JPH09181767A - 文書情報通信システムの端末装置及び中継装置 - Google Patents

文書情報通信システムの端末装置及び中継装置

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JPH09181767A
JPH09181767A JP8272505A JP27250596A JPH09181767A JP H09181767 A JPH09181767 A JP H09181767A JP 8272505 A JP8272505 A JP 8272505A JP 27250596 A JP27250596 A JP 27250596A JP H09181767 A JPH09181767 A JP H09181767A
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Masaki Mukai
雅樹 向井
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Toshihiro Hishida
利浩 菱田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字、音声、静止画等のメディア属性で表現
された文書要素からなる文書を送信先の端末装置に通信
の無駄を省いて送信する文書情報通信システムの端末装
置を提供する。 【解決手段】 文書情報記憶部514は、複数の文書要
素と送信先の基地名とからなる文書情報を記憶してい
る。端末装置設置情報記憶部515は、基地名と基地に
所属する端末装置の種別を記憶している。出力メディア
属性情報記憶部516は、端末装置の種別ごとに出力で
きるメディア属性を記憶している。送信文書情報作成部
517は、送信先の基地名から端末装置設置情報記憶部
515に記憶されている端末装置を選定し、該端末装置
の出力可能なメディア属性で表現された文書要素を送信
文書情報一時記憶部518の該端末装置宛の送信文書情
報に書き込む。送信部519は送信際の端末装置に送信
文書情報を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を介して互いに接続された文書情報通信システムにおけ
る電子メール端末、携帯情報端末等の端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電話、ファクシミリは言うに及ば
ず、デジタル携帯電話、PHS(Personal H
andy Phone System)、通信機能付き
携帯端末、自由文受信可能なページャ、LAN(local area
network),WAN(wide area network)に接続されたワーク
ステーション等の多種多様な通信端末装置が急速に普及
し、個人が複数の通信端末装置を利用できる環境になっ
ている。 このため、音声データだけでなく、文字デー
タ、静止画データ、動画データ、インク(手書き)デー
タ等の複数の異なるメディア属性のデータを含むマルチ
メディア文書を送受信することに対する要求が高まって
いる。しかし、マルチメディア文書の全てのメディア属
性のデータを扱うことのできる通信端末装置は価格が高
く、また装置のサイズも大きいため、個人が気軽に所有
し、持ち歩くことができる状況には至っていない。
【0003】一方、様々なメディア属性を含むマルチメ
ディア文書を通信用の文書とする規約にMIME(Multi
purpose Internet Mail Extention)がある。このMIM
E規約で記述された文書は、メディア属性ごとに、又は
意味のまとまりごとに複数の部分(以下、「文書要素」
という。)にわけて構成し、各文書要素ごとにメディア
属性、表示方法等を表わすデータを付加している。
【0004】MIMEについては、例えばネットワーク
・ワーキング・リクエスト・フォア・コメント1314
(Network Working Group Re
quest for Comments 1314)な
どに詳しく記述されている。一般に、複数の異なるメデ
ィア属性のデータを含む文書を送信する通信端末装置
は、MIME等の形式で文書を表現し、そのまま受信側
の1つの通信端末装置に対して送信し、受信側通信端末
装置で、文書中に含まれる文書要素のメディア属性、表
示方法などのデータをもとに文書中に含まれる各文書要
素を復元して表示する構成となっている。したがって、
受信側通信端末装置は、受信した文書に復元・表示(出
力)することのできないメディア属性のデータが含まれ
ていた場合にはその部分を無視して文書を処理する。
【0005】図66は、従来の文書情報通信システムに
おける端末装置の構成図である。送信側端末装置11と
受信側端末装置12とは、ネットワーク13を介して接
続されている。送信側端末装置11は、文書情報記憶部
14と送信部15とを含み、受信側端末装置12は、受
信部16と文書出力部17とを含んでいる。端末装置1
1から図67に示す文書20を端末装置12に送信する
場合について説明する。文書20は、メディア属性が文
字である文書要素21,22,23,24,25とモノ
クロ静止画である文書要素26とからなる。
【0006】文書情報記憶部14は、この文書20を図
68に示す文書情報管理表30の形式で記憶している。
この文書情報管理表30には、文書要素21,22,・
・・の内容である要素データ31と、その要素データの
サイズ32と、そのメディア属性33とが含まれてい
る。例えば、文書要素21の「会議のお知らせ」は、メ
ディア属性が「文字」であり、サイズが「7」であるこ
とを示している。また、文書要素26は、メディア属性
が「モノクロ静止画」であり、そのサイズが「100
0」であることを示している。
【0007】送信部15は、図示しない操作部から送信
先の指示と文書情報の送信の指示を利用者から受ける
と、文書情報記憶部14に記憶されている文書情報管理
表30を読み出し、ネットワーク13を介して送信先で
ある端末装置12の受信部16に送信する。端末装置1
2において、受信部16は、端末装置11から送信され
てきた文書情報管理表30を受信する。文書出力部17
は、その情報管理表30を復元し、表示画面に出力す
る。この端末装置12が送信側の端末装置と同一の機能
(出力能力)を有するものであれば、文書出力部17
は、図67に示す文書20と同一の文書を表示画面に出
力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えば、端
末装置がメディア属性が「文字」である要素データのみ
を復元できるキャラクタ電子メール端末であるときに
は、文書情報管理表30のうち文書要素21,22,・
・・,25の要素データを図69に示すように表示画面
に出力する。
【0009】即ち、キャラクタ電子メール端末である端
末装置12では、メディア属性が「モノクロ静止画」で
ある文書要素26の要素データの復元、表示(出力)す
る能力がないので、この文書要素26の要素データを受
信しても無駄になる。以上のように、従来の文書情報通
信システムにおける端末装置では、受信側端末装置12
の出力能力の如何に拘わらず送信側端末装置11は、文
書情報記憶部14に記憶されている文書情報管理表30
の全てを送信することとしているので、端末装置間に無
駄な通信が発生することがある。
【0010】また、送信しようとした文書20の全てを
受信側端末装置12の利用者に伝えることができないと
いう問題がある。また、利用者がメディア属性が「モノ
クロ静止画」を出力できる端末装置を受信側端末装置1
2以外に所有する場合には、該端末装置に文書情報記憶
部14に記憶されている文書情報管理表30の全てを送
信することで、送信しようとした文書20の全てを利用
者に伝えることはできる。しかし、この場合にも、両端
末装置が出力できない無駄な要素データの送信を防止す
ることはできない。
【0011】更に、送信側端末装置11において、利用
者が指示するのは受信側端末装置12そのものであるの
で、受信側端末装置12以外に受信側端末装置12の利
用者が別の端末装置を所有するならば、その端末装置へ
送信する方が便利な場合もある。本発明は、上記課題に
鑑み、通信に無駄の生じることのない端末装置間の文書
情報通信システムにおける端末装置を提供することを目
的とする。
【0012】また、本発明の別の目的は、利用者の端末
装置の利用状況に応じた文書情報の通信をすることがで
きる端末装置を提供することである。更に、本発明の別
の目的は、端末装置の構成を簡略化し、通信に無駄の生
じることを防止した中継装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数の基地に設置された端末装置相互間
の送信文書情報をネットワークを介して通信するシステ
ムにおける各端末装置であって、送信すべき複数の文書
要素と、送信先の基地名とからなる文書情報を記憶して
いる文書情報記憶手段と、各基地名と、各基地に設置さ
れている端末装置の種別と、そのアドレスとからなる端
末装置設置情報を記憶している端末装置設置情報記憶手
段と、端末装置の各種別ごとに如何なる文書情報を出力
可能であるかの端末装置能力情報を管理する端末装置能
力情報管理手段と、送信すべき基地名と端末装置設置情
報とに基づいて端末装置を選定し、端末装置能力情報に
従い、送信すべき文書情報から送信文書情報を作成する
送信文書情報作成手段と、各送信文書情報を選定された
各端末装置に送信する送信手段とを備えてことを特徴と
している。
【0014】このような構成によって、送信文書情報作
成手段で送信先の端末装置の種別に応じた即ち、出力可
能な送信文書情報が作成されるので、送信手段から送信
される送信文書情報は、送信先の端末装置で無駄なく出
力できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明に係る文書情報通信シ
ステムにおける端末装置の実施の形態1の構成図であ
る。
【0016】文書情報通信システムは、複数の端末装置
501,502,503,504,505,506,5
07,508,509,510,・・・と、各端末装置
501等を相互に接続するネットワーク511とを備え
る。各端末装置501等は、入力操作部512と、入力
制御部513と、文書情報記憶部514と、端末装置設
置情報記憶部515と、出力可能メディア属性情報記憶
部516と、送信文書情報作成部517と、送信文書情
報一時記憶部518と、送信部519とを備える。
【0017】また、端末装置501,502は基地52
0に所属し、端末装置503は基地521に所属し、端
末装置504,505,506は基地522に所属し、
端末装置507,508は基地523に所属し、端末装
置509,510は基地524に所属している。ここ
で、端末装置501,502が基地520に所属すると
は、端末装置501,502の利用者が同一人であるこ
とを意味している。
【0018】入力操作部512は、キーボード、マウ
ス、スキャナ等からなり、利用者から送信すべき図2に
示すような文書601の入力を受け付ける。この文書6
01は、メディア属性が「文字」である文書要素60
2,603,604,605,606とメディア属性が
「モノクロ静止画」である文書要素607とからなる。
文書601の入力を受け付けると、入力制御部513に
その内容を通知する。また、利用者から送信先である基
地名の指示を受けると、入力制御部513にその基地名
を通知する。
【0019】入力制御部513は、入力操作部512か
ら文書601の通知を受けると、図7に示す文書情報管
理表701として文書情報記憶部514に記憶させる。
文書情報管理表701は、文書要素の内容を示す要素デ
ータ702と要素データのサイズ703と文書要素のメ
ディア属性704との一覧を含んでいる。ここで、入力
制御部513は、入力操作部512における利用者の入
力操作が、キーボード操作であるときにはメディア属性
を「文字」に、スキャナ操作であるときにはメディア属
性を「モノクロ静止画」に、タブレットを使用しての手
書き入力操作であるときにはメディア属性を「インク」
にする等のメディア属性を決定する。また、例えば特定
キー(改行キー)の操作により、利用者が一の文書要素
を特定したときには、その文書要素に含まれる要素デー
タの容量を計算し、要素データのサイズを得る。
【0020】更に、入力操作部512から送信先の基地
名の通知を受けると、その基地名をその文書情報管理表
701の基地名欄705に書き込むとともに、送信文書
情報作成部517を起動する。文書情報記憶部514
は、書き替え可能なメモリからなり、図3に示す文書情
報管理表701が記憶されている。文書情報管理表70
1が入力制御部513によって記憶させられたときに
は、まだ何も記録されていないフラグ欄706が各要素
データ702の右欄に設けられている。このフラグ欄7
06は、後述するように、送信文書情報作成部517に
よって各要素データ702から送信文書データが作成さ
れたとき、フラグがたてられる。
【0021】例えば、文書情報管理表701の基地名欄
705には、入力操作部512で利用者によって指示さ
れた送信先の基地名「A」が書き込まれている。また、
文書要素が記憶されている第1行目707には、文書6
01の文書要素602の内容である要素データ「会議の
お知らせ」と、その要素データのサイズ「7」と、メデ
ィア属性「文字」とが記憶されている。
【0022】端末装置設置情報記憶部515は、書き替
え可能なメモリからなり、図8に示すような端末装置設
置情報801を予め記憶している。端末装置設置情報8
01には、基地名欄802と、その基地に所属する端末
装置のアドレス欄803と、その端末装置の種別欄80
4と、フラグ欄805とを含んでいる。フラグ欄805
には、後述する送信文書情報作成部517によってフラ
グがたてられる。
【0023】この端末装置設置情報801によれば、例
えば図1の基地524は、基地名「A」で表わされ、ア
ドレス「A @abc.def.jp」の端末装置509の種別が
「キャラクタ電子メール端末」であり、アドレス「06
−123−4567」の端末装置510の種別が「FA
X」であることを示している。基地名「B」以下の端末
装置のアドレスとその種別も記憶されている。
【0024】なお、この端末装置設置情報801の内容
は、文書情報通信システム内の端末装置に変更があれば
書き替えられる。出力可能メディア属性情報記憶部51
6は、端末装置能力情報として図5に示すような、出力
可能メディア属性情報901を予め記憶している。出力
可能メディア属性情報901は、端末装置の種別欄90
2とその種別の端末装置が出力できるメディア属性欄9
03とを含んでいる。
【0025】この出力可能メディア属性情報901によ
れば、端末装置の種別がFAXの場合にはメディア属性
が「モノクロ静止画」の要素データを出力することがで
き、電話の場合にはメディア属性が「音声」の要素デー
タを出力することができ、キャラクタ電子メール端末の
場合にはメディア属性が「文字」の要素データを出力す
ることができることを示している。
【0026】送信文書情報作成部517は、入力制御部
513によって起動されると、文書情報記憶部514に
記憶されている文書情報管理表701の基地名欄705
に記憶されている基地名を読み出す。読み出した基地名
と同一の基地名を端末設置情報記憶部515に記憶され
ている端末設置情報801の基地名欄802から見つ
け、その基地に所属する一つの端末装置の種別とその端
末装置のアドレスとを読み出し、そのフラグ欄805に
フラグをたてる。送信文書情報一時記憶部518にその
端末装置を送信先とする送信文書管理表を図6、図7に
示すように作成する。送信文書管理表1001には、読
み出した端末装置の種別とそのアドレスとを送信先欄1
002に書き込む。例えば、図3に示す文書情報管理表
701の場合には、送信先基地名が「A」であるので、
端末装置設置情報801の基地名「A」に所属する端末
装置の種別「キャラクタ電子メール端末」とそのアドレ
ス「A @abc.def.jp」を送信先欄1002に書き込む。
【0027】次に、送信文書情報作成部517は、出力
可能メディア属性情報記憶部516に記憶されている出
力可能メディア属性情報901の送信先の端末装置の種
別の出力可能なメディア属性を読み出し、送信文書管理
表1001のメディア属性欄1003に書き込む。上述
の例では、メディア属性は「文字」となる。文書情報記
憶部514に記憶されている文書情報管理表701のメ
ディア属性「文字」の要素データとそのサイズとを読み
出し、その文書要素ごとに送信文書管理表1001の要
素データ欄1004、サイズ欄1005に転記するとと
もに、その要素データのフラグ欄706にフラグをたて
る。文書情報管理表701のメディア属性の一致する要
素データがなくなると、その送信文書管理表1001の
作成を完了する。
【0028】次に、端末装置設置情報記憶部515の端
末装置設置情報801の送信先の基地名に一致する未だ
フラグ欄805にフラグがたっていない端末装置の種別
とそのアドレスとを読み出し、新たな送信文書管理表を
図7に示すように作成する。この際、読み出した端末装
置のフラグ欄805にフラグをたてる。上記送信文書管
理表1001と同様に、送信文書管理表1101が作成
される。この送信文書管理表1101の送信先の端末装
置の種別は「FAX」であり、その出力可能なメディア
属性は「モノクロ静止画」であるので、文書情報管理表
701の文書要素が記憶されている第6行目708の要
素データのメディア属性が一致する。そこで、その要素
データとそのサイズとを送信文書管理表1101の要素
データ欄1102、サイズ欄1103に転記する。な
お、送信先欄1104には、端末装置の種別「FAX」
とアドレス「06−123−4567」とを記憶させて
いる。
【0029】送信文書情報作成部517は、文書情報管
理表701の要素データのフラグ欄に全てフラグがたっ
ているか否かを見て、たっていないときには、送信すべ
き要素データがまだ残っているので、更に端末装置設置
情報801の送信先の端末装置でフラグがたっていない
ものを捜す。全ての端末装置の種別にフラグがたってい
るとき又は、文書情報管理表701の要素データのフラ
グが全てたっているときには、送信文書管理表の作成が
全て終了したので、送信部519を起動する。
【0030】送信文書情報一時記憶部518は、バッフ
ァから形成され、図6、図7に示す送信文書管理表10
01、1101を送信文書情報作成部517によって記
憶させられている。この送信文書管理表1001、11
01の送信先欄1002、1104にそれぞれ、送信先
の端末装置の種別とそのアドレスとが記録されて端末装
置が特定されている。送信内容である要素データは特定
された端末装置で出力可能なメディア属性となってい
る。
【0031】送信部519は、送信文書情報作成部51
7から起動されると、送信文書情報一時記憶部518に
記憶されている送信文書管理表を送信先の端末装置ごと
に読み出し、そのアドレスに従い要素データを順次送信
先の端末装置に送信する。例えば、図6に示した送信文
書管理表1001であれば、ネットワーク511を介し
て、基地名「A」の基地524のキャラクタ電子端末で
ある端末装置509に送信文書管理表1001の要素デ
ータ欄1004に記録されているメディア属性「文字」
の要素データを送信する。続いて、図7に示した送信文
書管理表1101の要素データ欄1102に記録されて
いるメディア属性「モノクロ静止画」の要素データをネ
ットワーク511を介して基地524のFAXである端
末装置510に送信する。
【0032】なお、送信文書管理表に送信先の端末装置
が記録されていても、要素データが書き込まれていない
ものは文書要素の実体がないので送信しない。端末装置
509の受信部(図示せず)は、基地520の端末装置
501から送信されてきた要素データを受信し、出力部
(図示せず)は、受信部が受信した要素データの全てを
図8に示すように復元して表示出力する。同様に、端末
装置510でも受信部(図示せず)が受信した要素デー
タの全てを図9に示すように表示出力する。
【0033】次に、本実施の形態の動作について、図1
0に示すフローチャートを用いて説明する。先ず、利用
者によって入力操作部512において、文書が入力さ
れ、送信先の基地名が指示される(S1402)。送信
文書情報作成部517は、文書情報管理表701の、送
信先の基地名と同一の基地を端末装置設置情報801か
ら捜し、その基地に所属する全ての端末装置にフラグが
たっているか否かを判定する(S1404)。肯定のと
きはS1414に移り、否定のときは、フラグのたって
いない端末装置を1つ読み出し、読み出した端末装置に
フラグをたてる(S1406)。読み出した端末装置の
種別により端末装置の出力可能なメディア属性を出力可
能メディア属性情報901を参照して得る(S140
8)。
【0034】更に、送信文書情報作成部517は、読み
出した端末装置を送信先とする送信文書管理表1001
等を作成し、文書情報管理表701の文書要素のうち当
該端末装置で出力可能なメディア属性の文書要素の全て
の要素データを転記して、文書情報管理表701で転記
したものについてそれぞれフラグをたてる(S141
0)。文書情報管理表701の全ての要素データにフラ
グがたっているか否かを判定し(S1412)、否定の
ときはS1404に戻り、肯定のときは、送信部519
に送信を指示する(S1414)。
【0035】送信部519は、送信の指示を受けると、
送信文書情報一時管理部518に記憶されている送信文
書管理表1001、1101を順次読み出し、各送信先
端末装置に要素データを送信する(S1416)。要素
データの送信を受けた各端末装置は、受信した全ての要
素データを復元して表示出力し、処理を終了する。 (実施の形態2)図11は、本発明に係る文書情報通信
システムの端末装置の構成図である。
【0036】この端末装置1501は、入力操作部51
2と、入力制御部513と、文書情報記憶部514と、
端末装置設置情報記憶部515と、メディア属性情報記
憶部1502と、問合わせ受信部1503と、問合わせ
応答部1504と、送信部1505と、送信文書情報作
成部1506と、送信文書情報一時記憶部518とを備
えている。この端末装置1501は、上記実施の形態1
の端末装置501の出力可能メディア属性情報記憶部5
16に替えて、メディア属性情報記憶部1502と問合
わせ受信部1503と問合わせ応答部1504とを備え
る構成が異なるだけである。これに相応して送信部15
05と送信文書情報作成部1506との機能が若干異な
る。そこで、上記実施の形態1と同一の構成部分には同
一の符号を付し、本実施の形態固有の構成部分について
のみ説明する。
【0037】メディア属性情報記憶部1502は、この
端末装置1501が要素データを受信したとき、復元し
て出力できるメディア属性を記憶している。例えば、
「文字」と「モノクロ静止画」とを出力可能であること
を記憶している。問合わせ受信部1503は、ネットワ
ーク511を介して他の端末装置からこの端末装置15
01が如何なるメディア属性の要素データを出力可能で
あるかの問合わせを受信すると、他の端末装置のアドレ
スを問合わせ応答部1504に通知する。
【0038】また、問合わせ受信部1503は、他の端
末装置から他の端末装置のアドレスとメディア属性とを
受信すると、そのアドレスとメディア属性とを送信文書
作成部1506に通知する。問合わせ応答部1504
は、問合わせ受信部から端末装置のアドレスの通知を受
けると、メディア属性情報記憶部1502に記憶されて
いる「文字」、「モノクロ静止画」とを読み出し、読み
出したメディア属性と通知された端末装置のアドレスと
を送信部1505に通知する。
【0039】送信部1505は、問合わせ応答部150
4から通知されたアドレスの端末装置に自身のアドレス
とメディア属性とをネットワーク511を介して送信す
る。また、送信部1505は、送信文書情報作成部15
06からアドレスとメディア属性を取得したい旨の通知
を受けると、そのアドレスの端末装置に自身のアドレス
とともに当該端末装置の出力可能なメディア属性を問合
わせる旨とを送信する。
【0040】送信文書情報作成部1506は、送信文書
情報一時記憶部518の送信文書管理表の作成の際、端
末装置の種別とそのアドレスとを送信先欄に書き込んだ
後、そのアドレスの端末装置が如何なるメディア属性の
要素データを出力可能であるかを知るため、上記実施の
形態1では出力可能メディア属性情報を参照したけれど
も、本実施の形態では、送信部1505にそのアドレス
とメディア属性を取得したい旨とを通知する。問合わせ
受信部1503から他の端末装置のアドレスとそのメデ
ィア属性との通知を受けると、送信文書管理表のメディ
ア属性欄に書き込む。他の機能は上記実施の形態1の送
信文書情報作成部517と同様である。
【0041】本実施の形態の動作は、上記実施の形態1
の動作と大略異なるところがないので、異なる部分につ
いてのみ説明する。図10のS1408に替えて、送信
文書情報作成部1506は、読み出した端末装置のアド
レスと、そのアドレスの端末装置の出力可能なメディア
属性を取得したい旨とを送信部1505に通知する。送
信部1505が該端末装置にネットワーク511を介し
てその旨送信する。該端末装置の問合わせ受信部がそれ
を受信すると、端末装置1501のアドレスを問合わせ
応答部に通知する。問合わせ応答部が該端末装置のメデ
ィア属性情報記憶部からメディア属性を読み出し、該端
末装置の送信部がそのメディア属性を端末装置1501
の問合わせ受信部1503に送信する。送信文書情報作
成部1506は、問合わせ受信部1503の受信した送
信先端末装置の出力可能なメディア属性を得る。
【0042】このように、本実施の形態では、各端末装
置自身が自装置の出力可能な要素データのメディア属性
を他の端末装置からの問合わせに応答するようにしてい
るので、文書情報通信システム全体の各端末装置の出力
可能なメディア属性を各端末装置で予め記憶しておく
(出力可能メディア属性情報を持つ)必要がない。この
ことは、各基地において、端末装置が更新され、その出
力可能なメディア属性が変更された場合でも、文書情報
通信システムの全部の端末装置で、出力可能メディア属
性情報の変更を要しないこととなる。
【0043】以上のように、上記第1又は実施の形態2
によれば、複数の異なるメディア属性の文書要素から構
成される文書を、送信先基地に所属する複数の端末装置
のうち、それぞれのメディア属性の文書要素を出力する
ことができる端末装置に文書を分割して送信することが
でき、通信量、受信側端末装置のメモリの無駄がなくな
り、一の受信側端末装置が文書に含まれる全てのメディ
ア属性を出力できる能力がない場合でも、基地に所属す
る複数の端末装置の組合せに対して文書を送信すること
が可能となり、文書の内容を漏れなく利用者に伝達する
ことができる。
【0044】なお、上記実施の形態では、文書を受信側
基地の2つの端末装置に分割して送信する例を示した
が、同様にして3つ以上の端末装置に分割して送信して
もよいし、あるいは1つの端末装置に送信してもよい。
また、上記実施の形態では、文書に含まれるメディア属
性は「文字」と「モノクロ静止画」のみの例を示した
が、「音声」、「カラー静止画」、「動画」、「イン
ク」、「スクリプト」等の他のメディア属性を含んでも
よい。また、上記実施の形態では、送信文書情報作成部
517等が複数の送信文書管理表1001等の全てを作
成した後に、送信部519に送信文書管理表1001等
の内容の送信を指示するようしたけれども、1つの送信
文書管理表1001を作成するごとに送信部519に送
信を指示するようにしてもよい。また、上記実施の形態
では、文書に含まれる文書要素のメディア属性が全て基
地に所属するいずれかの端末装置で出力可能であるよう
な例を示したが、送信先の基地のどの端末装置も出力不
能のメディア属性が含まれていてもよい。この場合に
は、無駄となる要素データの送信が行われないことにな
る。 (実施の形態3)図12は、本発明に係る文書情報通信
システムにおける各端末装置の実施の形態3の構成図で
ある。この端末装置1601は、入力操作部512と、
入力制御部513と、文書情報記憶部514と、端末装
置設置情報記憶部515と、出力可能メディア属性情報
記憶部516と、メディア属性変換情報記憶部1602
と、送信文書情報作成部1603と、メディア属性変換
部1604と、送信文書情報一時記憶部518と、送信
部519とを備える。
【0045】なお、端末装置1601は、上記実施の形
態1の端末装置501の構成にメディア属性変換情報記
憶部1602とメディア属性変換部1604との構成を
加えたものであるので、実施の形態1と同一の構成部分
には同一の符号を付してその説明を省略し、本実施の形
態固有の構成部分について詳述する。図13は、文書情
報記憶部514に記憶されている文書情報管理表170
1を示す。上記実施の形態1の文書情報管理表701と
基地名欄705の送信先の基地名「C」が異なる。基地
「C」は例えば、端末装置507、508が所属する基
地523であり、端末装置設置情報1801(図14)
の基地名「C」1802によれば、端末装置507、5
08はそれぞれ種別が「電話」、「FAX」であり、ア
ドレスが「03−9876−5432」「03−987
6−5678」である。また、出力可能メディア属性情
報901を参照すると、端末装置507はメディア属性
「音声」が出力可能であり、端末装置508はメディア
属性「モノクロ静止画」が出力可能である。これによっ
て、上記実施の形態1と同様の処理によって、図15に
示す送信文書管理表1901作成される。
【0046】メディア属性変換情報記憶部1602は、
図16に示すようなメディア属性変換情報2001を予
め記憶している。メディア属性変換情報2001は、変
換可能なメディア属性間の関係を示している。例えば、
メディア属性欄2002に記録されているメディア属性
「文字」は、変換可能メディア属性欄2003に記録さ
れているメディア属性「音声」又は「モノクロ静止画」
に文書情報管理表1701の要素データ欄702の要素
データの内容を変更しないで変換可能なことを示してい
る。同様に、メディア属性「音声」からなる要素データ
の内容を変更しないでメディア属性「文字」の要素デー
タとすることができることを示している。
【0047】送信文書情報作成部1603は、上記実施
の形態1の送信文書情報作成部517の機能に加えて、
以下の機能を有する。送信文書情報作成部1603は、
全ての要素情報にフラグがたっていないのに、送信先の
全ての端末装置にフラグがたっているき、即ち、文書情
報管理表1701の要素データのうち送信文書管理表に
転記されていないものがあるときには、端末装置設置情
報1801のフラグ欄805のフラグを全てリセットし
た後、送信先の基地に所属する端末装置を端末装置設置
情報801より1つ読み出し、該端末装置のフラグ欄8
05にフラグをたてる。該端末装置の出力可能なメディ
ア属性を出力可能メディア属性情報901を参照して得
る。
【0048】次に、この出力可能なメディア属性に一致
するメディア属性をメディア属性変換情報2001の変
換可能メディア属性欄2003を捜して見つけ、対応す
るメディア属性欄2002のメディア属性を読み出す。
文書情報管理表1701の要素データのフラグがたって
いないメディア属性と読み出したメディア属性とが一致
する場合には、要素データのメディア属性を送信先の端
末装置の出力可能なメディア属性に変換するようにメデ
ィア属性変換部1604に要素データを通知して指示す
るとともに、該端末装置を送信先とする送信文書管理表
(図21)を作成する。
【0049】図13に示した文書情報管理表1701で
は、メディア属性「文字」の要素データ1702〜17
06にはフラグがたっていない。送信先の基地「C」5
23の端末装置507の出力可能メディア属性は、出力
可能メディア属性情報から「音声」であり、メディア属
性変換情報2001からメディア属性「音声」への変換
がメディア属性「文字」の要素データから可能である。
送信文書情報作成部1603は、要素データ1702
「会議のお知らせ」から要素データ1706の「よろし
くご参集ください。・・・」までを順次読み出し、メデ
ィア属性を「文字」から「音声」へ変換するようメディ
ア属性変換部1604に指示する。
【0050】指示したメディア属性に変換された要素デ
ータの通知をメディア属性変換部1604から受ける
と、文書情報記憶部514に記憶されている文書情報管
理表1701のフラグ欄706にフラグをたてるととも
に、通知された要素データと、そのメディア属性と、そ
のサイズとを送信文書情報一時記憶部518の送信文書
管理表2101に図17に示すように書き込む。
【0051】メディア属性変換部1604は、送信文書
情報作成部1603から変換すべきメディア属性と要素
データとの通知を受けると、その要素データを通知され
たメディア属性に変換し、変換後の要素データを送信文
書作成部1603に通知する。このため、メディア属性
変換部1604は、メディア属性「文字」からメディア
属性「音声」への変換アルゴリズム等を保持している。
これらのアルゴリズムは公知の技術であり、「文字」か
ら「音声」へのメディア属性の変換は例えば、「ビッ
ト」(1995年3月号PP11〜20共立出版)に記
載されている。同様に「文字」から「モノクロ静止画」
へのメディア属性の変換は文字コードに対応するフォン
トを展開したビットマップデータとすることでメディア
属性を変換できる。また、「音声」から「文字」へのメ
ディア属性の変換は、「日経バイト」(pp212〜2
19日経BP社1992.6)に記載されている。
【0052】送信文書情報一時記憶部518は、上述し
た端末装置508を送信先とした送信文書管理表190
1の他に、メディア属性を変換した端末装置507の
「電話」を送信先とした送信文書管理表2101を一時
記憶している。送信文書管理表2101の要素データ2
102〜2106は、メディア属性が4音声」となって
いるので、そのサイズは文書情報管理表1701のもの
とは異なっている。
【0053】次に、本実施の形態の動作を図18のフロ
ーチャートを用いて説明する。なお、S2202からS
2212迄は、上記実施の形態1のS1402からS1
412と同様の処理であるのでその説明を省略し、本実
施の形態の固有の動作を説明する。S2204におい
て、送信文書情報作成部1603は、送信先の全ての端
末装置にフラグがたっているときには、端末装置設置情
報1801のフラグ欄805のフラグをリセットする
(S2214)。次に送信先の全ての端末装置にフラグ
がたっているか否かを判定し(S2216)、肯定のと
きにはS2230に移る。否定のときは、そのフラグの
たっていない端末装置を1つ読み出し、フラグをたてる
(S2218)。読み出した端末装置の種別から出力可
能メディア属性情報を参照し、該端末装置のメディア属
性を得る(S2220)。
【0054】次に、メディア属性変換情報2001を参
照して、文書情報管理表1701中のフラグのたってい
ない要素データのうちS2220で得たメディア属性に
変換できるものを捜し、該メディア属性に変換する旨の
指示と、要素データとをメディア属性変換部1604に
通知する(S2222)。メディア属性変換部1604
は、送信文書情報作成部1603からの指示を受けて、
要素データのメディア属性を変換し、変換後の要素デー
タを送信文書情報作成部1603に通知する(S222
4)。
【0055】送信文書情報作成部1603は、メディア
属性変換部1604から通知された要素データを送信文
書管理表にそのメディア属性とサイズとともに順次書き
込むとともに文書情報管理表の対応する要素データにフ
ラグをたてる(S2226)。次に全ての要素データに
フラグがたっているか否かを判定し(S2228)、否
定のときはS2216に戻り、肯定のときはS2230
に移る。S2230において、送信部518に送信を指
示する。
【0056】送信部518は、送信文書情報一時記憶部
518に記憶されている送信文書情報管理表1901、
2101のアドレスの端末装置に要素データを送信す
る。(S2232)。以上のように、本実施の形態によ
れば、送信すべき文書中に送信先の端末装置のいずれも
が出力できないメディア属性の文書要素を含んでいる場
合にも、その文書要素のメディア属性を端末装置の出力
可能なメディア属性の要素データに変換して送信するこ
とができる。
【0057】なお、本実施の形態では、出力可能メディ
ア属性記憶部が、各種別の端末装置が出力できるメディ
ア属性を予め記憶している例を示したが、上記実施の形
態2のように送信先端末装置に、出力可能なメディア属
性を問い合わせてもよい。また、本実施の形態では、メ
ディア属性「文字」を「音声」に変換する組合せの例を
示したが、別のメディア属性の組合せでもよい。 (実施の形態4)図19は、本発明に係る文書情報通信
システムの端末装置の実施の形態4の構成図である。
【0058】この端末装置2301は、入力操作部51
2と、入力制御部513と、文書情報記憶部514と、
端末装置設置情報記憶部515と、受信可能容量情報記
憶部2302と、送信文書情報作成部2303と、送信
文書情報一時記憶部518と、送信部519とを備えて
いる。この端末装置2301は、実施の形態1の端末装
置520の出力可能メディア属性情報記憶部516に替
えて受信可能容量情報記憶部2302を備えていること
が異なり、それに相応して送信文書情報作成部2303
の機能が上記実施の形態1の送信文書情報作成部517
と若干異なる。そこで、本実施の形態の固有の構成部分
を中心に説明する。
【0059】図2に示した文書601を基地名「A」の
基地524に送信する場合には、文書情報記憶部514
は、図3に示す文書情報管理表701を記憶している。
端末装置設置情報記憶部515は、図20に示す端末装
置設置情報2401を記憶している。基地名「A」で示
される基地には、端末装置の種別「グラフィック携帯端
末」と「グラフィック電子メール端末」とが所属し、ア
ドレス「06−123−4567」と「A@abc.d
ef.jp」とでそれぞれ特定されている。
【0060】受信可能容量情報記憶部2302は、メモ
リからなり、端末装置能力情報として、受信可能容量情
報を予め記憶している。受信可能容量情報2501は、
図21に示すように端末装置の種別ごとの受信可能な要
素データの容量(サイズ)を含んでいる。例えば、グラ
フィック携帯端末は、要素データをサイズ「100」ま
で受信可能であり、「100」を超えると受信した要素
データの内容を全て出力することができなくなることを
示している。即ち、端末装置の受信部(図示せず)のメ
モリ容量を示している。グラフィック電子メール端末
は、サイズ「5000」まで受信可能である。
【0061】送信文書情報作成部2303は、入力制御
部513によって起動されると、文書情報記憶部514
に記憶されている文書情報管理表701の基地名欄70
5に記憶されている基地名を読み出す。読み出した基地
名と同一の基地名を端末設置情報記憶部515に記憶さ
れている端末設置情報2401の基地名欄2402から
見つけ、その基地に所属する一つの端末装置の種別とそ
の端末装置のアドレスとを読み出し、そのフラグ欄24
03にフラグをたてる。送信文書情報一時記憶部518
にその端末装置を送信先とする送信文書管理表を図2
2、図23に示すように作成する。送信文書管理表26
01には、読み出した端末装置の種別とそのアドレスと
を送信先欄2602に書き込む。例えば、図3に示す文
書情報管理表701の場合には、送信先基地名が「A」
であるので、端末装置設置情報2401の基地名「A」
に所属する端末装置の種別「グラフィック携帯端末」と
そのアドレス「06−123−4567」を送信先欄2
602に書き込む。
【0062】次に、送信文書情報作成部517は、受信
可能容量情報記憶部2302に記憶されている受信可能
容量情報2501の送信先の端末装置の種別の受信可能
な要素データの容量(サイズ)を読み出し、この値をC
O とする。上述の例では、グラフィック携帯端末のサイ
ズCO は「100」となる。文書情報記憶部514に記
憶されている文書情報管理表701のフラグのたってい
ない文書要素のメディア属性と要素データとそのサイズ
とを読み出し、そのサイズと既に送信文書管理表260
1に書き込まれている要素データのサイズとを加えた値
が上記サイズC O 以下であるか否かを判定する。CO
下のときには、その文書要素ごとに送信文書管理表26
01のメディア属性欄2603、サイズ欄2604、要
素データ欄2605に書き込むとともに、その要素デー
タのフラグ欄706にフラグをたてる。文書情報管理表
701のフラグがたっていない要素データのサイズと送
信文書管理表2601に既に書き込まれている要素デー
タのサイズの合計とを加えた値がCO 以下のときには、
この処理を繰り返す。フラグがたっていない要素データ
がなくなるか、又はCO を超えたときには、その送信文
書管理表2601の作成を完了する。具体的には、文書
情報管理表701の第5行目の要素データのサイズを加
えるとサイズCO を超える。
【0063】次に、上記サイズCO を超えたと判定した
ときには、端末装置設置情報記憶部515の端末装置設
置情報2401の送信先の基地名に一致する未だフラグ
欄805にフラグがたっていない端末装置の種別とその
アドレスとを読み出し、新たな送信文書管理表を図23
に示すように作成する。この際、読み出した端末装置の
フラグ欄805にフラグをたてる。上記送信文書管理表
2601と同様に、送信文書管理表2701が作成され
る。この送信文書管理表2701の送信先欄2702に
は、端末装置の種別「グラフィック電子メール端末」と
アドレス「A@abc.def.jp」が書き込まれ
る。受信可能容量情報記憶部2302に記憶されている
受信可能容量情報2501のグラフィック電子メール端
末のサイズCO を読み出す。送信文書管理表2701に
は未だ要素データは書き込まれていないのでサイズは
「0」であり、文書情報管理表701の第5行目の要素
データのサイズ「100」はサイズCO 以下であるので
送信文書管理表2701にこの要素データ等を書き込む
とともに、文書情報管理表701のフラグ欄705にフ
ラグをたてる。文書情報管理表701の第6行目の要素
データのサイズ「1000」を加えた値「1100」も
O の値「5000」以下であるのでこの要素データ等
も送信文書管理表2701に書き込むとともにフラグ欄
705にフラグをたてる。このようにして、送信文書管
理表2701が完成する。
【0064】送信文書情報作成部517は、文書情報管
理表701の要素データのフラグ欄に全てフラグがたっ
ているか否かを見て、たっていないときには、送信すべ
き要素データがまだ残っているので、更に端末装置設置
情報801の送信先の端末装置でフラグがたっていない
ものを捜す。全ての端末装置の種別にフラグがたってい
るとき又は、文書情報管理表701の要素データのフラ
グが全てたっているときには、送信文書管理表の作成が
全て終了したので、送信部519を起動する。
【0065】次に、本実施の形態の動作について図24
のフローチャートを用いて説明する。なお、S2802
〜S2806とS2816〜S2820とは、実施の形
態1のS1402〜S1406とS1412〜S141
6とそれぞれ同様であるので説明を省略し、本実施の形
態固有の動作について説明する。S2808において、
送信文書情報作成部2303は、S2806で読み出し
た端末装置の受信可能な要素データのサイズCO を受信
可能容量情報2501から読み出す。文書情報記憶部5
14に記憶されている文書情報管理表701からフラグ
のたっていない文書要素を1つ読み出す(S281
0)。読み出した文書要素データのサイズと既に送信文
書管理表に書き込まれている要素データのサイズを合計
した値とを加えた値が上記サイズCO の値以下であるか
否かを判定する(S2812)。以下であるときには、
その送信文書管理表に要素データ等を書込み、文書情報
管理表の該要素データに対応するフラグ欄にフラグをた
てて(S2814)、S2810に戻る。S2812で
超えると判定されたときにはS2816に移る。
【0066】以上のように、本実施の形態によれば、複
数のメディア属性の文書要素から構成される文書を、送
信先基地に所属する複数の端末装置のうちそれぞれの端
末装置が受信できるサイズ以内の文書に分割して送信す
ることができ、一つの端末装置でもとの文書を受信する
のに充分なメモリを有する端末装置を利用できない場合
でも、複数の端末装置の組合せに対して送信することが
可能となり、文書の内容を漏れなく利用者に伝達するこ
とができる。 (実施の形態5)図25は、本発明に係る文書情報通信
システムにおける端末装置の実施の形態5の構成図であ
る。この端末装置2901は、上記実施の形態4の端末
装置2301の受信可能容量情報記憶部2302に替え
て、自身の要素データを受信できる容量を記憶している
受信可能容量情報記憶部2902と、問い合わせ受信部
1503と、問い合わせ応答部1504とを備え、これ
に相応して送信部1505と送信文書情報作成部290
3とを有し、問い合わせ受信部1503と問い合わせ応
答部1504と送信部1505とは、上記実施の形態2
の対応する構成部分と同様であり、その他の構成部分は
上記第1又は実施の形態4のそれと同様である。そこ
で、本実施の形態の固有の構成部分についてのみ説明す
る。
【0067】受信可能容量情報記憶部2902は、予め
自身が受信できる他の端末装置から送信されてくる要素
データの容量(サイズ)を記憶している。即ち、自身の
受信データを記憶するメモリ容量を記憶している。他の
端末装置から問い合わせ受信部1503が本端末装置2
301の受信可能容量の問い合わせを受信すると、問い
合わせ応答部1504は受信可能容量情報記憶部290
2に記憶されている受信可能容量を読み出し、当該受信
可能容量から現在使用されているメモリ容量を差し引い
た値をCoとし、送信部1505に問い合わせをしてき
た端末装置に応答するよう指示する。送信部1505
は、該端末装置にネットワーク511を介して受信可能
容量情報を送信する。
【0068】送信文書情報作成部2901は、端末装置
設置情報記憶部515に記憶されている端末装置設置情
報から送信先の端末装置を特定して送信文書管理表の作
成を開始したとき、送信先の端末装置の受信可能容量情
報の問い合わせを送信部1505にそのアドレスを通知
して指示する。また、送信文書情報作成部2901は、
問い合わせ受信部1503から問い合わせ先の端末装置
の受信可能容量情報の通知を受けると、上記実施の形態
4と同様に文書情報記憶部514に記憶されている文書
情報管理表の要素データのサイズと送信文書管理表に既
に書き込んだ要素データのサイズの合計との和が通知さ
れた受信可能容量情報(サイズCO )以下であるか否か
を判定する。以下であれば、その要素データを送信文書
管理表に書込み、超えるときには新たな送信先の端末装
置を端末設置情報から読み出し、新たな送信文書管理表
を作成する。
【0069】本実施の形態の動作は、大略上記実施の形
態4の動作と同様であり、S2808において、送信先
端末装置に問い合わせて受信可能な要素データのサイズ
Oを得ることのみが異なるだけであるので、説明を省
略する。以上のように、本実施の形態によれば、送信先
基地に所属する複数の端末装置にれぞれの端末装置が受
信できる要素データのサイズを問い合わせることによっ
て、それぞれの端末装置が受信できるサイズの送信文書
に分割して送信することができる。また、端末装置の保
持するデータ量の増減などによって、受信可能容量が変
化しても、全ての端末装置に予め他の端末装置の受信可
能容量を記憶させておくことと異なり、送信先の状況に
対応した動的な送信サイズの変更ができる。 (実施の形態6)図26は、本発明に係る文書情報通信
システムの端末装置3001の実施の形態6の構成図で
ある。この端末装置3001は、入力操作部512と、
入力制御部513と、文書情報記憶部514と、端末装
置設置情報記憶部515と、端末装置能力情報記憶部3
002と、メディア属性別圧縮情報記憶部3003と、
送信文書情報作成部3004と、要素データ圧縮部30
05と、送信文書情報一時記憶部518と、送信部51
9とを備える。上記実施の形態1の端末装置501と同
一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略し、本
実施の形態固有の構成部分について説明する。
【0070】入力操作部512には、利用者から図2に
示す文書601の入力を受け付ける。文書情報記憶部5
14には、入力制御部513によって、図3に示すよう
な文書情報管理表701が記憶させられている。端末装
置設置情報記憶部515は、図27に示す端末装置設置
情報3101を予め記憶している。この端末装置設置情
報3101によれば、基地名「A」の基地には、アドレ
ス「06−123−4567」で特定される端末装置の
種別「キャラクタ携帯端末」とアドレス「06−987
−6543」で特定される端末装置の種別「FAX」と
が所属している。
【0071】端末装置能力情報記憶部3002は、図2
8に示す端末装置能力情報3201を予め記憶してい
る。この端末装置能力情報3201には、端末装置の種
別欄3202と、その種別の端末装置が出力可能なメデ
ィア属性欄3203と、その種別の端末装置が受信可能
な要素データの容量(サイズ)欄3204とが含まれて
いる。この端末装置能力情報3201によれば、端末装
置「キャラクタ携帯端末」は、メディア属性「文字」の
要素データをサイズ「30」まで受信可能であることが
示されている。
【0072】メディア属性別圧縮情報記憶部3003
は、図29に示すようなメディア属性別圧縮情報330
1を予め記憶している。このメディア属性別圧縮情報3
301には、要素データのメディア属性欄3302と、
そのメディア属性の要素データの圧縮率欄3303と、
その圧縮アルゴリズム欄3304とが含まれている。こ
のメディア属性別圧縮情報3301によれば、要素デー
タのメディア属性が「文字」である場合には、その要素
データの句読点、空白を削除後に文末から切り捨てて、
所望(任意)の圧縮率にすることができることが示され
ている。要素データのメディア属性が「モノクロ静止
画」である場合には、公知の画像圧縮方式(「画像情報
圧縮」原島博 監修,オーム社,1991、「Internat
ional Digital Facsimile Coding Standards Proc IEE
E」Vol.68 No.7 pp854-867, R.Hunter,A.H. Robinson,
1980)によって、圧縮率を最高0.1とすることができ
ることを示している。また、要素データのメディア属性
が「音声」である場合には、公知の音声圧縮方式(「マ
ルチメディア符号化の国際標準」安田浩著,丸善,19
91、「音響信号の高能率符号化」テレビジョン学会誌
Vol 48, No.4 pp447-454April 1994 )によって、圧縮
率を最高0.3とすることができることを示している。
【0073】送信文書情報作成部3004は、入力制御
部513によって起動されると、文書情報記憶部514
に記憶されている文書情報管理表701の基地名欄70
5に記憶されている基地名を読み出す。読み出した基地
名と同一の基地名を端末設置情報記憶部515に記憶さ
れている端末設置情報3101の基地名欄3102から
見つけ、その基地に所属する一つの端末装置の種別とそ
の端末装置のアドレスとを読み出し、そのフラグ欄31
03にフラグをたてる。送信文書情報一時記憶部518
にその端末装置を送信先とする送信文書管理表を図3
0、図31に示すように作成する。送信文書管理表34
01には、読み出した端末装置の種別とそのアドレスと
を送信先欄3402に書き込む。例えば、図3に示す文
書情報管理表701の場合には、送信先基地名が「A」
であるので、端末装置設置情報3101の基地名「A」
に所属する端末装置の種別「キャラクタ携帯端末」とそ
のアドレス「06−123−4567」とを送信先欄3
402に書き込む。
【0074】次に、送信文書情報作成部3004は、端
末装置能力情報記憶部3002に記憶されている端末装
置能力情報3202の送信先の端末装置の種別の出力可
能なメディア属性と受信可能な要素データのサイズとを
読み出す。上述の例では、メディア属性は「文字」でサ
イズは「30」となる。文書情報記憶部514に記憶さ
れている文書情報管理表701のフラグのたっていない
文書要素のメディア属性「文字」の要素データとそのサ
イズとを1つ読み出す。
【0075】次に、送信文書管理表3401に書き込ま
れている要素データのサイズの合計と読み出した要素デ
ータのサイズとを加算した値が先に端末装置能力情報3
201から読み出した受信可能な要素データのサイズ以
下であるか否かを判定する。以下であるときには、その
まま、送信文書管理表3401のメディア属性欄340
3とサイズ欄3404と要素データ欄3405とに書き
込むとともに、文書情報管理表701の対応するフラグ
欄706にフラグをたてる。受信可能な要素データのサ
イズを越えるときには、メディア属性別圧縮情報記憶部
3003に記憶されているメディア属性別圧縮情報33
01の該当するメディア属性の圧縮率欄3303を参照
し、読み出した要素データの圧縮可能なサイズを得る。
【0076】例えば、メディア属性が「文字」の場合に
は、圧縮率には任意であるので圧縮可能なサイズとして
は最小サイズ「1」となる。仮にメディア属性が「モノ
クロ静止画」で要素データのサイズが「1000」であ
れば、圧縮可能なサイズは「100」となる。得られた
圧縮可能なサイズが受信可能な要素データのサイズから
送信文書管理表3401に既に書き込まれている要素デ
ータのサイズの合計を減算した値以下であるときには、
その減算した値に要素データを圧縮するように、メディ
ア属性とその圧縮後のサイズと要素データとを要素デー
タ圧縮部3005に通知する。
【0077】なお、得られた圧縮可能なサイズが上記減
算した値を超えるときには、要素データを圧縮した要素
データとすることができないので、該送信先の端末装置
にその要素データを送信することはできない。また、1
つの送信文書管理表3401の作成が終了すると、端末
装置設置情報記憶部515の端末装置設置情報3101
の送信先の基地名に一致する未だフラグ欄3103にフ
ラグがたっていない端末装置の種別とそのアドレスとを
読み出し、新たな送信文書管理表3501を図31に示
すように作成する。この際、読み出した端末装置のフラ
グ欄3103にフラグをたてる。上記送信文書管理表3
401と同様に送信文書管理表3501は作成される。
【0078】要素データ圧縮部3005から圧縮した要
素データの通知を受けると、送信文書管理表3401の
メディア属性欄3403とサイズ欄3404と要素デー
タ欄3405とに通知された要素データ等を書き込む。
合わせて文書情報管理表701の対応する要素データの
フラグ欄706にフラグをたてる。また、送信文書情報
作成部3004は、文書情報管理表701の要素データ
のフラグ欄に全てフラグがたっているか否かを見て、た
っていないときには、送信すべき要素データがまだ残っ
ているので、更に端末装置設置情報3101の送信先の
端末装置でフラグがたっていないものを捜す。全ての端
末装置の種別にフラグがたっているとき又は、文書情報
管理表701の要素データのフラグが全てたっていると
きには、送信文書管理表の作成が全て終了したので、送
信部519を起動する。
【0079】要素データ圧縮部3005は送信文書情報
作成部3004から要素データのメディア属性と圧縮後
のサイズとその要素データとの通知を受けると、メディ
ア属性別圧縮情報記憶部3003に記憶されているメデ
ィア属性別圧縮情報3301の圧縮アルゴリズム欄33
04の記述に従い、要素データを圧縮する。圧縮した要
素データを送信文情報作成部3004に通知する。
【0080】例えば、図3に示した文書情報管理表70
1の第4行目の文書要素の場合には、送信文書管理表3
401の既に書き込まれた要素データのサイズは「7+
10+10」で「27」であり、要素データ「場所 A
ビルB会議室」のサイズ「10」を加えると「37」と
なり、端末装置「キャラクタ携帯端末」の受信可能な要
素データのサイズ「30」を超える。したがって、要素
データのサイズを「3」まで圧縮することで受信可能な
要素データのサイズ「30」にあわせることができる。
【0081】送信文書情報作成部3004からこのサイ
ズ「3」と要素データとの通知を受けると、メディア属
性別圧縮情報3301のメディア属性「文字」の圧縮ア
ルゴリズムを読み出し、要素データの空白を削除した
後、文末から切捨て、要素データ「場所A」に圧縮す
る。次に、本実施の形態の動作について図32に示すフ
ローチャートを用いて説明する。なお、S3602と〜
S3606とS3622〜S3626とは、実施の形態
1のS1402〜S1406とそれぞれ同様の処理であ
るので説明を省略する。
【0082】S3608において、送信文書情報作成部
3004は、端末装置能力情報3201を参照して、S
3606で読み出した端末装置の出力可能メディア属性
と受信可能な要素データのサイズを得る。文書情報管理
表701のフラグ欄706にフラグのたっていない要素
データで読み出した端末装置の出力可能メディア属性に
一致する要素データを1つ読み出す(S3610)。そ
の読み出した要素データのサイズと既に送信文書管理表
に書き込まれている要素データのサイズの合計とを加え
た値がS3608で読み出した受信可能な要素データの
サイズ以下であるか否かを判定する(S3612)。以
下のときには、この送信文書管理表に要素データとその
メディア属性とサイズとを書き込むとともに文書情報管
理表にフラグをたて(S3614)、S3610に戻
る。S3612の判定で超えると判定したときには、メ
ディア属性別圧縮情報3301を参照して、その要素デ
ータの圧縮可能なサイズを計算する(S3616)。計
算したサイズがS3608で読み出した受信可能な要素
データのサイズから送信文書管理表に書き込まれた要素
データのサイズの合計を減算した値以下であるか否かを
判定する(S3618)。超えると判定したときには、
S3622に移る。以下であると判定したときには、S
3618で減算した値と、要素データと、そのメディア
属性とを要素データ圧縮部3005に通知する(S36
19)。
【0083】要素データ圧縮部3005は、送信文書情
報作成部3004から通知されたメディア属性の圧縮ア
ルゴリズムをメディア属性別圧縮情報3301から読み
出し、それに従い、通知された値までサイズを圧縮した
要素データに変換して送信文書情報作成部3004に通
知する(S3620)。送信文書情報作成部3004は
通知された要素データを送信文書管理表に書き込む等の
処理をする(S3614)。
【0084】本実施の形態では、メディア属性が「文
字」の場合に要素データの圧縮アルゴリズムとして、句
読点、空白を削除した後に、要素データの文末から順に
切り捨てるようしたけれども、単に要素データの文末か
ら順に切り捨てるようにしてもよい。以上のように、本
実施の形態によれば、送信先の端末装置が受信できない
サイズの要素データがある場合にも、そのメディア属性
に応じて要素データを圧縮して送信することできる。 (実施の形態7)図33は、本発明に係る文書情報通信
システムの端末装置の構成図である。この端末装置37
01は、入力操作部3702と、入力制御部3703
と、文書情報記憶部3704と、端末装置設置情報記憶
部515と、端末装置能力情報記憶部3002と、要素
内容別圧縮情報記憶部3705と、送信文書情報作成部
3706と、要素データ圧縮部3707と、送信文書情
報一時記憶部518と、送信部519とを備えている。
【0085】なお、上記実施の形態1又は実施の形態6
の端末装置501、3001と同一の構成部分には、同
一の符号を付してその説明を省略し、本実施の形態固有
の構成部分について説明する。入力操作部3702は、
上記実施の形態1の機能に加えて利用者から文書601
の入力を受け付ける際に、各文書要素602、603、
・・・、607の内容の入力を受け付ける。この内容に
ついては、例えば入力される文書に応じて予め、メニュ
ー形式の内容についての標題が準備されていて、それを
マウスでクリックする等の方法で入力してもよいし、又
キーボードによりその標題を入力してもよい。
【0086】入力制御部3703は、実施の形態1の入
力制御部513の機能に加えて、各文書要素の内容であ
る標題が入力されると、図34に示すように、文書情報
管理表3801のその内容欄3802に入力された課題
を書き込む。文書情報記憶部3704は、文書情報管理
表3801を入力制御部3703によって作成され、記
憶している。この文書情報管理表3801は、実施の形
態1の文書情報貫表701と文書要素の内容である各文
書要素の標題を書き込んだ内容欄3802を含んでるこ
とが異なる。
【0087】例えば、文書要素第1行目は、メディア属
性が「文字」であり、内容が「題名」であり、サイズが
「7」であり、要素データが「会議のお知らせ」である
ことを示している。端末装置設置情報記憶部515に
は、上記実施の形態6と同様の端末装置設置情報310
1が記憶されており、端末装置能力情報記憶部3002
には、同様に端末装置能力情報3201が記憶されてい
る。
【0088】要素内容別圧縮情報記憶部3705は、メ
モリからなり、予め図35に示すような要素内容別圧縮
情報3901を記憶している。要素内容別圧縮情報39
01は、文書要素の内容に応じた要素データの圧縮アル
ゴリズムを示したものであり、メディア属性欄3902
と文書要素の内容欄3903と圧縮率欄3904と圧縮
アルゴリズム欄3905とを含んでいる。
【0089】この要素内容別圧縮情報3901によれ
ば、メディア属性「文字」の標題「時刻」の要素データ
は、圧縮率を「任意」として圧縮アルゴリズムを「時刻
表示方法を変換し、文末から切り捨て」としている。例
えば、要素データが「3時30分」であれば要素データ
を「3.30」のようにして圧縮率を「0.8」とした
り、要素データを「3」として圧縮率を「0.2」とす
ることができる。
【0090】また、メディア属性「文字」の標題「場
所」の要素データは、圧縮率を「任意」とし、圧縮アル
ゴリズムを「固有名詞以外の文末から切り捨て」として
いる。また、要素内容別圧縮情報記憶部3705は、図
36に示すような固有名詞辞書4001を記憶してい
る。この固有名詞辞書4001は、上記標題「場所」の
圧縮アルゴリズムで用いられる固有名詞を識別するため
に、固有名詞を単語として登録している。
【0091】送信文書情報作成部3706は、上記実施
の形態6の送信文書情報作成部3004が受信可能な要
素データのサイズを超えるときにはメディア属性別圧縮
情報3301を参照したのに替えて、要素内容別圧縮情
報記憶部3705に記憶されている要素内容別圧縮情報
3901を参照する。上記実施の形態6の具体例と同一
の環境下であるときには、要素データ「場所AビルB会
議室」の要素データのサイズを「3」まで圧縮するよ
う、その要素データの内容欄3802の標題「場所」
と、そのメディア属性「文字」と、その要素データとを
要素データ圧縮部3707に通知する。その他の機能
は、上記実施の形態6の送信文書情報作成部3004と
同様である。
【0092】要素データ圧縮部3707は、送信文書情
報作成部3706から要素データの標題の通知等を受け
ると、要素内容別圧縮情報記憶部3705に記憶されて
いる要素内容別圧縮情報3901の当該標題の圧縮アル
ゴリズムを読み出し、そのアルゴリズムに従い要素デー
タを通知されたサイズまで圧縮して、送信文書情報作成
部3705に通知する。
【0093】例えば標題が「場所」であるときには、そ
の圧縮アルゴリズムが「固有名詞以外の文末から切り捨
て」であるので、その要素データ「場所 AビルB会議
室」中の固有名詞を固有名詞辞書4001を検索して抽
出する。これによって、単語「A」、「B」が固有名詞
として抽出される。固有名詞「A」、「B」以外の要素
データの文末から切り捨てて、要素データのサイズを
「3」とすると、「場AB」となる。
【0094】このようにして、文書情報記憶部3704
に記憶されていた文書情報管理表3801は、送信文書
情報一時記憶部518の2つの送信文書管理表410
1、4201に分割される。次に、本実施の形態の動作
を説明するけれども、上記実施の形態6の動作と大略同
様であり、図32に示したフローチャートのS3616
とS3619、S3620とが異なるだけであるので本
実施の形態の固有の動作について説明する。
【0095】S3616において、送信文書情報作成部
3706は、要素内容別圧縮情報3901を参照して、
その要素データの圧縮可能なサイズを計算する。S36
19において、S3618で減算した値と、要素データ
と、そのメディア属性と標題とを要素データ圧縮部37
07に通知する。S3620において、要素データ圧縮
部3707は、送信文書情報作成部3706から通知さ
れた標題の圧縮アルゴリズムを要素内容別圧縮情報39
01から読み出し、それに従い、通知された値までサイ
ズを圧縮した要素データに変換して送信文書情報作成部
3706に通知する。
【0096】以上述べたように、本実施の形態では、文
書要素の内容である標題ごとに、その意味に応じて重要
な要素データを残しつつ、要素データを圧縮する。これ
によって送信先端末装置の受信可能な要素データのサイ
ズ内で最大限の情報を伝達することができる。 (実施の形態8)図39は本発明に係る文書情報通信シ
ステムの端末装置の実施の形態8の構成図である。この
端末装置4301は、入力操作部4302と、入力制御
部4303と、文書情報記憶部4304と、端末装置設
置情報記憶部515と、端末装置能力情報記憶部300
2と、送信文書情報作成部4305と、送信文書情報一
時記憶部518と、送信部519とを備えている。
【0097】ここで、端末装置設置情報記憶部515と
送信文書情報一時記憶部518と送信部519とは実施
の形態1の各構成部分と、端末装置能力情報記憶部30
02は実施の形態6の構成部分とほぼ同様の構成である
ので同一の符号を付して説明を省略し、本実施の形態固
有の構成部分について説明する。入力操作部4302
は、実施の形態1の入力動作部512の機能に加えて、
文書601の文書要素602、603、…、607の入
力を利用者から受け付ける際に、各文書要素について優
先度を付される。この優先度は、送信先の端末装置で出
力させたい文書要素の優先順位を示すもので、その順位
の高いものから「1」、「2」…と番号を付したもので
ある。
【0098】入力制御部4303は、実施の形態1の入
力操作部513の機能に加えて、入力操作部512から
優先度の通知を受けると、文書情報記憶部4304に記
憶されている図40に示す文書情報管理表4401の各
文書要素4402、4403、…、4407に優先度4
408を書き込む。文書情報記憶部4304は、文書情
報管理表4401を記憶している。この文書情報管理表
4401によれば、その基地名欄4409の記載から送
信先の基地名が「B」であることがわかる。また、文書
要素の要素データ「会議のお知らせ」、「開始時刻 3
時30分」「場所 AビルB会議室」の優先度が「1」
であり、要素データ「終了時刻 5時00分」の優先度
が「2」であることがわかる。他の要素データについて
も同様である。
【0099】端末装置設置情報記憶部515は、図41
に示す端末装置設置情報4501を予め記憶している。
この基地「B」には、端末装置の種別「文字表示ページ
ャ」が設置されていることがわかる。端末装置能力情報
記憶部3002は、図42に示す端末装置能力情報46
01を予め記憶している。この端末装置能力情報460
1によれば、端末装置の種別「文字表示ページャ」の出
力可能なメディア属性は「文字」であり、受信可能なサ
イズは「30」である。
【0100】送信文書情報作成部4305は、入力制御
部4303から起動されると、文書情報記憶4303に
記憶されている文書情報管理表4401の基地名欄44
09を読み出し、送信先の基地を知る。次に、文書要素
の優先度カウンタIに「1」を設定する。端末装置設置
情報記憶部515に記憶されてる端末装置設置情報45
01の基地名で先に読み出した基地名と一致する端末装
置でフラグ欄4502に全てフラグがたっているか否か
を調べる。全ての端末装置にフラグがたっていれば、送
信部519に送信文書情報一時記憶部518に記憶され
ている送信文書管理表の要素データの送信を指示する。
全ての端末装置にフラグがたっていないときには、フラ
グのたっていない端末装置のアドレスと種別とを1つ読
み出し、そのフラグ欄にフラグをたてるとともに、送信
文書情報一時記憶部518に図43に示す送信文書管理
表4701を作成する。
【0101】次に、端末装置能力情報記憶部3002に
記憶されている端末装置能力情報4601の先に読み出
した端末装置の種別に一致するものの「メディア属性」
と「サイズ」とを読み出す。この読み出した「メディア
属性」と一致する文書情報記憶部4303に記憶されて
いる文書情報管理表4401の文書要素のうち、優先度
がIであるものがあるか否かを判定する。優先度がIで
あるものがなければ優先度カウンタIの値に「1」を加
え、カウンタIの値が文書情報管理表4401に記載さ
れている優先度の最大値以下か否かを判定する。以下の
ときには、更に、読み出した「メディア属性」と一致す
る文書情報管理表4401の文書要素のうち、優先度I
であるものがあるか否かを判定する。優先度の最大値を
超えるときには、送信部519に送信を指示する。
【0102】優先度がIである文書要素があるときに
は、この文書要素のサイズと要素データとを読み出し、
既に送信文書管理表に書き込まれている要素データのサ
イズの合計と、読み出した要素データのサイズとを加え
た値が先に端末装置能力情報4601から読み出したサ
イズの値以下であるか否かを判定する。以下であるとき
には、この要素データとメディア属性とサイズとを送信
文書管理表4701に書き込むとともに、文書情報管理
表4401のフラグ欄4410にフラグをたてる。更
に、メディア属性が送信先の端末装置の出力可能なメデ
ィア属性と一致する優先度がIである文書要素があるか
否かを判定する。
【0103】以下でないときには、再度、端末装置設置
情報4501を参照して、送信先の全ての端末装置にフ
ラグがたっているか否かの判定をする。図40に示した
文書情報管理表4401が文書情報記憶部4304に記
憶されているときには、基地名欄4409から送信先の
基地「B」に設置されている端末装置の種別が端末装置
設置情報4501からアドレス「06−321−765
4」で特定される「文書表示ページャ」であることがわ
かる。この「文字表示ページャ」は、端末装置能力情報
4601から出力可能なメディア属性が「文字」であ
り、受信可能なサイズが「30」であることがわかる。
【0104】これによって、文書情報管理表4401の
文書要素4402、…4407のうち、メディア属性
「文字」の一致する文書要素4402、…、4406が
送信先の端末装置で出力可能であるとされる。次に、優
先度Iが「1」の各文書要素の要素データのサイズを加
えると「7+10+10」で「27」となり、優先度I
が「2」の要素データ「終了時刻 5時00分」のサイ
ズ「10」を加えると「37」となり、「文字表示ペー
ジヤ」の受信可能サイズ「30」を超える。したがっ
て、送信文書管理表4701は、送信先の端末装置が受
信可能なサイズ「30」以下で作成される。
【0105】次に、本実施の形態の動作を図44に示す
フローチャートを用いて説明する。先ず、送信文書情報
作成部4305は、文書情報管理表の基地名を読み出
し、送信先の基地の指示を受けると(S4802)、文
書要素の優先度カウンタIに「1」を設定する(S48
04)。次に、端末装置設置情報4501を見て、送信
先の全ての端末装置にフラグがたっているか否かを判定
し(S4806)、たっていればS4822に移り、た
っていなければ、端末装置を1つ読み出し、フラグをた
てる(S4808)。この端末装置の出力可能なメディ
ア属性と受信可能な要素データのサイズとを端末装置能
力情報4601から得た後、文書情報管理表4401の
フラグのたっていない文書要素のうち、優先度がIでメ
ディア属性の一致する文書要素があるか否かを判定する
(S4810)。あるときには、その文書要素を1つ読
み出し(S4812)、なければS4818に移る。
【0106】S4812において、読み出した要素デー
タのサイズと、既に送信文書管理表4701に書き込ま
れている要素データのサイズとを加えた値が受信可能な
サイズの値以下であるか否かを判定する。以下でなけれ
ばS4806に戻り、以下であれば、送信文書管理表4
701に要素データ等を書き込むとともに文書情報管理
表4401の当該要素データのフラグをたてる(S48
16)。
【0107】S4818において、文書要素の優先度カ
ウンタIに「1」を加え、この優先度カウンタIの値が
文書情報管理表4401に記載されてる優先度の最大値
以下であるか否かを判定し(S4820)、以下であれ
ばS4810に戻り、以下でなければ送信部519に送
信を指示する(S4822)。送信部519は、送信文
書情報一時記憶部518に記憶されている送信文書管理
表4701に従い送信先端末装置にその内容を送信して
(S4824)、処理を終了する。
【0108】以上のように本実施の形態によれば、文書
要素ごとに優先度を付し、送信先の端末装置で出力可能
なメディア属性の文書要素を選択し、かつ重要な部分か
ら優先的に送信することができる。 (実施の形態9)図45は、本発明に係る文書情報通信
システムの端末装置の実施の形態9の構成図である。
【0109】この端末装置4901は、入力操作部51
2と、入力制御部513と、文書情報記憶部514と、
端末装置設置情報記憶部4902と、出力可能メディア
属性情報記憶部516と、送信文書情報作成部4903
と、送信文書情報一時記憶部518と、送信部519と
を備えている。なお、上記実施の形態1の構成部分と同
一の構成部分には、同一の符号を付して説明を省略し、
本実施の形態固有の構成部分について説明する。
【0110】端末装置設置情報記憶部4902は、図4
6に示すような、端末装置設置情報5001を予め記憶
している。この端末装置設置情報5001は、基地名欄
5002とアドレス欄5003と端末装置の種別欄50
04とその端末装置の優先度欄5005とフラグ欄50
06とを有している。ここで優先度欄5005に記憶さ
れている優先度「1」、「2」は、この端末装置の重要
度を表す優先順位を示している。即ち、基地「A」に所
属している2つの端末装置「キャラクタ電子メール端
末」と「FAX」とでは、「キャラクタ電子メール端
末」が先ず優先的に送信されるべき文書を受信すること
を優先度「1」が示している。「キャラクタ電子メール
端末」で受信できないときに優先度「2」の「FAX」
が送信文書を受信する。
【0111】送信文書情報作成部4903は、上記実施
の形態1の送信文書情報作成部517の機能に加えて、
以下の機能を有する。送信文書情報作成部4903は、
端末装置の優先度カウンタJを有し、送信先の基地の指
示を受けると、優先度カウンタJに「1」を設定する。
送信先の全ての端末装置にフラグがたっていないとき、
端末装置設置情報に記憶されている優先度Jの端末装置
でフラグがたっていないものがあるか否かを判定する。
あるときには、その端末装置を読み出すとともに、フラ
グをたて、当該端末装置で出力可能なメディア属性の要
素データを上記実施の形態1と同様、送信文書管理表に
順次書き込む。
【0112】否と判定したときには、端末装置の優先度
カウンタJに「1」を加えて、Jの値が端末装置設置情
報5001の当該基地の優先度の最大値以下であるかを
判定する。以下でなければ、送信部519に送信を指示
し、以下であれば再度送信先の全ての端末装置にフラグ
がたっているか否かを判定する。例えば、図3に示した
文書情報管理表701が文書情報記憶部514に記憶さ
れていたときには、送信文書情報作成部4903によっ
て、基地「A」の「キャラクタ電子メール端末」を送信
先の端末装置とする図6に示すような、送信文書管理表
1001が先ず作成され、続いて基地「A」の「FA
X」を送信先の端末装置とする図7に示すような、送信
文書管理表1101が作成される。
【0113】次に、本実施の形態の動作を図47に示す
フローチャートを用いて簡単に説明する。送信文書情報
作成部4903は、送信先の基地名を読み出して(S5
102)、端末装置の優先度カウンタJに「1」を設定
する(S5104)。送信先の基地の全ての端末装置に
フラグがたっているか否かを端末装置設置情報5001
を参照して判定し(S5106)、たっているときはS
5122に移り、たっていないときには、優先度Jの端
末装置でフラグがたっていないものがあるか否かを判定
する(S5108)。
【0114】たっていないものがあるときには、優先度
Jの端末装置を1つ読み出し、フラグをたてる(S51
10)。次に、当該端末装置の出力可能なメディア属性
を出力可能メディア属性情報から得て、文書情報管理表
の同一メディア属性の要素データでフラグのたっていな
いものがあるか否かを判定する(S5112)。たって
いないものがないときにはS5108に戻り、たってい
ないものがあるときには、当該要素データを読み出し
(S5114)、送信文書管理表に書き込むとともに、
フラグをたて(S5116)、5112に戻る。
【0115】S5108において、たっていないものが
ないと判定したときは、優先度カウンタJに「1」を加
えて(S5118)、カウンタJの値が該基地の端末装
置の優先度の最大値以下か否かを判定する(S512
0)。以下のときはS5106に戻り、以下でないとき
はS5122に移る。S5122において、送信部51
9に送信を指示する。
【0116】送信部519は、送信指示を受けて送信先
端末装置に送信文書管理表に書き込まれた要素データを
送信し(S5124)、処理を終了する。以上のよう
に、本実施の形態によれば、予め基地に所属する端末装
置に優先度を付しておき、送信先の優先度の高い端末装
置から優先的に送信文書を作成することができる。 (実施の形態10)図48は、本発明に係る文書情報通
信システムの端末装置の実施の形態10の構成図であ
る。
【0117】この端末装置5201は、入力操作部51
2と、入力制御部513と、文書情報記憶部514と、
端末装置設置情報記憶部515と、出力可能メディア属
性情報記憶部516と、通信状態問合せ受信部5202
と、通信状態問合せ応答部5203と、送信文書情報作
成部5204と、送信文書情報一時記憶部518と、送
信部505とを備えている。
【0118】なお、上記実施の形態1の端末装置501
の構成部分と同一の構成部分には同一の符号を付してそ
の説明を省略し、本実施の形態固有の構成部分について
説明する。通信状態問合せ受信部5202は、他の端末
装置から通信可能か否かの問合せを受信する。即ち、問
合せを受信したときには、他の端末装置以外と通信状態
ではないので、通信状態の問合せを受信した旨、通信状
態問合せ応答部5203に通知する。
【0119】また、送信部5205からの他の端末装置
への通信可能か否かの問合せに応答した他の端末装置か
ら通信可能である旨の送信を受信すると、その旨を送信
文書情報作成部5204に通知する。通信状態問合せ応
答部5203は、通信状態問合せ受信部5202から通
信状態の問合せを受信した旨の通知を受けると、送信部
5205に当該他の端末装置に通信可能である旨の応答
を送信するよう指示する。
【0120】端末装置設置情報記憶部515は、図49
に示す端末装置設置情報5301を予め記憶している。
この端末装置設置情報5301によれば基地「A」に
は、3つの種別の端末装置「携帯情報端末」、「キャラ
クタ電子メール端末」、「FAX」とが設置されてい
る。出力可能メディア属性情報記憶部516は、図50
に示す出力可能メディア属性情報5401を予め記憶し
ている。
【0121】送信文書情報作成部5204は、上記実施
の形態1の送信文書情報作成部517の機能に加えて以
下の機能を有する。端末装置設置情報記憶部515に記
憶されている端末装置設置情報5301から送信先の端
末装置を1つ読み出してフラグをたてた後に、送信部5
205に当該端末装置のアドレスを通知して、通信可能
状態か否かの問合せをするよう指示する。通信状態問合
せ受信部5202から通信可能である旨の通知を受ける
と、実施の形態1の送信文書情報作成部517と同様の
処理をする。
【0122】送信部5202に指示した後、所定時間を
経過しても通信状態問合せ受信部5202から何の通知
も得られないときには、当該端末装置が通信圏外、電源
OFF、通信中等であるとして通信が不可能な状態と判
定する。通信が不可能であると判定したときには、当該
端末装置宛の送信文書管理表の作成は行わない。例え
ば、文書情報記憶部514に図3に示す文書情報管理表
701が記憶されている場合に、送信文書情報作成部5
204は、端末装置設置情報5301から基地「A」の
端末装置であるアドレス「06−765−4321」の
「携帯情報端末」に通信可能か否かを送信部5205を
介して問合せる。所定時間を経過しても通信状態問合せ
受信部5202から何の通知も受けないときは、通信が
不可能であると判定し、次にアドレス「A@abc.d
ef.jp」の「キャラクタ電子メール端末」に通信可
能か否かを問合せる。通信状態問合せ受信部5202か
ら通信可能な旨の通知を受けると、図6に示すような送
信文書管理表1001を作成する。更に、アドレス「0
6−123−4567」の「FAX」に通信可能か否か
を問合せ、可能な旨の通知を受けると、図11に示すよ
うな送信文書管理表1101を作成する。
【0123】次に、本実施の形態の動作を図51に示す
フローチャートを用いて説明する。先ず、送信文書情報
作成部5204は、送信先の基地を文書情報管理表から
読み出し(S5502)、端末装置設置情報の該基地に
所属する全ての端末装置にフラグがたっているか否かを
判定する(S5504)。たっていればS5516に移
り、否であれば、該基地に所属するフラグのたっていな
い端末装置を1つ読み出し、フラグをたてる(S550
6)。この読み出した端末装置が通信可能状態か否かを
送信部5205とネットワーク511とを介して該端末
装置に問合せて判定する(S5508)。通信が不可能
な状態であればS5504に戻り、可能な状態であれ
ば、該端末装置の出力可能なメディア属性を出力可能メ
ディア属性情報を参照して得る(S5510)。
【0124】次に該端末装置宛の送信文書管理表を作成
し、文書情報管理表中の文書要素のうち出力可能なメデ
ィア属性の要素データを該送信文書管理表に書込み、フ
ラグをたてる(S5512)。全ての要素データにフラ
グがたっているか否かを判定し(S5514)、たって
いなければS5504に戻り、たっているときには送信
部5205に送信を指示する(S5516)。
【0125】送信部5205は、送信文書情報一時記憶
部518に記憶されている送信文書管理表の内容をネッ
トワーク511を介して送信先端末装置に送信して(S
5518)、処理を終了する。以上のように、本実施の
形態によれば、送信先の端末装置の通信状態を調べ、通
信不能な端末装置宛の送信文書の作成を省き、送信先の
通信可能な端末装置宛の送信文書だけを作成する。
【0126】なお、本実施の形態では、各端末装置が出
力可能メディア属性情報を有していたけれども、各端末
装置が個別に全ての出力可能メディア属性情報を有する
ことなく、自身の出力可能メディア属性や受信可能な要
素データのサイズを記憶しており、他の端末からの通信
状態の問合せ時にこれらの出力可能メディア属性やサイ
ズの情報を応答するようにしてもよい。 (実施の形態11)図52は、本発明に係る文書情報通
信システムの端末装置の実施の形態11の構成図であ
る。
【0127】この端末装置5601は、入力操作部51
2と、入力制御部513と、文書情報記憶部514と、
入力制御部513と、文書情報記憶部514と、端末装
置設置情報記憶部5602と、基地状態問合せアドレス
情報記憶部5603と、出力可能メディア属性情報記憶
部516と、基地状態問合せ応答部5604と、基地状
態問合せ受信部5605と、送信文書情報作成部560
6と、送信文書情報一時記憶部518と、送信部560
7とを備えている。上記実施の形態1の端末装置501
と同様の構成部分には同一の符号を付し説明を省略し、
本実施の形態固有の構成部分について説明する。
【0128】端末装置設置情報記憶部5602は、図5
3に示すような、端末装置設置情報5701を記憶して
いる。この端末装置設置情報5701は、上記実施の形
態1の端末装置設置情報801と同様の基地名5702
とその基地に所属する端末装置の種別5703と、その
アドレス5704とフラグ欄5705との他に基地状態
に応じた端末装置の優先度5706とを予め記憶してい
る。
【0129】ここで、基地状態とは、例えば、この基地
の利用者の状況を示すものであり、この基地がオフィス
である場合に、その利用者が在席しているとき、帰宅し
ているとき、外出しているとき、会議に出席していると
き等のそれぞれの状況をいう。このような基地状態に応
じて、各端末装置の利用価値が異なるので、各状況に応
じて各端末装置の優先度が予め定められている。
【0130】この端末装置設置情報5701によれば、
基地「A」には、3つの端末装置が設置され基地状態が
「会議」のときには、「キャラクタ電子メール端末」と
「文字表示ページャ」とがともに優先度「1」であるの
で、これらの端末装置に優先的に文書情報を送信するよ
うにする。優先度「2」の「FAX」には、それらの端
末装置へ送信できない文書要素があるときに送信するこ
ととする。
【0131】ここで、優先度「0」とは、この端末装置
が利用不可であることを示している。基地状態が「在
席」のときには、優先度「1」の「キャラクタ電子メー
ル端末」に先ず文書情報を送信し、次に優先度「2」の
「FAX」に文書情報を送信するけれども、優先度
「0」の「文字表示ページャ」には何も送信しないこと
を示している。
【0132】基地状態問合せアドレス情報記憶部560
3は、図54に示すように、基地状態問合せアドレス情
報5801を記憶している。基地状態問合せアドレス情
報5801は、各基地ごとに1つのアドレスを記録して
いる。上述の基地状態がどのようになっているかを送信
先の基地に問合せるためのアドレスである。例えば、基
地「A」では、アドレス「06−123−4567」の
端末装置「FAX」が特定されている。
【0133】基地状態問合せ応答部5604は、この端
末装置5601が上記基地状態問合せアドレス情報58
01で特定された端末装置に該当する場合に必要とされ
る構成部分であり、その他の場合には必要とされない。
この基地状態問合せ応答部5604は、基地の利用者か
ら利用者が現在どの状況にあるかの入力を受け、その入
力された状況を記憶している。例えば、利用者がオフィ
スから「帰宅」したときには、「帰宅」の入力を受け、
基地状態として「帰宅」を記憶している。基地状態問合
せ受信部5605から基地状態の照合があった旨の通知
を受けると、記憶している基地状態、例えば「帰宅」を
照会してきた端末装置に送信するよう送信部5607に
指示する。
【0134】基地状態問合せ受信部5605は、他の端
末装置から、該他の端末装置が所属する基地の基地状態
を受信すると、送信文書情報作成部5606にその基地
状態を通知する。また、この端末装置5601が基地状
態問合せ応答部5604を有するときには、他の端末装
置からこの端末装置5601の所属する基地の基地状態
の照会を受信する。この照会を受信すると、照会があっ
た旨、基地状態問合せ応答部5604に通知する。
【0135】送信文書情報作成部5606は、上記実施
の形態9の送信文書情報作成部4903の機能に加えて
以下の機能を有する。文書情報記憶部514に記憶され
ている送信文書管理表の基地名を読み出すと、基地状態
問合せアドレス情報記憶部5603に記憶されている基
地状態問合せアドレス情報5801から該基地の端末装
置のアドレスを読み出し、基地状態の照会をする旨その
アドレスとともに送信部5607に通知する。基地状態
問合せ受信部5605から基地状態の通知を受けると、
端末装置設置情報5701のその基地状態に対応する優
先度を用いて送信文書管理表の作成を上記実施の形態9
と同様の処理で行う。
【0136】送信部5607は、上記実施の形態1の送
信部519の機能に加えて、送信文書情報作成部560
6から基地状態の照会の旨とアドレスとの通知を受ける
と、該アドレスで特定される端末装置に基地状態の照会
を受けたい旨、ネットワーク511を介して送信する。
送信先の端末装置から基地状態が「在席」である旨の通
知を受けた場合には、上記実施の形態9と同様の処理と
なるのでその具体的な説明は省略する。
【0137】また、本実施の形態の動作は、上記実施の
形態9と大略同様であり、S5102とS5104との
間に以下の動作が加えられるだけなので、その説明をす
る。送信文書情報作成部5606は、送信先の基地名を
得ると、基地状態問合せアドレス情報5801から端末
装置のアドレスを読み出し、送信部5607にそのアド
レスを通知し、基地状態の照会を指示する。
【0138】送信部5607は、該アドレスで特定され
る端末装置に基地状態を問合せる。該端末装置からの基
地状態の送信を基地状態問合せ受信部5605が受信す
ると、送信文書情報作成部5606にその基地状態を通
知する。送信文書情報作成部5606は、通知された基
地状態に対応する優先度を各端末装置の優先度として用
いる。
【0139】以上のように、本実施の形態によれば、送
信先の基地状態に応じた端末装置の優先度を定めてお
き、利用者の端末装置の利用効率を高めることができ
る。 (実施の形態12)図55は、本発明に係る文書情報通
信システムの端末装置の実施の形態12の構成図であ
る。
【0140】この端末装置5901は、入力操作部51
2と、入力制御部513と、文書情報記憶部514と、
端末装置設置情報記憶部515と、出力可能メディア属
性情報記憶部516と、送信文書情報作成部5902
と、文書要素送信先情報記憶部5903と、送信先情報
作成部5904と、送信文書情報一時記憶部5905
と、送信部519とを備えている。
【0141】送信文書情報作成部5902は、上記実施
の形態1の送信文書情報作成部518の機能に加えて、
以下の機能を有する。送信文書情報作成部5902は、
送信文書管理表に文書情報管理表から読み出した文書要
素ごとの要素データとそのサイズとを転記して、文書情
報管理表にフラグをたてた後に、文書要素送信先情報記
憶部5903にその文書要素と送信先の端末装置との一
覧である文書要素送信先情報を書き込む。図56は、文
書要素送信先情報6001を示す。
【0142】今、端末装置設置情報記憶部515に図8
に示した端末装置設置情報801が記憶され、出力可能
メディア属性情報記憶部516に図4に示した出力可能
メディア属性情報901が記憶されている場合に、文書
情報記憶部514に図7に示した文書情報管理表701
が記憶されたときには、送信文書情報作成部5905に
送信文書管理表1001、1101が作成されている。
この結果、文書要素送信先情報6001には、送信文書
管理表1001に対応する情報6007とを送信文書管
理表1101に対応する情報6008とが書き込まれて
いる。例えば、情報6007の1行目には、メディア属
性6002が「文字」でサイズ6003が「7」の要素
データ6004「会議のお知らせ」は、アドレス600
5「A@abc.def.jp」の端末装置の種別60
06「キャラクタ電子メール端末」に送信されることが
示されている。
【0143】また、送信先の全ての端末装置にフラグが
たっているとき又は、全ての要素データにフラグがたっ
ているときには、上記実施の形態1の送信文書情報作成
部518は、送信部519に送信を指示したけれども、
本実施の形態では、送信先情報作成部5904を起動す
る。文書要素送信先情報記憶部5903は、メモリから
なり、送信文書情報作成部5902によって、上述した
図60に示す文書要素送信先情報6001を作成され、
記憶している。
【0144】送信先情報作成部5904は、送信文書情
報作成部5902に起動されると、送信文書情報一時記
憶部5905に記憶されている送信文書管理表を順次読
み出し、読み出した送信文書管理表と文書要素送信先情
報記憶部5903に記憶されている文書要素送信先情報
6001とを比較し、送信文書管理表に含まれていない
要素データの送信先のアドレスを取得する。
【0145】送信先情報作成部5904は、定型文「文
書の一部を○○○に送信しました」を記憶しており、得
られたアドレスをその○○○に挿入して、追加要素デー
タとする。この追加要素データをこの送信文書管理表の
他の要素データと同様の(送信先の端末装置が出力可能
な)メディア属性に変換して送信文書管理表に書き込
む。この際、メディア属性とそのサイズとを書き込むの
は他の文書要素と同様である。
【0146】図57は、このようにして作成された送信
文書管理表6101である。この送信文書管理用610
1は、送信文書情報作成部5902で作成された部分6
102と、送信先情報作成部5404で作成された部分
6103とからなる。なお、この文書情報管理表610
1の部分6102は、上記した実施の形態1の送信部女
管理表1001と一致している。
【0147】同様に、図58は、アドレス「06−12
3−4567」の端末装置「FAX」を送信先とする送
信文書管理表6202を示している。ここで、要素デー
タ「YY..... 」は、「文書の一部をA@abc.de
f.jpに送信しました」という追加要素データをこの
端末装置で出力可能なメディア属性「モノクロ静止画」
に変換したことを示している。
【0148】送信先情報作成部5904は、全ての送信
文書管理表について追加要素データの作成が完了する
と、送信部519に送信文書管理表の内容の送信を指示
する。送信文書情報一時記憶部5905は、送信文書情
報作成部5902と送信先情報作成部5904とで作成
された図57、図58に示した送信文書管理表610
1、6201を記憶する。
【0149】次に、本実施の形態の動作を図59に示す
フローチャートを用いて説明する。なお、S6302〜
S6310は実施の形態1のS1402〜S1410と
同様であるのでその説明は省略する。送信文書情報作成
部5902は、送信文書情報一時記憶部5905の送信
文書管理表に転記した文書要素とその送信先の端末装置
のアドレスと種別とを文書要素送信先情報記憶部590
3の文書要素送信先情報に書込み(S6312)、文書
情報管理表の全ての要素データにフラグがたっているか
否かを判定する(S6314)。たっていなければS6
304に戻り、たっているときは送信先情報作成部59
04を起動する。
【0150】送信先情報作成部5904は、送信文書管
理表を1つ読み出し(S6316)、文書要素送信先情
報6001と比較して、送信文書管理表には含まれてい
ない文書要素の送信先アドレスを文書要素送信先情報6
001から取得する(S6318)。取得したアドレス
を予め記憶している定型文中に挿入して、該送信文書管
理表のメディア属性に適合した追加要素データとして書
き込む(S6320)。全ての送信文書管理表が読み出
されたか否か判定し(S6322)、読み出されていな
いときはS6316に戻り、読み出されているときは、
送信部519に送信文書管理表の内容の送信を指示する
(S6324)。
【0151】送信部519は、送信先情報作成部590
4からの指示に従い送信文書情報一時記憶部5905に
記憶されている送信文書管理表の内容を送信先端末装置
にネットワーク511を介して順次送信し(S632
6)、処理を終了する。なお、本実施の形態では、各端
末装置の種別ごとに出力可能メディア属性情報を予め記
憶しているようしたけれども、上記実施の形態2と同様
に送信先端末装置に問合せるようしてもよい。
【0152】以上のように、本実施の形態によれば、複
数の端末装置に文書要素に分割して送信したときに、一
の端末装置に含まれなかった文書要素がどの端末装置に
送信されたか利用者が知ることができるので、利用者へ
文書情報の伝達が確実となる。 (実施の形態13)図60は、本発明に係る文書情報通
信システムの端末装置の実施の形態13の構成図であ
る。
【0153】この端末装置6401は、第1文書情報受
信部6402と、第1文書情報記憶部6403と、送信
要求部6404と、要求受信部6405と、送信部64
06と、第2文書情報受信部6407と第2文書情報記
憶部6408と、文書情報統合部6409とを備えてい
る。第1文書情報受信部6402は、上記実施の形態1
〜実施の形態12までで述べた送信部519からの文書
情報の送信を受信する。文書情報を受信すると、第1文
書情報記憶部6403に記憶させるとともに送信要求部
6404を起動する。
【0154】第1文書情報記憶部6403は、第1文書
情報受信部6402が受信した図65に示すような文書
情報6501を記憶している。この文書情報6501に
は、文書情報本体6502と、本端末装置6401と同
一の基地に所属する他の端末装置のアドレス情報650
3とが含まれている。送信要求部6404は、第1文書
情報受信部6402に起動されると、第1文書情報記憶
部6403に記憶されている文書情報6501のアドレ
ス情報6503を読み出して、該アドレスで特定される
端末装置に受信した文書情報を送信するよう要求する。
【0155】要求受信部6405は、同一基地内の他の
端末装置からの文書情報の送信要求を受信すると、送信
部6406に第1文書情報記憶部6403に記憶されて
いる文書情報の送信を該他の端末装置にするよう指示す
る。送信部6406は、送信要求してきた端末装置に第
1文書情報記憶部6403に記憶されている文書情報を
送信する。
【0156】第2文書情報受信部6407は、送信要求
部6406からの要求に応じて他の端末装置から送信さ
れてきた文書情報を受信すると、第2文書情報記憶部6
408にその文書情報を記憶させるとともに、文書情報
統合部6409を起動する。第2文書情報記憶部640
8は、図62に示すような文書情報6601を記憶して
いる。
【0157】文書情報統合部6409は、第2文書情報
受信部6407によって起動されると、第1文書情報記
憶部6403に記憶されているメディア属性が「文字」
である文書情報本体6502と、第2文書情報記憶部6
407に記憶されているメディア属性が「モノクロ静止
画」である文書情報6601とを読み出し、図63に示
すように統合した文書情報6701とする。この文書情
報6701は、左方に文書情報本体6502と右方に文
書情報6601とを配している。なお、この文書情報統
合部6409は、文書情報が異なるメディア属性を有す
るものであっても、それを統合するためのメディア属性
の変換機能を有するか又は、それぞれのメディア属性を
そのまま統合する機能を有している。
【0158】次に、本実施の形態の動作を図64に示す
フローチャートを用いて説明する。先ず端末装置640
1の第1文書情報受信部6402が第1の文書情報を受
信すると(S6802)、第1文書情報記憶部6403
に一時記憶させる(6804)。送信要求部6404
は、第1の文書情報に含まれているアドレス情報を読み
出し、該アドレスの端末装置に第2の文書情報の送信要
求をする(S6806)。
【0159】第2文書情報受信部6407は、該端末装
置から第2の文書情報を受信すると(S6808)、第
2文書情報記憶部6408に第2の文書情報を一時記憶
させる(S6810)。文書情報統合部6409は、第
1文書情報記憶部6403と第2文書情報記憶部640
8とに記憶されている第1の文書情報と第2の文書情報
とを統合して(S6812)、処理を終了する。
【0160】以上のように、本実施の形態によれば、文
書を構成する各文書要素が分割されて複数の端末装置に
送信された場合、端末装置が受信した文書情報に付加さ
れたアドレス情報を用いて、別の端末装置が受信した文
書要素の送信を別の端末装置に要求してそれを受信し、
それらの文書情報を統合することにより、元の文書情報
を生成することができ、端末装置の能力等の制限によ
り、文書情報全体を一の端末装置に送信することができ
なかった場合にも、再び元の文書を再現することが可能
となる。
【0161】なお、本実施の形態においては、2つの文
書情報から元の文書を生成する例を示したが、例えば文
書情報6501にさらに別の端末装置のアドレス情報が
付加されており、それを用いてさらに別の文書情報を結
合するというように、3つ以上の文書情報から元の文書
を生成できるよう構成してもよい。また、本実施の形態
において文書情報統合部6409は、2つの文書情報を
単に横方向に並べて元の文書を生成したが、例えば文書
情報6501と文書情報6601のいずれか、あるいは
その両方に文書の統合方法に関する情報を付加してお
き、その情報を用いて統合するよう構成してもよい。例
えば、文書情報6501と文書情報6601の両方に、
それらが配置されるべき座標が付加されており、これに
したがって元の文書を生成するようしてもよい。 (実施の形態14)図65は、本発明に係る文書情報通
信システムの構成図である。この文書情報通信システム
は、複数の端末装置6901、6902、…、6908
がネットワーク6909を介して接続されている。端末
装置6901等は、それぞれ基地6910、…、691
3に所属している。
【0162】端末装置6901は、文書情報記憶部60
14と、送信部6915とを備えている。他の端末装置
6902等も同様である。ネットワーク6909内に
は、受信部6916と、文書情報記憶部6017と、端
末装置設置情報記憶部6918と、端末装置能力情報記
憶部6919と、送信文書情報作成部6920と、送信
文書情報一時記憶部6921と、送信部6922とを備
える中継装置6900が設けられている。
【0163】文書情報記憶部6914は、上記実施の形
態1〜実施の形態12で述べた文書情報記憶部514等
と同様に文書情報管理表を記憶している。送信部691
5は、文書情報記憶部6914に記憶されている文書情
報管理表をそのまま、中継装置6900内の受信部69
16に送信する。このネットワーク6909内の中継装
置6900の各構成部分は、上記実施の形態1の端末装
置501の入力操作部512と入力制御部513とが上
記受信部6916に代替された他は、実施の形態1の端
末装置501と大略同様であるのでその説明は省略す
る。
【0164】受信部6916は受信した文書情報管理表
を文書情報記憶部6917に記憶させ、送信文書情報作
成部6920を起動させる。最終的には、このネットワ
ーク内の中継装置6900の送信部6922が上記実施
の形態1の送信部519に替わり、送信先の端末装置に
送信文書情報を送信する。
【0165】このようにネットワーク6909内に1つ
の中継装置6900を設けることにより、各端末装置6
901等で個別に送信先の端末装置ごとに作成していた
送信文書管理表の作成を集中的にすることができるの
で、各端末装置の構成が簡略化することができ、中継装
置6900から送信先の端末装置へは、無駄な通信をす
ることはない。
【0166】なお、本実施の形態には、上記実施の形態
1のみならず、実施の形態2〜実施の形態12で述べた
各構成要素を中継装置6900内に取り込むことが可能
であるのは勿論である。
【0167】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、複数の基地に設置された端末装置相互間の送信文書
情報をネットワークを介して通信するシステムにおける
各端末装置であって、送信すべき複数の文書要素と、送
信先の基地名とからなる文書情報を記憶している文書情
報記憶手段と、各基地名と、各基地に設置されている端
末装置の種別と、そのアドレスとからなる端末装置設置
情報を記憶している端末装置設置情報記憶手段と、端末
装置の各種別ごとに如何なる文書情報を出力可能である
かの端末装置能力情報を管理する端末装置能力情報管理
手段と、送信すべき基地名と端末装置設置情報とに基づ
いて端末装置を選定し、端末装置能力情報に従い、送信
すべき文書情報から送信文書情報を作成する送信文書情
報作成手段と、各送信文書情報を選定された各端末装置
に送信する送信手段とを備えているので、送信文書情報
作成手段で送信先の端末装置の種別に応じた即ち、出力
可能な送信文書情報が作成されるので、送信手段から送
信される送信文書情報は、送信先の端末装置で無駄なく
出力できる。
【0168】また、本発明によれば、前記送信文書情報
作成手段は、送信すべき基地名と上記端末装置設置情報
の基地名とが一致する基地に設置されている端末装置を
送信先端末装置と選定する送信先端末装置選定部を有す
ることとしているので、送信先の基地名から送信先の端
末装置を選定することができる。また、本発明によれ
ば、前記文書情報記憶手段は、各文書要素ごとにその文
書要素の内容である要素データのメディア属性を記憶し
ているメディア属性記憶部と、各文書要素ごとにその文
書要素の内容である要素データの容量を記憶している要
素データ容量記憶部とを有し、前記端末装置能力情報管
理手段は、端末装置の種別ごとの出力可能とするメディ
ア属性を記憶している出力可能メディア属性記憶部と、
端末装置の種別ごとの受信可能とする要素データの容量
を記憶している端末装置容量記憶部とを有し、前記送信
文書情報作成手段は、前記送信先端末装置選定部で選定
された送信先端末装置の出力可能とするメディア属性と
一致するメディア属性の要素データを上記送信文書情報
に書き込んだ場合に、当該端末装置の受信可能とする要
素データの容量以下であるか否かを判定する要素データ
判定部と、前記要素データ判定部で肯定の判定をされた
とき、当該要素データを上記送信文書情報に書き込む要
素データ書込部とを有することとしているので、送信先
端末装置の出力可能なメディア属性と受信可能な容量と
に応じた送信文書情報を作成することができる。
【0169】また、本発明によれば、前記送信文書情報
作成手段は、前記要素データ判定部で否定の判定をされ
たとき、当該要素データの書込み可能な容量(端末装置
容量記憶部に記憶されている当該端末装置の受信可能と
する要素データの容量)−(送信文書情報に既に書き込
まれている要素データの容量)を計算する要素データ容
量計算部を有し、要素データの圧縮方法と圧縮可能な圧
縮率とからなる圧縮情報を記憶している圧縮情報記憶手
段と、当該要素データを上記圧縮情報の圧縮率に従い圧
縮したとき、前記要素データ容量計算部で計算された書
き込み可能な容量以下となるか否かを判定する圧縮可否
判定手段と、前記圧縮可否判定手段で肯定の判定をされ
たとき、上記書き込み可能な容量まで要素データを上記
圧縮情報の圧縮方法に従い圧縮する要素データ圧縮手段
と、前記要素データ圧縮手段で圧縮された要素データを
上記送信文書情報に書き込む圧縮要素データ書込手段と
を備えることとしているので、送信先端末装置の受信可
能容量を超えるときに、要素データを圧縮することがで
きる。
【0170】また、本発明によれば、前記圧縮情報記憶
手段は、要素データのメディア属性ごとの圧縮方法と圧
縮率とからなる圧縮情報を記憶しているメディア属性別
圧縮情報記憶部を有し、前記要素データ圧縮手段は、当
該要素データを前記メディア属性別圧縮情報記憶部に記
憶されている当該要素データのメディア属性に対応する
圧縮方法で圧縮するメディア属性圧縮部を有することと
しているので、要素データのメディア属性に対応した圧
縮ができる。
【0171】また、本発明によれば、前記文書情報記憶
手段は、各文書要素ごとにその文書要素の内容を表わす
標題を記憶している要素データ内容記憶部を有し、前記
圧縮情報記憶手段は、要素データの標題ごとの圧縮方法
と圧縮率とからなる圧縮情報を記憶している内容別圧縮
情報記憶部を有し、前記要素データ圧縮手段は、当該要
素データを前記内容別圧縮情報記憶部に記憶されている
当該要素データの題名に対応する圧縮方法で圧縮する内
容圧縮部を有することとしているので、要素データの内
容に対応した圧縮ができる。
【0172】また、本発明によれば、前記文書情報記憶
手段は、各文書要素ごとにその文書要素の内容である要
素データのメディア属性を記憶しているメディア属性記
憶部を有し、前記端末装置能力情報管理手段は、前記送
信先端末装置選定部で選定された送信先端末装置の出力
可能とするメディア属性を当該送信先端末装置から取得
する出力可能メディア属性取得部を有し、前記送信文書
情報作成手段は、前記出力可能メディア属性取得部で取
得された送信先端末装置の出力可能とするメディア属性
と一致するメディア属性の要素データを送信文書情報に
書き込む要素データ書込部を有することとしているの
で、複数の文書要素からなる文書情報が異なるメディア
属性で表現されている場合でも、端末装置の出力可能な
メディア属性で表現された文書要素を当該端末装置宛の
送信文書情報として作成するので、送信した送信文書情
報は必ず全部出力できる。
【0173】また、本発明によれば、前記出力可能メデ
ィア属性取得部は、送信先端末装置に出力可能なメディ
ア属性を問合せるメディア属性問合せ部と、送信先端末
装置からのメディア属性の応答を受信するメディア属性
受信部と、自身が出力できる要素データのメディア属性
を記憶している自己メディア属性記憶部と、他の端末装
置から出力可能なメディア属性の問合わせを受けたと
き、前記自己メディア属性記憶部に記憶しているメディ
ア属性を該他の端末装置に送信するメディア属性応答部
とを有することとしているので、送信先の端末装置が如
何なるメディア属性で表現された文書要素を出力可能か
否かを送信側端末装置が予め知らなくても、問合せるこ
とにより知ることができるので、上記と同様、送信した
送信文書情報は必ず全部出力できる。
【0174】また、本発明によれば、各文書要素ごとに
その文書要素の内容である要素データのメディア属性を
記憶しているメディア属性記憶部を有し、前記端末装置
能力情報管理手段は、端末装置の種別ごとの出力可能と
するメディア属性を記憶している出力可能メディア属性
記憶部を有し、前記送信文書情報作成手段は、前記送信
先端末装置選定部で選定された送信先端末装置の出力可
能とするメディア属性と一致するメディア属性の要素デ
ータを送信文書情報に書き込む要素データ書込部を有す
ることとしているので、複数の文書要素からなる文書情
報が異なるメディア属性で表現されている場合でも、端
末装置の出力可能なメディア属性で表現された文書要素
を当該端末装置宛の送信文書情報として作成するので、
送信した送信文書情報は必ず全部出力できる。
【0175】本発明によれば、要素情報の変換可能なメ
ディア属性間の関係であるメディア属性変換情報を予め
記憶しているメディア属性変換情報記憶手段を備え、前
記送信文書情報作成手段は、前記データ情報書込部がい
ずれの送信文書情報にも書き込むことができない要素デ
ータがあるか否かを判定する変換判定部と、前記変換判
定部があると判定したとき、上記メディア属性変換情報
に従い、選定された送信先端末装置のメディア属性に一
致したメディア属性に要素データを変換する指示をする
変換指示部とを有し、前記変換指示部の指示を受けて、
一のメディア属性を別のメディア属性の要素データに変
換するメディア属性変換手段とを備え、前記メディア属
性変換手段で変換された要素データは、前記要素データ
書込部が送信文書情報に書き込むこととしているので、
文書情報に送信先端末装置が出力できないメディア属性
で表現された文書要素を含む場合には、当該文書要素の
メディア属性を当該送信先端末装置で出力できるメディ
ア属性に変換することができる。
【0176】また、本発明によれば、同一の基地に所属
する他の端末装置に送信された第2送信文書情報がある
ときに、該他の端末装置のアドレスを付記した第1送信
文書情報を受信する第1文書情報受信手段と、前記第1
文書情報受信手段が受信した第1送信文書情報を記憶す
る第1文書情報記憶手段と、上記第1送信文書情報に付
記されたアドレスの端末装置に受信した第2送信文書情
報の送信を要求する送信要求手段と、前記送信要求手段
の要求に応じた該他の端末装置からの第2送信文書情報
を受信する第2文書情報受信手段と、上記第1送信文書
情報と第2送信文書情報とを1つの送信文書情報に統合
する文書情報統合手段とを備えることとしているので、
同一基地内に送信されてきた送信文書情報を元の文書情
報に統合して、利用者は漏れなく文書情報を利用でき
る。
【0177】また、本発明によれば、前記送信要求手段
からの第2送信文書情報の送信要求を受信する要求受信
手段と、上記送信要求に応じて受信した第2送信文書情
報を当該要求先の端末装置に送信する第2送信文書情報
送信手段とを備えることとしているので、同一基地内に
送信されてきた送信文書情報を元の文書情報に統合でき
る。
【0178】また、本発明によれば、前記文書情報記憶
手段は、各文書要素ごとにその文書要素の内容である要
素データの容量を記憶している要素データ容量記憶部を
有し、前記端末装置能力情報管理手段は、前記送信先端
末装置選定部で選定された送信先端末装置の受信可能な
要素データの容量を当該送信先端末装置から取得する端
末装置容量取得部を有し、前記送信文書情報作成手段
は、前記端末装置容量取得部で取得された送信先端末装
置の受信可能な要素データの容量の範囲内で要素情報を
送信文書情報に書き込む要素データ書込部を有すること
としているので、送信先端末装置が受信可能な容量の範
囲内で要素データを送信文書情報に含めるので通信に無
駄が生じない。
【0179】また、本発明によれば、前記端末装置容量
取得部は、送信先端末装置に受信可能な要素情報の容量
を問合せる容量問合せ部と、送信先端末装置から容量の
応答を受信する容量受信部と、自身が受信できる要素情
報の容量を記憶している自己容量記憶部と、他の端末装
置から受信可能な容量の問合せを受けたとき、前記自己
容量記憶部に記憶している容量から現在使用中の容量を
差し引いた容量を該他の端末装置に応答する容量応答部
とを有することとしているので、送信側端末装置が送信
先端末装置の受信可能な容量を予め知らなくても問合せ
ることができ、また、送信先端末装置の状況に動的に対
応した受信可能な容量を知ることができ、通信に無駄が
生じない。
【0180】また、本発明によれば、前記文書情報記憶
手段は、各文書要素ごとにその文書要素の内容である要
素データの容量を記憶している要素データ容量記憶部を
有し、前記端末装置能力情報管理手段は、端末装置の種
別ごとに受信可能とする要素データの容量を記憶してい
る端末装置容量記憶部を有し、前記送信文書情報作成手
段は、前記送信先端末装置選定部で選定された送信先端
末装置の受信可能とする要素データの容量の範囲内で要
素データを送信文書情報に書き込む要素データ書込部を
有することとしているので、送信先端末装置が受信可能
な容量の範囲内で要素データを送信文書情報に含めるの
で通信に無駄が生じない。
【0181】また、本発明によれば、前記文書情報記憶
手段は、各文書要素ごとにその文書要素の内容である要
素データの容量を記憶している要素データ容量記憶部
と、各文書要素ごとにその文書要素の送信の優先度を記
憶している文書要素優先度記憶部と、前記端末装置能力
情報管理手段は、端末装置の種別ごとに受信可能とする
要素データの容量を記憶している端末装置容量記憶部を
有し、前記送信文書情報作成手段は、優先度の上位の文
書要素の要素データを送信文書情報に書き込んだ場合
に、要素データの容量が当該送信先端末装置が受信可能
とする要素データの容量以下であるか否かを判定する要
素データ判定部と、前記要素データ判定部で肯定の判定
をされたとき、該要素データを送信文書情報に書き込む
要素データ書込部とを有することとしているので、送信
先端末装置の受信可能な要素データの容量を超えるとき
には、優先度の高い要素データを優先的に送信文書情報
に含めることができる。
【0182】また、本発明によれば、前記文書情報記憶
手段は、各文書要素ごとにその文書要素の内容である要
素データのメディア属性を記憶しているメディア属性記
憶部を有し、前記端末装置設置情報記憶手段は、端末装
置の種別ごとに文書要素を受信する優先度を記憶してい
る端末装置優先度記憶部を有し、前記端末装置能力情報
管理手段は、端末装置の種別ごとの出力可能とするメデ
ィア属性を記憶している出力可能メディア属性記憶部を
有し、前記送信文書情報作成手段は、前記送信先端末装
置選定部で選定された端末装置のうち優先度の上位の端
末装置を特定する優先端末装置特定部と、前記優先端末
装置特定部で特定された端末装置の出力可能とするメデ
ィア属性と一致するメディア属性の要素データを上記送
信文書情報に書き込む第1要素データ書込部と、前記第
1要素データ書込部で要素データを全て送信文書情報に
含めることができなかった場合に先に特定した端末装置
よりも優先度の下位の端末装置を特定する優先端末装置
再特定部と、前記優先端末装置再特定部で特定された端
末装置の出力可能とするメディア属性と一致するメディ
ア属性の要素データを他の送信文書情報に書き込む第2
要素データ書込部とを有することとしているので、送信
先端末装置の優先度の高い端末装置に送信文書情報を優
先して送信できる。
【0183】また、本発明によれば、前記送信先端末装
置選定部で選定された端末装置の通信状態を取得する通
信状態取得手段を備え、前記文書情報記憶手段は、各文
書要素ごとにその文書要素の内容である要素データのメ
ディア属性を記憶しているメディア属性記憶部を有し、
前記端末装置能力情報管理手段は、端末装置の種別ごと
の出力可能とするメディア属性を記憶している出力可能
メディア属性記憶部を有し、前記送信文書情報作成手段
は、前記通信状態取得手段で通信状態が通信可能とされ
た端末装置の出力可能とするメディア属性と一致するメ
ディア属性の要素データを送信文書情報に書き込む要素
データ書込部を有することとしているので、送信先の一
つの端末装置が現在通信可能な状態でなければ、他の端
末装置に送信するようにできる。
【0184】また、本発明によれば、前記通信状態取得
手段は、前記送信先端末装置選定部で選定された端末装
置に通信可能か否かを問合せる通信状態問合せ部と、前
記通信状態問合せ部の問合せに応じた他の端末装置から
の応答を受信する通信状態問合せ受信部と、他の端末装
置から通信可能か否かの問合せを受けると、通信可能の
応答をする通信状態問合せ応答部と、前記通信状態問合
せ受信部が他の端末装置からの応答を受信すると該端末
装置の通信状態を通信可能と判定し、前記通信状態問合
せ部の問合せ後、所定時間経過後応答がないときには通
信不可と判定する通信状態判定部とを有することとして
いるので、送信先の一つの端末装置が現在通信可能な状
態でなければ、他の端末装置に送信するようにできる。
【0185】また、本発明によれば、前記送信文書情報
作成手段で作成された送信文書情報の各文書要素とその
送信先の端末装置のアドレスとの一覧からなる文書要素
送信先情報を記憶している文書要素送信先情報記憶手段
と、前記文書要素送信先情報には含まれているが送信文
書情報には含まれていない文書要素の送信先の端末装置
のアドレスを抽出する送信先端末装置アドレス抽出手段
とを備え、前記送信文書情報作成手段は、前記送信先端
末装置アドレス抽出手段で抽出されたアドレスを当該送
信文書情報に追加して書き込む追加書込部を有すること
としているので、文書情報を分割して複数の端末装置に
送信したときに、他の端末装置の所在を明らかにして、
送信した送信文書情報を利用者が漏れなく利用できるよ
うすることができる。
【0186】また、本発明によれば、前記文書情報記憶
手段は、各文書要素ごとにその文書要素の内容である要
素データのメディア属性を記憶しているメディア属性記
憶部を有し、前記端末装置能力情報管理手段は、端末装
置の種別ごとの出力可能とするメディア属性を記憶して
いる出力可能メディア属性記憶部を有し、前記送信文書
情報作成手段は、前記送信先端末装置選定部で選定され
た送信先端末装置の出力可能とするメディア属性と一致
するメディア属性の要素データを送信文書情報に書き込
む要素データ書込部を有することとしているので、複数
の文書要素からなる文書情報が異なるメディア属性で表
現されている場合でも、端末装置の出力可能なメディア
属性で表現された文書要素を当該端末装置宛の送信文書
情報として作成するので、送信した送信文書情報は必ず
全部出力できる。
【0187】また、本発明によれば、前記追加書込部
は、前記要素データ書込部が送信文書情報に書き込んだ
と同様のメディア属性に上記アドレスを変換して書き込
むこととしているので、文書情報を分割して複数の端末
装置に送信したときに、他の端末装置の所在を明らかに
して、送信した送信文書情報を利用者が漏れなく利用で
きるようすることができる。
【0188】また、本発明によれば、各基地ごとに基地
に設置されている端末装置のいずれの端末装置に優先的
に送信文書情報を送信するかの問合せを受け付ける端末
装置のアドレスを記憶している基地状態問合せアドレス
情報記憶手段を備え、前記送信文書情報作成手段は、前
記基地状態問合せアドレス情報記憶手段に記憶されてい
る送信すべき基地名のアドレスの端末装置に基地状態を
問合せる基地状態問合せ部を有し、前記基地状態問合せ
部の問合せに応答して問合せ先の端末装置の基地状態を
受信する第1基地状態問合せ受信手段を備え、前記端末
装置設置情報記憶手段は、基地状態に応じた各端末装置
の優先度を記憶している基地状態対応優先度記憶部を有
し、前記文書情報記憶手段は、各文書要素ごとにその文
書要素の内容である要素データのメディア属性を記憶し
ているメディア属性記憶部を有し、前記端末装置能力情
報管理手段は、端末装置の種別ごとの出力可能とするメ
ディア属性を記憶している出力可能メディア属性記憶部
を有し、前記送信文書情報作成手段は、前記第1基地状
態問合せ受信手段が受信した基地状態に応じた端末装置
の優先度の上位の端末装置のメディア属性に一致する要
素データを送信文書情報に書き込む要素データ書込部を
有することとしているので、基地状態に応じた優先度に
従い送信先の端末装置を特定して送信文書情報を送信す
るので、利用者の端末装置の利用状況に対応することが
できる。
【0189】前記基地状態問合せアドレス情報記憶手段
に記憶されているアドレスで特定される端末装置は、他
の端末装置から基地状態の問合せを受信する第2基地状
態問合せ受信手段と、前記第2基地状態問合せ受信手段
が受信した問合せに応答して設定されている基地状態を
該他の端末装置に応答送信する基地状態問合せ応答手段
とを備えることとしているので、基地状態に応じた優先
度に従い送信先の端末装置を特定して送信文書情報を送
信するので、利用者の端末装置の利用状況に対応するこ
とができる。
【0190】また、本発明によれば、前記送信文書情報
作成手段は、送信先端末装置ごとに送信文書情報を作成
することとしているので、通信に無駄が生じない。更
に、本発明によれば、複数の基地に設置された端末装置
相互間で文書情報をネットワークを介して通信するシス
テムにおけるネットワーク内に設けられた中継装置であ
って、各端末装置から複数の文書要素と、送信先の基地
名とからなる文書情報の送信を受信する受信手段と、前
記受信手段が受信した文書情報を記憶する文書情報記憶
手段と、各基地名と、各基地に設置されている端末装置
の種別と、そのアドレスとからなる端末装置設置情報を
記憶している端末装置設置情報記憶手段と、端末装置の
各種別ごとに如何なる文書情報を出力可能であるかの端
末装置能力情報を管理する端末装置能力情報管理手段
と、上記文書情報に含まれる基地名と上記端末装置設置
情報の基地名とが一致する基地に設置されている端末装
置を送信先端末装置と選定し、端末装置能力情報に従
い、送信すべき文書情報から送信文書情報を作成する送
信文書情報作成手段と、各送信文書情報を選定された各
端末装置に送信する送信手段とを備えていることとして
いるので、各端末装置を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る文書情報通信システムの端末装置
の実施の形態1の構成図である。
【図2】送信側端末装置から送信する文書の一例を示す
図である。
【図3】端末装置の文書情報記憶部に記憶されている図
2に示した文書の文書情報管理表を示す図である。
【図4】端末装置の端末装置設置情報記憶部に記憶され
ている端末装置設置情報を示す図である。
【図5】端末装置の端末装置能力情報記憶部に記憶され
ている端末装置能力情報を示す図である。
【図6】端末装置の送信文書情報一時記憶部に記憶され
ている送信文書管理表を示す図である。
【図7】端末装置の送信文書情報一時記憶部に記憶され
ている送信文書管理表を示す図である。
【図8】図6に示した送信文書管理表の要素データを受
信した端末装置で表示出力された文書を示す図である。
【図9】図7に示した送信文書管理表の要素データを受
信した端末装置で表示出力された文書を示す図である。
【図10】本実施の形態の動作を説明するフローチャー
トである。
【図11】本発明に係る文書情報通信システムの端末装
置の実施の形態2の構成図である。
【図12】本発明に係る文書送受信システムの端末装置
の実施の形態3の構成図である。
【図13】端末装置の文書情報記憶部に記憶されている
文書情報管理表を示す図である。
【図14】端末装置の端末装置設置情報記憶部に記憶さ
れている端末装置設置情報を示す図である。
【図15】送信文書情報一時記憶部に記憶されている送
信文書管理表を示す図である。
【図16】メディア属性変換情報記憶部に記憶されてい
るメディア属性変換情報を示す図である。
【図17】送信文書情報一時記憶部に記憶されている送
信文書管理表を示す図である。
【図18】本実施の形態の動作を説明するフローチャー
トである。
【図19】本発明に係る文書情報通信システムにおける
端末装置の実施の形態4の構成図である。
【図20】端末装置の端末装置設置情報記憶部に記憶さ
れている端末装置設置情報を示す図である。
【図21】端末装置の受信可能容量情報記憶部に記憶さ
れている受信可能容量情報を示す図である。
【図22】端末装置の送信文書情報一時記憶部に記憶さ
れている送信文書管理表を示す図である。
【図23】端末装置の送信文書情報一時記憶部に記憶さ
れている送信文書管理表を示す図である。
【図24】本実施の形態の動作を説明するフローチャー
トである。
【図25】本発明に係る文書情報通信システムにおける
端末装置の実施の形態5の構成図である。
【図26】本発明に係る文書情報通信システムの端末装
置の実施の形態6の構成図である。
【図27】端末装置の端末装置設置情報記憶部に記憶さ
れている端末装置設置情報記憶部に記憶されている端末
装置設置情報を示す図である。
【図28】端末装置の端末装置能力情報記憶部に記憶さ
れている端末装置能力情報を示す図である。
【図29】端末装置のメディア属性圧縮情報記憶部に記
憶されているメディア属性別圧縮情報を示す図である。
【図30】端末装置の送信文書一時記憶部に記憶されて
いる送信文書管理表を示す図である。
【図31】端末装置の送信文書一時記憶部に記憶されて
いる送信文書管理表を示す図である。
【図32】本実施の形態の動作を説明するフローチャー
トである。
【図33】本発明に係る文書情報通信システムの端末装
置の実施の形態7の構成図である。
【図34】端末装置の文書情報記憶部に記憶されている
文書情報管理表を示す図である。
【図35】端末装置の要素内容別圧縮情報記憶部に記憶
されている要素内容別圧縮情報を示す図である。
【図36】端末装置の要素内容別圧縮情報記憶部に記憶
されている固有名刺辞書の一例を示す図である。
【図37】端末装置の送信文書情報一時記憶部に記憶さ
れている送信文書管理表を示す図である。
【図38】端末装置の送信文書情報一時記憶部に記憶さ
れている送信文書管理表を示す図である。
【図39】本発明に係る文書情報通信システムの端末装
置の実施の形態8の構成図である。
【図40】端末装置の文書情報記憶部に記憶されている
文書情報管理表を示す図である。
【図41】端末装置の端末装置設置情報記憶部に記憶さ
れている端末装置設置情報を示す図である。
【図42】端末装置の端末装置能力情報記憶部に記憶さ
れている端末装置能力情報を示す図である。
【図43】端末装置の送信文書情報一時記憶部に記憶さ
れている送信文書管理表を示す図である。
【図44】本実施の形態の動作を説明するフローチャー
トである。
【図45】本発明に係る文書情報通信システムの端末装
置の実施の形態9の構成図である。
【図46】端末装置の端末装置設置情報記憶部に記憶さ
れている端末装置設置情報を示す図である。
【図47】本実施の形態の動作を説明するフローチャー
トである。
【図48】本発明に係る文書情報通信システムの端末装
置の実施の形態10例の構成図である。
【図49】端末装置の端末装置設置情報記憶部に記憶さ
れている端末装置設置情報を示す図である。
【図50】端末装置の出力可能メディア情報記憶部に記
憶されている出力可能メディア情報を示す図である。
【図51】本実施の形態の動作を説明するフローチャー
トである。
【図52】本発明に係る文書情報通信システムの端末装
置の実施の形態11の構成図である。
【図53】端末装置の端末装置設置情報記憶部に記憶さ
れている端末装置設置情報を示す図である。
【図54】端末装置の基地状態問合せアドレス情報記憶
部に記憶されている基地問合せアドレス情報を示す図で
ある。
【図55】本発明に係る文書情報通信システムの端末装
置の実施の形態12の構成図である。
【図56】端末装置の文書要素送信先情報記憶部に記憶
されている文書要素送信先情報を示す図である。
【図57】端末装置の送信文書情報一時記憶部に記憶さ
れている送信文書管理表を示す図である。
【図58】端末装置の送信文書情報一時記憶部に記憶さ
れている送信文書管理表を示す図である。
【図59】本実施の形態の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図60】本発明に係る文書情報通信システムの端末装
置の実施の形態13の構成図である。
【図61】端末装置の第1文書情報記憶部に記憶されて
いる文書情報の内容を示す図である。
【図62】端末装置の第2文書情報記憶部に記憶されて
いる文書情報の内容を示す図である。
【図63】端末装置の文書情報統合部で統合された文書
情報の内容を示す図である。
【図64】本実施の形態の動作を説明するフローチャー
トである。
【図65】本発明に係る文書情報通信システムの実施の
形態14の構成図である。
【図66】従来の文書情報通信システムの端末装置の構
成図である。
【図67】従来の送信側端末装置から送信しようとする
文書の一例を示す図である。
【図68】従来の送信側端末装置の文書情報記憶部に記
憶されている図67に示した文書の文書データの説明図
である。
【図69】従来の受信側端末装置で表示出力された文書
を示す図である。
【符号の説明】
501、510、1501、1601、2301、29
01、3001、3701、4301、4901、52
01、5601、5901、6401、6901〜69
08・・・端末装置 511、6909・・・ネットワーク 512、3702、4302・・・入力操作部 513、3703、4303・・・入力制御部 514、3704、4304、6917、6914・・
・文書情報記憶部 515、4902、5602、6918・・・端末装置
設置情報記憶部 516・・・出力可能メディア属性情報記憶部 517、1506、1603、2303、2903、3
004、3706、4305、4903、5204、5
606、5902、6920・・・送信文書情報作成部 518、5905、6921・・・送信文書情報一時記
憶部 519、1505、5205、5607、6915・・
・送信部 1502・・・メディア属性情報記憶部 1503・・・問合せ受信部 1504・・・問合せ応答部 1602・・・メディア属性変換情報記憶部 1604・・・メディア属性変換部 2302・・・受信可能容量情報記憶部 2902・・・受信可能容量情報記憶部 3002、6919・・・端末装置能力情報記憶部 3003・・・メディア属性別圧縮情報記憶 3005・・・要素データ圧縮部 3705・・・要素内別圧縮情報記憶部 3707・・・要素データ圧縮部 5202・・・通信状態受信部 5203・・・通信状態問合せ応答部 5603・・・基地状態問合せアドレス情報記憶部 5604・・・基地状態問合せ応答部 5605・・・基地状態問合せ受信部 5903・・・文書用送信先情報記憶部 5904・・・送信先情報作成部 6402・・・第1文書情報受信部 6403・・・第1文書情報記憶部 6404・・・送信要求部 6405・・・要求受信部 6406・・・送信部 6407・・・第2文書情報受信部 6408・・・第2文書情報記憶部 6409・・・文書情報統合部 6900・・・中継装置 6916・・・受信部 6922・・・送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平位 純一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 菱田 利浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基地に設置された端末装置相互間
    の送信文書情報をネットワークを介して通信するシステ
    ムにおける各端末装置であって、 送信すべき複数の文書要素と、送信先の基地名とからな
    る文書情報を記憶している文書情報記憶手段と、 各基地名と、各基地に設置されている端末装置の種別
    と、そのアドレスとからなる端末装置設置情報を記憶し
    ている端末装置設置情報記憶手段と、 端末装置の各種別ごとに如何なる文書情報を出力可能で
    あるかの端末装置能力情報を管理する端末装置能力情報
    管理手段と、 送信すべき基地名と端末装置設置情報とに基づいて端末
    装置を選定し、端末装置能力情報に従い、送信すべき文
    書情報から送信文書情報を作成する送信文書情報作成手
    段と、 各送信文書情報を選定された各端末装置に送信する送信
    手段とを備えていることを特徴とする端末装置。
  2. 【請求項2】 前記送信文書情報作成手段は、 送信すべき基地名と上記端末装置設置情報の基地名とが
    一致する基地に設置されている端末装置を送信先端末装
    置と選定する送信先端末装置選定部を有することを特徴
    とする請求項1記載の端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の前記文書情報記憶手段
    は、 各文書要素ごとにその文書要素の内容である要素データ
    のメディア属性を記憶しているメディア属性記憶部と、 各文書要素ごとにその文書要素の内容である要素データ
    の容量を記憶している要素データ容量記憶部とを有し、 前記端末装置能力情報管理手段は、 端末装置の種別ごとの出力可能とするメディア属性を記
    憶している出力可能メディア属性記憶部と、 端末装置の種別ごとの受信可能とする要素データの容量
    を記憶している端末装置容量記憶部とを有し、 前記送信文書情報作成手段は、 前記送信先端末装置選定部で選定された送信先端末装置
    の出力可能とするメディア属性と一致するメディア属性
    の要素データを上記送信文書情報に書き込んだ場合に、
    当該端末装置の受信可能とする要素データの容量以下で
    あるか否かを判定する要素データ判定部と、 前記要素データ判定部で肯定の判定をされたとき、当該
    要素データを上記送信文書情報に書き込む要素データ書
    込部とを有することを特徴とする端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の前記送信文書情報作成手
    段は、 前記要素データ判定部で否定の判定をされたとき、当該
    要素データの書込み可能な容量(端末装置容量記憶部に
    記憶されている当該端末装置の受信可能とする要素デー
    タの容量)−(送信文書情報に既に書き込まれている要
    素データの容量)を計算する要素データ容量計算部を有
    し、 要素データの圧縮方法と圧縮可能な圧縮率とからなる圧
    縮情報を記憶している圧縮情報記憶手段と、 当該要素データを上記圧縮情報の圧縮率に従い圧縮した
    とき、前記要素データ容量計算部で計算された書き込み
    可能な容量以下となるか否かを判定する圧縮可否判定手
    段と、 前記圧縮可否判定手段で肯定の判定をされたとき、上記
    書き込み可能な容量まで要素データを上記圧縮情報の圧
    縮方法に従い圧縮する要素データ圧縮手段と、 前記要素データ圧縮手段で圧縮された要素データを上記
    送信文書情報に書き込む圧縮要素データ書込手段とを備
    えることを特徴とする端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の前記圧縮情報記憶手段
    は、 要素データのメディア属性ごとの圧縮方法と圧縮率とか
    らなる圧縮情報を記憶しているメディア属性別圧縮情報
    記憶部を有し、 前記要素データ圧縮手段は、 当該要素データを前記メディア属性別圧縮情報記憶部に
    記憶されている当該要素データのメディア属性に対応す
    る圧縮方法で圧縮するメディア属性圧縮部を有すること
    を特徴とする端末装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の前記文書情報記憶手段
    は、 各文書要素ごとにその文書要素の内容を表わす題名を記
    憶している要素データ内容記憶部を有し、 前記圧縮情報記憶手段は、 要素データの題名ごとの圧縮方法と圧縮率とからなる圧
    縮情報を記憶している内容別圧縮情報記憶部を有し、 前記要素データ圧縮手段は、 当該要素データを前記内容別圧縮情報記憶部に記憶され
    ている当該要素データの題名に対応する圧縮方法で圧縮
    する内容圧縮部を有することを特徴とする端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の前記文書情報記憶手段
    は、 各文書要素ごとにその文書要素の内容である要素データ
    のメディア属性を記憶しているメディア属性記憶部を有
    し、 前記端末装置能力情報管理手段は、 前記送信先端末装置選定部で選定された送信先端末装置
    の出力可能とするメディア属性を当該送信先端末装置か
    ら取得する出力可能メディア属性取得部を有し、 前記送信文書情報作成手段は、 前記出力可能メディア属性取得部で取得された送信先端
    末装置の出力可能とするメディア属性と一致するメディ
    ア属性の要素データを送信文書情報に書き込む要素デー
    タ書込部を有することを特徴とする端末装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の前記出力可能メディア属
    性取得部は、 送信先端末装置に出力可能なメディア属性を問合せるメ
    ディア属性問合せ部と、 送信先端末装置からのメディア属性の応答を受信するメ
    ディア属性受信部と、 自身が出力できる要素データのメディア属性を記憶して
    いる自己メディア属性記憶部と、 他の端末装置から出力可能なメディア属性の問合わせを
    受けたとき、前記自己メディア属性記憶部に記憶してい
    るメディア属性を該他の端末装置に送信するメディア属
    性応答部とを有することを特徴とする端末装置。
  9. 【請求項9】 請求項2記載の前記文書情報記憶手段
    は、 各文書要素ごとにその文書要素の内容である要素データ
    のメディア属性を記憶しているメディア属性記憶部を有
    し、 前記端末装置能力情報管理手段は、 端末装置の種別ごとの出力可能とするメディア属性を記
    憶している出力可能メディア属性記憶部を有し、 前記送信文書情報作成手段は、 前記送信先端末装置選定部で選定された送信先端末装置
    の出力可能とするメディア属性と一致するメディア属性
    の要素データを送信文書情報に書き込む要素データ書込
    部を有することを特徴とする端末装置。
  10. 【請求項10】 要素情報の変換可能なメディア属性間
    の関係であるメディア属性変換情報を予め記憶している
    メディア属性変換情報記憶手段を備え、 前記送信文書情報作成手段は、 前記データ情報書込部がいずれの送信文書情報にも書き
    込むことができない要素データがあるか否かを判定する
    変換判定部と、 前記変換判定部があると判定したとき、上記メディア属
    性変換情報に従い、選定された送信先端末装置のメディ
    ア属性に一致したメディア属性に要素データを変換する
    指示をする変換指示部とを有し、 前記変換指示部の指示を受けて、一のメディア属性を別
    のメディア属性の要素データに変換するメディア属性変
    換手段とを備え、 前記メディア属性変換手段で変換された要素データは、
    前記要素データ書込部が送信文書情報に書き込むことを
    特徴とする請求項8又は9記載の端末装置。
  11. 【請求項11】 同一の基地に所属する他の端末装置に
    送信された第2送信文書情報があるときに、該他の端末
    装置のアドレスを付記した第1送信文書情報を受信する
    第1文書情報受信手段と、 前記第1文書情報受信手段が受信した第1送信文書情報
    を記憶する第1文書情報記憶手段と、 上記第1送信文書情報に付記されたアドレスの端末装置
    に受信した第2送信文書情報の送信を要求する送信要求
    手段と、 前記送信要求手段の要求に応じた該他の端末装置からの
    第2送信文書情報を受信する第2文書情報受信手段と、 上記第1送信文書情報と第2送信文書情報とを1つの送
    信文書情報に統合する文書情報統合手段とを備えること
    を特徴とする請求項2又は10記載の端末装置。
  12. 【請求項12】 前記送信要求手段からの第2送信文書
    情報の送信要求を受信する要求受信手段と、 上記送信要求に応じて受信した第2送信文書情報を当該
    要求先の端末装置に送信する第2送信文書情報送信手段
    とを備えることを特徴とする請求項11記載の端末装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項2記載の前記文書情報記憶手段
    は、 各文書要素ごとにその文書要素の内容である要素データ
    の容量を記憶している要素データ容量記憶部を有し、 前記端末装置能力情報管理手段は、 前記送信先端末装置選定部で選定された送信先端末装置
    の受信可能な要素データの容量を当該送信先端末装置か
    ら取得する端末装置容量取得部を有し、 前記送信文書情報作成手段は、 前記端末装置容量取得部で取得された送信先端末装置の
    受信可能な要素データの容量の範囲内で要素情報を送信
    文書情報に書き込む要素データ書込部を有することを特
    徴とする端末装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の前記端末装置容量取
    得部は、 送信先端末装置に受信可能な要素情報の容量を問合せる
    容量問合せ部と、 送信先端末装置から容量の応答を受信する容量受信部
    と、 自身が受信できる要素情報の容量を記憶している自己容
    量記憶部と、 他の端末装置から受信可能な容量の問合せを受けたと
    き、前記自己容量記憶部に記憶している容量から現在使
    用中の容量を差し引いた容量を該他の端末装置に応答す
    る容量応答部とを有することを特徴とする端末装置。
  15. 【請求項15】 請求項2記載の前記文書情報記憶手段
    は、 各文書要素ごとにその文書要素の内容である要素データ
    の容量を記憶している要素データ容量記憶部を有し、 前記端末装置能力情報管理手段は、 端末装置の種別ごとに受信可能とする要素データの容量
    を記憶している端末装置容量記憶部を有し、 前記送信文書情報作成手段は、 前記送信先端末装置選定部で選定された送信先端末装置
    の受信可能とする要素データの容量の範囲内で要素デー
    タを送信文書情報に書き込む要素データ書込部を有する
    ことを特徴とする端末装置。
  16. 【請求項16】 請求項2記載の前記文書情報記憶手段
    は、 各文書要素ごとにその文書要素の内容である要素データ
    の容量を記憶している要素データ容量記憶部と、 各文書要素ごとにその文書要素の送信の優先度を記憶し
    ている文書要素優先度記憶部と、 前記端末装置能力情報管理手段は、 端末装置の種別ごとに受信可能とする要素データの容量
    を記憶している端末装置容量記憶部を有し、 前記送信文書情報作成手段は、 優先度の上位の文書要素の要素データを送信文書情報に
    書き込んだ場合に、要素データの容量が当該送信先端末
    装置が受信可能とする要素データの容量以下であるか否
    かを判定する要素データ判定部と、 前記要素データ判定部で肯定の判定をされたとき、該要
    素データを送信文書情報に書き込む要素データ書込部と
    を有することを特徴とする端末装置。
  17. 【請求項17】 請求項2記載の前記文書情報記憶手段
    は、 各文書要素ごとにその文書要素の内容である要素データ
    のメディア属性を記憶しているメディア属性記憶部を有
    し、 前記端末装置設置情報記憶手段は、 端末装置の種別ごとに文書要素を受信する優先度を記憶
    している端末装置優先度記憶部を有し、 前記端末装置能力情報管理手段は、 端末装置の種別ごとの出力可能とするメディア属性を記
    憶している出力可能メディア属性記憶部を有し、 前記送信文書情報作成手段は、 前記送信先端末装置選定部で選定された端末装置のうち
    優先度の上位の端末装置を特定する優先端末装置特定部
    と、 前記優先端末装置特定部で特定された端末装置の出力可
    能とするメディア属性と一致するメディア属性の要素デ
    ータを上記送信文書情報に書き込む第1要素データ書込
    部と、 前記第1要素データ書込部で要素データを全て送信文書
    情報に含めることができなかった場合に先に特定した端
    末装置よりも優先度の下位の端末装置を特定する優先端
    末装置再特定部と、 前記優先端末装置再特定部で特定された端末装置の出力
    可能とするメディア属性と一致するメディア属性の要素
    データを他の送信文書情報に書き込む第2要素データ書
    込部とを有することを特徴とする端末装置。
  18. 【請求項18】 前記送信先端末装置選定部で選定され
    た端末装置の通信状態を取得する通信状態取得手段を備
    え、 前記文書情報記憶手段は、 各文書要素ごとにその文書要素の内容である要素データ
    のメディア属性を記憶しているメディア属性記憶部を有
    し、 前記端末装置能力情報管理手段は、 端末装置の種別ごとの出力可能とするメディア属性を記
    憶している出力可能メディア属性記憶部を有し、 前記送信文書情報作成手段は、 前記通信状態取得手段で通信状態が通信可能とされた端
    末装置の出力可能とするメディア属性と一致するメディ
    ア属性の要素データを送信文書情報に書き込む要素デー
    タ書込部を有することを特徴とする請求項2記載の端末
    装置。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の前記通信状態取得手
    段は、 前記送信先端末装置選定部で選定された端末装置に通信
    可能か否かを問合せる通信状態問合せ部と、 前記通信状態問合せ部の問合せに応じた他の端末装置か
    らの応答を受信する通信状態問合せ受信部と、 他の端末装置から通信可能か否かの問合せを受けると、
    通信可能の応答をする通信状態問合せ応答部と、 前記通信状態問合せ受信部が他の端末装置からの応答を
    受信すると該端末装置の通信状態を通信可能と判定し、
    前記通信状態問合せ部の問合せ後、所定時間経過後応答
    がないときには通信不可と判定する通信状態判定部とを
    有することを特徴とする端末装置。
  20. 【請求項20】 前記送信文書情報作成手段で作成され
    た送信文書情報の各文書要素とその送信先の端末装置の
    アドレスとの一覧からなる文書要素送信先情報を記憶し
    ている文書要素送信先情報記憶手段と、 前記文書要素送信先情報には含まれているが送信文書情
    報には含まれていない文書要素の送信先の端末装置のア
    ドレスを抽出する送信先端末装置アドレス抽出手段とを
    備え、 前記送信文書情報作成手段は、 前記送信先端末装置アドレス抽出手段で抽出されたアド
    レスを当該送信文書情報に追加して書き込む追加書込部
    を有することを特徴とする請求項2記載の端末装置。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の前記文書情報記憶手
    段は、 各文書要素ごとにその文書要素の内容である要素データ
    のメディア属性を記憶しているメディア属性記憶部を有
    し、 前記端末装置能力情報管理手段は、 端末装置の種別ごとの出力可能とするメディア属性を記
    憶している出力可能メディア属性記憶部を有し、 前記送信文書情報作成手段は、 前記送信先端末装置選定部で選定された送信先端末装置
    の出力可能とするメディア属性と一致するメディア属性
    の要素データを送信文書情報に書き込む要素データ書込
    部を有することを特徴とする端末装置。
  22. 【請求項22】 前記追加書込部は、前記要素データ書
    込部が送信文書情報に書き込んだと同様のメディア属性
    に上記アドレスを変換して書き込むことを特徴とする請
    求項21記載の端末装置。
  23. 【請求項23】 各基地ごとに基地に設置されている端
    末装置のいずれの端末装置に優先的に送信文書情報を送
    信するかの問合せを受け付ける端末装置のアドレスを記
    憶している基地状態問合せアドレス情報記憶手段を備
    え、 前記送信文書情報作成手段は、 前記基地状態問合せアドレス情報記憶手段に記憶されて
    いる送信すべき基地名のアドレスの端末装置に基地状態
    を問合せる基地状態問合せ部を有し、 前記基地状態問合せ部の問合せに応答して問合せ先の端
    末装置の基地状態を受信する第1基地状態問合せ受信手
    段を備え、 前記端末装置設置情報記憶手段は、 基地状態に応じた各端末装置の優先度を記憶している基
    地状態対応優先度記憶部を有し、 前記文書情報記憶手段は、 各文書要素ごとにその文書要素の内容である要素データ
    のメディア属性を記憶しているメディア属性記憶部を有
    し、 前記端末装置能力情報管理手段は、 端末装置の種別ごとの出力可能とするメディア属性を記
    憶している出力可能メディア属性記憶部を有し、 前記送信文書情報作成手段は、 前記第1基地状態問合せ受信手段が受信した基地状態に
    応じた端末装置の優先度の上位の端末装置のメディア属
    性に一致する要素データを送信文書情報に書き込む要素
    データ書込部を有することを特徴とする請求項1記載の
    端末装置。
  24. 【請求項24】 前記基地状態問合せアドレス情報記憶
    手段に記憶されているアドレスで特定される端末装置
    は、 他の端末装置から基地状態の問合せを受信する第2基地
    状態問合せ受信手段と、 前記第2基地状態問合せ受信手段が受信した問合せに応
    答して設定されている基地状態を該他の端末装置に応答
    送信する基地状態問合せ応答手段とを備えることを特徴
    とする請求項23記載の端末装置。
  25. 【請求項25】 前記送信文書情報作成手段は、送信先
    端末装置ごとに送信文書情報を作成することを特徴とす
    る請求項5、6、8、9、14又は15記載の端末装
    置。
  26. 【請求項26】 複数の基地に設置された端末装置相互
    間で文書情報をネットワークを介して通信するシステム
    におけるネットワーク内に設けられた中継装置であっ
    て、 各端末装置から複数の文書要素と、送信先の基地名とか
    らなる文書情報の送信を受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した文書情報を記憶する文書情報記
    憶手段と、 各基地名と、各基地に設置されている端末装置の種別
    と、そのアドレスとからなる端末装置設置情報を記憶し
    ている端末装置設置情報記憶手段と、 端末装置の各種別ごとに如何なる文書情報を出力可能で
    あるかの端末装置能力情報を管理する端末装置能力情報
    管理手段と、 上記文書情報に含まれる基地名と上記端末装置設置情報
    の基地名とが一致する基地に設置されている端末装置を
    送信先端末装置と選定し、端末装置能力情報に従い、送
    信すべき文書情報から送信文書情報を作成する送信文書
    情報作成手段と、 各送信文書情報を選定された各端末装置に送信する送信
    手段とを備えている。ことを特徴とする中継装置。
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