JP3229299B2 - タイミング・ディスク・キャリア - Google Patents
タイミング・ディスク・キャリアInfo
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- JP3229299B2 JP3229299B2 JP35689199A JP35689199A JP3229299B2 JP 3229299 B2 JP3229299 B2 JP 3229299B2 JP 35689199 A JP35689199 A JP 35689199A JP 35689199 A JP35689199 A JP 35689199A JP 3229299 B2 JP3229299 B2 JP 3229299B2
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- Japan
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- boss
- timing disk
- motor shaft
- disk carrier
- hole
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/06—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
- F16D1/08—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key
- F16D1/09—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping due to axial loading of at least one pair of conical surfaces
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05G—CONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
- G05G1/00—Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
- G05G1/02—Controlling members for hand actuation by linear movement, e.g. push buttons
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D1/0852—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping between the mating surfaces of the hub and shaft
- F16D1/0858—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial clamping between the mating surfaces of the hub and shaft due to the elasticity of the hub (including shrink fits)
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D11/00—Component parts of measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
- G01D11/02—Bearings or suspensions for moving parts
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Optical Transform (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイミング・ディ
スク座面１およびモータ軸を収容するためのボス２から
なるタイミング・ディスク・キャリアに関する。
スク座面１およびモータ軸を収容するためのボス２から
なるタイミング・ディスク・キャリアに関する。
【０００２】
【従来の技術】モータの正面にフランジ取付けするため
の分離形ケーシングを設けたエンコーダは、ルーラテッ
ク インダストリープロダクテ ゲー・エム・ベー・ハ
ー社のＤＥ１９６４１９２９Ａ１号公報に開示されてい
る。該特許公報の図１（図４として示す）には、タイミ
ング・ディスク１０がボス９を介してモータ軸２前端に
嵌まり込むという、この種のエンコーダの構造が示され
ている。半組立状態のタイミング・ディスク１０を固定
するため、ケーシング１１内に止め輪１４が設けられて
いる。
の分離形ケーシングを設けたエンコーダは、ルーラテッ
ク インダストリープロダクテ ゲー・エム・ベー・ハ
ー社のＤＥ１９６４１９２９Ａ１号公報に開示されてい
る。該特許公報の図１（図４として示す）には、タイミ
ング・ディスク１０がボス９を介してモータ軸２前端に
嵌まり込むという、この種のエンコーダの構造が示され
ている。半組立状態のタイミング・ディスク１０を固定
するため、ケーシング１１内に止め輪１４が設けられて
いる。
【０００３】この止め輪１４は同時に、タイミング・デ
ィスク・ボス９をモータ軸２方向に仮センタリングさせ
る役割も果たす。本来のセンタリングは、ボス９設けた
受け穴によって実現される。この構造の意義は、エンコ
ーダのケーシング１１を、半組立状態にある必要な全て
の部品とともに、外部操作や再調整を施すことなしに、
タイミング・ディスク１０がモータ軸２に自動的にセン
タリングされるよう、モータに固定することにある。
ィスク・ボス９をモータ軸２方向に仮センタリングさせ
る役割も果たす。本来のセンタリングは、ボス９設けた
受け穴によって実現される。この構造の意義は、エンコ
ーダのケーシング１１を、半組立状態にある必要な全て
の部品とともに、外部操作や再調整を施すことなしに、
タイミング・ディスク１０がモータ軸２に自動的にセン
タリングされるよう、モータに固定することにある。
【０００４】ここに述べるエンコーダは、実地に検証済
みであり、妥当な仕上コストと高い仕上精度の組合わせ
を提供するものである。このエンコーダは、その長所の
ため、また技術の進歩に伴って、さまざまな応用分野に
ますます多く導入されるようになっているが、生産個数
が増加するにつれて、材料費の節減と仕上工程の簡略化
がさらに要請されるようになっている。
みであり、妥当な仕上コストと高い仕上精度の組合わせ
を提供するものである。このエンコーダは、その長所の
ため、また技術の進歩に伴って、さまざまな応用分野に
ますます多く導入されるようになっているが、生産個数
が増加するにつれて、材料費の節減と仕上工程の簡略化
がさらに要請されるようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の要請
に基づいて、先に述べた種類のタイミング・ディスク・
キャリアにおける材料費の節減と仕上工程の簡略化につ
いてさらに実験、検討を加えた結果としてなされたもの
であり、その目的は、とくに、モータ軸の材料レベルと
仕上精度を低減し、同時に自動センタリング時のタイミ
ング・ディスクのモータ軸への組付けを簡略化できるよ
うにしたタイミング・ディスク・キャリアを提供するこ
とにある。
に基づいて、先に述べた種類のタイミング・ディスク・
キャリアにおける材料費の節減と仕上工程の簡略化につ
いてさらに実験、検討を加えた結果としてなされたもの
であり、その目的は、とくに、モータ軸の材料レベルと
仕上精度を低減し、同時に自動センタリング時のタイミ
ング・ディスクのモータ軸への組付けを簡略化できるよ
うにしたタイミング・ディスク・キャリアを提供するこ
とにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明によるタイミング・ディスク・キャリアは、
タイミング・ディスク座面１およびモータ軸を収容する
ための貫通孔をそなえたボス２からなるタイミング・デ
ィスク・キャリアであって、ボス２の貫通孔の内面に、
モータ軸が締付けられるよう嵌まり込むための軸方向に
延びるリブ３が形成され、該リブ３はボス２の長さ
（Ａ）にわたって形成されており、且つボス２の貫通孔
にモータ軸に向かって漏斗状の拡大部４が設けられ、該
拡大部４の最も狭い箇所がリブ３への移行点を形成する
ことを特徴とするタイミング・ディスク・キャリア。但
し、ボス２の長さ（Ａ）は、ボス２の貫通孔にモータ軸
を収容したときタイミング・ディスク座面１とモータ軸
とが互いに斜めに配置されることなくセンターリングさ
れるよう決定された長さでボス２の略全長に及ぶ長さで
ある。
めの本発明によるタイミング・ディスク・キャリアは、
タイミング・ディスク座面１およびモータ軸を収容する
ための貫通孔をそなえたボス２からなるタイミング・デ
ィスク・キャリアであって、ボス２の貫通孔の内面に、
モータ軸が締付けられるよう嵌まり込むための軸方向に
延びるリブ３が形成され、該リブ３はボス２の長さ
（Ａ）にわたって形成されており、且つボス２の貫通孔
にモータ軸に向かって漏斗状の拡大部４が設けられ、該
拡大部４の最も狭い箇所がリブ３への移行点を形成する
ことを特徴とするタイミング・ディスク・キャリア。但
し、ボス２の長さ（Ａ）は、ボス２の貫通孔にモータ軸
を収容したときタイミング・ディスク座面１とモータ軸
とが互いに斜めに配置されることなくセンターリングさ
れるよう決定された長さでボス２の略全長に及ぶ長さで
ある。
【０００７】
【発明の実施の形態】この種のタイミング・ディスク・
キャリアの基本的な形態を示す図１〜３を参照して説明
すると、ボス２の内面にスロット、セレーション、また
は軸方向に走るリブ３が形成された場合、ボスは簡単に
モータ軸に嵌まり込むことができる。ボスの孔に設けた
スクイーズリブによって嵌め込みに必要な力は減少し、
歪みやタイミング・ディスクの斜め配置が回避されるた
め、タイミング・ディスク・キャリアをモータ軸に対し
容易に位置決めすることができる。
キャリアの基本的な形態を示す図１〜３を参照して説明
すると、ボス２の内面にスロット、セレーション、また
は軸方向に走るリブ３が形成された場合、ボスは簡単に
モータ軸に嵌まり込むことができる。ボスの孔に設けた
スクイーズリブによって嵌め込みに必要な力は減少し、
歪みやタイミング・ディスクの斜め配置が回避されるた
め、タイミング・ディスク・キャリアをモータ軸に対し
容易に位置決めすることができる。
【０００８】タイミング・ディスク座面１が円盤形状で
あり、ボスが貫通孔を有する場合、それは特に優れた長
所となる。この構造によれば、タイミング・ディスクの
位置決め、またはタイミング・ディスクの軸調整のため
に有用な大きな誘導面が提供されるからである。
あり、ボスが貫通孔を有する場合、それは特に優れた長
所となる。この構造によれば、タイミング・ディスクの
位置決め、またはタイミング・ディスクの軸調整のため
に有用な大きな誘導面が提供されるからである。
【０００９】ボス２が軸形状である場合、スロット、セ
レーションまたはリブ３は、その軸を貫通する孔の内面
に形成されなければならない。モータ軸に対するタイミ
ング・ディスクの斜め配置を回避するのに十分な長さ、
例えば、スロット、セレーションまたはリブがボスの長
さＡ全体にわたって形成されるのが好ましい。この長さ
Ａは、モータ軸の直径の少なくとも２倍である。
レーションまたはリブ３は、その軸を貫通する孔の内面
に形成されなければならない。モータ軸に対するタイミ
ング・ディスクの斜め配置を回避するのに十分な長さ、
例えば、スロット、セレーションまたはリブがボスの長
さＡ全体にわたって形成されるのが好ましい。この長さ
Ａは、モータ軸の直径の少なくとも２倍である。
【００１０】リブ３の断面形状としては、台形状の断面
がとくに好ましく、この断面形状は、金属製のタイミン
グ・ディスク・キャリアにとりわけ有効に機能する。タ
イミング・ディスク・キャリアのボスは、バネ鋼により
作製するのが望ましく、タイミング・ディスク座面はア
ルミニウムまたはその合金で作製するのが望ましい。
がとくに好ましく、この断面形状は、金属製のタイミン
グ・ディスク・キャリアにとりわけ有効に機能する。タ
イミング・ディスク・キャリアのボスは、バネ鋼により
作製するのが望ましく、タイミング・ディスク座面はア
ルミニウムまたはその合金で作製するのが望ましい。
【００１１】ボス２の孔がモータに向かって漏斗状に広
がる場合、モータ軸はボスの孔に容易に誘導される。ボ
ス２の孔の漏斗状の拡大部４が、長さＢ全体にわたって
おり、且つスロット、セレーションまたはリブ３へとつ
ながる場合には、とくに、締付け力がモータ軸に均等に
加わり、嵌め合い部分のそりを防ぐことが保証される。
がる場合、モータ軸はボスの孔に容易に誘導される。ボ
ス２の孔の漏斗状の拡大部４が、長さＢ全体にわたって
おり、且つスロット、セレーションまたはリブ３へとつ
ながる場合には、とくに、締付け力がモータ軸に均等に
加わり、嵌め合い部分のそりを防ぐことが保証される。
【００１２】本発明の好ましい実施態様を以下に列挙す
る。 （１）請求項１のタイミング・ディスク・キャリアにお
いて、タイミング・ディスク座面１が円盤形状であり、
ボスが貫通孔を有する。 （２）請求項１または上記（１）のタイミング・ディス
ク・キャリアにおいて、ボス２の孔軸がタイミング・デ
ィスク座面１の回転軸と一致している。 （３）請求項１、上記（１）〜（２）のいずれかに記載
のタイミング・ディスク・キャリアにおいて、ボス２が
軸形状であり、内面にスロット、セレーションまたはリ
ブ３が形成されている。
る。 （１）請求項１のタイミング・ディスク・キャリアにお
いて、タイミング・ディスク座面１が円盤形状であり、
ボスが貫通孔を有する。 （２）請求項１または上記（１）のタイミング・ディス
ク・キャリアにおいて、ボス２の孔軸がタイミング・デ
ィスク座面１の回転軸と一致している。 （３）請求項１、上記（１）〜（２）のいずれかに記載
のタイミング・ディスク・キャリアにおいて、ボス２が
軸形状であり、内面にスロット、セレーションまたはリ
ブ３が形成されている。
【００１３】（４）請求項１、上記（１）〜（３）のい
ずれかに記載のタイミング・ディスク・キャリアにおい
て、スロット、セレーションまたはリブが、ボスの長さ
Ａの全体にわたって形成されている。 （５）請求項１、上記（１）〜（４）のいずれかに記載
のタイミング・ディスク・キャリアにおいて、リブ３が
締付け作用のあるスクイーズリブとして形成されてい
る。 （６）請求項１、上記（１）〜（５）のいずれかに記載
のタイミング・ディスク・キャリアにおいて、リブ３は
その断面が台形状に形成されている。
ずれかに記載のタイミング・ディスク・キャリアにおい
て、スロット、セレーションまたはリブが、ボスの長さ
Ａの全体にわたって形成されている。 （５）請求項１、上記（１）〜（４）のいずれかに記載
のタイミング・ディスク・キャリアにおいて、リブ３が
締付け作用のあるスクイーズリブとして形成されてい
る。 （６）請求項１、上記（１）〜（５）のいずれかに記載
のタイミング・ディスク・キャリアにおいて、リブ３は
その断面が台形状に形成されている。
【００１４】（７）請求項１、上記（１）〜（６）のい
ずれかに記載のタイミング・ディスク・キャリアにおい
て、タイミング・ディスク・キャリアの少なくとも一部
が金属または合成樹脂で形成されている。 （８）請求項１、上記（１）〜（７）のいずれかに記載
のタイミング・ディスク・キャリアにおいて、タイミン
グ・ディスク・キャリアの少なくとも一部がバネ鋼で作
製されている。 （９）請求項１、上記（１）〜（８）のいずれかに記載
のタイミング・ディスク・キャリアにおいて、タイミン
グ・ディスク・キャリアの少なくとも一部がアルミニウ
ムまたはその合金で作製されている。
ずれかに記載のタイミング・ディスク・キャリアにおい
て、タイミング・ディスク・キャリアの少なくとも一部
が金属または合成樹脂で形成されている。 （８）請求項１、上記（１）〜（７）のいずれかに記載
のタイミング・ディスク・キャリアにおいて、タイミン
グ・ディスク・キャリアの少なくとも一部がバネ鋼で作
製されている。 （９）請求項１、上記（１）〜（８）のいずれかに記載
のタイミング・ディスク・キャリアにおいて、タイミン
グ・ディスク・キャリアの少なくとも一部がアルミニウ
ムまたはその合金で作製されている。
【００１５】（１０）請求項１、上記（１）〜（９）の
いずれかに記載のタイミング・ディスク・キャリアにお
いて、ボス２の孔がモータに向かって漏斗状に拡がって
いる。 （１１）請求項１、上記（１）〜（１０）のいずれかに
記載のタイミング・ディスク・キャリアにおいて、ボス
２孔の漏斗状の拡大部４が長さＢ全体にわたっており、
且つスロット、セレーションまたはリブ３へとつながっ
ている。
いずれかに記載のタイミング・ディスク・キャリアにお
いて、ボス２の孔がモータに向かって漏斗状に拡がって
いる。 （１１）請求項１、上記（１）〜（１０）のいずれかに
記載のタイミング・ディスク・キャリアにおいて、ボス
２孔の漏斗状の拡大部４が長さＢ全体にわたっており、
且つスロット、セレーションまたはリブ３へとつながっ
ている。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。こ
の実施例は、本発明の一実施形態を示すものであり、本
発明はこれに限定されるものではない。
の実施例は、本発明の一実施形態を示すものであり、本
発明はこれに限定されるものではない。
【００１７】実施例１ 図１において、タイミング・ディスク座面１、ボス２お
よびボス２の孔の内面を軸方向に走るリブ３が示されて
いる。タイミング・ディスク座面１は円盤形状であり、
ボス２には軸方向Ｘに延びる貫通孔が形成されている。
よびボス２の孔の内面を軸方向に走るリブ３が示されて
いる。タイミング・ディスク座面１は円盤形状であり、
ボス２には軸方向Ｘに延びる貫通孔が形成されている。
【００１８】タイミング・ディスク座面１の正面から見
ると、図２に示すように、軸方向に延びるリブ３が配置
されているのが観察できる。リブ３は断面が台形状であ
り、モータ軸を差し込むとき、台形の短い方の辺（上
底）がモータ軸によって圧搾（締付け）される。
ると、図２に示すように、軸方向に延びるリブ３が配置
されているのが観察できる。リブ３は断面が台形状であ
り、モータ軸を差し込むとき、台形の短い方の辺（上
底）がモータ軸によって圧搾（締付け）される。
【００１９】ボスまたはスクイーズリブが、バネ鋼、ま
たはアルミニウムなどの軟質金属、または合成樹脂で作
製されている場合、締付け力は主としてボス側に加わ
る。モータ軸は焼入れ処理がされており、通常は精密加
工がなされている。スクイーズリブによって、ボスはモ
ータ軸に容易に嵌まり込むため、嵌め込みに必要な力は
総じて減少する。それによって、タイミング・ディスク
の歪みおよびモータ軸への斜め配置のおそれが減少す
る。
たはアルミニウムなどの軟質金属、または合成樹脂で作
製されている場合、締付け力は主としてボス側に加わ
る。モータ軸は焼入れ処理がされており、通常は精密加
工がなされている。スクイーズリブによって、ボスはモ
ータ軸に容易に嵌まり込むため、嵌め込みに必要な力は
総じて減少する。それによって、タイミング・ディスク
の歪みおよびモータ軸への斜め配置のおそれが減少す
る。
【００２０】図３において、軸方向に走るリブがみられ
る。リブの長さはＡと表示されている。長さＡは、モー
タ軸を十分に誘導できるよう、また、モータ軸へのセン
タリングが可能なように算出され、決定される。
る。リブの長さはＡと表示されている。長さＡは、モー
タ軸を十分に誘導できるよう、また、モータ軸へのセン
タリングが可能なように算出され、決定される。
【００２１】ボス２の孔は、モータ軸に向かって漏斗状
に拡がる拡大部４をそなえ、この拡大部４は長さＢ全体
にわたっている。漏斗状の拡大部４の最も狭い箇所は、
好ましくは面取りを施した位置（ＡとＢの接合点）へと
移行する。この位置は、モータ軸によるボスの孔への締
付けが開始される場所として特に重要であり、このソフ
トな移行点があるために、割れの発生が回避される。
に拡がる拡大部４をそなえ、この拡大部４は長さＢ全体
にわたっている。漏斗状の拡大部４の最も狭い箇所は、
好ましくは面取りを施した位置（ＡとＢの接合点）へと
移行する。この位置は、モータ軸によるボスの孔への締
付けが開始される場所として特に重要であり、このソフ
トな移行点があるために、割れの発生が回避される。
【００２２】スクイーズリブ３の数は、２＋Ｎとするの
が望ましい。この場合、Ｎは０から無限大の数値とす
る。スロット、セレーションまたはリブ３を設ける場
合、漏斗状の拡大部４の最も狭い箇所からスロット、セ
レーションまたはリブへのソフトな移行点を実現させる
という条件付きで、この公式は有効である。
が望ましい。この場合、Ｎは０から無限大の数値とす
る。スロット、セレーションまたはリブ３を設ける場
合、漏斗状の拡大部４の最も狭い箇所からスロット、セ
レーションまたはリブへのソフトな移行点を実現させる
という条件付きで、この公式は有効である。
【００２３】
【発明の効果】多くの実験を経て、本発明に従うタイミ
ング・ディスク・キャリアを使用することにより、モー
タ軸の品質レベル（仕上精度）を１段階引き下げてもタ
イミング・ディスクのモータ軸へのセンタリングが確実
に行われ、エンコーダの正確な作動が確保できることが
確認された。
ング・ディスク・キャリアを使用することにより、モー
タ軸の品質レベル（仕上精度）を１段階引き下げてもタ
イミング・ディスクのモータ軸へのセンタリングが確実
に行われ、エンコーダの正確な作動が確保できることが
確認された。
【００２４】さらに、モータ軸の焼入れ処理の必要がな
くなるため、製造コストを大幅に節減できる。ボスをモ
ータ軸に機械的に固定する必要もなくなる。従来は、側
面からねじを締めることによって、すなわち止めねじに
よって、ボスをモータ軸に固定することが必要であった
が、本発明に従うタイミング・ディスク・キャリアによ
れば、ボスをモータ軸に機械的に固定する必要がないた
め、機械的固定に必要な作業（穿孔、後加工、精密加工
など）、およびそれに付随する道具が不要となる。
くなるため、製造コストを大幅に節減できる。ボスをモ
ータ軸に機械的に固定する必要もなくなる。従来は、側
面からねじを締めることによって、すなわち止めねじに
よって、ボスをモータ軸に固定することが必要であった
が、本発明に従うタイミング・ディスク・キャリアによ
れば、ボスをモータ軸に機械的に固定する必要がないた
め、機械的固定に必要な作業（穿孔、後加工、精密加工
など）、およびそれに付随する道具が不要となる。
【図１】本発明に従うタイミング・ディスク・キャリア
の斜視図である。
の斜視図である。
【図２】本発明に従うタイミング・ディスク・キャリア
をタイミング・ディスク座面側からみたタイミング・デ
ィスク・キャリアの正面図である。
をタイミング・ディスク座面側からみたタイミング・デ
ィスク・キャリアの正面図である。
【図３】本発明に従うタイミング・ディスク・キャリア
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図４】本発明に従うタイミング・ディスク・キャリア
が適用されるエンコーダの組立てを示すドイツ特許公報
ＤＥ１９６４１９２４Ａ１号の図１に記載される組立て
状態図である。
が適用されるエンコーダの組立てを示すドイツ特許公報
ＤＥ１９６４１９２４Ａ１号の図１に記載される組立て
状態図である。
１ タイミング・ディスク座面 ２ ボス ３ リブ ４ 拡大部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−122902（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−231387（ＪＰ，Ａ) 登録実用新案3003723（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01D 5/00 - 5/64 G01P 1/00 - 3/80
Claims (1)
- 【請求項１】 タイミング・ディスク座面１およびモー
タ軸を収容するための貫通孔をそなえたボス２からなる
タイミング・ディスク・キャリアであって、ボス２の貫
通孔の内面に、モータ軸が締付けられるよう嵌まり込む
ための軸方向に延びるリブ３が形成され、該リブ３はボ
ス２の長さ（Ａ）にわたって形成されており、且つボス
２の貫通孔にモータ軸に向かって漏斗状の拡大部４が設
けられ、該拡大部４の最も狭い箇所がリブ３への移行点
を形成することを特徴とするタイミング・ディスク・キ
ャリア。但し、ボス２の長さ（Ａ）は、ボス２の貫通孔
にモータ軸を収容したときタイミング・ディスク座面１
とモータ軸とが互いに斜めに配置されることなくセンタ
ーリングされるよう決定された長さでボス２の略全長に
及ぶ長さである。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19860107.7 | 1998-12-23 | ||
| DE19860107A DE19860107B4 (de) | 1998-12-23 | 1998-12-23 | Taktscheibenträger |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000196449A JP2000196449A (ja) | 2000-07-14 |
| JP3229299B2 true JP3229299B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=7892694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35689199A Expired - Fee Related JP3229299B2 (ja) | 1998-12-23 | 1999-12-16 | タイミング・ディスク・キャリア |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1013951B1 (ja) |
| JP (1) | JP3229299B2 (ja) |
| KR (1) | KR100386768B1 (ja) |
| DE (2) | DE19860107B4 (ja) |
| ES (1) | ES2181358T3 (ja) |
| HK (1) | HK1030976A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100877804B1 (ko) | 2005-09-26 | 2009-01-12 | 페베베-루라텍 인두스트리프로둑테 게엠베하 | 타이밍 디스크 배열체 및 타이밍 디스크용 자가중심설정 허브 |
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