JP4774876B2 - データ入力装置及びプログラム - Google Patents

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本発明は、光学的文字読取装置を用いて帳票等の読取対象物から読み取ったイメージデータに基づいて生成されたテキストデータを入力データとして用いるデータ入力装置及びプログラムに関する。
近年、光学的文字読取装置(OCR;Optical Character Reader)を用いて、自動車検査証(車検証)、帳簿、伝票等の帳票などの読取対象物に記載された手書き文字や印字された文字等を光学的に読み取り、読み取った文字等のイメージデータに基づいてパターン・マッチング方法等の文字認識処理を行ってテキストデータを生成し、生成されたテキストデータを入力データとして用いるデータ入力装置が知られている。
このようなデータ入力装置としては、例えば、帳票を光学的に読み取って生成された帳票イメージデータを認識辞書を参照して文字認識処理を行い、認識結果をデータベースにて利用可能なデータレコード形式のレコードに項目データとして形成するデータ入力装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2005−100079号公報
しかしながら、従来のデータ入力装置は、読取対象物の形式毎に個別に開発されているため、データ入力装置を操作するオペレータは、読取対象物の形式毎に対応するデータ入力装置の操作手順を把握しなければならないと共に、OCRによってデータが読み取られる項目とオペレータが手動で入力すべき項目との差異を認識して操作を行わなければならないため入力ミスが生じやすく、使い勝手の良いものではなかった。また、読取対象物の形式毎にデータ入力装置を開発しなくてはならず、開発の手間及びコストがかかるという問題もある。
本発明の課題は、オペレータの作業性及び利便性の向上、並びに開発コストの削減が図られたデータ入力装置及びプログラムを提供することである。
請求項1に記載の発明は、複数の登録項目を有する登録テーブルを作成する際、複数の読取対象項目が記載された読取対象物からイメージデータを読み取り、当該イメージデータに基づいて前記読取対象項目毎にテキストデータを生成する読取手段を備え、生成された当該テキストデータを前記各登録項目の入力データとして用いるデータ入力装置において、前記登録項目に対応する前記読取対象物が有する前記読取対象項目毎に設定された読取条件が定められたイメージデータ読取定義テーブルを複数記憶する定義記憶手段と、前記読取対象物の選択指示を受け付ける操作手段と、前記操作手段により選択指示された読取対象物に対応する前記イメージデータ読取定義テーブルを前記定義記憶手段から取得する定義情報取得手段と、前記定義記憶手段から取得されたイメージデータ読取定義テーブルに基づいて、前記読取手段に前記登録項目に対応する前記読取対象項目のテキストデータを前記入力データとして生成させる制御手段と、前記操作手段により選択指示された読取対象物に対応するイメージデータ読取定義テーブルの読取対象項目と、前記登録テーブルの登録項目と、を比較する比較手段と、前記比較手段による比較結果に応じて、前記各登録項目に対して、前記読取手段から読み取られた前記読取対象項目毎に生成されたテキストデータを入力データとして用いられる項目であるか否かが設定される項目テーブルを生成する項目テーブル生成手段と、を備え、前記制御手段は、前記項目テーブル生成手段により生成された項目テーブルを参照して、前記登録テーブルの各登録項目に対応する前記読取手段により生成されたテキストデータを前記入力データとして用いるデータ入力装置であることを特徴としている。
更に、コンピュータ、上述した請求項1に記載の発明に示した主要手段として機能させるためのプログラムを提供する(請求項に記載の発明)。
請求項に記載の発明は、請求項記載のデータ入力装置において、前記登録テーブルが有する複数の登録項目の項目名称及び前記入力データを表示させる表示手段と、前記比較手段による比較結果に応じて、前記表示手段に表示される各項目名称の表示形式を変更させる表示形式変更手段と、を備えること、を特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項記載のデータ入力装置において、前記表示形式変更手段は、前記項目テーブル生成手段により生成された項目テーブルを参照して、前記登録項目が前記読取手段により生成されたテキストデータを前記入力データとして用いる項目であるか否かに応じて、前記項目名称の表示形式を異ならせること、を特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項又は記載のデータ入力装置において、前記項目名称の表示形式とは、書体、装飾、大きさ、色のうち少なくともいずれか1つであること、を特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項からのいずれか一項に記載のデータ入力装置において、前記表示形式変更手段は、前記項目テーブル生成手段により生成された項目テーブルを参照して、前記登録項目が前記読取手段により生成されたテキストデータを前記入力データとして用いる項目であると設定されている場合、当該テキストデータの生成元となった前記イメージデータを当該入力データと共に参考画像として表示させること、を特徴としている。
請求項1、に記載の発明によれば、選択された読取対象物に対応するイメージデータ読取定義テーブルに基づいて、読取手段に登録項目に対応する読取対象項目のテキストデータを入力データとして生成させることができるため、異なる形式の読取対象物を同一のデータ入力装置で扱えることができ、オペレータの作業性及び利便性の向上、並びに開発コストの削減が図られたデータ入力装置を提供することができると共に、イメージデータ読取定義テーブルと登録テーブルとに基づいて項目テーブルを生成することができ、この項目テーブルに応じて各登録項目に対応するテキストデータの設定を実行させることができ、異なる形式の読取対象物を同一のデータ入力装置で扱えることができるため、読取対象物の形式毎に対応するデータ入力装置の操作手順を把握する必要性が無くなり、オペレータに対する利便性を向上させることができると共に、開発のコストの低減を図ることができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、イメージデータ読取定義テーブルの読取対象項目と登録テーブルの登録項目との比較結果に応じて項目名称の表示形式が変更させることができるため、オペレータに対し、メージデータ読取定義テーブルの読取対象項目と登録テーブルの登録項目との比較結果を目視によって認識させることができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、登録項目が読取手段により生成されたテキストデータを入力データとして用いる項目であるか否かに応じて、項目名称の表示形式が異なるため、読取手段によって入力データが設定される項目とオペレータが手動で入力すべき項目との差異を目視にて認識させて操作を行わせることができ、入力ミスの低減を図ることができ、オペレータに対する操作性を向上させることができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項又はと同様の効果を得られるのは勿論のこと、項目名称の表示形式の差異を書体(フォント)、装飾(スタイル)、大きさ(サイズ)、色を用いて認識させることができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項からのいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、テキストデータの生成元となったイメージデータを入力データと共に参考画像として表示させることができるため、オペレータに対して、読取手段により生成されたテキストデータが読取対象物の内容と一致しているか否かを目視にて確認させることができ、読取手段の文字認識の機能を助長させることができると共に、入力ミスの防止を図ることができる。また、読取対象物と表示手段上に表示される入力データとを見比べる必要が無くなるため、オペレータに対する操作性及び利便性を向上させることができる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、この発明にはこの実施の形態に限定されるものではない。また、この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明の用語はこれに限定されない。
本実施の形態では、本発明のデータ入力装置を自動車検査証(以下、車検証と言う。)を光学的に読み取って生成されるテキストデータを車両登録を行う際に用いられる入力データとして用いる車両登録データ入力装置に適用した場合について説明する。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1に、本実施の形態における車両登録データ入力装置1の概略構成を示すブロック図を示す。
本実施の形態における車両登録データ入力装置1は、複数の読取対象項目が記載された読取対象物としての車検証からイメージデータを読み取り、当該イメージデータに基づいて読取対象項目毎にテキストデータを生成する読取手段としての光学的文字読取装置(Optical Character Reader;以下、OCRと言う。)を備え、OCRにより取得された入力データを用いて複数の登録項目を有する登録テーブルとしての車両登録テーブルを作成する装置である。
図1に示すように車両登録データ入力装置1は、主制御部10、項目テーブル登録部11、OCR項目表示入力部12、ディスク制御部13、画面入出力制御部14、プリンタ部15、OCR16を備え、各部は電気的に接続されて構成されている。
主制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成され、ディスク制御部13を介して接続された各種記憶領域やROM内に格納されているシステムプログラム、各種制御プログラム、各種データ及びデータテーブル等をRAM内に展開し、これらのプログラム及びデータ等との協働により、車両登録データ入力装置1の動作全般を統括的に制御する。また、主制御部10は、RAMに展開したプログラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM又は各種記憶領域に格納するとともに、表示部14aに表示させるよう指示を行う。
主制御部10は、CPU、ROM、RAM及び各種記憶領域等の各部の協働により、画面入出力制御部14を介して操作部14bから選択指示された車検証に対応するイメージデータ読取定義テーブルとしてのOCR定義テーブルを定義記憶手段としての後述するOCR定義DB131から取得し、取得されたOCR定義テーブルに基づいて、OCR16に登録項目に対応する読取対象項目のテキストデータを入力データとして生成させる定義情報取得手段及び制御手段としての機能を実現する。
項目テーブル登録部11は、主制御部10からの指示に基づいて、画面入出力制御部14を介して操作部14bから選択指示された車検証の種類に対応するOCR定義テーブルの読取対象項目と車両登録テーブルの登録項目とを比較し、当該比較結果に応じて各登録項目は、OCR16により生成されたテキストデータが入力データとして用いる項目であるか否かを設定する項目テーブルを生成する比較手段及び項目テーブル生成手段としての機能を実現する。
OCR項目表示入力部12は、主制御部10からの指示に基づいて、車両登録テーブルが有する複数の登録項目の項目名称及び当該項目名称に対応する入力データが後述する表示部14aの表示画面上に表示される場合、生成された項目テーブルを参照して、登録項目がOCR16により生成されたテキストデータを入力データとして用いる項目であるか否かに応じて、項目名称の表示形式を異ならせて表示させると共に、登録項目がOCR16により生成されたテキストデータを入力データとして用いる項目であると設定されている場合、当該テキストデータの生成元となったイメージデータを参考画像として入力データと共に表示させるように画面入出力制御部14に指示する表示形式変更手段としての機能を実現する。
OCR項目表示入力部12は、項目名称の表示形式を異ならせる際、項目名称の書体(フォント)、装飾(スタイル)、大きさ(サイズ)、色のうち少なくともいずれか1つを変更させて表示させるよう指示する。書体としては、例えば、明朝体、ゴシック体等を挙げることができ、装飾としては、例えば、斜体、細字、太字、太字斜体、下線、網掛け、影付き、中抜き、反転、文字囲み、傍点等を挙げることができる。
例えば、OCR項目表示入力部12は、OCR16により生成されたテキストデータを入力データとして用いる登録項目の項目名称を下線付き文字、オペレータが操作部14bを介して入力操作を行う登録項目の項目名称を下線無し文字として表示させるよう画面入出力制御部14に指示する。
なお、項目テーブル登録部11及びOCR項目表示入力部12は、CPU、ROM、RAM等の協働により実行されるソフトウェアとして実現されてもよく、又はハードウェアとして実現されていてもよく、主制御部10に含まれる構成であってもよい。
ディスク制御部13は、主制御部10からの指示に基づいて、OCR定義DB131、読込管理テーブル132、項目テーブル133、マスタデータ134、アプリケーションスペック135等を記憶する各種記憶領域と電気的に接続されており、各種記憶領域に記憶されている各種データやデータテーブル等の記憶、書き替え、削除、読出し制御を行う。
OCR定義DB131は、車検証が有する登録項目に対応する読取対象項目毎に設定された読取条件が定められたOCR定義テーブルを車検証の種類毎に複数記憶する定義記憶手段としての機能を実現する。本実施の形態においては、車検証の種類として普通車用車検証と軽自動車用車検証を用いて説明する。
図2〜4を参照して、OCR定義テーブルについて説明する。
図2に普通車用車検証の例、図3に、軽自動車用車検証の例、図4(a)に普通車用車検証に対応するOCR定義テーブル131aの例、図4(b)に、軽自動車用車検証に対応するOCR定義テーブル131bの例を示す。
図2及び図4(a)に示すように、OCR定義テーブル131aは、車検証の種類を示すOCR定義名として普通車用車検証が設定されており、普通車用車検証の読取対象項目としての項目名毎に、各項目名を識別する項目番号が付されており、当該普通車用車検証のイメージデータから各項目名の内容を示すテキストデータとして認識する際の認識対象領域を示す情報と、当該情報を文字認識する際に用いられる字体が予め設定されている。
認識対象領域を示す情報とは、普通車用車検証をOCR16にて読み取る際、普通車用車検証の長手方向をX座標、幅手方向をY座標と設定し、認識対象領域の端部座標(X座標、Y座標)、認識対象領域の幅W及び高さHが設定されている。例えば、項目名が「燃料種類」である場合には、燃料種類を示す認識対象領域として、X座標=x1、Y座標=y1、幅W=w1、高さH=h1が設定されている。
OCR定義テーブル131bは、図3及び図4(b)に示すように、OCR定義名として軽自動車用車検証が設定されており、軽自動車用車検証の項目名毎に、各項目名を識別する項目番号が付されており、当該軽自動車用車検証のイメージデータから各項目名の内容を示すテキストデータとして認識する際の認識対象領域を示す情報と、当該情報を文字認識する際に用いられる字体が予め設定されている。
図5に、読込管理テーブル132の例を示す。
図5に示すように、読込管理テーブル132は、OCR定義テーブルのOCR定義名を管理するテーブルであり、OCR定義名として設定された車検証の種類毎に、車検証の種類を識別する番号が付されている。当該番号は、後述する項目テーブル133の列番号に対応する番号であるため、以下、列番号と言う。
図6に、項目テーブル133の例を示す。
図6に示すように、項目テーブル133は、OCR16から読み取られたイメージデータから読取対象項目に対応する認識対象領域毎にテキストデータが生成され、当該生成されたテキストデータを車両登録テーブルの入力データとして登録される項目を管理するテーブルである。項目テーブル133は、OCR定義名を識別する列番号毎に、OCR16により生成されたテキストデータを入力データとして用いる項目であると判別された項目名には、OCR定義テーブルの項目番号が設定されており、生成されたテキストデータを入力データとして用いる項目でないと判別された項目には、オペレータによる手入力である旨を示す「0」が設定されるテーブルである。
マスタデータ134は、車両登録データ入力装置1により登録された車両登録テーブルが記憶される記憶領域である。
アプリケーションスペック135は、車両登録データ入力装置1の各部の動作を実行させるために必要な各種データやプログラムが記憶されている記憶領域である。
画面入出力制御部14は、表示部14a及び操作部14bと電気的に接続されており、主制御部10からの指示に基づいて、表示部14aに処理結果を表示させると共に、操作部14bが受け付けた信号を主制御部10に出力して、表示部14a及び操作部14bの制御を行う。
表示部14aは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)などのディスプレイなどからなる表示画面によって構成され、画面入出力制御部14から入力される表示信号の指示に従って、表示画面上に、処理結果を表示すると共に、車両登録テーブルが有する複数の登録項目の項目名称及び当該項目名称に対応する入力データを表示させる表示手段の機能を実現する。
操作部14bは、例えば、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボード、マウス等のポインティングデバイスを備え、キーボードで押下されたキーの押下信号を画面入出力制御部14に出力するとともに、ポインティングデバイスによる操作信号を画面入出力制御部14に出力することで、OCR16によって読み取り対象となる読取対象物の選択指示を受け付ける操作手段としての機能を実現する。
プリンタ部15は、主制御部10からの指示に基づいて、電子写真方式やインクジェット方式などにより紙等の記録媒体に各種処理結果に応じた画像を形成する画像形成装置である。
OCR16は、イメージ入力制御部16a、スキャナ部16b、文字認識部16cを備えて構成されている。
イメージ入力制御部16aは、主制御部10からの指示に基づいて、電気的に接続されたスキャナ部16bの動作制御を行い、スキャナ部16bが読み取ったイメージデータを主制御部10内のRAMに一時的に記憶させる。
スキャナ部16bは、イメージ入力制御部16aからの指示に基づいて、各種車検証等の読取対象物を光学的に走査して、読取対象物に記録された文字等をイメージデータとして取得する画像読取装置であり、取得したイメージデータをイメージ入力制御部16aに出力する。
文字認識部16cは、スキャナ部16bが取得したイメージデータをOCR定義DB131に記憶されたOCR定義テーブルに基づいて読取対象項目毎にテキストデータを生成し、OCR定義テーブルの項目番号毎に対応して生成されたテキストデータを記憶する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図7及び8に、本実施の形態における車両登録処理のメインフローチャートを示す。
まず、車両登録処理を行うための登録画面が表示部14aに表示され、登録画面の各登録項目に対応する入力データが初期化(未入力状態に設定)される(ステップS1)。
図9に、ステップS1において表示部14aに表示される登録画面G10の例を示す。図9に示すように、登録画面G10は、複数の登録項目の項目名称G11が表示されていると共に各登録項目に対応した入力項目欄G12が設けられており、また、当該車両登録処理において、実行される処理区分を選択させる処理区分選択ボタンG13、当該車両登録処理を終了させる処理終了ボタンG14等の各種選択ボタンが設けられている。
登録画面G10の初期化がされた後(ステップS1後)、処理区分の選択指示が受け付けられる。ここで、車両登録データ入力装置1を操作するオペレータは、操作部14bを操作して登録画面G10に設けられた処理区分選択ボタンG13を選択する。処理区分選択ボタンG13が選択されると、処理区分選択画面G20が表示部14aに表示される。
図10に、ステップS2において表示部14aに表示される処理区分選択画面G20の例を示す。図10に示すように、処理選択区分画面G20は、当該車両登録処理において実行可能な処理区分名と各処理区分を識別するための番号が表示されており、また、選択する処理区分の番号を指定する番号入力欄G21と、番号入力欄G21に入力された番号を確定させる確定ボタンG22と、番号入力欄G21に入力された番号を取り消し処理区分選択画面を閉じるための取消ボタンG23とが設けられている。
図10に示す処理区分として、追加処理とは、車両登録処理において全ての登録項目に対する入力データをオペレータが操作部14bを操作することにより直接入力し、新規に車両登録テーブルとして登録する処理である。訂正処理とは、マスタデータ134に既に登録されている車検登録テーブルを読み出し、一部を訂正して上書き登録する処理である。複写処理とは、マスタデータ134に既に登録されている車検登録テーブルを読み出して一部を変更し、新規に車両登録テーブルとして登録する処理である。OCR読込処理とは、OCR16を用いて車検証を読み込んで生成されるテキストデータを登録項目に対する入力データとして用いて車検登録テーブル作成し登録する処理である。
本実施の形態おける処理区分として、追加処理、訂正処理、複写処理、OCR読込処理を挙げているが、更に、既にマスタデータ134に登録されている車検登録テーブルを削除する「削除処理」が設けられていてもよく、この限りではない。
オペレータは、操作部14bを操作して処理区分選択画面G20に設けられた番号入力欄G21に所望する処理区分名の番号を入力し確定ボタンG22を選択するか、若しくは、取消ボタンG23を選択する。
処理区分の選択指示が受け付けられた後(ステップS2後)、登録画面G10に設けられた処理終了ボタンG14が選択されたか否かが判別され、本処理の終了操作が指示されたか否かが判別される(ステップS3)。
本処理の終了操作が指示されたと判別された場合(ステップS3;Yes)、本処理は終了される。
本処理の終了操作が指示されていないと判別された場合(ステップS3;No)、処理区分選択画面G20において、OCR読込処理が選択されたか否かが判別される(ステップS4)。
OCR読込処理が選択されていないと判別された場合(ステップS4;No)、追加処理が選択されたか否かが判別される(ステップS5)。
追加処理が選択されたと判別された場合には(ステップS5;Yes)、オペレータが操作部14bを操作して、各登録項目に対する入力データを設定する入力処理が実行され(ステップS6)、全ての登録項目に対して入力データの設定が終了されるとステップS21に進む。
追加処理が選択されていないと判別された場合(ステップS5;No)、訂正処理が選択されたか否かが判別される(ステップS7)。
訂正処理が選択されたと判別された場合には(ステップS7;Yes)、車両登録テーブル一覧画面が表示され、オペレータにより操作部14bが操され訂正対象となる車両登録テーブルの選択指示が受け付けられる(ステップS8)。
図11に、ステップS8において表示部14aに表示される車両登録テーブル一覧画面G30の例を示す。図11に示すように、車両登録テーブル一覧画面G30は、車両登録テーブルがマスタデータ134に登録された際に付された順番に番号が付されており、当該に番号に対して、車両登録テーブルを識別するための登録番号、車名等の情報が表示されている。また、車両登録テーブルを識別する番号を指定する番号入力欄G31と、番号入力欄G31に入力された番号を確定させる確定ボタンG32と、番号入力欄G31に入力された番号を取り消し車両登録テーブル一覧画面G30を閉じるための取消ボタンG33とが設けられている。
オペレータは、操作部14bを操作して車両登録テーブル一覧画面G30に設けられた番号入力欄G31に所望する車両登録テーブルに付された番号を入力し確定ボタンG32を選択する又は取消ボタンG33を選択する。
番号入力欄G31に番号が入力され確定ボタンG32が選択されると、番号入力欄G31に入力された番号に対応する車両登録テーブルがマスタデータ134から読み出され、読み出された車両登録テーブルが登録画面の各登録項目に対応する入力データとして表示される。オペレータは、操作部14bを操作して、入力データが表示された登録画面に対して訂正を行う登録項目に対する入力データの訂正処理を実行し(ステップS9)、ステップS21に進む。
訂正処理が選択されていないと判別された場合(ステップS7;No)、複写処理が選択されたか否かが判別される(ステップS10)。
複写処理が選択されたと判別された場合(ステップS10;Yes)、車両登録テーブル一覧画面が表示され、オペレータにより操作部14bが操作され複写対象となる車両登録テーブルの選択指示が受け付けられる(ステップS11)。
複写処理が選択された際に表示される車両登録テーブル一覧画面は、訂正処理が選択された際に表示される車両登録テーブル一覧画面G30と同様であるため、図示及び説明は省略する。
番号入力欄G31に番号が入力され確定ボタンG32が選択されると、番号入力欄G31に入力された番号に対応する車両登録テーブルがマスタデータ134から読み出され、読み出された車両登録テーブルが登録画面の各登録項目に対応する入力データとして表示される。オペレータは、操作部14bを操作して、入力データが表示された登録画面に対して変更を行う登録項目に対応する入力データの変更処理を実行し(ステップS12)、ステップS21に進む。
複写処理が選択されていないと判別された場合(ステップS10;No)、ステップS3に戻る。
ステップS4において、OCR読込処理が選択されたと判別された場合(ステップS13;Yes)、OCR定義名の選択指示が受け付けられる(ステップS13)。
図12に、ステップS13において表示部14aに表示されるOCR定義選択画面G40の例を示す。図12に示すように、OCR定義選択画面G40は、OCR16において読込対象となる車検証の種類を選択させるためのラジオボタンRB1、RB2と、車検証を読み込む際に必要とされるOCR定義テーブルの登録処理を選択させるためのOCR登録指示ボタンG41とが設けられている。
オペレータは、操作部14bを操作してOCR16において読込対象となる車検証の種類に対応するラジオボタンを選択する又はOCR登録指示ボタンG41を選択する。
オペレータによりOCR定義名の選択指示を受け付けた後(ステップS13後)、OCR登録指示ボタンG41が選択されたか否か、即ち、OCR定義テーブルの登録処理が選択されたか否かが判別される(ステップS14)。
OCR定義テーブルの登録処理が選択されたと判別された場合(ステップS14;Yes)、OCR定義テーブルの登録処理が実行され(ステップS15)、ステップS13に戻る。
OCR定義テーブルの登録処理が選択されていないと判別された場合(ステップS14;No)、OCR定義選択画面G40において、選択されたOCR定義名(即ち、OCR定義名に対応した車検証の種類)に応じて、登録画面G10の項目名称の表示変更処理が実行される(ステップS16)。
登録画面G10の項目名称の表示変更処理終了後(ステップS16後)、OCR16により選択されたOCR定義名に対応した車検証に記録された文字等がイメージデータとして取得され(ステップS17)、取得されたイメージデータに基づいて、文字認識処理、即ち、選択されたOCR定義名に対応したOCR定義テーブルに応じて読取対象項目毎にテキストデータが生成される(ステップS18)。
文字認識処理後(ステップS18後)、各読取対象項目に対応する登録項目に文字認識結果(生成されたテキストデータ)が入力データとして用いられ(ステップS19)、オペレータにより各登録項目に対応する入力データの入力処理が実行される(ステップS20)。
各登録項目に対応する入力データの入力処理が実行された後(ステップS6後、ステップS9後、ステップS12後、ステップS20後)、実行確認画面が表示部14aに表示され、登録画面G10の入力欄に入力された入力データに対して、選択された処理区分の実行が行われ、登録画面G10の入力欄に入力された入力データの登録を行うか否かの確認指示が受け付けられる(ステップS21)。
図13に、ステップS21において表示部14aに表示される実行確認画面G50の例を示す。図13に示すように、登録画面G10の入力欄に入力された入力データの登録を行うか否か(「登録」又は「登録中止」)を識別するための番号が表示されており、また、選択する処理(「登録」又は「登録中止」)の番号を指定する番号入力欄G51と、番号入力欄G51に入力された番号を確定させる確定ボタンG52と、番号入力欄G51に入力された番号を取り消し実行確認画面を閉じるための取消ボタンG53とが設けられている。
オペレータは、操作部14bを操作して実行確認画面G50に設けられた番号入力欄G51に所望する処理(「登録」又は「登録中止」)の番号を入力して確定ボタンG52を選択するか、又は、取消ボタンG53を選択する。
実行確認指示が受け付けられた後(ステップS21後)、実行確認画面G50において、「登録」に対応する番号が番号入力欄に入力されて確定ボタンG52が選択されたか否か、即ち、登録画面G10の入力項目欄に入力された入力データの登録を行うか否かが判別される(ステップS22)。
登録画面G10の入力項目欄に入力された入力データの登録を行わないと判別された場合(ステップS22;No)、ステップS2に戻る。
登録画面G10の入力項目欄に入力された入力データの登録を行うと判別された場合(ステップS22;Yes)、選択された処理区分に応じて登録画面G10の入力項目欄に入力された入力データが、車両登録テーブルとしてマスタデータに登録され(ステップS23)、ステップS2に戻る。
図14に、ステップS15において実行されるOCR定義テーブルの登録処理のフローチャートを示す。
OCR定義選択画面G40において、OCR定義テーブルの登録が選択されたと判別された場合(ステップS14;Yes)、登録するOCR定義名一覧が表示部14aに表示され、表示されたOCR定義名の一覧から、オペレータが所望するOCR定義名の選択指示が受け付けられる(ステップS31)。
OCR定義名の選択指示が受け付けられると(ステップS31後)、読込管理テーブル132が参照されて、選択されたOCR定義名の列番号が検索され(ステップS32)、検索されたOCR定義名の列番号は、1以上であるか否かが判別される(ステップS33)。ステップS32及びステップS33における動作において、読込管理テーブル132内に、選択されたOCR定義名が存在しているか否かが判別されることとなる。
検索されたOCR定義名の列番号は1以上でないと判別された場合、即ち、選択されたOCR定義名に対応する列番号が存在しない場合(ステップS33;No)、読込管理テーブル132に新規に選択されたOCR定義名に対応する列番号が新規に設定されたレコードが追加され(ステップS34)、項目テーブル133に読込管理テーブル132に新規に追加されたレコードの列番号に対応する項目列が追加される(ステップS35)。
検索されたOCR定義名の列番号は1以上であると判別された場合(ステップS33;Yes)又はステップS35後、項目テーブルにおいて、選択されたOCR定義名の列番号に対応する項目列の各項目に対応する項目番号が初期化(「0」に設定)される(ステップS36)。
ここで、検索されたOCR定義名の列番号は1以上であると判別された場合(ステップS33;Yes)、検索されたOCR定義名に対応する列番号が読込管理テーブル132に存在していることを示している、即ち、項目テーブルには検索されたOCR定義名に対応する項目列が存在していることを示している。従って、検索されたOCR定義名の列番号は1以上であると判別された場合には、以降のステップ(ステップS36以降)は、項目テーブルのOCR定義名に対応する項目列の修正処理とみなすことができる。
選択されたOCR定義名に対応するOCR定義テーブルが参照され、項目名と当該項目名に対応する項目番号が取得され(ステップS37)、取得された項目名と当該項目名に対応する項目番号のレコードは、参照しているOCR定義テーブルの終端を示すレコードであるか否かが判別される(ステップS38)。
取得された項目名と当該項目名に対応する項目番号のレコードは、参照しているOCR定義テーブルの終端を示すレコードでないと判別された場合(ステップS38;No)、項目テーブル内の選択されたOCR定義名の列番号に対応する項目列が参照されて、OCR定義テーブルから取得された項目名に対応する項目名が検索され(ステップS39)、OCR定義テーブルから取得された項目名に対応する項目名が有るか否かが判別される(ステップS40)。
OCR定義テーブルから取得された項目名に対応する項目名が無しと判別された場合(ステップS40;No)、ステップS37に戻る。
OCR定義テーブルから取得された項目名に対応する項目名有りと判別された場合(ステップS40;Yes)、OCR定義テーブルから取得した項目名に対応する項目番号が検索された項目テーブルの項目名に対する項目番号として設定され(ステップS41)、ステップS37に戻る。
取得された項目名と当該項目名に対応する項目番号のレコードは、参照しているOCR定義テーブルの終端を示すレコードであると判別された場合(ステップS38;Yes)、本処理は終了されステップS13に戻る。
図15に、ステップS16において実行される登録画面G10の項目名称の表示変更処理のフローチャートを示す。
OCR定義選択画面G30において、OCR定義テーブルの登録が選択されていないと判別された場合(ステップS14;No)、選択されたOCR定義名の列番号に対応する項目テーブルの項目列が参照されて項目番号が取得され(ステップS51)、取得された項目番号のレコードは、参照している項目テーブルの項目列の終端を示すレコードであるか否かが判別される(ステップS52)。
取得された項目番号のレコードは、参照している項目テーブルの項目列の終端を示すレコードでないと判別された場合(ステップS52;No)、取得された項目番号が1以上であるか否かが判別される(ステップS53)。
取得された項目番号が1以上でないと判別された場合、即ち、取得された項目番号が0である場合(ステップS53;No)、ステップS51に戻る。
取得された項目番号が1以上であると判別された場合(ステップS53;Yes)、項目番号に対応する項目名(登録項目)は、OCR16により生成されたテキストデータを入力データとして設定する項目であると判別されることとなり、項目番号に対応する項目名の項目名称の表示形式が変更され(ステップS54)ステップS51に戻る。
取得された項目番号のレコードは、参照している項目テーブルの項目列の終端を示すレコードであると判別された場合(ステップS52;Yes)、本処理は終了されステップS17に戻る。
図16に、ステップS19において実行される各読取対象項目に対応する登録項目の文字認識結果設定処理のフローチャートを示す。
OCR16により選択されたOCR定義名に対応した車検証に記録された文字等がイメージデータとして取得され、取得されたイメージデータに基づいて、選択されたOCR定義名に対応したOCR定義テーブルに応じて読取対象項目毎にテキストデータが生成された後(ステップS18後)、選択されたOCR定義名の列番号に対応する項目テーブルの項目列が参照されて項目番号が取得され(ステップS61)、取得された項目番号のレコードは、参照している項目テーブルの項目列の終端を示すレコードであるか否かが判別される(ステップS62)。
取得された項目番号のレコードは、参照している項目テーブルの項目列の終端を示すレコードでないと判別された場合(ステップS62;No)、取得された項目番号が1以上であるか否かが判別される(ステップS63)。
取得された項目番号が1以上でないと判別された場合、即ち、取得された項目番号が0である場合(ステップS63;No)、ステップS61に戻る。
取得された項目番号が1以上であると判別された場合(ステップS63;Yes)、項目番号に対応する項目名(登録項目)は、OCR16により生成されたテキストデータを入力データとして設定する項目であると判別されることとなり、項目番号に対応する項目名に対応する入力データとして文字認識結果であるテキストデータが設定され(ステップS64)ステップS61に戻る。
取得された項目番号のレコードは、参照している項目テーブルの項目列の終端を示すレコードであると判別された場合(ステップS62;Yes)、本処理は終了されステップS20に戻る。
図17に、ステップS20において実行されるオペレータにより各登録項目に対する入力データの入力処理のフローチャートを示す。
OCR16により生成されたテキストデータが登録項目の入力データとして設定された後(ステップS19後)、選択されたOCR定義名の列番号に対応する項目テーブルの項目列が参照され、オペレータが操作部14bを操作することにより入力データが入力される入力対象となる登録項目(例えば、マウス等で入力項目欄にカーソル等のポインタが設定された入力項目欄)に対応する項目名及び項目番号が検索される(ステップS71)。
入力対象となる登録項目の項目名無し又は入力対象となる登録項目の項目名に対応する項目番号が0であるか否かが判別される(ステップS72)。ステップS71及びステップS72より、入力対象となる登録項目はOCR16により生成されたテキストデータを入力データとして用いる項目であるか否かが判別されることとなる。
入力対象となる登録項目の項目名有り及び入力対象となる登録項目の項目名に対応する項目番号が0でないと判別された場合(ステップS72;No)、入力対象となる登録項目の項目名に対応する項目名が有り、且つ、当該項目名の項目番号は1以上であるとみなされ、入力対象となる登録項目は、OCR16により生成されたテキストデータを入力データとして用いて設定されている項目であると判別される。
入力対象となる登録項目がOCR16から読み取られた読取対象項目から生成されたテキストデータを入力データとして登録される項目であると判別されると(ステップS72後)、当該テキストデータの生成元となったイメージデータが入力データと共に参考画像として表示され(ステップS73)ステップS74に進む。
図18に、OCR定義名として普通車用車検証が選択された際のステップS73における登録画面G10aの例を示し、図19に、OCR定義名として軽自動車用車検証が選択された際のステップS73における登録画面G10bの例を示す。
図18の登録画面G10a及び図19の登録画面G10bには、OCR16から読み取られた読取対象項目から生成されたテキストデータを入力データとして登録される登録項目の項目名称を下線付きのゴシック文字として表示し、オペレータが操作部14bを操作して入力データを設定する項目名を下線無しのゴシック文字として表示した例を示している。
図18及び図19に示すように、OCR16から読み取られた読取対象項目から生成されたテキストデータを入力データとして登録される登録項目であるか否か、即ち、OCR16によって入力データが設定される登録項目とオペレータが手動で入力すべき登録項目との差異を目視にて認識させて操作を行わせることができ、入力ミスの低減を図ることができ、オペレータに対する操作性を向上させることができる。
図18に示すように、入力対象となる登録項目の項目名称G11が「燃料種類」である場合、入力項目欄G12には入力データとしてOCR16により生成され設定されたテキストデータである「ガソリン」が表示されると共に、当該テキストデータの生成元となった認識対象領域のイメージデータが参照画像G15aとして表示される。
このように、テキストデータの生成元となったイメージデータを入力データと共に参考画像として表示させることができるため、オペレータに対して、OCR16により生成されたテキストデータが車検証の内容と一致しているか否かを目視にて確認させることができるため、OCR16の文字認識の機能を助長させることができると共に、入力ミスの防止を図ることができる。また、車検証と表示画面上に表示される入力データとを見比べる必要が無くなるため、オペレータに対する操作性及び利便性を向上させることができる。
入力対象となる登録項目の項目名無し又は入力対象となる登録項目の項目名に対応する項目番号が0であると判別された場合(ステップS72;Yes)、入力対象となる登録項目は、OCR16により生成されたテキストデータを入力データとして用いない項目であると判別されステップS74に進む。
ステップS72;Yes後、又はステップS73後、入力対象となる登録項目の項目名称に対する入力項目欄において、オペレータにより操作部14bが操作されて入力データが受け付けられる(ステップS74)。なお、ステップS73において、入力項目欄にテキストデータと参照画像とが表示されている場合であって、入力項目欄に設定されたテキストデータの修正の必要性が無い場合には、他の登録項目の入力処理に移る操作が実行される。
オペレータにより操作部14bが操作されて入力データが受け付けられた後(ステップS74後)、他の登録項目の入力処理に移る操作が実行されたか否か、即ち、他の登録項目の入力指定指示の有無が判別される(ステップS75)。
他の登録項目の入力処理に移る操作が実行されたと判別された場合、即ち、他の登録項目の入力指定指示有りと判別された場合(ステップS75;有り)、指定された登録項目が入力対象となる登録項目として設定され(ステップS76)、ステップS71に戻る。
他の登録項目の入力処理に移る操作が実行されていないと判別された場合、即ち、他の登録項目の入力指定指示無しと判別された場合(ステップS75;無し)、本処理は終了され、ステップS21に戻る。
以上のように、本発明によれば、選択された車検証に対応するOCR定義テーブルに基づいて、OCR16に登録項目に対応する読取対象項目のテキストデータを入力データとして生成させることができるため、異なる形式の車検証を同一の車両登録データ入力装置1で扱えることができ、オペレータの作業性及び利便性の向上、並びに開発コストの削減が図られた車両登録データ入力装置1を提供することができる。
また、OCR定義テーブルと車両登録テーブルとに基づいて項目テーブルを生成し、この項目テーブルに応じて各登録項目に対応するテキストデータの設定を実行させることができるため、異なる形式の車検証を同一の車両登録データ入力装置で扱えることが実現される。従って、オペレータは、車検証の形式毎に対応する車両登録データ入力装置の入力操作を把握する必要性が無くなり、オペレータに対する利便性を向上させることができると共に、開発のコストの低減を図ることができる。
本実施の形態における車両登録データ入力装置1の概略構成を示すブロック図である。 普通車用車検証の例である。 軽自動車用車検証の例である。 図4(a)は普通車用車検証に対応するOCR定義テーブル131aの例であり、図4(b)は軽自動車用車検証に対応するOCR定義テーブル131bの例である。 読込管理テーブル132の例である。 項目テーブル133の例である。 本実施の形態における車両登録処理のメインフローチャートである。 本実施の形態における車両登録処理のメインフローチャートである(図7の続き)。 ステップS1において表示部14aに表示される登録画面G10の例である。 ステップS2において表示部14aに表示される処理区分選択画面G20の例である。 ステップS8において表示部14aに表示される車両登録テーブル一覧画面G30の例である。 ステップS13において表示部14aに表示されるOCR定義選択画面G40の例である。 ステップS21において表示部14aに表示される実行確認画面G50の例である。 ステップS15において実行されるOCR定義テーブルの登録処理のフローチャートである。 ステップS16において実行される登録画面G10の項目名称の表示変更処理のフローチャートである。 ステップS19において実行される各読取対象項目に対応する登録項目の文字認識結果設定処理のフローチャートである。 ステップS20において実行されるオペレータにより各登録項目に対する入力データの入力処理のフローチャートである。 OCR定義名として普通車用車検証が選択された際のステップS73における登録画面G10aの例である。 OCR定義名として軽自動車用車検証が選択された際のステップS73における登録画面G10bの例である。
符号の説明
1 車両登録データ入力装置
10 主制御部
11 項目テーブル登録部
12 OCR項目表示入力部
13 ディスク制御部
131 OCR定義DB
131a、131b OCR定義テーブル
132 読込管理テーブル
133 項目テーブル
134 マスタデータ
135 アプリケーションスペック
14 画面入出力制御部
14a 表示部
14b 操作部
15 プリンタ部
16 OCR
16a イメージ入力制御部
16b スキャナ部
16c 文字認識部
G10、G10a、G10b 登録画面
G11、G11a、G11b 項目名称
G12 入力項目欄
G13 処理区分選択ボタン
G14 処理終了ボタン
G15a、G15b 参照画像
G20 処理区分選択画面
G21、G31、G51 番号入力欄
G22、G32、G52 確定ボタン
G23、G33、G53 取消ボタン
G30 車両登録テーブル一覧画面
G40 OCR定義選択画面
G41 OCR登録指示ボタン
G50 実行確認画面
RB1、RB2 ラジオボタン

Claims (6)

  1. 複数の登録項目を有する登録テーブルを作成する際、複数の読取対象項目が記載された読取対象物からイメージデータを読み取り、当該イメージデータに基づいて前記読取対象項目毎にテキストデータを生成する読取手段を備え、生成された当該テキストデータを前記各登録項目の入力データとして用いるデータ入力装置において、
    前記登録項目に対応する前記読取対象物が有する前記読取対象項目毎に設定された読取条件が定められたイメージデータ読取定義テーブルを複数記憶する定義記憶手段と、
    前記読取対象物の選択指示を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段により選択指示された読取対象物に対応する前記イメージデータ読取定義テーブルを前記定義記憶手段から取得する定義情報取得手段と、
    前記定義記憶手段から取得されたイメージデータ読取定義テーブルに基づいて、前記読取手段に前記登録項目に対応する前記読取対象項目のテキストデータを前記入力データとして生成させる制御手段と、
    前記操作手段により選択指示された読取対象物に対応するイメージデータ読取定義テーブルの読取対象項目と、前記登録テーブルの登録項目と、を比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果に応じて、前記各登録項目に対して、前記読取手段から読み取られた前記読取対象項目毎に生成されたテキストデータを入力データとして用いられる項目であるか否かが設定される項目テーブルを生成する項目テーブル生成手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記項目テーブル生成手段により生成された項目テーブルを参照して、前記登録テーブルの各登録項目に対応する前記読取手段により生成されたテキストデータを前記入力データとして用いること、
    を特徴とするデータ入力装置。
  2. 前記登録テーブルが有する複数の登録項目の項目名称及び前記入力データを表示させる表示手段と、
    前記比較手段による比較結果に応じて、前記表示手段に表示される各項目名称の表示形式を変更させる表示形式変更手段と、
    を備えること、
    を特徴とする請求項記載のデータ入力装置。
  3. 前記表示形式変更手段は、
    前記項目テーブル生成手段により生成された項目テーブルを参照して、前記登録項目が前記読取手段により生成されたテキストデータを前記入力データとして用いる項目であるか否かに応じて、前記項目名称の表示形式を異ならせること、
    を特徴とする請求項記載のデータ入力装置。
  4. 前記項目名称の表示形式とは、
    書体、装飾、大きさ、色のうち少なくともいずれか1つであること、
    を特徴とする請求項又は記載のデータ入力装置。
  5. 前記表示形式変更手段は、
    前記項目テーブル生成手段により生成された項目テーブルを参照して、前記登録項目が前記読取手段により生成されたテキストデータを前記入力データとして用いる項目であると設定されている場合、当該テキストデータの生成元となった前記イメージデータを当該入力データと共に参考画像として表示させること、
    を特徴とする請求項からのいずれか一項に記載のデータ入力装置。
  6. コンピュータを、
    複数の登録項目を有する登録テーブルを作成する際、複数の読取対象項目が記載された読取対象物からイメージデータを読み取り、当該イメージデータに基づいて前記読取対象項目毎にテキストデータを生成する手段
    前記生成された当該テキストデータを前記各登録項目の入力データとする手段
    前記読取対象物の選択指示を受け付ける手段
    前記選択指示された読取対象物に対応するイメージデータ読取定義テーブルの読取対象項目と、前記登録テーブルの登録項目と、を比較する手段、
    前記比較された比較結果に応じて、前記各登録項目に対して、前記読取手段から読み取られた前記読取対象項目毎に生成されたテキストデータを入力データとして用いられる項目であるか否かが設定される項目テーブルを生成する手段、
    前記登録項目に対応する前記読取対象物が有する前記読取対象項目毎に設定された読取条件が定められたイメージデータ読取定義テーブルを複数記憶する定義記憶手段から前記選択指示された読取対象物に対応するイメージデータ読取定義テーブルを取得する手段
    前記定義記憶手段から取得されたイメージデータ読取定義テーブルに基づいて、前記登録項目に対応する前記読取対象項目のテキストデータを入力データとして生成させると共に、前記生成された項目テーブルを参照して、前記登録テーブルの各登録項目に対応する前記生成されたテキストデータを前記入力データとして用いる手段
    として機能させるためのプログラム。
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