JPH09184409A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置

Info

Publication number
JPH09184409A
JPH09184409A JP8332432A JP33243296A JPH09184409A JP H09184409 A JPH09184409 A JP H09184409A JP 8332432 A JP8332432 A JP 8332432A JP 33243296 A JP33243296 A JP 33243296A JP H09184409 A JPH09184409 A JP H09184409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
cam
locking
stroke
connecting element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8332432A
Other languages
English (en)
Inventor
Dietmar Schwarzenthal
デイートマール・シユウアルツエンタール
Joachim Gruenberger
ヨハヒム・グリユンベルゲル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dr Ing HCF Porsche AG
Original Assignee
Dr Ing HCF Porsche AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dr Ing HCF Porsche AG filed Critical Dr Ing HCF Porsche AG
Publication of JPH09184409A publication Critical patent/JPH09184409A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/0015Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque
    • F01L13/0036Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for optimising engine performances by modifying valve lift according to various working parameters, e.g. rotational speed, load, torque the valves being driven by two or more cams with different shape, size or timing or a single cam profiled in axial and radial direction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/12Transmitting gear between valve drive and valve
    • F01L1/14Tappets; Push rods
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/12Transmitting gear between valve drive and valve
    • F01L1/14Tappets; Push rods
    • F01L1/143Tappets; Push rods for use with overhead camshafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/26Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder
    • F01L1/267Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder with means for varying the timing or the lift of the valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/12Transmitting gear between valve drive and valve
    • F01L1/18Rocking arms or levers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/46Component parts, details, or accessories, not provided for in preceding subgroups
    • F01L1/462Valve return spring arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関の運転中、はっきりしない切換え状
態を回避し、切換えの度に連結要素の摺動のために充分
な時間を供する。 【解決手段】 本発明による内燃機関の動弁装置は隣接
する少なくとも二つのストローク伝達要素13,14を
備えている。このストローク伝達要素は油圧で摺動可能
な連結要素38によって連結位置で一緒に摺動可能であ
り、連結解除位置で別々に摺動可能である。ストローク
伝達要素(弁シフタまたはレバー要素)は異なるカム軌
道を備えたカム軸4のカム3と協働する。その際、異な
るストローク経過を有するカム軌道はストローク伝達要
素と協働する。連結要素はロック要素43と協働し、こ
のロック要素はカム軌道に依存して連結要素をロックま
たはロック解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも1個の
ガス交換弁を具備し、このガス交換弁が、カム軸の異な
るストローク推移状態を有する少なくとも2個のカム軌
道を備えたカムによって付勢され、更に、第1のストロ
ーク伝達要素を具備し、この第1のストローク伝達要素
が一方では第1のカム軌道と協働し、他方ではガス交換
弁の弁棒と協働し、更に、第1のストローク伝達要素の
隣に配置された第2のストローク伝達要素を具備し、こ
の第2のストローク伝達要素が第2のカム軌道と協働
し、この場合両ストローク伝達要素が第1の切換え位置
で摺動可能な連結要素によって互いに連結され、第2の
切換え位置において互いに独立して動くことができる、
内燃機関の動弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような動弁装置は例えばヨーロッパ
特許第0515520号明細書に記載され、同心的な2
個のカップ状要素からなる弁リフタを備えている。内側
のカップ要素はその一方の端面がガス交換弁の弁棒に接
触する。弁リフタは、異なるカム軌道を有する3つのカ
ム部分を備えたカム軸のカムと協働する。外側の両カム
軌道は同じストローク推移状態を有し、外側のカップ要
素に作用する。中央のカム部分はそれと異なる、ストロ
ーク高さの低いカム経過を有し、内側のカップ要素に作
用する。同心的な両カップ要素は連結要素の油圧付勢に
よって互いに連結可能であるかあるいはこの連結要素の
第2の切換え位置で互いに独立して動くことができる。
連結された切換え位置では、両カップ要素は互いに連結
されているので、大きなストロークを有するカム部分の
ストローク推移状態に追従する。この運動は連結要素と
内側のカップ要素を介して弁棒に伝達される。連結要素
の第2の切換え位置で、両カップ要素は互いに独立して
動くことができる。弁棒はこの切換え位置で小さなスト
ロークの中央のカム部分と協働する。外側のカップ要素
は外側のカム部分のストローク運動に追従する。この場
合、内側のカップ要素または弁棒に対して連結されな
い。しかしながら、この弁リフタの場合には、連結要素
は油圧付勢によっていかなるときでもその時の切換え位
置から外へ操作可能である。連結要素の摺動は通常は、
すべてのカム部分がその基礎円相で所属のカップ要素と
協働しているときにのみ可能である。なぜなら、この切
換え位置でのみ、連結要素が自由に動くことができるか
らである。しかしながら、連結要素の圧力付勢は、事情
によって一方の切換え位置から他方の切換え位置へ連結
要素を完全に操作するために時間が不充分であることと
は無関係に行われる。その際、大きな摩耗を伴う不所望
なエッジ負荷が発生する。事情によっては、摺動が不充
分であるときに連結要素が動弁装置の力によって押し戻
されることがある。従って、弁は部分ストローク運動の
後で緩衝されないで弁に当接する。これは大きな騒音と
付加的な摩耗をもたらす。
【0003】ドイツ連邦共和国特許出願公開第4405
189号明細書により、更に、切離し可能なガス交換弁
のための弁リフタを備えた内燃機関の動弁装置が知られ
ている。この弁リフタは連結要素を備え、この連結要素
によって所属のガス交換弁を作動および停止可能であ
る。この連結要素は縦方向に摺動可能であり、孔を備え
ている。この孔には一方の切換え位置で弁棒を挿入する
ことができる。この切換え位置では、弁リフタのストロ
ーク運動が可能である。しかし、このストローク運動は
弁棒に伝達されない。連結要素の摺動は所定のカム軌道
内でのみ可能である。そのために、連結要素は係止装置
と協働する。この係止装置は弾性的な係止舌片と操作ピ
ンからなっている。弾性的な係止舌片は所定の位置で連
結要素に係合する。係止ピンは所属のカムの輪郭を接触
検知し、この輪郭を係止要素に伝達する。この場合、所
定のカム軌道範囲においてのみ、係止要素の負荷解除、
ひいていは連結要素の摺動が可能である。
【0004】更に、ドイツ連邦共和国特許第37351
62号明細書により、内燃機関の動弁装置が知られてい
る。この場合、2個のガス交換弁がスイングアームを介
してカム軸の3つの部分からなるカムによって付勢され
る。3つのスイングレバーは互いに隣接配置され、共通
の軸に支承されている。外側の両スイングレバーは3つ
の部分からなるカムの外側の両カム軌道と協働する。中
央のスイングレバーは大きな弁ストロークを有する中央
のカム軌道と協働する。組になっている3つのスイング
レバー内を連結要素が案内されている。第1の切換え位
置で3つのスイングレバーはこの連結要素によって互い
に連結されるので、このスイングレバーは大きなストロ
ーク高さを有する中央のカム軌道のストローク推移状態
に追従する。連結解除状態では、両ガス交換弁は外側の
両スイングレバーによって付勢される。このスイングレ
バーは外側のカム軌道に追従する。その際、中央のスイ
ングレバーは弁ストロークに影響を与えない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、不特定の切換え位置が回避され、連結要素が常に
一方の端位置から他方の端位置へ確実に移行可能である
ように、冒頭に述べた種類の内燃機関の動弁装置を改良
することである。それによって同時に、不充分な負荷支
持状態による不所望な部品の負荷が回避されるようにす
べきである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、連結要素が
ロック輪郭部を備え、連結要素がロック要素によってそ
の第2の切換え位置にロック可能であるように、ロック
輪郭部がロック要素と協働し、ロック要素がカム軌道に
依存して連結要素を解放し、それによってこの連結要素
がその第1の切換え位置に摺動可能であることによって
解決される。
【0007】連結要素はロック要素と協働し、このロッ
ク要素は連結要素をカム軌道に依存して解放または係止
する。この連結要素にロック輪郭部を形成したことによ
り、連結要素は所定のカム軌道範囲においてのみ摺動可
能である。それによって、連結要素の摺動のために必要
な油圧またはばね付勢力が作用するときに、所属のカム
の基礎円相の間に常に充分な時間が残る。従って、一方
の切換え位置から他方の切換え位置への連結要素の確実
が切換えが行われる。更に、ロック要素を連結要素に形
成したロック輪郭部に直接係合させることにより、部品
コストが低減される。それによって、一方では部員と他
方ではスペースが節約される。
【0008】カム軌道に依存した連結要素の係止または
解放は次のようにして有利に行うことができる。すなわ
ち、トレーサ要素がカム軸のカム輪郭を接触検出し、ロ
ック要素に伝達し、それによってこのロック要素が第1
のカム軌道範囲において連結要素をロックし、第2のカ
ム軌道範囲において解放するようにして有利に行うこと
ができる。このトレーサ要素は例えば、カム軌道または
カム範囲の外側輪郭を接触検出する、機械的に作用する
部品として形成可能である。しかしながら、カム輪郭は
光学的または電気的にあるいは他の公知の検出方法で測
定し、それから信号を導き出すことができる。この信号
はロック要素に伝達される。
【0009】本発明による動弁装置は好ましくはいろい
ろな弁ストローク伝達方式で使用可能である。例えば、
本発明の有利な実施形では、少なくとも1個のガス交換
弁へのカムまたはカム軌道のストローク推移状態の伝達
は、同心的な2つのストローク要素を有するカップ状弁
リフタの方式のストローク伝達要素によって可能であ
る。本発明の他の有利な実施形では、ストロークの伝達
はレバー要素、例えばスイングアームまたはロッカーア
ームによって行われる。
【0010】トレーサ要素とロック要素は一体に形成可
能である。それによって、ロック要素への接触検出信号
の伝達が中間部材を介在しないで直接行われ、部品やス
ペースが節約される。連結要素が離隔された2個のロッ
ク輪郭部を備えていると、その都度切換え位置に依存し
てロック要素を連結要素に有利に係合させることができ
るので、この連結要素は両切換え位置(端位置)にロッ
ク可能である。
【0011】ロック要素と連結要素は互いに調和した形
状によって容易に形成可能であり、しかも切換え過程の
間または切換え過程の終わりに連結要素を強制制御する
ように形成可能である。この強制制御は、ロック要素が
カムの回転位置に依存してカム輪郭との協働によって連
結要素のロック輪郭部に作用し、この連結要素をその一
方の端位置に強制的に摺動させることによって行われ
る。これは例えば連結要素の斜面のくさび作用によって
行うことができる。この機械的な強制制御は油圧制御と
重ね合わされ、このような動弁装置の安全性を大幅に高
める。
【0012】更に、連結要素が円筒状のピンとして形成
され、このピンが互いに連結される両弁リフタ要素の連
結孔に案内されると特に有利である。その際、ロック輪
郭部は周方向に延びる環状の凹部として比較的に簡単に
形成可能である。更に、このような形状は連結要素をシ
ールするときに多大の利点がある。それによって、この
連結要素は油圧付勢可能なピストンとして直接使用可能
である。
【0013】本発明の他の効果および有利な実施形は従
属請求項および以下の記載から明らかになる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、図を参照して、本発明の実
施の形態を詳しく説明する。図示していない内燃機関の
図1に示した動弁装置は、円筒状の弁リフタ1を備えて
いる。この弁リフタは開閉可能なガス交換弁2と同軸に
配置され、カム軸4のカム3によって操作される。弁リ
フタ1はシリンダヘッド6の穴5に挿入され、圧縮ばね
7を介して支持されている。弁2(ガス交換弁)はシリ
ンダヘッド6の弁座8と協働する弁ヘッド9と弁棒10
を備えている。この弁棒は弁ばね受け11を備えてい
る。この弁ばね受け11とシリンダヘッド6の間には、
弁ばね12が設けられている。この弁ばねは弁2を閉鎖
位置に保持する。弁ばね12に対向して、圧縮ばね7が
同様に弁ばね受け11に支持されている。
【0015】図2,3に詳しく示した弁リフタ1は同心
的な2個のカップ要素13,14を備えている。このカ
ップ要素はそれぞれカム3の異なるカム範囲(部分カ
ム)15〜17と協働する。外側の両カム範囲15,1
7は同一に形成されている。すなわち、同じストローク
高さと位相位置を有する。このカム範囲15,17は両
カップ要素の外側のカップ要素13と協働する。中央の
カム範囲16は外側の両カム範囲15,17に対して、
少し低いストローク高さを有し、内側のカップ要素14
と協働する。この内側のカップ要素はそれ自体公知の油
圧式弁隙間調整要素(HVA)18を介してガス交換弁
2の弁軸10と協働する。
【0016】外側のカップ要素13はほぼコップ状のケ
ーシング19を備えている。このケーシングの底20は
カム3の方へ向いていて、貫通穴21を有する。この貫
通穴は底20の内側において周方向に延びる縁部22に
よって取り囲まれている。底20の外面23に対して平
行に孔24が底20を貫通している。この孔は穴21と
交差している。
【0017】この穴21内には、同様にコップ状に形成
された内側カップ要素14のケーシング25が挿入され
ている。ケーシングの底26は中央のカム範囲16の方
へ向いている。底26を孔27が貫通している。この孔
は図2に示した弁リフタ1とカム2の作動位置では、外
側のカップ要素13の孔24と一直線上に並んでいる。
この孔27には、それに対してほぼ垂直に延びる孔28
が開口している。この孔は底26の外面29から延びて
いる。孔28に、小径の孔30が対向している。この孔
30は同様に孔27に開口し、底26の内面31から延
びている。両カップ要素の底20,26はその外面23
または29が、カム3の回転方向に樽状に湾曲してい
る。
【0018】ケーシング25の内部において、それ自体
公知の油圧式弁隙間調整要素が案内されている。内側の
カップ要素14のケーシング25は底26から延びる外
周壁部分32を備えている。この外周壁部分は縦溝33
を備えている。この縦溝は外周壁部分32の開放した端
面34から出発して底26のほぼ中央範囲まで達してい
る。孔27の内部には、互いに対向する2個の案内スリ
ーブ36,37が挿入されている。この案内スリーブは
内側のカップ要素の外面まで達している。案内スリーブ
36,37は円筒状のピンの形をした連結要素38を備
えている。この連結要素の長さは両案内スリーブ36,
37の外側の両端面39,40の間隔に一致している。
連結要素38はほぼV字形の横断面を有し周方向に延び
る隣接した2つのロック溝41,42を備えている。ロ
ック溝は孔28内を案内されているロックピン43と協
働する。この案内のために、ロックピンは円筒状区間4
4を備えている。円筒状区間の直径は孔28の直径に一
致し、長さは孔28の長さよりも長い。円筒状区間44
には、大きな底面直径を有する円錐状区間45が接続し
ている。この円錐状区間は孔27内にあり、ロック溝4
1,42の方へ向いている。図2に示した弁リフタ1と
カム軸4の作動位置において、円錐状区間45の底面は
孔28の内面27に載っている。円筒状区間44はカム
部分16の基礎円範囲に形成された溝46内に達してい
る。
【0019】外側のカップ要素13の孔24の反対側の
両孔区間内には、それぞれ1個の案内スリーブ47,4
8が設けられている。図2において右側の案内スリーブ
48はほぼコップ状に形成され、その開放した端面49
が案内スリーブ37の端面40に当接するように採寸さ
れている。案内スリーブ48の底50の内面には、圧縮
ばね51の一端が支持されている。反対側の端部は案内
スリーブ48内を案内されているピストン52に接触し
ている。このピストン52の端面は連結要素38の端面
に接触している。反対側の案内スリーブ47は同様にそ
の端面53が案内スリーブ36の端面39まで達してい
る。案内スリーブ47はその反対側の端面が挿入された
コップ状のインサート54によって閉鎖されている。案
内スリーブ47の内部でピストン54が移動可能に案内
されている。このピストンの端面は連結要素38の対向
する端面に接触している。案内スリーブ47には孔56
が開口している。この孔56は後述するようにシリンダ
ヘッドの油供給部に接続されている。ピストン55とイ
ンサート54によって、案内スリーブ47の内部に、圧
力室57が形成されている。この圧力室に孔56が開口
している。この圧力室57を圧力媒体(潤滑油)によっ
て付勢することにより、圧力の高さに依存して、後で詳
しく述べるように、ピストン55が摺動し、このピスト
ンが圧縮ばね51の作用に抗して連結要素38とピスト
ン52を摺動させる。
【0020】外側のカップ要素13の内部には、油案内
のために、ほぼコップ状に形成された2個のインサート
58,59が挿入されている。外側のインサート58の
外周面60は外側のカップ要素の内壁に接触している。
この外側のインサート58は更に、周方向に延びる内側
の縁部61を備えている。この縁部は外側のカップ要素
13の周方向に延びる縁部22に接触している。内側の
インサート59はその外周面62が外側のインサートの
外周面60に接触し、同様に周方向に延びる縁部63を
備えている。この縁部は外側のインサート58の周方向
に延びる縁部61に接触している。両インサートの間に
は、周の一部にわたって延びる油室64が形成されてい
る。油室64には、外側のカップ要素13のケーシング
19と外側のインサートの外周面60を貫通する孔65
が開口している。この孔は図示していない態様でシリン
ダヘッド6の油案内部に接続されている。この孔65の
上方において、他の孔66が外側のカップ要素13のケ
ーシング19を貫通している。この孔66は周方向に延
びる縁部22の孔67と一直線上に並んでいる。孔66
は外側のインサート58の外周面60によってシールさ
れている。一方、孔67は周方向に延びる縁部61を貫
通し、油室64に開口している。油室64に接続された
孔67は、図2,3に示した弁リフタの切換え位置で、
斜めの孔68に移行している。この孔68は内側のカッ
プ要素14の内部に開口している。斜めの孔68と、底
26の内面に形成された2つの凹部69とを経て、油圧
式弁隙間調整要素18に油が供給されるかまたは圧力が
加えられる。油室64には更に、図3に示した孔56が
開口している。従って、油室57が油室64ひいてはシ
リンダヘッドの油供給部に接続されている。
【0021】内燃機関または動弁装置の運転中に、弁リ
フタ1をカム3に対して正しい位置に付設し、内側と外
側のカップ要素を相対的に正しく位置決めするために、
回転防止部材が設けられている。この回転防止部材はシ
リンダヘッド6内で縦方向に案内されたピン90を含ん
でいる。このピンは内側のカップ要素14の縦溝33に
係合している。ピン90を収容するために、ケーシング
19と周方向に延びる縁部22には、一直線上にある孔
70が貫通している。この孔にピン90が挿入されてい
る。ピン90は既に説明したように、その一端が縦溝3
3内に達しているので、運転中、外側のカップ要素13
に対する内側のカップ要素14の相対回転が防止され
る。その際、両カップ要素の相対的な軸方向の摺動が可
能である。更に、ピン90はその外面に案内ヘッド71
を備えている。この案内ヘッドはシリンダヘッド6の弁
リフタガイドの図示していない縦溝内に達している。こ
の案内ヘッド71によって、シリンダヘッド6に対する
外側のカップ要素13ひいては弁リフタ1全体の相対回
転が防止される。
【0022】内燃機関の運転中、カム軸4の回転運動は
カム3を介して弁リフタ1ひいてはガス交換弁2の往復
運動に変換される。連結要素38が図2,3に示した切
換え位置にあるときには、ガス交換弁2は中央のカム部
分16によって生じるストローク運動に追従する。この
ストローク運動は内側のカップ要素14と油圧式弁隙間
調整要素18を介してカム部分16から弁棒10に伝達
される。外側のカップ要素13は同様にストローク運動
を行う。このストローク運動はカム部分15,17のス
トローク推移状態に一致する。しかしながら、図2に示
した連結要素38の第1の切換え位置では、外側と内側
のカップ要素13または14が互いに連結されていない
ので、外側のカップ要素が内側のカップ要素と無関係に
運動する。連結要素38および圧力付勢可能なピストン
55と協働するピストン52を付勢する圧縮ばね51
は、シリンダヘッドの普通の油供給にとって充分な油圧
力(例えば0.5 バール)のときに、ピストン52、連結
要素58およびピストン55が図3に示した第1の切換
え位置の方へ移動するかこの位置に保持されるように、
調整されている。内燃機関の運転中ガス交換弁2のスト
ローク推移状態を変化させることによって、このガス交
換弁のストローク推移状態がカム部分15,17のスト
ローク推移状態に一致するときには、図示していない切
換え弁の切換えによってあるいは他の手段によって、シ
リンダヘッド内または弁リフタ1の油圧力が高められる
ので、圧力室57内には相応して高くなった圧力が発生
する。この圧力によって、ピストン55、連結要素38
およびピストン52が圧縮ばね51の作用に抗してその
第2の切換え位置に摺動可能である。この第2の切換え
位置では、ピストン55と連結要素38は次のように摺
動している。すなわち、このピストンと連結要素がそれ
ぞれ部分的に孔24内に達し、それによって内側と外側
のカップ要素13,14の相対的な摺動が阻止されるよ
うに摺動している。この連結された切換え位置では、弁
リフタ1全体がカム部分15,17のストローク推移状
態に追従するので、ガス交換弁2は大きなストローク運
動を行う。カム部分16のストロークプロフィルに一致
するストローク推移状態に戻すことは、油圧を低下させ
ることによって達成される。それによって、圧縮ばね5
1の作用に基づいて、連結要素38とピストン55は図
3に示した第1の切換え位置に戻される。
【0023】第1の切換え位置(図3)から第2の切換
え位置へ連結要素38を摺動させることは、孔24と2
7が一直線上に並んでいるときにのみ可能である。これ
は、カム部分15,17がその基礎円相でそれぞれのカ
ップ要素と協働している場合である。カム部分15〜1
7がその偏心突出相でそれぞれのカップ要素13または
14と協働していると、両カップ要素は異なるストロー
ク推移状態に基づいて相対的に摺動するので、両孔はも
はや一直線上に並ばず、連結要素38の摺動は不可能で
ある。次に説明する、ロックピン43、溝46および連
結要素のロック溝41,42と協働することにより、連
結要素の摺動のために充分な時間が供される。そのため
に、カム部分16の溝46はほぼ三日月状であり、カム
3の(回転運動に関して)基礎円相の始端に配置されて
いる。図3に示した連結要素38の切換え位置でピスト
ン55が切換え圧力で付勢されると、これは図3におい
て右向きの力を連結要素38に生じる。ロック要素43
が図2に示すように偏心突出相または基礎円相で溝46
の外側で部分カム16と協働すると、ロックピンは孔2
7内に押されるかまたは保持され、連結要素38のロッ
ク溝42に係合する。それによって、連結要素38の摺
動が阻止される。溝46がロックピン43の上方に位置
するように、カム3またはカム部分16が回転して初め
て、ロックピンはV字形ロック解除溝42と円錐区間4
5の協働によっておよびピストンを圧力付勢して右向き
に連結要素38を移動させることによって持上げられ、
溝46に挿入される。ロックピン42,41と円錐区間
45の採寸は孔26と溝46の深さに関連して、ロック
ピン43を完全に持上げたときに連結要素38の摺動が
可能であるように調和されている。それによって、連結
要素38はカム3またはカム部分16の基礎円相内で、
図3に示したその切換え位置から第2の切換え位置へ移
動することができる。この第2の位置では両カップ要素
13,14が互いに連結される。
【0024】連結要素38がその第2の位置にあると、
ロックピン43は溝46を通過した後でカム部分16に
よって孔27内に押し戻されるので、ロックピンは第2
のロック溝1に係合し、連結要素はピストン55の圧力
付勢またはばね51の作用に依存しないで第2の切換え
位置に固定保持される。従って、この第2の切換え位置
から第1の切換え位置への連結要素38の戻しは、カム
部分16がその基礎円相の始端にあるときにのみ可能で
ある。この基礎円相の始端では、ロックピン43が溝4
6に入ることができる。それによって、両カップ要素が
それぞれのカム部分15〜17と協働して(第2の切換
え位置から第1の切換え位置への)切換えの後で基礎円
相にあるので、弁のエッジ負荷または反動が防止され
る。
【0025】カム3またはカム部分16がロックピン4
3と協働して溝の範囲46から隣の基礎円範囲に移動す
るときに、第1の切換え位置から第2の切換え位置への
あるいはその逆の連結要素38の操作が完全に行われて
いないと、連結要素は、協働するロック溝41または4
2と円錐区間45のくさび作用によってカム部分16を
介してロックピン43によってその両切換え位置の一方
に押されるので、この場合、カム部分15〜17の偏心
突出相の始端でそれぞれ所定の確実な切換え位置が生じ
る。この切換え位置では、連結要素38はその両端位置
に確実に保持される。
【0026】図4〜6に示した本発明による弁リフタ1
の第2の実施の形態は実質的に、連結要素とロック要素
の形成が異なっている。前述の実施の形態と異なり、こ
の実施の形態では、ロック要素はロック球72として形
成されている。このロック球はカム部分16、ロック溝
46および連結要素73と協働する。連結要素73は前
記の実施の形態のように、並べて配置され横断面がV字
形の2つのロック溝41,42を備えている。このロッ
ク溝はロック球72と協働する。連結要素73の長さは
内側のカップ要素14の孔27の長さに一致している。
円筒状の連結要素73の端部は中高状に形成されてい
る。この場合、曲率半径は連結要素73の円筒の半径よ
りも小さい。連結要素73の端部75の方へ向いた、油
圧付勢されるピストン55の端部76も同様に中高状に
形成されている。連結要素73とピストン55の端部の
この中高状の形成により、カム3の偏心突出相が開始さ
れたときに、連結要素73が切換え過程の間完全に戻ら
ないではっきりしない中央位置(図5)にとどまること
が防止される。連結要素73がカムの偏心突出相の始端
で中央の(完全に切換えられていない)位置(図5参
照)にあると、ロック球72は両ロック溝41と42の
間のウェブ77に載る。その際、カム部分16はその回
転の間ロック球72上を回転するので、その偏心突出相
に乗り上げるときに、内側のカップ要素14が外側のカ
ップ要素と相対的に摺動する。連結要素73またはピス
トン55の端部の中高状の形成により、この切換え位置
で内側と外側のカップ要素が相対的に摺動する際に、連
結要素とピストンにくさび作用が生じ、このくさび作用
が図4に示した出発位置に連結要素とピストンを押し戻
す。それによって、図5に示した完全に切り換わってい
ない、連結要素73の中央の切換え位置は、両カップ要
素と中高状の端面の機械的な協働によって、所定の端位
置に戻される。端部74〜76の中高状の形成の代わり
に、図5に示した中央の切換え位置で内側と外側のカッ
プ要素の相対的な摺動のときにくさび作用を生じる他の
形成が容易に考えられる。これは例えば端部を円錐形に
形成することによって達成される。その際、中高状また
は円錐形の端範囲はその軸方向の長さが、両端位置の間
での連結要素の調節変位の半分よりも大きくなるように
形成されている。
【0027】図7に示した弁リフタ1の第3の実施の形
態は、前述の実施の形態と異なり、分離された2個の連
結要素78,79を示している。この連結要素はそれぞ
れ2つのロック溝41,42を備えている。両連結要素
78,79は同時に、油圧付勢可能なピストンとして作
用する。この場合、圧力室80は互いに向き合ったその
両端面の間に形成されている。両連結要素78,79は
前述の実施の形態の場合のように、内側のカップ要素1
4内に配置されている。外側のカップ要素13内で2個
のピストン81,82が案内されている。このピストン
はそれぞれ圧縮ばね83または84によって付勢され、
連結要素78または79に反対向きに作用する。両連結
要素78,79はそれぞれロック球85,86と協働す
る。このロック球は更に、カム部分16の共通の一つの
溝87と協働する。
【0028】図8に示した本発明の第4の実施の形態
は、前述の実施の形態の変形を示している。この場合、
連結要素78,79は外側のカップ要素13内に配置さ
れ、圧縮ばね83,84と協働するピストン81,82
は内側のカップ要素14内に配置されている。ピストン
78,79の圧力付勢は、内側のカップ要素14と反対
側のその外側の端面で行われる。両連結要素はそれぞ
れ、前述の実施の形態の場合のように、2つのロック溝
41,42を備えている。このロック溝はそれぞれロッ
ク球85,86と協働する。このロック球85または8
6はそれぞれ、外側の両カム部分15,16に設けられ
たロック溝88または89と協働する。
【0029】図9〜11には第5の実施の形態の2つの
変形が示してある。この変形は実質的に第1の実施の形
態に一致し、回転防止のための要素とロック要素の構造
および配置がこの第1の実施の形態と異なっている。図
9,10に示した第5の実施の形態の内側のカップ要素
14は、底26から延びる狭い切欠き91を有する。こ
の切欠きは孔30の範囲まで達している。この切欠き9
1は一部が案内スリーブ27に切欠き92として続いて
いる。この切欠き92は本実施の形態では案内スリーブ
の周囲の2/3以上にわたって延びている。この場合、
ウェブ93が残っている。切欠き91,92には弓形の
ばね要素94が挿入されている。このばね要素の一方の
脚95は切欠き91の下面に接触している。ばね要素9
4は案内スリーブのウェブ93と連結要素38を取り囲
んでいる。その際、第2の脚96は底26の外面で切欠
き91から外へ突出し、湾曲した区間97がカム部分1
6に接触している。連結要素38を取り囲む湾曲した区
間98は、ばね脚96およびカム部分16と協働するこ
とにより、ばね脚96が両ロック溝41,42の一方の
中に位置するよう形成されている。切換え過程では、第
1の実施の形態に基づいて説明したように、連結要素3
8は例えば図10に示したその出発位置から右側へ摺動
する。ばね要素94の形状により、連結要素38の運動
はロック溝42内にある脚96によって阻止される。脚
96の自由端部または湾曲した区間94が溝46の範囲
に位置したときに初めて、ばね要素94の脚96は、ロ
ック溝42のくさび状に作用する縁部によって持上げら
れるので、連結要素は軸方向に摺動可能である。連結要
素38の調節過程および溝46を通過した後で、そのと
き達成された切換え位置でばね要素94の脚96はロッ
ク溝41に押し込まれる。溝46を通過した後で切換え
過程が完全に実施されないときでも、すなわち、例えば
連結要素38がその端位置に完全に移動せず、両ロック
溝41,42の間のウェブがばね要素の範囲内にあると
きでも、損傷は回避される。なぜなら、脚96が弾性的
に曲がることができるからである。
【0030】内側のカップ要素14と外側のカップ要素
13の間の相対回転防止は、本実施の形態では、図10
に示した保持要素99によって行われる。この保持要素
は両カップ要素の間の孔24の範囲に挿入されている。
保持要素99は孔100を有し、この孔にはピストン5
5が挿入され、それによって保持要素を位置決めする。
この保持要素99はその一方の側が外側のカップ要素1
3の湾曲した内周に接触している。保持要素の反対側は
平坦であり、同様に平坦に形成された内側のカップ要素
14の区間101に接触している。
【0031】弁リフタ1全体の相対回転防止はピン10
2によって行われる。このピンは外側のカップ要素13
の孔103に挿入され、第1の実施の形態のロックピン
90と同様に図示していない弁リフタガイドの溝に挿入
されている。内側と外側のカップ要素の間の回転防止部
材の変形が図11に示してある。この回転防止部材は円
板状の保持要素104を備えている。この保持要素は内
側のカップ要素14の周方向に延びる縁部22の端面に
設けられている。この保持要素104は本実施の形態で
は偏平な板として形成されている。この板は別個の部材
として形成してもよいし、コップ状の両インサート5
8,59の一部であってもよい。保持要素104は外側
のカップ要素13に相対回転しないように連結され、穴
105を有する。内側のカップ要素14がこの穴を貫通
している。内側のカップ要素14は本実施の形態では円
筒状に形成され、平坦な二つの側面106,107を有
する。保持要素104の穴105は平坦な二つの区間を
有するよう円形に形成されている。この形状により、外
側のカップ要素13に対する内側のカップ要素14の角
度位置が固定される。
【0032】図12〜15はばね要素によるロックの二
つの他の変形を示している。簡単にするために、ここで
はそれぞれ内側のカップ要素14だけが示してある。図
12,13に示した内側のカップ要素14は同様に、底
26から延びる切欠き108を有する。この切欠きの下
面はカップ要素の軸方向に対してほぼ直角に延びてい
る。内側のカップ要素内の案内スリーブは本実施の形態
では2つの部分によって形成され、第1のスリーブ区間
110と第2のスリーブ区間111を備えている。この
スリーブ区間は孔27に挿入され、対向する側のその両
端面が切欠き108の範囲において、切欠きの幅にほぼ
一致する間隔を有する。両スリーブ区間110,111
の間および区間108内でばね要素94が案内されてい
る。ばね要素の下側の脚112はほぼ真っ直ぐに延び、
切欠き108の下面99に接触している。
【0033】図14,15に示した内側のカップ要素1
4は実質的に、切欠きの幅が狭くなっていてばね要素が
異なる形状を有する点が、前記の変形と異なっている。
この変形の場合切欠きの幅は孔27の直径よりも小さ
く、孔の上方にある底26の部分だけを貫通している。
ばね要素94は対称に形成され、連結要素を取り囲む2
つの脚113,114を備えている。両脚113,11
4を連結するウェブ115はカム部分16に接触する。
この変形の場合のばね要素94は連結要素の両ロック溝
41,42と協働することにより、カップ要素のほぼ軸
方向に持上げられる。この運動がカム部分16によって
制限されない場合に行われる。
【0034】図7または8と同様に、2つの切欠き11
2とばね要素を設けることができる。このばね要素はそ
れぞれロック溝と協働する。その際、ばね要素は内側と
外側のカップ要素内に配置可能である。図16〜18に
示した実施の形態の場合には、カム部分15,16,1
7を備えたカム軸4が、隣接する3個のレバー要素11
6,117,118を介して2個のガス交換弁2と協働
する。3個のレバー要素116〜118は本実施の形態
ではスイングアームとして形成され、共通の軸119に
軸承されている。中央のレバー要素117には貫通孔1
20が形成されている。この孔は一直線上に並ぶ2つの
盲穴121,122が接続している。盲穴121はレバ
ー要素116に形成され、盲穴122はレバー要素11
8に形成されている。孔120内で連結要素38が縦方
向に移動可能に案内されている。この連結要素は2つの
ロック溝41,42を備えている。盲穴121内には、
圧縮ばねによって付勢されるピストン52が設けられて
いる。このピストンは連結要素38に作用している。他
の盲穴122内には油圧で付勢されるピストン55が形
成されている。このピストンは反対側で連結要素38に
作用する。連結要素の形状および付勢または端面側のピ
ストンは実質的に、図10〜15の連結装置の構造に一
致している。中央のレバー要素117内には更に、孔1
20から延びカム4の方へ開放した切欠き123が形成
されている。この切欠き内でばね要素124が案内され
ている。このばね要素124は構造および作用が実質的
に図15のばね要素94に一致し、両ロック溝41,4
2とカム部分16または溝46と協働する。このばね要
素94と異なり、両脚は短く形成されている。
【0035】内燃機関の運転中、連結要素38が図18
に示した切換え位置にあるとき、両ガス交換弁2は外側
の両レバー要素116,118を介して両カム部分1
5,17によって操作される。中央のレバー要素116
は自由に動くことができる。ピストン55の圧力付勢に
よって連結要素がカム4の回転位置に依存して摺動する
と、3個のすべてのレバー要素が前述の実施の形態の場
合と同様に互いに連結されるので、連結要素は一緒に、
最大ストローク曲線を有する中央のカム部分のストロー
ク推移状態に追従する。切換え機能とロックは前述の実
施の形態の場合と同じであり、従って説明しない。
【0036】前述の実施の形態で示したスイングアーム
の代わりに、例えばロッカーアームのような他のレバー
要素を使用することができる。その際、外側の両部分カ
ムのストローク推移状態(カム軌道)を異なるように設
計することができる。それによって特に、この動弁装置
を吸気側に使用する場合に、燃焼室内で混合気の適切な
渦流化が達成される。
【0037】更に、実施の形態および変形で説明したス
トローク伝達要素のいろいろなロック構造をそれぞれ、
弁リフタを備えた動弁装置およびレバー要素を備えた動
弁装置のための適当な実施形で使用することができる。
更に、弁リフタと弁リフタガイドとの間または内側の外
側のカップ要素の間で作用する回転防止部材を、明示し
た実施と異なるように相互連結することができる。この
場合、前記の回転防止部材の一つがロック部材の一つと
協働する。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関の動弁装置の概略図である。
【図2】カム軸を部分的に示した弁リフタの第1の実施
の形態の断面図である。
【図3】カムが第2の回転位置にあるときの、弁リフタ
の第1の断面に対して90°ずらした第2の断面を示す
図である。
【図4】第1の切換え位置にある弁リフタの第2の実施
の形態の断面図である。
【図5】中央の切換え位置にあるこの弁リフタの断面図
である。
【図6】第1の切換え位置にあるこの弁リフタの断面図
である。
【図7】本発明による弁リフタの第3の実施の形態の部
分断面図である。
【図8】本発明による弁リフタの第4の実施の形態の部
分断面図である。
【図9】カム軸を部分的に示した、弁リフタの第5の実
施の形態の断面図である。
【図10】この第5の実施の形態の、第1の断面に対し
て90°だけずらした断面を示す図である。
【図11】第5の実施の形態の変形を示す図である。
【図12】第5の実施の形態の変形を示す図である。
【図13】第5の実施の形態の変形を示す図である。
【図14】第5の実施の形態の変形を示す図である。
【図15】第5の実施の形態の変形を示す図である。
【図16】スイングアーム式動弁装置に基づいく本発明
の第6の実施の形態の部分図である。
【図17】図16のXVII−XVII線に沿ったこの
動弁装置の横断面図である。
【図18】連結要素の範囲の3個のスイングアームの断
面図である。
【符号の説明】
1 弁リフタ 2 ガス交換弁 3 カム 4 カム軸 13,116,118 ストローク伝達要素 14,117 ストローク伝達要素 15,16,17 カム軌道 20,26 カップ底 27,24,120,121,122 連結孔 38,73,78,79 連結要素 41,42 ロック要素輪郭部 43,72,85,86,94,124 ロック要
素 46 カム輪郭 55 ピストン 91,108,112,123 切欠き 94 ばね要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨハヒム・グリユンベルゲル ドイツ連邦共和国、74343 ザッハゼンハ イム、リンデンストラーセ、20

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1個のガス交換弁を具備し、
    このガス交換弁が、カム軸(4)の異なるストローク推
    移状態を有する少なくとも2個のカム軌道(15〜1
    7)を備えたカム(3)によって付勢され、更に、第1
    のストローク伝達要素(13;116,118)を具備
    し、この第1のストローク伝達要素が一方では第1のカ
    ム軌道と協働し、他方ではガス交換弁の弁棒(10)と
    協働し、更に、第1のストローク伝達要素の隣に配置さ
    れた第2のストローク伝達要素(14;117)を具備
    し、この第2のストローク伝達要素が第2のカム軌道と
    協働し、この場合両ストローク伝達要素が第1の切換え
    位置で摺動可能な連結要素(38,73,78,79)
    によって互いに連結され、第2の切換え位置において互
    いに独立して動くことができる、内燃機関の動弁装置に
    おいて、連結要素がロック輪郭部(41,42)を備
    え、連結要素がロック要素(43,72,85,86,
    94,124)によってその第2の切換え位置にロック
    可能であるように、ロック輪郭部がロック要素と協働
    し、ロック要素がカム軌道に依存して連結要素を解放
    し、それによってこの連結要素がその第1の切換え位置
    に摺動可能であることを特徴とする内燃機関の動弁装
    置。
  2. 【請求項2】 トレーサ要素(43,72,85,8
    6,94,124)がカム軸のカム輪郭を接触検出し、
    ロック要素に伝達し、それによってこのロック要素が第
    1のカム軌道範囲において連結要素(38,73,7
    8,79)をロックし、第2のカム軌道範囲において解
    放することを特徴とする請求項1記載の動弁装置。
  3. 【請求項3】 トレーサ要素(43,72,85,8
    6)がトレーサピンであり、このトレーサピンがカムの
    外周を接触検出し、カムがトレーサピンの接触検出範囲
    に、凸部または凹部の形をしたロック解除輪郭(46)
    を有することを特徴とする請求項1または2記載の動弁
    装置。
  4. 【請求項4】 ロック要素(43)が縦方向に移動可能
    なロックピンであり、このロックピンが連結要素のロッ
    ク輪郭部(46)に係合することを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか一つに記載の動弁装置。
  5. 【請求項5】 ロック要素がばね要素(94,124)
    であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに
    記載の動弁装置。
  6. 【請求項6】 ばね要素(94)が第2のストローク伝
    達要素の切欠き(91,108,112,123)内で
    案内されていることを特徴とする請求項5記載の動弁装
    置。
  7. 【請求項7】 ロック要素がロック球であり、このロッ
    ク球が連結要素のロック輪郭部(46)に係合すること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の動弁
    装置。
  8. 【請求項8】 連結要素(38,73,78,79)の
    ロック輪郭部(41,42)が傾斜した側面を有するこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の動
    弁装置。
  9. 【請求項9】 トレーサ要素とロック要素が一体に形成
    されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一
    つに記載の動弁装置。
  10. 【請求項10】 ストローク伝達要素(13,14)が
    互いに同軸に配置され、かつ2分割されたカップ状弁リ
    フタのように構成され、弁リフタのカップ底(20,2
    6)がカムによって付勢され、ロック要素がカップ底内
    で案内されていることを特徴とする請求項1〜9のいず
    れか一つに記載の動弁装置。
  11. 【請求項11】 ストローク伝達要素がレバー要素(1
    16,117,118)として形成されていることを特
    徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の動弁装
    置。
  12. 【請求項12】 各々のカム(4)に3個並べて配置さ
    れたレバー要素(116,117,118)が少なくと
    も一つのガス交換弁(2)と協働することを特徴とする
    請求項1〜11のいずれか一つに記載の動弁装置。
  13. 【請求項13】 外側の両レバー要素(116,11
    8)が、それぞれ同じストローク推移状態を有するカム
    軌道(15,17)と協働することを特徴とする請求項
    12記載の動弁装置。
  14. 【請求項14】 連結要素が離隔された2つのロック輪
    郭部(41,42)を備え、このロック輪郭部にその都
    度切換え位置に依存してロック要素が係合し、それによ
    って連結要素が両切換え位置でロック可能であることを
    特徴とする請求項1〜13のいずれか一つに記載の動弁
    装置。
  15. 【請求項15】 ストローク伝達要素が連結孔(27,
    24;120,121,122)を備え、カム軸の所定
    の回転位置でこの連結孔が一直線上に並び、連結要素が
    連結孔内を案内される円筒ピン(38)として形成され
    ていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一つ
    に記載の動弁装置。
  16. 【請求項16】 連結されていない切換え位置で連結要
    素(38)が内側に配置されたストローク伝達要素内を
    案内されていることを特徴とする請求項10記載の動弁
    装置。
  17. 【請求項17】 連結要素(78,79)が異なる二つ
    のピストン状要素からなっていることを特徴とする請求
    項11記載の動弁装置。
  18. 【請求項18】 連結要素(38,73)が油圧付勢可
    能なピストン(55)の作用を受けて摺動可能であり、
    このピストンが連結孔の一区間内で案内されていること
    を特徴とする請求項1〜17のいずれか一つに記載の動
    弁装置。
  19. 【請求項19】 連結要素が少なくとも一方の端面に傾
    斜または湾曲した端範囲を備えていることを特徴とする
    請求項1〜18のいずれか一つに記載の動弁装置。
JP8332432A 1995-12-13 1996-12-12 内燃機関の動弁装置 Withdrawn JPH09184409A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19546437 1995-12-13
DE19546437:0 1996-06-01
DE19622174A DE19622174A1 (de) 1995-12-13 1996-06-01 Ventiltrieb einer Brennkraftmaschine
DE19622174:9 1996-06-01

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09184409A true JPH09184409A (ja) 1997-07-15

Family

ID=26021185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8332432A Withdrawn JPH09184409A (ja) 1995-12-13 1996-12-12 内燃機関の動弁装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0779411B1 (ja)
JP (1) JPH09184409A (ja)
KR (1) KR970044042A (ja)
DE (2) DE19622174A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6854432B2 (en) 2000-04-10 2005-02-15 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Valve gear of internal combustion engine
JP2006299875A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の動弁装置
JP2010180805A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関の弁停止装置及びその製造方法
CN102132014A (zh) * 2008-06-16 2011-07-20 奥迪股份公司 用于内燃机换气门的、具有双支撑式凸轮支承件的气门机构
JP2014152694A (ja) * 2013-02-07 2014-08-25 Toyota Motor Corp 内燃機関の可変動弁装置
CN105041403A (zh) * 2015-08-11 2015-11-11 莫嘉林 汽车发动机缓速系统

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19648141A1 (de) * 1996-11-21 1998-05-28 Schaeffler Waelzlager Ohg Stößel für einen Ventiltrieb einer Brennkraftmaschine
DE19652180A1 (de) * 1996-12-14 1998-06-18 Schaeffler Waelzlager Ohg Stößel für einen Ventiltrieb einer Brennkraftmaschine
DE19717537C1 (de) * 1997-04-25 1998-12-24 Porsche Ag Ventiltrieb einer Brennkraftmaschine
DE19721208A1 (de) * 1997-05-21 1998-11-26 Schaeffler Waelzlager Ohg Nockenfolger eines Ventiltriebs einer Brennkraftmaschine
DE19742777A1 (de) 1997-09-27 1999-04-01 Schaeffler Waelzlager Ohg Stößel für einen Ventiltrieb einer Brennkraftmaschine
DE19744253A1 (de) * 1997-10-07 1999-04-08 Schaeffler Waelzlager Ohg Stößel
DE19801603A1 (de) * 1998-01-17 1999-07-22 Schaeffler Waelzlager Ohg Auf unterschiedliche Hübe für wenigstens ein Gaswechselventil schaltbarer Nockenfolger eines Ventiltriebs einer Brennkraftmaschine
DE19930572A1 (de) * 1999-07-02 2001-01-04 Schaeffler Waelzlager Ohg Ventiltrieb einer Brennkraftmaschine
DE10002287A1 (de) 2000-01-20 2001-07-26 Schaeffler Waelzlager Ohg Schaltbarer Flach- oder Rollenstössel
DE10136353B4 (de) * 2001-07-26 2017-08-17 Volkswagen Ag Ventiltrieb einer Brennkraftmaschine für ein desaktivierbares Gaswechsel-Hubventil
EP1447547B1 (en) 2003-02-17 2006-04-19 Ford Global Technologies, LLC An internal combustion engine having a valve travel changing device
DE102004043182A1 (de) * 2004-09-07 2006-03-30 Ina-Schaeffler Kg Schaltbarer Schlepphebel

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6131610A (ja) * 1984-07-24 1986-02-14 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の弁作動休止装置
DE3735156A1 (de) 1986-10-16 1988-05-26 Honda Motor Co Ltd Einrichtung zur ventilbetaetigung in einer brennkraftmaschine
EP0620360A3 (en) 1990-02-16 1995-01-18 Lotus Group Ltd Valve pusher device.
US5203289A (en) * 1990-09-21 1993-04-20 Atsugi Unisia Corporation Variable timing mechanism
DE4213855A1 (de) * 1992-04-27 1993-10-28 Iav Motor Gmbh Ingenieurgesell Ventiltrieb für veränderbare Öffnungscharakteristik bei Ventilen, vorzugsweise Einlaßventilen, von Brennkraftmaschinen
DE4327905B4 (de) * 1993-08-19 2005-09-22 Bayerische Motoren Werke Ag Stößelvorrichtung für variable Hubsteuerungen eines Gaswechselventils einer Brennkraftmaschine
DE9315436U1 (de) * 1993-10-13 1993-12-23 Schaeffler Waelzlager Kg Nockenfolger
DE4405189C2 (de) 1994-02-18 1996-07-11 Porsche Ag Stößel für ein abschaltbares Ventil einer Brennkraftmaschine

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6854432B2 (en) 2000-04-10 2005-02-15 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Valve gear of internal combustion engine
JP2006299875A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の動弁装置
CN102132014A (zh) * 2008-06-16 2011-07-20 奥迪股份公司 用于内燃机换气门的、具有双支撑式凸轮支承件的气门机构
JP2010180805A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関の弁停止装置及びその製造方法
JP2014152694A (ja) * 2013-02-07 2014-08-25 Toyota Motor Corp 内燃機関の可変動弁装置
CN105041403A (zh) * 2015-08-11 2015-11-11 莫嘉林 汽车发动机缓速系统

Also Published As

Publication number Publication date
KR970044042A (ko) 1997-07-26
DE59606950D1 (de) 2001-06-28
DE19622174A1 (de) 1997-06-26
EP0779411B1 (de) 2001-05-23
EP0779411A1 (de) 1997-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09184409A (ja) 内燃機関の動弁装置
US5950583A (en) Valve gear of an internal-combustion engine
US6668775B2 (en) Lock-pin cartridge for a two-step finger follower rocker arm
US20070266973A1 (en) Valve actuating mechanism
US6615782B1 (en) Two-step finger follower rocker arm
US5555861A (en) Drive for gas exchange valves, preferably inlet valves for reciprocating internal combustion engines
EP1367228B1 (en) Two-step finger follower rocker arm assembly
US6997152B2 (en) Lock-pin cartridge for a valve deactivation rocker arm assembly
US5203289A (en) Variable timing mechanism
EP1172528B1 (en) Valve drive device of four-stroke cycle engine
US6966291B1 (en) Latch timing mechanism for a two-step roller finger cam follower
US7931001B2 (en) Valve train of an internal combustion engine having a cylindrical valve tappet
US20070204818A1 (en) Valve lash adjuster having electro-hydraulic lost-motion capability
JP3865771B2 (ja) バルブ制御機構
US20120125274A1 (en) Valve train for internal combustion engines for actuating gas exchange valves
US20080271693A1 (en) Deactivating rocker arm / mechanical lash adjustment system
US5558052A (en) Internal-combustion engine switchable valve tappet
US20170350284A1 (en) Valve gear for engine
JPS62253913A (ja) 自動車用エンジンにおけるバルブ停止装置
JP4624330B2 (ja) 可変カム機構
US7162983B1 (en) Valve actuator assembly for variable displacement of an engine valve
CN115667676A (zh) 摇臂
US5603293A (en) Tappet for a switchable valve of an internal combustion engine
JPH074218A (ja) 内燃機関の弁作動装置
US6857406B2 (en) Valve driving device for an engine

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040302