JPH09187141A - 作業機のエンジンボンネット構造 - Google Patents

作業機のエンジンボンネット構造

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JPH09187141A
JPH09187141A JP111196A JP111196A JPH09187141A JP H09187141 A JPH09187141 A JP H09187141A JP 111196 A JP111196 A JP 111196A JP 111196 A JP111196 A JP 111196A JP H09187141 A JPH09187141 A JP H09187141A
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JP
Japan
Prior art keywords
engine bonnet
engagement
engine
machine body
leaf spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP111196A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Hiraoka
実 平岡
Mikio Oomori
美樹雄 大森
Yutaka Yoneda
豊 米田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉操作を簡易なものにでき、エンジンボン
ネットの遊端側部分の強度を高めることのできる作業機
のエンジンボンネット構造を提供する。 【解決手段】 機体内方側及び下方に下方に開放された
箱形のエンジンボンネット8の天面部に座席7を装備
し、このエンジンボンネット8を機体2の外側下部にお
ける支点軸芯周りで揺動開閉自在に設け、エンジンボン
ネット8の機体内奥寄りの遊端下部と、機体2に突設し
た板バネ部材12とに、互いに係脱自在な突起10と係
合凹部13とを振り分け配備し、エンジンボンネット8
の閉じ姿勢への姿勢変更に伴って、突起10と係合凹部
13とを介してエンジンボンネット8を機体2に自動係
合可能な係合ロック機構Lを構成し、板バネ部材12
は、エンジンボンネット8から退避する側への弾性変形
により突起10と係合凹部13との係合を解除するよう
に構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機体内方側及び下
方に開放された箱形のエンジンボンネットの天面部に座
席を装備し、このエンジンボンネットを機体の外側下部
における支点軸芯周りで揺動開閉自在に設けた作業機の
エンジンボンネット構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の作業機のエンジンボンネ
ット構造にあっては、例えば、図6及び図7に示すよう
に、エンジンボンネット31を閉じ姿勢で機体32に対
して固定保持するための構造として、板金部材を側面視
下向きコの字状に形成したエンジンボンネット31を機
体32の固定部、例えば操縦レバー類を設けたボックス
33に固定するためのロック機構34を設けたものが提
案されている。このロック機構34は、エンジンボンネ
ット31の天面部31Aに載置状態で装備された操縦座
席35の横側部に手動レバー36を設けるとともに、こ
の手動レバー36と一体に回動操作されるフック部材3
7を設け、このフック部材37が係脱自在に係合される
係止凹部38をボックス33側に設けた構造となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造のものは、開いた状態のエンジンボンネット31
を閉じる場合に、一旦、エンジンボンネット31を閉じ
姿勢にした後、手動レバー36を操作してエンジンボン
ネット31が開かないようにロック機構34をロック作
用状態にしなければならず、操作が煩わしいものとなっ
ていた。
【0004】また、エンジンボンネット31の天面部3
1Aに設けられた構造となっていて、その上部で固定保
持されるものであるから、上部側の強度は高く維持され
るものの、エンジンボンネット31の開閉用の支点軸芯
Xに対して遊端がわとなる下端の縁部は、機体32上に
単に載置状態で接触するのみであった。このため、板金
製のエンジンボンネット31の下端部が閉じ姿勢で何ら
補強される構造となっておらず、変形しやすい等の虞れ
があった。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、開閉操作を簡易なものにできるとともに、エ
ンジンボンネットの遊端側の機体に載置される部分の強
度を高めることのできる作業機のエンジンボンネット構
造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(構成) 本発明の請求項1にかかる作業機のエンジン
ボンネット構造は、機体内方側及び下方に開放された箱
形のエンジンボンネットの天面部に座席を装備し、この
エンジンボンネットを機体の外側下部における支点軸芯
周りで揺動開閉自在に設けた作業機のエンジンボンネッ
ト構造であって、前記エンジンボンネットの機体内奥寄
りの遊端下部と、前記機体に突設した板バネ部材とに、
互いに係脱自在な突起と係合凹部とを振り分け配備し、
前記エンジンボンネットの閉じ姿勢への姿勢変更に伴っ
て、前記突起と前記係合凹部とを介して前記エンジンボ
ンネットを前記機体に自動係合可能な係合ロック機構を
構成し、前記板バネ部材は、前記エンジンボンネットか
ら退避する側への弾性変形により前記突起と係合凹部と
の係合を解除するように構成してあることを特徴構成と
する。
【0007】(作用) 上記請求項1にかかる特徴構成
によれば、係合ロック機構は、エンジンボンネットの閉
じ操作により、突起が係合凹部へ係合しに至る突起と係
合凹部との相対移動する経路における板バネ部材が、突
起とその経路に位置する部材との接当により簡易に後退
変位することになり、突起と係合凹部とが係合すると、
後退していた板バネ部材がその部材自身の変形付勢力に
より、姿勢復帰して係合凹部に突起が係入して係合され
ることになる。この係合により、係合姿勢の突起が係合
凹部に対してエンジンボンネットの開閉方向に交差する
から、その状態のままではエンジンボンネットは閉じ姿
勢のまま保持されることになる。エンジンボンネットを
開き側へ操作する場合には、板バネ部材をその付勢力に
抗して突起と係合凹部との係合が解除する側に変位操作
すれば、突起と係合凹部との係合が解除され、その状態
でエンジンボンネットを開き操作できることになる。
【0008】(効果) 従って、上記請求項1にかかる
特徴構成によれば、開き状態のエンジンボンネットにつ
いては単に揺動させて閉じ操作するだけで、自動的に突
起と係合孔とが係合されるので、エンジンボンネットを
閉じ操作する手間が少なくでき、作業が能率的に行え
る。また、エンジンボンネットの遊端側は閉じ状態で
は、係合ロック機構でロックされているので、遊端部の
補強もなされ、他物等がその遊端側に接触しても変形し
にくい等の利点がある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、作業機の一例としてのコ
ンバインを示している。このコンバインは、左右一対の
クローラ走行装置1,1で支持された機体2に、脱穀装
置3、搭乗運転部4、グレンタンク5等を搭載するとと
もに、機体2の前端部に、横軸芯周りで昇降自在な刈取
前処理部6を装着して構成している。
【0010】図1、図2及び図4に示すように、搭乗運
転部4には、搭乗作業者が着座できる座席7を設けてい
る。この座席7は、側面視下向きコの字状に板金材で構
成されたエンジンボンネット8、つまりコの字状形状に
より機体内方側及び下方に開放された箱形を成すエンジ
ンボンネット8の天面部8Aに搭載装備している。そし
て、エンジンボンネット8は、横側面箇所に防塵構造の
吸気ダクト9を設けているとともに、この吸気ダクト9
や座席7と共に、エンジンボンネット8の機体横外側端
部に設けたヒンジ構造による前後に沿った支点軸芯X周
りでの揺動により開閉操作可能となっている。エンジン
ボンネット8の前面部8Bの遊端がわ箇所には、突起と
しての丸棒のピン10を前方に突出する状態で固定して
いる。搭乗運転部4の機体2がわのステップ部11に
は、側面視L字状に曲げ形成された板バネ部材12を固
定設置しているとともに、この板バネ部材12の立ち上
げ片部分12Aには、閉じ状態のエンジンボンネット8
の前記ピン10が係脱自在な係合凹部としての係合孔1
3を穿設している。さらに、図3に示すように、この立
ち上げ片部分12Aにおける係合凹部としての係合孔1
3の形成箇所より上部箇所は、閉じ側にエンジンボンネ
ット8を揺動させてきたときに、ピン10の先端が接当
することで立ち上げ片部分12Aの上部側をエンジンボ
ンネット8から離間するように弾性変位させるためのピ
ン10のガイドを行う傾斜案内部12Bを曲げ形成して
いる。また、図3及び図4に示すように、立ち上げ片部
分12Aと相対向する状態で、剛性の高い板材よりなる
側面視L字状の規制部材14を、エンジンボンネット8
の内方側に位置する状態でステップ部11に立設してい
る。この規制部材14は、他物がエンジンボンネット8
の前面部8Bの遊端部やピン10に当たっても大きく変
形しないよう規制するものである。ここで、ピン10、
係合孔13、及び板バネ部材12は係合ロック機構Lを
構成している。
【0011】上記構成により、通常エンジンボンネット
8が閉じ姿勢となっているときには、エンジンボンネッ
ト8の前面部8Bの遊端部は、板バネ部材12とガイド
部材14との間に位置するものであって、その状態でピ
ン10が係合孔13に係合しているから、エンジンボン
ネット8の開閉方向に対してピン10が係合孔13に係
合してエンジンボンネット8の開放側への操作が行えな
いよう規制される。エンジンボンネット8を開放する場
合には、人手により板バネ部材12の立ち上げ片部分1
2Aをエンジンボンネット8側から離間するように変位
操作することで、ピン10と係合孔13との係合が解除
された状態にして、エンジンボンネット8を開放できる
ようにする。又、上記係合ロック機構Lは構造的にも簡
素なものとなっている。
【0012】次に、搭乗運転部4の日除けを行う日除け
部材15について簡単に説明する。図1に示すように、
日除け部材15は、その支柱16の下端部がグレンタン
ク5の前面部に横軸芯P周りで前後揺動自在に枢支され
ている。そして、後下がり傾斜した湾曲面に形成された
グレンタンク5の天面部5A、日除け部材15の天蓋部
17を沿わせた状態で日除け部材15を収納姿勢にす
る。この構造により、日除け部材15を非使用時にはコ
ンパクトに収納されるようにしている。尚、支柱16に
対して天蓋部17は横軸芯周りで揺動可能に枢支してお
り、ボルト等の締結具によって天蓋部17は支柱16に
対して適宜姿勢で固定できるように構成している。
【0013】次に、グレンタンク5から穀粒を排出する
アンローダ18について簡単に説明する。図5に示すよ
うに、アンローダ18の横送りスクリュー装置19にお
ける穀粒吐出口20においては、横送りスクリュー21
のスクリュー軸22に対して、軸芯方向に比較的長めの
筒ボス状部材23を外囲する状態で固定設置している。
【0014】〔別の実施の態様〕 機体に立設した板バネ部材の方に突起を設け、エン
ジンボンネットの遊端側下端部にその突起の係合可能な
係合凹部を設けても良い。
【0015】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインを示す全体側面図
【図2】要部を示す一部破断正面図
【図3】要部を示す斜視図
【図4】要部を示す縦断側面図
【図5】横送りスクリューコンベアの搬送終端部を示す
縦断側面図
【図6】従来のエンジンボンネットを固定する機構を示
す一部破断正面図
【図7】従来のエンジンボンネットを固定する機構を示
す縦断側面図
【符号の説明】
2 機体 7 座席 8 エンジンボンネット 10 突起 12 板バネ部材 13 係合凹部 L 係合ロック機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体内方側及び下方に開放された箱形の
    エンジンボンネット(8)の天面部に座席(7)を装備
    し、このエンジンボンネット(8)を機体(2)の外側
    下部における支点軸芯周りで揺動開閉自在に設けた作業
    機のエンジンボンネット構造であって、 前記エンジンボンネット(8)の機体内奥寄りの遊端下
    部と、前記機体(2)に突設した板バネ部材(12)と
    に、互いに係脱自在な突起(10)と係合凹部(13)
    とを振り分け配備し、前記エンジンボンネット(8)の
    閉じ姿勢への姿勢変更に伴って、前記突起(10)と前
    記係合凹部(13)とを介して前記エンジンボンネット
    (8)を前記機体(2)に自動係合可能な係合ロック機
    構(L)を構成し、前記板バネ部材(12)は、前記エ
    ンジンボンネット(8)から退避する側への弾性変形に
    より前記突起(10)と係合凹部(13)との係合を解
    除するように構成してある作業機のエンジンボンネット
    構造。
JP111196A 1996-01-09 1996-01-09 作業機のエンジンボンネット構造 Pending JPH09187141A (ja)

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