JPH0918520A - データ伝送装置 - Google Patents
データ伝送装置Info
- Publication number
- JPH0918520A JPH0918520A JP16559095A JP16559095A JPH0918520A JP H0918520 A JPH0918520 A JP H0918520A JP 16559095 A JP16559095 A JP 16559095A JP 16559095 A JP16559095 A JP 16559095A JP H0918520 A JPH0918520 A JP H0918520A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- buffer
- write
- signal
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Communication Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価な構成で非同期システム間のデータの伝
送が行えるデータ伝送装置を提供する。 【構成】 一方のシステムA側からの入力データは、書
き込みバッファ選択信号生成部3により生成される書き
込み選択信号により順次選択されたバッファ1a、1b
に対して、バッファ書き込み許可信号生成部2により生
成されたバッファ書き込み許可信号が入力され、入力デ
ータが順次書き込まれる。出力すべきバッファを順次選
択するために出力バッファ選択信号生成部6により生成
された出力選択信号によりこのバッファ1a、1bが選
択され、出力許可信号生成部5により生成された出力許
可信号が入力されたとき、バッファ1a、1bに書き込
まれたデータは出力される。
送が行えるデータ伝送装置を提供する。 【構成】 一方のシステムA側からの入力データは、書
き込みバッファ選択信号生成部3により生成される書き
込み選択信号により順次選択されたバッファ1a、1b
に対して、バッファ書き込み許可信号生成部2により生
成されたバッファ書き込み許可信号が入力され、入力デ
ータが順次書き込まれる。出力すべきバッファを順次選
択するために出力バッファ選択信号生成部6により生成
された出力選択信号によりこのバッファ1a、1bが選
択され、出力許可信号生成部5により生成された出力許
可信号が入力されたとき、バッファ1a、1bに書き込
まれたデータは出力される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに非同期で動作し
ている2つのシステム間でデータを伝送するデータ伝送
装置に関するものである。
ている2つのシステム間でデータを伝送するデータ伝送
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、非同期システム間のデータを伝送
するデータ伝送装置では、FIFOを使用することによ
り、非同期システム間でのデータの受け渡しを可能とし
ていた。
するデータ伝送装置では、FIFOを使用することによ
り、非同期システム間でのデータの受け渡しを可能とし
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなデータ伝送装置では、高価なFIFOを使用する
ために、装置が高価になってしまうという問題があっ
た。
ようなデータ伝送装置では、高価なFIFOを使用する
ために、装置が高価になってしまうという問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、安価な構成で非同期シ
ステム間のデータの伝送が行えるデータ伝送装置を提供
することにある。
あり、その目的とするところは、安価な構成で非同期シ
ステム間のデータの伝送が行えるデータ伝送装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
互いに非同期で動作している2つのシステム間でデータ
を伝送するデータ伝送装置において、伝送するデータを
固定長とし、該固定長のデータを格納できる複数のバッ
ファと、一方のシステム側からの入力タイミング信号に
基づいてバッファ書き込み許可信号を生成するバッファ
書き込み許可信号生成部と、バッファ書き込み許可信号
が入力されたとき書き込むべきバッファを選択する書き
込みバッファ選択信号を生成する書き込みバッファ選択
信号生成部と、前記書き込みバッファ選択信号により選
択されたバッファに対してバッファ書き込み許可信号を
出力する書き込みバッファ選択部と、他方のシステム側
からの出力タイミング信号に基づいて出力許可信号を生
成する出力許可信号生成部と、前記出力許可信号が入力
されたとき出力すべきバッファを選択する出力バッファ
選択信号を生成する出力バッファ選択信号生成部と、前
記出力バッファ選択信号により選択されたバッファに対
して出力許可信号を出力する出力バッファ選択部とを有
し、前記一方のシステム側からの入力データを前記バッ
ファ書き込み許可信号に基づいて前記複数のバッファに
対して対して順次書き込み、前記複数のバッファに書き
込まれたデータを前記出力許可信号に基づいて、順次出
力するようにしたことを特徴とするものである。
互いに非同期で動作している2つのシステム間でデータ
を伝送するデータ伝送装置において、伝送するデータを
固定長とし、該固定長のデータを格納できる複数のバッ
ファと、一方のシステム側からの入力タイミング信号に
基づいてバッファ書き込み許可信号を生成するバッファ
書き込み許可信号生成部と、バッファ書き込み許可信号
が入力されたとき書き込むべきバッファを選択する書き
込みバッファ選択信号を生成する書き込みバッファ選択
信号生成部と、前記書き込みバッファ選択信号により選
択されたバッファに対してバッファ書き込み許可信号を
出力する書き込みバッファ選択部と、他方のシステム側
からの出力タイミング信号に基づいて出力許可信号を生
成する出力許可信号生成部と、前記出力許可信号が入力
されたとき出力すべきバッファを選択する出力バッファ
選択信号を生成する出力バッファ選択信号生成部と、前
記出力バッファ選択信号により選択されたバッファに対
して出力許可信号を出力する出力バッファ選択部とを有
し、前記一方のシステム側からの入力データを前記バッ
ファ書き込み許可信号に基づいて前記複数のバッファに
対して対して順次書き込み、前記複数のバッファに書き
込まれたデータを前記出力許可信号に基づいて、順次出
力するようにしたことを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記出力許可信号生成部から出力許可信号
が出力されるタイミングを制御する出力開始フラグを生
成する出力開始フラグ生成部を付加し、データが書き込
まれてから、所定時間遅れたタイミングで出力許可信号
が出力されるようにしたことを特徴とするものである。
明において、前記出力許可信号生成部から出力許可信号
が出力されるタイミングを制御する出力開始フラグを生
成する出力開始フラグ生成部を付加し、データが書き込
まれてから、所定時間遅れたタイミングで出力許可信号
が出力されるようにしたことを特徴とするものである。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の発明において、前記各バッファに対して、
書き込みの完了を示す書き込み完了フラグを生成する書
き込み完了フラグ生成部と出力の完了を示す出力完了フ
ラグを生成する出力完了フラグ生成部を付加し、前記バ
ッファ書き込み許可信号生成部では出力完了フラグを認
識したとき書き込み許可信号を出力するようにし、前記
出力許可信号生成部では書き込み完了フラグを認識した
とき出力許可信号を出力するようにしたことを特徴とす
るものである。
求項2記載の発明において、前記各バッファに対して、
書き込みの完了を示す書き込み完了フラグを生成する書
き込み完了フラグ生成部と出力の完了を示す出力完了フ
ラグを生成する出力完了フラグ生成部を付加し、前記バ
ッファ書き込み許可信号生成部では出力完了フラグを認
識したとき書き込み許可信号を出力するようにし、前記
出力許可信号生成部では書き込み完了フラグを認識した
とき出力許可信号を出力するようにしたことを特徴とす
るものである。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明にあっては、一方のシステ
ム側からの入力データは、書き込みバッファ選択信号生
成部により生成される書き込み選択信号により順次選択
されたバッファに対して、バッファ書き込み許可信号生
成部により生成されたバッファ書き込み許可信号が入力
され、入力データが順次書き込まれる。出力すべきバッ
ファを順次選択するために出力バッファ選択信号生成部
により生成された出力選択信号によりこのバッファが選
択され、出力許可信号生成部により生成された出力許可
信号が入力されたとき、バッファに書き込まれたデータ
は出力される。
ム側からの入力データは、書き込みバッファ選択信号生
成部により生成される書き込み選択信号により順次選択
されたバッファに対して、バッファ書き込み許可信号生
成部により生成されたバッファ書き込み許可信号が入力
され、入力データが順次書き込まれる。出力すべきバッ
ファを順次選択するために出力バッファ選択信号生成部
により生成された出力選択信号によりこのバッファが選
択され、出力許可信号生成部により生成された出力許可
信号が入力されたとき、バッファに書き込まれたデータ
は出力される。
【0009】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明において、出力開始フラグ生成部で生成され
た出力開始フラグにより、データが書き込まれてから所
定時間遅れたタイミングで出力許可信号が出力されるよ
うにしている。
記載の発明において、出力開始フラグ生成部で生成され
た出力開始フラグにより、データが書き込まれてから所
定時間遅れたタイミングで出力許可信号が出力されるよ
うにしている。
【0010】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
または請求項2記載の発明において、バッファ書き込み
許可信号生成部では、出力完了フラグ生成部により生成
された出力完了フラグを認識したとき書き込み許可信号
を出力するようにし、出力許可信号生成部では書き込み
完了フラグ生成部により生成された書き込み完了フラグ
を認識したとき出力許可信号を出力するようにしてい
る。
または請求項2記載の発明において、バッファ書き込み
許可信号生成部では、出力完了フラグ生成部により生成
された出力完了フラグを認識したとき書き込み許可信号
を出力するようにし、出力許可信号生成部では書き込み
完了フラグ生成部により生成された書き込み完了フラグ
を認識したとき出力許可信号を出力するようにしてい
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1は、本発明に係るデータ伝送装置の一実施例
を示す概略構成図である。本実施例のデータ伝送装置
は、一方のシステムAから他方のシステムBへ非同期の
データを伝送するものである。2つのバッファ1a、1
bと、バッファ書き込み許可信号生成部2と、書き込み
バッファ選択信号生成部3と、書き込みバッファ選択部
4と、出力許可信号生成部5と、出力バッファ選択信号
生成部6及び出力バッファ選択部7とを有してなる。バ
ッファ1a、1bは一方のシステムから入力される固定
長のデータを一時的に格納するものであり、前記固定の
データ長よりも長いデータを格納できるものが使用され
る。入力データはこの2つのバッファ1a、1bに交互
に格納され、バッファ1a、1bから交互に他方のシス
テムに出力されるのである。バッファ書き込み許可信号
生成部2は、システムAのクロックに同期した入力タイ
ミング信号を取り込んで、この入力タイミング信号に基
づいて、バッファ1a、1bにデータを書き込むための
バッファ書き込み許可信号を生成するものである。書き
込みバッファ選択信号生成部3は、前記バッファ書き込
み許可信号生成部2からのバッファ書き込み許可信号を
取り込んで、データを書き込むべきバッファとしてどち
らのバッファ1a、1bを選択するかを示す書き込みバ
ッファ選択信号を生成するものであり、バッファ1a、
1bが交互に選択されるようになっている。書き込みバ
ッファ選択部4は、書き込みバッファ選択信号生成部3
で生成された書き込みバッファ選択信号で示されるバッ
ファ1a、1bに対して、バッファ書き込み許可信号生
成部2からのバッファ書き込み許可信号を送るものであ
る。従って、システムAのクロックに同期してシステム
Aから入力される固定長のデータは、バッファ1a、1
bに交互に格納される。
する。図1は、本発明に係るデータ伝送装置の一実施例
を示す概略構成図である。本実施例のデータ伝送装置
は、一方のシステムAから他方のシステムBへ非同期の
データを伝送するものである。2つのバッファ1a、1
bと、バッファ書き込み許可信号生成部2と、書き込み
バッファ選択信号生成部3と、書き込みバッファ選択部
4と、出力許可信号生成部5と、出力バッファ選択信号
生成部6及び出力バッファ選択部7とを有してなる。バ
ッファ1a、1bは一方のシステムから入力される固定
長のデータを一時的に格納するものであり、前記固定の
データ長よりも長いデータを格納できるものが使用され
る。入力データはこの2つのバッファ1a、1bに交互
に格納され、バッファ1a、1bから交互に他方のシス
テムに出力されるのである。バッファ書き込み許可信号
生成部2は、システムAのクロックに同期した入力タイ
ミング信号を取り込んで、この入力タイミング信号に基
づいて、バッファ1a、1bにデータを書き込むための
バッファ書き込み許可信号を生成するものである。書き
込みバッファ選択信号生成部3は、前記バッファ書き込
み許可信号生成部2からのバッファ書き込み許可信号を
取り込んで、データを書き込むべきバッファとしてどち
らのバッファ1a、1bを選択するかを示す書き込みバ
ッファ選択信号を生成するものであり、バッファ1a、
1bが交互に選択されるようになっている。書き込みバ
ッファ選択部4は、書き込みバッファ選択信号生成部3
で生成された書き込みバッファ選択信号で示されるバッ
ファ1a、1bに対して、バッファ書き込み許可信号生
成部2からのバッファ書き込み許可信号を送るものであ
る。従って、システムAのクロックに同期してシステム
Aから入力される固定長のデータは、バッファ1a、1
bに交互に格納される。
【0012】また、出力許可信号生成部5は、システム
Bのクロックに同期した出力タイミング信号を取り込ん
で、この出力タイミング信号に基づいて、バッファ1
a、1bに格納されたデータを出力するための出力許可
信号を生成するものである。出力バッファ選択信号生成
部6は、前記出力許可信号生成部5からの出力許可信号
を取り込んで、データを出力すべきバッファとしてどち
らのバッファ1a、1bを選択するかを示す出力バッフ
ァ選択信号を生成するものであり、バッファ1a、1b
が交互に選択されるようになっている。出力バッファ選
択部7は、出力バッファ選択信号生成部6で生成された
出力バッファ選択信号で示されるバッファ1a、1bに
対して、出力許可信号生成部2からの出力許可信号を送
るものである。従って、バッファ1a、1bに格納され
た固定長のデータは、システムBのクロックに同期して
交互に出力される。
Bのクロックに同期した出力タイミング信号を取り込ん
で、この出力タイミング信号に基づいて、バッファ1
a、1bに格納されたデータを出力するための出力許可
信号を生成するものである。出力バッファ選択信号生成
部6は、前記出力許可信号生成部5からの出力許可信号
を取り込んで、データを出力すべきバッファとしてどち
らのバッファ1a、1bを選択するかを示す出力バッフ
ァ選択信号を生成するものであり、バッファ1a、1b
が交互に選択されるようになっている。出力バッファ選
択部7は、出力バッファ選択信号生成部6で生成された
出力バッファ選択信号で示されるバッファ1a、1bに
対して、出力許可信号生成部2からの出力許可信号を送
るものである。従って、バッファ1a、1bに格納され
た固定長のデータは、システムBのクロックに同期して
交互に出力される。
【0013】次に、本実施例の動作を図2のタイムチャ
ートに基づき説明する。最初に、システムAのクロック
に同期して入力されたデータは、システムAのクロック
に同期して入力された入力タイミング信号に基づき、書
き込みバッファ選択信号生成部3でパケット1aが選択
されることによりバッファ1aに書き込まれる。そし
て、システムBのクロックに同期した出力タイミング信
号が出力許可信号生成部5に入力された時点で、出力バ
ッファ選択信号生成部6でバッファ1aが選択され、バ
ッファ1aからシステムBのクロックに同期してデータ
が出力される。次のデータが入力されたときには、書き
込みバッファ選択信号生成部3でバッファ1bが選択さ
れ、同様に、出力バッファ選択信号生成部6でバッファ
1bが選択されることにより、バッファ1bからシステ
ムBにデータが出力される。以上の動作の繰り返しによ
り、2つのシステムA、B間の非同期のデータの伝送が
FIFO等の高価な構成を用いずに、2つのバッファ1
a、1bにより達成できるのである。
ートに基づき説明する。最初に、システムAのクロック
に同期して入力されたデータは、システムAのクロック
に同期して入力された入力タイミング信号に基づき、書
き込みバッファ選択信号生成部3でパケット1aが選択
されることによりバッファ1aに書き込まれる。そし
て、システムBのクロックに同期した出力タイミング信
号が出力許可信号生成部5に入力された時点で、出力バ
ッファ選択信号生成部6でバッファ1aが選択され、バ
ッファ1aからシステムBのクロックに同期してデータ
が出力される。次のデータが入力されたときには、書き
込みバッファ選択信号生成部3でバッファ1bが選択さ
れ、同様に、出力バッファ選択信号生成部6でバッファ
1bが選択されることにより、バッファ1bからシステ
ムBにデータが出力される。以上の動作の繰り返しによ
り、2つのシステムA、B間の非同期のデータの伝送が
FIFO等の高価な構成を用いずに、2つのバッファ1
a、1bにより達成できるのである。
【0014】なお、本実施例では、2つのバッファ1
a、1bを用いているので、出力許可信号が入力される
まで2つのデータがバッファ1a、1bに蓄えられるよ
うになっているが、バッファの数を更に増やすことによ
り、3つ以上のデータを蓄えることができるようにな
り、バッファ書き込み許可信号と出力許可信号とのずれ
をより多く吸収することができるようになる。
a、1bを用いているので、出力許可信号が入力される
まで2つのデータがバッファ1a、1bに蓄えられるよ
うになっているが、バッファの数を更に増やすことによ
り、3つ以上のデータを蓄えることができるようにな
り、バッファ書き込み許可信号と出力許可信号とのずれ
をより多く吸収することができるようになる。
【0015】次に、本発明の他の実施例を説明する。図
3は本発明に係るデータ伝送装置の他の実施例を示す概
略構成図である。本実施例は、図1で示した実施例の装
置において、出力開始フラグ生成部8を付加したもので
ある。出力開始フラグ生成部9は、出力許可信号生成部
5に対して出力許可信号を出力するタイミングをずらせ
るためのものであり、バッファ書き込み許可信号と出力
許可信号のジッタのずれを考慮して、このずれよりも長
い時間だけ出力許可信号の出力を遅らせたタイミングで
出力開始フラグを出力するのである。従って、本実施例
によれば、図4に示すように、ジッタ等の影響により、
最初のデータはバッファ1aに書き込まれた直後に出力
許可信号が出されてシステムBに出力されるが、次のデ
ータはバッファ1bに書き込みを終了する直前に出力許
可信号が来てしまうために、2つ目のデータが出力され
ないということがなくなり、図5に示すように、2つ目
のデータがバッファ1bに完全に書き込まれた後に、出
力開始フラグが出されるようにすれば、上述のような問
題はなくなり、確実にデータが出力できるのである。
3は本発明に係るデータ伝送装置の他の実施例を示す概
略構成図である。本実施例は、図1で示した実施例の装
置において、出力開始フラグ生成部8を付加したもので
ある。出力開始フラグ生成部9は、出力許可信号生成部
5に対して出力許可信号を出力するタイミングをずらせ
るためのものであり、バッファ書き込み許可信号と出力
許可信号のジッタのずれを考慮して、このずれよりも長
い時間だけ出力許可信号の出力を遅らせたタイミングで
出力開始フラグを出力するのである。従って、本実施例
によれば、図4に示すように、ジッタ等の影響により、
最初のデータはバッファ1aに書き込まれた直後に出力
許可信号が出されてシステムBに出力されるが、次のデ
ータはバッファ1bに書き込みを終了する直前に出力許
可信号が来てしまうために、2つ目のデータが出力され
ないということがなくなり、図5に示すように、2つ目
のデータがバッファ1bに完全に書き込まれた後に、出
力開始フラグが出されるようにすれば、上述のような問
題はなくなり、確実にデータが出力できるのである。
【0016】また、図6は本発明に係るデータ伝送装置
のさらに他の実施例を示す概略構成図である。本実施例
は、図2で示した実施例の装置において、書き込み完了
フラグ生成部9a、9b、出力完了フラグ生成部10
a、10bを付加したものである。書き込み完了フラグ
生成部9aは、バッファ1aに対してバッファ書き込み
許可信号が入力されたときにバッファ1aの書き込み完
了フラグを生成するものであり、書き込み完了フラグ生
成部9bは、バッファ1bに対してバッファ書き込み許
可信号が入力されたときにバッファ1bの書き込み完了
フラグを生成するものである。出力完了フラグ生成部1
0aは、バッファ1aに対して出力許可信号が入力され
たときにバッファ1aの出力完了フラグを生成するもの
であり、出力完了フラグ生成部10bは、バッファ1b
に対して出力許可信号が入力されたときにバッファ1b
の出力完了フラグを生成するものである。書き込み完了
フラグ生成部9aと出力完了フラグ生成部10a間で
は、互いに相手のフラグをリセットするリセット信号を
出力するようにしており、書き込み完了フラグ生成部9
bと出力完了フラグ生成部10b間でも、互いに相手の
フラグをリセットするリセット信号を出力するようにし
ている。バッファ書き込み許可信号生成部2では、書き
込み完了フラグ生成部9a、9bをモニターしておき、
書き込み完了フラグがたっていないとき、つまり、バッ
ファ1a、1bからデータの出力が完了したときに、バ
ッファ書き込み許可信号が出力されるようになってい
る。また、出力許可信号生成部5では、出力完了フラグ
生成部10a、10bをモニターしておき、出力完了フ
ラグがたっていないとき、つまり、バッファ1a、1b
へのデータの書き込みが完了したときに、出力許可信号
が出力されるようになっている。従って、本実施例によ
れば、バッファ書き込み許可信号生成部2では、バッフ
ァ1a、1bのデータが出力された(空である)ことを
確認した上で書き込みの許可を行い、出力許可信号生成
部5では、バッファ1a、1bにデータが書き込まれた
のを確認してから出力許可を行うというようになるの
で、図3で示した実施例において、バッファ書き込み許
可信号と出力許可信号とのずれが出力開始フラグでのタ
イミングの遅らせ方より大きくなった場合でも、確実に
書き込まれたデータの出力が行えるのである。
のさらに他の実施例を示す概略構成図である。本実施例
は、図2で示した実施例の装置において、書き込み完了
フラグ生成部9a、9b、出力完了フラグ生成部10
a、10bを付加したものである。書き込み完了フラグ
生成部9aは、バッファ1aに対してバッファ書き込み
許可信号が入力されたときにバッファ1aの書き込み完
了フラグを生成するものであり、書き込み完了フラグ生
成部9bは、バッファ1bに対してバッファ書き込み許
可信号が入力されたときにバッファ1bの書き込み完了
フラグを生成するものである。出力完了フラグ生成部1
0aは、バッファ1aに対して出力許可信号が入力され
たときにバッファ1aの出力完了フラグを生成するもの
であり、出力完了フラグ生成部10bは、バッファ1b
に対して出力許可信号が入力されたときにバッファ1b
の出力完了フラグを生成するものである。書き込み完了
フラグ生成部9aと出力完了フラグ生成部10a間で
は、互いに相手のフラグをリセットするリセット信号を
出力するようにしており、書き込み完了フラグ生成部9
bと出力完了フラグ生成部10b間でも、互いに相手の
フラグをリセットするリセット信号を出力するようにし
ている。バッファ書き込み許可信号生成部2では、書き
込み完了フラグ生成部9a、9bをモニターしておき、
書き込み完了フラグがたっていないとき、つまり、バッ
ファ1a、1bからデータの出力が完了したときに、バ
ッファ書き込み許可信号が出力されるようになってい
る。また、出力許可信号生成部5では、出力完了フラグ
生成部10a、10bをモニターしておき、出力完了フ
ラグがたっていないとき、つまり、バッファ1a、1b
へのデータの書き込みが完了したときに、出力許可信号
が出力されるようになっている。従って、本実施例によ
れば、バッファ書き込み許可信号生成部2では、バッフ
ァ1a、1bのデータが出力された(空である)ことを
確認した上で書き込みの許可を行い、出力許可信号生成
部5では、バッファ1a、1bにデータが書き込まれた
のを確認してから出力許可を行うというようになるの
で、図3で示した実施例において、バッファ書き込み許
可信号と出力許可信号とのずれが出力開始フラグでのタ
イミングの遅らせ方より大きくなった場合でも、確実に
書き込まれたデータの出力が行えるのである。
【0017】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、一方のシステム側からの入力データは、書き込み
バッファ選択信号生成部により生成される書き込み選択
信号により順次選択されたバッファに対して、バッファ
書き込み許可信号生成部により生成されたバッファ書き
込み許可信号が入力され、入力データが順次書き込まれ
る。出力すべきバッファを順次選択するために出力バッ
ファ選択信号生成部により生成された出力選択信号によ
りこのバッファが選択され、出力許可信号生成部により
生成された出力許可信号が入力されたとき、バッファに
書き込まれたデータは出力されるので、FIFOを用い
ることなく、安価な構成で非同期システム間のデータの
伝送が行えるデータ伝送装置が提供できた。
れば、一方のシステム側からの入力データは、書き込み
バッファ選択信号生成部により生成される書き込み選択
信号により順次選択されたバッファに対して、バッファ
書き込み許可信号生成部により生成されたバッファ書き
込み許可信号が入力され、入力データが順次書き込まれ
る。出力すべきバッファを順次選択するために出力バッ
ファ選択信号生成部により生成された出力選択信号によ
りこのバッファが選択され、出力許可信号生成部により
生成された出力許可信号が入力されたとき、バッファに
書き込まれたデータは出力されるので、FIFOを用い
ることなく、安価な構成で非同期システム間のデータの
伝送が行えるデータ伝送装置が提供できた。
【0018】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、出力開始フラグ生成部で生成された
出力開始フラグにより、データが書き込まれてから所定
時間遅れたタイミングで出力許可信号が出力されるよう
にしているので、ジッタ等の影響によりバッファへのデ
ータの書き込みが終了する前に出力許可信号が入力され
てデータが出力してしまうことがなくなる。
載の発明において、出力開始フラグ生成部で生成された
出力開始フラグにより、データが書き込まれてから所定
時間遅れたタイミングで出力許可信号が出力されるよう
にしているので、ジッタ等の影響によりバッファへのデ
ータの書き込みが終了する前に出力許可信号が入力され
てデータが出力してしまうことがなくなる。
【0019】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは請求項2記載の発明において、バッファ書き込み許
可信号生成部では、出力完了フラグ生成部により生成さ
れた出力完了フラグを認識したとき書き込み許可信号を
出力するようにし、出力許可信号生成部では書き込み完
了フラグ生成部により生成された書き込み完了フラグを
認識したとき出力許可信号を出力するようにしているの
で、バッファ書き込み許可信号と出力許可信号とのずれ
が大きくなった場合でも、確実にデータの書き込み、出
力ができるのである。
たは請求項2記載の発明において、バッファ書き込み許
可信号生成部では、出力完了フラグ生成部により生成さ
れた出力完了フラグを認識したとき書き込み許可信号を
出力するようにし、出力許可信号生成部では書き込み完
了フラグ生成部により生成された書き込み完了フラグを
認識したとき出力許可信号を出力するようにしているの
で、バッファ書き込み許可信号と出力許可信号とのずれ
が大きくなった場合でも、確実にデータの書き込み、出
力ができるのである。
【図1】本発明に係るデータ伝送装置の一実施例を示す
概略構成図である。
概略構成図である。
【図2】同上に係るタイムチャートである。
【図3】本発明に係るデータ伝送装置の他の実施例を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図4】同上に係るタイムチャートである。
【図5】同上に係るタイムチャートである。
【図6】本発明に係るデータ伝送装置のさらに他の実施
例を示す概略構成図である。
例を示す概略構成図である。
1a、1b バッファ 2 バッファ書き込み信号生成部 3 書き込みバッファ選択信号生成部 4 書き込みバッファ選択部 5 出力許可信号生成部 6 出力バッファ選択信号生成部 7 出力バッファ選択部 8 出力開始フラグ生成部 9a、9b 書き込み完了フラグ生成部 10a、10b 出力完了フラグ生成部
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに非同期で動作している2つのシス
テム間でデータを伝送するデータ伝送装置において、伝
送するデータを固定長とし、該固定長のデータを格納で
きる複数のバッファと、一方のシステム側からの入力タ
イミング信号に基づいてバッファ書き込み許可信号を生
成するバッファ書き込み許可信号生成部と、バッファ書
き込み許可信号が入力されたとき書き込むべきバッファ
を選択する書き込みバッファ選択信号を生成する書き込
みバッファ選択信号生成部と、前記書き込みバッファ選
択信号により選択されたバッファに対してバッファ書き
込み許可信号を出力する書き込みバッファ選択部と、他
方のシステム側からの出力タイミング信号に基づいて出
力許可信号を生成する出力許可信号生成部と、前記出力
許可信号が入力されたとき出力すべきバッファを選択す
る出力バッファ選択信号を生成する出力バッファ選択信
号生成部と、前記出力バッファ選択信号により選択され
たバッファに対して出力許可信号を出力する出力バッフ
ァ選択部とを有し、前記一方のシステム側からの入力デ
ータを前記バッファ書き込み許可信号に基づいて前記複
数のバッファに対して対して順次書き込み、前記複数の
バッファに書き込まれたデータを前記出力許可信号に基
づいて、順次出力するようにしたことを特徴とするデー
タ伝送装置。 - 【請求項2】 前記出力許可信号生成部から出力許可信
号が出力されるタイミングを制御する出力開始フラグを
生成する出力開始フラグ生成部を付加し、データが書き
込まれてから、所定時間遅れたタイミングで出力許可信
号が出力されるようにしたことを特徴とする請求項1記
載のデータ伝送装置。 - 【請求項3】 前記各バッファに対して、書き込みの完
了を示す書き込み完了フラグを生成する書き込み完了フ
ラグ生成部と出力の完了を示す出力完了フラグを生成す
る出力完了フラグ生成部を付加し、前記バッファ書き込
み許可信号生成部では出力完了フラグを認識したとき書
き込み許可信号を出力するようにし、前記出力許可信号
生成部では書き込み完了フラグを認識したとき出力許可
信号を出力するようにしたことを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載のデータ伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16559095A JPH0918520A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | データ伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16559095A JPH0918520A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | データ伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0918520A true JPH0918520A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15815251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16559095A Pending JPH0918520A (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | データ伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0918520A (ja) |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP16559095A patent/JPH0918520A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4691294A (en) | Clock/data synchronization interface apparatus and method | |
US4797951A (en) | Parallel optical data transmission system | |
JP2734465B2 (ja) | ネットワーク用入出力装置 | |
US6212571B1 (en) | Server | |
JPH0918520A (ja) | データ伝送装置 | |
JPH05191441A (ja) | 非同期時分割データパケットと同様に同期時分割信号を処理するためのシステム | |
JPS5939939B2 (ja) | 同期転送制御方式 | |
JP3299853B2 (ja) | 通信システムおよび通信用中継器 | |
JPH08249273A (ja) | 転送速度切り替え機能付き非同期転送回路 | |
JPS6144426B2 (ja) | ||
JP2596654B2 (ja) | 通信網ノード | |
KR0181485B1 (ko) | 데이터 통신용 데이터 버퍼링 장치 | |
US4893231A (en) | Multi-node data processing system | |
JPH10145433A (ja) | データ転送速度変換装置および通信ネットワークシステム | |
JP3950661B2 (ja) | データ伝達装置 | |
JP2702318B2 (ja) | セル位相乗換回路 | |
JP3013767B2 (ja) | フレームタイミング位相調整回路 | |
JP2770375B2 (ja) | 伝送遅延位相補償回路 | |
JP2511551B2 (ja) | 共通バス制御方式 | |
JPH0630513B2 (ja) | デ−タ伝送バツフア回路 | |
JPH01154657A (ja) | バーストパケットスイッチ | |
JPH0787435B2 (ja) | 多重化チャネル受信装置 | |
JPS597252B2 (ja) | 信号中継装置 | |
JPS63110838A (ja) | 同期信号転送方式 | |
JPH0730528A (ja) | クロック乗換回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010612 |