JPH09185615A - かな漢字変換方法 - Google Patents

かな漢字変換方法

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JPH09185615A
JPH09185615A JP7341801A JP34180195A JPH09185615A JP H09185615 A JPH09185615 A JP H09185615A JP 7341801 A JP7341801 A JP 7341801A JP 34180195 A JP34180195 A JP 34180195A JP H09185615 A JPH09185615 A JP H09185615A
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JP
Japan
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character string
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kana
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Application number
JP7341801A
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English (en)
Inventor
Shigemi Nakazato
茂美 中里
Tsutomu Kobayashi
勉 小林
Yasushi Ishizuka
靖 石塚
Satoru Yanaka
悟 谷中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】変換結果が出力された際に、補正前の文字列を
ユーザに知らしめ、その後の操作を柔軟に行い得るよう
にする。 【解決手段】入力部11を通じて変換対象となる文字列
が入力されると、制御部12はその入力文字列の誤りを
検出し、誤入力自動補正部14を通じて当該入力文字列
を正しい文字列に補正する。制御部12は変換部15を
通じて補正後の文字列から変換結果を得、これを出力部
13に出力する。その際に、誤入力補正を行っている場
合には、変換候補の中に補正前の文字列を候補の1つと
して追加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば日本語ワー
ドプロセッサやパーソナルコンピュータ等の文書作成装
置に係り、特に誤入力された文字列を自動的に補正する
誤入力自動補正機能を備えた文書作成装置に用いられる
かな漢字変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、日本語ワードプロセッサやパーソ
ナルコンピュータ等の文書作成装置では、誤入力自動補
正機能を備えたものがある。これは、誤入力された文字
列を自動的に補正するものである。この誤入力自動補正
機能を用いたかな漢字変換では、入力された文字列に誤
りがある場合に、その入力文字列の誤り部分を自動的に
検知し、正しい文字列に補正した後、かな漢字変換を行
うことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、上述
したような誤入力自動補正機能を用いてかな漢字変換し
た場合、補正後の文字列に対する変換結果しか出力され
なかった。このため、出力後、ユーザは誤入力補正が働
いたのか否かが分からず、例えば誤入力補正が働いた文
字列を以降の補正対象から外したり、再び補正対象とし
て復活させるなどの柔軟な操作を行うことができない等
の問題があった。
【0004】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、誤入力自動補正機能を備えた文書作成装置におい
て、変換結果が出力された際に、補正前の文字列をユー
ザに知らしめ、その後の操作を柔軟に行い得るようにす
るかな漢字変換方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明は、変換対象となる文字列が入力された際
に、その入力文字列の誤りを検出し、誤りがあった場合
には当該入力文字列を正しい文字列に補正した後、その
補正後の文字列をかな漢字変換し、その変換結果として
得られる変換候補の出力に際し、当該入力文字列に誤入
力補正を行っているか否かを判断し、誤入力補正を行っ
ている場合には上記変換候補の中に補正前の文字列を候
補の1つとして追加するようにしたものである。
【0006】このような方法によれば、入力文字列が誤
入力補正され、その補正後の文字列から変換結果が得ら
れた場合に、変換候補の中に補正前の文字列が候補の1
つとして追加される。したがって、ユーザはかな漢字変
換時に誤入力補正のあったことを認識することができ、
例えば誤入力補正の必要のない文字列であったならば、
それを補正前の状態に戻す等の操作を候補選択により容
易に行うことができるようになる。
【0007】(2)また、本発明は、変換対象となる文
字列が入力された際に、その入力文字列の誤りを検出
し、誤りがあった場合には当該入力文字列を正しい文字
列に補正した後、その補正後の文字列をかな漢字変換
し、その変換結果として得られる変換候補の出力に際
し、当該入力文字列に誤入力補正を行っているか否かを
判断し、誤入力補正を行っている場合には上記変換候補
の中に補正前の文字列を候補の1つとして追加し、上記
変換候補が出力されたとき、その中から上記補正前候補
が選択された場合にはその文字列を補正対象外文字列と
して学習辞書に登録しておき、以後、上記学習辞書に登
録された文字列と同じ文字列が入力された際に、誤入力
補正を行わずに当該入力文字列をかな漢字変換するよう
にしたものである。
【0008】このような方法によれば、入力文字列が誤
入力補正され、その補正後の文字列から変換結果が得ら
れた場合に、変換候補の中に補正前の文字列が候補の1
つとして追加される。ここで、補正前の文字列を候補選
択操作により選択すると、その文字列が補正対象外文字
列として学習辞書に登録され、以後の入力では、誤入力
補正なしでかな漢字変換される。したがって、誤入力補
正の必要のない文字列であったならば、それを候補選択
時に選択するだけで、以後、その文字列を補正対象から
外してかな漢字変換することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
文書作成装置の構成を示すブロック図である。本装置
は、誤入力自動補正機能を備えた日本語ワードプロセッ
サ等の文書作成装置であり、ここでは入力部11、制御
部12、出力部13、誤入力自動補正部14、変換部1
5、かな漢字変換辞書16、同音語バッファ17および
補正対象外学習辞書18を有する。
【0010】入力部11は、例えばキーボードからな
り、文字列やファンクション等のデータを入力する。こ
の入力部11には、「文字」キー、「数字」キー、「カ
ーソル」キー等の他、ここではかな漢字変換を指示する
ための「変換」キー11a、強制誤入力補正変換を指示
するための「強制補正変換」キー11bを有する。
【0011】制御部12は、例えばマイクロプロセッサ
からなり、本装置全体の制御を行うものであり、入力部
11による入力データに従って各処理部を制御する。出
力部13は、例えばCRT (Cathode Ray Tube) やLC
D (Liquid CrystalDisplay) からなり、データの表示
を行うものであり、ここではかな漢字変換結果等を表示
する。
【0012】誤入力自動補正部14は、かな漢字変換辞
書16を検索して入力文字列のチェックを行ない、その
文字列に誤りがあるか否かを検出し、誤りがある場合に
は正しい文字列に補正するための処理を行う。
【0013】変換部15は、かな漢字変換の指示に従っ
てかな漢字変換辞書16を検索し、入力部11を通じて
入力された文字列をかな漢字混じり文に変換するための
処理を行う。また、ここでは、入力文字列が誤入力自動
補正部14によって補正されている場合に、変換部15
はその入力文字列を補正前候補として変換候補の1つに
付け加える。
【0014】かな漢字変換辞書16は、読みとその読み
に対応する単語など、かな漢字変換処理に必要な情報を
収容している。同音語バッファ17は、かな漢字変換処
理によって得られた変換候補を格納する。補正対象外学
習辞書18は、誤入力補正の対象外として指定された文
字列を登録している。
【0015】次に、同実施形態の動作を説明する。 (a)まず、学習機能(補正対象外学習辞書18)を用
いない場合のかな漢字変換処理の動作を説明する。な
お、学習機能を用いるか否かは、例えば初期設定操作等
により予め指定しておくものとする。学習機能を用いる
場合の処理については、後の(b)にて説明する。
【0016】図2はその漢字変換処理動作を示すフロー
チャートである。ユーザがキーボードなどの入力部11
から変換対象となる文字列を入力し(ステップA1
1)、入力部11に設けられた「変換」キー11aの押
下等により変換指示を出す(ステップA12)。
【0017】変換指示後、制御部12は入力文字列に対
して入力の誤った箇所がないかどうかをチェックし(ス
テップA13)、誤った箇所がある場合には(ステップ
A14のYes)、誤入力自動補正部14を通じてその
部分を正しく補正する(ステップA15)。なお、この
補正方法については一般的に知られている方法を用いる
ものとし、ここではその具体的な説明は省略するものと
する。
【0018】次に、制御部12は誤入力チェック後の文
字列を変換部15に与えて、入力文字列のかな漢字変換
を行い(ステップA16)、その変換結果として得られ
る変換候補(同音語)を作成後、それらを同音語バッフ
ァ17に格納する(ステップA17)。
【0019】ここで、変換結果として得られた変換候補
を出力する際に、制御部12は当該入力文字列が誤入力
補正されているかどうかをチェックする(ステップA1
8)。その結果、当該入力文字列が誤入力補正されてい
る場合には(ステップA18のYes)、制御部12は
その補正前の文字列を候補の1つとして変換候補に追加
するように変換部15を制御する(ステップA19)。
【0020】しかして、制御部12は変換部15を通じ
て同音語バッファ17内の変換候補を取得し、それらを
出力部13に表示する(ステップA20)。この場合、
入力文字列が誤入力補正されていれば、その補正前の文
字列が変換候補の1つとして表示されることになる。し
たがって、ユーザはかな漢字変換時に誤入力補正のあっ
たことを認識することができ、例えば誤入力補正の必要
のない文字列であったならば、それを補正前の状態に戻
す等の操作を候補選択により容易に行うことができる。
【0021】なお、変換候補の表示方法として、全ての
変換候補を一覧表示する方法や、次候補操作に従って各
候補を順次表示する方法などがあるが、本発明はそれら
の表示方法に限定されるものではない。
【0022】次に、上記処理動作を具体例を挙げて説明
する。図3(a)に示すように、例えばユーザが「いっ
っぱつ」といった文字列を入力したとする。誤入力自動
補正機能により、その入力文字列「いっっぱつ」は「い
っぱつ」といった文字列に補正される。これにより、補
正文字列「いっぱつ」が変換対象となって、「一発」と
いった変換結果が得られる。
【0023】ここで、入力文字列が補正されて変換され
た場合には、その変換結果として得られた変換候補の中
に補正前の文字列が追加される。すなわち、上記の例で
言えば、図3(b)に示すように、通常の変換候補「一
発」,「いっぱつ(無変換候補)」の他に、補正前の文
字列である「いっっぱつ」が変換候補の1つに加えられ
る。
【0024】これらの変換候補は図3(c)に示すよう
な候補一覧画面に表示される(あるいは次候補操作に従
って順次表示される)。したがって、ユーザはその中に
補正前の文字列を見て取ることができ、その補正前の文
字列をカーソル等によって選択することで、文書中に入
力することができる。
【0025】(b)次に、学習機能(補正対象外学習辞
書18)を用いる場合のかな漢字変換処理の動作を説明
する。図4はその漢字変換処理動作を示すフローチャー
トである。ユーザがキーボードなどの入力部11から変
換対象となる文字列を入力し(ステップB11)、入力
部11に設けられた「変換」キー11aの押下等により
変換指示を出す(ステップB12)。
【0026】変換指示後、制御部12は入力文字列に対
して入力の誤った箇所がないかどうかをチェックし(ス
テップB13)、誤った箇所がある場合には(ステップ
B14のYes)、誤入力自動補正部14を通じてその
部分を正しく補正することになるが、その際に補正対象
外学習辞書18を参照して、当該入力文字列が補正対象
外として学習されているものか否かをチェックする(ス
テップB15)。
【0027】その結果、学習されている場合つまり補正
対象外学習辞書18に当該文字列が既に登録されている
ものであれば(ステップB16のYes)、制御部12
は誤入力補正を禁止し、当該入力文字列をそのまま変換
部15に与えてかな漢字変換を行う(ステップB1
8)。
【0028】一方、学習されていない場合つまり補正対
象外学習辞書18に当該文字列が登録されていない場合
には(ステップB16のNo)、制御部12は誤入力自
動補正部14を通じて誤入力補正を行い(ステップB1
7)、その補正後の文字列を変換部15に与えてかな漢
字変換を行う(ステップB18)。
【0029】このようにしてかな漢字変換が行われる
と、制御部12はその変換結果として得られる変換候補
(同音語)を作成後、それらを同音語バッファ17に格
納する(ステップB19)。
【0030】ここで、変換結果として得られた変換候補
を出力する際に、制御部12は当該入力文字列が誤入力
補正されているかどうかをチェックする(ステップB2
0)。その結果、当該入力文字列が誤入力補正されてい
る場合には(ステップB21のYes)、制御部12は
その補正前の文字列を候補の1つとして変換候補に追加
するように変換部15を制御する(ステップB21)。
【0031】しかして、制御部12は変換部15を通じ
て同音語バッファ17内の変換候補を取得し、それらを
出力部13に表示する(ステップB22)。この場合、
入力文字列が誤入力補正されていれば、その補正前の文
字列が変換候補の1つとして表示されることになる。ま
た、その入力文字列が補正対象外として学習されている
ものであれば、誤入力補正なしに変換された結果が表示
されることになる。
【0032】次に、補正対象外学習辞書18に補正対象
外の文字列を登録する場合の動作について説明する。図
5は補正対象外学習処理の動作を示すフローチャートで
ある。上記図4のステップB22で変換候補が表示され
た後、ユーザがその変換候補の中から所望の候補を選択
したとき(ステップC11)、制御部12はその候補が
補正前の文字列か否かを判断する(ステップC12)。
【0033】補正前の文字列であれば(ステップC12
のYes)、制御部12はその文字列を誤入力自動補正
部14を通じて補正対象外学習辞書18に登録後(ステ
ップC13)、文書中に入力する(ステップC14)。
【0034】このように、候補選択時に補正前候補を選
択すると、その文字列が補正対象外学習辞書18に自動
登録される。これにより、以後、同じ文字列を入力した
場合に、それを補正せずにかな漢字変換することができ
る。
【0035】次に、上記処理動作を具体例を挙げて説明
する。図6(a)に示すように、例えばユーザが「きっ
って」といった文字列を入力したとする。誤入力自動補
正機能により、その入力文字列「きっって」は「きっ
て」といった文字列に補正される。これにより、補正文
字列「きって」が変換対象となって、「切手」といった
変換結果が得られる。
【0036】ここで、入力文字列が補正されて変換され
た場合には、その変換結果として得られた変換候補の中
に補正前の文字列が追加される。すなわち、上記の例で
言えば、図6(b)に示すように、通常の変換候補「切
手」,「切って」,「斬って」,「きって(無変換候
補)」の他に、補正前の文字列である「きっって」が変
換候補の1つに加えられる。
【0037】これらの変換候補は図6(c)に示すよう
な候補一覧画面に表示される(あるいは次候補操作に従
って順次表示される)。したがって、ユーザはその中に
補正前の文字列を見て取ることができ、その補正前の文
字列をカーソル等によって選択することで、文書中に入
力することができる。
【0038】しかして、予め学習機能が指定されている
場合において、ユーザが補正前候補「きっって」を選択
すると、図6(d)に示すように、その文字列が補正対
象外学習辞書18に自動登録される。これにより、以
後、同じ文字列「きっって」を入力した場合には、図6
(e)に示すように誤入力補正なしのかな漢字変換によ
って、例えば「きっっ手」が変換結果として出力される
ことになる。
【0039】このように、補正対象外として学習された
文字列(補正対象外学習辞書18に登録された文字列)
に関しては、誤入力補正なしに変換結果を得ることがで
きる。したがって、本来は誤入力補正を必要とするよう
な誤った文字列であっても、意識的に入力状態のまま
で、かな漢字変換することができる、 (c)次に、学習の有無に関係なく強制的に誤入力補正
を行う場合のかな漢字変換処理の動作を説明する。
【0040】図7はその変換処理動作を示すフローチャ
ートである。ユーザがキーボードなどの入力部11から
変換対象となる文字列を入力し(ステップD11)、入
力部11に設けられた「強制補正変換」キー11bの押
下等により強制補正変換指示を出す(ステップD1
2)。この強制補正変換とは、学習の有無に関係なく強
制的に誤入力補正を行ってかな漢字変換することであ
る。
【0041】変換指示後、制御部12は入力文字列に対
して入力の誤った箇所がないかどうかをチェックし(ス
テップD13)、誤った箇所がある場合には(ステップ
D14のYes)、誤入力自動補正部14を通じてその
部分を正しく補正することになるが、その際に補正対象
外学習辞書18を参照して、当該入力文字列が補正対象
外として学習されているものか否かをチェックする(ス
テップD15)。
【0042】その結果、学習されている場合つまり補正
対象外学習辞書18に当該文字列が既に登録されている
ものであれば(ステップD16のYes)、制御部12
は補正対象外学習辞書18から当該文字列を削除した後
(ステップD17)、誤入力自動補正部14を通じて誤
入力補正を行う(ステップD18)。
【0043】次に、制御部12は誤入力チェック後の文
字列を変換部15に与えて、入力文字列のかな漢字変換
を行い(ステップD19)、その変換結果として得られ
る変換候補(同音語)を作成後、それらを同音語バッフ
ァ17に格納する(ステップD20)。
【0044】ここで、変換結果として得られた変換候補
を出力する際に、制御部12は当該入力文字列が誤入力
補正されているかどうかをチェックする(ステップD2
1)。その結果、当該入力文字列が誤入力補正されてい
る場合には(ステップD21のYes)、制御部12は
その補正前の文字列を候補の1つとして変換候補に追加
するように変換部15を制御する(ステップD22)。
【0045】しかして、制御部12は変換部15を通じ
て同音語バッファ17内の変換候補を取得し、それらを
出力部13に表示する(ステップD23)。この場合、
入力文字列が誤入力補正されていれば、その補正前の文
字列が変換候補の1つとして表示されることになる。
【0046】このように、一度学習した文字列でも強制
補正変換を指示すれば、それを誤入力補正してから変換
することができる。この場合、その対象となった文字列
は補正対象外学習辞書18から削除されるため、以後の
入力でも誤入力補正を行うことができる。
【0047】具体的に説明すると、例えば図6(d)に
示すように、補正対象外学習辞書18に「きっって」と
いう文字列が登録されているものとする。この登録文字
列と同じ文字列を入力し、「強制補正変換」キー11b
の押下により強制補正変換を指示すれば、図6(a)に
示すように、「きっって」が「きって」に強制的に補正
されて、その補正後の文字列から「切手」といった変換
結果が得られる。
【0048】また、このとき、補正対象外学習辞書18
から当該入力文字列である「きっって」が削除される。
これにより、以後の入力では、「きっって」は補正対象
として常に誤入力補正されることになる。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力文字
列を誤入力補正し、その補正後の文字列から変換結果を
得た場合に、変換候補の中に補正前の文字列を候補の1
つとして追加するようにしたため、ユーザはかな漢字変
換時に誤入力補正のあったことを認識することができ、
例えば誤入力補正の必要のない文字列であったならば、
それを補正前の状態に戻す等の操作を候補選択により容
易に行うこができるようになる。
【0050】また、入力文字列を誤入力補正し、その補
正後の文字列から変換結果を得た場合に、変換候補の中
に補正前の文字列を候補の1つとして追加し、その中で
補正前の文字列が候補選択操作により選択された場合に
は、その文字列を補正対象外文字列として学習辞書に登
録し、以後の入力では、誤入力補正なしでかな漢字変換
を行うようにしたため、誤入力補正の必要のない文字列
であったならば、ユーザはそれを候補選択時に選択する
だけで、以後、その文字列を補正対象から外してかな漢
字変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る文書作成装置の構成
を示すブロック図。
【図2】同実施形態における学習機能を用いない場合の
かな漢字変換処理の動作を示すフローチャート。
【図3】上記図2の処理動作を具体的に説明するための
図。
【図4】同実施形態における学習機能を用いる場合のか
な漢字変換処理の動作を示すフローチャート。
【図5】同実施形態における補正対象外学習処理の動作
を示すフローチャート。
【図6】上記図4および図5の処理動作を具体的に説明
するための図。
【図7】同実施形態における強制補正変換処理の動作を
示すフローチャート。
【符号の説明】
11…入力部 11a…「変換」キー 11b…「強制補正変換」キー 12…制御部 13…出力部 14…誤入力自動補正部 15…変換部 16…かな漢字変換辞書 17…同音語バッファ 18…補正対象外学習辞書
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷中 悟 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式会 社東芝青梅工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変換対象となる文字列が入力された際
    に、その入力文字列の誤りを検出し、 誤りがあった場合には当該入力文字列を正しい文字列に
    補正した後、その補正後の文字列をかな漢字変換し、 その変換結果として得られる変換候補の出力に際し、当
    該入力文字列に誤入力補正を行っているか否かを判断
    し、 誤入力補正を行っている場合には上記変換候補の中に補
    正前の入力文字列を候補の1つとして追加するようにし
    たことを特徴とするかな漢字変換方法。
  2. 【請求項2】 変換対象となる文字列が入力された際
    に、その入力文字列の誤りを検出し、 誤りがあった場合には当該入力文字列を正しい文字列に
    補正した後、その補正後の文字列をかな漢字変換し、 その変換結果として得られる変換候補の出力に際し、当
    該入力文字列に誤入力補正を行っているか否かを判断
    し、 誤入力補正を行っている場合には上記変換候補の中に補
    正前の文字列を候補の1つとして追加し、 上記変換候補が出力されたとき、その中から上記補正前
    候補が選択された場合にはその文字列を補正対象外文字
    列として学習辞書に登録しておき、 以後、上記学習辞書に登録された文字列と同じ文字列が
    入力された際に、誤入力補正を行わずに当該入力文字列
    をかな漢字変換するようにしたことを特徴とするかな漢
    字変換方法。
  3. 【請求項3】 強制的に誤入力補正を行わせるための特
    定のキーを有し、 このキー操作により強制誤入力補正指示が出された場合
    には、上記学習辞書に関係なく、当該入力文字列を誤入
    力補正し、その補正後の文字列から変換結果を得るよう
    にしたことを特徴とする請求項2記載のかな漢字変換方
    法。
  4. 【請求項4】 上記強制誤入力補正指示によって補正対
    象となった文字列が上記学習辞書に存在した場合には、
    その文字列を上記学習辞書から削除するようにしたこと
    を特徴とする請求項3記載のかな漢字変換方法。
JP7341801A 1995-12-27 1995-12-27 かな漢字変換方法 Pending JPH09185615A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7038806B2 (en) 1997-12-26 2006-05-02 Ricoh Company Ltd. Digital image forming apparatus
JP2006523988A (ja) * 2003-03-06 2006-10-19 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー マルチメディアおよびテキストエディタを用いた音声起動メッセージ入力方法および装置
JP2015022347A (ja) * 2013-07-16 2015-02-02 シャープ株式会社 情報処理装置および制御プログラム

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