JPH11104376A - ミシン管理システム及び記録媒体 - Google Patents

ミシン管理システム及び記録媒体

Info

Publication number
JPH11104376A
JPH11104376A JP9267423A JP26742397A JPH11104376A JP H11104376 A JPH11104376 A JP H11104376A JP 9267423 A JP9267423 A JP 9267423A JP 26742397 A JP26742397 A JP 26742397A JP H11104376 A JPH11104376 A JP H11104376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewing machine
identification information
pattern data
sewing
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9267423A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasufumi Mase
康文 間瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP9267423A priority Critical patent/JPH11104376A/ja
Priority to US09/163,354 priority patent/US5970894A/en
Publication of JPH11104376A publication Critical patent/JPH11104376A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一台毎に系統的に管理することが可能な刺繍
ミシンを含む縫製装置を提供する。 【解決手段】 縫製処理を行う一又は複数の刺繍ミシン
Mと、当該刺繍ミシンMに刺繍用の模様データをダウン
ロードする模様データ編集装置40とを含む縫製装置S
Sであって、刺繍ミシンMは、当該刺繍ミシン毎に予め
設定されている固有の識別情報を記憶するEEPROM
と、刺繍ミシンMが模様データ編集装置40に接続され
たとき、識別情報を当該模様データ編集装置40に出力
する通信接続コネクタ4と、を備え、模様データ編集装
置40は、出力された識別情報を用いて、当該刺繍ミシ
ンMにて刺繍可能な模様データをダウンロードする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CPUを含んで電
子的に縫製すべき模様の選択等の情報の処理が可能であ
ると共に、自動的に縫製処理が可能な刺繍ミシンを含む
縫製装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】近年、縫製装置の分野においても、当該
縫製装置に含まれる刺繍ミシン内にCPUを含んだマイ
クロコンピュータを内蔵するか、又は外部のコンピュー
タから当該刺繍ミシンを制御することにより、例えば、
刺繍したい模様を刺繍ミシン上のタッチパネル等により
選択するか、又は当該コンピュータから入力するだけで
所望の刺繍を自動的に縫い上げるといったような種々の
処理が可能な刺繍ミシンを含む縫製装置が一般的となっ
てきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
刺繍ミシンを含む縫製装置においては、一つ一つの刺繍
ミシンを識別するための、例えば製造時に付与されるシ
リアル番号等の識別情報を当該刺繍ミシン内に記憶保存
しておくということはなされておらず、従って、刺繍ミ
シンを一台毎に区別することにより、例えば、ある刺繍
ミシンについて、過去にどのような修理が施されたか、
又はどのように部品交換がなされたか等の情報を蓄積
し、それを参照しつつ新たな修理を行うというような系
統的で効率的な管理を行うことができないという問題点
があった。
【0004】また、他の例としては、刺繍ミシンのグレ
ード(形式)によって刺繍できる模様が販売者によって
予め設定されている場合、すなわち、高いグレードの
(すなわち、高価な)刺繍ミシンでは縫製を許可して
も、低いグレードの刺繍ミシンでは縫製を許可できない
模様がある場合に、販売後の各刺繍ミシンを一台毎に管
理できないと、低いグレードの刺繍ミシンに対して、高
いグレードの刺繍ミシンのみで刺繍可能な模様に対応す
る模様データが拡布されてしまい、販売者等が不測の損
害を被ることがあるという問題点もある。
【0005】そこで、本発明は、上記の各問題点に鑑み
てなされたもので、その課題は、一台毎に系統的に管理
することが可能な刺繍ミシンを含む縫製装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、縫製処理を行う一又は
複数の刺繍ミシン等のミシンと、当該ミシンを管理する
模様データ編集装置等の管理装置とを含むミシン管理シ
ステムであって、前記ミシンは、当該ミシン毎に予め設
定されている識別情報であって、各ミシン毎に固有の識
別情報を記憶するEEPROM等の記憶手段と、前記ミ
シンが前記管理装置に接続されたとき、前記識別情報を
当該管理装置に出力する通信接続コネクタ等の出力手段
と、を備え、前記管理装置は、前記出力された識別情報
を用いて、当該識別情報が対応する前記ミシンを管理す
るように構成される。
【0007】請求項1に記載の発明の作用によれば、ミ
シンに含まれる記憶手段は、各ミシン毎に固有の識別情
報を記憶する。
【0008】そして、ミシンに含まれる出力手段は、ミ
シンが管理装置に接続されたとき、識別情報を当該管理
装置に出力する。
【0009】これにより、管理装置は、出力された識別
情報を用いて、当該識別情報が対応するミシンを管理す
る。
【0010】よって、識別情報に基づいて管理装置から
ミシンを管理するので、効率的にミシンを管理すること
ができる。
【0011】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載のミシン管理システムに
おいて、前記管理装置は、当該管理装置が管理する前記
ミシン毎に、各前記ミシンを修理した際の記録である修
理履歴情報を記憶するデータベース等の修理履歴記憶手
段と、前記ミシンが修理されたとき、当該修理されたミ
シンに対応する前記識別情報に基づいて前記修理された
ミシンに対応する前記修理履歴情報を更新するホストコ
ンピュータ等の更新手段と、を備える。
【0012】請求項2に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、管理装置に含まれ
る修理履歴記憶手段は、当該管理装置が管理するミシン
毎に修理履歴情報を記憶する。
【0013】そして、管理装置に含まれる更新手段は、
ミシンが修理されたとき、当該修理されたミシンに対応
する識別情報に基づいて修理されたミシンに対応する修
理履歴情報を更新する。
【0014】よって、識別情報に基づいて修理履歴情報
が更新・管理されるので、ミシンの修理を行う際に、過
去の修理履歴を参照して効率的に修理を実行することが
できる。
【0015】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、縫製処理を行う一又は複数の刺繍ミシン
等のミシンと、当該ミシンを管理する模様データ編集装
置等の管理装置とを含むミシン管理システムであって、
前記ミシンは、当該ミシン毎に予め設定されている識別
情報であって、各ミシン毎に固有の識別情報を記憶する
EEPROM等の識別情報記憶手段と、前記ミシンが前
記管理装置に接続されたとき、前記識別情報を当該管理
装置に出力する通信接続コネクタ等の出力手段と、前記
管理装置から出力された当該ミシンにおける縫製処理の
ための特定模様データに基づいて、当該特定模様データ
に対応する縫製処理を実行する縫針等の縫製手段と、を
備え、前記管理装置は、予め設定された複数種類の模様
データであって、前記ミシンにおける縫製処理のための
模様データを記憶するCD−ROM等の模様データ記憶
手段と、前記出力された識別情報に基づいて、前記記憶
されている模様データのうち、当該識別情報に対応する
模様データのみ前記特定模様データとして前記ミシンに
出力する模様情報出力部等のデータ出力手段と、を備え
る。
【0016】請求項3に記載の発明の作用によれば、ミ
シンに含まれる識別情報記憶手段は、各ミシン毎に固有
の識別情報を記憶する。
【0017】そして、ミシンに含まれる出力手段は、ミ
シンが管理装置に接続されたとき、識別情報を当該管理
装置に出力する。
【0018】一方、管理装置に含まれる模様データ記憶
手段は、ミシンにおける縫製処理のための模様データを
記憶する。
【0019】そして、管理装置に含まれるデータ出力手
段は、ミシンから出力された識別情報に基づいて、記憶
されている模様データのうち、当該識別情報に対応する
模様データのみ特定模様データとして前記ミシンに出力
する。
【0020】最後に、ミシンに含まれる縫製手段は、管
理装置から出力された特定模様データに基づいて、当該
特定模様データに対応する縫製処理を実行する。
【0021】よって、識別情報に対応する特定模様デー
タのみがミシンに供給されるので、特定模様データ以外
の模様データが不用意にミシンに供給されることを防止
できる。
【0022】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項3に記載のミシン管理システムに
おいて、前記識別情報は、当該識別情報が対応する前記
ミシンにおいて縫製処理に用いることが許可される前記
模様データを指定するための指定情報を含み、前記デー
タ出力手段は、前記出力された識別情報に含まれる当該
指定情報に基づいて、前記記憶されている模様データの
うち、前記指定情報により指定される前記模様データの
みを前記特定模様データとして前記ミシンに出力するよ
うに構成される。
【0023】請求項4に記載の発明の作用によれば、請
求項3に記載の発明の作用に加えて、識別情報は、ミシ
ンにおいて縫製処理に用いることが許可される模様デー
タを指定するための指定情報を含む。
【0024】そして、データ出力手段は、ミシンから出
力された識別情報に含まれる当該指定情報に基づいて、
記憶されている模様データのうち、指定情報により指定
される模様データのみを特定模様データとしてミシンに
出力する。
【0025】よって、指定情報により指定される模様デ
ータのみがミシンに供給されるので、当該ミシンで用い
られるべきでない模様データが当該ミシンに供給される
ことを防止できる。
【0026】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、請求項3又は4に記載のミシン管理シス
テムにおいて、前記管理装置は、前記特定模様データ及
び前記ミシンを用いて縫製処理を行う使用者を識別する
ための個人識別情報を入力するための端末装置等の個人
情報入力手段を更に備え、前記データ出力手段は、前記
入力された個人識別情報及び前記識別情報に対応する前
記模様データのみを前記特定模様データとして前記ミシ
ンに出力するように構成される。
【0027】請求項5に記載の発明の作用によれば、請
求項3又は4に記載の発明の作用に加えて、管理装置に
含まれる個人情報入力手段は、個人識別情報を入力する
ために用いられる。
【0028】そして、データ出力手段は、入力された個
人識別情報及び識別情報に対応する模様データのみを特
定模様データとしてミシンに出力する。
【0029】よって、特定模様データを使用すべきでな
い使用者が当該特定模様データを使用することを防止で
きる。
【0030】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、縫製処理を行う刺繍ミシン等のミシン毎
に予め設定されている識別情報であって、各前記ミシン
毎に固有の識別情報を記憶するEEPROM等の記憶手
段と、前記ミシンが管理装置に接続されたとき、前記識
別情報を前記管理装置に出力する通信接続コネクタ等の
出力手段と、を夫々備える一又は複数の前記ミシンと、
各前記ミシンを修理した際の記録である修理履歴情報を
記憶するデータベース等の記憶手段を備え、前記出力さ
れた識別情報を用いて、当該識別情報が対応する前記ミ
シンを管理する前記管理装置を含むミシン管理システム
における当該管理装置に含まれるコンピュータの動作を
制御するプログラムが当該コンピュータで読み取り可能
に記録されているROM等の記録媒体であって、当該コ
ンピュータを、前記ミシンが修理されたとき、当該修理
されたミシンに対応する前記識別情報に基づいて、前記
修理されたミシンに対応する前記修理履歴情報を更新す
る更新手段として機能させる前記プログラムが記録され
て構成される。
【0031】請求項6に記載の発明の作用によれば、更
新手段として機能するコンピュータは、ミシンが修理さ
れたとき、当該修理されたミシンに対応する識別情報に
基づいて、修理されたミシンに対応する修理履歴情報を
更新する。
【0032】よって、識別情報に基づいて修理履歴情報
が更新・管理されるので、ミシンの修理を行う際に、過
去の修理履歴を参照して効率的に修理を実行することが
できる。
【0033】上記の課題を解決するために、請求項7に
記載の発明は、縫製処理を行う刺繍ミシン等のミシン毎
に予め設定されている識別情報であって、各前記ミシン
毎に固有の識別情報を記憶するEEPROM等の記憶手
段と、前記ミシンが管理装置に接続されたとき、前記識
別情報を前記管理装置に出力する通信接続コネクタ等の
出力手段と、前記管理装置から出力された前記ミシンに
おける縫製処理のための特定模様データに基づいて、当
該特定模様データに対応する縫製処理を実行する縫針等
の縫製手段と、を夫々備える一又は複数の前記ミシン
と、予め設定された複数種類の模様データであって、前
記ミシンにおける縫製処理のための模様データを記憶す
るCD−ROM等の模様データ記憶手段と、前記出力さ
れた識別情報に基づいて、前記記憶されている模様デー
タのうち、当該識別情報に対応する模様データのみ前記
特定模様データとして前記ミシンに出力する模様情報出
力部等のデータ出力手段と、を備える模様データ編集装
置等の前記管理装置を含むミシン管理システムにおける
当該管理装置に含まれるコンピュータの動作を制御する
プログラムが当該コンピュータで読み取り可能に記録さ
れているROM等の記録媒体であって、前記識別情報
は、当該識別情報が対応する前記ミシンにおいて縫製処
理に用いることが許可される前記模様データを指定する
ための指定情報を含み、前記コンピュータを、前記出力
された識別情報に含まれる当該指定情報に基づいて、前
記記憶されている模様データのうち、前記指定情報によ
り指定される前記模様データのみを前記特定模様データ
として前記ミシンに出力する前記データ出力手段として
機能させる前記プログラムが記録されて構成される。
【0034】請求項7に記載の発明の作用によれば、識
別情報が指定情報を含み、更に、データ出力手段として
の機能するコンピュータは、出力された識別情報に含ま
れる当該指定情報に基づいて、記憶されている模様デー
タのうち、指定情報により指定される模様データのみを
特定模様データとしてミシンに出力する。
【0035】よって、指定情報により指定される模様デ
ータのみがミシンに供給されるので、当該ミシンで用い
られるべきでない模様データが当該ミシンに供給される
ことを防止できる。
【0036】上記の課題を解決するために、請求項8に
記載の発明は、請求項7に記載の記録媒体において、前
記管理装置は、前記特定模様データ及び前記ミシンを用
いて縫製処理を行う使用者を識別するための個人識別情
報を入力するための端末装置等の個人情報入力手段を更
に備え、当該データ出力手段として機能する前記コンピ
ュータは、前記入力された個人識別情報及び前記識別情
報に対応する前記模様データのみを前記特定模様データ
として前記ミシンに出力するように機能する前記プログ
ラムが記録されて構成される。
【0037】請求項8に記載の発明の作用によれば、請
求項7に記載の発明の作用に加えて、管理装置に含まれ
る個人情報入力手段は、個人識別情報を入力するために
用いられる。
【0038】そして、データ出力手段として機能するコ
ンピュータは、入力された個人識別情報及び識別情報に
対応する模様データのみを特定模様データとしてミシン
に出力する。
【0039】よって、特定模様データを使用すべきでな
い使用者が当該特定模様データを使用することを防止で
きる。
【0040】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。
【0041】(I)第1実施形態 始めに、本発明に係る第1実施形態について、図1乃至
図8を用いて説明する。
【0042】なお、以下に説明する実施形態は、本体内
にLCDディスプレイ等を備えた刺繍ミシンと、当該刺
繍ミシンに対して縫製すべき模様に対応する模様データ
を供給するためのコンピュータ等により構成される管理
装置としての模様データ編集装置を含む縫製装置に対し
て本発明を適用した場合の実施の形態である。
【0043】始めに、実施形態の刺繍ミシンの概観につ
いて、図1を用いて説明する。
【0044】図1に示すように、実施形態に係る刺繍ミ
シンMは、ボディ1上に、刺繍ミシンMによって種々の
縫製を行う際に当該刺繍ミシンMの動作状況等を表示す
るためのLCD(Liquid Crystal Display;液晶ディ
スプレイ)パネル2と、上述の模様データ編集装置によ
り編集された模様に対応する模様データ等を記憶すると
共に、後述する識別情報を記憶する外部ROM(Read
Only Memory)カード等が接続される出力手段としての
カードコネクタ3と、上記模様データ編集装置等の外部
のコンピュータと刺繍ミシンMとを接続して後述の識別
情報等のデータの授受を実行するための出力手段として
の通信接続コネクタ4と、電源ケーブル5と、縫製の際
に布が固定される布固定台6と、実際に縫製を行う縫製
手段としての縫針7と、縫製を開始するとき及び終了す
るとき操作されるスタート/ストップボタン8と、縫製
の際の返しを行うときに操作される返しボタン9と、縫
針7を手動で上下させるときに操作される針上下ボタン
10と、縫製後等で糸を切る場合に操作される糸切りボ
タン11と、縫針7を上下動させるためのモータの回転
速度を調節するためのモータ速度ボリューム12とを備
えている。
【0045】なお、LCDパネル2の表面には、各種の
入力操作を実行するための複数のボタン25aを一又は
複数個含むタッチパネル25が配置されている。
【0046】更に、布固定台6内には、固定されている
布を縫製すべき模様等に対応して縫針7の移動方向に垂
直な面(X−Y面)内で移動させるための回転モータ
や、下糸を格納する釜等が内蔵されている。
【0047】また、実際に縫製模様を縫製する際には、
図1に実線で示すミシンMの構成に加えて、図1に破線
で示すような、縫製模様を刺繍する布を固定するための
刺繍枠72と、縫製すべき縫製模様に応じて刺繍枠72
を図1の紙面に垂直な方向に移動させるための移動体7
1と、縫製すべき縫製模様に対応して移動体71を図1
の紙面に平行な方向に移動させることにより刺繍枠72
を図1の紙面に平行な方向に移動するための刺繍器70
とが装着される。このうち、刺繍器70内には、上記移
動体71を駆動すると共に当該移動体71を図1の紙面
に垂直な方向に移動させることにより、刺繍枠72を縫
針7の移動方向に垂直な面内で移動させるため後述する
X方向回転モータ23やY方向回転モータ24が備えら
れている。
【0048】次に、刺繍ミシンMの内部構成について、
図2に示すブロック図を用いて説明する。
【0049】刺繍ミシンMの動作は、その内部にある信
号処理部15により一元的に制御されている。
【0050】この信号処理部15は、図2に示すよう
に、実際に刺繍ミシンMの制御を行うCPU16と、C
PU16が動作するための制御プログラム等を予め読み
出し可能に記憶するROM17と、刺繍ミシンMの制御
に必要なデータ等を一時的に読み出し可能に格納するR
AM(Random Access Memory)18と、信号処理部1
5内の各構成部材を接続するバス20と、バス20及び
後述する入出力インターフェース21による各構成部材
の接続を制御するコントローラ19と、信号処理部15
と外部の構成部材とを接続する入出力インターフェース
21と、本発明に係る後述の識別情報等の固有情報を記
憶しておくための記憶手段及び識別情報記憶手段として
のEEPROM(Electrically Erasable and Progr
ammableROM;読み書き可能なROM)26と、によ
り構成されている。ここで、当該EEPROM26は、
電気的に記憶内容を書き変えることが可能であると共
に、刺繍ミシンM自体の電源を断としてもそれまでの記
憶内容を維持し続けるメモリである。
【0051】また、信号処理部15は、当該入出力イン
ターフェース21を介して、カードコネクタ3に挿入さ
れた上記外部ROMカード22、通信接続コネクタ4、
LCDパネル2、外部周辺スイッチS(上述したスター
ト/ストップボタン8、返しボタン9、針上下ボタン1
0等の外部から操作されるためのボタンを総称して外部
周辺スイッチSと現す。)、タッチパネル25、X方向
駆動モータ23及びY方向駆動モータ24等と接続され
ている。
【0052】なお、本実施形態の刺繍ミシンMの動作
は、CPU16により制御されつつ実行されるものであ
り、そのために必要なプログラムは、予めROM17内
に記憶されている。
【0053】次に、上記EEPROM26内に記憶され
ている本発明に係る識別情報について、図3を用いて説
明する。
【0054】図3に示すように、EEPROM26内に
記憶されている識別情報30としては、具体的には、刺
繍ミシンMの製造時に一台毎に別個に付与される製造シ
リアル番号31と、刺繍ミシンMの製造者名であるメー
カ番号32と、価格又はその有する機能等により予め区
分されたランクのうち、当該刺繍ミシンMが属するラン
クを示すグレード番号33とを含んでいる。
【0055】なお、上記EEPROM26については、
図4に示すように刺繍ミシンMの動作全体を制御するC
PUを含む他のLSI(Large Scale Integrated ci
rcuit)等と共に基板ボード65上に配置されている
が、当該基板ボード65上の他の位置には、上記識別情
報30に含まれる情報のうち、少なくとも上記製造シリ
アル番号31をバーコード化して印刷したバーコードラ
ベル66が貼付されている。
【0056】また、製造シリアル番号31自体について
は、部品の盗用等を防止するために、刺繍ミシンM毎に
連続した値ではなく、不連続の(飛び飛びの)値を製造
時に付与するようにすることもできる。
【0057】次に、上述の模様データ編集装置の構成及
び概要動作について、図5乃至図8を用いて説明する。
【0058】始めに、図5を用いて模様データ編集装置
の構成について説明する。
【0059】図5に示すように、第1実施形態の模様デ
ータ編集装置40は、CD−ROM(Compact Disk−R
ead Only Memory)ドライバ等からなる模様データ入
力部41と、利用可能模様抽出部42と、CRT(Cath
ode Ray Tube)ディスプレイ等からなる模様一覧表示
部44と、ライセンス情報抽出部43と、キーボード等
からなる縫製模様入力部45と、データ出力手段として
の模様情報出力部46とにより構成されている。このう
ち、ライセンス情報抽出部43及び模様情報出力部46
が、後述する種々の方法により上記刺繍ミシンMのカー
ドコネクタ3又は通信接続コネクタ4と接続されてい
る。
【0060】上記した構成を有する模様データ編集装置
40と上記刺繍ミシンMとにより実施形態の縫製装置S
Sが構成されている。なお、上記刺繍ミシンM及び模様
データ編集装置40は、当該刺繍ミシンMを使用する使
用者の自宅等に設置されているものである。
【0061】次に、模様データ編集装置40の動作を中
心として縫製装置SSの動作を説明する。
【0062】刺繍ミシンMと模様データ編集装置40と
が接続されると、刺繍ミシンからは上記識別情報30が
ライセンス情報抽出部43に出力される。
【0063】そして、ライセンス情報抽出部43は、当
該識別情報30に含まれる各情報に基づいて、当該刺繍
ミシンMにおいて刺繍可能な模様に対応する模様データ
(刺繍ミシンMにおいては、そのランクに応じて販売者
又は製造者等により刺繍可能な模様が予め設定されてい
る。)を示すライセンス情報Srを抽出し、利用可能模
様抽出部42に出力する。
【0064】一方、模様データ入力部41は、種々の刺
繍模様に対応する模様データが予め記録されている模様
データ記憶手段としてのCD−ROM47から当該記録
されている模様データを読み出し、模様情報Smとして
利用可能模様抽出部42及び模様情報出力部46に出力
する。
【0065】そして、利用可能模様抽出部42は、入力
されている模様情報Smに含まれている模様データの中
から、ライセンス情報Srに基づいて使用が許可される
模様データを利用可能模様情報Suとして模様一覧表示
部44に出力し、当該模様一覧表示部44は、出力され
た利用可能模様情報Suに含まれる模様データに対応す
る模様を、利用可能な模様として表示する。
【0066】次に、表示されている模様を見て使用者が
刺繍する模様を選択し、縫製模様入力部45において当
該選択に対応する入力処理がなされると、対応する入力
情報Siが模様情報出力部46に出力される。
【0067】そして、模様情報出力部46は、入力され
ている模様情報Smに含まれる模様データのうち、入力
情報Siに対応する模様データを利用模様情報Smuとし
て刺繍ミシンMに出力する。
【0068】その後、刺繍ミシンMでは、入力された利
用模様情報Smuに含まれる模様データに基づいて刺繍処
理を実行する。なお、このとき、縫製模様入力部45に
おいて複数種類の模様が選択されているときは、刺繍ミ
シンMにおいて当該選択された模様の中から実際に刺繍
処理をする模様を更に選択して刺繍することとなる。
【0069】また、模様データ編集装置40は、CD−
ROM47に記録されている複数の模様を組み合わせて
新しい模様を編集することも可能なように構成されてい
る。
【0070】次に、CD−ROM47内に記録されてい
る模様データの構成について、図6を用いて説明する。
【0071】図6に示すように、CD−ROM47内の
模様データは、大別して、インデクスデータ50と、模
様データ本体としてのデータ51が記録されている。
【0072】このうち、インデクスデータ50には、一
連番号であるインデクス50aと、模様番号50bと、
識別情報30(図3参照)と同様のメーカ番号50c
と、グレード番号50dとが含まれており、夫々の模様
番号50b毎にメーカ番号50cとグレード番号50d
とが対として記録されている。
【0073】また、データ51には、模様番号51a
と、実際の刺繍のための模様データ51bとが含まれて
いる。
【0074】これにより、上述した模様データ編集装置
40においては、模様データ入力部41にてCD−RO
M47から模様データを読み出す際に上記インデクスデ
ータ50も同時に読み出して模様情報Smとして利用可
能模様抽出部42に出力する。
【0075】そして利用可能模様抽出部42において
は、刺繍ミシンMから出力された識別情報30に基づく
ライセンス情報Sr(より具体的には、識別情報30内
のメーカ番号32とグレード番号33)に基づき、模様
情報Smとして入力されたインデクスデータ50と当該
ライセンス情報Srとを照らし合わせ、ライセンス情報
Srに一致するメーカ番号50c及びグレード番号50
dを有する模様を利用可能模様情報Suとして模様一覧
表示部44へ出力する。
【0076】そして、縫製模様入力部により指定された
模様の模様番号51aに対応する模様データ51bを当
該模様番号51aと共に刺繍ミシンMへ利用模様情報S
muとして出力するのである。
【0077】次に、上述した模様データの刺繍ミシンM
への送信(以下、ダウンロードと称する。)を実行する
際の模様データ編集装置40における具体的な処理につ
いて、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
【0078】模様データを模様データ編集装置40から
刺繍ミシンMへダウンロードする場合には、先ず、模様
データ編集装置40にCD−ROM47を挿入し(ステ
ップS1)、次に、刺繍ミシンMから識別情報30を模
様データ編集装置40へ出力する(ステップS2)。
【0079】そして、識別情報30から上記ライセンス
情報Srを抽出し(ステップS3)、次に、上記インデ
クス50aを示すパラメータを初期化する(ステップS
4)。
【0080】次に、CD−ROM47から模様データ入
力部41を介して読み出した模様データからインデクス
データ50を読み出し(ステップS5)、利用可能模様
抽出部42において読み出したインデクスデータ50と
ライセンス情報Srとを照らし合わせてインデクス50
aを示すパラメータが「0」の模様が識別情報30を出
力した刺繍ミシンMで使用可能か否かを判定し(ステッ
プS6)、使用可能であれば(ステップS6;YES)
当該インデクス50aを示すパラメータが「0」の模様
を模様一覧表示部44へ出力し(ステップS7)、イン
デクス50aを示すパラメータを「1」だけインクリメ
ントする(ステップS8)。そして、全ての模様に対し
てライセンス情報Srとの比較が終了しているか否かを
判定し(ステップS9)、終了していないときは(ステ
ップS9;NO)、再びステップS5へ戻る。
【0081】また、全ての模様に対してライセンス情報
Srとの比較が終了しているときは(ステップS9;Y
ES)、次に縫製模様入力部45において刺繍ミシンM
にダウンロードする模様が選択されると(ステップS1
0)、当該選択された模様に対応する模様データ51b
を刺繍ミシンMへ出力し(ステップS11)一連の処理
を終了する。
【0082】一方、ステップS6の判定において、イン
デクス50aを示すパラメータが「0」の模様が識別情
報30を出力した刺繍ミシンMで使用可能でないときは
(ステップS6;NO)、その模様は模様一覧表示部4
4への表示をせずにステップS8へ移行する。
【0083】次に、刺繍ミシンMと模様データ編集装置
40とを接続する方法について、具体的に図8を用いて
説明する。
【0084】刺繍ミシンMと模様データ編集装置40と
の間でデータの授受を行う方法としては種々の方法があ
るが、具体例としては、例えば、図8(a)に示すよう
に刺繍ミシンMの外部接続コネクタ4と模様データ編集
装置40とをシリアルケーブル55で直接接続してデー
タの授受を行わせることができる。また、図8(b)に
示すように、書き換え可能な外部ROMカード22を介
して刺繍ミシンMのカードコネクタ3と模様データ編集
装置40との間でデータの授受を行ってもよい。更に、
図8(c)に示すように、刺繍ミシンMに赤外線の発光
・受光部56を設け、赤外線を用いて模様データ編集装
置40との間でデータの授受を行ってもよい。更にま
た、図8(d)に示すように刺繍ミシンMの外部接続コ
ネクタ4と模様データ編集装置40とをいわゆるイーサ
ネットケーブル57で接続してデータの授受を行わせる
こともできる。
【0085】なお、図7に示す処理は、模様データ編集
装置40内の図示しない記録媒体としてのROM等に記
憶されたプログラムに基づいて実行されるものである。
【0086】以上説明したように、第1実施形態の縫製
装置SSの動作によれば、識別情報30内のライセンス
情報Srにより指定される模様データ51bのみが刺繍
ミシンMに供給されるので、当該刺繍ミシンMで用いら
れるべきでない模様データ51bが当該刺繍ミシンMに
供給されることを防止できる。
【0087】また、識別情報30がメーカ情報32を含
んでいると共に、インデクスデータ50もメーカ情報5
0cを含んでいるので、複数のメーカ製の刺繍ミシン間
でCD−ROM47を共用しても、当該刺繍ミシンMで
使用可能な模様データのみをダウンロードすることがで
きる。
【0088】(II)第2実施形態 次に、本発明に係る他の実施形態である第2実施形態に
ついて、図9及び図10を用いて説明する。なお、図1
0に示すフローチャートにおいて、図7に示すフローチ
ャートと同一の処理については同一のステップ番号を付
して細部の説明は省略する。
【0089】上述の第1実施形態においては、識別情報
30として、刺繍ミシンM固有の情報を用いたが、第2
実施形態においては、これに加えて、刺繍ミシンMを使
用する使用者個人毎に固有の個人識別情報(より具体的
には、刺繍ミシンMの購入時に交付される識別番号等)
を用いて模様データの供給を管理する。
【0090】なお、第2実施形態における装置構成は、
基本的には第1実施形態の模様データ編集装置40及び
刺繍ミシンMと同様であるが、第2実施形態の場合に
は、これらに加えて、例えば刺繍ミシンMの製造者が管
理している個人識別情報を蓄積する個人識別情報データ
ベースに対して、模様データ編集装置40が電話回線等
のネットワークを介して接続可能なように構成されてい
る。
【0091】第2実施形態においては、模様データのダ
ウンロードに先立ち、図9に示すように、刺繍ミシンM
を購入する際にその販売店において、交付された個人識
別情報を上記個人識別情報データベースに接続されてい
る図示しない個人識別情報入力手段としての端末装置か
ら入力し(ステップS15)、次に、購入した刺繍ミシ
ンMに対応する上記ライセンス情報Sr(メーカ番号3
2及びグレード番号33)を当該端末装置から入力し、
これらを合わせて個人識別情報データベースに登録する
処理を行う(ステップS17)。
【0092】そして、実際の模様データのダウンロード
においては、図10に示すように、始めに図8に示すス
テップS1を実行した後、上記個人識別情報を模様デー
タ編集装置40に入力する(ステップS18)。
【0093】次に、入力された個人識別情報に基づいて
個人識別情報データベースに照会し、登録されている個
人識別情報及びライセンス情報Srを抽出する(ステッ
プS19)。
【0094】その後、図8に示すステップS2乃至S5
を実行し、次に、ステップS20において、入力された
個人識別情報に付随して抽出されたライセンス情報Sr
がステップS3において抽出されているか否かを判定す
ると共に、インデクス50aを示すパラメータが「0」
の模様が識別情報30を出力した刺繍ミシンMで使用可
能か否かを判定し(ステップS20)、当該抽出された
ライセンス情報SrがステップS3において抽出された
ライセンス情報Srと一致し、且つインデクス50aを
示すパラメータが「0」の模様が識別情報30を出力し
た刺繍ミシンMで使用可能であるときのみ(ステップS
20;YES)当該インデクス50aを示すパラメータ
が「0」の模様を模様一覧表示部44へ出力し(ステッ
プS7)、その後、図8に示すステップS8乃至S11
を実行する。
【0095】一方、ステップS20の判定において、当
該抽出されたライセンス情報SrがステップS3におい
て抽出されたライセンス情報Srと一致しないか、又は
インデクス50aを示すパラメータが「0」の模様が識
別情報30を出力した刺繍ミシンMで使用可能でないと
きは(ステップS20;NO)当該模様については模様
一覧表示部44に出力せずにステップS8へ移行する。
【0096】なお、図10に示す処理は、模様データ編
集装置40内の図示しない記録媒体としてのROM等に
記憶されたプログラムに基づいて実行されるものであ
る。
【0097】以上説明したように、第2実施形態の縫製
装置の動作によれば、第1実施形態の縫製装置SSの効
果に加えて、入力された個人識別情報及び刺繍ミシンM
毎のライセンス情報Srに対応する模様データのみを刺
繍ミシンMに出力するので、当該模様データ51bを使
用すべきでない使用者が当該模様データ51bを使用す
ることを防止できる。
【0098】(III)第3実施形態 次に、本発明に係る他の実施形態である第3実施形態に
ついて、図11乃至図13を用いて説明する上述した第
1及び第2実施形態は、主として刺繍ミシンMを購入し
た使用者の家庭内における模様データ51bのダウンロ
ードに関する実施形態であったが、第3実施形態は、刺
繍ミシンMを購入した使用者が当該刺繍ミシンMを持ち
込む販売店と、当該刺繍ミシンMを製造した製造者との
間において、持ち込まれた刺繍ミシンMの修理に関する
情報を授受する際に上記識別情報30を用いる場合の実
施形態である。
【0099】始めに、第3実施形態の販売店と製造者と
を含む管理システムの全体構成について、図11を用い
て説明する。
【0100】図11に示すように、第3実施形態の管理
システムKでは、修理を必要とする刺繍ミシンMが持ち
込まれる販売店Hに、当該持ち込まれた刺繍ミシンMと
接続されて上記識別情報30を取り出す顧客用コンピュ
ータ60が設置されている。そして、この顧客用コンピ
ュータ60が電話回線等のネットワーク61を介して製
造者V内に設置されているホストコンピュータ62に接
続され、当該ホストコンピュータ62との間でデータの
授受が可能となっている。
【0101】一方、製造者V内にある更新手段及び管理
装置としてのホストコンピュータ62は、当該製造者V
が製造した全ての刺繍ミシンに関する過去の修理履歴を
記憶する修理履歴記憶手段及び記憶手段としてのデータ
ベース63を管理している。この修理履歴としては、例
えば、修理日時、修理内容、交換部品リスト等が含まれ
ており、各刺繍ミシン毎にこれらの情報が上記識別情報
30と対応させた形でデータベース63内に取り出し可
能に記録されている。
【0102】次に、図11に示す構成を用いて販売店H
に持ち込まれた刺繍ミシンMを修理する際の処理の流れ
を図12(a)に示すフローチャートを用いて説明す
る。
【0103】販売店Hに刺繍ミシンMが持ち込まれる
と、先ず、当該刺繍ミシンMを顧客用コンピュータ60
に接続して(ステップS25)刺繍ミシンMから識別情
報30を顧客用コンピュータ60に入力する(ステップ
S26)。
【0104】そして、刺繍ミシンM内のEEPROM2
6から正常に識別情報30が入力されたか否かが判定さ
れ(ステップS27)、例えばEEPROM26が正常
に機能しなかった等の原因で識別情報30が正常に入力
されなかったときは(ステップS27;NO)、図4に
示す基板ボード65に貼り付けられているバーコードラ
ベル66の内容を読み取ることにより識別情報30を顧
客用コンピュータ60に入力し(ステップS28)、次
に、当該入力された識別情報30をホストコンピュータ
62に伝送し、当該ホストコンピュータ62に当該識別
情報30に対応する修理履歴を照会する(ステップS2
9)。このとき、ホストコンピュータ62は、顧客用コ
ンピュータ60から伝送されてきた識別情報30を用い
てデータベース63内から当該識別情報30内の製造シ
リアル番号31に対応する修理履歴を取り出し、顧客用
コンピュータ60に返信する。
【0105】一方、ステップS27の判定において正常
に入力がなされたときは(ステップS27;YES)、
そのままステップS29へ移行して入力された識別情報
30を用いて修理履歴の照会を行う。
【0106】そして、照会によりホストコンピュータ6
2から取得された修理履歴は顧客用コンピュータ60上
に表示され(ステップS30)、当該修理履歴を参照し
つつ実際の修理が実行される(ステップS31)。
【0107】そして、修理後は、その修理内容等を新た
な修理履歴として識別情報30と共にホストコンピュー
タ62に送信して処理を終了する。
【0108】なお、当該新たな修理履歴を受信したホス
トコンピュータ62は、識別情報30に基づいてデータ
ベース63内の対応する修理履歴を更新する。
【0109】次に、ステップS31における修理の内容
について図12(b)を用いて説明する。
【0110】修理に当たっては、先ず、持ち込まれた刺
繍ミシンMの基板ボード65を取り出し、それが正常に
動作するか否かを判定する(ステップS35)。
【0111】そして、基板ボード65自体が正常に機能
しないことにより基板ボードを交換する必要があると判
定されたときは(ステップS35;YES)、次に、図
13に示すような、基板ボード65の機能を検査するた
めの基板チェッカ75に付随しているスキャナ77によ
り、バーコードラベル66の内容(識別情報30)を読
み込んで(ステップS36)、交換すべき新しい新基板
ボード76に対して読み取った基板チェッカ75により
識別情報30を書き込み(ステップS37)、更に新基
板ボード76に故障している基板ボード65上のバーコ
ードラベル66を貼り換える(ステップS38)。
【0112】そして、基板ボード以外の他の修理を実行
して(ステップS39)上述したステップS32へ移行
する。
【0113】一方、ステップS35の判定において、基
板ボード65を交換する必要がないときは(ステップS
65;NO)そのままステップS39へ移行する。
【0114】以上の処理以後、刺繍ミシンM固有の識別
情報30を有する新基板ボード76が新しい基板ボード
として機能することとなる。
【0115】なお、上述した処理のうち、ホストコンピ
ュータ62における処理は、当該ホストコンピュータ6
2内の記録媒体としての図示しないROM等に記憶され
たプログラムに基づいて実行されるものである。
【0116】以上説明したように、第3実施形態の管理
システムKの処理によれば、識別情報30に基づいてデ
ータベース63上の修理履歴情報が更新・管理されるの
で、刺繍ミシンMの修理を行う際に、過去の修理履歴を
参照して効率的に修理を実行することができる。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、識別情報に基づいて管理装置からミシン
を管理するので、ミシン一台毎に効率的にミシンを管理
することができる。
【0118】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、識別情報に基づいて修理
履歴情報が更新・管理されるので、ミシンの修理を行う
際に、過去の修理履歴を参照して効率的に修理を実行す
ることができる。
【0119】請求項3に記載の発明によれば、識別情報
に対応する特定模様データのみがミシンに供給されるの
で、特定模様データ以外の模様データが不用意にミシン
に供給されることを防止できる。
【0120】従って、他のミシンで使用されるべき模様
データが拡布されることを防止できる。
【0121】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の効果に加えて、識別情報中の指定情報に
より指定される模様データのみがミシンに供給されるの
で、当該ミシンで用いられるべきでない模様データが当
該ミシンに供給されることを防止できる。
【0122】請求項5に記載の発明によれば、請求項3
又は4に記載の発明の効果に加えて、入力された個人識
別情報及び識別情報に対応する模様データのみを特定模
様データとしてミシンに出力するので、特定模様データ
を使用すべきでない使用者が当該特定模様データを使用
することを防止できる。
【0123】請求項6に記載の発明によれば、識別情報
に基づいて修理履歴情報が更新・管理されるので、ミシ
ンの修理を行う際に、過去の修理履歴を参照して効率的
に修理を実行することができる。
【0124】請求項7に記載の発明によれば、識別情報
中の指定情報により指定される模様データのみがミシン
に供給されるので、当該ミシンで用いられるべきでない
模様データが当該ミシンに供給されることを防止でき
る。
【0125】請求項8に記載の発明によれば、請求項7
に記載の発明の効果に加えて、入力された個人識別情報
及び識別情報に対応する模様データのみを特定模様デー
タとしてミシンに出力するので、特定模様データを使用
すべきでない使用者が当該特定模様データを使用するこ
とを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】刺繍ミシンの概観を示す側面図である。
【図2】刺繍ミシンの内部概要構成を示すブロック図あ
る。
【図3】識別情報の構成を示す図である。
【図4】基板ボードの構成を示す概観斜視図である。
【図5】縫製装置の概要構成を示すブロック図である。
【図6】模様データの構成を示す図である。
【図7】模様データのダウンロードを示すフローチャー
トである。
【図8】刺繍ミシンと模様データ編集装置との接続の態
様を示す図であり、(a)はシリアルケーブルを用いた
接続の態様を示す図であり、(b)は外部ROMカード
を用いた接続の態様を示す図であり、(c)は赤外線を
用いた接続の態様を示す図であり、(d)はイーサネッ
トケーブルを用いた接続の態様を示す図である。
【図9】個人識別情報の設定を示すフローチャートであ
る。
【図10】個人識別情報を用いた模様データのダウンロ
ードを示すフローチャートである。
【図11】管理システムの概要構成を示すブロック図で
ある。
【図12】修理に伴う処理を示すフローチャートであ
り、(a)は修理に伴う処理を示すメインフローチャー
トであり、(b)は修理の内容を示すフローチャートで
ある。
【図13】基板チェッカの概観を示す平面図である。
【符号の説明】
1…ボディ 2…LCDパネル 3…カードコネクタ 4…通信接続コネクタ 5…電源ケーブル 6…布固定台 7…縫針 8…スタート/ストップボタン 9…返しボタン 10…針上下ボタン 11…糸切りボタン 12…モータ速度ボリューム 15…信号処理部 16…CPU 17…ROM 18…RAM 19…コントローラ 20…バス 21…入出力インターフェース 22…外部ROMカード 23…X方向駆動モータ 24…Y方向駆動モータ 25…タッチパネル 25a…ボタン 26…EEPROM 30…識別情報 31…製造シリアル番号 32、50c…メーカ番号 33、50d…グレード番号 40…模様データ編集装置 41…模様データ入力部 42…利用可能模様抽出部 43…ライセンス情報抽出部 44…模様一覧表示部 45…縫製模様入力部 46…模様情報出力部 47…CD−ROM 50…インデクスデータ 50a…インデクス 50b、51a…模様番号 51…データ 51b…模様データ 55…シリアルケーブル 56…発光・受光部 57…イーサネットケーブル 60…顧客用コンピュータ 61…ネットワーク 62…ホストコンピュータ 63…データベース 65…基板ボード 66…バーコードラベル 70…刺繍器 71…移動体 72…刺繍枠 75…基板チェッカ 76…新基板ボード 77…スキャナ M…刺繍ミシン S…外部周辺スイッチ SS…縫製装置 K…管理システム H…販売店 V…製造者 Sm…模様情報 Smu…利用模様情報 Sr…ライセンス情報 Si…入力情報 Su…利用可能模様情報

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫製処理を行う一又は複数のミシンと、
    当該ミシンを管理する管理装置とを含むミシン管理シス
    テムであって、 前記ミシンは、 当該ミシン毎に予め設定されている識別情報であって、
    各ミシン毎に固有の識別情報を記憶する記憶手段と、 前記ミシンが前記管理装置に接続されたとき、前記識別
    情報を当該管理装置に出力する出力手段と、を備え、 前記管理装置は、前記出力された識別情報を用いて、当
    該識別情報が対応する前記ミシンを管理することを特徴
    とするミシン管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のミシン管理システムに
    おいて、 前記管理装置は、 当該管理装置が管理する前記ミシン毎に、各前記ミシン
    を修理した際の記録である修理履歴情報を記憶する修理
    履歴記憶手段と、 前記ミシンが修理されたとき、当該修理されたミシンに
    対応する前記識別情報に基づいて前記修理されたミシン
    に対応する前記修理履歴情報を更新する更新手段と、 を備えることを特徴とするミシン管理システム。
  3. 【請求項3】 縫製処理を行う一又は複数のミシンと、
    当該ミシンを管理する管理装置とを含むミシン管理シス
    テムであって、 前記ミシンは、 当該ミシン毎に予め設定されている識別情報であって、
    各ミシン毎に固有の識別情報を記憶する識別情報記憶手
    段と、 前記ミシンが前記管理装置に接続されたとき、前記識別
    情報を当該管理装置に出力する出力手段と、 前記管理装置から出力された当該ミシンにおける縫製処
    理のための特定模様データに基づいて、当該特定模様デ
    ータに対応する縫製処理を実行する縫製手段と、を備
    え、 前記管理装置は、 予め設定された複数種類の模様データであって、前記ミ
    シンにおける縫製処理のための模様データを記憶する模
    様データ記憶手段と、 前記出力された識別情報に基づいて、前記記憶されてい
    る模様データのうち、当該識別情報に対応する模様デー
    タのみ前記特定模様データとして前記ミシンに出力する
    データ出力手段と、 を備えることを特徴とするミシン管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のミシン管理システムに
    おいて、 前記識別情報は、当該識別情報が対応する前記ミシンに
    おいて縫製処理に用いることが許可される前記模様デー
    タを指定するための指定情報を含み、 前記データ出力手段は、前記出力された識別情報に含ま
    れる当該指定情報に基づいて、前記記憶されている模様
    データのうち、前記指定情報により指定される前記模様
    データのみを前記特定模様データとして前記ミシンに出
    力することを特徴とするミシン管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載のミシン管理シス
    テムにおいて、 前記管理装置は、前記特定模様データ及び前記ミシンを
    用いて縫製処理を行う使用者を識別するための個人識別
    情報を入力するための個人情報入力手段を更に備え、 前記データ出力手段は、前記入力された個人識別情報及
    び前記識別情報に対応する前記模様データのみを前記特
    定模様データとして前記ミシンに出力することを特徴と
    するミシン管理システム。
  6. 【請求項6】 縫製処理を行うミシン毎に予め設定され
    ている識別情報であって、各前記ミシン毎に固有の識別
    情報を記憶する記憶手段と、前記ミシンが管理装置に接
    続されたとき、前記識別情報を前記管理装置に出力する
    出力手段と、を夫々備える一又は複数の前記ミシンと、
    各前記ミシンを修理した際の記録である修理履歴情報を
    記憶する記憶手段を備え、前記出力された識別情報を用
    いて、当該識別情報が対応する前記ミシンを管理する前
    記管理装置を含むミシン管理システムにおける当該管理
    装置に含まれるコンピュータの動作を制御するプログラ
    ムが当該コンピュータで読み取り可能に記録されている
    記録媒体であって、 当該コンピュータを、 前記ミシンが修理されたとき、当該修理されたミシンに
    対応する前記識別情報に基づいて、前記修理されたミシ
    ンに対応する前記修理履歴情報を更新する更新手段とし
    て機能させることを特徴とする前記プログラムが記録さ
    れた記録媒体。
  7. 【請求項7】 縫製処理を行うミシン毎に予め設定され
    ている識別情報であって、各前記ミシン毎に固有の識別
    情報を記憶する記憶手段と、前記ミシンが管理装置に接
    続されたとき、前記識別情報を前記管理装置に出力する
    出力手段と、前記管理装置から出力された前記ミシンに
    おける縫製処理のための特定模様データに基づいて、当
    該特定模様データに対応する縫製処理を実行する縫製手
    段と、を夫々備える一又は複数の前記ミシンと、予め設
    定された複数種類の模様データであって、前記ミシンに
    おける縫製処理のための模様データを記憶する模様デー
    タ記憶手段と、前記出力された識別情報に基づいて、前
    記記憶されている模様データのうち、当該識別情報に対
    応する模様データのみ前記特定模様データとして前記ミ
    シンに出力するデータ出力手段と、を備える前記管理装
    置を含むミシン管理システムにおける当該管理装置に含
    まれるコンピュータの動作を制御するプログラムが当該
    コンピュータで読み取り可能に記録されている記録媒体
    であって、 前記識別情報は、当該識別情報が対応する前記ミシンに
    おいて縫製処理に用いることが許可される前記模様デー
    タを指定するための指定情報を含み、 前記コンピュータを、前記出力された識別情報に含まれ
    る当該指定情報に基づいて、前記記憶されている模様デ
    ータのうち、前記指定情報により指定される前記模様デ
    ータのみを前記特定模様データとして前記ミシンに出力
    する前記データ出力手段として機能させることを特徴と
    する前記プログラムが記録された記録媒体。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の記録媒体において、 前記管理装置は、前記特定模様データ及び前記ミシンを
    用いて縫製処理を行う使用者を識別するための個人識別
    情報を入力するための個人情報入力手段を更に備え、 当該データ出力手段として機能する前記コンピュータ
    は、前記入力された個人識別情報及び前記識別情報に対
    応する前記模様データのみを前記特定模様データとして
    前記ミシンに出力するように機能することを特徴とする
    前記プログラムが記録された記録媒体。
JP9267423A 1997-09-30 1997-09-30 ミシン管理システム及び記録媒体 Pending JPH11104376A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9267423A JPH11104376A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 ミシン管理システム及び記録媒体
US09/163,354 US5970894A (en) 1997-09-30 1998-09-30 Sewing apparatus and program storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9267423A JPH11104376A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 ミシン管理システム及び記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11104376A true JPH11104376A (ja) 1999-04-20

Family

ID=17444649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9267423A Pending JPH11104376A (ja) 1997-09-30 1997-09-30 ミシン管理システム及び記録媒体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5970894A (ja)
JP (1) JPH11104376A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002058888A (ja) * 2000-08-18 2002-02-26 Janome Sewing Mach Co Ltd ミシン及びミシンシステム
JP2002292166A (ja) * 2001-03-30 2002-10-08 Brother Ind Ltd 刺繍縫製可能な電子制御ミシン、縫製模様提供システム、縫製模様提供方法、縫製模様提供サーバー及び縫製模様提供プログラム
JP2002292165A (ja) * 2001-03-30 2002-10-08 Brother Ind Ltd 縫製模様提供システム
JP2003093772A (ja) * 2001-09-21 2003-04-02 Brother Ind Ltd ミシンの情報伝送システム及びミシン
JP2004129839A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Juki Corp ミシンの操作パネル
JP2012518848A (ja) * 2009-02-23 2012-08-16 プロヴォ クラフト アンド ノヴェルティ インコーポレイテッド コントローラデバイス
US8276531B2 (en) 2008-12-10 2012-10-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Embroidery data providing apparatus, computer-readable medium storing embroidery data providing program, and embroidery data providing system

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1250203B (it) * 1991-07-23 1995-04-03 St Microelectronics Srl Dispositivo di controllo della linearita' in stadi di deflessione orizzontale
WO2002081803A1 (fr) * 2001-03-30 2002-10-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Systeme de fourniture de schemas de debit
US6678573B2 (en) * 2001-08-20 2004-01-13 Hirofumi Tamai Sewing machine with high speed interface for personal computer control
JP2004141471A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Janome Sewing Mach Co Ltd ネットワーク接続可能な刺繍装置及びネットワークシステム
DE10320092A1 (de) * 2003-05-05 2004-11-25 Frankl & Kirchner Gmbh & Co. Kg Datenerfassungs- und verarbeitungssystem zur Überwachung und Steuerung eines Verbundes von Industrienähmaschinen sowie Verfahren zur Überwachung und Steuerung eines solchen Verbundes mit einem Datenerfassungs- und -verarbeitungssystem
MX2008015865A (es) * 2006-07-31 2009-03-13 Sumitomo Metal Ind Metodo y aparato para gestionar la informacion de la historia de produccion de un tubo o tuberia y metodo para producir el tubo o la tuberia del mismo.
JP2008097577A (ja) * 2006-09-13 2008-04-24 Brother Ind Ltd ミシンのソフトウェア提供システム、ミシン及びコンピュータ読取り可能な記録媒体
EP1923497A1 (de) * 2006-11-17 2008-05-21 BERNINA International AG Kommunikationsvorrichtung für eine Nähmaschine
JP2022155707A (ja) * 2021-03-31 2022-10-14 ブラザー工業株式会社 縫製システム及び切断装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4479446A (en) * 1981-05-22 1984-10-30 Usm Corporation Sewing machine system having automatic identification and processing of mounted work
EP0568082A1 (en) * 1992-04-30 1993-11-03 Olympus Optical Co., Ltd. Sewing treatment and management system using an electronic data processing apparatus
JP3103597B2 (ja) * 1993-08-11 2000-10-30 リーバイ ストラウス アンド カンパニー コンピュータ制御された機械のための音声を用いたトラブルシューティングシステム
US5365867A (en) * 1993-08-27 1994-11-22 Jet Sew Technologies, Inc. Style group recognition system for automated sewing patterns
JPH09187587A (ja) * 1995-11-06 1997-07-22 Brother Ind Ltd 縫製データ処理装置に接続する装置
JP3425057B2 (ja) * 1997-03-24 2003-07-07 ブラザー工業株式会社 パターン縫い作業データ処理装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002058888A (ja) * 2000-08-18 2002-02-26 Janome Sewing Mach Co Ltd ミシン及びミシンシステム
JP2002292166A (ja) * 2001-03-30 2002-10-08 Brother Ind Ltd 刺繍縫製可能な電子制御ミシン、縫製模様提供システム、縫製模様提供方法、縫製模様提供サーバー及び縫製模様提供プログラム
JP2002292165A (ja) * 2001-03-30 2002-10-08 Brother Ind Ltd 縫製模様提供システム
JP2003093772A (ja) * 2001-09-21 2003-04-02 Brother Ind Ltd ミシンの情報伝送システム及びミシン
JP2004129839A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Juki Corp ミシンの操作パネル
US8276531B2 (en) 2008-12-10 2012-10-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Embroidery data providing apparatus, computer-readable medium storing embroidery data providing program, and embroidery data providing system
JP2012518848A (ja) * 2009-02-23 2012-08-16 プロヴォ クラフト アンド ノヴェルティ インコーポレイテッド コントローラデバイス

Also Published As

Publication number Publication date
US5970894A (en) 1999-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11104376A (ja) ミシン管理システム及び記録媒体
JP5267233B2 (ja) 自動販売機の表示装置
US8180475B2 (en) Embroidery data processor, embroidery sewing system, computer readable medium and multi-needle embroidery sewing machine
EP1655661A2 (en) Programmable display device
US4932342A (en) Embroidering system
US5904109A (en) Color switch setting data processing apparatus for multi-needle embroidery machine and sewing system employing the apparatus
JPH11253676A (ja) 刺繍縫製装置用生産管理システム
US6631306B2 (en) Embroidery production system with single-head embroidery sewing machines and method therefor
JPH1199292A (ja) ミシン
CN101250798A (zh) 缝纫机的生产管理装置
JP4798260B2 (ja) 縫製システム、多針ミシン及び記憶装置
JP4102137B2 (ja) 制御プログラム作成支援システム及びその支援方法
US5899153A (en) Process for the organization of the memory of an electronic sewing machine, and sewing machine
KR20060117211A (ko) 재봉기
JPH11104375A (ja) 縫製装置
JP2000197781A (ja) ミシン
US6370443B2 (en) Embroidery machine with operation-data storing function and method for controlling same
JP3774242B2 (ja) 外部記憶媒体の模様情報に基づく刺繍縫いが可能なミシン
US5736080A (en) Program setting method for injection molding machine control device
CN101354568B (zh) 控制装置
JP3874817B2 (ja) 記憶された模様情報に基づく刺繍縫いが可能なミシン
JP3744952B2 (ja) 外部記憶媒体の模様情報に基づく刺繍縫いが可能なミシン
US20030172861A1 (en) Sewing machine
JP3956281B2 (ja) メモリカード搭載式刺繍制御装置
US20120150337A1 (en) Sewing machine and computer program product

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060808

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060927

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070130