JPH0918684A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JPH0918684A
JPH0918684A JP7164067A JP16406795A JPH0918684A JP H0918684 A JPH0918684 A JP H0918684A JP 7164067 A JP7164067 A JP 7164067A JP 16406795 A JP16406795 A JP 16406795A JP H0918684 A JPH0918684 A JP H0918684A
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image
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JP7164067A
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English (en)
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Shigeki Kuwamoto
茂樹 桑本
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 並行処理、陰影処理、合成処理などを1ライ
ン単位で実行し、ホストコンピュータへのデータ転送を
並行して行うことが可能な画像読み取り装置を提供す
る。 【構成】 m,nを任意の整数とするとき、2値で読み
込んだ複数ラインからなる画像データの、m番目のライ
ンデータに対して誤差拡散、またはディザ処理を施し、
これを陰影データとする第1の処理手段803と、陰影
データを走査方向に任意のドット数だけシフトし、かつ
このデータをnライン数だけ遅延する第2の処理手段8
04と、シフト、及び遅延処理を行ったラインデータ
と、元画像のm+n番目のラインデータとを比較・合成
する第3の処理手段806とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像読み取り装置に係
り、特に画像データメモリ制御方式に特徴のある画像読
み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像データメモリ制御方式では、
読み込んだ全画像データをメモリに格納し、並行移動、
合成処理、回転処理、陰影処理などを行うようになって
いる(例えば、特開昭59−71564号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の画像読み取り装置では、読み込んだ全画像を格納する
メモリを装着しない限り、並行移動、合成処理、陰影処
理などを行うことはできなかった。即ち、ライン単位で
各種画像処理を行うことができなかった。
【0004】本発明の第1の目的は、1ライン単位で陰
影処理等を実行するようにして、データの並行移動及び
陰影処理と並行してホストコンピュータへのデータ転送
を行うことができ、ホストコンピュータ側で該処理を行
う場合に比べて、処理スピードが速く、ユーザの作業効
率が向上し、また、メモリ制御の負担も軽減される画像
読み取り装置を提供することにある。
【0005】本発明の第2の目的は、ユーザは、ホスト
コンピュータのユーザインターフェイス上から陰影処理
の設定を行うことができて、作業効率が向上する画像読
み取り装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的は、双方
向インターフェイスを介してホストコンピュータと通信
する通信手段と、原稿を移動または固定して読み取る読
み取り手段と、読み取った画像データを任意のライン数
のデータに格納するメモリ手段と、メモリ手段に格納し
た画像データに誤差拡散、またはディザ処理などの疑似
ハーフトーン処理を施す画像処理手段とを有する画像読
み取り装置において、m,nを任意の整数とするとき、
2値で読み込んだ複数ラインからなる画像データの、m
番目のラインデータに対して誤差拡散、またはディザ処
理を施し、これを陰影データとする第1の処理手段と、
陰影データを走査方向に任意のドット数だけシフトし、
かつこのデータをnライン数だけ遅延する第2の処理手
段と、シフト、及び遅延処理を行ったラインデータと、
元画像のm+n番目のラインデータとを比較・合成する
第3の処理手段とを備えた第1の手段により達成され
る。
【0007】前記第2の目的は、第1の手段において、
ホストコンピュータのユーザインターフェイス上から陰
影処理の設定が行われる第2の手段により達成される。
【0008】
【作用】前記手段にあっては、m,nを任意の整数とす
るとき、2値で読み込んだ複数ラインからなる画像デー
タの、m番目のラインデータに対して誤差拡散、または
ディザ処理を施し、これを陰影データとするとともに、
陰影データを走査方向に任意のドット数だけシフトし、
かつこのデータをnライン数だけ遅延し、さらにシフ
ト、及び遅延処理を行ったラインデータと、元画像のm
+n番目のラインデータとを比較・合成する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は実施例に係る画像読取装置の全体的
な構成を示す概略構成図である。同図において、画像読
取装置1は、原稿搬送部100と原稿読取部200とか
ら基本的に構成されている。
【0011】原稿搬送部100は、原稿が載置される原
稿トレイ101、原稿を1枚ずつピックアップするピッ
クアップローラ102、ピックアップローラ102によ
ってピックアップされた原稿をタイミングをとって搬送
するレジストローラ対103、レジストローラ対103
から送り出された原稿を原稿の読取位置Aまで搬送する
搬送ドラム104、原稿を搬送ドラム104との間で挟
持して搬送する搬送ローラ105、読取位置Aで読み取
られた原稿を排紙トレイ106側に廃止する排紙ローラ
対107,108、及び搬送ドラム104、搬送ローラ
105、排紙ローラ対107,108を駆動する搬送モ
ータ109から構成されている。
【0012】原稿読取部(スキャナ)200は、筐体2
01の上部に設けられた原稿台ガラス202、原稿台ガ
ラス202上に載置された原稿もしくは原稿読取位置A
に搬送されてきた原稿を照明する照明ランプ203、照
明ランプ203によって照明された原稿からの反射光を
受ける第1ミラー204、第1ミラー204からの反射
光を受ける第2ミラー205、第2ミラーからの反射光
を受ける第3ミラー206、第3ミラー206からの反
射光を集光する集光レンズ207、集光レンズ207に
よって集光された光が照射され、光電変換するCCD2
08とからなり、照明ランプ203と第1ミラー204
は第1走行体に、また、第2ミラー205及び第3ミラ
ー206は第2走行体にそれぞれ搭載され、走行体モー
タ209によって駆動される。さらに、後述する各種制
御基板が原稿読取部200の底部に配置されている。
【0013】このように構成された画像読取装置では、
原稿台ガラス201上に置かれた原稿は、照明ランプ2
03によって照明され、その反射光は第1ミラー20
4、第2ミラー205及び第3ミラー206によって走
査され、集光レンズ207によって集光され、CCD2
08に入射して光電変換される。一方、原稿トレイ10
1上に載置された原稿は、通常の読み取り動作において
は、ピックアップローラ102によって1枚分離され、
レジストローラ対103のニップで挟んだ状態で給送の
タイミングを計って搬送ドラム104側に送り出され、
搬送ドラム104と搬送ローラ105に挟持されて読取
位置Aに送られ、さらに排紙ローラ対107,108を
経て排紙トレイ106に排紙される。そして、読取位置
Aにおいて固定された第1ミラー204、第2ミラー2
05及び第3ミラー206によって走査されて集光レン
ズ207によって集光され、CCD208で光電変換さ
れて読み取られる。
【0014】図2は実施例に係る原稿読取装置の信号処
理を行う信号処理系統を示すブロック図である。同図に
おいて、原稿読取装置の信号系は、主制御部としてのM
BU(Mother Board Unit )11と、原稿搬送部100
の駆動制御を司るADU(ADF Driving Unit)12と、
原稿の裏側読み取りの制御を司るRCU(Reverce Side
Control Unit )13と、原稿読取部200の制御を司
るSCU(Scaner Control Unit )14、読み取った画
像データを圧縮するDCU(Data CompressionUnit )
15、所定の画像処理を行うIEU(Image Enhance Un
it)16及び各部の電源装置として機能するPSU(Po
wer Supply Unit )17とから基本的に構成されてい
る。なお、前述のCCD208はSBU(Sensor Board
Unit )18に実装され、MBU11に接続されてい
る。
【0015】大略上記のように構成された信号処理系で
は、SBU18上のCCD208に入射した原稿の反射
光は、CCD208内で光の強度に応じた電圧値を持つ
アナログ信号に変換される。変換されたアナログ画像信
号は、奇数ビットと偶数ビットに分かれて出力される。
このアナログ画像信号はMBU11上のAHP(Analog
ue Data Handling Peripheral )19で暗電位部分が取
り除かれ、奇数ビットと偶数ビットが合成されて所定の
振幅にゲイン調整されたあと、A/Dコンバータ20に
入力されてデジタル信号化される。
【0016】デジタル化された画像信号はSCU14上
のSIP(Scannar Imaging Peripheral)21で、シェ
ーディング補正、ガンマ補正、MTF補正などが行われ
た後、2値化され、ページ同期信号、ライン同期信号、
画像クロックとともにビデオ信号として出力される。前
記SIP21から出力されたビデオ信号は、コネクタ2
2を介してIEU16に出力されている。IEU16に
入力されたビデオ信号は、IEU16内で所定の画像処
理が行われ、再びSCU14へ入力される。再びSCU
14へ入力されたビデオ信号は、セレクタ23に入力さ
れる。セレクタ23のもう一方の入力はRCU13から
のビデオ信号となっており、これによって原稿の読取面
を選択できる。RCU13はSCU14内のCPU24
によってシリアル通信で制御され、読み取った裏面画像
データをビデオ信号としてMBU11経由でSCU14
に転送する。セレクタ25からのビデオ信号は、セレク
タ26とコネクタ27に接続されている。セレクタ26
のもう一方の入力は、ビデオアダプタ28からのビデオ
信号となっている。このように構成することによってコ
ネクタ27を介してビデオアダプタ28を接続すること
が可能となる。
【0017】以上のような経路を経てSIP21から出
力されたビデオ信号は、DRAM29を管理するSBC
(Scan Buffer Controller)30に入力され、SIMM
(Single Inline Momory Module )31を含めてDRA
M29から構成される画像メモリに蓄えられる。画像メ
モリに蓄えられた画像データは、SBC30を介してC
PU24によって読み書きできるようになっている。な
お、画像メモリに蓄えられた画像データは、セレクタ3
2及びコネクタ33に接続され、さらにコネクタ33を
介してDCU15に接続され、DCU15で画像データ
が圧縮される。なお、DCU15によって圧縮された画
像データは、セレクタ32のもう一方の入力となり、画
像データを圧縮するかどうかをこのセレクタ32によっ
て選択できるようになっている。そして、セレクタ32
によって選択された画像データ出力は、SCSIコント
ローラ34を介してホストコンピュータに送られる。ま
た、SCU14上には、CPU24、EPROM35及
びRAM36が実装されており、SCSIコントローラ
34を制御してホストコンピュータとの通信が行われ
る。なお、CPU24は、ステッピングモータからなる
走行体モータ209、給紙モータ及び搬送モータ109
の駆動タイミングのタイミング制御も行う。ADU12
は原稿搬送部100に使用される電装部品の電力供給を
中継する機能を持っている。
【0018】図3は実施例に係る画像読み取り装置のソ
フトウェア関係図である。
【0019】ユーザとのインターフェイスとなるアプリ
ケーションソフト301と、スキャナ言語(コマンド)
の生成、読み取りエリアの指定、読み取りパラメータの
設定、オプションなどの機能を有するドライバ302
と、スキャナとホストコンピュータ(PC)との間で画
像データ、及びスキャナ言語の送受信機能を有するイン
ターフェイスカード303とを備えている。
【0020】図4はシステム全体の接続図である。
【0021】ディスプレイ上に表示されたユーザインタ
ーフェイス401と、PCの全ての装置の動作を統合制
御、算術論理演算する機能を有するCPU402と、デ
ィスプレイに画像出力する機能を有するディスプレイカ
ード403と、ソフトウェアを格納、制御するハードデ
ィスク404と、インターフェイスカード405とを備
えている。
【0022】図5は画像読み取り時における各ラインの
データ配列図である。
【0023】黒丸はドットを表し、また1回の読み取り
範囲は、主走査が16ピクセル幅、副走査が25ピクセ
ル幅である。また、表示されている全ドットで文字
“A”を表す。
【0024】ドットは、後述する図7において、1ライ
ンの陰付け移動が容易に分かるように、故意に不均一に
配列されている。
【0025】図6は疑似ハーフトーン、及びデータ遅延
後の各ラインのデータ配列図である。
【0026】白丸は疑似ハーフトーン処理がなされたド
ットを表し、図5の0番目〜22番目の各ラインが、主
走査方向に2ドット、副走査方向に1ドット移動して遅
延化処理がなされた場合の配列図である。
【0027】また、主走査0〜15、副走査0〜23の
範囲においての黒丸でも白丸でもない部分は、固定スレ
ッショールドにより2値化されたデータが白画素であっ
た場合のデータである。この部分のデータは、疑似ハー
フトーン処理がなされたデータは無効となる。
【0028】図7は陰付け合成後の各ラインのデータ配
列図である。
【0029】陰影部の画像データは白丸で表されてい
る。基本的に、図5の黒丸と図6の白丸を重ねた画像デ
ータの配列図が図7であるが、図5の黒丸と図6の白丸
が重複されるドットは黒丸、つまり元画像データが有効
となる。
【0030】図8は陰付け合成処理部の一例を示すブロ
ック図である。
【0031】CCD208、MBU11の他、データ2
値化処理部801、疑似ハーフトーン化部803、遅延
処理部804、画像合成部806を備えている。
【0032】原稿反射光は、CCD208を介してアナ
ログ信号に変換され、MBU11内のA/Dコンバータ
で多値データに変換される。
【0033】データ2値化処理部801は、多値データ
を、固定スレッショールドと、変動スレッショールドに
より2通りの2値データに変換し、固定スレッショール
ドで変換された2値データ802は、元画像データとし
て画像合成部806に渡される。一方、変動スレッショ
ールドを介してディザ、誤差拡散法などで疑似ハーフト
ーン化されたデータは、遅延処理部804でデータの遅
延化がなされる。
【0034】遅延処理部804は、ラインバッファとシ
フトレジスタから形成されており、シフトレジスタは、
1ラインのハーフトーンデータを主走査方向にユーザ指
定のドット数だけシフトし、ラインバッファは、ライン
データをユーザ指定のライン数だけ副走査方向に遅延さ
せる。
【0035】遅延処理部804の遅延データを画像合成
部806に渡すタイミングは、画像合成部806が元ラ
インデータ802と遅延ラインデータ805を合成する
時点である。
【0036】画像合成部806は、元ラインデータ80
2と遅延ラインデータ805の合成を行う処理部であ
る。この処理部では、遅延処理部804から遅延ライン
データ805が送られてくるまでの間、複数の元ライン
データ802をバッファに溜めておき、遅延ラインデー
タ805が送られてきた時点で、溜めておいた複数の元
ラインデータ802の中の最終ラインデータと遅延ライ
ンデータ805を合成する。
【0037】合成では、元ラインデータ802と遅延ラ
インデータ805が重複する個所は元ラインデータ80
2が有効となるが、遅延ラインデータ805は、ライン
上のデータ全てが疑似ハーフトーン化されているため、
元ラインデータ802と重複しない個所のデータは全て
疑似ハーフトーンデータとなる不具合が生じる。
【0038】この不具合を解決するために、合成を行う
前に、固定スレッショールドで2値化された複数の元ラ
インデータ802の中の最初の元ラインデータ802の
ドットを順番にチェックし、これが黒であったときの
み、遅延ラインデータ805を有効にするように陰付け
データのオン/オフ信号807を画像合成部806に入
力する。
【0039】画像合成部806で処理がなされた陰付け
合成ラインデータ808は、インターフェイスを介して
ホストコンピュータに順次転送される。
【0040】陰付け合成の処理をさらに簡略的に説明す
ると、画像読み取り装置が、Aライン、Bライン、Cラ
インの3ラインを読み込み、Aラインの陰付けデータを
Cラインと合成し、Bラインの陰付けデータをDライン
と合成し、Cラインの陰付けデータをDラインと合成す
る場合、A,B,Cのラインをそれぞれ固定スレッショ
ールドと変動スレッショールドで2値化処理し、固定ス
レッショールドで2値化した元データは、A,B,Cラ
インの順に画像合成部806に送られ、また変動スレッ
ショールドを介して疑似ハーフトーン化された遅延Aラ
インデータは、主走査方向にデータシフトされ、画像合
成部806に元データのCラインデータが送られてくる
まで遅延処理部804で待機する。
【0041】画像合成部806に元データのCラインデ
ータが送られると同時に、遅延Aラインデータは、画像
合成部806に送られ、合成処理が行われる。合成処理
での遅延Aラインデータは、先に画像合成部806に送
られた元データのAラインの中で黒画素となったデータ
のみがデータとして有効となり、元データのCラインデ
ータと合成される。また、元データのAラインの黒画素
チェックにおいては、主走査方向のシフトが考慮されて
チェックされる。
【0042】この遅延・合成処理を3ライン分繰り返し
ながら、合成ラインデータを随時ホストコンピュータに
転送する。
【0043】図9は実施例に係る画像処理内容を示すフ
ローチャートである。
【0044】ユーザは、画像読み取り装置の原稿台ガラ
ス202、または原稿トレイ101に原稿をセットし、
ホストコンピュータを操作してユーザインターフェイス
401上から画像処理設定を行う。
【0045】陰影処理を行う場合(S1でY)、画像読
み取り装置が読み込む画像データに対して陰付けデータ
を主走査方向にどの程度シフトするかを設定し(S
2)、また、副走査方向にどの程度遅延させるかを設定
する(S3)。これに加えて、各種の画像処理設定を行
い(S4)、画像読み取りコマンドを送る。
【0046】スキャナ内部のSCSIコントローラ34
は、画像読み取りコマンドを受け取ると、CPU24に
割り込み伝達を行い、これを受けたCPU24は、SB
U18及びSIP(3)21を制御して、画像が読み取
られる(S5)。
【0047】読み取られた画像データは、陰影処理を行
う場合には(S6でY)、画像合成部806により陰付
け、合成処理(S7)、及び各種の画像処理が行われ、
転送される(S8)。陰影処理が行われない場合には
(S6でN)、陰付け、合成処理以外の画像処理が行わ
れ、転送される(S8)。
【0048】送信された画像データは、ホストコンピュ
ータのインターフェイスカード303で受け取られ、ド
ライバ302、アプリケーションソフト301を介して
ディスプレイ上のユーザインターフェイス401で表示
される。
【0049】このように構成された前記実施例にあって
は、m,nを任意の整数とするとき、2値で読み込んだ
複数ラインからなる画像データの、m番目のラインデー
タに対して誤差拡散、またはディザ処理を施し、これを
陰影データとする第1の処理手段803と、陰影データ
を走査方向に任意のドット数だけシフトし、かつこのデ
ータをnライン数だけ遅延する第2の処理手段804
と、シフト、及び遅延処理を行ったラインデータと、元
画像のm+n番目のラインデータとを比較・合成する第
3の処理手段806とを備えたため、1ライン単位で陰
影処理等を実行するようにしたので、データの並行移動
及び陰影処理と並行してホストコンピュータへのデータ
転送を行うことができ、ホストコンピュータ側で該処理
を行う場合に比べて、処理スピードが速く、ユーザの作
業効率が向上し、また、ライン単位で処理を行うので、
メモリ制御の負担も軽減される。
【0050】また前記実施例にあっては、ユーザは、ホ
ストコンピュータのユーザインターフェイス上から陰影
処理の設定を行うことができるので、作業効率が向上す
る。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、1ライン
単位で陰影処理等を実行するようにしたので、データの
並行移動及び陰影処理と並行してホストコンピュータへ
のデータ転送を行うことができ、ホストコンピュータ側
で該処理を行う場合に比べて、処理スピードが速く、ユ
ーザの作業効率が向上し、また、ライン単位で処理を行
うので、メモリ制御の負担も軽減される。
【0052】請求項2記載の発明によれば、ユーザは、
ホストコンピュータのユーザインターフェイス上から陰
影処理の設定を行うことができるので、作業効率が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像読み取り装置の構成
図である。
【図2】本発明の実施例に係る画像読み取り装置の制御
ブロック図である。
【図3】本発明の実施例に係る画像読み取り装置のソフ
トウェア関係図である。
【図4】システム全体の接続図である。
【図5】画像読み取り時における各ラインのデータ配列
図である。
【図6】疑似ハーフトーン及びデータ遅延後の各ライン
のデータ配列図である。
【図7】陰付け合成後の各ラインのデータ配列図であ
る。
【図8】陰付け合成処理部の一例を示すブロック図であ
る。
【図9】本発明の実施例に係る画像処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
803 疑似ハーフトーン化部(第1の処理手段) 804 遅延処理部(第2の処理手段) 806 画像合成部(第3の処理手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/40 C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 双方向インターフェイスを介してホスト
    コンピュータと通信する通信手段と、原稿を移動または
    固定して読み取る読み取り手段と、読み取った画像デー
    タを任意のライン数のデータに格納するメモリ手段と、
    メモリ手段に格納した画像データに誤差拡散、またはデ
    ィザ処理などの疑似ハーフトーン処理を施す画像処理手
    段とを有する画像読み取り装置において、 m,nを任意の整数とするとき、2値で読み込んだ複数
    ラインからなる画像データの、m番目のラインデータに
    対して誤差拡散、またはディザ処理を施し、これを陰影
    データとする第1の処理手段と、 陰影データを走査方向に任意のドット数だけシフトし、
    かつこのデータをnライン数だけ遅延する第2の処理手
    段と、 シフト、及び遅延処理を行ったラインデータと、元画像
    のm+n番目のラインデータとを比較・合成する第3の
    処理手段と、 を備えたことを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、ホストコンピュ
    ータのユーザインターフェイス上から陰影処理の設定が
    行われることを特徴とする画像読み取り装置。
JP7164067A 1995-06-29 1995-06-29 画像読み取り装置 Pending JPH0918684A (ja)

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