JP3732633B2 - 画像読取装置における読取レベル調整方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、イメージスキャナ、デジタル複写機やファクシミリ装置におけるスキャナ部等であって、両面読取り可能で所謂原稿固定モードと原稿搬送モードとが選択自在な画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の画像読取装置として、例えば特開平9−83751号公報に示されるものがある。その内容を図4ないし図6を参照して説明する。ここで例示する画像読取システム100は、図4に示すように、イメージスキャナ101をホストコンピュータ102に接続した構成とされている。
【0003】
ここで例示するイメージスキャナ101は、図5に示すように、読取原稿が載置されるコンタクトガラス1を有しており、このコンタクトガラス1に下方から対向する位置には、反射ミラー2と照明ランプ3とが搭載された第1走行体4が副走査方向に移動自在に配置されている。第1走行体4の反射光路には、2個の反射ミラー2により光路を折り返す第2走行体5が、副走査方向に移動自在に配置されており、この第2走行体5の反射光路には、結像レンズ6を介してSBU(Sensor Board Unit)7にライン状に実装されたCCD(Charge Coupled
Device)8が位置している。
【0004】
第1走行体4と第2走行体5とには、ステッピングモータによる走行体モータ9がプーリやワイヤなどにより連結されており、2対1の速度で同一の副走査方向に移動自在とされている。このように2個の走行体4,5が移動することにより、コンタクトガラス1に載置された読取原稿の読取画像がCCD8により副走査方向に読取走査されるので、ここに画像読取手段10が構成されている。
【0005】
詳細には後述するように、このような画像読取手段10による読取原稿の読取走査は、原稿固定モードであるブックモードの設定下で実行されるが、ここで例示するイメージスキャナ101には、上述したブックモードの他に原稿搬送モードであるADFモードも切替自在な動作モードとして設定されている。このADFモードの設定下では、図中右端に破線で図示するように、2個の走行体4,5をホームポジションなる停止読取位置に配置した状態で、ADF(Automatic Document Feeder) 11により読取原稿を副走査方向に搬送順次して画像データを読取走査する。
【0006】
このADF11は、給紙トレイ12、ピックアップローラ13、一対のレジストローラ14、搬送ドラム15、複数の搬送ローラ16を有しており、読取原稿を副走査方向に順次搬送して排紙トレイ17に排紙させる。この排紙トレイ17は原稿圧板18の上面に形成されており、この原稿圧板18はコンタクトガラス1上に開閉自在に設けられている。ADF11のピックアップローラ13とレジストローラ14とにはステッピングモータからなる給紙モータ19がギヤ列などにより連結されており、搬送ドラム15と搬送ローラ16とにはステッピングモータからなる搬送モータ20がギヤ列などにより連結されている。
【0007】
また、イメージスキャナ101の内部下方には、後述する電装系を構成するユニット基板が内蔵されている。そこで、このようなイメージスキャナ101の電装系のブロック構造を、その作用と共に図4及び図5に基づいて以下に説明する。
【0008】
まず、SBU7上のCCD8に入射した読取原稿の反射光は、このCCD8内で光の強度に応じた電圧値を持つアナログの画像データに変換され、奇数ビットと偶数ビットとに2分されてMBU(Mother Board Unit)21に順次出力される。このMBU21においては、AHP(Analog data Handling Peripheral)22で暗電位部分が取り除かれ、奇数ビットと偶数ビットとが合成され、所定の振幅にゲイン調整された後で、A/D(Analog/Digital) コンバータ23に入力されてデジタル化される。
【0009】
MBU21でデジタル化された画像データは、SCU(Scanner Control Unit)24上のデータ2値化手段であるSIP3(Scanner Imaging Peripheral 3) 25により、シェーディング補正、ガンマ補正、MTF補正、等が行われてから2値化処理される。この2値化処理された画像データは、ページ同期信号、ライン同期信号、画像クロックと共に、ビデオデータとして出力される。なお、このSIP3 25は、動作モードによっては画像データを2値化処理することなく、ビデオデータとしてページ同期信号やライン同期信号や画像クロックと共に出力する。
【0010】
そして、このSIP3 25から出力されるビデオデータは、コネクタ26を介してIEU(Image Enhance Unit) 27へ入力される。詳細には後述するように、このIEU27は、ビデオデータを所定の画像処理で文字データと絵柄データとに判定し、この判定結果と共にビデオデータをSCU24へ出力する。再びSCU24へ出力されたビデオデータはセレクタ28に入力される。このセレクタ28は他方の入力にSIP3 25からのビデオデータが与えられており、IEU27による画像処理を経るか否かを選択し得るように構成されている。
【0011】
このセレクタ28の出力は、RCU(Riverse side Control Unit)29からの入力を一方の入力とするセレクタ30に入力されており、読取原稿の読取面を選択できるように構成されている。このRCU29は読取原稿の両面を読取走査する際に読取原稿の裏面の読取走査を制御するためのオプション用のユニットであり、SCU24内の中央処理装置であるCPU(Central Processing Unit) 31によりシリアル通信で制御され、読取走査された裏面の画像データをビデオデータとしてMBU21経由でSCU24に転送する。
【0012】
セレクタ30のビデオデータ出力側は、セレクタ32とコネクタ33に接続されており、セレクタ32の他方の入力は、ビデオアダプタ34からのビデオデータとされている。これにより、コネクタ33の先にビデオアダプタ34の接続が可能となる。一方、セレクタ32のビデオデータ出力はSBC(Sean Baffer Controller) 35に入力されている。そこで、SIP3 25から出力されてSBC35に入力されたビデオデータは、DRAM(Dynamic Random AccessMemory)36とオプションの増設RAM(Random Access Memory) であるSIMM(Single Inline Memory Module) 37とに蓄積される。
【0013】
また、コネクタ38には入力された画像データを圧縮するためのDCU(Data Compression Unit)39が接続されている。このDCU39により圧縮された画像データは、SCU24のセレクタ40の一方の入力となり、画像データを圧縮するか否かを選択できる構成とされている。このセレクタ40の画像データ出力は、データ通信処理部として機能するSCSI(Small Computer Systems Interface)コントローラ41を介してホストコンピュータ102(図示せず)に転送される。
【0014】
SCU24上には、CPU31,EPROM(Erasable Programmable ROM)42,RAM43が実装され、SCSIコントローラ41を制御してホストコンピュータ102との通信を行うように動作する。CPU31は、走行体モータ9と給紙モータ19及び搬送モータ20との駆動パルスを制御することにより、その動作タイミングも制御する。また、MBU21に接続されたADU(ADF Driving Unit) 44は、ADF11に用いる電装部品の電力供給を中継する機能を持つ。
【0015】
なお、イメージスキャナ101の装置外面には、キーボードとディスプレイとを備えた操作パネル45が設けられており、この操作パネル45もCPU31に接続されている。また、ADF11には、図7に示すように、各種のセンサ46〜50が搬送ドラム15周りに形成された原稿搬送経路51に対して各々に最適な位置に設けられており、これらのセンサ46〜50もCPU31に接続されている。給紙トレイ12上には原稿有無センサ46が設けられており、これは読取原稿の有無を判定する。同様に、搬送センサ47は、読取原稿の搬送開始を検出し、重送検知センサ48は、搬送が開始された読取原稿の重送を検知する。読取位置センサ49は、搬送される読取原稿が読取位置に到達したことを検知し、排紙センサ50は、読取走査された読取原稿が排紙されたことを検知する。
【0016】
また、図7に示すように搬送ドラム15よりも原稿搬送方向下流側であって原稿搬送経路51の内周側に位置させて密着型センサ52が設けられている。この密着型センサ52は原稿裏面側を露光するLED光源部を含むもので、原稿搬送経路51を搬送される原稿裏面の画像を読み取る位置固定されたものである。ここに、密着型センサ52が裏面原稿読取手段として機能し、原稿読取手段10が表面原稿読取手段として機能する。密着型センサ52には白色の対色ローラ53が対向配置されている。54はフィードローラである。また、CCD8等の感度ばらつき等を補正するためのシェディング補正データを得るための基準白板55が原稿読取手段10による読取可能な範囲内、具体的には、搬送ドラム15の直前の位置に配設されている。密着型センサ52に対しては対色ローラ53が白基準部材として機能する。
【0017】
このような構成において、この種のイメージスキャナ101では、光学系の対基準原稿の白レベル調整を行う必要があり、この調整の際には、コンタクトガラス1上に設計基準の白紙(基準原稿)を載置し、基準白板55とこの白紙との原稿読取手段10による読取りデータから、この画像読取手段10の光学的、電気的な読取りデータの補正を行うようにしている。また、図示例のように、両面読取機能を有する場合、画像読取手段10側に関しては上記の如く補正を行い得るが、密着型センサ52側に関しては原稿搬送経路51の内周側にあるため上記の如き補正方法を用い得ず、ADF11により白紙(基準原稿)を搬送して密着型センサ52で読み取らせることにより行うようにしている。
【0018】
図8はその処理手順を示すフローチャートである。即ち、白濃度調整は、第1面(表面)側と第2面(裏面)側とで別々に行うようにしている。第1面の調整に際しては、コンタクトガラス1上に基準原稿(図示せず)を載置させた後、図8(a)に示すように、走行体4,5を基準白板55の位置へ移動させてこの基準白板55上の読取基準レベルを規定する白データ(D1)を読み取る。次いで、コンタクトガラス1上の基準原稿に対向する位置に走行体4,5を移動させて、基準原稿上の白データ(D2)を読み取る。ここで、SBU7上にある図示しない回路によってA/Dコンバータ23によるリファレンス電圧を変化させることにより、D2=D1となるまで、調整データ(CPU31からのD/Aコンバータのデジタル値)の設定をフィードバックしながら行う。基準原稿の読取りによる白データ(D2)が読取基準レベル(D1)と同一になった時点で調整は終了し、その調整設定値をRAM43に格納する。
【0019】
第2面の調整に際しては、図8(b)に示すように、ADF11による基準原稿の搬送を開始させ(対色ローラ53も回転する)た後、まず、密着型センサ52により対色ローラ53上の読取基準レベルを規定する白データ(D3)を読み取る。次いで、基準原稿が密着型センサ52の読取位置に来るのを待ち、基準原稿が来たら基準原稿上の白データ(D4)を読み取る。ここで、SBU56上にある図示しない回路によってA/Dコンバータ23によるリファレンス電圧を変化させることにより、D4=D3となるまで、調整データ(CPU31からのD/Aコンバータのデジタル値)の設定をフィードバックしながら行う。基準原稿の読取りによる白データ(D4)が読取基準レベル(D3)と同一になった時点で調整は終了し、その調整設定値をRAM43に格納する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述したような従来方式によると、両面読取機能を考慮した場合の対基準原稿の白レベル調整が第1面、第2面で全く別であり、面倒である。即ち、第1面の白レベル調整はブックモードで行っているのに対して、第2面の白レベル調整はADFモードで行っているものである。
【0021】
そこで、本発明は、両面の白レベル調整を基準原稿の1回の通紙だけで行うことができ、調整作業を簡易化し得る画像読取装置における読取レベル調整方法を提供することを目的とする。
【0022】
また、本発明は、表裏に差のない画像を提供し得るように白レベル調整を行える画像読取装置における読取レベル調整方法を提供することを目的とする。
【0023】
さらに、本発明は、元々表裏の白レベルに差のある原稿に対して、表裏の差をなくした画像を提供し得るように白レベル調整を行える画像読取装置における読取レベル調整方法を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、コンタクトガラス上に載置された固定原稿に対しては走査読取可能で、原稿搬送経路を搬送される移動原稿に対しては所定の停止読取位置で読取可能な表面画像読取手段と、この表面画像読取手段による読取可能な範囲内に配設されて画像の読取基準レベルを規定する基準白板と、前記原稿搬送経路を搬送される移動原稿に対してその裏面画像を読み取る位置固定的な裏面画像読取手段と、これらの画像読取手段からの出力信号のレベルを調整する調整手段とを備えた画像読取装置において、前記表面画像読取手段により前記基準白板を読み取って読取基準レベルを得た後、この表面画像読取手段を所定の停止読取位置に位置させて前記原稿搬送経路中を両面白色の基準原稿を搬送させ、この基準原稿を表面画像読取手段と裏面画像読取手段とで各々読み取って読取基準レベルに対するその読取レベルに応じて前記調整手段により対基準原稿の白レベルを調整するようにし、更に、基準白板の読取基準レベルを共用し、表面画像読取手段側と裏面画像読取手段側とで読取レベルが濃度差との差分に相当する量だけ異なるように調整するようにした。
【0025】
従って、表面側、裏面側の対基準原稿の白レベル調整に際して、所謂原稿搬送モードを利用することにより、基準原稿の1回だけの通紙でその調整を行うことができ、調整作業が簡易化される。更に、表裏の白レベルに差のある原稿に対して、対基準原稿の白レベル調整値に所定の濃度差を持たせることにより、結果として、表裏の差をなくした読取画像を得ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施の形態を図1及び図4ないし図7に基づいて説明する。即ち、本実施の形態の画像読取システム100に関しては図4ないし図7に示したような構成のものをそのまま用いるものとする。なお、SBU56上の密着型センサ52の制御は、図4に示すように本体側のCPU31により行うようにしても、或いは、図6に示すようにRCU52中のCPU57により行うようにしてもよい。
【0030】
本実施の形態の白濃度調整方法について、図1に示すフローチャートを参照して説明する。本実施の形態では、両面白色の基準原稿をADF11により搬送するADFモードにより、1回の通紙で、第1面と第2面との濃度調整を同時的に行うことを特徴としている。まず、走行体4,5を基準白板55の位置へ移動させてこの基準白板55上の読取基準レベルを規定する白データ(D11)を読み取る。次いで、走行体4,5をADFモードの停止読取位置(図7に示す画像読取手段10はその読取位置で代表している)へ移動・停止させ、ADF11による基準原稿の搬送を開始させる(対色ローラ53も回転する)。次いで、基準原稿が画像読取手段10の停止読取位置に来るのを待ち、基準原稿が来たら基準原稿上の白データ(D22)を読み取る。ここで、SBU7上にある図示しない回路によってA/Dコンバータ23によるリファレンス電圧を変化させることにより、D22=D11となるまで、調整データ(CPU31からのD/Aコンバータのデジタル値)の設定をフィードバックしながら行う。基準原稿の読取りによる白データ(D22)が読取基準レベル(D11)と同一になった時点で調整は終了し、その調整設定値をRAM43に格納する。
【0031】
一方、これに前後して、密着型センサ52により対色ローラ53上の読取基準レベルを規定する白データ(D33)を読み取る。その後、基準原稿が密着型センサ52の読取位置に来るのを待ち、基準原稿が来たら基準原稿上の白データ(D44)を読み取る。ここで、SBU56上にある図示しない回路によってA/Dコンバータ23によるリファレンス電圧を変化させることにより、D44=D33となるまで、調整データ(CPU31からのD/Aコンバータのデジタル値)の設定をフィードバックしながら行う。基準原稿の読取りによる白データ(D44)が読取基準レベル(D33)と同一になった時点で調整は終了し、その調整設定値をRAM43に格納する。
【0032】
従って、本実施の形態によれば、第1面側、第2面側の対基準原稿の白レベル調整に際して、第1面側、第2面側で読取レベルの調整が独立して行われるが、所謂原稿搬送モードを利用することにより、基準原稿の1回だけの通紙でその調整を行うことができ、調整作業が簡易化される。
【0033】
本発明の第二の実施の形態を図2に基づいて説明する。基本的には、前記実施の形態に準ずるが、本実施の形態では、密着型センサ52により対色ローラ53上の白データ(D33)を読み取る処理を行わず、第2面側でも基準白板55から得られた白データ(D11)を基準として用い、D44=D11となるまで、調整データの設定をフィードバックしながら行うようにしたものである。基準原稿の読取りによる白データ(D44)が読取基準レベル(D11)と同一になった時点で調整は終了し、その調整設定値をRAM43に格納する。
【0034】
本実施の形態によれば、異なる画像読取手段10と密着型センサ52との対基準原稿の白レベル調整値を合わせることにより、表裏に差のない読取画像を得ることができる。
【0035】
本発明の第三の実施の形態を図3に基づいて説明する。基本的には、前記第二の実施の形態に準じ、密着型センサ52により対色ローラ53上の白データ(D33)を読み取る処理を行わず、第2面側でも基準白板55から得られた白データ(D11)を用いるが、密着型センサ52側の読取りには濃度差を持たせて、D44=(D11−濃度差)となるまで、調整データの設定をフィードバックしながら行うようにしたものである。基準原稿の読取りによる白データ(D44)が(D11−濃度差)と同一になった時点で調整は終了し、その調整設定値をRAM43に格納する。
【0036】
本実施の形態によれば、元々、表裏の白レベルに差のある原稿に対して、対基準原稿の白レベル調整値に所定の濃度差を持たせることにより、結果として、表裏の差をなくした読取画像を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、表面側、裏面側の対基準原稿の白レベル調整に際して、所謂原稿搬送モードを利用することにより、基準原稿の1回だけの通紙でその調整を行うことができ、調整作業を簡易化させることができる。更に、表裏の白レベルに差のある原稿に対して、対基準原稿の白レベル調整値に所定の濃度差を持たせることにより、結果として、表裏の差をなくした読取画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の調整手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明の第二の実施の形態の調整手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第三の実施の形態の調整手順を示すフローチャートである。
【図4】画像読取システムを示す概略ブロック図である。
【図5】画像読取装置の構成例を示す概略正面図である。
【図6】その電装系の構成例を示すブロック図である。
【図7】ADF構造の概要を示す概略正面図である。
【図8】従来例の調整手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 コンタクトガラス
10 表面画像読取手段
51 原稿搬送経路
52 裏面画像読取手段
53 白基準部材
55 基準白板
Claims (1)
- コンタクトガラス上に載置された固定原稿に対しては走査読取可能で、原稿搬送経路を搬送される移動原稿に対しては所定の停止読取位置で読取可能な表面画像読取手段と、この表面画像読取手段による読取可能な範囲内に配設されて画像の読取基準レベルを規定する基準白板と、前記原稿搬送経路を搬送される移動原稿に対してその裏面画像を読み取る位置固定的な裏面画像読取手段と、これらの画像読取手段からの出力信号のレベルを調整する調整手段とを備えた画像読取装置において、
前記表面画像読取手段により前記基準白板を読み取って読取基準レベルを得た後、この表面画像読取手段を所定の停止読取位置に位置させて前記原稿搬送経路中を両面白色の基準原稿を搬送させ、この基準原稿を表面画像読取手段と裏面画像読取手段とで各々読み取って読取基準レベルに対するその読取レベルに応じて前記調整手段により対基準原稿の白レベルを調整するようにし、
更に、基準白板の読取基準レベルを共用し、表面画像読取手段側と裏面画像読取手段側とで読取レベルが濃度差との差分に相当する量だけ異なるように調整することを特徴とする画像読取装置における読取レベル調整方法。
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