JPH09187587A - 縫製データ処理装置に接続する装置 - Google Patents

縫製データ処理装置に接続する装置

Info

Publication number
JPH09187587A
JPH09187587A JP8133263A JP13326396A JPH09187587A JP H09187587 A JPH09187587 A JP H09187587A JP 8133263 A JP8133263 A JP 8133263A JP 13326396 A JP13326396 A JP 13326396A JP H09187587 A JPH09187587 A JP H09187587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewing data
sewing
data
data processing
storage medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8133263A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Wakayama
明弘 若山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP8133263A priority Critical patent/JPH09187587A/ja
Priority to US08/746,113 priority patent/US5831858A/en
Publication of JPH09187587A publication Critical patent/JPH09187587A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/08Arrangements for inputting stitch or pattern data to memory ; Editing stitch or pattern data
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/06Physical exchange of memory
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/20Pc systems
    • G05B2219/23Pc programming
    • G05B2219/23417Read program from pluggable memory card
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/20Pc systems
    • G05B2219/26Pc applications
    • G05B2219/2626Sewing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体式外部記憶媒体だけを接続可能なミシ
ンに、半導体式外部記憶装置とは記録形式の異なる光学
式記憶媒体を接続可能とする。 【解決手段】 ミシンMに接続されるデータ装置1は、
光学式ディスク6からデータを入出力するための入出力
インターフェース5と、入出力インターフェース5に接
続された制御装置4と、その制御装置4と接続されミシ
ンMにデータを入出力するための入出力インターフェー
ス3と、入出力インターフェース3とミシンMとを接続
するための接続部2とから構成されている。制御装置4
はデータ変換機能を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の外部記憶装
置を装着可能な縫製データ処理装置に接続する装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子制御式ミシン等では、実用的
な縫製模様(直線、ジグザグ)に加えて、様々な具象模
様や刺繍模様が縫製可能であり、そのために縫製や表示
のためのデータが膨大となり、ミシン内部にそれらのデ
ータを全て内蔵することが不可能となった。また、次々
に新たな刺繍模様が創作されるため、より多くしかも新
たな刺繍模様を縫製可能とするために、カード形状の半
導体式外部記憶装置(ROMカードやフラッシュメモリ
カード)を専用に装着するミシンが本出願人によって考
案されていた(特開平5−49767号公報)。この種
の電子制御式ミシンは縫製データを処理する機能と縫目
を形成する機能とを兼ね備えている。また、上述した電
子制御式ミシンで用いられる縫製データを作成する縫製
データ処理装置も、本出願人によって提案され(特開平
6−86881号公報)、この種の縫製データ処理装置
も半導体式外部記憶装置を専用に装着するように構成さ
れている。刺繍模様によっては、その糸密度やサイズを
示す属性データが縫製データが付加されるものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年で
は、刺繍模様の大型化による針落ち数の増加、刺繍模様
の複雑化などに伴って縫製にかかわるデータ量が激増
し、同一の半導体式外部記憶装置に記憶できる刺繍模様
は少なかった。一方、刺繍模様数の増加のため、半導体
式外部記憶装置を数多く所有してその置き場所が必要に
なったり、多くの半導体式外部記憶装置の中から所望の
ものを選択する手間が生じていた。更に、半導体式外部
記憶装置は、FD(フロッピーディスク)と同等な記憶
容量しか有しないが、そのコストはFDより数十倍から
数千倍も高価であった。このように、従来の縫製データ
処理装置では、半導体式外部記憶媒装置しか用いること
ができないので、縫製データの自由度が低く縫製データ
を取り扱いにくいという問題点があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、特定の記憶装置を装着する縫製
データ処理装置に対して、データの自由度を向上させる
その縫製データ処理装置に接続する装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の縫製データ処理装置に接続する装置
は、縫製にかかわる縫製データを記憶するための半導体
式外部記憶装置に代えて、その縫製データを処理する縫
製データ処理装置に装着する装着手段と、縫製データを
記憶するための光学式記憶媒体について縫製データの読
み出し或いは書き込みの少なくとも一方を行う読書手段
と、装着手段及び読書手段を介して縫製データ処理装置
と光学式記憶媒体との間で縫製データの入力或いは出力
の少なくとも一方を行うための入出力手段とを備えてい
る。
【0006】従って、装着手段は、縫製にかかわる縫製
データを記憶するための半導体式外部記憶装置に代え
て、その縫製データを処理する縫製データ処理装置に装
着される。読書手段は、縫製データを記憶するための光
学式記憶媒体について縫製データの読み出し或いは書き
込みの少なくとも一方を行う。入出力手段は、装着手段
及び読書手段を介して縫製データ処理装置と光学式記憶
媒体の間で縫製データの出力或いは入力の少なくとも一
方を行う。そのため、縫製データ処理装置と光学式記憶
媒体との間で縫製データが装着手段及び読書手段を介し
て共有化され、光学式記憶媒体が縫製データ処理装置に
対する外部記憶装置となる。
【0007】請求項2記載の縫製データ処理装置に接続
する装置は、縫製にかかわる縫製データを記憶するため
の半導体式外部記憶装置に代えて、その縫製データを処
理する縫製データ処理装置に装着する第1装着手段と、
縫製データを記憶するための光学式記憶媒体について、
縫製データの読み出し或いは書き込みの少なくとも一方
を行う手段に装着する第2装着手段と、第1装着手段及
び第2装置手段を介して縫製データ処理装置と光学式記
憶媒体との間で縫製データの入力或いは出力の少なくと
も一方を行うための入出力手段とを備えている。
【0008】従って、第1装着手段は、縫製にかかわる
縫製データを記憶するための半導体式外部記憶装置に代
えて、その縫製データを処理する縫製データ処理装置に
装着される。第2装着手段は、縫製データを記憶するた
めの光学式記憶媒体について、縫製データの読み出し或
いは書き込みの少なくとも一方を行う手段に装着され
る。入出力手段は、第1装着手段及び第2装着手段を介
して縫製データ処理装置と光学式記憶媒体との間で縫製
データの入力或いは出力の少なくとも一方を行う。その
ため、縫製データ処理装置と光学記憶媒体にとの間で縫
製データが第1装着手段及び第2装着手段を介して共有
化され、光学式記憶媒体が縫製データ処理装置に対する
外部記憶装置となる。
【0009】また、請求項3記載の縫製データ処理装置
に接続する装置は、光学式記憶媒体の縫製データの形式
を半導体式外部記憶装置の形式に変換する変換手段を備
えている。そのため、変換手段は、半導体式外部記憶装
置の形式に光学式記憶媒体の縫製データの形式を自動的
に変換する。
【0010】更に、請求項4記載の縫製データ処理装置
に接続する装置は、縫目を形成する縫目形成手段を有す
る縫製データ処理装置に接続され、縫目形成手段を支持
する機枠外方に設置する読書手段を備えている。そのた
め、読取手段と縫目形成手段とが離間する。
【0011】そして、請求項5記載の縫製データ処理装
置に接続する装置は、コンパクトディスクに記憶される
縫製データを処理する手段を備えている。そのため、コ
ンパクトディスクが縫製データ処理装置に対する外部記
憶装置となる。
【0012】それから、請求項6記載の縫製データ処理
装置に接続する装置は、縫目を形成する縫目形成手段を
有する縫製データ処理装置に接続され、縫目形成手段の
動作中に縫製データ処理装置に縫製データを出力する入
出力手段を備えている。そのため、光学式記憶媒体の縫
製データが縫製動作に対応して縫製データ処理装置に順
次供給される。
【0013】請求項7の縫製データ処理装置に接続する
装置は、光学式記憶媒体から読み取られた縫製データを
一時的に記憶する一時記憶手段と、光学式記憶媒体から
縫製データを読み取った後に、縫製データ処理装置への
出力状態に一時記憶手段を切り替える切替手段とを備え
ている。従って、一時記憶手段は、光学式記憶媒体から
読み取られた縫製データを一時的に記憶する。切替手段
は、光学式記憶媒体から縫製データを読み取った後に、
縫製データ処理装置へ出力状態に、一時記憶手段を自動
的に切り替える。
【0014】請求項8の縫製データ処理装置に接続する
装置は、縫製にかかわる縫製データを記憶するための第
1外部記憶媒体に代えて、その縫製データを処理する縫
製データ処理装置に装着する装着手段と、第1外部記憶
媒体とは形状或いは大きさの異なる第2外部記憶媒体に
ついて縫製データの読み出し或いは書き込みの少なくと
も一方を行う読書手段と、装着手段及び読書手段を介し
て、縫製データ処理装置と第2外部記憶媒体との間で縫
製データの入力或いは出力の少なくとも一方を行うため
の入出力手段とを備えている。
【0015】従って、装着手段は、縫製にかかわる縫製
データを記憶するための第1外部記憶媒体に代えて、そ
の縫製データを処理する縫製データ処理装置に装着す
る。読書手段は、第1外部記憶媒体とは形状或いは大き
さの異なる第2外部記憶媒体について縫製データの読み
出し或いは書き込みの少なくとも一方を行う。入出力手
段は、装着手段及び読書手段を介して、縫製データ処理
装置と第2外部記憶媒体との間で縫製データの入力或い
は出力の少なくとも一方を行う。そのため、縫製データ
処理装置と第2外部記憶媒体との間で縫製データが装着
手段及び読書手段を介して共有化され、第1外部記憶媒
体や第2外部記憶媒体が縫製データ処理装置に対する外
部記憶装置となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1に示すように、ミシンMは、特開平5
−49767号公報に記載されたような縫目を形成する
ために釜、縫い針、並びに、図2に示すように、それら
を駆動するミシンモータGを備えている(それらを総称
して縫目形成機構と称する:縫目形成手段)。また、こ
のミシンMには、特開平6−86881号公報に記載さ
れたようなカード形状の半導体式外部記憶装置(以下、
刺繍カードCと称する:ROMカード、フラッシュメモ
リカード、ICカードなどである)を専用に接続可能な
電子制御式ミシンである。即ち、縫製にかかわる縫製デ
ータを処理する装置がミシンMに相当する。このミシン
Mでは、刺繍機Sに備えられた刺繍枠Wが縫い針Nに対
して前後左右に相対的に移動され、刺繍枠Wには被縫製
布が設置される。また、縫目形成時に縫目形成機構が作
動することによって生じる振動をミシンMの機枠全体で
減衰するように構成されている。
【0018】図1に示すように、ミシンMの側面には、
刺繍カードCが接続可能なようにコネクタ7の開口部7
aが設けられている。そのミシンMの内部には、図2に
示すように、刺繍カードCを接続するためのコネクタ7
と、刺繍カードCと制御装置9との間でデータをやりと
りするための入出力インターフェース8等が含まれてい
る。その制御装置9は、ミシンM全体の制御を行うため
のものであり、図示されていないがCPU、ROM、R
AM等から構成されており、一般的なミシンと同様に、
ミシンモータG、ステッピングモータ(図略)の駆動
と、表示装置Lの制御と、起動/停止スイッチ等のスイ
ッチ(図略)の監視と、ミシンMの各部に配置されたセ
ンサからの信号の監視と、刺繍機Sの駆動等の制御を行
っている。制御装置9は、ミシンM内部のデータやミシ
ンMの外部の刺繍カードCからの縫製データに従って刺
繍機Sを駆動制御する。
【0019】刺繍カードCには、縫製にかかわるデータ
が記憶されており、その記憶容量は磁気式のFD(フロ
ッピーディスク)とほぼ同じであるが、そのコストは、
磁気式のFDの数十倍から数千倍も高価である。図9に
示すように、刺繍カードCには、N個分の刺繍模様が記
憶されており、1つの刺繍模様については、属性デー
タ、表示データ、運針データとが記憶され、これらが本
発明で言うところの縫製データである。
【0020】属性データとは、刺繍模様のサイズや糸密
度であったり、固定値であったり変更可能な値であった
りするパラメータである。表示データとは、刺繍模様の
形象をミシンMで表示するためのフォントデータであ
り、近年では、運針データから表示を行う装置もあり、
必ずしも必要でない。運針データとは、針と布地(刺繍
枠)との相対位置を決定するためのデータで、通常、X
Y方向の移動量である。しかし、絶対座標値であっても
構わない。それら縫製データに加えて、刺繍カードCに
は、刺繍カードの種類を示すカード情報データ、その他
の文字データ、制御プログラムの一部などが時として記
憶される。
【0021】更に、その刺繍カードCのデータには、各
刺繍模様の属性データ、表示データ、運針データの始ま
る先頭アドレス(記憶開始位置)を記憶した各種テーブ
ルが記憶される。その各種テーブルとしては、属性テー
ブル、表示テーブル、運針テーブル、検索テーブルがあ
る。そして、のテーブルで示されたアドレスに、それぞ
れの縫製データが整然と配列されるように記憶されてい
る(アドレス形式の記憶:半導体式外部記憶装置の記憶
形式)。
【0022】次に、刺繍カードCと記憶形式の異なる光
学式ディスク6について図10を参照して説明する。
【0023】光学式記憶媒体で且つ外部記憶媒体である
光学式ディスク6は、半導体式の刺繍カードCとは記録
形式が異なる記憶媒体であるが、その記憶容量は刺繍カ
ードCの数百倍から数千倍の大容量であり、磁気式のF
Dよりはるかに安価である。光学式ディスク6では、レ
ザー光などにより高密度で記録されたデータが読み出し
或いは記録(書き込み)される。この光学式ディスク6
では、渦巻き状の非常に細い仮想線に沿って凹みが形成
されている(トラッキング形式:光学式記憶装置の記憶
形式)。
【0024】その細い仮想線は、光学式ディスク6の基
準で決まっている物理セクタ(2352バイトに相当)
で区切られている。例えば、図10に示すように、所定
の同期信号データ(12バイト相当)、所定のモードを
示すIDデータ(4バイト相当)、書き込まれた任意の
データ(2048バイト相当)、並びに、所定のセクタ
完了時の誤り訂正のためのECCデータ(288バイト
相当)から単位ブロックが設定されている。その任意の
データ部分に刺繍模様の縫製データが記憶される。そし
て、1つの刺繍模様に対する縫製データが1つの単位ブ
ロックに任意のデータに納まりきらないのであれば、次
のブロックの任意データとして記憶される。尚、この渦
巻き状の始点は内側端部、終点は外側端部である。本実
施の形態の光学式ディスク6はコンピュータ関係のデー
タを扱うモード1の記憶媒体である。
【0025】次に、ミシンMに接続されるデータ装置1
について説明する。
【0026】データ装置1は、光学式ディスク6からデ
ータを入出力するための入出力インターフェース5と、
入出力インターフェース5に接続された制御装置4と、
その制御装置4と接続されミシンMにデータを入出力す
るための入出力インターフェース3と、入出力インター
フェース3とミシンMとを接続するための接続部2とか
ら構成されている。接続部2は、その先端部が刺繍カー
ドCのように略長方形の板状に形成され、ミシンMの刺
繍カードCの装着されるコネクタ7に接続可能に構成さ
れている。この制御装置4と接続部2とはケーブルKを
介してデータを出入力可能に構成されている。この接続
部2が、本発明の請求項1記載の装着手段に相当する。
【0027】制御装置4は、CPU492、ROM49
4、RAM500等から構成され、そのROM494に
は、刺繍カードCのデータ構造(図9参照)を得るため
のプログラムが予め格納されている。入出力インターフ
ェース5は、光学式ディスク6に対して書き込み及び読
み出し可能に構成された読書装置(読書手段)である。
制御装置4は、入出力インターフェース5からのデータ
を刺繍カードCのデータ形式(アドレス形式)に自動的
に変換して入出力インターフェース3へ出力し、入出力
インターフェース3からのデータを光学式ディスク6の
データ形式(トラッキング形式)に自動的に変換して入
出力インターフェース5へ出力する。
【0028】即ち、光学式ディスク6に記憶されたデー
タに従って、ミシンMは刺繍を形成する。従って、光学
式ディスク6に記憶されたデータがデータ装置1の接続
部2を介してミシンMへ、刺繍カードCのデータ構造と
何ら相異はなく供給され、刺繍カードCとは記録形式が
異なる他の光学式記憶媒体のデータを扱うことが可能と
なる。また、ミシンMで使われている長方形の刺繍カー
ドCと形状の異なる円盤状の光学式ディスク6がミシン
Mの外部記憶装置とすることが可能となる。刺繍カード
Cが請求項8記載の第1外部記憶媒体に相当し、光学式
ディスク6が請求項8記載の第2外部記憶媒体に相当す
る。
【0029】逆に、ミシンMで処理された縫製にかかわ
る情報(例えば、組み合わせ編集したオリジナル刺繍模
様)は、刺繍カードCの記憶形式でミシンMから出力さ
れ、データ装置1を介して刺繍カードCとは記憶形式が
異なる光学式記憶媒体に記録されるように構成されてい
る。光学式ディスク6からデータ装置1への縫製データ
の転送は、読み出し開始ボタン20により開始される。
ミシンMに接続されるデータ装置1の側面には、光学式
ディスク6を挿入するための挿入口11が設けられてい
る。その近傍には、光学式ディスク6を排出するための
排出ボタン11aが設けられている。
【0030】次に、光学式ディスク6からデータ装置1
へ縫製データを記憶するためのRAM500の記憶エリ
ア構成について図8を参照しつつ説明する。
【0031】RAM500の先頭には、光学式ディスク
6の検索テーブルを記憶するための検索テーブルエリア
510がアドレス0より設定され、続いて、光学式ディ
スク6から1ブロック分のデータを一旦記憶する単位ブ
ロックエリア520がアドレス1000より設定されて
いる。次に、後述する縫製データ転送の際に用いるカウ
ンターとなるカウンターエリア530が、アドレス40
00より設定されている。それから、光学式ディスク6
のカード情報を記憶するカード情報エリア540がアド
レス5000より設定されている。
【0032】更に、RAM500内に記憶された縫製デ
ータを検索するためのテーブルエリア550がアドレス
5500より各種設定されている。そこには、複数のテ
ーブルが記憶されので、テーブル自体の所在を検索する
ための検索テーブルエリア560が、アドレス5500
より設定されている。次に、刺繍模様毎の属性データ、
表示データ、運針データを検索するための属性テーブ
ル、表示テーブル、運針テーブルがアドレス6000、
6500、7000より設定されている。これらテーブ
ルにおいては、データの記憶開始位置が所定アドレスお
きに記憶されるように設定されている。そして、刺繍模
様毎の属性データ、表示データ、運針データを記憶する
ためのデータエリア600がアドレス8000より1枚
の光学式ディスク6の縫製データを記憶できるように設
定されている。このデータエリア600では、連続して
高アドレス側にデータ記憶されていくように予め設定さ
れている。
【0033】上述したアドレス5000以降に設定され
ているカード情報エリア540、テーブルエリア55
0、データエリア600により、図9に示す刺繍カード
Cと同様な記憶エリアが設定される(仮想カードエリア
610)。尚、上述したアドレスは一例であるので、光
学式ディスク6の規格や記憶容量に応じて適宜設定すれ
ば良い。また、テーブルの種類や数についても、刺繍カ
ードCや光学式ディスク6に記憶されている縫製データ
に基づき適宜設定しても良い。
【0034】次に、光学式ディスク6から出力されたデ
ータを、刺繍カードCに記憶された縫製データと同様に
する動作について図3乃至図7のフローチャートに沿っ
て説明する。
【0035】まず、データ装置1の電源を立ち上げる
と、CPU492は後述の処理を行うための各種のカウ
ンター値を初期設定すると共に、カード情報エリア54
0にミシンMで用いることができるための所定のカード
情報データを設定し、検索テーブル560に各テーブル
の記憶開始位置(アドレス5500、6000、650
0、7000)を自動的に設定する(S10)。カウン
ター値としては、光学式ディスク6内の出力対象となる
刺繍模様を示す出力模様数Nが「1」に、光学式ディス
ク6内の出力対象となるブロック数を示す出力ブロック
数NHが「1」に設定される。
【0036】また、カード情報データを記憶し始める際
のカード情報記憶先頭アドレスを示すカウンターCA
が、カード情報エリア540の先頭アドレス5000に
設定される。データ装置1のRAM500内で、各種の
テーブルにおける記憶位置のアドレスを示すカウンター
KA,ZA,HA,UAが、それぞれのテーブルエリア
の先頭アドレス5500,6000,6500,700
0に設定される。更に、データ装置1のRAM500内
で、刺繍模様毎の縫製データを記憶する際のアドレスを
示すカウンターDAがデータエリアの先頭アドレス80
00に設定される。上述したカウンターの初期設定値、
カード情報データ、並びに、各テーブルの記憶開始位置
は、予めROM494に記憶され、必要に応じて種々の
処理に用いられる。
【0037】次に、作業者が光学式ディスク6を挿入口
11から挿入し、読み出し開始ボタン20を押すと(S
20)、光学式ディスク6からの縫製データの出力が開
始されたと判断する。続いて、CPU492は、光学式
ディスク6の先頭に記憶されている検索テーブルを検索
テーブルエリア510に記憶する(S30)。そして、
CPU492は検索テーブルエリア510の記憶内容に
基づき、刺繍模様の総数Nmaxを自動的に演算する
(S40)。続いて、1番目の模様1の縫製データの光
学式ディスク6での出力ブロック数NHを演算し(S5
0)、入出力インターフェース5の読み取りヘッドを移
動させる(S60)。
【0038】次に、CPU492は、アドレスDA(=
8000)を示すデータを、属性テーブルエリア570
のアドレスZA(=6000)に記憶し(S710)、
現在の記憶対象である模様1の属性データの記憶開始位
置を検索可能にする。続いて、CPU492は、次の模
様2の記憶位置を設定するために、次の属性テーブルエ
リア570内の記憶位置を示す値にカウンターZAを更
新する。例えば、この各模様の属性データの記憶位置を
記憶するために、10アドレス分の間隔をとることが決
められている場合、カウンターZAを6010(=60
00+10)に更新する(S715)。
【0039】更に、CPU492は、光学式ディスク6
の出力ブロック数NHに記憶されたデータをブロック毎
読み取り、単位ブロックエリア520にそのブロックの
任意のデータ部分の2048バイト分を記憶する(S7
20)このS720は、図7に示すS210乃至S25
0であり後述する。次に、CPU492は、単位ブロッ
クエリア520の属性データの1バイトを、データエリ
ア600のアドレスDA(=8000)に記憶し、属性
データテーブルと記憶位置とを一致させる(S72
5)。更に、CPU492は、次回の属性データを記憶
するために、カウンタDAを更新する。例えば、この模
様1の属性データを1バイト分記憶するために、1アド
レス分のデータエリア600を用いたとすると、カウン
ターDAを8001(=8000+1)に更新する(S
730)。
【0040】上述したように、CPU492は、終了コ
ードを記憶するまで1バイトずつ属性データをデータエ
リア600に記憶すると共に(S725,S730,S
735:N)、記憶した属性データのバイト数Kをイン
クリメントする(S745)。そして、光学式ディスク
6の次のブロックにわたって属性データが記憶されてい
る場合、2048バイト分の属性データを記憶しても
(S740:Y)、終了コードが記憶されないので(S
735:N)、次の出力ブロック数NHの属性データ全
体が単位ブロックエリア520に重複して記憶される。
こうして、属性データの記憶のためにデータエリア60
0が、例えば50アドレス用いられ、終了データまでが
記憶されると(S735:Y)、次に、表示データの記
憶ルーチン(図3のS80:図5のS810乃至S84
5)に移行する。
【0041】そして、CPU492は、現在のデータア
ドレスDA(8050=8000+50)を示すデータ
を、表示テーブルエリア580のアドレスHA(=65
00)に記憶し(S810)、現在の記憶対象である模
様1の表示データの記憶開始位置を検索可能にする。続
いて、CPU492は、上記カウンタZAと同様に、カ
ウンタHAを所定のアドレス分に対応する値だけ自動的
に更新する(S815:HA=6510)。
【0042】更に、CPU492は、光学式ディスク6
の出力ブロック数NHの表示データをブロック毎読み取
り、単位ブロックエリア520に記憶する(S82
0)。次に、CPU492は、単位ブロックエリア52
0の模様1の表示データの1バイトをデータエリア60
0のアドレスDA(=8050)に記憶し、表示データ
テーブルと記憶位置とを一致させる(S825)。更
に、CPU492は、今回の表示データを記憶するため
の用いたアドレスの次のアドレスを示すために、カウン
ターDAを自動的に更新する。上述したように、CPU
492は、終了コードを記憶するまで1バイトずつ表示
データをデータエリア600に記憶する(S820乃至
S845)。
【0043】そして、表示データのためにデータエリア
600が例えば100アドレス用いられ、終了データま
でが記憶されると(S835:Y)、CPU492は、
現在のデータアドレスDA(8150=8000+15
0)を示すデータを、運針テーブルエリア590のアド
レスUA(=7000)に記憶し(S910)、上記カ
ウンターZA、HAと同様に、カウンターUAが更新さ
れる(S915:UA=6510)。
【0044】更に、模様1の運針データがブロック毎に
読み取られ、単位ブロックエリア520に記憶され(S
920)、1バイト分の運針データが、データエリア6
00のアドレスDA(=8150)に記憶され、運針デ
ータテーブルと記憶位置とが一致される(S925)。
この1バイト毎の運針データの記憶に伴って、順次、カ
ウンターDAが更新され(S930)、終了コードが記
憶するまで1バイトずつ運針データをデータエリア60
0に記憶する(S920乃至S945)。そして、終了
データを記憶すると(S935:Y)、模様1について
縫製データの記憶が完了する。
【0045】次に、模様数が最大模様Nmaxに達して
いないとして(S100:N、S120:図3)、模様
2について、属性データ、表示データ、運針データに関
わる記憶が同様に行われる(S50乃至S90)。模様
2においては、属性データ、表示データ、運針データの
各記憶開始位置(アドレス6010、6510、701
0)が、属性テーブルエリア560のアドレス5510
に、表示テーブルエリア580のアドレス6010に、
表示テーブルエリア580のアドレス6510に記憶さ
れる。模様2の属性データは、模様1の運針データの次
で、データエリア600のアドレス8650から順次記
憶される。
【0046】模様Nmaxまで縫製データの記憶が自動
的に完了すると(S100:Y)、CPU492は、入
出力切り替え器496を制御して、ミシンM側にデータ
を供給できる状態に自動的に切り替える(S130)。
次に、CPU492は、その状態を維持し、ミシンMか
らの呼び出しに応じて、縫製データを接続部2を介して
ミシンMに供給する(S140)。そして、ミシンM
は、RAM500のアドレス5000以降を、刺繍カー
ドCと同様に外部記憶装置として認識する。
【0047】尚、カード情報が、図9に示す刺繍データ
カードCではアドレス0から記憶され、図10に示すR
AM500ではアドレス5000から記憶されているの
で、CPU492は、カード情報読み出し時には、アド
レス5000を読み込ませるように構成されている。ま
た、仮想カードエリア610がアドレス0から始まるよ
うに、RAMを2つ備えたりしても良く、その場合、カ
ード情報読み出し時の特殊な処理を行う必要はない。
【0048】次に、光学式ディスク6からデータ装置1
の単位ブロックエリア520への出力について図7のフ
ローチャートに沿って説明する。
【0049】まず、今回の記憶タイミングが、1ブロッ
ク分の縫製データの記憶が完了した後のタイミングであ
るか否かが判定される(S210)。そうであれば(S
210:Y)、出力ブロック数NHを1ブロック分更新
し(S220)、その出力ブロック数NHの示すブロッ
クに記憶されたデータが読み取られる(S230)。そ
して、任意のデータ部分のデータ(2048バイト)だ
けが、単位ブロックエリア520に記憶され、続いて、
ECCデータに基づきデータ復元が行われる(S24
0)。次に、ブロック毎の記憶がされたために、カウン
ターKが初期化される(S250:K=1)。
【0050】尚、同期データやIDデータは本来の同期
を取るためやモードを示すために用いるだけでRAM5
00には全てのステップで記憶されない。また、今回の
記憶タイミングが完了前である、即ち、ブロックの途中
から他の種類のデータが始まっていると判定されると
(S210:N)、このルーチンは何もしない。
【0051】上述した発明の実施形態においては、デー
タ装置1に刺繍カードCと光学式ディスク6との変換機
能を備えているので、光学式記憶媒体を利用することが
想定される前にすでに販売、或いは生産してしまったミ
シンMで、光学式記憶媒体を外部記憶装置として利用す
ることができる。
【0052】ミシンMの機枠の外方に、データ装置1の
本体は設置されるので、光学式ディスク6の読書機構と
振動を生じる縫目形成機構とが離間しており、データ装
置1内で光学式ディスク6は予め決められた良好な状態
で回転する。よって、縫目形成時の振動によってデータ
の読み出しや書き込みが妨げられることが防止されてい
る。更に、光学式記憶媒体には、半導体記憶媒体に比べ
多くの情報を安価に記憶することができるので、非常に
緻密な大きな刺繍模様のデータをも記憶可能となる。ま
た、1枚あたりの刺繍模様の記憶数が増加するので、保
管場所や記憶媒体の購入量が少なくて済む。
【0053】尚、上述した発明の実施形態においては、
ミシンMやデータ装置1が外部記憶媒体に対して読み出
し及び書き込みが可能であるが、読み出しか、書き込み
か、或いは、追記の少なくとも一つだけが行える装置で
あっても良い。本発明の実施形態の光学式ディスク6
は、具体的には、再生専用の光ディスク(CD−RO
M、DVD等)や、記憶及び再生型の光磁気ディスク
(MO、MD、PD等)である。また、上述した実施形
態のデータ装置1は、光学式記憶媒体の光学式ディスク
6を毎度挿入させる装置であるが、光学式記憶媒体(光
ディスクや光磁気ディスク)を備えるハードディスク等
について、縫製データの入出力を行っても良い。そし
て、光学式ディスク6が光ディスクである場合、磁気式
のフロッピーディスクのように記憶媒体を覆うカバー等
が必要ない。更に、上述した光学式記憶媒体は大量のデ
ータを記憶しているので、制御装置2、9には高速演算
装置であるMPUを用いれば、一層円滑なデータ処理を
行なうことができる。
【0054】上述した発明の実施形態においては、デー
タ装置1の制御装置4がデータ変換を行なうが、ミシン
Mにそのような変換機能をもたせても良い。上述した発
明の実施形態においては、縫目形成機構を備える電子制
御ミシンについて説明したが、特開平6−86881号
公報に記載されたような縫製データを作成或いは編集可
能な縫製データ作成装置に用いても同様の効果を生じ
る。更に、刺繍カードCを装着可能な接続装置を有する
一般のコンピュータ機器に、上述のデータ装置1を接続
して、光学式ディスク6に対してデータを書き込んだ
り、それから読み出しても良い。
【0055】上述した実施の形態によれば、刺繍カード
Cの1枚分の縫製データを光学式ディスク6の縫製デー
タを一括してデータ装置1のRAM500に展開させて
いるが、ミシンMの操作や刺繍縫製の進行に応じて、順
次光学式ディスク6から縫製データを部分毎に読み出す
ように構成しても良い。また、縫製のために、データ装
置1からの縫製データを記憶するミシンMのRAMは、
1つの刺繍模様の全縫製データを記憶して良い。また、
ミシンMのRAMがデータ装置1から順次縫製データの
一部を出力され記憶するものであれば、光学式記憶媒体
のような大容量の記憶装置に記憶された記憶量の多いデ
ータを扱えることができる(請求項6にかかわる縫製デ
ータ処理装置に接続する装置)。
【0056】上述した実施の形態では、属性データ、表
示データ、運針データからなる縫製データについて述べ
たが、運針データ、属性データ、表示データは必ずしも
全てが必要ではなく、ある刺繍模様を示す画像データに
基づき、縫い針Nと刺繍枠Wとを制御したり、表示を行
ったり、属性を決定するようになミシンMかデータ装置
1であれば、その仕様に合わせて画像データを光学式デ
ィスク6からミシンMに出力或いは入力するように構成
しても良い。或いは、運針データか表示データかの一方
から、他の2種のデータを作成するようにしても良い。
それらのデータを作成する処理は、ミシンM行っても、
データ装置1で行っても良い。
【0057】上述した実施の形態では、光学式ディスク
6から縫製データを読み出し、及び、データを書き込む
装置と、縫製データ処理装置であるミシンMへ縫製デー
タを出力する出力装置が一体的に構成されているが、そ
れぞれを別々に作成しても良い(請求項2にかかわる縫
製データ処理装置に接続する装置)。例えば、光学式デ
ィスク6から縫製データを読み出し、或いは、データを
書き込む装置は、汎用の情報機器であるコンピュータや
光学式ディスク読み取り装置を用い、且つ、ミシンへの
出力装置をその汎用の情報機器に接続するように第2接
続部105を形成すれば良い(図11乃至図13)。こ
のように、別々にする場合、光学式ディスク読み取り部
200と通常のFDの読み取り部210との両方を備え
る装置220であれば、データの扱える範囲が更に拡大
することができる。
【0058】例えば、図12に示すように、刺繍カード
Cと同形状の接続部2(ミシンMに取り付けられる側)
が、請求項2記載の第1装着手段に相当し、光学式ディ
スク6の読み書きする装置100に接続されるコネクタ
ー105が、請求項2記載の第2装着手段に相当する。
そして、接続装置110のCPUや、入出力切り替え
器、入出力インターフェース等が、請求項2記載の入力
手段に相当する。
【0059】上述した接続部2及びそのケーブルKをデ
ータ装置1から着脱可能に構成し、収納性を高めても良
い。この光学式ディスク6が、コンパクトディスク(外
径120mm、孔径15mm、厚さ2mm、回転方向:
反時計、スタート点:内周)と言われる物である場合、
それらは広く用いられている記憶媒体であるために、極
めて安価な外部記憶媒体となる(請求項5にかかわる光
学式記憶媒体)。
【0060】上述した実施の形態においては、縫製デー
タを構成する各種(属性、表示、運針)のデータの記憶
順が、刺繍カードCと光学式ディスク6とで同一である
が記憶形式が異なると共に、その自動的に光学式ディス
ク6の記憶形式(トラッキング形式)を刺繍カードCの
記憶形式(アドレス形式)に変更しているが、刺繍カー
ドCと異なる順序で各種のデータが記憶された光学式デ
ィスク(図14)であれば、記憶順序変換のためのステ
ップを設ければ良い。その場合、データ装置1内で、そ
の順序を刺繍カードCの記憶順に合わせてRAM500
に記憶するようにしても良い。
【0061】上述した実施の形態においては、処理中に
用いる一時記憶装置を1つのRAM500で行っている
が、検索テーブルエリア510、カウンターエリア52
0、単位ブロックエリア530に相当する部分と、仮想
カードエリア610に相当する部分とを別々のエリアと
しても良い。上述した実施の形態においては、1種類の
刺繍カードCのカード情報データをカード情報エリア5
40に記憶するように構成しているが、光学式ディスク
6の記憶内容に応じてカード情報エリア540に多様に
記憶するようにしても良い。また、ROM494に、複
数種類のカード情報データを記憶しても良い。更に、R
OM494に、複数機種の刺繍ミシンにデータを供給で
きるように複数種類のカード情報データを記憶しても良
い。
【0062】上述した実施の形態においては、1台のミ
シンMに縫製データを供給する構成について説明した
が、複数のミシンMに対して同時または選択的に縫製デ
ータを供給できるようにしても良い。その逆に、複数の
ミシンMから選択的に縫製データを供給されるように構
成しても良い。
【0063】上述したように、ミシンの外部記憶装置と
して光学式ディスク6を用いれば、ミシンのような縫製
装置とデータを専門に処理するコンピュータとの連結を
容易にすることができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1記載の縫製データ処理装置に接続する装置におい
ては、装着手段及び読書手段を介して縫製データ処理装
置と光学式記憶媒体との間で縫製データの入力或いは出
力の少なくとも一方が行われるので、半導体記憶媒体に
代えて光学式記憶媒体に記憶された縫製データを縫製デ
ータ処理装置で利用することができ、データの自由度が
向上している。また、光学式記憶媒体には、半導体記憶
媒体に比べ多くの縫製データを安価に記憶することがで
き、しかも、記憶媒体の個数や保管場所が低減できる。
【0065】請求項2記載の縫製データ処理装置に接続
する装置においては、第1装着手段及び第2装着手段を
介して、縫製データ処理装置と光学式記憶媒体との間
で、縫製データの入力或いは出力の少なくとも一方が行
われるので、半導体記憶媒体に代えて光学式記憶媒体に
記憶された縫製データを縫製データ処理装置で利用する
ことができ、データの自由度が向上している。また、光
学式記憶媒体には、半導体記憶媒体に比べ多くの縫製デ
ータを安価に記憶することができ、しかも、記憶媒体の
個数や保管場所が低減できる。
【0066】また、請求項3記載の縫製データ処理装置
に接続する装置においては、光学式記憶媒体のデータの
形式を半導体式外部記憶装置の形式に自動的に変換する
ので、半導体式外部記憶媒体が直接使用可能で且つ光学
式記憶媒体が直接使用不可能な縫製データ処理装置で、
光学式記憶媒体に記憶されたデータを処理することがで
きる。
【0067】更に、請求項4記載の縫製データ処理装置
に接続する装置においては、縫製手段と読書手段とが離
間しているので、読書手段が光学式記憶媒体から良好に
縫製データを読み出し或いは書き込むことができる。
【0068】そして、請求項5記載の縫製データ処理装
置に接続する装置においては、光学式記憶媒体としてコ
ンパクトディスクを用いているので、大量の縫製データ
を安価で簡単に扱うことができる。
【0069】それから、請求項6記載の縫製データ処理
装置に接続する装置においては、縫製手段の縫製に対応
して光学式記憶媒体から縫製データが縫製データ処理装
置に順次供給されるので、縫製データ処理装置に光学式
記憶媒体の記憶容量に相当する記憶領域を設ける必要が
低減されている。
【0070】請求項7記載の縫製データ処理装置に接続
する装置においては、光学式記憶媒体から一時記憶手段
への縫製データの記憶後に、縫製データ処理装置への出
力状態に自動的に切り変わるので、使い勝手がよい。
【0071】請求項8記載の縫製データ処理装置に接続
する装置においては、装着手段及び読書手段を介して縫
製データ処理装置と第2外部記憶媒体との間で縫製デー
タの入力或いは出力の少なくとも一方が行われるので、
第1外部記憶媒体に代えて第2外部記憶媒体に記憶され
た縫製データを縫製データ処理装置で利用することがで
き、データの自由度が向上している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における半導体式外部記憶
装置を接続可能なミシン並びにそれに接続される装置の
図である。
【図2】上記ミシン並びにそれに接続される装置のブロ
ック図である。
【図3】上記ミシンに接続される装置のメインルーチン
を示すフローチャートである。
【図4】上記ミシンに接続される装置の属性データ記憶
ルーチンを示すフローチャートである。
【図5】上記ミシンに接続される装置の表示データ記憶
ルーチンを示すフローチャートである。
【図6】上記ミシンに接続される装置の運針データ記憶
ルーチンを示すフローチャートである。
【図7】上記ミシンに接続される装置のブロック毎デー
タ記憶ルーチンを示すフローチャートである。
【図8】上記ミシンに接続される装置でのRAMの記憶
エリアを示す図である。
【図9】上記ミシンに装着される半導体式外部記憶装置
及び、ミシンに接続される装置でのRAMのデータ記憶
形式を示す図である。
【図10】上記光学式記憶媒体である光学式ディスクの
データ記憶形式を示す図である。
【図11】別の実施の形態の半導体式外部記憶装置を接
続可能なミシン並びにそれに接続される装置の図であ
る。
【図12】更に別の実施の形態の半導体式外部記憶装置
を接続可能なミシン並びにそれに接続される装置の図で
ある。
【図13】更に別の実施の形態のミシン並びにそれに接
続される装置のブロック図である。
【図14】別のデータ記憶形式のである光学式ディスク
のデータ領域を示す図である。
【符号の説明】
M 半導体式外部記憶装置が接続可能なミシン(縫製
データ処理装置) 1 データ装置(縫製データ処理装置に接続される装
置) 2 接続部(装着手段) 3 入出力インターフェース 4 制御装置(変換手段) 5 入出力インターフェース 6 光学式記憶媒体 7 コネクタ 8 入出力インターフェース 9 制御装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫製にかかわる縫製データを記憶するた
    めの半導体式外部記憶装置に代えて、その縫製データを
    処理する縫製データ処理装置に装着する装着手段と、 前記縫製データを記憶するための光学式記憶媒体につい
    て前記縫製データの読み出し或いは書き込みの少なくと
    も一方を行う読書手段と、 前記装着手段及び前記読書手段を介して、前記縫製デー
    タ処理装置と前記光学式記憶媒体との間で前記縫製デー
    タの入力或いは出力の少なくとも一方を行うための入出
    力手段とを備えることを特徴とする縫製データ処理装置
    に接続する装置。
  2. 【請求項2】 縫製にかかわる縫製データを記憶するた
    めの半導体式外部記憶装置に代えて、その縫製データを
    処理する縫製データ処理装置に装着する第1装着手段
    と、 前記縫製データを記憶するための光学式記憶媒体につい
    て、前記縫製データの読み出し或いは書き込みの少なく
    とも一方を行う手段に装着する第2装着手段と、 前記第1装着手段及び第2装着手段を介して前記縫製デ
    ータ処理装置と前記光学式記憶媒体との間で前記縫製デ
    ータの入力或いは出力の少なくとも一方を行うための入
    出力手段とを備えることを特徴とする縫製データ処理装
    置に接続する装置。
  3. 【請求項3】 前記光学式記憶媒体の縫製データの形式
    を前記半導体式外部記憶装置の形式に変換する変換手段
    を備えていることを特徴とする請求項1若しくは2記載
    の縫製データ処理装置に接続する装置。
  4. 【請求項4】 前記縫製データ処理装置は縫目を形成す
    る縫目形成手段を備え、前記読書手段は前記縫目形成手
    段を支持する機枠外方に設置することを特徴とする請求
    項1記載の縫製データ処理装置に接続する装置。
  5. 【請求項5】 前記光学式記憶媒体は、コンパクトディ
    スクであることを特徴とする請求項1乃至4記載のいず
    れかの縫製データ処理装置に接続する装置。
  6. 【請求項6】 前記縫製データ処理装置は縫目を形成す
    る縫目形成手段を備え、前記入出力手段は前記縫目形成
    手段の縫製動作中に前記縫製データを前記縫製データ処
    理装置に出力することを特徴とする請求項1記載の縫製
    データ処理装置に接続する装置。
  7. 【請求項7】 前記光学式記憶媒体から読み取られた前
    記縫製データを一時的に記憶する一時記憶手段と、前記
    光学式記憶媒体から前記縫製データを読み取った後に、
    前記縫製データ処理装置への出力状態に前記一時記憶手
    段を切り替える切替手段とを備えることを特徴とする請
    求項1記載の縫製データ処理装置に接続する装置。
  8. 【請求項8】 縫製にかかわる縫製データを記憶するた
    めの第1外部記憶媒体に代えて、その縫製データを処理
    する縫製データ処理装置に装着する装着手段と、 前記第1外部記憶媒体とは形状或いは大きさの異なる第
    2外部記憶媒体について前記縫製データの読み出し或い
    は書き込みの少なくとも一方を行う読書手段と、 前記装着手段及び前記読書手段を介して、前記縫製デー
    タ処理装置と前記第2外部記憶媒体との間で前記縫製デ
    ータの入力或いは出力の少なくとも一方を行うための入
    出力手段とを備えることを特徴とする縫製データ処理装
    置に接続する装置。
JP8133263A 1995-11-06 1996-05-28 縫製データ処理装置に接続する装置 Pending JPH09187587A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8133263A JPH09187587A (ja) 1995-11-06 1996-05-28 縫製データ処理装置に接続する装置
US08/746,113 US5831858A (en) 1995-11-06 1996-11-06 Data converting device connectable to embroidery data processing apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-287106 1995-11-06
JP28710695 1995-11-06
JP8133263A JPH09187587A (ja) 1995-11-06 1996-05-28 縫製データ処理装置に接続する装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09187587A true JPH09187587A (ja) 1997-07-22

Family

ID=26467659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8133263A Pending JPH09187587A (ja) 1995-11-06 1996-05-28 縫製データ処理装置に接続する装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5831858A (ja)
JP (1) JPH09187587A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE515527C2 (sv) * 1996-11-19 2001-08-20 Viking Sewing Machines Ab Datastyrd symaskin
JPH11104376A (ja) * 1997-09-30 1999-04-20 Brother Ind Ltd ミシン管理システム及び記録媒体
US6678573B2 (en) 2001-08-20 2004-01-13 Hirofumi Tamai Sewing machine with high speed interface for personal computer control
US20100262776A1 (en) * 2009-04-10 2010-10-14 Amir Navid Data drive

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01126995A (ja) * 1987-11-11 1989-05-19 Brother Ind Ltd ミシン
JPH02249578A (ja) * 1989-03-24 1990-10-05 Juki Corp ミシン装置
JPH03143473A (ja) * 1989-10-31 1991-06-19 Juki Corp ミシン装置
JPH04213715A (ja) * 1990-12-12 1992-08-04 Canon Inc 情報処理装置、デバイス制御方法、およびicカード
JPH0549767A (ja) * 1991-08-24 1993-03-02 Brother Ind Ltd 電子制御ミシン
JPH05337265A (ja) * 1992-06-12 1993-12-21 Janome Sewing Mach Co Ltd 二種類の記憶媒体機構を有する刺しゅうデータ作成装置
JPH0686881A (ja) * 1992-09-07 1994-03-29 Brother Ind Ltd 刺繍模様作成装置
JPH06154443A (ja) * 1992-11-20 1994-06-03 Juki Corp 電子サイクルミシン
JP3001429U (ja) * 1994-02-25 1994-08-30 船井電機株式会社 インターフェース変換回路

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4984103A (en) * 1987-12-07 1991-01-08 Fujitsu America, Inc. Method for reading/writing for a floppy disc drive with buffer memory
US5319566A (en) * 1991-02-15 1994-06-07 Janome Sewing Machine Co., Ltd. Embroidering data production system
DE4135471C2 (de) * 1991-10-28 1995-04-20 Pfaff Ag G M Kabelverbindung zwischen einem PC und einer Nähmaschine
JP3434075B2 (ja) * 1995-03-30 2003-08-04 ブラザー工業株式会社 刺繍データ処理装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01126995A (ja) * 1987-11-11 1989-05-19 Brother Ind Ltd ミシン
JPH02249578A (ja) * 1989-03-24 1990-10-05 Juki Corp ミシン装置
JPH03143473A (ja) * 1989-10-31 1991-06-19 Juki Corp ミシン装置
JPH04213715A (ja) * 1990-12-12 1992-08-04 Canon Inc 情報処理装置、デバイス制御方法、およびicカード
JPH0549767A (ja) * 1991-08-24 1993-03-02 Brother Ind Ltd 電子制御ミシン
JPH05337265A (ja) * 1992-06-12 1993-12-21 Janome Sewing Mach Co Ltd 二種類の記憶媒体機構を有する刺しゅうデータ作成装置
JPH0686881A (ja) * 1992-09-07 1994-03-29 Brother Ind Ltd 刺繍模様作成装置
JPH06154443A (ja) * 1992-11-20 1994-06-03 Juki Corp 電子サイクルミシン
JP3001429U (ja) * 1994-02-25 1994-08-30 船井電機株式会社 インターフェース変換回路

Also Published As

Publication number Publication date
US5831858A (en) 1998-11-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3163119B2 (ja) 記録再生装置
JPH10334206A (ja) 外部記憶装置
KR980010731A (ko) 하드디스크의 선택적 복사방법
US5865134A (en) Sewing data converting device for sewing machine
JPS6240038B2 (ja)
JPH09187587A (ja) 縫製データ処理装置に接続する装置
JP2000296284A (ja) 縫製データ処理装置に接続する装置
JP4441968B2 (ja) 記録方法、管理方法、及び記録装置
JP2000197781A (ja) ミシン
JP2616738B2 (ja) サーボトラックライタ
TW523668B (en) Control device and data processing system
JP4624504B2 (ja) ディジタル画像編集装置
JP2000083221A (ja) 画像表示装置
JP4198144B2 (ja) ディジタル画像編集装置
JP2001147783A (ja) 外部記憶媒体およびそれを使用する情報記録・再生装置
JP2000285661A (ja) 情報記録再生装置
JPH11317055A (ja) 画像データ記録装置、画像データ記録方法および記憶媒体
JP2001104669A (ja) 外部書き込み機能付ミシン
JPH10124362A (ja) 画像ファイル編集装置
JPS63206958A (ja) 磁気デイスク制御装置
JP4622247B2 (ja) プロジェクタ、プロジェクタ制御方法、及びプログラム
JPH1147473A (ja) 刺繍縫いミシン
JPH05182369A (ja) 磁気ディスク制御方法
JPH0536249A (ja) フレキシブルデイスクドライブ装置
JP2004062961A (ja) ハードディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041130