JPH09184566A - アイドラプーリユニット - Google Patents
アイドラプーリユニットInfo
- Publication number
- JPH09184566A JPH09184566A JP35372595A JP35372595A JPH09184566A JP H09184566 A JPH09184566 A JP H09184566A JP 35372595 A JP35372595 A JP 35372595A JP 35372595 A JP35372595 A JP 35372595A JP H09184566 A JPH09184566 A JP H09184566A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stud bolt
- pulley unit
- idler pulley
- belt
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/18—Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains
- F16H7/20—Mountings for rollers or pulleys
Abstract
の削減、および部品点数の削減を図る。自動車エンジン
のタイミングベルトおよび補機駆動用ベルト等のベルト
を案内するアイドラプーリユニットに適用される。 【解決手段】 段付き軸状のスタッドボルト2の大径部
2aに転がり軸受3を介してプーリ4を取付ける。スタ
ッドボルト2は、小径部がプーリ取付部材5に取付けら
れるねじ部2bとなり、段部2cが固定部材5に接する
位置決め面となる。大径部2aの先端面には回転用の工
具係合部7として六角レンチ孔を設ける。
Description
のタイミングベルトおよび補機駆動用ベルト等、ベルト
を使用する際のベルト巻角調整やベルトレアウト等とし
て用いられるアイドラプーリユニットに関する。
ングベルトに用いられるアイドラプーリユニットは、図
3に示すようにベルトを案内するプーリ51と、それを
支持する軸受52と、エンジンブロック55に取付ける
ためのスペーサ的役目の中空軸53とで構成され、中空
軸53の軸孔53aに挿通した固定用ボルト54でエン
ジンブロック55に取付けられる。
ミングベルトに用いられるアイドラプーリユニットは、
エンジンブロック55に固定する際に、軸53等の別部
材を介して固定用ボルト54で取付けられるため、アイ
ドラプーリ51と固定用ボルト54を別々に準備する作
業が必要となり、組立て作業性が悪い。また、アイドラ
プーリユニットの軸孔53aと固定用ボルト54との間
の隙間によるガタを抑えるため、リーマ加工等の精密加
工が必要となり、コスト高となっている。
を一体化させ、軸にボルト機能を持たせて組立て作業性
の向上、ガタ防止用の精密加工の削減、および部品点数
の削減を図ったアイドラプーリユニットを提供すること
を目的とする。
リユニットは、自動車エンジンのタイミングベルトおよ
び補機駆動用ベルト等のベルトを案内するアイドラプー
リユニットであって、段付き軸状のスタッドボルトの大
径部に転がり軸受を介してプーリを取付けてなる。前記
スタッドボルトは、小径部が固定部材に取付けられるね
じ部となり、段部が前記固定部材に接する位置決め面と
なり、大径部の先端に回転用の工具係合部を有するもの
とする。この構成によると、スタッドボルトを段部が固
定部材に接するまでねじ込むことにより、所定位置にプ
ーリが精度良く位置決め状態に設置される。このため、
エンジン等の組立時にアイドラプーリユニットと固定用
ボルトとを別々に準備する必要が無くなり、作業性の向
上に繋がる。また、従来の軸孔とボルトとの隙間による
ガタを少なくするための、軸孔リーマ加工等が廃止で
き、コスト低減となる。さらに、軸とボルトが一体化さ
れることにより部品点数の削減となる。
ッドボルトと転がり軸受の内輪とを別部品として設ける
代わりに、これらスタッドボルトと軸受内輪とを一体の
部品とし、スタッドボルトの外径面に直接に軸受の転走
面を形成しても良い。これにより、部品点数が一層削減
される。これらの構成において、スタッドボルトの工具
係合部は、例えば先端面に形成した六角レンチ孔として
も良い。これにより、ねじ締め作業上の支障を生じるこ
となく、スタッドボルトの先端をプーリの幅面より突出
しない構成とでき、このアイドラプーリユニットの組み
込み機器のコンパクト化が可能となる。また、スタッド
ボルトは段付き軸状に形成されて六角レンチ孔の形成箇
所がねじ部よりも大径となっているため、六角レンチ孔
の形成による強度低下の問題がない。
と共に説明する。このアイドラプーリユニット1は、段
付き軸状のスタッドボルト2の大径部2aに転がり軸受
3を介してプーリ4を取付けたものである。プーリ4
は、金属板のプレス成形品等からなり、ベルト8の案内
部となる外径筒部4aと、その一側の幅面部4bと、軸
受嵌合用の内径筒部4cとからなる断面溝形に形成さ
れ、内径筒部4cの先端に軸受3の幅方向の位置決め用
の内向き鍔が延出している。転がり軸受3はシール付き
の深溝玉軸受からなり、内輪3aにスタッドボルト2の
大径部2aを圧入嵌合させ、かつ外輪3bにプーリ4を
圧入嵌合させる。スタッドボルト2は、小径部がエンジ
ンブロック等の固定部材5のねじ孔6に取付けられるね
じ部2bとなり、段部2cが前記固定部材5に接する位
置決め面となる。大径部2aの先端面には回転用の工具
係合部7として、六角レンチ孔が形成されている。固定
部材5のねじ孔6は座繰付き孔としてある。このアイド
ラプーリユニット1は、自動車エンジンのタイミングベ
ルトまたは補機駆動用ベルトを案内するものである。
ると、スタッドボルト2を段部2cが固定部材5に接す
るまでねじ込むことにより、位置決め状態に取付けられ
る。また、このアイドラプーリユニット1は、固定ねじ
を含めて全体が一つの組立部品となり、部品点数が削減
される。このため、エンジン等の組立時にアイドラプー
リユニット1と固定用ボルトとを別々に準備する必要が
無くなり、作業性が向上する。また、軸受3は直接にス
タッドボルト2に圧入状態に嵌合するため、従来の軸孔
とボルトとの隙間によるガタを少なくするための、軸孔
リーマ加工等が廃止でき、コスト低減となる。
この例は、図1のアイドラプーリユニット1において、
スタッドボルト2と転がり軸受3の内輪3aとを別部品
として設ける代わりに、これらスタッドボルト2と軸受
内輪とを一体の部品とし、スタッドボルト2の外径面に
直接に軸受3の転動体3cが転走する転走面3dを形成
したものである。スタッドボルト2の軸受内輪となる部
分2dは、大径軸部2aにおける他の部分よりも若干大
径に形成してある。また、転走面3dは、高周波焼入れ
によってHRC58〜63に硬化され、その他のねじ部
2b又は段部2a等はHRC30程度である。その他の
構成は図1の例と同じである。この構成の場合、スタッ
ドボルト2と軸受内輪とが一体化されることで、アイド
ラプーリユニット1自体を構成する部品点数が削減され
る。また、スタッドボルト2の大径部2aを図1の例よ
りも大径に形成して位置決め用の段部2cを大きくする
ことができる。
は金属板のプレス成形品としたが、プーリ4は樹脂成形
品等であっても良い。
プーリの軸と固定用ボルトとを一体化させて段付き軸状
のスタッドボルトとしたため、軸がボルト機能を持ち、
組立て作業性の向上、ガタ防止用の精密加工の削減、お
よび部品点数の削減を図ることができる。また、段付き
軸としたため、その段部を係合させることにより固定部
材に対するプーリ位置の位置決めも容易に行える。スタ
ッドボルトの外径面に直接に軸受の転走面を形成した場
合は、部品点数が一層削減される。また、スタッドボル
トの工具係合部として六角レンチ孔を設けた場合は、ね
じ締め上の支障を生じることなくボルト頭をプーリの幅
面よりも引っ込めることができる。
大図である。
a…大径部、2b…ねじ部、2c…段部、2d…軸受内
輪となる部分、3…軸受、3a…軸受内輪、3c…転動
体、3d…転走面、4…プーリ、5…プーリ取付部材、
7…工具係合部
Claims (3)
- 【請求項1】 自動車エンジンのタイミングベルトおよ
び補機駆動用ベルト等のベルトを案内するアイドラプー
リユニットであって、段付き軸状のスタッドボルトの大
径部に転がり軸受を介してプーリを取付けてなり、前記
スタッドボルトは、小径部が固定部材に取付けられるね
じ部となり、段部が前記固定部材に接する位置決め面と
なり、大径部の先端に回転用の工具係合部を有するもの
としたアイドラプーリユニット。 - 【請求項2】 請求項1記載のプーリユニットにおい
て、スタッドボルトと転がり軸受の内輪とを別部品とし
て設ける代わりに、これらスタッドボルトと軸受内輪と
を一体の部品とし、スタッドボルトの外径面に直接に軸
受の転走面を形成したアイドラプーリユニット。 - 【請求項3】 前記スタッドボルトの工具係合部が先端
面に形成された六角レンチ孔である請求項1または請求
項2記載のアイドラプーリユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35372595A JPH09184566A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | アイドラプーリユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35372595A JPH09184566A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | アイドラプーリユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09184566A true JPH09184566A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18432803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35372595A Pending JPH09184566A (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | アイドラプーリユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09184566A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6227994B1 (en) * | 1995-08-21 | 2001-05-08 | Ntn Corporation | Pulley, ball bearing and belt transmitting device |
JP2006161950A (ja) * | 2004-12-07 | 2006-06-22 | Jtekt Corp | プーリ装置 |
JP2007002722A (ja) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Honda Motor Co Ltd | 空冷エンジンの点火装置 |
FR3017670A1 (fr) * | 2014-02-17 | 2015-08-21 | Skf Ab | Dispositif poulie avec dispositif de fixation integre |
-
1995
- 1995-12-29 JP JP35372595A patent/JPH09184566A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6227994B1 (en) * | 1995-08-21 | 2001-05-08 | Ntn Corporation | Pulley, ball bearing and belt transmitting device |
JP2006161950A (ja) * | 2004-12-07 | 2006-06-22 | Jtekt Corp | プーリ装置 |
JP2007002722A (ja) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Honda Motor Co Ltd | 空冷エンジンの点火装置 |
FR3017670A1 (fr) * | 2014-02-17 | 2015-08-21 | Skf Ab | Dispositif poulie avec dispositif de fixation integre |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050104 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050208 |
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A521 | Written amendment |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050607 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050801 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050823 |