JPH09182959A - 管の挿口リングの溶接方法 - Google Patents

管の挿口リングの溶接方法

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Publication number
JPH09182959A
JPH09182959A JP34204795A JP34204795A JPH09182959A JP H09182959 A JPH09182959 A JP H09182959A JP 34204795 A JP34204795 A JP 34204795A JP 34204795 A JP34204795 A JP 34204795A JP H09182959 A JPH09182959 A JP H09182959A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
welding
inserting port
pipe
port ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34204795A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Kurotobi
学 黒飛
Mutsuo Uchida
睦雄 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH09182959A publication Critical patent/JPH09182959A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 管の挿口の外周に挿口リングを外ばめして溶
接するに際し、有害な溶接部の盛り上がりが生じないよ
うにする。 【解決手段】 挿口リング23における溶接箇所に周方
向に沿った環状溝24を形成し、この環状溝24に、挿
口リング23と挿口22とを溶接するための溶着金属3
4を流し込む。この流し込みの際に、溶着金属34の表
面をローラ37で押圧して挿口リング23の外周面から
突出しないように平らに成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は管の挿口リングの溶
接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】管継手の一種として、スリップオンタイ
プの管継手がある。このスリップオンタイプの管継手
は、受口内周にシール材を装着し、この受口内に挿口を
シール材を圧縮させながら挿入することにより、受口と
挿口とを接合できるように構成されている。このような
スリップオンタイプの管継手に離脱防止機能を付与した
ものとして、図5に示される構成の離脱防止管継手が提
案されている。
【0003】すなわち、図5において、互いに接合され
る一方の鋳鉄管1の端部には受口2が形成されており、
この受口2の内周のシール材収容溝3に環状のゴム製の
シール材4が配置され、シール材収容溝3よりも奥側に
ロックリング収容溝5が形成され、このロックリング収
容溝5に周方向一つ割りのロックリング6が装着されて
いる。ロックリング6の外周側とロックリング収容溝5
の内周側との間には、ロックリング6を芯出し状態で保
持するための保持用ゴム輪7が配置され、この保持用ゴ
ム輪7はロックリング6の外周に接着されている。
【0004】他方の鋳鉄管8の挿口9の先端部の外周に
は、ロックリング6に受口奥側から係り合い可能な突部
10が形成されている。この突部10を含む挿口9の先端の
外周には、シール材4およびロックリング6が収容され
た受口2の内部へ挿口9を挿入するときの案内となるテ
ーパ面11が形成されている。
【0005】テーパ面11を有した突部10は、挿口9の外
周に円筒状の挿口リング12を圧入し、溶接で固定したう
えで、この挿口9と挿口リング12とをともにテーパ加工
することによって形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
挿口リング12を挿口9に圧入したうえで溶接すると、そ
の溶接ビードの盛り上がりが生じ、この溶接ビードの盛
り上がりが、受口2の内部へ挿口9を挿入するときに、
抵抗となったり、ゴム製のシール材4に傷を生じたりす
る原因となるという問題点がある。
【0007】そこで本発明はこのような問題点を解決し
て、上述のような有害な溶接部の盛り上がりが生じない
ようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、管の挿口の外周に挿口リングを外ばめして溶
接するに際し、前記挿口リングと挿口との溶接箇所に周
方向に沿った溝部を形成し、この溝部に、挿口リングと
挿口とを溶接するための溶着金属を流し込み、この流し
込みの際に、この溶着金属の表面を押圧して挿口リング
の外周面から突出しないように平らに成形するものであ
る。
【0009】このようにすると、溶着金属の表面が挿口
リングの外表面から突出することが防止され、このため
受口内への挿口の挿入時に挿入抵抗が大きくなったりシ
ール材に傷が生じたりすることが防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明にもとづき、管の挿口の外
周に挿口リングを外ばめして溶接する際には、まず図4
(a)に示すように、鋳鉄管21の挿口22の外周に挿口リ
ング23を圧入する。この挿口リング23は、図示のように
横断面が矩形状の金属製の円筒状体にて構成されてお
り、その外周には溝部としての環状溝24が形成されてい
る。この環状溝24は、その底部25の肉厚ができるだけ薄
くなるように構成されており、また、挿口リング23にお
ける挿口先端側に対応する部分26の方が、管胴部側に対
応する部分27よりも長くなる位置に形成されている。挿
口22の先端には、挿口リング23の圧入時のガイドとなる
テーパ面28が形成されている。
【0011】同図(b)に示すように挿口リング22の端
面29が挿口22の先端面30に揃う位置まで圧入が行われた
なら、同図(c)に示すように環状溝24に回転砥石31を
挿入し、その底部25を削り落として挿口22の外面を露出
させる。そのときの状態を同図(d)に示す。
【0012】次に、図1および図2に示すように、管21
を軸心まわりに回転させながら、MIG溶接トーチ33を
用いて、環状溝24に溶着金属34を流し込む。35は溶接ア
ーク、36は溶接ワイヤである。このとき、図示のよう
に、挿口リング23の外周面に接するローラ37を、溶着金
属34の流し込み部すなわち溶着金属34がまだ溶融状態に
ある部分に当てる。
【0013】このローラ37は、図1〜図3に示すよう
に、内部を通過する冷却水38で水冷された中空の銅ロー
ラにて構成されており、その両端の軸部39がベアリング
40で支持されることで、管12の回転に追従して回転する
ように構成されている。管軸方向に沿ったローラ37の長
さは、挿口リング23の長さよりも大きく形成され、この
ローラ37が挿口リング23の全長にわたって接するように
構成されている。
【0014】したがって、溶着金属34は、この水冷式の
銅製のローラ27で押さえられ、挿口リング23と同様に平
らになった状態で凝固する。このため、挿口リング23の
外周面からビードの凹凸が突出することが防止される。
【0015】ローラ37は、上述のように伝熱性能にすぐ
れた銅によって構成されており、またその中空の内部を
通過する冷却水38にて冷却されているため、溶着金属34
の熱により悪影響を受けることはない。
【0016】このようにして挿口22への挿口リング23の
溶接が完了するため、その後に、図5の場合と同様に挿
口22および挿口リング23の先端に対しテーパ加工を施
す。
【0017】なお、上記においては、環状溝24を有した
挿口リング23を挿口22に外ばめしたうえで、この環状溝
24の底部25を削り落とすようにしたが、これに限定され
るものではない。たとえば、一対の筒状体どうしの間に
ディスタンスピースを挟み込んだ状態でこれら筒状体を
挿口の外周に圧入し、その後にディスタンスピースを取
り除くことによっても、同様に環状溝を形成することが
できる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、挿口
リングにおける溶接箇所に周方向に沿った溝部を形成
し、この溝部に、挿口リングと挿口とを溶接するための
溶着金属を流し込み、この流し込みの際に、この溶着金
属の表面を押圧して挿口リングの外周面から突出しない
ように平らに成形するため、受口内への挿口の挿入時に
挿入抵抗が大きくなったりシール材に傷が生じたりする
ことを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にもとづく管の挿口リングの溶接方法を
説明する図である。
【図2】図1に示した部分の側面図である。
【図3】図2におけるローラを詳細に示す図である。
【図4】本発明の方法の一部を説明する図である。
【図5】挿口リング付きの管を用いた管継手を例示する
図である。
【符号の説明】
21 鋳鉄管 22 挿口 23 挿口リング 24 環状溝 33 MIG溶接トーチ 34 溶着金属 37 ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管の挿口の外周に挿口リングを外ばめし
    て溶接するに際し、前記挿口リングと挿口との溶接箇所
    に周方向に沿った溝部を形成し、この溝部に、挿口リン
    グと挿口とを溶接するための溶着金属を流し込み、この
    流し込みの際に、この溶着金属の表面を押圧して挿口リ
    ングの外周面から突出しないように平らに成形すること
    を特徴とする管の挿口リングの溶接方法。
JP34204795A 1995-12-28 1995-12-28 管の挿口リングの溶接方法 Pending JPH09182959A (ja)

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JPH09182959A true JPH09182959A (ja) 1997-07-15

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JP (1) JPH09182959A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09250664A (ja) * 1996-03-18 1997-09-22 Kubota Corp 管の挿口の突部の形成方法
JPH1026271A (ja) * 1996-07-11 1998-01-27 Kubota Corp 管の挿口の突部の形成方法
JPH10238665A (ja) * 1997-02-27 1998-09-08 Kubota Corp 管の挿口の突部の形成方法およびそのための位置決めローラ
JP2001260513A (ja) * 2000-03-17 2001-09-25 Aronshiya:Kk 孔版印刷機用版胴及びその製造方法
JP2021089020A (ja) * 2019-12-03 2021-06-10 株式会社クボタ 挿し口突部の形成方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH1026271A (ja) * 1996-07-11 1998-01-27 Kubota Corp 管の挿口の突部の形成方法
JPH10238665A (ja) * 1997-02-27 1998-09-08 Kubota Corp 管の挿口の突部の形成方法およびそのための位置決めローラ
JP2001260513A (ja) * 2000-03-17 2001-09-25 Aronshiya:Kk 孔版印刷機用版胴及びその製造方法
JP2021089020A (ja) * 2019-12-03 2021-06-10 株式会社クボタ 挿し口突部の形成方法

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