム部54の下部側の端面は円弧状に湾曲して形成されており、この湾曲部には、後述する破砕室60の一部を構成する湾曲板68が取付けられている。一方、ブラケット部55における押えローラ53の取付け部分は、押えローラ53よりも小径の円弧状に形成されており、押えローラ53の外周面がブラケット部55から突出した構成となっている。押えローラ53の幅方向(図3中の紙面直交方向)の寸法は、送りコンベア11の搬送面の幅と同等かそれよりも大きく設定されている。
図3、図11において、56,57は押えコンベア装置13の回動動作を制限するストッパで、これらストッパ56,57は、押えローラ53が送りコンベア11の駆動輪40の近接位置まで下がると、ブラケット部55、湾曲板68がそれぞれ当接するように破砕機側面カバー45の内側に配置されている。また、特に図示していないが、押えローラ53は、その胴部内に駆動装置(押えローラ用油圧モータ)を内蔵しており、この図示しない駆動装置によって、送りコンベア11の搬送面に転動する方向に被破砕木材の搬送速度とほぼ同じ周速度で回転し、押え込んだ送りコンベア11上の被破砕木材を送りコンベア11と協動して破砕装置12に導入するようになっている。
前述の破砕装置12は、本体フレーム36の長手方向ほぼ中央部上に搭載されており、図3及び図11に示すように、破砕室60内で高速回転する破砕ロータ61と、この破砕ロータ61の回転方向(正転方向、図3中時計回り方向)に対向するように配置した第1アンビル62及び第2アンビル63とを備えている。詳細は後述するが、第1及び第2アンビル62,63は、例えば過度な衝撃が加わった場合等には、破砕ロータ61の正転方向に倣う方向に退避するように回動可能な構成となっている(図11等参照)。
破砕ロータ61は、例えば破砕装置12の側面カバー45(又は本体フレーム36上に別途設けた図示しない支持部材)等に設けた軸受(図示せず)によって回転自在に軸支されており、その外周部には、複数の支持部材64と、これら支持部材64にそれぞれ取り付けられた破砕ビット(衝突板、或いは破砕刃等)65とが設けられている。破砕ビット65は、破砕ロータ61が正転方向に回転する際にその刃面が支持部材64に先行するように配置されている。また、各破砕ビット65は、ボルト66等によって支持部材64に固定され、摩耗した場合にも容易に交換可能な構成となっている。なお、図10において、67は破砕ロータ61を回転駆動させる駆動装置(破砕ロータ用油圧モータ)で、この駆動装置67は、特に図示していないが、破砕装置12の側面カバー45に対してボルト等によって固定されており、その出力軸は、例えばベルト等を用いた駆動伝達機構を介して破砕ロータ61の回転軸に連結されている。
前述した破砕室60は、破砕ロータ61に対し、それぞれ上方側に設けた前述の湾曲板68や、前方側及び下方側にそれぞれ設けられ、破砕木材(木材チップ)の粒度を設定する口径で開口した多数の孔を有する第1スクリーン(第1篩部材)69及び第2スクリーン(第2篩部材)70等によって概ね画定され、その後方側は被破砕木材導入部として解放されている。湾曲板68は、前述したように押えコンベア装置13のアーム部54の湾曲部に取付けられており、押えコンベア装置13の上下の揺動動作に伴って可動する構成となっている。この湾曲板68と同様、第1及び第2スクリーン69,70は、破砕作業時、破砕ビット65との間にそれぞれ所定の間隙を介して破砕ロータ61の回転軌跡にほぼ沿うように円弧状に形成され、それぞれが可動するようになっている(詳細は後述)。
図12及び図13は第1アンビル62及び第1スクリーン69付近の構成を抽出しそれらの可動機構の詳細を表す図、図14は図12中のXIV−XIV矢視断面図で、これらの図において、先の各図と同様の部分には同符号を付し説明を省略する。
図12乃至図14において、71は第1アンビル62を取付けたアームで、このアーム71は、幅方向(図14中の左右方向)に一対設けられ、2本の回動軸72,73及びビーム74によって連結されており、例えば破砕機側面カバー45(図10参照)の外壁面に設けた軸受75によって一方の回動軸72が支持されることにより、回動軸72を支点に回動可能な構成となっている。なお、回動軸72,73の向きは、それぞれ破砕ロータ61の回転軸とほぼ平行である。
アーム71は、その前端部が破砕機側面カバー45に固定した支持部材76にシアピン77を介して連結されることにより、破砕作業時(例えば図3の状態のとき)、その第1アンビル62が、上記湾曲板68の周方向(破砕ロータ61の周方向)一方側(図12中の下側)でかつ湾曲板68の内壁面よりも径方向(破砕ロータ61の径方向)内側に突出するような姿勢で固定、保持されている。したがって、第1アンビル62に、シアピン77の許容を超えた衝撃荷重がかかった場合等は、シアピン77が破断してアーム71の拘束が解かれ、アーム71が破砕室60から退避するようになっており、各部の損傷が防止される。
このとき、アーム71の回動動作は、例えば回動軸72の回転を検出するセンサにより検出され、このセンサによってアーム71の回動が検出されると、図示しないコントローラによって破砕ロータ61の駆動装置67を停止させる指令信号が出力されるようになっている。
なお、78は例えば破砕機側面カバー45(又は本体フレーム36上に別途設けた図示しない支持部材)に対して固定されたストッパで、このストッパ78は、アーム71と他の構成部材との干渉を防止するため、第1アンビル62の退避方向へのアーム71の回動範囲を制限している。
80は第1スクリーン69を外周側からアーム71に押し付けて保持する枠型のスクリーン支持部材(バナナプレート)で、このスクリーン支持部材80は、その周方向(破砕ロータ61の周方向)一方側(図12では下側)端部が先の回動軸73を介してアーム71に連結されている。また、スクリーン支持部材80の周方向他方側端部は、油圧シリンダ81を介して先のビーム74に連結されている。油圧シリンダ81の両端は、それぞれスクリーン支持部材80、ビーム74にピンを介して回動可能に連結されており、この油圧シリンダ81の伸縮動作に伴ってスクリーン支持部材80がアーム71に対して回動する。つまり、油圧シリンダ81を縮めることにより、スクリーン支持部材80が第1スクリーン69から離間し、第1スクリーン69を容易に交換できる構成となっている。図10及び図11において、82は第1スクリーン69の交換作業に配慮して破砕機側面カバー45に設けた第1スクリーン69の引き出し、挿入用の開口部で、特に図示していないが、この開口部82には、例えばボルト着脱式のカバー等が取付けられる。
図14において、85はスクリーン支持部材80のロック機構で、このロック機構85は、アーム71と固定関係にあるブラケット86と、このブラケット86にボトム側端部が固定され幅方向(図14中左右方向)に設けたロックシリンダ87と、このロックシリンダ87のロッド側端部及びスクリーン支持部材80にそれぞれ固定され互いに係合するテーパ部を有するテーパブロック88,89と、ロックシリンダ87の伸縮動作に伴うテーパブロック88のスライド動作をガイドするガイド部材90とを備えている。
アーム71と固定関係にあるテーパブロック88は、スクリーン支持部材80及びアーム71の間に第1スクリーン69が狭持されているとき、径方向(破砕ロータ61の径方向)外側からスクリーン支持部材80に設けたテーパブロック89に係合する。すなわち、第1スクリーン69が挟持されているときに、ロックシリンダ87を伸長させ、テーパブロック88,89を係合させることにより、スクリーン支持部材80の回動動作は拘束され、第1スクリーン69は破砕作業持の破砕室60を確定する位置(図3の位置)で強固に固定、保持される。前述のように油圧シリンダ81の縮退によりスクリーン支持部材80を回動させ第1スクリーン69を交換する場合、ロックシリンダ87を縮退させ、テーパブロック88,89の係合を解いた上で行う。このロック解除時の状態を図14に対応させて図15に示した。なお、本実施の形態では、ロック機構85を第1スクリーン69の幅方向(図14中左右方向)両側に設けているが、片側のみで足りる場合にはどちらかを省略しても良い。
図3、図10乃至図11に戻り、91は第2アンビル63を取付けた枠型のアームで、このアーム91は、例えば破砕機側面カバー45(図10参照)の外壁面(又は本体フレーム36上に別途設けた図示しない支持部材)に設けた軸受92によってその回動軸(図示せず)が支持され、その回動軸を支点に回動可能な構成となっている。該回動軸の向きは、破砕ロータ61の回転軸とほぼ平行である。
アーム91は、その前端部が破砕機側面カバー45に固定した支持部材93にシアピン94を介して連結されることにより、破砕作業時(例えば図3の状態のとき)、第2アンビル63が、第1スクリーン69の周方向(破砕ロータ61の周方向)一方側(図3中下側)でかつ第1スクリーン69の内壁面よりも径方向(破砕ロータの径方向)内側に突出するような姿勢で固定、保持されている。したがって、第2アンビル63に、シアピン94の許容を超えた衝撃荷重がかかった場合等は、シアピン94が破断してアーム91の拘束が解かれ、アーム91が破砕室60から退避するようになっており、各部の損傷が防止される。
このとき、アーム91の回動動作は、例えばその回動軸の回転を検出するセンサにより検出され、このセンサによってアーム91の回動が検出されると、図示しないコントローラによって破砕ロータ61の駆動装置67を停止させる指令信号が出力されるようになっている。
なお、95は例えば破砕機側面カバー45(又は本体フレーム36上に別途設けた図示しない支持部材)に対して固定されたストッパで、このストッパ95は、アーム91と他の構成部材との干渉を防止するため、第2アンビル63の退避方向へのアーム91の回動範囲を制限している。
図16(a)乃至図16(c)は、前述した第2スクリーン70付近の構成を抽出しその可動機構の詳細を表す図で、この図において、先の各図と同様の部分には同符号を付し説明を省略する。
図16において、97は第2スクリーン70の押え板で、この押え板97は、その外周部が第2スクリーン70の内壁面との湾曲とほぼ一致するように形成されており、破砕作業時(図16(a)の状態のとき)、例えば破砕機側面カバー45(又は本体フレーム36上に別途設けた図示しない支持部材)の内壁面に対し、外周部に第2スクリーン70の内壁面が当接するようにボルト等によって固定されている。98は第2スクリーン70を外周側から押え板97に押し付けて保持する枠型のスクリーン支持部材(バナナプレート)である。このスクリーン支持部材98は、その周方向(破砕ロータ61の周方向)一方側(図16では左側)端部に設けた回動軸99が破砕機側面カバー45(又は本体フレーム36上に別途設けた図示しない支持部材)に固定した軸受100によって支持され、上下方向に回動する構成となっている。
スクリーン支持部材98の周方向他方側端部は、油圧シリンダ101を介し、破砕機側面カバー45の外壁面にボルト等で固定した支持部材102に連結されている。油圧シリンダ101の両端は、それぞれスクリーン支持部材98、支持部材102にピンを介して回動可能に連結されており、この油圧シリンダ101の伸縮動作に伴ってスクリーン支持部材98が回動軸99を支点に回動する。これにより、油圧シリンダ98を伸長することにより、スクリーン支持部材98が第2スクリーン70から離間し、第2スクリーン70を容易に交換できる構成となっている。図10及び図11において、103は第2スクリーン70の交換作業に配慮して破砕機側面カバー45に設けた第2スクリーン70の引き出し、挿入用の切り欠き部で、図示していないが、この切り欠き部103には、例えばボルト着脱式のカバー等が取付けられる。
また、105はスクリーン支持部材98のロック機構で、このロック機構105は、破砕機側面カバー45の外壁面に固定されたブラケット106と、このブラケット106にボトム側端部が固定され前後方向(図16中左右方向)に設けたロックシリンダ107と、このロックシリンダ107のロッド側端部及びスクリーン支持部材98にそれぞれ固定され互いに係合するテーパ部を有するテーパブロック108,109と、破砕機側面カバー45の外壁面にボルト等で固定され、ロックシリンダ107の伸縮動作に伴うテーパブロック108のスライド動作をガイドするガイド部材110とを備えている。
テーパブロック108は、スクリーン支持部材98及び押え板97の間に第2スクリーン70が狭持されているとき、径方向(破砕ロータ61の径方向)外側からスクリーン支持部材98に設けたテーパブロック109に係合する。これにより、第2スクリーン70が挟持されているとき、ロックシリンダ107を伸長させ、テーパブロック108,109を係合させることで、スクリーン支持部材98の回動動作は拘束され、第2スクリーン70は破砕作業持の破砕室60を確定する位置(図16(a)の位置)で強固に固定、保持される。したがって、図16(c)のように油圧シリンダ101の伸長によりスクリーン支持部材98を回動させ第1スクリーン69を交換する場合は、まず、図16(b)に示すように、ロックシリンダ107を縮退させ、テーパブロック108,109の係合を解いた上で行う。このロック解除時の破砕装置12周辺の状態を図17に示した。なお、ロック機構105は、第2スクリーン70の幅方向(例えば図16(a)中紙面直交方向)両側に設けることが好ましいが、片側のみで足りる場合にはどちらかを省略しても良い。
図1及び図2に戻り、上記の排出コンベア3は、排出側(前方側、図1及び図2中右側)部分が、動力装置4から突出して設けた支持部材112によって吊り下げ支持されている。また、その反対側(後方側、図1及び図2中左側)部分は、支持部材113を介して本体フレーム36から吊り下げ支持されている。これにより、排出コンベア3は、破砕装置61の下方から動力装置4の下方を通され、木材破砕機前方側外方へ上り傾斜で配置されている。114はこの排出コンベア3のフレーム、115はこのフレーム114の長手方向両端に設けた駆動輪(図示せず)と従動輪(図示せず)との間に巻回したコンベアベルトである。116は駆動輪115を回転駆動させる駆動装置(排出コンベア用油圧モータ)で、この駆動装置116を回転駆動させることにより、駆動輪及び従動輪の間でコンベアベルト115を循環駆動させるようになっている。
また、上記の動力装置4は、本体フレーム36の長手方向他方側(図1及び図2中右側)端部上に、支持部材117を介して搭載されている。この動力装置4の後方側でかつ幅方向一方側(図2中下側)の区画には、運転席118が設けられている。119はこの運転席118に設けた走行操作用の操作レバー、120はその他の操作や設定、モニタリング等を行うための操作盤である。操作盤120は、本例では地上から操作者が操作し易いよう機体の側部に設けられているが、運転席118に設けても構わない。
上記構成の本発明の木材破砕機において、本実施の形態の最も大きな特徴は、送りコンベア11の従動輪11を支持する軸受43が搬送体43の張力に追従して送りコンベア11の被破砕木材搬送方向に移動するように、側壁体16に対して軸受43を弾性的に支持する軸受支持手段121を備えたことにある。
図18はその軸受支持手段121近傍の詳細構造を表す側面図、図19(a)及び図19(b)は軸受支持手段121の内部構造と動作状態を併せて表した側面図、図20は送りコンベア11の従動輪41近傍の構造を抽出して表した側断面図であり、これらの図において、先の各図と同様の部分には同符号を付し説明を省略する。
図18乃至図20に示したように、本実施の形態において、ホッパ10の側壁体16の後端には、送りコンベア11の被破砕木材搬送方向(図18中左右方向)に延びる切り欠き部122が設けられている。送りコンベア11の従動輪41の軸又はこれを支持する軸受43は、この切り欠き部122に摺動する。これにより、軸受43が送りコンベア11の被破砕木材搬送方向(水平方向)にスライド可能な構成となっている。123は軸受43が切り欠き部122から脱落することを防止するストッパで、このストッパ123は、側壁体16に対し例えばボルト等によって固定してある。
上記軸受支持手段121は、ホッパ10の側壁体16に固定したブラケット125と、送りコンベア11の被破砕木材搬送方向(図18中左右方向)に延びるようにホッパ10の側壁体16及びブラケット125に固定され筒状に形成されたガイド部材126と、このガイド部材126に対しスライド可能に間挿されるとともに先端に軸受43を固定した筒状のスライド部材127と、このスライド部材127の内部に設けられ、軸受46を先のブラケット125に対して(言い換えれば側壁体16に対して)弾性的に支持する弾性支持手段128とを備えている。なお、この軸受支持手段121の各種調整(後述)やメンテナンスのために、ガイド部材126、スライド部材127の外壁面(図18中の紙面直交方向手前側の壁面)は取外し可能な構成となっている。
130はスライド部材127内側の所定の位置に設けた押し付け板で、本実施の形態において、この押し付け板130の中央部は開口している。先の弾性支持手段128は、ブラケット125に対し固定されており、この押し付け板130からの押し付け力に応じて伸縮する。弾性支持手段128は、弾性体であるスプリング131と、このスプリング131とブラケット125との距離L1を調整することで軸受支持手段121の全長を調整し、これにより軸受43の位置を調整し搬送体42の張力を調整する張り調整機構132と、スプリング131の伸び方向の制限長さL2を調節することでその弾性力を調整する弾性力調整機構133とを備えている。
弾性力調整機構133は、スプリング131に挿通されたシリンダ部135と、このシリンダ部135にスライド可能に挿通されたロッド部136と、その貫通孔にロッド部136が挿通されるとともに、前述した押し付け板130に係合する受圧板137と、ロッド部136の先端側に螺合されたナット138とを備えている。ロッド部136の前端(図19(a)中右端)外周部には段差部が突出して設けられており、これがシリンダ部135の内壁に設けた段差部に係合することにより、ロッド部136がシリンダ部135から伸長方向に抜け落ちない構造になっている。そして、上記スプリング131は、シリンダ部135の前端(図19(a)中の右端)外周部に設けたフランジと受圧板137との間に配置されており、伸び方向の復元力を作用させ受圧板137をナット138に押し付けている。
したがって、この弾性力調整機構133では、ナット138を締め込んで伸び方向の制限長さL2を短縮し、その締め込み量に応じた力を予めスプリング131に作用させておくことにより、スプリング131が縮み始めるまでに要する力を大きくすることができる(スプリング131のクッションを硬くすることができる)。反対に、ナット138を緩め伸び方向の制限長さL2を延長し、予めスプリング131に作用させておく力を弱めることにより、スプリング131が縮み始めるまでに要する力を小さくすることができる(スプリング131のクッションを軟らかくすることができる)。
張り調整機構132は、シリンダ部135のフランジ側端部(前端部)にボルト等によって締結された固定板140と、この固定板に対しナット141によって固定されたボルト142と、このボルト142に対しブラケット125を挟み込むよに螺合され、これによってボルト142をブラケット125に固定する一対のナット143,144とを備えている。したがって、この張り調整機構132では、ナット143,144を操作して、ボルト142のブラケット125からの突出量を調整することにより、スプリング131からブラケット125までの距離L1を調整することができる。これにより、軸受支持手段121の全長を調整することができるので、軸受43の送りコンベア11の被破砕木材搬送方向位置が調整され、結果、搬送体42の張り調整がなされる構造となっている。
上記のように軸受支持手段121を構成したことにより、図21に示したように、例えばホッパ10の底壁体18上に堆積した木材片aが搬送体42と従動輪41との間に入り込んだ場合、その際に搬送体42と従動輪41との間に働く圧密力は、軸受43→スライド部材127→押し付け板130→受圧板137と伝達され、ブラケット125、ナット143、ボルト142、ナット141、固定板140、及びガイド部材126を介してホッパ10の側壁体16から支持されたスプリング131に伝達され、スプリング131の縮退距離に変換される(図19(b)参照)。搬送体42と駆動輪40との間に木材片が入り込んだ場合でも、搬送体42と駆動輪40との間に働く圧密力は、搬送体42、従動輪41、軸受43、スライド部材127、押し付け板130、受圧板137を介しスプリング131に伝達され、同様にしてスプリング131の縮退距離に変換される。すなわち、軸受支持手段121を介在させることにより、木材片の侵入等により搬送体42と駆動輪40又は従動輪41との間に作用する圧密力に追従して、送りコンベア11の従動輪41が駆動輪40側に移動可能なようになっている。
なお、軸受支持手段121の張り調整機構132によって、軸受43の位置、すなわち従動輪41の位置を、送りコンベア11の被破砕木材搬送方向に調整可能であることは先に説明した。これは、言い換えれば、送りコンベア11とその従動輪41側端部に近接配置した前述の案内部材35との間隔が可変であることになる。したがって、従動輪41の位置を駆動輪40側へ移動させれば、送りコンベア11と案内部材35との間隙は必要以上に広がってしまい、反対に、従動輪41を駆動輪40から遠ざけようとすると、案内部材35が障害となってしまう。そこで、本実施の形態において、案内部材35は、そのホッパ10の底壁体18(開閉部21)に対する取付け位置が、送りコンベア11の被破砕木材搬送方向に変更可能な構成となっている。一具体例としては、被破砕木材の搬送方向に所定間隔で案内部材35の底部(又は開閉部21)に固定用のボルト145を通す貫通孔(図示せず)を複数設けておき、従動輪41の位置に合わせて最適な貫通孔を選択しナット146を締め込むことにより、段階的に位置調整する構成とする。また、被破砕木材の搬送方向に長い長穴を案内部材35の底部(又は開閉部21)設け、無段階に案内部材35の位置調整を行いボルト145及びナット146で締め込んで固定する構造でも良い。例として、従動輪41を駆動輪40から遠ざける方向に位置調整した場合の案内部材35の取付け状態を図22に表した。
次に、上記構成の本実施の形態に係る木材破砕機の動作及び作用を順次説明する。
例えば油圧ショベルのグラップル等、適宜の作業具によりホッパ10内に被破砕木材を投入すると、被破砕木材は、ホッパ10の拡開部17にガイドされて送りコンベア11の搬送体42上に載置され、ホッパ10の側壁体16によって案内されつつ循環駆動する搬送体42によって木材破砕機前方側に向かってほぼ水平方向に搬送される。
送りコンベア11上の被破砕木材は、押圧コンベア装置13付近まで搬送されると、押圧コンベア装置13の押えローラ53の下部に入り込み押圧コンベア装置13を押し上げる。これにより、送りコンベア11上の被破砕木材は、押圧コンベア装置13の自重の作用により送りコンベア11との間に押圧把持された状態で破砕室60へと導入される。これにより、破砕時には、被破砕木材は、押えローラ54と送りコンベア11とに挟持された部分を支点に片持ち梁状に破砕室60内に突出し、この突出部分が、回転する破砕ロータ61の破砕ビット65が衝突することで比較的大雑把に1次破砕される。1次破砕された被破砕木材の木材片は、破砕ロータ61の外周側の破砕室60内の空間を破砕ロータ61の回転方向に周回し、第1及び第2アンビル62,63に順次衝突し、その衝撃力によってさらに細かく2次破砕される。
以上のようにして破砕された破砕途中の木材片のうち第1及び第2スクリーン69,70に多数設けた孔よりも大きなものは継続して破砕室60内を周回し、破砕ビット65や第1及び第2アンビル69,70に再度衝突することにより、さらに破砕されていく。このようにして、第1及び第2スクリーン69,70の孔を通過する粒度にまで粉砕されると、破砕木材(木材チップ)が第1又は第2スクリーン69,70の孔を通過して、破砕装置12から排出される。
破砕装置12から排出された破砕木材(木材チップ)は、シュート(図示せず)を介し循環駆動する排出コンベア3のコンベアベルト115上に落下し、前方側(図1及び図2中右側)へと搬送され、リサイクル品として排出される。
ここで、前述したように、送りコンベア11の前端部には、ホッパ10の前壁体19上に設けたスクレーパ48が近接配置されている。これにより、ホッパ10の前壁体19と送りコンベア11との間隙部分への入口を極力狭め、このスクレーパ48によって送りコンベア11により搬送されてくる被破砕木材が前壁体19との間隙部分に導入されることを防止し、被破砕木材が効率的に破砕室60に導入されるようになっている。
しかしながら、送りコンベア11の駆動輪40及び搬送体42は回転体であるため、駆動輪40及び搬送体42と静止体であるスクレーパ48との間には、最小限の間隙を確保する必要がある。その結果、破砕作業中、送りコンベア11により破砕装置12に向かって搬送される被破砕木材の一部の木材片が搬送体42に引っ掛かると、その引っ掛かった木材片が、スクレーパ48との間隙を通過し、破砕室60に導入されずにそのまま送りコンベア11の駆動輪40を折り返して送りコンベア11の下側、すなわち戻り面側に回り込んでしまう場合がある。
本実施の形態においては、こうして送りコンベア11の下側に回り込んだ木材片が落下して地面に飛散することがないよう、有底状のホッパ10内に送りコンベア11を収容配置し、送りコンベア11の下方にホッパ10の底壁体18が配置されるようにしている。そして、送りコンベア11の下側に回り込んだ一部の木材片は、搬送体42に引っ掛かったままホッパ10の底壁体18により後方へと案内され、後端部にて案内部材35に案内されて送りコンベア11の搬送面上に復帰し、再度破砕装置12へと導入される。これにより、本来破砕処理されるべき被破砕木材の一部が破砕装置12に導入されることなく落下、飛散することを防止することができ、破砕効率を向上させることができる。
しかし、それでもなお搬送体42に引っ掛かったまま送りコンベア11の戻り面側に回り込んでしまった木材片が搬送体42から離脱すると、それら離脱した木材片がホッパ10内に滞留することがある。この場合、ホッパ10の底面に滞留した木材片が送りコンベア11下側の戻り面に引っ掛かり、従動輪41を通過する際に従動輪41と搬送体42との間に入り込んでしまい、甚だしい場合には、これが圧密して送りコンベア11が停止してしまう可能性もある。また、送りコンベア11の搬送面上の木材片が搬送体42に引っ掛かって戻り面側に回り込む際にも、駆動輪40と反総体42との間に木材片が入り込み圧密を起こす可能性がある。さらに、送りコンベア11を逆転させる場合にも、底壁体18上に滞留した木材片が搬送体42に引っ掛かって搬送され、駆動輪40と搬送体42との間に入り込んで圧密する可能性がある。従来のように従動輪を固定位置で支持する軸受構造では、従動輪側での圧密を回避するために予め搬送体の張力を緩めておくと、駆動輪側に圧密が生じることもある。
それに対し、本実施の形態によれば、前述した通り、従動輪41の軸受43が軸受支持手段41を介しホッパ10に対して弾性的に支持されているので、駆動輪40又は従動輪41と搬送体42との間に入り込んだ木材片の圧密力に追従して、従動輪41を駆動輪40側に移動させることができる。このように、木材片の侵入による圧密力を弾性的に逃がすことで、木材片を容易に従動輪41を通過させることができ、送りコンベア11が停止することを回避することができる。したがって、送りコンベア11に木材片が入り込んだとしても、送りコンベア11を停止させることなく、破砕装置12に対し円滑に被破砕物を連続供給することができ、作業効率を向上させることができる。
また、軸受支持手段121に張り調整機構132を設けたことにより、軸受支持手段121の持つ弾性力を考慮に入れた上で、送りコンベア11の搬送体42の張力を事前に適切な状態としておくことができる。作業をしていく上で、この張り調整機構132で搬送体42の張力を微調整していくことで、軸受43の弾性支持構造の効果を効果的に発揮させることができる。また、弾性力調整機構133を設けたことで、軸受43を移動させるのに要する圧密力を設定することができるので、この弾性力調整機構133を張り調整機構132と併せて有効活用することにより、軸受43を弾性支持する軸受支持手段121の機能を最大限に発揮させることができる。
本発明の木材破砕機の他の実施の形態を説明する。
本実施の形態が、前述した本発明の木材破砕機の一実施の形態と相違する点は、前述した実施の形態では、従動輪41が移動することで圧密防止していたのに対し、本実施の形態においては、搬送体42にプリテンションをかけておく点である。
図23は、本発明の木材破砕機の他の実施の形態の特徴を模式的に表した概念図で、この図において、先の各図と同様の部分には同符号を付し説明を省略する。
図23において、150は送りコンベア11の下側で戻り方向に移動する搬送体42に対しほぼ直交する方向から付勢力を与える付勢手段である。この付勢手段150は、駆動輪40や従動輪41の軸とほぼ平行で、例えばホッパ10の側壁体16に支持された軸151と、この軸151を支点に回動するフレーム152と、このフレーム152の一端(図23中の左側)を付勢するスプリング153と、フレーム152の他端(図23中の右側)に軸支され搬送体42を付勢する付勢輪(スプロケット、ローラ等)154とを備えている。すなわち、この付勢手段150では、スプリング153の伸び力によってフレーム152の一端側が下向きに付勢され、この付勢力が軸151を支点に回動するフレーム152の他端における上向きの力に変換される。これにより、フレーム152の他端側に設けた付勢輪154が、搬送体42の戻り面にほぼ直交する方向から付勢される。
このとき、本実施の形態では、一般の張り調整機構(前述した張り調整機構132でも良い)によって駆動輪40及び従動輪41の間隔が予め調整してあり、搬送体42に適当な弛みが生じるようにしてある。この搬送体42の弛みは、付勢輪154による付勢力によってほぼ鉛直方向に押し上げられ、搬送体42に適度な張力が与えられている。そして、本実施の形態においては、上記のように駆動輪40及び従動輪41間に緩めに巻き回した搬送体42を付勢手段150により付勢することにより、搬送体42に遊びを確保することができる。すなわち、例えば木材片が駆動輪40又は従動輪41と搬送体42との間に入り込んだ場合、その際に生じる圧密力により搬送体42に張力を増大させようとする力が作用するが、張力を増大させようとする力がスプリング153のばね力とバランスする範囲内では、侵入した木材片の厚みは搬送体42の遊びにより吸収され、かつ搬送体42の張力もほぼ一定に保たれる構造である。
以上のように、前述した本発明の木材破砕機の一実施の形態では侵入した木材片の厚みを軸受43の追従により吸収したのに対し、本実施の形態においては、必ずしも軸受43が移動する構成を用いなくても、搬送体42の遊びによって吸収することができるようになっている。その他の構成は、前述した本発明の木材破砕機の一実施の形態と同様であり、本実施の形態においても、前述した本発明の木材破砕機の一実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施の形態においては、付勢手段150を送りコンベア11の下側に設け、その搬送体42の戻り面を下側から付勢する構成としたが、図24に示したように、付勢手段150を送りコンベア11の搬送面と戻り面との間、すなわち搬送体42の内側に設け、搬送体42の戻り面を上側から付勢するように適宜構成しても良い。この場合も同様の効果を得ることができる。
なお、以上の各実施の形態においては、駆動輪40が破砕装置12側となるように送りコンベア11を配設していたが、これに限定されず、駆動輪40と従動輪41との位置関係が逆となるように送りコンベア11を配設しても良い。また、軸受支持手段121や付勢手段150に付勢力を持たせる手段として、それぞれスプリング131,153を設けたが、例えば板ばねや空気ばね等といった態様の異なるばねに代えても良いし、例えばゴム等の他の弾性材料を用いても良い。さらに、例えば重りの自重を所定方向の付勢力に変換するように構成しても構わない。これらの場合も同様の効果を得ることができる。
また、以上においては、被破砕木材の押圧導入手段として、前述した押えコンベア装置13を採用したが、これに限られず、例えば、駆動ローラ及び従動ローラの間に無端状の部材(ベルトやチェーン等)を巻き回したものを用いてもよい。また、その押圧時の動作も、回動動作でなく上下動する構成として構わない。この場合も同様の効果を得る。
また、破砕装置として破砕ロータ61の外周部に刃物(破砕ビット65)を取り付けたいわゆるインパクトクラッシャを備えた木材破砕機を例にとって説明したが、これに限られず、他の破砕装置、例えば、平行に配置された軸にカッタを備え、互いに逆回転させることにより被破砕物をせん断する破砕装置(いわゆるシュレッダを含む2軸せん断機等)や、ロール状の回転体(ロータ)に破砕用の刃物を取り付けたものを一対としてそれら一対を互いに逆方向へ回転させ、それら回転体の間に被破砕物を挟み込んで破砕を行う回転式の破砕装置(いわゆるロールクラッシャを含む6軸破砕機等)や、被破砕物をチップ状にするいわゆる木材チッパーを備えた木材破砕機にも適用可能である。これらの場合も、上記と同様の効果を得る。
さらに、本発明を自力走行可能な木材破砕機に適用した場合を例にとって説明したが、これに限られず、牽引して走行可能な移動式木材破砕機、若しくは例えばクレーン等により吊り上げて運搬可能な可搬式木材破砕機、さらにはプラント等において固定機械として配置される定置式木材破砕機に適用しても良いことは言うまでもなく、これらの場合も上記と同様の効果を得る。
本発明の木材破砕機の一実施の形態の全体構造を表す側面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態の全体構造を表す平面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられた破砕装置近傍の側面カバー内部の詳細構造を表す側面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられたホッパの後端近傍の詳細構造を表す側面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられたホッパの後端近傍の詳細構造を表す図4中のV−V矢視断面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられたホッパの後端近傍の詳細構造を表すホッパ10の後方から見た正面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられた送りコンベアの後端部の詳細構造を表す図6中のVII−VII矢視断面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられたホッパの開閉部のロック機構の詳細図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられたホッパの開閉部が開放された状態を表す図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられた破砕装置付近の側面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられた破砕装置付近の内部構造を詳細に表す断面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられた第1アンビル及び第1スクリーン付近の構成を抽出しそれらの可動機構の詳細を表す図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられた第1アンビル及び第1スクリーン付近の構成を抽出しそれらの可動機構の詳細を表す図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられた第1アンビル及び第1スクリーン付近の構成を抽出しそれらの可動機構の詳細を表す図12中のXIV−XIV矢視断面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられた第1スクリーンのロック解除時の状態を表す図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられた第2スクリーン付近の構成を抽出しその可動機構の詳細を表す図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられた第2スクリーンのロック解除時の破砕装置周辺の状態を表す図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられた軸受支持手段近傍の詳細構造を表す側面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられた軸受支持手段の内部構造と動作状態を併せて表した側面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられた送りコンベアの従動輪近傍の構造を抽出して表した側断面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられた送りコンベアの従動輪近傍の構造を抽出して表した側断面図である。 本発明の木材破砕機の一実施の形態に備えられた送りコンベアの従動輪を駆動輪から遠ざける方向に位置調整した場合の案内部材の取付け状態を表した図である。 本発明の木材破砕機の他の実施の形態の特徴を模式的に表した概念図である。 本発明の木材破砕機の他の実施の形態の特徴を模式的に表した概念図である。
符号の説明
10 ホッパ
11 送りコンベア
12 破砕装置
16 側壁体
18 底壁体
36 本体フレーム
40 駆動輪
41 従動輪
42 搬送体
43 軸受
121 軸受支持手段
132 張り調整機構
133 弾性力調整機構
150 付勢手段

Claims (4)

  1. 本体フレームと、
    この本体フレーム上に設けられ、導入した被破砕木材を破砕処理する破砕装置と、
    前記本体フレームの長手方向一方側に設けられ、駆動輪、従動輪、及びこれら駆動輪と従動輪とに巻き回された搬送体を有し、被破砕木材を前記破砕装置に搬送する送りコンベアと、
    この送りコンベアの幅方向両側に設けた側壁体、及び前記送りコンベアの下方側に設けた底壁体を有し有底状に形成されたホッパと、
    前記搬送体と前記駆動輪又は前記従動輪との間に作用する圧密力に追従して前記従動輪が前記駆動輪側に移動可能なように、前記側壁体に対して前記送りコンベアの従動輪を支持する軸受を弾性的に支持する軸受支持手段と
    を備えたことを特徴とする木材破砕機。
  2. 前記軸受支持手段は、前記軸受の位置を調整し、前記搬送体の張力を調整する張り調整機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載の木材破砕機。
  3. 前記軸受支持手段は、その弾性力を調整する弾性力調整機構を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の木材破砕機。
  4. 本体フレームと、
    この本体フレーム上に設けられ、導入した被破砕木材を破砕処理する破砕装置と、
    搬送方向両端部にそれぞれ設けた駆動輪、従動輪、及びこれら駆動輪と従動輪とに巻き回された搬送体を有し、被破砕木材を前記破砕装置に搬送する送りコンベアと、
    この送りコンベアの前記搬送体の戻り面に対しほぼ直交する方向から付勢力を与える付勢手段と
    を備えたことを特徴とする木材破砕機。
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