JPH09184995A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JPH09184995A
JPH09184995A JP7354986A JP35498695A JPH09184995A JP H09184995 A JPH09184995 A JP H09184995A JP 7354986 A JP7354986 A JP 7354986A JP 35498695 A JP35498695 A JP 35498695A JP H09184995 A JPH09184995 A JP H09184995A
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scanning device
optical scanning
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vibration
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Katsuyuki Yanagisawa
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    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/12Scanning systems using multifaceted mirrors
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光偏向器によって励振される光走査装置の振
動を少ない部品点数で確実に低減する。 【解決手段】 光走査装置10の光学箱12をコイルバ
ネ14によりモデル化される側板16によって床面等の
固定部17上に支持する。光学箱本体18の底板18A
に、光偏向器28等の光学部品を取り付ける。光学箱本
体18の蓋体20を弾性変形可能に形成し、蓋体20の
外面には光偏向器28の軸芯を通る鉛直線上に錘38を
固定する。蓋体20と錘38とで動吸振器が構成され
て、光走査装置10の振動が抑えられる。蓋体20を動
吸振器のバネkとして利用するので部品点数の低減が図
られる。また、光偏向器28の軸芯を通る鉛直線上に錘
38が設けられているので、光学箱12に発生しようと
する回転モーメントを抑えることができ、感光体36上
の走査位置ずれを最小限に抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタ、
レーザファクシミリ等の画像記録装置に用いられる光走
査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光走査装置は、画像信号
によて変調された光を高速回転される回転多面鏡からな
る光偏向器によって偏向走査して感光体に照射するよう
に構成されている。このため、前記偏向器が振動源とな
って光走査装置を構成する光学箱や光学部品が励振され
て振動し、この振動によって画素ずれや濃度むら等の画
像不良が発生する。
【0003】そこで、特開平7−84203号に示すよ
うな改善策がとられている。図9に示すように、特開平
7−84203号の光走査装置100では、板状体10
2に駆動機構104、回転多面鏡106、レンズ系10
8等が搭載されており、板状体102に、錘105と粘
弾性体107からなる動吸振器109が設けられている
(なお、一部を簡略化している。)。
【0004】これは、図3(A)に示すように、主振動
系M(質量),K(ばね)に副振動系m(質量),k
(ばね)が付いた2自由度系において、質量MにPco
sωtなる励振力が加わる場合としてモデル化できる。
なお、主振動系のK(ばね)は、板状体102を支持す
る機器の側板112に対応する。
【0005】ところで、このような振動系における質量
M,mの定常変位振幅A,aは、副振動系の固有振動数
ν=(k/m)1/2 が励振力の周波数ωと等しい場合に
は、A=0、a=−p/kになる事は一般的に知られて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−84203号の光走査装置100では、動吸振器1
09を構成するために、光走査装置100とは別部品と
して錘105及び粘弾性体107とを必要としており、
装置全体の部品点数が増加してしまい、これに伴って組
立作業も増加するという問題がある。
【0007】一方、図3(B)で明らかなように、ν=
ωからなる関係が崩れると、動吸振器の振動低減効果が
薄れる。即ち、主振動系及び副振動系に含まれる質量
M,mやばねK,kには製造上不可避のバラツキがあ
り、また励振力の振動数ωにもバラツキがあるため、実
際にはν=ωなる関係が崩れ、主振動系及び副振動系双
方が振動をおこしてしまう。
【0008】特開平7−84203号の光走査装置10
0では、駆動機構104及び回転多面鏡106から水平
方向に離れた位置に動吸振器109が設けられているた
め、主振動系及び副振動系の双方に振動が生ずると、図
10に示すように、錘105の振動により光走査装置1
00全体に回転モーメントが発生し、感光体110上で
ビームLの走査位置ずれδ1が発生してしまう。このた
め、実際には期待した効果が得られず、画像不良を発生
してしまうという問題があった。特に、光走査装置10
0から感光体110までの距離が長くなると、走査位置
ずれδ1が拡大してしまう。
【0009】本発明は、上記した問題に鑑みてなされた
ものであって、部品点数の増加を抑え、また、光偏向器
によって励振される光走査装置の振動を十分に低減して
画像不良の発生を確実に防止するとを目的とするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画像信号によって変調された光を偏向走査する光偏
向器と、前記光偏向器が連結される部材と、を備えた光
走査装置であって、前記部材の一部を弾性変形可能に形
成し、前記部材の弾性変形可能部分に質量体を取り付
け、前記弾性変形可能部分と前記質量体とによって動吸
振器を構成したことを特徴としている。
【0011】請求項1に記載の光走査装置では、弾性変
形可能部分と質量体とによって構成される動吸振器によ
って光走査装置の振動を低減することができ、振動に起
因する画像不良の発生を防止することができる。また、
支持部材の一部を弾性変形可能に形成して、弾性変形可
能部分を動吸振器のばね(k)として利用しているの
で、スプリング、粘弾性体等を必要とせず、スプリン
グ、粘弾性体等を用いて動吸振器を構成していた従来の
光走査装置よりも部品点数を減らすことができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の光走査装置において、前記質量体は、前記光偏向器の
鉛直線上の近傍に位置することを特徴としている。
【0013】請求項2に記載の光走査装置では、質量体
を光偏向器の鉛直線上の近傍に位置させたので、光走査
装置が振動した際に光走査装置に回転モーメントが発生
し難くなる。このため、光ビームの走査ずれは振動方向
の平行移動成分しか影響を受けないため、画像不良の発
生を最小限に止めることができる。
【0014】なお、質量体は複数個設けても良く、この
場合には、質量体全体の重心位置を光偏向器の鉛直線上
または鉛直線上の近傍に位置させる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の光走査装置において、前記光偏向器及び
/又は前記質量体は、前記光走査装置の重心位置近傍に
設けられていることを特徴としている。
【0016】請求項3に記載の光走査装置では、光偏向
器及び/又は質量体は、光走査装置の重心位置近傍に設
けたので、光走査装置が振動した際に光走査装置に回転
モーメントが発生し難くなる。このため、光ビームの走
査ずれは振動方向の平行移動成分しか影響を受けないた
め、画像不良の発生を最小限に止めることができる。
【0017】なお、質量体は複数個設けても良く、この
場合には、質量体全体の重心位置を光走査装置の重心位
置または重心位置近傍に位置させる。
【0018】請求項4に記載の発明は、画像信号によっ
て変調された光を偏向走査する光偏向器と、前記光偏向
器が連結される部材と、前記光偏向器と前記部材との間
に介在する弾性体と、を備え、前記光偏向器と前記弾性
体とによって動吸振器を構成したことを特徴としてい
る。
【0019】請求項4に記載の光走査装置では、光偏向
器と弾性体とによって構成される動吸振器によって光走
査装置の振動を低減することができ、振動に起因する画
像不良の発生を防止することができる。また、光偏向器
を動吸振器の質量体(m)として利用しているので、錘
等の質量体を必要とせず、動吸振器を構成するための錘
を必要としていた従来の光走査装置よりも部品点数を減
らすことができる。
【0020】請求項5に記載の発明は、画像信号によっ
て変調された光を偏向走査する光偏向器と、前記光偏向
器が連結される部材と、を備えた光走査装置であって、
前記光偏向器は、前記部材に取り付けられる固定部と、
前記固定部に対して回転する回転部とを備え、前記回転
部と前記固定部との間に弾性体が介在され、前記回転部
と前記弾性体とによって動吸振器が構成されていること
を特徴としている。
【0021】請求項5に記載の光走査装置では、回転部
と弾性体とによって構成される動吸振器によって光走査
装置の振動を低減することができ、振動に起因する画像
不良の発生を防止することができる。また、回転部を動
吸振器の質量体(m)として利用しているので、動吸振
器を構成するための錘を必要としていた従来の光走査装
置よりも部品点数を減らすことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]以下に図面を参照して、本発明の第
1の実施形態を説明する。
【0023】図1には、本発明の適用された光走査装置
10の構成の概略が斜視図で示されている。
【0024】図1及び図2に示すように、光走査装置1
0は光学箱12を備えている。光学箱12は、上部及び
側部の一部が開放された光学箱本体18と、この光学箱
本体18の上部開口部分を閉塞する蓋体20とから構成
されている。
【0025】図2に示すように、光走査装置10は、光
学箱12がコイルバネ14によりモデル化される側板1
6によって床面等の固定部17上に支持されている。
【0026】図1に示すように、光学箱本体18の底板
18Aには、レーザ光を発信する光源22、コリメート
レンズ24、シリンドリカルレンズ26、光偏向器2
8、集光レンズ30等の部品が取り付けられている。
【0027】図2に示すように、光偏向器28は、モー
タ等からなる駆動機構32と、駆動機構32の回転軸
(図示せず)に取り付けられてこの駆動機構32によっ
て高速回転される回転多面鏡34とから構成されてい
る。
【0028】図1に示すように、コリメートレンズ24
は、光源22からの放射光束をコリメートし、コリメー
トレンズ24を通過した光束は、画像情報信号に対応し
て光源22を駆動することにより、同情報に対応したコ
リメートされた光束となる。この光束は、シリンドリカ
ルレンズ26を通過した後、回転多面鏡34によって偏
向される。偏向された光束は、集光レンズ30によって
集光され、光走査装置10から所定距離離間した位置に
配置される被走査面である感光体36上に結像される。
【0029】この時、集光レンズ30は、感光体36上
において、走査速度が等速度になるように走査すると共
に、回転多面鏡34の反射面の傾きのバラツキによる、
感光体36上の走査位置ズレも補正する。これによっ
て、感光体36上に上記情報に対応する潜像が形成され
る。
【0030】なお、感光体36の周囲には、周知の帯
電、現像、転写、クリーニング手段等の、周知の画像形
成プロセス機器(図示せず)が配置されている。これら
光走査装置を構成する部材は、光学箱12によって一体
的に位置決め、固定されている。
【0031】図2に示すように、本実施形態の光学箱本
体18の蓋体20は金属板、樹脂板、硬質のゴム等の弾
性変形可能な板材から形成されており、周囲が光学箱本
体18の側壁18Bの上端に固定(ネジ止め等)されて
いる。蓋体20の外面には、光偏向器28の軸芯を通る
鉛直線上に質量体としての錘38が固定されている。
【0032】ここで、蓋体20は図3(A)に示す振動
系のばねk、錘38は質量m、側板16はばねK、光学
箱12は質量Mに相当し、蓋体20と錘38とによって
動吸振器を構成している。
【0033】なお、錘38の質量と蓋体20のばね定数
は、光走査装置10の質量とコイルバネによりモデル化
される側板16のばね定数及び粘性係数によって決定す
る。
【0034】蓋体20のばね定数は金属、樹脂など材質
を変えることで変化させたり、板厚や形状によっても変
化させることができる。また、蓋体20にスリット等を
形成し、錘38を支持する弾性変形部分のばね定数を変
化させることもできる。
【0035】次に本実施形態の作用を説明する。回転多
面鏡34は、毎分数万回転におよぶ高速回転を行うた
め、これに起因して光学箱12が励振されて、光学箱1
2が図2の矢印H方向に示す方向(床面等の固定部17
に対して垂直方向)に振動するが、この振動は蓋体20
と錘38とによって構成される動吸振器によって抑制さ
れるため、光走査装置10での画像不良の発生を防止す
ることができる。
【0036】なお、蓋体20のばね定数や錘38の質量
等が最適値から外れたとしても、錘38と光偏向器28
は略同軸上にあるため、光走査装置10に生じようとす
る回転モーメントの発生を抑えることができる。このた
め、感光体36上の走査位置ずれδ2は、平行移動成分
しか影響を受けないため、画質不良の発生は最小限に止
められる。
【0037】なお、この光学箱12は、図4に示すよう
に、図2に示す配置とは上下を逆にしても良い。この場
合でも、光学箱12の振動は抑制できる。
【0038】また、動吸振器の質量体としての機能を果
たせば、複数の錘38を蓋体20の任意の位置に分散さ
せて取り付けても良い。この場合、複数の錘38の全体
の重心位置が、光偏向器28の軸心を通る鉛直線上に位
置すれば良い。 [第2の実施形態]次に、本発明の第2の実施形態を図
5にしたがって説明する。なお、第1の実施形態と同一
構成に関しては同一符号を付し、その説明は省略する。
【0039】この第2の実施形態の光走査装置10で
は、光偏向器28及び錘38が光走査装置10の重心位
置Gの近傍に設けられている。
【0040】本実施形態では、振動する質量体としての
錘38が光走査装置10の重心位置G近傍に設けられて
いるので、前記第1の実施形態に比較して、より一層光
走査装置10に回転モーメントが発生しにくく、画像不
良の発生防止効果が高い。 [第3の実施形態]次に、本発明の第3の実施形態を図
6にしたがって説明する。なお、前述した実施形態と同
一構成に関しては同一符号を付し、その説明は省略す
る。
【0041】図6に示すように、駆動機構32は、底板
18Aに対してビス42でつり下げられる恰好で支持さ
れており、底板18Aと駆動機構32との間には、ゴ
ム,ウレタン等の弾性体44が配設されている。
【0042】この実施形態では、弾性体44が図3
(A)に示す振動系のばねk、回転多面鏡34及び駆動
機構32が質量m、側板16がばねK、光学箱12が質
量Mに相当し、弾性体44、回転多面鏡34及び駆動機
構32によって動吸振器が構成されている。
【0043】ここで、回転多面鏡34及び駆動機構32
の質量と弾性体44のばね定数は、光走査装置10の質
量とコイルバネによりモデル化される側板16のばね定
数及び粘性係数によって決定する。弾性体44のばね定
数は硬度を変えることで変化させたり、大きさや形状に
よっても変化させることができる。
【0044】本実施形態では、回転多面鏡34、駆動機
構32及び弾性体44によって構成される動吸振器によ
って光学箱12の振動が抑制される。
【0045】なお、駆動機構32は、底板18Aの上面
に弾性体44を介して搭載しても良い。また、ゴム等の
弾性体44の代わりに金属スプリングによって駆動機構
32と底板18Aとを連結しても良い。
【0046】また、ビス42を用いずに、駆動機構32
と底板18Aとを弾性体44のみで連結しても良い。こ
の場合、駆動機構32と弾性体44、弾性体44と底板
18Aとは接着剤等で連結すれば良い。
【0047】また、回転多面鏡34及び駆動機構32
(質量)を弾性的に支持すれば動吸振器を構成できるの
で、駆動機構32の一部を弾性変形可能に薄く形成して
も良い。これにより、弾性体44を省くことができる。
【0048】本実施形態の場合では、回転多面鏡34及
び駆動機構32の重心位置を光走査装置10の重心位置
の近傍に設けることが好ましい。 [第4の実施形態]次に、本発明の第4の実施形態を図
7にしたがって説明する。なお、前述した実施形態と同
一構成に関しては同一符号を付し、その説明は省略す
る。
【0049】図7に示すように、駆動機構32は、マグ
ネット50、回転軸52等から構成される回転部54
と、軸受け部56を一体化したフレーム58、図示しな
いコイルが取り付けられている基板62等から構成され
る固定部64を備えている。
【0050】軸受け部56の上部には、ベアリング66
が圧入されており、このベアリング66に回転軸52が
上方から挿入されている。なお、回転軸52は、ベアリ
ング66に対して軸方向にスライド可能となっている。
【0051】回転軸52の下端には、ストッパリング6
8が固着されている。また、軸受け部56の段部56A
とストッパリング68との間には、圧縮コイルスプリン
グ70及びベアリング72が配設されている。ベアリン
グ72の内輪には、回転軸52が挿入されており、圧縮
コイルスプリング70はベアリング72の外輪を下方へ
付勢している。
【0052】下側のベアリング72の外輪と軸受け部5
6との間には、リング状の環状の弾性体(例えば、ゴム
のOリング)74が配設されている。なお、軸受け部5
6には、弾性体74の落下を防止するストッパー76が
取り付けられている。
【0053】この実施形態では、弾性体74及び圧縮コ
イルスプリング70が図3(A)に示す振動系のばね
k、回転部54及び回転多面鏡34が質量m、側板16
(図示せず)がばねK、光学箱12及び固定部64が質
量Mに相当し、これら弾性体74、圧縮コイルスプリン
グ、回転部54及び回転多面鏡34によって動吸振器が
構成されている。
【0054】本実施形態では、弾性体74、圧縮コイル
スプリング70、回転部54及び回転多面鏡34によっ
て構成される動吸振器によって光学箱12の振動が抑制
される。
【0055】なお、上側のベアリング66と軸受け部5
6との間に弾性体(ゴムのOリング等)を配設し、回転
部54を全て弾性部材(弾性部材、スプリング等)によ
って支持する構成としても良い。
【0056】本実施形態の場合でも、回転多面鏡34及
び駆動機構32の重心位置を光走査装置10の重心位置
の近傍に設けることが好ましい。
【0057】また、前記第3の実施形態及び第4の実施
形態では、回転多面鏡34の振動によっては回転多面鏡
34によって偏向された光束の光軸が図8に示すように
傾斜することもあるが、この傾斜は集光レンズ30によ
って補正できるので問題とはならない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
光走査装置は、少ない部品点数で光走査装置の振動を低
減して画像不良の発生を防止するとができる、という優
れた効果を有する。
【0059】請求項2に記載の光走査装置は、光走査装
置が振動した際の光走査装置に生じようとする回転モー
メントを防止することができ、画像不良の発生を最小限
に止めることができる、という優れた効果を有する。
【0060】請求項3に記載の光走査装置は、光走査装
置が振動した際の光走査装置に生じようとする回転モー
メントを防止することができ、画像不良の発生を最小限
に止めることができる、という優れた効果を有する。
【0061】請求項4に記載の光走査装置は、動吸振器
を構成するための錘を必要とせず、少ない部品点数で光
走査装置の振動を低減して画像不良の発生を防止すると
ができる、という優れた効果を有する。また、光偏向器
が動吸振器を構成する質量体を兼ねているので光走査装
置が振動した際の光走査装置に生じようとする回転モー
メントを防止することができ、画像不良の発生を最小限
に止めることができる、という優れた効果を有する。
【0062】請求項5に記載の光走査装置は、動吸振器
を構成するための錘を必要とせず、少ない部品点数で光
走査装置の振動を低減して画像不良の発生を防止すると
ができる、という優れた効果を有する。また、光偏向器
の回転部が動吸振器を構成する質量体を兼ねているので
光走査装置が振動した際の光走査装置に生じようとする
回転モーメントを防止することができ、画像不良の発生
を最小限に止めることができる、という優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る光走査装置の斜
視図である。
【図2】光走査装置の側面図である。
【図3】(A)は振動系の模式図であり、(B)は主振
動系の共振曲線を示すグラフである。
【図4】第1の実施形態に係る光走査装置の変形例であ
る。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る光走査装置の側
面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る光走査装置の要
部の断面図である。
【図7】本発明の第4の実施形態に係る光走査装置の要
部の断面図である。
【図8】倒れ補正光学系を説明する説明図である。
【図9】従来の光走査装置の側面図である。
【図10】従来の光走査装置が振動した際の側面図であ
る。
【符号の説明】
10 光走査装置 12 光学箱(部材) 20 蓋体(弾性変形可能部分) 38 錘(質量体) 54 回転部 64 固定部 70 圧縮コイルスプリング(弾性体) 74 弾性体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号によって変調された光を偏向走
    査する光偏向器と、前記光偏向器が連結される部材と、
    を備えた光走査装置であって、 前記部材の一部を弾性変形可能に形成し、前記部材の弾
    性変形可能部分に質量体を取り付け、前記弾性変形可能
    部分と前記質量体とによって動吸振器を構成したことを
    特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】 前記質量体は、前記光偏向器の鉛直線上
    の近傍に位置することを特徴とする請求項1に記載の光
    走査装置。
  3. 【請求項3】 前記光偏向器及び/又は前記質量体は、
    前記光走査装置の重心位置近傍に設けられていることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光走査装置。
  4. 【請求項4】 画像信号によって変調された光を偏向走
    査する光偏向器と、 前記光偏向器が連結される部材と、 前記光偏向器と前記部材との間に介在する弾性体と、を
    備え、 前記光偏向器と前記弾性体とによって動吸振器を構成し
    たことを特徴とする光走査装置。
  5. 【請求項5】 画像信号によって変調された光を偏向走
    査する光偏向器と、 前記光偏向器が連結される部材と、を備えた光走査装置
    であって、 前記光偏向器は、前記部材に取り付けられる固定部と、
    前記固定部に対して回転する回転部とを備え、 前記回転部と前記固定部との間に弾性体が介在され、前
    記回転部と前記弾性体とによって動吸振器が構成されて
    いることを特徴とする光走査装置。
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