JP2957821B2 - 送出メモリ制御回路 - Google Patents
送出メモリ制御回路Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は送出メモリ制御回路に関
し、更に詳しくはディジタル交換網におけるDLC共通
部内に設けられたHDLCハンドラ内の回路構成に関す
る。
し、更に詳しくはディジタル交換網におけるDLC共通
部内に設けられたHDLCハンドラ内の回路構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の交換機システムの概念図
である。図において、1はディジタル加入者端末(T
E)、2はこれらディジタル加入者端末1と対応して設
けられたディジタル加入者回路(DLC)、5はディジ
タル加入者回路2と接続されるDLC共通部(DLC
C)である。5aはディジタル加入者回路2と1対1に
対応して設けられたHDLCハンドラである。6はDL
C共通部5を制御するマイクロプロセッサ、7はDLC
共通部5と接続される交換機(NW)、8は該交換機7
の回線切り替え制御等を行うコールプロセッサ(CP
R)である。
である。図において、1はディジタル加入者端末(T
E)、2はこれらディジタル加入者端末1と対応して設
けられたディジタル加入者回路(DLC)、5はディジ
タル加入者回路2と接続されるDLC共通部(DLC
C)である。5aはディジタル加入者回路2と1対1に
対応して設けられたHDLCハンドラである。6はDL
C共通部5を制御するマイクロプロセッサ、7はDLC
共通部5と接続される交換機(NW)、8は該交換機7
の回線切り替え制御等を行うコールプロセッサ(CP
R)である。
【0003】このように構成された交換機システムにお
いて、ディジタル回線はHDLCハンドラ5aによるH
DLCフォーマットで制御情報のやりとりが行われる。
HDLCハンドラ5a内にはデータ送信回路とデータ受
信回路が含まれている。
いて、ディジタル回線はHDLCハンドラ5aによるH
DLCフォーマットで制御情報のやりとりが行われる。
HDLCハンドラ5a内にはデータ送信回路とデータ受
信回路が含まれている。
【0004】図11は従来回路の構成例を示すブロック
図であり、データ送信回路の構成を示している。図にお
いて、11は送信データを格納するメモリ、12はチャ
ネル番号(CH NO)をアドレスとして受けて、対応
する番地に格納されている制御データを出力するレジス
タメモリ(レジスタファイル)である。13はメモリ1
1から読み出したデータに対して、入力された制御デー
タに基づいて各種演算(CRC演算,0インサーション
等)を加える演算部である。このように構成された回路
の動作を概説すれば、以下のとおりである。
図であり、データ送信回路の構成を示している。図にお
いて、11は送信データを格納するメモリ、12はチャ
ネル番号(CH NO)をアドレスとして受けて、対応
する番地に格納されている制御データを出力するレジス
タメモリ(レジスタファイル)である。13はメモリ1
1から読み出したデータに対して、入力された制御デー
タに基づいて各種演算(CRC演算,0インサーション
等)を加える演算部である。このように構成された回路
の動作を概説すれば、以下のとおりである。
【0005】先ず、CH NOが与えられると、レジス
タメモリ12からはこのCH NOをアドレスとしてそ
の対応する番地に格納されている制御データが出力さ
れ、演算部13に入る。演算部13は、メモリ11から
読み出したデータにCRC演算,0インサーション,フ
ラグ付与等の処理を行う。
タメモリ12からはこのCH NOをアドレスとしてそ
の対応する番地に格納されている制御データが出力さ
れ、演算部13に入る。演算部13は、メモリ11から
読み出したデータにCRC演算,0インサーション,フ
ラグ付与等の処理を行う。
【0006】ここで、0インサーションについて説明す
る。送信側では、フラグ以外のフレーム内容に“1”が
連続して5個現れると、その次に必ず“0”を1個入れ
る“0挿入”(0インサーション)を行う。これは、受
信側で受信データからクロックを抽出するために行われ
る処理である。
る。送信側では、フラグ以外のフレーム内容に“1”が
連続して5個現れると、その次に必ず“0”を1個入れ
る“0挿入”(0インサーション)を行う。これは、受
信側で受信データからクロックを抽出するために行われ
る処理である。
【0007】図12は従来回路の動作タイミングを示す
図である。チャネルクロック(CHクロック)に同期し
て各CHの処理が行われる。図では、CH nとCH
mの2種類のCHを示す。各CHにおいて、その動作は
T1ステート,T2ステート,T3ステートから構成さ
れている。T1ステートではレジスタメモリ2からCH
nの制御データを読み出す。T2ステートでは演算部
3による演算処理が行われる。T3ステートでは、演算
部3により演算した結果で送出データを組み立て、出力
する。
図である。チャネルクロック(CHクロック)に同期し
て各CHの処理が行われる。図では、CH nとCH
mの2種類のCHを示す。各CHにおいて、その動作は
T1ステート,T2ステート,T3ステートから構成さ
れている。T1ステートではレジスタメモリ2からCH
nの制御データを読み出す。T2ステートでは演算部
3による演算処理が行われる。T3ステートでは、演算
部3により演算した結果で送出データを組み立て、出力
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のデータ
送出回路では、外部からのCH NOによってその該当
するチャネルデータを送出する時、演算を行ってからで
ないと該当チャネルデータの送出ができなかった。この
ため、送信データ間で、あるビット位相差を持つのは避
けることができなかった。更に、外部からの送信要求ビ
ット数もチャネルにより任意に変えられるようにしてお
くと、その位相差は更に規定することが困難となる。
送出回路では、外部からのCH NOによってその該当
するチャネルデータを送出する時、演算を行ってからで
ないと該当チャネルデータの送出ができなかった。この
ため、送信データ間で、あるビット位相差を持つのは避
けることができなかった。更に、外部からの送信要求ビ
ット数もチャネルにより任意に変えられるようにしてお
くと、その位相差は更に規定することが困難となる。
【0009】このことを図により説明する。図13はチ
ャネルデータ送出のタイミングを示す図である。(a)
はCH nが4ビット、CH mが8ビットの場合を示
す。この場合には、4ビットデータが8ビットデータよ
りも前にくるので、T3のタイミングでCH nの送出
をしてから、次のCH mのデータ送出の間に重なりは
生じない。ところが、(b)に示すようにCH nが8
ビットで、次のCHmが4ビットとなっていた場合、C
H nのデータ送出が終了しない間に、次のCH mの
データ送出が始まり、図に示すように2CHのデータ送
出が重なってしまうという不具合が発生する。
ャネルデータ送出のタイミングを示す図である。(a)
はCH nが4ビット、CH mが8ビットの場合を示
す。この場合には、4ビットデータが8ビットデータよ
りも前にくるので、T3のタイミングでCH nの送出
をしてから、次のCH mのデータ送出の間に重なりは
生じない。ところが、(b)に示すようにCH nが8
ビットで、次のCHmが4ビットとなっていた場合、C
H nのデータ送出が終了しない間に、次のCH mの
データ送出が始まり、図に示すように2CHのデータ送
出が重なってしまうという不具合が発生する。
【0010】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、送出データに重なりの発生することのな
い送出メモリ制御回路を提供することを目的としてい
る。
ものであって、送出データに重なりの発生することのな
い送出メモリ制御回路を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は第1の発明の原理
ブロック図、図2は第2の発明の原理ブロック図であ
る。図11と同一のものは、同一の符号を付して示す。
図1において、11はチャネルに対応してビット数可変
の送出データを格納するメモリ、12はチャネル番号を
受け、該当するチャネルの制御データを格納するレジス
タメモリ、13は前記メモリ11から読み出した送出デ
ータに対してレジスタメモリ12から与えられた制御デ
ータに基づいて各種演算処理を加える演算部、14は該
演算部13からの出力を受け、チャネルクロックに同期
してその内部に書き込む送出メモリである。
ブロック図、図2は第2の発明の原理ブロック図であ
る。図11と同一のものは、同一の符号を付して示す。
図1において、11はチャネルに対応してビット数可変
の送出データを格納するメモリ、12はチャネル番号を
受け、該当するチャネルの制御データを格納するレジス
タメモリ、13は前記メモリ11から読み出した送出デ
ータに対してレジスタメモリ12から与えられた制御デ
ータに基づいて各種演算処理を加える演算部、14は該
演算部13からの出力を受け、チャネルクロックに同期
してその内部に書き込む送出メモリである。
【0012】図2において、20はCH クロックを受
けて各種タイミング信号を発生するタイミング発生部で
ある。その他の構成は、図1と同じである。タイミング
発生部20の出力は、送出メモリ14,演算部13及び
メモリ11に入っている。
けて各種タイミング信号を発生するタイミング発生部で
ある。その他の構成は、図1と同じである。タイミング
発生部20の出力は、送出メモリ14,演算部13及び
メモリ11に入っている。
【0013】
(第1の発明)演算部13の出力を送出メモリ14を介
して送出データとして出力するようにした。送出データ
は全ていったん送出メモリ14に入り、次に該送出メモ
リ14から出力され、例えばCH NOnの入力タイミ
ングでCH NOn−1のCHの送出データが送出され
る。このような構成とすることにより、送出データに重
なりの発生することのない送出メモリ制御回路を提供す
ることができる。 (第2の発明)送出データに重なりの発生することを防
ぐために、送出メモリ14を設ける。この場合、回線ク
ロックとシステムクロックの同期を送出メモリ14で吸
収していると、メモリに対する書き込みタイミングと読
み出しのタイミングが重なってしまう場合が発生する。
これは、システムクロック固定として、回線クロックが
任意にとられた場合、たまたま読み出し時間に書き込み
がぶつかるからである。そこで、これをさけるため、タ
イミング発生回路20を設けて、書き込みタイミングの
方を(読み出しタイミングの方でもよい)1τだけずら
すようにして、書き込みタイミングと読み出しのタイミ
ングが重なってしまうことがないようにした。
して送出データとして出力するようにした。送出データ
は全ていったん送出メモリ14に入り、次に該送出メモ
リ14から出力され、例えばCH NOnの入力タイミ
ングでCH NOn−1のCHの送出データが送出され
る。このような構成とすることにより、送出データに重
なりの発生することのない送出メモリ制御回路を提供す
ることができる。 (第2の発明)送出データに重なりの発生することを防
ぐために、送出メモリ14を設ける。この場合、回線ク
ロックとシステムクロックの同期を送出メモリ14で吸
収していると、メモリに対する書き込みタイミングと読
み出しのタイミングが重なってしまう場合が発生する。
これは、システムクロック固定として、回線クロックが
任意にとられた場合、たまたま読み出し時間に書き込み
がぶつかるからである。そこで、これをさけるため、タ
イミング発生回路20を設けて、書き込みタイミングの
方を(読み出しタイミングの方でもよい)1τだけずら
すようにして、書き込みタイミングと読み出しのタイミ
ングが重なってしまうことがないようにした。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図3は本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図2と同一のものは、同一の符号を付して
示す。図において、15はCH NO入力をCHクロッ
クで保持するラッチ、16は送出メモリ14の出力(パ
ラレルデータ)をシリアルデータに変換し、送出データ
として出力するパラ/シリ変換部である。
に説明する。図3は本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図2と同一のものは、同一の符号を付して
示す。図において、15はCH NO入力をCHクロッ
クで保持するラッチ、16は送出メモリ14の出力(パ
ラレルデータ)をシリアルデータに変換し、送出データ
として出力するパラ/シリ変換部である。
【0015】ラッチ15のデータ入力DにはCH NO
が入力され、クロック入力ckにはCHクロックが入力
されている。メモリ11の書き込み入力WEにはタイミ
ング発生部20から制御信号が入力されて、アドレス入
力にはラッチ15のQ出力(CH NO)が入力されて
いる。データ入力Dinには演算部13の出力が入力さ
れ、データ出力Doutは演算部13に入っている。
が入力され、クロック入力ckにはCHクロックが入力
されている。メモリ11の書き込み入力WEにはタイミ
ング発生部20から制御信号が入力されて、アドレス入
力にはラッチ15のQ出力(CH NO)が入力されて
いる。データ入力Dinには演算部13の出力が入力さ
れ、データ出力Doutは演算部13に入っている。
【0016】演算部13の出力は送出メモリ14に入
り、送出メモリ14の書き込み入力WEにはタイミング
発生部20の出力が入り、アドレス入力にはラッチ15
のQ出力(CH NO)が入り、送出メモリ14の出力
はパラ/シリ変換部16のデータ入力Dに入っている。
該パラ/シリ変換部16にはタイミング発生部20の出
力がクロック入力として入り、このクロックに同期して
送出データが出力されるようになっている。このように
構成された回路の動作を説明すれば、以下のとおりであ
る。 (第1の発明)前述した送出データの重なりを防止する
ための方式としては該当チャネルに対して演算終了
後、FIFOにためこんでおいて、FIFOからのデー
タを読み出す方式と、チャネル毎の専用メモリを設け
て、演算終了後にメモリへため込む方式とがある。該当
チャネルをFIFOにため込む方式でもよいが制御が複
雑になる。そこで、ここでは専用メモリを設ける方式を
用いることにする。
り、送出メモリ14の書き込み入力WEにはタイミング
発生部20の出力が入り、アドレス入力にはラッチ15
のQ出力(CH NO)が入り、送出メモリ14の出力
はパラ/シリ変換部16のデータ入力Dに入っている。
該パラ/シリ変換部16にはタイミング発生部20の出
力がクロック入力として入り、このクロックに同期して
送出データが出力されるようになっている。このように
構成された回路の動作を説明すれば、以下のとおりであ
る。 (第1の発明)前述した送出データの重なりを防止する
ための方式としては該当チャネルに対して演算終了
後、FIFOにためこんでおいて、FIFOからのデー
タを読み出す方式と、チャネル毎の専用メモリを設け
て、演算終了後にメモリへため込む方式とがある。該当
チャネルをFIFOにため込む方式でもよいが制御が複
雑になる。そこで、ここでは専用メモリを設ける方式を
用いることにする。
【0017】メモリ11にCH NOがアドレスとして
入力されると、このアドレスに対応した番地に格納され
ているデータが読み出される。読み出されたデータは演
算部13に入り、該演算部13でCRC演算,フラグ付
加,0インサーション等の演算が行われる。このように
して演算されたデータは、必要に応じて同じ番地に書き
込まれると共に、送出メモリ14に与えられる。
入力されると、このアドレスに対応した番地に格納され
ているデータが読み出される。読み出されたデータは演
算部13に入り、該演算部13でCRC演算,フラグ付
加,0インサーション等の演算が行われる。このように
して演算されたデータは、必要に応じて同じ番地に書き
込まれると共に、送出メモリ14に与えられる。
【0018】タイミング発生部20は、演算部13から
演算結果が出力された時点で書き込み信号をWE端子に
与え、送出メモリ14に書き込む。この時、格納される
番地はラッチ15から与えられるCH NOでアクセス
される番地となる。
演算結果が出力された時点で書き込み信号をWE端子に
与え、送出メモリ14に書き込む。この時、格納される
番地はラッチ15から与えられるCH NOでアクセス
される番地となる。
【0019】このようにして、チャネル毎の演算結果が
順序送出メモリ14に書き込まれる。そして、同じチャ
ネルの送出要求があった時には、先にメモリ14に格納
しておいた内容を送出するようにする。つまり、n C
Hの送出要求があった時には、その前のn−1CHの内
容を送出するようにする。送出されたデータは、続くパ
ラ/シリ変換部16によりパラレルデータに変換された
後、送出データとして出力される。
順序送出メモリ14に書き込まれる。そして、同じチャ
ネルの送出要求があった時には、先にメモリ14に格納
しておいた内容を送出するようにする。つまり、n C
Hの送出要求があった時には、その前のn−1CHの内
容を送出するようにする。送出されたデータは、続くパ
ラ/シリ変換部16によりパラレルデータに変換された
後、送出データとして出力される。
【0020】送出メモリ14のアドレスは、送出可能な
チャネル数分持っておけばよく、送出チャネル要求は、
どのようなCH NOの順でもそのアドレスさえ入力す
ればよいので問題はない。こうすることによって、送信
要求があったチャネルに対して、送出データを決められ
たタイミングによって送出可能となる。又、どのような
CH NOが入力されても送出データの組み立てが可能
である。 (第2の発明)図4はライトイネーブル信号*WE(*
は負論理を示す)作成回路の具体的構成例を示す図で、
タイミング発生部20の一部を抽出した回路を示してい
る。図において、U1はCHクロックをD入力に、*回
線クロックをクロック入力ckに受けるラッチ、G1は
ラッチU1の*Q出力と回線クロックを受けるアンドゲ
ート、U2はアンドゲートG1の出力をD入力に、クロ
ックck2をクロック入力ckに受けるラッチである。
ここで、ck2はマスタクロック(システムクロックの
こと)の下りエッジによるトリガを示している。
チャネル数分持っておけばよく、送出チャネル要求は、
どのようなCH NOの順でもそのアドレスさえ入力す
ればよいので問題はない。こうすることによって、送信
要求があったチャネルに対して、送出データを決められ
たタイミングによって送出可能となる。又、どのような
CH NOが入力されても送出データの組み立てが可能
である。 (第2の発明)図4はライトイネーブル信号*WE(*
は負論理を示す)作成回路の具体的構成例を示す図で、
タイミング発生部20の一部を抽出した回路を示してい
る。図において、U1はCHクロックをD入力に、*回
線クロックをクロック入力ckに受けるラッチ、G1は
ラッチU1の*Q出力と回線クロックを受けるアンドゲ
ート、U2はアンドゲートG1の出力をD入力に、クロ
ックck2をクロック入力ckに受けるラッチである。
ここで、ck2はマスタクロック(システムクロックの
こと)の下りエッジによるトリガを示している。
【0021】U3はラッチU2のQ出力をD入力に、ク
ロックck1をクロック入力ckに受けるラッチであ
る。ここで、ck1はマスタクロックの立ち上がりエッ
ジによるトリガを示している。G2はライトイネーブル
信号*WEと*HT6信号を受けるオアゲートである。
ここで、*HT6は演算部13における内部演算サイク
ルt1〜t6の内のt6の反転信号を示している。図1
2における演算ステートであるT2ステートが、t1〜
t6のサイクルから構成されている。
ロックck1をクロック入力ckに受けるラッチであ
る。ここで、ck1はマスタクロックの立ち上がりエッ
ジによるトリガを示している。G2はライトイネーブル
信号*WEと*HT6信号を受けるオアゲートである。
ここで、*HT6は演算部13における内部演算サイク
ルt1〜t6の内のt6の反転信号を示している。図1
2における演算ステートであるT2ステートが、t1〜
t6のサイクルから構成されている。
【0022】G3はオアゲートG2の出力とラッチU3
の出力を受けるオアゲート、G4は内部演算サイクルt
1〜t6とライトイネーブル*WEを受けるオアゲート
である。U4はD入力にラッチU3のQ出力を、クロッ
ク入力ckにクロックck1を受けるラッチである。G
5はラッチU3のQ出力とラッチU4の*Q出力を受け
るオアゲート、G6は該オアゲートG5の出力とG4の
出力を受けるオアゲートである。G7はオアゲートG3
とG6の出力を受けるアンドゲート、14は該アンドゲ
ートG7の出力をライトイネーブル信号*WEとして受
ける送出メモリである。
の出力を受けるオアゲート、G4は内部演算サイクルt
1〜t6とライトイネーブル*WEを受けるオアゲート
である。U4はD入力にラッチU3のQ出力を、クロッ
ク入力ckにクロックck1を受けるラッチである。G
5はラッチU3のQ出力とラッチU4の*Q出力を受け
るオアゲート、G6は該オアゲートG5の出力とG4の
出力を受けるオアゲートである。G7はオアゲートG3
とG6の出力を受けるアンドゲート、14は該アンドゲ
ートG7の出力をライトイネーブル信号*WEとして受
ける送出メモリである。
【0023】アンドゲートG7の出力は、送出メモリ
14へのライトイネーブル信号*WEにはローアクティ
ブで入り、ライトイネーブル信号REにはハイアクティ
ブで入る。このように構成された回路の動作をタイムチ
ャートを参照しつつ説明すれば、以下のとおりである。
14へのライトイネーブル信号*WEにはローアクティ
ブで入り、ライトイネーブル信号REにはハイアクティ
ブで入る。このように構成された回路の動作をタイムチ
ャートを参照しつつ説明すれば、以下のとおりである。
【0024】先ず、図5のタイムチャートを用いて説明
する。同図において、(a)はマスタクロックMCK
(システムクロックともいう)、(b)は回線クロッ
ク、(c)はチャネルの区切りを示すCHクロック、
(d)はB1〜B8までで構成される8ビットデータで
ある。システムクロック(a)と回線クロック(b)は
図に示すように同期していない。
する。同図において、(a)はマスタクロックMCK
(システムクロックともいう)、(b)は回線クロッ
ク、(c)はチャネルの区切りを示すCHクロック、
(d)はB1〜B8までで構成される8ビットデータで
ある。システムクロック(a)と回線クロック(b)は
図に示すように同期していない。
【0025】(e)はアンドゲートG1の出力(ラッ
チ)、(f)はラッチU3のQ出力()、(g)は演
算部13の内部サイクルで、t1〜t6までの6サイク
ルである。(h)はt6の反転信号(*HT6)、
(i)はライトイネーブル信号である。ライトイネー
ブル信号は、図に示すように内部サイクルに同期して
ローアクティブで発生する。
チ)、(f)はラッチU3のQ出力()、(g)は演
算部13の内部サイクルで、t1〜t6までの6サイク
ルである。(h)はt6の反転信号(*HT6)、
(i)はライトイネーブル信号である。ライトイネー
ブル信号は、図に示すように内部サイクルに同期して
ローアクティブで発生する。
【0026】(j)はラッチU4の*Q出力()、
(k)は内部サイクルt1〜t6の期間“1”状態を示
す信号、(l)はオアゲートG5の出力()、(m)
はリード(R)/ライト(W)のアドレス切替信号であ
る。
(k)は内部サイクルt1〜t6の期間“1”状態を示
す信号、(l)はオアゲートG5の出力()、(m)
はリード(R)/ライト(W)のアドレス切替信号であ
る。
【0027】図4の回路において、通常時では回線クロ
ックはラッチU2,U3によりシステムクロックに同期
した信号として(f)に示すようなパルスとなる。一
方、オアゲートG2の出力は内部サイクルt6の間にロ
ーアクティブのパルスを出す。この信号がオアゲートG
3を経てアンドゲートG7に入る。アンドゲートG7の
他方の入力は常時“1”となっている。その理由を以下
に示す。
ックはラッチU2,U3によりシステムクロックに同期
した信号として(f)に示すようなパルスとなる。一
方、オアゲートG2の出力は内部サイクルt6の間にロ
ーアクティブのパルスを出す。この信号がオアゲートG
3を経てアンドゲートG7に入る。アンドゲートG7の
他方の入力は常時“1”となっている。その理由を以下
に示す。
【0028】(k)と(i)に示すように、t1〜t6
が常時“1”の間はライトイネーブル*WEがローアク
ティブになってもオアゲートG4の出力は“1”を維持
する。この結果、この“1”レベルはオアゲートG6を
経てアンドゲートG7に“1”で入ることになる。
が常時“1”の間はライトイネーブル*WEがローアク
ティブになってもオアゲートG4の出力は“1”を維持
する。この結果、この“1”レベルはオアゲートG6を
経てアンドゲートG7に“1”で入ることになる。
【0029】この結果、アンドゲートG7からは(i)
のt6に対応したローアクティブパルスが*WE信号と
して送出メモリ14に入る。この時のタイミングを見る
と、(m)より書き込みモードWになっている。従っ
て、ライトモードとリードモードが重なることはなく、
アンドゲートG7の出力で書き込むことができる。な
お、(i)に示す*WEとアンドゲートG7の出力*
WEとは異なっているので注意。(i)に示す*WE
は連続してパルスがでるものであり、は1発しかパル
スがでない。
のt6に対応したローアクティブパルスが*WE信号と
して送出メモリ14に入る。この時のタイミングを見る
と、(m)より書き込みモードWになっている。従っ
て、ライトモードとリードモードが重なることはなく、
アンドゲートG7の出力で書き込むことができる。な
お、(i)に示す*WEとアンドゲートG7の出力*
WEとは異なっているので注意。(i)に示す*WE
は連続してパルスがでるものであり、は1発しかパル
スがでない。
【0030】図5〜図8までは、いずれもライトイネー
ブル*WEが出力される時のタイミング(m)よりWモ
ードとなっているため、図5のタイミングと同じく、*
WEのt6サイクルを送出メモリ14のライトイネーブ
ル信号として用いることができる。
ブル*WEが出力される時のタイミング(m)よりWモ
ードとなっているため、図5のタイミングと同じく、*
WEのt6サイクルを送出メモリ14のライトイネーブ
ル信号として用いることができる。
【0031】ここで、システムクロック(MCK)と回
線クロックとが図9(a),(b)に示すように大幅に
ずれてくると、ラッチU3のQ出力が(f)に示すよ
うに延びてきてオアゲートG2のt6サイクルのローア
クティブパルスをマスクする。このタイミングは(m)
より明らかなように、まだリードRモードである。この
まま、このt6のローアクティブパルスを*WEとして
出力すると、リードモードとライトモードが重なること
になる。そこで、の同期信号によりオアゲートG2の
出力をマスクするのである。
線クロックとが図9(a),(b)に示すように大幅に
ずれてくると、ラッチU3のQ出力が(f)に示すよ
うに延びてきてオアゲートG2のt6サイクルのローア
クティブパルスをマスクする。このタイミングは(m)
より明らかなように、まだリードRモードである。この
まま、このt6のローアクティブパルスを*WEとして
出力すると、リードモードとライトモードが重なること
になる。そこで、の同期信号によりオアゲートG2の
出力をマスクするのである。
【0032】一方、この時ラッチU4の*Q出力は、
(j)に示すように“0”状態が続く。ここでオアゲー
トG5でとのオアをとるとその出力は(l)に示す
ようなものとなる。この信号とオアゲートG4から出
力される*WE信号のローアクティブとが続くオアゲー
トG6でオアがとられることになる。その結果、オアゲ
ートG6の出力は、t6サイクルよりも1τ遅れて出力
される。この時のタイミングを見ると、(m)ではWサ
イクルになっており、重なりは生じない。このように、
読み出しRモードと書き込みWモードが重なる場合に
は、書き込みの方を1τだけ遅らせることにより、モー
ドの重なりを避けることができる。
(j)に示すように“0”状態が続く。ここでオアゲー
トG5でとのオアをとるとその出力は(l)に示す
ようなものとなる。この信号とオアゲートG4から出
力される*WE信号のローアクティブとが続くオアゲー
トG6でオアがとられることになる。その結果、オアゲ
ートG6の出力は、t6サイクルよりも1τ遅れて出力
される。この時のタイミングを見ると、(m)ではWサ
イクルになっており、重なりは生じない。このように、
読み出しRモードと書き込みWモードが重なる場合に
は、書き込みの方を1τだけ遅らせることにより、モー
ドの重なりを避けることができる。
【0033】上述の実施例では、書き込みタイミングを
読み出しタイミングに対して1τ送られる場合を例にと
って説明したが、本発明はこれに限るものではない。読
み出しタイミングを書き込みタイミングに対して1τ遅
らせるような構成も可能である。
読み出しタイミングに対して1τ送られる場合を例にと
って説明したが、本発明はこれに限るものではない。読
み出しタイミングを書き込みタイミングに対して1τ遅
らせるような構成も可能である。
【0034】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば第1に送出データに重なりの発生することのない
送出メモリ制御回路を提供することができ、第2に送出
メモリの書き込みモードと読み出しモードが重ならない
送出メモリ制御回路を提供することができる。
よれば第1に送出データに重なりの発生することのない
送出メモリ制御回路を提供することができ、第2に送出
メモリの書き込みモードと読み出しモードが重ならない
送出メモリ制御回路を提供することができる。
【図1】第1の発明の原理ブロック図である。
【図2】第2の発明の原理ブロック図である。
【図3】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
る。
【図4】ライトイネーブル信号作成回路の具体的構成例
を示す図である。
を示す図である。
【図5】ライトイネーブル信号作成回路の動作を示すタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図6】ライトイネーブル信号作成回路の動作を示すタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図7】ライトイネーブル信号作成回路の動作を示すタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図8】ライトイネーブル信号作成回路の動作を示すタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図9】ライトイネーブル信号作成回路の動作を示すタ
イムチャートである。
イムチャートである。
【図10】従来の交換機システムの概念図である。
【図11】従来回路の構成例を示すブロック図である。
【図12】従来回路の動作タイミングを示す図である。
【図13】CHデータ送出のタイミングを示す図であ
る。
る。
11 メモリ 12 レジスタメモリ 13 演算部 14 送出メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲たか▼野 良次 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 中原 稔 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番 18号 富士通コミュニケーション・シス テムズ株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−1638(JP,A) 特開 平4−213259(JP,A) 特開 平5−327780(JP,A) 特開 平6−21994(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 3/42 - 3/42 107 H04L 29/08
Claims (4)
- 【請求項1】 各チャネルに対応してビット数可変の送
出データを格納するメモリと、 チャネル番号を受け、該当するチャネルの制御データを
格納するレジスタメモリと、 前記メモリから読み出した送出データに対してレジスタ
メモリから与えられた制御データに基づいて各種演算処
理を加える演算部と、 該演算部からの出力を受け、チャネルクロックに同期し
てその内部に書き込む送出メモリより構成された送出メ
モリ制御回路。 - 【請求項2】 前記送出メモリに格納されたデータに対
し、チャネル番号の変化に同期して、その1つ前のチャ
ネルのデータを送出データとして出力するようにしたこ
とを特徴とする請求項1記載の送出メモリ制御回路。 - 【請求項3】 各チャネルに対応してビット数可変の送
出データを格納するメモリと、 チャネル番号を受け、該当するチャネルの制御データを
格納するレジスタメモリと、 前記メモリから読み出した送出データに対してレジスタ
メモリから与えられた制御データに基づいて各種演算処
理を加える演算部と、 該演算部からの出力を受け、チャネルクロックに同期し
てその内部に書き込む送出メモリと、 チャネルクロックを受けて、前記送出メモリ,演算部及
びメモリにタイミング信号を与えるタイミング発生部よ
り構成された送出メモリ制御回路。 - 【請求項4】 前記タイミング発生部は、回線クロック
とシステムクロックの位相ずれにより生じる送出メモリ
への書き込みタイミングと読み出しタイミングの重なり
を防止するため、何れか一方のタイミングを1サイクル
ずらすようにしたことを特徴とする請求項3記載の送出
メモリ制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4294356A JP2957821B2 (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 送出メモリ制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4294356A JP2957821B2 (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 送出メモリ制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06153245A JPH06153245A (ja) | 1994-05-31 |
JP2957821B2 true JP2957821B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=17806654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4294356A Expired - Fee Related JP2957821B2 (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 送出メモリ制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2957821B2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-02 JP JP4294356A patent/JP2957821B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06153245A (ja) | 1994-05-31 |
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Legal Events
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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