JPH0886971A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH0886971A
JPH0886971A JP6224396A JP22439694A JPH0886971A JP H0886971 A JPH0886971 A JP H0886971A JP 6224396 A JP6224396 A JP 6224396A JP 22439694 A JP22439694 A JP 22439694A JP H0886971 A JPH0886971 A JP H0886971A
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frequency
natural vibration
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JP6224396A
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English (en)
Inventor
Minoru Kasama
稔 笠間
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、画像形成速度の変化や、駆動ギヤ
の磨耗や噛み合い誤差のばらつき等によって駆動物から
伝達される振動の加振周波数が変化しても、レーザー走
査装置の支持構造の共振現象を、コストアップを招かず
に抑制して、形成画像上における副走査方向の濃度ムラ
やカラー画像の色ずれを防ぐことを目的とする。 【構成】 本発明の電子写真装置は、レーザー光出射手
段5、偏向手段6、及び反射手段8の少なくとも1つを
支持する支持構造11と、支持構造11の固有振動周波
数を所定の周波数範囲にわたって変化させる固有振動周
波数変化手段23A〜23Dを備えて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子式複写機やレーザ
ープリンター等、レーザー走査装置を用いて画像形成を
行う電子写真装置に関し、特に、駆動部から伝達される
振動の加振周波数が変化してもレーザー走査装置の支持
構造の共振現象を抑制して、画像上における副走査方向
の濃度ムラ、及びカラー画像の場合の色ずれを防いだ電
子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子式複写機やレーザープリンター等の
電子写真装置におけるレーザー走査装置は、レーザー光
を出射する半導体レーザーと、スキャナモータによって
駆動される回転多面鏡と、レーザー光を像担持体の方向
に反射する反射ミラー等より成り、メインフレームとな
る筐体に渡されたサブフレームを利用した支持構造によ
って必要なパーツ、ユニット等を支持された構成を有し
ている。
【0003】ところで、この種の電子写真装置は、副走
査方向に回転する像担持体に、レーザー走査装置でレー
ザー光を主走査方向に走査して画像を形成している。こ
のため、レーザー走査装置自身の駆動部から発生する振
動、或いは像担持体等の他の駆動部から伝達される振動
によってレーザー走査装置を支持する支持構造が振動す
る。これによって走査される光束が振動してレーザー光
の光量分布が変動し、画像上において副走査方向に濃度
ムラが生じて、画質を低下させるという問題があった。
走査される光束が振動する大きな要因の1つは、支持構
造の固有振動周波数と駆動部から伝達される振動の加振
周波数が近接しているために共振現象を起こし、振動の
振幅が大きくなるからである。
【0004】そこで、このような共振現象の問題を解決
する、従来の電子写真装置として、例えば、特開平5−
103164号に開示されるものがある。この電子写真
装置は、レーザービームスキャナー装置を、その支持手
段の振動モードの腹の部分に固定し、レーザービームス
キャナー装置が発生させる振動の振動数と支持手段の固
有振動数を所定値だけ離すようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電子写
真装置によると、駆動部から伝達される振動の加振周波
数から離れるように支持構造の固有振動周波数を最適化
しても、解像度の選択や、普通紙、或いはOHPシート
等の記録媒体の種類に基づく記録モードの選択によって
画像形成速度が変わると、駆動部から伝達される振動の
加振周波数が変化するため、加振周波数が固有振動周波
数に近接して、支持構造が共振現象を起こし、画像上に
おいて副走査方向に濃度ムラが生じたり、カラー画像に
色ずれが生じたりする恐れがある。
【0006】また、解像度が異なる他機種に対応しよう
とすると、各機種の加振周波数に応じて支持構造の新た
な設計変更が必要となり、コストアップを招くことにな
る。
【0007】更に、駆動ギヤの磨耗や噛み合い誤差のば
らつき等による加振周波数の変化に対しても、同様な問
題が生じることになる。
【0008】従って、本発明の目的は画像形成速度の変
化や、駆動ギヤの磨耗や噛み合い誤差のばらつき等によ
って駆動部から伝達される振動の加振周波数が変化して
も、レーザー走査装置の支持構造の共振現象をコストア
ップを招かずに抑制して、形成画像上における副走査方
向の濃度ムラや、カラー画像の色ずれを防ぐことができ
る電子写真装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
み、画像形成速度の変化や、駆動ギヤの磨耗や噛み合い
誤差のばらつき等によって駆動部から伝達される振動の
加振周波数が変化しても、レーザー走査装置の支持構造
の共振をコストアップを招かずに抑制して、形成画像上
における副走査方向の濃度ムラや、カラー画像の色ずれ
を防ぐため、レーザー光出射手段、偏向手段、及び反射
手段の少なくとも1つを支持する支持構造と、この支持
構造の固有振動周波数を所定の周波数範囲にわたって変
化させる固有振動周波数変化手段を備えた電子写真装置
を提供するものである。
【0010】また、上記目的を達成する本発明の電子写
真装置は、レーザー光出射手段、偏向手段、及び反射手
段の少なくとも1つを支持する支持構造と、この支持構
造の固有振動周波数を所定の周波数範囲にわたって変化
させる固有振動周波数変化手段と、偏向手段、或いは像
担持体を駆動する駆動部から支持構造に伝達される振動
の加振周波数を検知する加振周波数監視手段と、加振周
波数監視手段によって検知された加振周波数に基づい
て、固有振動周波数変化手段に固有振動周波数を変化さ
せる制御手段を備えていることが好ましい。
【0011】
【作用】上記構成に基づく本発明の電子写真装置は、レ
ーザー光出射手段、偏向手段、及び反射手段の少なくと
も1つを支持する支持構造の固有振動周波数が所定の周
波数範囲にわたって変化するため、画像形成速度の変化
や、駆動ギヤの磨耗や噛み合い誤差のばらつき等によっ
て駆動部の加振周波数が変化しても、支持構造の固有振
動周波数を変化後の加振周波数に応じて変化させれば、
加振周波数が支持構造の固有振動周波数に近接、或いは
合致するのを防ぐことができ、その結果、支持構造の共
振現象を抑制することができる。従って、形成画像上に
おける副走査方向の濃度ムラや、カラー画像の色ずれを
防いで、画質を向上させることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の電子写真装置について、添付
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】図1には、本発明が適用される電子写真装
置として複写機の構成が示されている。この複写機は、
原稿読取装置Aと、レーザー走査装置Bと、レーザー記
録装置Cと、記録体搬送手段Dを備えて構成されてい
る。
【0014】原稿読取装置Aは、プラテン1上の原稿を
照射する蛍光灯ランプ2と、原稿の反射光を光学系3を
介して入射する固体撮像素子4より構成されている。
【0015】レーザー走査装置Bは、画像信号に応じて
変調されたレーザー光18を出射する半導体レーザー5
と、スキャナモータ6Aによって駆動され、レーザー光
18を主走査方向に走査する回転多面鏡6と、レンズ7
を介して入射するレーザー光18を感光体ドラム12の
露光領域に反射する反射ミラー8を備え、複写機のメイ
ンフレーム10に掛け渡されたサブフレーム11を利用
して支持された構成を有している。
【0016】レーザー記録装置Cは、感光体駆動機構に
よって駆動される感光体ドラム12と、感光体ドラム1
2を帯電する帯電器13と、感光体ドラム12に形成さ
れた静電潜像をトナー現像する現像機14と、感光体ド
ラム12のトナー像を給紙カセット21A〜21Cから
供給される記録体に転写する転写装置15と、感光体ド
ラム12上に残留するトナーを除去するクリーニング装
置16と、感光体ドラム1を除電する除電器17より構
成されている。
【0017】記録体搬送手段Dは、記録体を所定のタイ
ミングで供給するレジストロール9と、記録体に転写さ
れた転写像を定着する定着装置19と、画像記録を受け
た記録体が排出される排出トレイ20を備えて構成され
ている。
【0018】図2には、本発明の一実施例の電子写真装
置が示されている。この電子写真装置は、図1の複写機
において、レーザー走査装置Bの反射ミラー8の支持構
造の固有振動周波数を、スキャナモータ、及び感光体駆
動機構等の駆動部から伝達される振動の加振周波数に応
じて制御するように構成され、反射ミラー8が取り付け
られた取付板22の支持位置を調整して、支持構造の固
有振動周波数を変化させる周波数変化機構と、駆動部の
加振周波数を監視する加振周波数監視部27と、FEM
(Finite Element Method)、或いは実験振動解析によっ
て得られた取付板22の支持位置と固有振動周波数の関
係が保存されたルックアップテーブル28と、ルックア
ップテーブル28に保存された情報から、加振周波数に
応じた固有振動周波数、つまり、加振周波数から所定の
範囲離れた固有振動周波数を得るための支持位置変化量
を算出し、算出結果に基づいて周波数変化機構を制御す
る制御部29を備えて構成されている。
【0019】周波数変化機構は、取付板22を4点で把
持する把持具23A〜23Dと、上部に把持具23A〜
23Dが固定され、それぞれが取付板22の長手方向へ
摺動するように、サブフレーム11の係合溝11Aに係
合脚42を利用して係合した支持台24A〜24Dと、
支持台24A,24Bにそれぞれが噛合する2本平行な
ウォームギヤ25A,25Bと、支持台24C,24D
にそれぞれが噛合する2本平行なウォームギヤ25C,
25Dと、制御部29から制御信号を入力して、ウォー
ムギヤ25A〜25Dを回転駆動させる支持台移動モー
タ26A〜26Dを有し、ウォームギヤ25A〜25D
の回転に伴って支持台24A〜24Dが独立して移動す
る構成を有している。
【0020】把持具24A〜24Dは、図3、及び図4
に示されているように、制御部29から出力される制御
信号に基づいて突出、又は没入する一対のプランジャー
30と、プランジャー30の突出表面に設けられた支持
ばね31を有し、取付板22を把持する時には、図3の
ように、プランジャー30を突出させ、また、支持台2
4Bを移動させる時には、図4のように、プランジャー
30を没入させる構成を有している。
【0021】図5には、加振周波数監視部27の信号入
力システムが示されている。この加振周波数監視システ
ムは、レーザー走査装置Bを支持するサブフレーム11
に設けられ、加振力に応じた加速度信号を出力する圧電
式加速度センサー34と、圧電式加速度センサー34か
ら出力される加速度信号を周波数解析するFFT解析部
35と、FFT解析部35から出力される検出信号、ス
キャナモータ速度制御部32からスキャナモータ6Aに
出力される速度指令信号、及び感光体駆動モータ速度制
御部33から駆動モータ36Aに出力される速度指令信
号をそれぞれ入力して、加振周波数を検知する周波数監
視部27より構成されている。
【0022】上記加振周波数監視システムは、加振周波
数監視部27において、スキャナモータ6A、及び駆動
モータ36Aへの速度指令信号を入力して、画像形成速
度の変化を直接検知することでスキャナモータ6Aや、
感光体駆動機構36等の駆動部から伝達される振動の加
振周波数を算出するようになっている。また、駆動ギヤ
36Bと駆動ギヤ36C等の噛み合い周波数に起因する
加振周波数は、加振周波数監視部27において、サブフ
レーム11に取り付けられた圧電式加速度センサー34
からFFT解析部35を介して検知するようになってい
る。ここで、圧電式加速度センサー34が配置される場
所は、各固有振動周波数のモードシェープの最大振幅部
にあることが望ましい。
【0023】以下、本発明の動作を図6のフローチャー
トを参照しながら説明する。以下の動作では、OHPシ
ート記録モード(低速)から普通紙記録モード(高速)
に画像形成速度が切り替えられる場合について説明す
る。
【0024】まず、プラテン1上に原稿を載置し、操作
パネルから記録体のサイズ、及びOHPシート記録モー
ドを指定する。ここで、コピー開始指令を与えると、蛍
光灯ランプ2が点灯して原稿走査が行われ、原稿の反射
光は光学系3を経て固体撮像素子4に入射する。
【0025】固体撮像素子4が原稿の反射光を入射する
と、画像信号を生成して、これをイメージメモリ等に一
旦格納する。この後、格納した画像信号は感光体ドラム
12を主走査方向に露光するアドレス順で読み出され、
半導体レーザー5から画像信号に応じて変調したレーザ
ー光18として出射される。
【0026】半導体レーザー5から出射したレーザー光
18は、回転多面鏡6、レンズ7、反射ミラー8を介し
て感光体ドラム12を露光する。この時、感光体ドラム
12は予め帯電器7で帯電を受けており、表面に静電潜
像が形成される。静電潜像は現像機14でトナー現像さ
れ、レジストロール9でタイミングを取られた後給紙さ
れる記録体へ転写器15で転写される。転写器15で転
写を受けた記録体は表面の転写像を定着器19で定着さ
れ、その後、排出トレイ20に排出される。一方、転写
が終了した感光体ドラム12は、クリーニング装置16
で残留したトナーが除去され、最後に除電が行われる。
【0027】このような一連のコピー動作中において、
加振周波数監視部27はスキャナモータ速度制御部3
2、及び感光体駆動モータ速度制御部33から速度指令
信号を入力して、その速度指令信号からスキャナモータ
6A、及び感光体駆動機構36の加振周波数を検知して
いる。現在の状態では、OHPシート記録モードの画像
形成速度の加振周波数を検知しており、制御部29がル
ックアップテーブル28の情報と加振周波数監視部27
で検知した加振周波数に基づいて、OHPシート記録モ
ードの画像形成速度の加振周波数から所定の範囲だけ離
れた固有振動周波数となる取付板22の支持位置となる
ように、支持台移動モータ26A〜26Dを制御してい
る。このため、駆動部の加振周波数と反射ミラー8の支
持構造の固有振動周波数が離間しており、反射ミラー8
の支持構造の共振現象が防がれている。
【0028】ここで、操作パネルから普通紙記録モード
が指定され、画像形成速度がOHPシート記録モードの
時より速い速度に変わると、加振周波数監視部27はス
キャナモータ速度制御部32、及び感光体駆動モータ速
度制御部33から入力した速度指令信号に基づいて画像
形成速度の変化を検知し、普通紙記録モードの画像形成
速度に応じた加振周波数を算出する(S1)。
【0029】加振周波数監視部27で普通紙記録モード
の加振周波数が検知されると、制御部29において目標
固有振動周波数を決定し(S2)、この目標固有振動周
波数が加振周波数の近傍から所定量離れているか否かチ
ェックする(S3)。チェック後、目標固有振動周波数
が加振周波数から所定量離れている場合には、現在の固
有振動周波数から目標固有振動周波数までの移動量を算
出し(S4)、FEM、或いは実験振動解析によって得
られた取付板22の支持位置と固有振動周波数の関係が
記憶されたルックアップテーブル28の情報を参照して
(S5)、その情報に基づいて、変化後の加振周波数に
応じた固有振動周波数、つまり、普通紙記録モードの加
振周波数から所定の範囲だけ離れた固有振動周波数とな
るような取付板22の支持位置を算出し(S6)、この
算出結果に応じた制御信号を制御部29から支持台移動
モータ26A〜26Dに出力する。
【0030】支持台移動モータ26A〜26Dは、入力
した制御信号に基づいてウォームギヤ25A〜25Dを
適宜回転させて、支持台24A〜24Dを所定の位置ま
で移動させ、取付板22を把持する把持具23A〜23
Dの把持位置を変化させることにより、反射ミラー8の
支持構造の固有振動周波数を、普通紙記録モードの加振
周波数から所定の範囲だけ離れた固有振動周波数に変化
させる。このため、駆動部の加振周波数が反射ミラー8
の支持構造の固有振動周波数に近接、或いは合致するの
を防ぐことができ、その結果、支持構造の共振現象を抑
制することができる。
【0031】また、感光体駆動機構36の駆動ギヤ36
B、36C等の磨耗や噛み合い誤差のばらつき等によっ
て感光体駆動機構36から伝達される振動の加振周波数
が変化すると、サブフレーム11に取り付けられた圧電
式加速度センサー34から加振力に応じた加速度信号を
出力して、この加速度信号をFFT解析部35で周波数
解析して加振周波数監視部27に出力する。このため、
加振周波数監視部27で加振周波数の変化を検知するこ
とができ、前述した画像形成速度の変化による加振周波
数の変化と同様に、変化した加振周波数に応じて反射ミ
ラー8の支持構造の固有振動周波数を変化させれば、支
持構造の共振現象を抑制することができる。
【0032】図7には、本発明の第2の実施例の電子写
真装置の構成が示されている。この電子写真装置は、図
1の複写機において、レーザー走査装置Bを支持するサ
ブフレーム11の固有振動周波数を、スキャナモータ6
Aや、感光体駆動機構等の駆動部の加振周波数に応じて
制御するように構成され、サブフレーム11の1点の支
持位置と支持力を調整して、支持構造の固有振動周波数
を変化させる周波数変化機構と、駆動部の加振周波数を
監視する加振周波数監視部27と、FEM(Finite Ele
ment Method)、或いは実験振動解析によって得られた支
持位置、及び支持力と固有振動周波数の関係が保存され
たルックアップテーブル28と、ルックアップテーブル
28に保存された情報から、加振周波数に応じた固有振
動周波数、つまり、加振周波数から所定の範囲離れた固
有振動周波数を得るための支持位置、及び支持力の変化
量を算出し、算出結果に基づいて周波数変化機構を制御
する制御部29を備えて構成されている。
【0033】周波数変化機構は、メインフレーム10と
サブフレーム11の間に形成された間隙部11Bに配置
され、サブフレーム11を下部から所定の支持力で支持
する支持台37と、支持台37に噛合するウォームギヤ
41と、ウォームギヤ41を回転駆動させる支持台移動
モータ40を有し、ウォームギヤ41の回転に伴って支
持台37が間隙部11Bに底面に沿って移動する構成を
有している。
【0034】支持台37は、図8、及び図9に示されて
いるように、制御部29から出力される制御信号に基づ
いて突出量が制御されるプランジャー38と、プランジ
ャー38の突出表面に設けられた支持ばね39を有し、
サブフレーム11を支持する時には、図8のように、制
御信号に応じた支持力となるように所定の突出量だけプ
ランジャー38を突出させ、また、支持台37を移動さ
せる時には、図9のように、プランジャー38を没入さ
せるように構成されている。
【0035】この実施例でも、第1の実施例と同様、画
像形成速度の変化や、駆動ギヤの磨耗や噛み合い誤差の
ばらつき等によってスキャナモータ6Aや、感光体駆動
機構36等の駆動部から伝達される振動の加振周波数が
変化しても、加振周波数に応じて支持台37の支持位置
と支持力を変化させ、サブフレーム11の固有振動周波
数を変化させれば、加振周波数がサブフレーム11の固
有振動周波数に合致、或いは近接するのを防ぐことがで
き、サブフレーム11の共振現象を防ぐことができる。
【0036】図10、及び図11には、本発明の第3の
実施例の電子写真装置の構成が示されている。この電子
写真装置は、図1の複写機において、レーザー走査装置
Bの反射ミラー9の支持構造の固有振動周波数を、スキ
ャナモータ6Aや、感光体駆動機構36等の駆動部から
伝達される振動の加振周波数に応じて制御するように構
成され、ミラー取付部44Aに反射ミラー9が取り付け
られるミラーサポートフレーム44の係合溝45に係合
脚49を利用して係合した付加質量48の配置位置を調
整して、反射ミラー9の支持構造の固有振動周波数を変
化させる周波数変化機構と、駆動部の加振周波数を監視
する加振周波数監視部27と、FEM(Finite Element
Method)、或いは実験振動解析によって得られた付加質
量48の配置位置と固有振動周波数の関係が保存された
ルックアップテーブル28と、ルックアップテーブル2
8に保存された情報から、加振周波数に応じた固有振動
周波数、つまり、加振周波数から所定の範囲離れた固有
振動周波数を得るための付加質量48の配置位置を算出
し、算出結果に基づいて周波数変化機構を制御する制御
部29を備えて構成されている。
【0037】周波数変化機構は、係合溝45の内部に配
設され、付加質量48の係合脚49に噛合したウォーム
ギヤ46と、ウォームギヤ46を回転駆動させる付加質
量移動モータ47を有し、ウォームギヤ46の回転に伴
って付加質量48の配置位置が移動する構成を有してい
る。
【0038】この実施例でも、第1の実施例と同様、画
像形成速度の変化や、駆動ギヤの磨耗や噛み合い誤差の
ばらつき等によって加振周波数が変化しても、加振周波
数に応じて付加質量48の配置位置を調整して、反射ミ
ラー9の支持構造の固有振動周波数を変化させれば、加
振周波数が支持構造の固有振動周波数に合致、或いは近
接するのを防ぐことができ、反射ミラー9の支持構造の
共振現象を防ぐことができる。
【0039】図12から図14には、本発明の第4の実
施例の電子写真装置の構成が示されている。この電子写
真装置は、図1の複写機において、レーザー走査装置B
が固定されたサブフレーム11の支持構造の固有振動周
波数を、スキャナモータ6Aや、感光体駆動機構36等
の駆動部から伝達される振動の加振周波数に応じて制御
するように構成され、サブフレーム11に支持ばね51
A,51Bを介して吊り下げられた付加質量50A、5
0Bがサブフレーム11に作用する付加質量の数を調整
して、サブフレーム11の支持構造の固有振動周波数を
変化させる周波数変化機構と、駆動部の加振周波数を監
視する加振周波数監視部27と、FEM(Finite Eleme
nt Method)、或いは実験振動解析によって得られたサブ
フレーム11に作用する付加質量の数と固有振動周波数
の関係が保存されたルックアップテーブル28と、ルッ
クアップテーブル28に保存された情報から、加振周波
数に応じた固有振動周波数、つまり、加振周波数から所
定の範囲離れた固有振動周波数を得るためのサブフレー
ム11に作用する付加質量の数を算出し、算出結果に基
づいて周波数変化機構を制御する制御部29を備えて構
成されている。
【0040】周波数変化機構は、制御部29の制御信号
に基づいて付加質量50A、50Bとメインフレーム1
0を連結する支持ピン53A、53Bより成り、サブフ
レーム11に付加質量を作用させない時には、図12の
ように、支持ピン53A、53Bを突出させて付加質量
50A、50Bとメインフレーム10を連結し、サブフ
レーム11に1つの付加質量50Aだけを作用させる時
には、図13のように、支持ピン53Bを突出させて付
加質量Bとメインフレーム10を連結し、サブフレーム
11に2つの付加質量50A、50Bを作用させる時に
は、図14のように、支持ピン53A、53Bを突出さ
せないで、付加質量50A、50Bをフリーにする構成
を有している。
【0041】この実施例でも、第1の実施例と同様、画
像形成速度の変化や、駆動ギヤの磨耗や噛み合い誤差の
ばらつき等によって加振周波数が変化しても、加振周波
数に応じて付加質量50A、50Bがサブフレーム11
に作用する数を調整して、サブフレーム11の支持構造
の固有振動周波数を変化させれば、加振周波数が支持構
造の固有振動周波数に合致、或いは近接するのを防ぐこ
とができ、サブフレーム11の支持構造の共振現象を防
ぐことができる。また、同様の構造で作用する付加質量
を増やせば、より細かくサブフレーム11の支持構造の
固有振動周波数を段階的に制御することができる。
【0042】図15から図17には、本発明の第5の実
施例の電子写真装置の構成が示されている。この電子写
真装置は、図1の複写機において、レーザー走査装置B
が固定されたサブフレーム11の支持構造の固有振動周
波数を、スキャナモータ6Aや、感光体駆動機構36等
の駆動部から伝達される振動の加振周波数に応じて制御
するように構成され、サブフレーム11とメインフレー
ム10の間に支持ばね55A〜55Cを介して挿入され
た付加質量54A、54Bがサブフレーム11に作用す
る付加質量の数を調整して、サブフレーム11の支持構
造の固有振動周波数を変化させる周波数変化機構と、駆
動部の加振周波数を監視する加振周波数監視部27と、
FEM(Finite Element Method)、或いは実験振動解析
によって得られたサブフレーム11に作用する付加質量
の数と固有振動周波数の関係が保存されたルックアップ
テーブル28と、ルックアップテーブル28に保存され
た情報から、加振周波数に応じた固有振動周波数、つま
り、加振周波数から所定の範囲離れた固有振動周波数を
得るためのサブフレーム11に作用する付加質量の数を
算出し、算出結果に基づいて周波数変化機構を制御する
制御部29を備えて構成されている。
【0043】周波数変化機構は、制御部29の制御信号
に基づいて突出量が変化することにより、付加質量54
A、54Bとメインフレーム10を連結する支持ピン5
6を有して構成され、第4の実施例と同様、サブフレー
ム11に作用する付加質量を皆無にする、或いは付加質
量54Aのみ、更には付加質量54Aと54Bの和と3
段階に変化させるようになっている。
【0044】図18、及び図19には、本発明の第6の
実施例の電子写真装置の構成が示されている。この電子
写真装置は、図1の複写機において、レーザー走査装置
Bの反射ミラー8の支持構造の固有振動周波数を、スキ
ャナモータ6Aや、感光体駆動機構36等の駆動部から
伝達される振動の加振周波数に応じて制御するように構
成され、ミラー取付部44Aに反射ミラー8が取り付け
られるミラーサポートフレーム44の係合溝45に係合
脚49を利用して係合した付加質量48の配置位置を調
整して、反射ミラー8の支持構造の固有振動周波数を変
化させる周波数変化機構を有している。
【0045】周波数変化機構は、付加質量48の配置位
置を表示する目盛57と、付加質量48の係合脚49に
設けられたボールプランジャー58と、ミラーサポート
フレーム44の係合溝45の目盛57と対応する箇所に
形成され、ボールプランジャー58が係合する係合孔5
9を有し、手動操作によって付加質量48の配置位置が
段階的に移動する構成を有している。
【0046】この実施例では、駆動ギヤ36B、36C
の噛み合い誤差のばらつきや、磨耗等によってサブフレ
ーム11に作用する加振周波数が変化した場合、製造工
程時、或いは装置のメンテナンス時に、図示しない加振
周波数監視部によって設定加振周波数からのずれ量を測
定し、予め振動解析によって得られている図20に示
す、ミラーサポートフレーム44に記されている目盛5
7と反射ミラー8の支持構造の固有振動周波数移動量の
関係から、このずれ量に対応した固有振動周波数の調整
を行う。
【0047】以上説明した実施例では、サブフレーム1
1と反射ミラー8の支持部(取付板22,ミラーサポー
トフレーム44)の固有振動周波数を変化させたが、レ
ーザー走査装置Bの支持構造で駆動部から振動を受ける
部分であれば、特にこれらに限定するものではない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子写真
装置によると、形成画像上における副走査方向の濃度ム
ラを防ぐため、レーザー光出射手段、偏向手段、及び反
射手段の少なくとも1つを支持する支持構造の固有振動
周波数を所定の周波数範囲にわたって変化させる固有振
動周波数変化手段を備えているため、画像形成速度の変
化や、駆動ギヤの磨耗や噛み合い誤差のばらつき等によ
って駆動部の加振周波数が変化しても、レーザー走査装
置の支持構造の共振現象をコストアップを招かずに抑制
することができる。従って、形成画像上の副走査方向の
濃度ムラや、カラー画像の色ずれを防いで、画質を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される電子式複写機の構成を示す
説明図。
【図2】本発明の一実施例を示す説明図。
【図3】一実施例の把持具の構成を示す説明図。
【図4】一実施例の把持具の構成を示す説明図。
【図5】一実施例の加振周波数監視システムの構成を示
す説明図。
【図6】一実施例の動作フローを示すフローチャート。
【図7】本発明の第2の実施例を示す説明図。
【図8】第2の実施例の支持台の構成を示す説明図。
【図9】第2の実施例の支持台の構成を示す説明図。
【図10】本発明の第3の実施例を示す説明図。
【図11】第3の実施例の付加質量の構成を示す説明
図。
【図12】本発明の第4の実施例を示す説明図。
【図13】本発明の第4の実施例を示す説明図。
【図14】本発明の第4の実施例を示す説明図。
【図15】本発明の第5の実施例を示す説明図。
【図16】本発明の第5の実施例を示す説明図。
【図17】本発明の第5の実施例を示す説明図。
【図18】本発明の第6の実施例を示す説明図。
【図19】第6の実施例の付加質量の構成を示す説明
図。
【図20】第6の実施例の付加質量の配置位置と固有振
動周波数移動量の関係を表すグラフ。
【符号の説明】
1 プラテン 2 蛍光灯ランプ 3 光学系 4 固体撮像素子 5 半導体レーザー 6 回転多面鏡 7 レンズ 8 反射ミラー 9 レジストロール 10 メインフレーム 11 サブフレーム 11A 係合溝 11B 間隙部 12 感光体ドラム 13 帯電器 14 現像機 15 転写器 16 クリーニング装置 17 除電器 18 レーザー光 19 定着器 20 排出トレイ 21 給紙カセット 22 取付板 23A〜23D 把持具 24A〜24D 支持台 25A〜25D ウォームギヤ 26A〜26D 支持台移動モータ 27 加振周波数監視部 28 ルックアップテーブル 29 制御部 30 プランジャー 31 支持ばね 32 スキャナモータ速度制御部 33 感光体駆動モータ速度制御部 34 圧電式加速度センサー 35 FFT解析部 36 回転体駆動機構 36A 駆動モータ 36B,36C 駆動ギヤ 37 支持台 38 プランジャー 39 支持ばね 40 支持台移動モータ 41 ウォームギヤ 42 係合脚 43 係合脚 44 ミラーサポートフレーム 44A ミラー取付部 45 係合溝 46 ウォームギヤ 47 付加質量移動モータ 48 付加質量 49 係合脚 50A,50B 付加質量 51A,51B 支持ばね 53A,53B 支持ピン 54A,54B 付加質量 55A,55B,55C 支持ばね 56 支持ピン 57 目盛 58 ボールプランジャー 59 係止孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光出射手段から出射されるレー
    ザー光を、駆動モータによって駆動される偏向手段、及
    び前記レーザー光を所定の方向に反射する反射手段によ
    って主走査方向に走査して、前記所定の方向に配置され
    た副走査方向に回転する像担持体上に画像を形成する電
    子写真装置において、 前記レーザー光出射手段、前記偏向手段、及び前記反射
    手段の少なくとも1つを支持する支持構造と、 前記支持構造の固有振動周波数を所定の周波数範囲にわ
    たって変化させる固有振動周波数変化手段を備えている
    ことを特徴とする電子写真装置。
  2. 【請求項2】 レーザー光出射手段から出射されるレー
    ザー光を、駆動モータによって駆動される偏向手段、及
    び前記レーザー光を所定の方向に反射する反射手段によ
    って主走査方向に走査して、前記所定の方向に配置され
    た副走査方向に回転する像担持体上に画像を形成する電
    子写真装置において、 前記レーザー光出射手段、前記偏向手段、及び前記反射
    手段の少なくとも1つを支持する支持構造と、 前記支持構造の固有振動周波数を所定の周波数範囲にわ
    たって変化させる固有振動周波数変化手段と、 前記偏向手段、或いは前記像担持体を駆動する駆動部か
    ら前記支持構造に伝達される振動の加振周波数を検知す
    る加振周波数監視手段と、 前記加振周波数監視手段によって検知された加振周波数
    に基づいて、前記固有振動周波数変化手段に前記固有振
    動周波数を変化させる制御手段を備えていることを特徴
    とする電子写真装置。
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