JP3184370B2 - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームプリン
タ、レーザファクシミリ等の画像記録装置に用いられる
光走査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光走査装置は、画像信号
によって変調された光を高速回転される回転多面鏡等か
らなる光偏向器によって偏向走査して感光体に照射する
ように構成されている。このため、前記光偏向器が振動
源となって光走査装置を構成する枠体や光学部品等が励
振されて振動し、この振動によって画素ずれや濃度むら
等の画像不良が発生する。そこで、前記枠体の底板や側
板の肉厚を大きくしたり、これらに防振材を貼付けるこ
とにより、画像不良の発生を防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の技術
は、十分な防振効果が得られず、画像不良が発生すると
いう問題点があった。
【0004】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであって、光偏向器によって励振
される光走査装置の振動を十分に低減して画像不良の発
生を防止することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の光走査装置は、画像信号によって変調され
た光を偏向走査する光偏向器を備えた光走査装置におい
て、前記光偏向器によって励振されて振動する前記光走
査装置を構成する部材のうちの少なくとも一つの部材
に、前記振動を抑制するための動吸振器を設け、前記動
吸振器が、粘弾性体および前記粘弾性体に取付けられた
重錘と、前記重錘を励振するための加振手段と、前記光
走査装置を構成する部材の振動を検知するための検知手
段と、前記検知手段によって検知された振動に基いて前
記加振手段を制御する制御装置からなることを特徴とす
るものである。
【0006】
【0007】
【作用】動吸振器によって光走査装置の振動が抑制され
るので、振動に起因する画像不良の発生が防止される。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面に基いて説明する。
【0009】図1は第1実施例の説明図であって、本実
施例の光走査装置は、コイルばねによりモデル化される
側板7によって支持された光走査装置を構成する部材の
一つである板状体2と、板状体2に取付けられたモータ
等よりなる駆動機構3aによって高速回転される回転多
面鏡3からなる光偏向器と、該回転多面鏡3によって偏
向走査された画像信号によって変調された光であるレー
ザ光Lを所定のビーム形状に集光して感光体6に結像す
るためのレンズ系4と、レンズ系4によって集光された
レーザ光Lを前記感光体6に導く折返しミラー5と、板
状体2の上面の適宜部位に設けられた動吸振器1を構成
する粘弾性体9および粘弾性体9に取付けられた重錘8
を備えている。
【0010】本実施例において、重錘8の質量と粘弾性
体9のばね定数および粘性係数は、板状体2の質量とコ
イルばねによりモデル化される側板7のばね定数および
粘性係数に対応して決定する。また、粘弾性体9は、ゴ
ム製のブロック、ばね、空気や油を用いたダンパまたは
これらを組合わせたものとすることができる。
【0011】本実施例において、回転多面鏡3は毎分数
万回転におよぶ高速回転を行うため、これに起因して板
状体2が励振されて矢印Aで示す垂直方向へ振動する
が、前記動吸振器1によって板状体2の振動が抑制され
るため、画像不良の発生が防止される。
【0012】図2は第2実施例の説明図であって、本実
施例の光走査装置は、第1実施例の板状体2を支持する
コイルばねではなく板ばねによりモデル化される側板1
7によって板状体2を支持し、板状体2の振動方向Bと
同方向の一端面に粘弾性体19および粘弾性体19に取
付けられた重錘18からなる動吸振器11を取付けたも
のであって、その他の部分は第1実施例と同様であるの
で同一符号を付して説明は省略する。
【0013】本実施例では板状体2は矢印Bで示す水平
方向に振動するが、板状体2の前記一端面に取付けられ
た動吸振器11によって板状体2の振動が抑制されるた
め、画像不良の発生が防止される。
【0014】図3は第3実施例の主要部の説明図であっ
て、本実施例の光走査装置は、板状体2の上面の適宜部
位に第1の粘弾性体29aおよび第1の粘弾性体29a
に取付けられた第1の重錘28aからなる第1の動吸振
器21aを取付けるとともに、板状体2の一端面に第2
の粘弾性体29bおよび第2の粘弾性体29bに取付け
られた第2の重錘28bからなる第2の動吸振器21b
を取付けたものである。その他の点については第1実施
例と同様でよいので説明は省略する。
【0015】本実施例では、矢印Cおよび矢印Dで示す
二方向の振動が減衰される。
【0016】図4は第4実施例の主要部の説明図であっ
て、本実施例の光走査装置は、板状体2の上面の適宜部
位に第1の粘弾性体39aを介して重錘38を取付ける
とともに、重錘38を間に挟むように一対の固定部材4
0a,40bを板状体2の上面に突設して、一方の固定
部材40aと重錘38との間に第2の粘弾性体39bを
介在させ、他方の固定部材40bと重錘38との間に第
3の粘弾性体39cを介在させることによって構成され
た動吸振器31を備えている。その他の点は上記第1実
施例と同様でよいので説明は省略する。
【0017】本実施例では、矢印Eおよび矢印Fで示す
二方向の振動が減衰される。
【0018】図5は第5実施例の説明図であって、本実
施例の動吸振器41は、板状体2の上面に第1および第
2の粘弾性体49a,49bを介して支持された重錘4
8と、重錘48を励振させるための積層型の圧電素子等
からなる加振手段50と、板状体2の振動を検知するた
めの検知手段である加速度センサ等からなる振動検知手
段51aと、振動検知手段51aによって検知された振
動に基いて加振手段50を制御する制御装置51を備
え、振動検知手段51aと制御装置51とはアンプ51
bを介して電気的に接続されている。その他の部分につ
いては第1実施例と同様でよいので第1実施例と同一符
号で付して説明は省略する。
【0019】本実施例では、加振手段50によって重錘
48を励振するので、特に衝撃的な振動に対する振動抑
制効果が大きい。また、上述した動吸振器41は、異な
る方向の振動を抑制するために、各振動方向に対応して
2個以上設けてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載するような効果を奏する。
【0021】動吸振器によって光走査装置の振動が抑制
されるため、画像不良の発生が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の光走査装置の説明図である。
【図2】第2実施例の光走査装置の説明図である。
【図3】第3実施例の光走査装置の主要部の説明図であ
る。
【図4】第4実施例の光走査装置の主要部の説明図であ
る。
【図5】第5実施例の光走査装置の説明図である。
【符号の説明】 1,11,21a,21b,31,41 動吸振器 2 板状体 3 回転多面鏡 3a 駆動機構 4 レンズ系 5 折返しミラー 6 感光体 7 コイルばねによりモデル化される側板 8,18,28a,28b,38,48 重錘 9,19,29a,29b,39a,39b,39c,
49a,49b 粘弾性体 17 板ばねによりモデル化される側板 50 加振手段 51 制御装置 51a 振動検知手段 51b アンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 26/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号によって変調された光を偏向走
    査する光偏向器を備えた光走査装置において、 前記光偏向器によって励振されて振動する前記光走査装
    置を構成する部材のうちの少なくとも一つの部材に、前
    記振動を抑制するための動吸振器を設け、前記動吸振器
    が、粘弾性体および前記粘弾性体に取付けられた重錘
    と、前記重錘を励振するための加振手段と、前記光走査
    装置を構成する部材の振動を検知するための検知手段
    と、前記検知手段によって検知された振動に基いて前記
    加振手段を制御する制御装置からなることを特徴とする
    光走査装置。
  2. 【請求項2】 光偏向器が、駆動装置によって高速回転
    される回転多面鏡を備えたものであることを特徴とする
    請求項記載の光走査装置。
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